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恥をかくことを恐れず、使える英語を身につけたいのだが、という人には、これしかない。嫌われることを覚悟で吼えてみたい。 Just tough it out.「この国際時代だ。英語はまじめにやれ」と。こういうのを狼の遠吼え(howling)という。「英語をやって損はしないよ」ではまだ弱い。犬の近吠えだ。howlingとbarkingの違いは大きい。
2008年08月31日
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何、英語力でメダルがとれないって? ふざけんな、と怒る日本人が出てこないか。そういう格闘技を教える教育機関が日本で一つある。ICEEを主催している紘道館、そしてジュニア紘道館に変わりつつあるメンター・ダイヤモンド塾だ。 日本人は追いつめられると、開き直る。この開き直ることをナニワ英語ではtough it out(タフェラウ)という。人の前で英語を話すのはいやだが、「かつて外国の大学を出たんだぞ」、「検定試験でいい成績を収めた」、「人の前ではしゃべらないけど、ガイコクジンと一対一になったら、英語なんかペラペラに喋れるさ」、とうそぶく文明人が多い。こういう都会風の開き直りには、ハッタリ(虚勢)が多いから、bluff it out(ブラフェラウ)という。
2008年08月30日
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わかるわかる、だけではディベーターとしては失格。なにか解決案がないとディベーターとはいえない。他国と対等にモノが言える人間をどうつくるのか。少なくとも英語でディベート・交渉のできるグローバル人間を育てようと勇気を出して言えないものか。 英語をやれ!と言えば、品格を疑われる。英語なんか、それより国語が先決ではないかと学者達やマスコミは異口同音に言う。これが優等生解答。とくに英語のできる人が、「英語なんか」と謙遜すれば、尊敬される。Funny。オリンピックのメダル数の多い国は、すべて英語ができる。力が強いから発言力がある。英語ができるから、ルールなどコロコロ変えてしまう。柔道で金メダルをとっても、外交面ではメダルがとれない。柔道のルールもすべて、英語力と交渉力で変えられてしまう。交渉力を伸ばす一番てっとり早い方法は、ディベートを学ぶことだ。情報力+人間力+英語力。ナニワ英語の真髄だ。ナニワ人は、ええかっこがキライ。ゼニになる英語を求める。検定試験の点数だけで示された英語力では、メシが食えない。中国のオリンピック選手のように、プロだけに参加させるか、兵役免除のために参加する韓国のセミプロに勝てない理由は何か?英語コミュニケーションのオリンピックをやれば、日本は参加しないだろう。筆記試験じゃないといやだ、とごねて。参加すればアジアでも最下位になる。メダルはとれないだろう。
2008年08月28日
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なぜ、オリンピックのことをブログに書かないのか、と言われたことがある。「嫌いなの?」「嫌いではない。見てる。感動もする。とくに、韓国とのメダル獲得数が気になる」 それなのに、なぜ書かないのか。なんとなく書く気になれないのだ。そんな時、ふと手にした「日刊ゲンダイ」(8/25)が私の潜在意識に火をつけた。星野ジャパン糾弾の嵐、野球もサッカーも韓国より弱いニッポン―― 競技人口も多く歴史も古くカネも沢山あるのに弱小韓国にやられ続けるこの国のダメな理由 ――いつもの調子で自民党を叩いているのではない。オリンピックで韓国に負けっぱなしの日本に対し、読者を代表して腹をたてているのだ。返す刀でこうとも言う。自分で考える能力がなく他人と違うことをやると仲間外れにされ、スポーツ界ばかりでなく政治家にも経済人にも他国と対等にモノを言える人間もいない。情けない国民性が起因。まさに八つ当たり。しかし、その怒りがわかるのだ。\がんばった選手たちには拍手を贈りたい/
2008年08月27日
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やっと会えた。あの長岡のカマキリ博士。7月22日。酒井與喜夫という工学博士。浜岡氏も会いたくて、滞在を一日延ばし、蓬原温泉に泊まるという。この変人といわれたカマキリ仙人。やはりB型だった。熊楠(粘菌人間)、丸山直樹氏(オオカミ男)、そしてこのカマキリの化身、すべてB型なのだ。化身? そう、酒井氏のそばでは、カマキリも、動物(犬、猫、鳥)も、金魚までも無防備になり、逃げないばかりか近寄ってくる。浜岡氏も私も目撃している。この人は自然の権化!浜岡氏に、新幹線の中で「この人物にもうすぐ会えるのだ」と、酒井氏の写真を見せた途端、「いい顔してるな」と驚いた。私は、氏の眼が人を惹きつけるのだと思った。ノーベル賞候補、アメリカのCIA、その他の調査機関からも目をつけられている。カマキリから学び、独特(手作り)のセンサーを開発されたというからまさに、理工学者の中でも天才肌。地中の震動を聞かせてもらったが、まさに、地球は母なのだ。母の胎動を聞いているようだった。 わが庭に棲むカマキリ
2008年08月26日
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伊藤真吾(31)。農業革命に闘志を燃やすこの若者は将来モノになる。陰徳が積める男。勉強ではなく学問を積めば、大物になる。眼でわかった。勉強は、バッテリーを充電するようなものですぐに切れる。試験のスコアなど、あっという間に切れる。 学問は、磁気を帯びることだ。こんな男に紘道館に来て欲しい。しかし交通費がちと高過ぎる。佐渡はこちらから出向くところ。7月21日。東京から、紘道館の浜岡塾頭と、ワールド・フォーラム主幹事の佐宗邦皇氏の二人が昼頃、両津の港に着く。伊藤君(もう弟子のようなもの)の車で迎えに行く。赤泊の「北雪酒造」、「竜の洞穴」を経て、6時前に、佐渡相川温泉「ホテルめおと」に着く。高野宏一郎市長と合流する。夕陽が美しかった。「佐渡が日本を救う」という12月のワールド・フォーラム企画の話し合いをしたかったが、煮つめにまでは至らなかった。市長は多忙過ぎる。副市長制を採用しては ―― 宮越元上越市長のように ―― と思う。12月13日(ワールド・フォーラム)は、別企画で来年に回し、新潟経済圏まで巻き込むことにした。余談だが、この日の前日読んだジャパン・タイムズに、オコゼ(toadfish)が音霊(おとだま)の原点となるのでは、というおもしろい記事があり、調査を始めた。南方熊楠にまた戻ってしまった。北一輝からオコゼ。山の神(オオカミ)とオコゼの関係は、熊楠も柳田國男も興味をもった話題だが、音声のコミュニケーションの角度から論じるのは、やはり西山名人の弟子ならではと自負したくなる。
2008年08月25日
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佐渡へ渡る一日前、村上の大和屋旅館に投宿。初めての瀬波温泉。初泳ぎ。7月20日。 「こだわりの宿」という詩を書く。(紘道館館長ブログ参照)このホテルから、イヨボヤ会館へ送ってもらう。ここで、鮭の気迫を再認識した。産卵後の鮭のように、あの世へ旅立たれた西山千師匠は、生前よく仰っていた。「同時通訳は気迫ですよ」と。鮭は命懸けで三面(みおもて)川を遡上して、産卵する。師が必死に世に伝えようともがいたものが何であったか。『同時通訳の名人』を一刻も早く世に伝えたい。気は焦るばかり…。やっと佐渡島へたどり着く。三村氏の下に馳せ参じた5、6名はすべて英語で通じる相手ばかり。show and tell。Johnny Walesというネイティヴも加わり、久しぶりに英語で火を吹いた。投宿先の長浜荘でマクロビオティックの天野夫人と、ヤング・ホープの伊藤氏と佐渡の未来を語り盛り上がる。麻の栽培もおもしろい。この一瞬会った伊藤という若者、英語はできないが、何か大物になりそうだ。私の脳幹に狂いがなければ…。その夜、佐渡が産んだ悲劇の革命家、北一輝の物語を読んだ。 佐渡の『長浜荘』
2008年08月24日
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自殺の流れを朱字で私の日記に書いた。7月19日。有島武郎の愛人との情死に始まり、芥川龍之介の自殺、この自殺に動かされたのが太宰治と三島由紀夫。太宰が心中、そして三島が追う。その流れを目撃してきた川端康成も自殺。ずーっと後に、伊丹十三が文学死を迎える。自殺は伝染するのか。7月19日の日記エッセーの見出しは、「死よ驕るなかれ!」にした。若き頃の太宰治が、吹き出しで私に語る。「日記やブログを書いて、タダ働きするのもいいが、どうやって家族を食べさせていくのですか」あのプライドの高い太宰も、生活のためにはプライドを捨てた。やはり、モーツアルトのように、食うためには、三文オペラも書くか。いや、このブログが三文オペラといっているわけではない ―― そう言ってたりして。I was joking. 『國文學』 08月号の、「文学の中の死」という特集が興味深い
2008年08月23日
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満月の日は弘前で泊まる。あの美しい十二湖の青池。青に戻る。7月18日。太宰治の『津軽』を速読するが、青が多い。三島由紀夫も青が好きだった。二人は近親憎悪??? どうもよく似ているのだ。 三島が太宰を嫌えば嫌うほど、二人とも駄々っ子のように似通ってくる。「ノーベル平和賞を私に」と川端康成に哀願する、太宰の無様な態度を三島は嗤ったが、三島が太宰の面前で「僕はあなたの文学が嫌いだ」と言った、あの発言も大人気ない。好き嫌いが激しいのも芸術家。二人はまるで合わせ鏡 ―― mirroring each other。どちらも裕福な家庭に育った、ぜいたくなコンプレックス。片方は、何度も心中を繰り返し、もう一方は大義名分を意識して割腹自殺。自殺に変りはない。二人とも、勝手に彼方の青~い世界へ旅立ったのだから。今、『蟹工船』、『斜陽』、『人間失格』が読まれ始めているという。日本が暗くなっていく。死に方(death wish)を意識し始めたのか。
2008年08月22日
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一揆を起こすのは、深夜に結集する狼群団のようなもの。ローマは番犬が強く、周辺の狼のような蛮族ともいい勝負をした。もともとローマを産んだのは、母狼だったから、犬に進化(退化?)しても強い。 7月17日。数冊の本と一緒に、遠野から新花巻、盛岡、秋田、そしてやっと能代に着く。かつてICEEでチャンピオンになった佐藤直人君は、こんな悲惨な…いや失言…こんな辺鄙な町が活動の舞台となったのか。はぐれ狼を群狼に戻さねば…。かつて「英語道友の会」が活発だった頃、この地を訪れた。24年も前になる。柴崎(ヨミウリ)、河谷(マレーシア)、大谷(体育会系の英語教師)、西川(八戸英語道場チーフ)と、有段者級がここでキリタンポ料理に舌鼓を打った。あのキリタンポ鍋が再びここにある。直人君の肝っ玉母さんもここにいる。海や汽船、そしてミョウガ畑が見えなくなったが、秋田の縄文気質は残っている。色紙に書いた内容はこれ(新ネタ)。 犬の近吠え 狼の遠吼え東京から松本先生を呼ぶので協力をと願ったが、近くの某大学(以下羊大学)の羊教授から、「協力しない」と枕詞なしのつれないEメールの返事。直人君が可愛がっていた、可愛い女の子が、准教授にまで出世すると、狼先生たちとはつきあってはいけない、出世の妨げになると言われたのであろう。佐藤君は傷ついた。そしてその話を耳にした私も。狼も傷つくのだ。多分、羊以上に。
2008年08月21日
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目が覚めた。あの夏の東北旅行の残像をたよりに、後期印象派のタッチで書き綴ってみる。私の絵日記も参考になるだろう。さあ、旅にでるぞー。 『同時通訳の名人(仮題)』(角川学芸出版)の脱稿も近づいたので、あの世の西山師匠と共に東北の独り旅に出る。これを「カマキリ旅行」と名付ける。後期印象派という画風で、10日間の旅日記をさらにブログ風に薄めて素描(デッサン)する。7月16日。上野から遠野へ。車中で、葛西四朗氏の『遠野百姓一揆物語』を読破。『ローマ人の物語』とダブッておもしろい。一揆は戦争なのだ。負ければ白洲へしょっぴかれ、首謀者は死罪。この真剣勝負に勝つには、1. 百姓が絶対勝つという自信をもつこと。2. しっかりした本陣をつくること。3. できる大将を集め、相談、連絡させること。4. 勢いをつけよ。法螺貝や太鼓などの鳴物を派手に鳴らすこと。5. 刀なしで勝つため、竹槍や脇差しで身を固め、勇気を示すこと。6. 飯や漬物を十分用意すること。7. 薬や手当てをする人も用意すること。8. 密偵に漏れぬよう、早く知らせるな。9. 運搬(荷物掛り)の掛りを決めておくこと。10. 大将と参謀が決めたことは、百姓にも知らせてはいけない。
2008年08月20日
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波に浮かぶコルクのようにブログを書くんだ。そう、自分に言い聞かせているが、プロライターの自意識が強く、アイデアが浮かばず、波に乗れないのがもどかしい。 プロライターでも、塩野七生級になると違う。お金のとれるライターだ。文藝春秋にブログ調で書かれたエッセーが連載されている。それが収入に結びつく。テレビで知った。一日5000件近いアクセスのあるブロガーがいることを。 ......何、......で、......を飲んでいる。 何もいうことがない。 ...... ...... ...... もう、寝るか。じゃまた (ウロ覚えだがたしか広島弁)別に、ブログで稼ぐ必要はない。それにしても、私がこんな風に軽く書けるわけがない。でも、次回からやってみるか。今晩は寝る。ホナラ......
2008年08月19日
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力武君の母親と私の交渉は電話でたしか1時間以上に及んだ。横でオロオロして聞いていた力武君は、「先生の交渉はすごいですね」と一言。 お伴してくれることになった。果たして当日、何もなかった。いや確かに地震の揺れは多くの受講者が感じた。しかし私は感じなかった。少なくとも、アシスタントのキャンセルを認める敗北宣言をするほどの地震ではない。何事もなかったも同然。しかし翌朝の新聞を見ると、半島の沖合いで地震があったと報道されていた。力武常次氏の予測は外れていなかった。痛み分けというところか。交渉はディベートとは違う。
2008年08月18日
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かつて紘道館に、力武健次(当時東大4年生)という優秀な塾頭がいた。よくサウナで徹夜のディベートをした。ある日、大成建設から一泊二日のディベート交渉研修を依頼された。アシスタントとして、力武君を湯河原研修所へ連れて行くことに決めた。その時、彼の母親から「待った」がかかった。 「先生のお伴は光栄なのですが、夫(力武常次氏)は世界的な地震の権威でして、ちょうどその日に、伊豆で地震が起るから、その日は息子を行かせるな、と止められて困っています」とのこと。一人息子だから可愛いのはわかる。父親に孝ならんとすれば、師の私に対する忠は捨てなければならない。―― 困った。「お前はどうする。お前の父と私のどちらを選ぶのか。私は不死身の人間だ。私が行くところは、災害なんかはない」(かなり無謀な論法だが、それほど力武君の存在が大きく、側にいて欲しかったのだ)力武君は、黙ってしまった。暫くして口を開きこう言った。「じゃ、母親を説得してください」その夜、力武君の母親に電話をかけた。(つづく)
2008年08月17日
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なぜお盆が近づく頃には、幽霊の話がでるのか。こわーい話、こわーい映画が観たくなる。地震に関する怪情報も、夏になると賑やかになる。ディベートを勧める私は、予言ゲームにもロジックを通せという。 そもそもディベーターは、論題の設定にこだわる。「ドルが紙クズになる」。ずーっと以前から言われていたことだが、いつという限定がない限り、無効なのだ(カール・ホッパー)。同じようにディベーターは限定(qualifications)にうるさい。大地震が起ると予言する場合、最低 1.いつ、2.どこで、3.どれくらいの規模の地震が発生するのか、という3点を明確にしておく必要がある。1.たしかに起ったが、地域が離れていた、とか、2.その土地の霊能者が必死に祈ったから通過したのだろう、とか、3.日時に少しのズレがあっただけさ、というような隙だらけの予言は、予言とはいえない。突っ込むことができないからだ、と哲学者のカール・ホッパー(ジョージ・ソロスの師)は言う。予言者は、宗教者ではない。ニューエイジ活動家であってもいけない。世の中を惑わす人であってはならない。そう簡単に、地球の破滅を占ってもらっては困る。若い人の未来に対する希望を奪っては、年金を払う人がいなくなる。国家を破滅させることが予言者の使命ではあるまい。
2008年08月16日
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長岡のカマキリ博士・酒井與喜夫氏に、「いかに確率が高くても、先生ご自身が有名になられても、それで会社が食べていけるのですか」と、reality checkをかける。 「そこが問題です。酒井無線の創始者ですが、半分私の趣味でやっていますので(血液型B型らしい)、ほとんど自己負担でやっています。フィールド・ワークで日本全国をドライブしていますが、ガソリン代だけでも月5万円はかかります。部下を雇っても給料の3倍はかかりますから、そこまでの余裕はありません。退職金、厚生年金、保険、ファックス、コピーと諸経費を加えると...」(わかるわかる。私も代表取締役の頃、そんな体験をした)「ノーベル賞候補の先生がおひとりでリサーチを続けられるなんて、もったいない」といえば、「どこかスポンサーしてくれる民間企業はありませんか。こういう情報は国家事業として価値はあるのですからね。このセンサー機器があれば、先が読めるので、企業あるいは地方自治体にとってもプラスになるはずなんですがね。アメリカのCIAからも目をつけられていますから。」(たしかに、アメリカはジュセリーノの予知能力をもマネーで買おうとしたが、氏に断られている)しかし、酒井氏はいう。「感性工学という分野では、科学的純粋性が問われます。企業が投機のために私に近寄っても、私は警戒するでしょう。私には使命がありますから」
2008年08月15日
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予言者ジュセリーノに対する風当たりが強くなった。『週刊新潮』(08.8.7号)の"怪しい予言者「ジュセリーノ」"という特集がきっかけとなったのか。8月に東京でマグニチュード6.5の大地震が見舞うという予言に対しても、人は懐疑的になってきている。それはgood newsかbad newsなのか。 疑わないsheepと、疑うgoatsと二分すれば、ディベーターの私は後者に属する。ちょうど、カマキリ仙人・酒井與喜夫氏から電話がかかってきた。質問をすると例の調子で答が返ってくる。「予言者が何を言ってもいいのですが、そこには科学的な測定法がなければ信憑性は認められません。私は、カマキリから学んだ予知能力を自己流のセンサーで証明することができました。今では、6時間先の情報と3ヶ月先、つまり91日13時間先の情報が読みとれます。大雨、大雪、地震など、自然現象が確実にわかります」どこまで確実ですか、と突っ込むと、「確率はほぼ100%、多少ズレがあったことは認めますが、私の科学的測定法によれば、まず当たり外れはありません」と答えられる。これだとジュセリーノより確率が高い。しかし、酒井氏は、理工系の頭脳の持ち主で、客観的なデータや数字しか信用されず、専門分野以外の予想はされない。
2008年08月14日
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成功したビジネスマンの発想は、白か黒か、と極めてロジカルである。英語は勉強しろ!そしてディベートだ!と。その延長にあの画期的な英文法論だ。私も英文法はやった。英語がペラペラになったとはいうが、どこかに英文法とロジックの支えがあった。ところが村上氏(米Google副社長)はこういう。究極のところ、英文は「S+V」しかない、と。 …英文の構造は、文章が長くなって複雑に見えても結局のところ、イントロ(状況などの説明)+S(主語)+Sの説明、V(動詞)+Vの説明に集約されます。ここから説明部分をそぎ落せばSとVしか残らないんです。(『村上式シンプル英語勉強法』P.54)私の眼からウロコが落ちた。ロジックとはシンプルなのだ。シンプルでないものはロジカルでない。村上氏のロジカル・アプローチは、まさに英語哲学の根底にあったがずっと眠っていたものだ。30歳まで英語ができなかったサラリーマンが、英語の鉄人となり、いまや達人。いつ名人となって私に迫ってくるのかと考えるとゾクゾクする。私は20歳から英語が話せるようになった。紘道館には中谷という優秀な男がいる。2歳上の村上氏と同じ寮で学んだことがあると興奮していたが、彼の場合、英会話は41歳から始めたという。恐るべき京大ネットワーク。
2008年08月13日
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『村上式シンプル英語勉強法』(村上憲郎著)がダイヤモンド社から出た。ダイヤモンド社の本社でメンター塾が開かれていた日、担当編集者の和田さんが、ゲラのコピーを見せてくれた。 「ええ、米Google副社長兼日本法人社長が私の本に影響を受けたって!」まだ、私の時代は終っていなかった。勇気づけられた。じっくり読ませて頂いた。英語を学ぶ上での方法論において若干の違いがあっても、英語哲学という大局の面では、私のそれとは寸分の狂いもない。とくに驚いたのは、英文法はSとVだけだという大胆な発想だ。京大出の優秀な頭脳がロジックのバイナリー思考に着眼されたのであろう。ロジックは、曖昧なものであってはならない。はっきりと見えるものでなくてはならない。学者の議論はどこか"灰色"(国語力とはいっても、英語を伸ばせとはいわない。そこにはorという発想がなく、どこかに日本語も英語もという"逃げ"が隠されている)なのだが、成功したビジネスマンの発想は、白か黒か、と極めてロジカルである。英語は勉強しろ!と。そしてディベートだ!と。
2008年08月12日
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旅に出る前に、「旅」の定義を。旅とは、どう定義すればいいのか。困ったときは、それに似た概念をひっぱり出して、それを否定する。これを「英語で考える」という。英語で考えるは、Think in English. だが、その正体はいまだに謎。だから私は、日本語でもロジックを通せば、英語で考えることができると、発想を転換させた。shifting thinking gearsという。思考のギアチェンジ。論理的に書くと、飛躍できなくなる。だから、すぐに本題に戻れる。旅は、旅行ではない、と。旅行のプランは、すでに旅行業者により立てられている。その決められた旅程通りに動く。団体旅行はその点ラクだ。羊のように、みんなと一緒に行動すればいい。ところが、そんな旅行はおもしろくないと、単独行動をしたがる人がいる。山羊だ。Sheep are grazers. Goats are browsers.うつむいて、草を食べる羊。とにかくどこかおもしろい場所がないか、とインターネットでブラウジングする山羊。私は後者。そして突如リスクを求め、狼に変わる。満月の夜、狼人間に変る! ウソ。
2008年08月11日
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アメリカのFOXで放送されているTVシリーズ『24』が人気。私が好きな『プリズン・ブレイク』は更に人気がある。今、角川学芸出版の『同時通訳の名人』(仮題)を書きながら、あの当時は大使館が刑務所に思えたものだ。師との大使館での別れは、まさにプリズン・ブレイク。 それより、前にブログで、on itは「姉!」と発音せよ、と述べた。この『24』でしょっちゅう耳にする英語が、I'm on it. 「直ちに」という意味だ。onは「~の上に」という意味だけではない。「~から離れない」、「~とピッタリ」、ナニワ調のシンボルでいけば「ベターッ」だ。I'm on it. で1秒。よく聞いてみると、On it.(アネッ)だけの表現もある。1/2秒だから、日本人の耳に入らない。発音の勉強から離れて、私と東北の旅に出ないか。いつから、そのブログが始まるの?今、書いている。I'm working on it.(アイムゥーキンアネ!)
2008年08月09日
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夏は暑いから、むずかしい話はやめて、発音の話でもしてみるか。日本人はLとRの区別がつかない。この違いを教える学校は多い。ラジオやテレビ番組も。だが習得できる日本人は少ない。だから、その被害が出ている。まず英語が聞き取れない。 Who ratted on him?(誰が彼のことをタレこんだのか?)この1秒英語(日本人の発音で3秒)が聞き取れない。第一の理由は、ratのシンボルがわからないから。ratはネズミだが、そのシンボルは卑劣、不潔である。そして裏切り者となる。動詞では「密告する」となる。第二の理由は、LとRの発音がわからないから、耳に入らない。lab ratと何度も発音してみよう。舌が上にくっつくかつかないかで、意味がぜんぜん違うことは述べた。もし正しく発音できれば正しく聴き取れる。メンター・ダイヤモンド塾で発声・発音にうるさいのは、それが理由だ。日本人英語を否定しているのではない。松本英語は聞き手に優しく、正確に伝わるかどうかが肝心(西山流)だから、インプットに関してはうるさくなる。rは(う)から始まるから、(う)れれっ(ド)アニム。となる。tは日本語の「れ」でよいが、onとhimはリエゾンが発生するので、アニム!暑いので(?)中学時代に書いた正月の日記
2008年08月08日
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最近、カエルに関心を持ち始めた。私のベルトは蛇。お金が貯まるという迷信を信じているからだ。浅草でカエルの小銭入れを売っている店があったので、買うことにした。 ふと考えた。いやベルトの蛇に食われないかな、と心配していると、店主が「大丈夫。カエルは帰りますから、お金も帰ります」なるほどと納得して、買った。こんな軽いノリでいいのかな。このブログ。このカエルは何かをもたらせる、というのは私の脳幹的判断だ。何かかえってくるはずだ ―― そう望む。Wish I could get a return on my investment. カエルが投資なんて、と笑われそうだが、旅人の私にとり、路銀を失うことは耐えられない。カエルの研究から何かを学べそうだ。カエルも鳴くから、オコゼとも共通点がある。そして人間とも...。言霊(word spirit)の前には、音霊(sound spirit)が存在したはず。地霊が発する「音」。 狼の遠吠え。早く旅に出たいよう ――
2008年08月07日
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受験勉強と検定試験でスコアを競っている間は、スピーディーな英語は使えない。旅人は、身軽でなくてはならない。余計な(すぐに忘れてしまう)英語(単語)など捨てて、柔軟体操を忘れずに、「節」を強化しよう。 単語ではなく使える文章として覚えるのだ。大切なのはコロケーション。loveを失うことを失恋という。英語ではbroken heart。文章として覚えるにはコロケーション。I got a broken heart. 他動詞や自動詞の使い分けなど、節だらけのカマキリにとり、赤子の手をねじるようなもの。カマキリ大明神。
2008年08月06日
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「ストレスがたまる」を、Stress builds. とするよりもっとスピーディーな口語英語は、I get stress. となる。「長い眼で見てくれ」は、Give me time.「ニコッと笑ってくれ」は、Give me a smile.「その話でホロリときたよ」は、That got me. 「挑戦してみろ」は、Give it a try. giveとgetで英会話ができる、という内容の本は、いろいろな出版社から出た。ここでは触れない。今は60歳を越し、新しい発見ができた。「英語はitとifだ」と。松本英語はナニワ英語。エエカッコをするのがキライだ。big wordsは、getするのに時間がかかる。失うのも速い。もっと「節」を用いて、英語そのものをスリムアップ(正しい英語は、slim down)しよう。それが、カマキリから学べる無駄のない動作だ。あの軽さ、スピード感。そんな英語は学校では学べない。
2008年08月05日
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カマキリは前脚をじっと観察しているとおもしろい。いぼ状突起の腕にはたしかに筋肉らしきものがある。それより、恐ろしいのは見えない部分の関節だ。節、jointsだ。 人は、節を見ない。しかし、プロの同時通訳者は、節に注目する。あのカマキリの0.005秒の瞬間芸の秘訣は、変化自在の節にある。基節から腿節はarm、その先はfingers。親指にあたる脛節。その先に4つのふ節がある。4本指の先に、爪がある。それぞれに節がある。英語学習者は、筋肉を気にする。筋トレとして、ボキャビルに勉む。検定試験や入試試験は、筋肉、つまり単語力で決まる。英語は暗記科目だから、使えなくてもいいと考える。しかし、私とカマキリはそう考えない。単語より、単語と単語を結びつける"節"が肝心なのだ。試験にも出ない。つなぎの空間。間。critical pause。単語を動かせる関節。そしてその動きのロジック。私はそこの力学に注目して、英語はgiveとgetだと喝破した。30歳後半の頃だ。
2008年08月04日
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とはいうものの、TIME誌の権威がこれで崩れることはない。とにかく、TIMEの権威はパワーである。7月11日号のTIMEは、カバラの歴史を短くまとめあげている。伝統的なユダヤの秘儀(仏教でいえば密教に近い)もアメリカへくると、ニューエイジっぽく(New Agey)なるのか、マドンナが飛びついて、デミ・ムーアも尻馬に乗った。 ロスのカバラ・センターでは、カバラの新人特訓コースがあるという。手首に赤いヒモをつけて、これがEvil Eye(邪視)を妨げると信者たちは信じている。伝統的なユダヤ教の長老たちは、「おいおい、そんなしきたりは我々のカバラ思想にはなかったぞう」と、クレーム(complaintのこと)をつけている。アメリカという国は、どんな外来の宗教でも融かしてしまう。日本のカタカナ英語みたいなものだ。あの赤ヒモの効果は?それはだれが言っているのかによって決まる。少なくともこのバランスのとれた報道はTIMEの得意とするところだ。情報の質は量から生まれる。サマータイム・リーディングでは、頭の中を空っぽにして、速読・多読に努めよう。
2008年08月03日
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ディベートとは、既成概念からの解放だ。だから、旅もディベートも創造性の開発につながる。旅の途中で読んだTIME誌は、思考を遊ばせ、そして練るのに役立つ。TIMEは、ロッキー・青木の死を報じた。世界で100店舗あるチェーン『ベニハナ』の創業者で、まさにアメリカン・ドリームの体現者である、と。 しかし、同じ週に地方の駅のキオスクで買った『週刊新潮』(7月31日号)では、実弟の青木四郎氏(64)が、あれは真っ赤なウソだと激白している。ベニハナの創業者は、父親の青木湯之助である、とも。どちらが嘘かというのは証拠(evidence)の闘いになる。これまでのアメリカのディベートでは、情報源の質が問われ、『週刊新潮』の四郎氏は敗れる。しかし、私のサッカー・ディベートでは違う。火と水のロジックが入るから、情理以外に状況証拠も加わる。だから、じっくり読んだうえ、ロッキー・青木物語は神話であったと断定せざるをえなかった。窓外に眼をやりながら、虚はしょせん虚。死後に実弟から復讐されるとは。富を積んでも、徳を積まなかったツケは高い。A terrible price.情報とは何か。もう一度よーく考えてみたい。
2008年08月02日
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