全20件 (20件中 1-20件目)
1
2020/01/16疲れなかなか抜けない。ゆっくりレクチャー原稿。あとはシューマンの序曲のスコア昼メシ。菜メシなど城定秀夫監督「私の奴隷になりなさい第3章 おまえ次第」おもしろい。城定監督多作なのに常にクオリティ高すぎ。すごい。SM描写は前作より多め。杉山未央ちゃん、美しい。彼女は調教前のイケてない設定のときからして既に異常にエロい。イケてない女が調教されつつエロく魅力的に変容するとゆー点では、第二章の方がよりすごかったかも毎熊克哉さん、良い。範田紗々ちゃん出てるのはうれしい。これも石川均さんと城定監督の脚本。タクシーの運ちゃんがよかった(ちょっとメフィストフェレスっぽい雰囲気あり)。主題歌は前作と同様にボンジュール鈴木さん『プピプピドゥ』最高夕食、ローストビーフなど
2020/01/31
2020/01/15ポン・ジュノ監督「パラサイト 半地下の家族」むちゃくちゃおもろい。大満足。こんなおもしろい映画なかなかないと思う。「万引き家族」と同傾向のテーマの作品。最近はこーゆー傾向の映画が多い。時代だね。コメディとして上質。スーパーヘビー級コメディ。語られる内容は深刻だが時としてほとんどドリフのコントに接近する。映画的見せ場も多数。印象的な場面ばかりだ。「臭い」が重要なキーワードになる。韓国の半地下とゆー文化は切ない。半地下って日当たりもよくないしじめじめして油断するとすぐカビが生える。大雨で洪水になると一発アウト。やばい。韓国は知らんかったけど、ヨーロッパは半地下よくあるんだよね。(映画だと「日曜日が待ち遠しい!」)半地下や天井裏は家賃安い。そしてこの作品は半地下よりも更に下の「地下」が存在する。絶望的な「リスペクト〜ッ!」の絶叫。二階↓半地下↓地下。ソン・ガンホ素晴らしすぎ。大好きな役者さん。おれは韓国なら断然マ・ドンソクかソン・ガンホだなー。金持ちの奥さん(チョ・ヨジョン)よかったー。美しい。お姉ちゃん(パク・ソダム)が超魅力的。帰宅。どうしてもジャージャー麺食いたくなったのでチャワン食う。(食いたくなるんだ、これが。)映画ではジャージャー麺はチャパグリだったが、チャパゲティもノグリもないから仕方ない。『農心(ノンシム)』チャパゲティ <韓国ラーメン>『農心(ノンシム)』ノグリラーメン(辛口) <韓国ラーメン>おれはふつーにチャワンでジャージャー麺。韓牛も和牛もないので、ふつーに「かやく」だけで作る。韓国の金持ちはジャージャー麺に高級な韓牛入れたりするのかな。たぶんそんなにないよね。日本の金持ちだってサッポロ一番に高級和牛入れたりとかあまりしないと思うし。まあ、コメディだからアリだけど。実際、チャパグリはめちゃうま。おすすめ。ノグリとチャパゲティ混ぜて作るだけだから簡単。もちろん8分あれば作れる。チャ王 韓国ラーメン 食品 チャワン 134g ジャージャー麺 農心夕食、牛すじ鍋。韓国風にして。
2020/01/30
2020/01/14アラン・レネ監督「去年マリエンバートで」(1961)観る。本番終わったら観ようと思って、楽しみにしてた。大満足。大好きな作品。本当に久しぶりに観る。いやあ綺麗にリマスターされたなあ。ホテルの過剰にゴージャスなバロック的内装がものすごくクリアに見えて感動。ロブ=グリエ節...素敵だ。なかなか観ることができなかったロブ=グリエ作品を阿佐ヶ谷でまとめて観たので、今回の「マリエンバート」を、より面白く観ることができた。ロブ=グリエ、ほんっとにこの頃から全然変わらないんだなー。この作品はアラン・レネ監督作品だけど、ほとんど完全にロブ=グリエなんだよなー。去年マリエンバートで 4Kデジタル修復版 [ デルフィーヌ・セイリグ ]疲れ思いっきり出て、呆然と過ごす。でも、まあ心地よい疲れと言えるかも。ぼんやり読書。ブレヒト「三文オペラ」読。久々。三文オペラ (光文社古典新訳文庫) [ ブレヒト ]光文社の古典新訳文庫。読みやすい。電子書籍なので字を大きくできるのも良い。楽しく読む。昔よりずっと楽しい。もちろんヴァイルの音楽を聴きながら昔は岩波文庫で読んだ。夕食、焼きそば
2020/01/29
2020/01/13いい感じに起床。二日酔いとか一切なし。足の痛みもなし。酷い疲れは仕方なし。本番明けにしては許せる範囲だ。チェックアウトして名駅へ。スコーレへ。行ってみるとけっこうな行列。さすがー。座れるかどうかギリギリな感じだが、一応並ぶ。おれのちょっと後ろで完売になった。すげえ。ギリギリ座れた。ラッキー。岩井澤健治「音楽」舞台挨拶回観た。素晴らしかった。ホントに観てよかった。初期衝動・原始衝動。フェスのシーン、あまりのエモさにボロボロ泣く。最初に提示されるドラムとベース二本による基本形「ボボボボ」が(お客さんがこの基本形をちゃんと覚えてしまうようになってる)ドラマの進行と共に様々な要素を加えながら、フェスのシーンで圧倒的な様相を呈する。凄すぎる(音楽的に極めて高度な構造。圧倒された)。感情とストーリーと音楽的構造が見事に組み合いながら高まっていく様はひたすら感動的だ(しかもめっちゃ緻密)。そして、〆の○○○!見事すぎる。こりゃ泣いちゃうよ。音楽の人は必見と思う。音楽にとって とてもたいせつなことが描かれてる。感動的だ。最高。こんなにものすごいことやってるのに、基本的に「のほほん」として、笑えるのが素敵だ。森田くん(平岩紙さん)いいなあ。彼がフェスのPRの時に白く燃え尽きるシーン。あそこが好き。最初に古美術が古武道の演奏聞くところも大好き。上映後舞台挨拶、岩井澤監督と原作の大橋さん。とても興味深いトークだった。参加できてよかった。この作品も「さよならあいち」観てるとより一層おもしろいと思う。皆さまぜひ!ゴルカで昼食ナスのカレー。めっちゃうまい。インドビール飲む。ここ、美味いし居心地いいなー。ママさん優しい。また来よう。名駅へ。「しなの」で長野へ。車中は延々とピンクフロイドと岡村靖幸さんを聴いてた。もちろん「音楽」で刺激されて...ピンクフロイドは「The Wall」
2020/01/29
2020/01/12/午後・夜13:30から本番。ちょい早めだ。台風で延期になった本番。ようやくできた。本当によかった。しかも沢山のお客様!びっくりした。沢山ご来場、ありがとうございました。延期効果か、さきちゃん効果か、ようわからんけど..うれしい。さきちゃんとは以前バルトークの共演予定あったが、おれが倒れちゃったせいでできなくなった。因縁の一曲。台風で中止になった時は、これは「呪い」の一種かとちょっと思ったりもしたよね。おれ&さきちゃん&バルトークの3ペア揃うと悪い何かが発動するのかな..とかさ。でも、やっとできた。いやあ難産だった^^;ただでさえ感慨深い演奏会なのに、一層感慨深くなった。いろんなことに感謝。リスト/ 交響詩「プロメテウス」おれの選曲だと思ってる人もいるようだが、違う。おれがリストに興味あるから、ちょっと忖度はあったかもしれん。100%オケ側の選曲。とても難しい曲。よくまとまったと思う。実際、練習初期から実にいい感じだった。形になるのも早かった。以前やった「マゼッパ」の経験もあるだろうけど、それだけじゃないと思う。リストの音楽との相性もあるだろうが、まず、オケ自体が底上げされてるのが大きい。難曲だがよくこなしてくれた。それぞれのソロも素敵でした。非常におもしろい対位法の部分も明瞭でよかった。これを時間かけて準備したことは財産。リストは音楽史の流れの中で超重要なキーマンなのだが、オケの人はレプレとピアノ協奏曲くらいしかやらんしピアノ曲も聴かない人が多いから、リストが流れから欠落してることがほとんど。ロマン主義をそのまま体現したようなリストの作品世界。エネルジコはそこをちゃんと体感した。これは大きい経験と思う。で、因縁のバルトークのピアノ協奏曲3番舞台袖で既にちょっと泣けましたな。さきちゃんの入場を見送ったところでうるっときた。おれは父ちゃんか(笑)さきちゃんよかった。いい演奏だったと思う。ホントに実現してよかった。さきちゃんと一緒に演奏するのは楽しくて幸せ。感無量。さきちゃんよくがんばったね。いいミュージシャンになったなあ。死なないとけっこういいことがある。死んだほうがシンプルに楽だっただろうけどさ。身体不自由になるとしんどいしつらいことも多い。でも、たぶんいいことの方が多いのかも。あの時死んでたらこのバルトークもなかった。こんな風に成長した彼女と共演することもなかった。後半はブラームス。まさか1月までやってるとは思わんかった。オケは延期の間にもうまく熟成されたようで、落ち着いて音出しできてたと思う。いいサウンドだった。約束事やたら多くて大変だったと思う。オケはよく音にしてくれた。ありがとう。いいサウンドでした。おれはなんだか調子が良くて、健常時の時のように振ってた時もあったと思う。そーゆー動きを見て心配だった人もいただろう。意外と大丈夫でした。どうかご心配なく。熱演してた訳じゃないけど、それでも最後は一応盛り上がってよかった。やっぱり最後は熱狂的に締めたいじゃん。一箇所激しく振り間違えて、コンマスに助けてもらったm(_ _)mナイスフォローありがとう。とてもいいプログラミングだった。リスト、バルトーク、ブラームス。おれも勉強になりました。アンコール、威風堂々。これはおれが推した曲。思うところあって、かなり特別な気分で振る。実は以前この曲やった時も事情あって特別な気分でやった。威風堂々はおれにとって「特別」。簡単にはやりたくない曲だ。今回は特別。打楽器セクションが初々しくてよかった。アンコールのお手伝いなのに、いきなり捕まって煽られまくる。びっくりしただろうなあ。でも、とてもよかった。がんばった。こーゆーポピュラーな名曲いいなー。今回の威風堂々は「楽しい」だけじゃ済まない感じもあったけど、それでも楽しい曲。そして、めちゃ「感動的」だ編成やたら大きいなー。ぬはは。忘れ難いコンサートになりました。充実してたと思う。オケはこれでちょっとステップアップしたと思う。みなさん次もよろしく。楽しみだね。うちあげ、うちあげヽ(´▽`)/はまてーここまでが仕事。さきちゃんお疲れ。まあ、ご機嫌だよね。ことちゃん、コンマスお疲れ。とてもよかった。そんな感じで楽しく飲んだ。みんないつもありがとう。大好きな人たちと一緒にいられることに感謝。またね。
2020/01/25
2020/01/12午前台風で延期になったエネルジコ本番当日。無事にこの日を迎えられて本当によかった。ホテル出て会場入り。近くて楽ちん。足がもたないので、気をつけて座るようにしてたが、けっこう立って振ってしまったな。まあ、本番もったからいいけど。バルトーク、やっと会場で音出しできていろいろ安心。さきちゃんピアノも気持ちも安定感あって心配なし。オケもいい雰囲気。楽しくなってきた。昼食、コンビニのおにぎり一個。さて、そろそろ本番。
2020/01/24
2020/01/11慌ただしく準備して家内と長野駅。9時の「しなの」。着いたらすぐ長時間仕事なのでこーゆー時は申し訳ないがグリーン車。贅沢とは思わない。おれは健康ではないので身体を休めておく必要があるのだ。千種で下車、しんのすけに拾ってもらって尾張旭へ。名古屋は天気よく、めっちゃあったかい。途中、昼食。カレー。「A DAY IN THE AICHI 劇場版 さよならあいち」に出てくる名電の近くのカレー幸さんで。うおお〜っ!これこれ!一応知識はあったが、いざ店の前に立つとあまりの迫力に一瞬たじろぐ。意を決して入店。初めてなのでちょっと気合が必要だった。店に入ると満席。賑わってる!ちょうど入れ替わりでうまく座れた。よかったー。ラッキー。壁に貼られたメニューがこれまた凄い迫力。しかも価格設定が異常。高くて700円程度...おれとしんのすけはカツカレー。サラダ付き450円。安すぎ(^_^;)家内はふつーのカレーライス、サラダ付きで350円。いくらなんでも、もう、安すぎ(号泣)女子はサラダに🍤が添えられる。優しい。このお店はいろんな点で強烈だが、とても優しく居心地のいいお店。おばちゃんもキュートで素敵。めちゃおいしいカレー。コクがあって濃厚。我々は並盛りだったがボリューム満点。運ばれていく大盛りのカレーを見るだけで圧倒された。やばい。これは確かに名電の子たちは通うだろうなあ。高校生にはありがたすぎる価格とボリューム。ここで刷り込まれると卒業しても忘れられないだろう。大満足で尾張旭のホール。午後はエネルジコの練習。本番前日。このホール久々。綺麗に改装されたなー。ホールの響きも良くなった。やりやすい。楽屋はバリアフリーが徹底されて凄い。バルトーク、さきちゃん全く問題なし。気持ちも落ち着いているようだ。オケもいい状態を保ってる。おれも、まあ楽しく振れてる。リストもブラームスも良好。どちらもかなり時間かかっているので良く行き届いている面も多い。しらかわで鳴らすのが楽しみ。あとは明日しらかわに行って見ないとわからん。夕飯はホテル近くで済ませる。
2020/01/22
2020/01/10本番前で不安と緊張に襲われ気味なので、楽しい映画を軽く観ようと思って(逃避)野田幸男監督「不良番長 猪の鹿お蝶」(1969)観た。シリーズ第二弾いやあおもろい。追悼、梅宮辰夫さん。最初から生尻をしっかり見せちゃう辰兄ぃ最高すぎる二枚目俳優。こーゆー特異な二枚目俳優はなかなか出てこないだろう。宮園純子さん演じる猪鹿お蝶が前面に出てるので、「女客客」モノの要素が強い。「不良番長」と任侠が混じり合う。非常に独特な仕上がり。賭場に番長がいる光景はちょっとおもしろい。当時は緋牡丹博徒全盛時代だからなー。任侠モノのフォーマットを踏襲してるので、「不良番長」的なおバカでアナーキーな感じは薄められて、かなりオーソドックス。親子愛とか義侠心とかが結構しっかり描かれる。不思議な感覚。これもよし。宮園さん、素敵だ。惚れ惚れしちゃう。宮園さんにもしっかりセクハラしちゃう辰兄ぃ。さすが期待を裏切らない番長。この作品はキャストが何気に豪華。宮園純子さんに加え、千葉真一さん、菅原文太さん...河津清三郎さん、水島道太郎...菅原文太さんはほとんど出番なし。千葉真一さんはけっこう活躍する。左とん平さんも出るおれは「不良番長」シリーズの谷隼人さんが大好き。この作品の曽根晴美さんは、ザ・曽根さんな感じで良い。いつもの由利徹さんと大泉滉さんがうれしい。克美しげる、いい役者だなー。ホントに「あの事件」が惜しいと思う。, 菅原文太, 千葉真一, 谷隼人, 夏珠美, 由利徹, 左とん平不良番長 猪の鹿お蝶 [ 梅宮辰夫 ]昼食寿がきやのインスタント台湾ラーメンとコンビニの冷凍チキンライス。午後おでんの仕込み。不安に押しつぶされながら週末の準備(荷物も)。今回はLisztとBrahmsは暗譜。これがまず超不安。Brahmsはオケがよく知ってる曲なので万が一おれがオチてもなんとかなるだろうがLisztで俺がオチると確実に空中分解する。怖い。Bartokはもちろん暗譜しないけど、オケも指揮も、ちょっと難しい。厄介。これまた不安。明日カレー幸に行けそうなので、それを心の支えにがんばろう。夕食、おでん。おれの作品。ドンキの激安おでんセットの練り物、悪くない。こんにゃくは足す必要がある。ビタミンちくわ入れたかったが、外に出るのがめんどくさくなってやめた
2020/01/22
2020/01/09ポン・ジュノ監督「母なる証明」(2009)観た。ずっと前に録画しておいたもの。スマイルBEST: : 母なる証明 【DVD】おれは監督の作品は「殺人の追憶」「スノーピアサー」「グエムル」の3作しか観ていないので近日中に観る予定の「パラサイト」の前にこれを観ておこうと思った。ずっと観ようと思ってた作品。やっと観た。「グエムル」も「殺人の追憶」も凄いがはっきり言ってこれまた凄い。名シーンばかり...とにかくキム・ヘジャに圧倒される。共依存的母子関係。ほとんど異常な領域に達してる母の愛。下層社会。小物の使い方が凄い。ケータイ、鍼、ゴルフボール...昼食、へしこのパスタ。へしこってほんとに美味しいなあ。大好き。鯖へしこ 国産(福井県三国産)450g 冷蔵いろいろ作業。兄に渡す昔の写真のデータDVDの作成。昔の写真ってのは白黒の昭和初期のものも多い。こーゆー作業って地味に大変。膨大な量の加藤家の写真を業者さんに頼んでDVD化したのだ。週末の準備。名古屋場所の終わりが見えてきた。新しい段階に進みたい気持ちもあるが、同時にちょい寂しかったりもする。Liszt Bartok Brahms帰省してきた兄風と夕食を一緒に。老母はなあんにもしないので家内、大活躍。
2020/01/20
2020/01/08週末の準備。リストに没頭する。これの暗譜はきついが、構造もおもしろくて、何とか楽しんで振れそう。ロマン派の対位法ってホントにおもしろいと思う。そもそも対位法とロマン派では、その精神性に大きな乖離がある。そこが興味深い。シューマンもメンデルスゾーンも凄いが、リストは特に独特。突き抜けた天才。昼食、レトルトのエチオピアカレー(激辛)美味い。辛さも満足。MCC エチオピアビーフカリー 激辛 200gチェ・グクヒ監督「国家が破産する日」観た。すげえ。強烈。超おもしろい骨太社会派エンタテインメント。おれは経済のことは超絶疎いが、それでもとても楽しめた。わからない専門用語多いが、問題ない。こんなおれでも楽しめるのだから、みなさん心配ないと思う。こーゆー題材を次々とエンタテインメントにしてしまう韓国映画界のパワーには圧倒される。容赦無く問題意識を観客に突きつけながらそれでもしっかり楽しませる。大満足。1997年の韓国の通過危機のことはちょっと知ってる程度だった。ここまで凄かったとは驚きだ。つい最近の隣国のこともこんなに知らないなんて...隠蔽体質も問題だが、理由なき楽観も問題だ。事実を見ようとしない怖さ。政府も、市民も。悪名高きIMF、ひでえな。やばすぎ。もちろんこれは映画だが、IMFのやり方は基本的にほぼ誇張はないのではないかと思う。火事場泥棒と説教強盗を足して二で割った感じとゆーか...ヴァンサン・カッセル、説得力満点のヒール役。論理的に冷静に酷いことを主張し続ける。凄え。主演のキム・ヘス、かっこいい。素敵すぎる。おれは「修羅の華」以来。B級アクションだったけど、あれもかっこよかったなー。この作品のチーム長は更にかっこいい。しびれる。ユ・アイン演じる証券マンの存在が効いてる。ユ・アインも素晴らしい。実際には芯に正義と国家愛があることをほとんど見せないところが良い。日本もいろいろ考えなきゃいけないと心から思う。これは決して「ひとごと」ではないのだから夕食、ソーセージと豆の煮込み
2020/01/19
2019/01/07木庭宏「ハイネの見た夢」やっと読み終えた。おもしろい。視点が現代的なのがよかった。ハイネのジャーナリスティックな文章を読んでみたいと思う。ジャーナリストとしてのハイネに興味がある。ユダヤチクルス終わってるのに、まだハイネにこだわってる、おれ。一応、モーツァルトのレクチャー原稿も書いてる。一回めの原稿は、もう少し頑張れば書き上がりそう。テーマはモーツァルトのピアノソナタだけど、おれ的なテーマは産業革命(からフランス革命まで)。産業革命は女子の欲求を満たすための「かわいい革命」「お洒落革命」とゆー側面もあった。産業革命はまず織物や陶磁器の生産から始まる。カフェでスイーツとお茶なんてのもこの頃からだ。実際モーツァルトもめっちゃスイーツ男子で、カフェによく通っていた。当時のウィーンはマリアテレジアの時代。女帝だから「お洒落」とか「かわいい」とゆーような乙女な感覚はもちろんよくわかっていた。そーゆー時代。有名なシェーンブルン宮殿も壮麗な建築だが内装はめっちゃロココで乙女だ。女帝の趣味で作られてるから当然乙女ちっくになる。だから、例えばKV281のソナタの1楽章みたいな音楽が出現する。この楽章のテーマは装飾音で作られてる。つまりアクセサリーだけで作られているようなテーマなのだ。ロココの極み。それを展開してソナタを構築してしまう離れ業.....みたいな感じでレクチャーを進めていくつもり。ぜひおいでください。2/1です!夕食、オム焼きそば。家内の力作うまい。クロ現に教え子出てきてびっくり。ゆきねじゃん。センターに写ってること多く、けっこう活躍する(笑)。テレビ映えする子なんだよな。彼女のおうちの被害の甚大さを見て、改めて水害の凄まじさを思い知る。話は聞いていたがこれはホントに大変...でも、ゆきねやご家族が無事だったからよかったよ豊野に行きたいな。近いうちにメシ食いに行きたい。
2020/01/18
2020/01/06疲れてるし道凍って最悪だが仕方なく外出。実家の電気のことで中電に相談に行ったりいろいろと実家関連の所用を済ませる。いい方向で解決できそうでよかった。安心した。スガキヤ、台湾ラーメン食う。袋麺寿がきや 台湾ラーメン(5食入)【寿がきや】けっこうちゃんとしたスープ。びっくり。澤井信一郎監督「わが愛の譜 滝廉太郎物語」(1992)観る細部まで丁寧に撮られた作品。観てよかった。澤井監督の手腕を堪能。やっぱりすっげえ。「憾」が、心にグサグサ突き刺さる。あまりにも痛切な曲。夭折の作曲家は多いが、滝廉太郎は特に早い。23歳...あまりにも若すぎる死...風間トオルさんも鷲尾いさ子さんもとてもよかった。演技も佇まいも超素敵だが、凄いのがピアノのシーン。このお二人のピアノのシーンは「弾き真似」の域をはるかに越えてる。かなり練習したんだろうなあ。素晴らしい。見た感じ、明らかにちゃんと弾いてるところも多い。わが愛の譜 滝廉太郎物語 [ 風間トオル ]さすがに「蜜蜂と遠雷」ほどのレベルではないものの、クラシックがテーマでここまで「違和感」が少ないのは素晴らしいと思う。よく出来てる。史実の扱いや音楽のチョイスや扱い方も非常に丁寧で、納得できるものだ。明治時代のクラシック界の描写など、本当に説得力あって、勉強にもなる。ただし風間さんと鷲尾さんのドイツ語の場面はやばすぎ^^;これはもう「違和感」どころじゃない...ズッコケだ。実際のところ廉太郎も幸も流暢なドイツ語を話したはずないけれども、これはさすがにまずいでしょう(笑)演奏シーンなどが色々ちゃんとしてるだけに惜しい。澤井監督と木村大作さんの画造りに圧倒される。佐藤しのぶさんの「荒城の月」の場面がすごい。絶唱だ。泣けた...。しのぶさんのこの素晴らしい映像が残されてほんとうによかったと思う。滝廉太郎の音楽の凄さを思い知らされるのはもちろん、日本のクラシックの黎明期についても知見を深められ、明治政府の音楽教育についての考え方もうかがい知ることができる。芸大生はこれを観るといいな。これを見ると奏楽堂がちょっと違って見えてくるんじゃないかと思う。夕食、キャベツのでかメンチ。
2020/01/17
2020/01/05金山から共和へ。共和駅前で拾ってもらって愛三文化会館。午前からエネルジコの練習。仕事はじめ。ステージ寒っ。Brahmsとアンコール(Elgar)Brahmsみんな集中して音出ししてくれて、いい感じ。無意味にマッチョすぎたりぶ厚くなりすぎないように気をつけてる。もちろんコントロールをわざと外す場面も作ってるが、基本細かくコントロールしてるので、オケはストレスたまるだろう。でも、いい音してる。これは楽しみ。若いメンバーめっちゃ増えて、こーゆーサウンドになってることを本当にうれしく思う。オケの若々しさにおれも刺激されて、救われてる。Elgarは思うところあって、個人的な思い優先でやろうとしてる。Dear Land of Hopeオケにはちょっと話したけれど、本番でそれを客席に語りかけたりするつもりはない、ブログやSNSにも書かない。館内のレストランで温卵のせチキンカツ。これがこの日の日替わりランチ。ここで酒飲めたらいいな午後、Liszt。本当に凄い曲だ。指揮するのが刺激的でとても楽しい。さきちゃん来てBartokステージで練習できて有意義だった。さきちゃん、全く心配なし。気持ちも落ち着いてるようだ。安心した。Bartok、いい曲すぎて怖くなる。でもこの曲と来週お別れするのは寂しい。オケは本当によくやってる。立ってる時間を長くしたので、疲れた。これなら本番なんとか保ちそう。名駅。電車の時間まで味仙で軽く飲み&夕メシ。瓶ビール1,台湾チャーハン、青菜炒め。長野に帰る。ボロボロ。
2020/01/16
2019/01/04夜名駅に夕方着。人めっちゃ多い。さすが帰省ラッシュ。在来線に乗り換えて千種名古屋シネマテークへ。舞台挨拶があった昼間は超満員だったようだが、(前に座椅子が出てたから、よほどすごかったんだな...)夜の回は少し余裕があった。座れてよかった...土方宏史監督「さよならテレビ」観た。おれはトリエンナーレで観ているのでこれで二回め。今回は新しい増量版を鑑賞。かなり増えてる。やっぱり凄い作品。トリエンナーレで「A Day」の直後に観たときの生々しさは、それはもうハンパなかった。不自由展騒動の真っ只中で、東海テレビのすぐ近くで観たから、より一層生々しかった。今回は落ち着いて観ることができた圧倒的におもしろい。増えた部分がよかった。派遣の新人くんの増量部分、この部分が増えたことで、「さよならあいち」との関連も増したような気がする。ドルオタ。やっぱり「さよならテレビ」と「さよならあいち」は併せて観るべき作品だなあと改めて痛感。お互いに呼応し合ってる作品。ぜひ「テレビ」観た人は「あいち」も観て欲しいなと思う。で、機会があればその他東海テレビのドキュメンタリー作品もぜひ!ドキュメンタリーにとって現実とは何か...根源的で刺激的。単に現実をそのまま撮って編集なしでそのまんまな状態で出すのなら、それは作品とは言えないし表現とは言えない。監督の視点、個性、考え方が出るから作品。東海テレビドキュメンタリーの場合、それが𡈽方監督や伏原監督個人の考え方だけでなく、プロデューサーの阿武野さん率いるチームとしての考え方が大なり小なり反映されているところが独特。おれはこのチーム感が、どこかHMJMにも通じるような気がちょっとしてる。最後にひっくり返すのが意地悪い。良い。(この作品ではホームレス理事長で越えなかった一線を、さらっと越える瞬間もあって、ちょっと驚く。これは額の問題じゃないですね。意図的に越えてる気がする)意地悪だけどポジティブな気分をしっかり残すのが素敵。いろいろ難しいことあるけどがんばっていこうって気持ちになれる。福島アナ、がんばれ。町歩きのコーナー、まだやってるのかな。やってたら見たいな金山のホテル。小雨。夕メシはてんやで。てんや、安くて美味しくて、いつもすごいなと思う。偉大。ホテルチェックインして今日のパンフちらちら読んで明日ソリストさきちゃんとの練習なので地味にバルトークの準備。この曲ともうすぐお別れだ。寂しい。充実した1日だった。満足。
2020/01/15
モーツァルトピアノソナタチクルスvol.12020年2月1日・竹風堂大門ホール 14時開演。みなさまぜひご来場下さい。ピアノ: 町田莉佳 [ゲスト:腰原菜央 KV19d]連弾のためのソナタKV19dソナタ第1番 ハ長調 KV279ソナタ第2番 ヘ長調 KV280 ソナタ第3番 変ロ長調 KV281プロデュース&レクチャー:加藤 晃 チケット:前売3500円/当日4000円 通し券18000円ピアノチクルス長野 HPhttps://pianozyklus-nagano.amebaownd.com/プレイガイド:ヒオキ楽器本店シャコンヌ、美鈴楽器ライフ店 お問い合わせ&チケットご予約ピアノチクルス長野メールpianozyklusnagano@y-mobile.ne.jpTEL: 070-6477-2702#お知らせ#vol.4の日程が7/25に変更になりました。どうかご了承ください。
2020/01/15
2020/01/04午前午後あさまで東京へ。混んでる。四谷へ。渋谷や阿佐ヶ谷よりおれはずっと楽だ。時間あるのでジョナサンでゆっくりモーニング。アウトブレイクへ。ここは広い通りをまっすぐなのでシンプルで良い。平野勝之監督「銀河自転車の夜2019」観た。8ミリ。モノクロ・サイレントの最新作。おれは「支援者」なので、公開を心待ちにしてた。ほんとはスコーレで観たかったけど、本番当日なので無理。ちょうど翌日朝から名古屋で練習なので、四谷経由で名古屋入りすることにしたのだ。やっぱり初上映の場に立ち会いたかったし...大入り満員&立ち見。すげえ。平野監督自ら上映を担当していよいよ上映開始。おれは「青春100キロ」見逃したので何と「監督失格」以来の監督の新作。わくわく。「彼女の書いた字を見たことがなかった」彼女と別れた傷心の監督が、8ミリカメラと別れと共に残された14本のフィルムを持って北海道を自転車で旅する...とゆーことでいいのかな。たぶんいいんだと思う。ものすごい熱気の中で、会場全体で本当に息を殺して、画面に見入った。8ミリの映写機の音...すごい熱気と、集中した静けさが同居した濃密な40分でした。時間のことは忘れていた。もっと長いようにも感じたし、短くも感じました。炎の揺らめき・光と影・自転車の走行北海道の自然・監督のしかめ面...etc.etc.スクリーンに映し出される瞬間瞬間に心が動き、息を呑む。しかも会場全体で、息を殺して....息殺してんのに、息呑むのかなんて言わないで。呑むんですよ。音もなく、色もない映画。でも、本当に豊かでした...。情報量の多さと豊かさとは別なんだと痛感させられた。こんな風にただひたすら食い入るように大勢でスクリーンの映像に見入るって、幸せなことだなあと思いました...不思議な泣く木...大自然・自転車・北海道の自然・キャンプ...と穏やかで内省的な方向に向かう要素満載なのに、吐露される思いは逆にすごく人間的に生々しかったりする。孤独に内面をどんどん掘り下げるから、より生々しくなるってことかもしれんなあ。どうなんだろ。そういえば由美香さんとの旅も人間的でめちゃ生々しい。「白」や「undercover japan」は生々しいとゆーより自然の状況が異常に過酷過ぎて、やっぱり穏やかとはいえない旅だ....上映後のトークはカンパニー松尾監督と森下くるみさん。とても楽しく興味深いトークだった。松尾監督と平野監督とゆーだけでもうれしいのに、そこに森下さんが加わるのが更にうれしかった。おれは若い頃には森下さんのことは全く知らんかったお世話になったこともない。実はおれは森下さんの文章のファンなのだ。まず文体が好きだし、感覚がとても好きだ。電子書籍でけっこう読んでる。「森下さんの文章のファンです。」と直接お伝えできたが、森下さん綺麗過ぎて緊張した。リターングッズを受け取る時に監督に「これからもずっと楽しみにしてます」とお伝えできてよかった。サインをありがとうございました。手ぬぐい、いい感じ。使うのもったいないから飾っておこうかと思ったけどやっぱり手ぬぐいは使ってこそ手ぬぐいだと思うから、おれはどんどん使おうと思っています。会場で今田監督の元気そうなお姿を拝見できてよかった。上映後アイザワ先生とこの日初めましての綺麗な北海道の女性を誘って四ツ谷駅で少しお茶。楽しかった。おっさん二人でいきなりお茶に拉致してスミマセン。HMJMや平野監督の作品の話もちゃんと通じるから一層楽しい。東京駅へ。予定の「のぞみ」に余裕で乗車。名古屋へ。明日午前から仕事なので、とにかく前日入り。
2020/01/10
2020/01/03午前、実家で少し作業。「ひとりキャンプで食って寝る」#11,#12の録画見る。ああ、これでおしまいかー。さみしー。おれ、このドラマ大好き。最高だった。毎回超楽しみにしてた。富永監督のファンだし...ゲストも絶妙で楽しめた。たまらんかった。#11のゲストは仲本工事さん。素晴らしい。めちゃ味わい深かった。#12で杉山ひこひこさん出てきて超最高。富永ワールドその中で夏帆ちゃんが生き生き演じてることがホントにうれしかった。富永監督と相性いいんだなあ。富永組の映画に主演して欲しい。このドラマの夏帆ちゃんはマジ最高。三浦貴大くん、抜群によかった。缶詰食いたくなる。缶詰売り場で足を止めることが増えた。横浜聡子監督の映画も観てみたくなる。野田幸男監督「不良番長 一網打尽」(1972)配信で観る。不良番長シリーズは何作か観ているが、これは初めて。不良番長 一網打尽 [ 梅宮辰夫 ]追悼・梅宮辰夫さん。辰兄ぃ、やっぱりめっちゃかっこいい。すごい色気。明るく爽やかなワルを貫く番長。素晴らしい。相変わらずのとんでもおバカ映画(笑)こーゆーのがシリーズ10作以上続いたのが素晴らしい。この「一網打尽」はシリーズ15弾。こーゆーB級娯楽作品が量産されるのが映画の底を支える「豊かさ」なのだと思う。この当時の「豊かさ」を懐かしく思う。おれは子供だったけど、その「感じ」は何となくわかるゲストが豪華。藤竜也さん、真理アンヌさん、ひし美ゆり子さん。藤竜也さんと真理アンヌさんの二人がいることで、不良番長に日活的な雰囲気が一瞬持ち込まれる。そこが独特。真理アンヌさんやっぱり綺麗だー。ひし美ゆり子さん、超魅力的。美しい。仕事させられすぎでガバガバのトルコ嬢とゆー役。例によって惜しげもなくどんじゃか脱ぎまくる(^_^;)。雨の中でのダンスがめっちゃ美しい。(このシーンで一緒に踊るアパッチも最高)。赤いコートの似合うこと。傑作「0課の女 赤い手錠」を思い起こさせる。あれも赤がかっこよかった。こーゆー時の野田監督の感覚はマジすごい。猛烈にかっこいい。出色のひし美さんだ。安岡力也さんのアパッチかっこよすぎだ。藤竜也さんシブすぎ。由利徹さん、大泉滉さん出てくるだけで嬉しい。渡瀬恒彦さん一瞬登場。終盤でいきなり殺伐とした雰囲気に変貌する。前半の軽薄な展開が嘘のように。ラストのアクションの無意味なまでの壮絶さと、血まみれの虚無感がすごい。(不良番長シリーズでもよくあるけど...)やっぱり時代の空気なんだろなー。日活末期・ダイニチの頃のアクション映画などでも濃厚だったあの感覚...その凄絶さとラストの軽薄さの落差!(◎_◎;)室田日出男さんと八名信夫さん、最高。内田朝雄さんかなり無茶苦茶にされててすごい。山城新伍さん、例によって軽妙で自由自在。素敵だ。昼食、カムジャミョン。つるつるー。おいしー。キムマリ(韓国春雨の海苔巻き天ぷら)も入れたりする。うちはキムマリ、常備してる(業務スーパーとかで買う)。めっちゃうまい。★カムジャ麺(117g)x1個★ジャガイモ麺/ジャガイモラーメン/カムジャメン/じゃがいも/韓国ラーメン/ラーメン/らーめん/乾麺/インスタントラーメン冷凍 春雨海苔巻き揚げ 春雨のり巻き 天ぷら 500g チャプチェ 冷凍食品 加工食品 韓国料理 韓国食材 韓国食品午後、新年に相応しく某所でかわいこちゃんとお茶。でも、これは真面目な打ち合わせ(^^;;夕食、カムジャタン骨つき肉がほろほろと柔らかく旨い。
2020/01/08
2020/01/02アレックス・インファセリ監督「キューブリックに愛された男」(2016)観た。めっちゃおもしろい。キューブリックの専属運転手、エミリオ・ダレッサンドロ氏のドキュメンタリー。エミリオ氏も「キューブリックに魅せられた男」のレオン・ヴィターリ氏と同様にキューブリックに必要とされ、私生活も全て投げ打って、献身的に仕えた人。キューブリックの天才(狂気)に完全に取り憑かれてしまったようなレオン氏に比べると、エミリオ氏の方がそれでも少しは穏やか。多少は距離感が保てていて「憑かれる」とゆーところまで行かなかったようだ。それでも十分に異常な生活だけれども....動くキューブリックや撮影の舞台裏は「魅せられた男」の方が多く扱われるが、こちらの「愛された男」の方はプラーベートなメモがふんだんに使われ、キューブリックの別の私的な面も浮かび上がったりもする。強烈な面だけでなく、愛すべき面まで...やっぱりこの二作は併せて観られるべき作品。両方観られてよかった。しかも長野で!「アイズ・ワイド・シャット」もう一回観よう。アイズ・ワイド・シャットそう、アイズ・ワイド・シャットにはレオン氏もエミリオ氏も出ているのだから...
2020/01/08
2019/12/31夕方から実家。お年取り。まあ、一年お疲れちゃん。老母の話をいろいろ聞いているうちに、血圧の薬をちゃんと飲んでないことが判明。困った。老母は自分で勝手に判断して薬を飲むのを勝手にやめたり錠数を勝手に変えたりする。最近あまり体調よくないらしい。間違いなく薬の飲み方のせいだ・とおれは思う。なぜ先生の言うことが聞けないのか...。むー。薬は気分次第で好きなように飲むのが好きだと言う。困った...。飲み忘れではなく、確信犯。2020/01/01うっすら雪の朝。あけました。みなさん今年もよろしくお願いします。朝、実家でお神酒をいただいて、新年の挨拶。お雑煮。夕食、恒例の中華おせち。あったかいのが良い。
2020/01/08
2019/12/30新小岩から渋谷。総武線空いてて快適。みなさんお休みなんだなあ。小諸そばで「もり」食ってロフト9カンパニー松尾監督「A DAY IN THE AICHI 劇場版 さよならあいち」(2019)この日をめっちゃ楽しみにしていた。4時間超だったトリエンナーレ上映版の再編集版。おれはトリエンナーレ版を観てるので、どこが違うかわかって興味深かった。自分はあいち成分めっちゃ高いので、あいち的な人間としてこの作品を渋谷で観てみたかった。(よく知ってる場所多く出てくるし)実際おもしろい感覚だった。個人的には無くなってさみしいなと思う箇所もあったが、やっぱり再編集版の方がコンパクトに観やすくなったと思う。細かいところもいろいろ違ったが、大きく違うのはラスト。もう、全然違う...。トリエンナーレ版の大きく拡がっていくような感じも好きだが、再編集はより私的で、情感深くエモーショナル。ひとことで言って非常に感動的。大きく揺さぶられる。おれは泣きました。「あいち」という大きな括りのドキュメントで多くの人が登場し、多くの事象が語られ、非常に多角的に「あいち」が語られるが、同時に極私的で、優れて普遍的でもある。ドキュメンタリーについて考える映画でもあるし...ホントに独特な作品。ラストで「あいち」を手がかりに、非常にプライベートだったはずのデリケートなサンクチュアリに入ってゆく。それはあまりにスリリングな体験だ。AVではなく、「あいち」がテーマの非AVだったからここまでできたのだろうなとおれは勝手に思ってます。そーゆー重層的な映画の軸になってるのがにゃんこ🐱 この柔らかくて可愛い芯が絶妙。めっちゃ猫映画「さよならテレビ」との関係も深い。お互いに補完関係にあると言っていいと思う。「さよならテレビ」観るならこれも絶対観た方がいい。「さよならあいち」観るなら「さよならテレビ」もぜひ!「さよならあいち」に心動かされた方はぜひ「私を女優にして下さいAGAIN11」も!愛知に関係ある人は必見!そうじゃない人もぜひ!「あいち」を通して「自分」のことや家族のことなどいろいろ考えさせられる。観終わった後も長く後をひく作品。上映後のトーク最高でした。興味深いお話ばかり(書けないこと多すぎ)。津田さんと杉原さんのお話がたくさん聞けてよかったです。おれはトリエンナーレの時、津田さんのトークがない日(初日)に観たのでようやく念願叶いました。津田さんすげえ。トーク力。それにしても杉原さん、いいなあ。おれ杉原さんのファンになっちゃったな。たぶん。パンフ最高。雅さんの作るパンフはいつもめちゃかっこよく、中身も充実して読み応え十分。情報てんこ盛りなのに読みやすい。監督と津田さんと杉原さんにサインをいただきました。光栄です。常滑の白老、おいしかったな。「音楽」がますます観たくなる。最高の午後に感謝!八重洲地下街のハゲ天で軽く飲んで新幹線乗って帰る。
2020/01/08
全20件 (20件中 1-20件目)
1