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2017/01/27相変わらず寒い朝。午前、ベッドから出ない。チャージに集中。スペースシャワーでやった「Bis誕生の詩」の録画もう一回観た。明日東中野でカンパニー松尾監督「劇場版 Bis誕生の詩」の初日を観るつもりなのでその予習。スペシャ版は劇場版のPRのためのダイジェスト的な造りだが、それでもすごく面白い。これが劇場版になるとどうなるのかってことがとても楽しみだ。初日のトークショーは松尾監督と今田監督とプー・ルイの3人とゆー、超豪華な3人。ワクワクする。今田監督の柔らかい語調のインタビュー、やっぱりいいなあ。 プー・ルイの涙。彼女はBisそのものだ。昼食、センチェ納豆丼。飽きない。昼寝。今日の夕方から明後日の夕方までものすごく厳しいスケジュールなので、午後もベッドから出ない。ひたすらチャージ。午後、気温がようやく0度くらいなったあたりで、実家へ。レッスン。レッスン後すぐに実家から徒歩で母校の中学へ。17時からジュニアオケの練習。今日はもちろん管打楽器も参加。当然です。インフルエンザで欠席していた弦のトッププルトの子たちも戻ってきた。よかったー。火曜の練習中に体調悪くなったコンマスの子もインフルではなくただの風邪だったらしく、完全に復調していた。安心した...管打はよくなったところはあるものの、やっぱり激しく苦戦。1年生中心なので無理ないとも思うが、あまりの基礎力不足に唖然とするばかり。本当に明日本番か?とゆー状態。叱りつけ、怒鳴り、懇願し、説得し、ちょっとでもよかったら即座に褒めて...とゆーサイクルをひたすらループする。彼らはわんこと似たようなものなので、わんこの躾と同じように演奏中でもよかったら即座にめっちゃ褒めて、ダメなら即座にものすごく叱りつけるとゆー方向で指導しないといけない。あとになってどんなにていねいに説明しても、彼らはどこが良くて何が悪かったのかとゆーことを理解しない。こどもは現行犯主義が鉄則。だからおれも常に神経を張り詰めた状態でいないとできない。おれの感情も激変する。場合によっては怒鳴りつけた直後にそのまま続きで満面の笑顔で褒める必要もあったりする。非常に...疲れます。ほんの少しだけブラスの子にも笑顔がちらほら見られるようになってきた。よかった。まあ、怖かったんだろうな。よければ手放しで褒めてるし、冗談もちらほら言ってるんだけどな。冗談言ってもとにかく無反応なので(失笑すら無し)、無視されてるのか激しくスベっているのかよくわからない...中学生は難しい。結局思うように仕上がらないまま本番当日を迎えることになってしまった....。でも、おれは本番直前まで絶対にあきらめないよ。明日いい本番になりますように!18時すぎ終了。ボロボロ。本番前日にこんな身体の状態になってはいけないのだが、非常事態なので仕方がない。家内に迎えにきてもらって帰宅。夕食。ささみフライなど
2017/01/31
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2017/01/26山口和彦監督 鈴木則文&掛札昌裕脚本の「女必殺拳」(1974)観る。志穂美悦子、最高。彼女の美しさ、可愛さ、見事なアクションを徹底的に堪能できる志穂美悦子ファンにはたまらん一本。志穂美悦子ってホントに笑顔が可愛い....。この当時は顔の輪郭がまだちょっとふっくらしていて、それがまた超可愛いのだ。脚本は敬愛する鈴木則文監督と掛札昌裕のコンビ。「緋牡丹博徒」でお竜さんを創造し世の中に送り出したときと同様に、鈴木則文監督はこのシリーズでも脚本に徹してる。もう数本このシリーズが続いていたら則文監督も一本くらい自分で監督したかもしれないなあ...。とか思ったりしてしまう。(「緋牡丹博徒」のシリーズでは「一宿一飯」だけメガホンをとってる)それにしても則文監督は女優のシリーズを創造して打ち出していくのが天才的に上手い。今回の悪役は天津敏。完璧!アクションもしっかりこなして素晴らしい。やっぱり東映の悪役さんたちはすごいです。ただ悪くて怖そうなだけではなく身体能力も高い。天津敏の鍛えられた見事な上半身には驚いた。すげえ...。内田朝雄は今回は善い方のお師匠さん役をおっとりと演じてました。これもまたよし。千葉真一もJACの面々も大活躍で嬉しい限り。千葉ちゃんものすごいアクションのキレ。唖然。石井輝男監督の「直撃地獄拳」と「直撃地獄拳 大逆転」も観なきゃ!観よう!女必殺拳シリーズは順番に全部観る。それにしてもとにかくできるだけ早く「華麗なる追跡」を観なくっちゃ!昼食ローソンセレクトのラーメン一食分残ってたので食う。ラーメンはなると巻が乗るとちょっとうれしいね。明日から強烈な3連チャンになるので、午後はひたすらチャージ。鈴木則文監督の「東映ゲリラ戦記」を読み返して、志穂美悦子や千葉真一の件りを復習。「ゲリラ戦記」以外はずっとアイマスク付けてひたすらおとなしく過ごした。スコア開きたくなるが、絶対にしない。我慢。じびか行った。夕食干糸のあんかけほうれん草のトマト煮。トルコ料理。ヨーグルトかけて食う。とてもうまいです
2017/01/26

01/25午後、実花と春さんがこうちゃん(こうきくん)を連れて寄ってくれた。わーい!かわいい!4000グラムくらい。だいぶおっきくなったなあ。よしよし昼食干糸炒め作って食う。完全に焼きそばの気分だが、これは豆腐...炭水化物食ってる気分で楽に炭水化物減らせます。炭水化物減らしたい人にはおすすめ!台湾豆腐干絲【押し豆腐の糸切り、豆腐麺】午後、薬局で薬ゲット。まだ道が怖い部分がある。夕食カリフラワーとひき肉のスープなど沢島忠監督「股旅 三人やくざ」(1965)観る◎第一話秋の章、第二話冬の章、第三話春の章の三話から成るオムニバス作品。「どじょっこふなっこ」の歌に乗って季節が流れる。初めて観る作品。これは傑作!主演は仲代達矢(秋)松方弘樹(冬)中村錦之助(春)松方弘樹追悼。合掌。なんともいえない気持ちで観ました。松方弘樹主演の「冬」は志村喬と藤純子との三人芝居。中島貞夫の脚本。雪に閉ざされた家からほとんど出ない。演劇的。超おぼこい藤純子がとても可愛い。必死の演技がこれまた可愛い。若く溌剌とした松方弘樹も、名優志村喬に果敢に挑んでました。やっぱり志村喬すごすぎる...。懐の深い演技が圧倒的。若い松方弘樹と藤純子の「若さ」と「必死」を、的確に、柔らかく余裕を持って受け止めて、そして生かしてる。「秋」は笠原和夫の名脚本。仲代達矢の存在感が強烈。東映の仲代達矢って新鮮だ。そして桜町弘子の感動的な熱演!いつもの感じの田中邦衛(笑)、最高。「春」は狡い農民たちを辛辣に皮肉たっぷりに描く作品。中村錦之助が気のいい一本気なやくざを軽快に楽しそうに演じていて素敵だ。まるで内田吐夢の宮本武蔵の重圧から解き放たれたように...入江若葉もとても良かった。彼女もお通から解放されて楽になったのかも。
2017/01/25

2017/01/24雪。朝早く実家。実家のアカ松が松クイ虫にやられて、残念ながら伐採することになったので、朝から激寒の中お祓い。近所の神社の神主さんにお願いしました。立派な神事になってよかった。伐採の業者さんも来て参列してくれた。伐採は雪すごすぎなので後日雪落ち着いてからってことになる。兄夫婦と少し話して、昼前にタクシーで自宅に戻る。タクシー降りるとこんな感じ。雪国だ…昼食セブンの金の醤油。まあまあ。ローソンのよりはうまい。この値段取るならもうちょっとがんばってほしいっすね。これなら地元の製麺所の生麺+袋入りのラーメンスープの方が数倍旨い。夕方からジュニアオケなのでひたすらチャージ。降り続く雪。夕方、タクシーで母校の中学17時からNJO(ナガノジュニアオーケストラ)の練習。管楽器と打楽器が入った。「予想通りダメ」ならよかったのだが、「予想以上にダメ」でショック。ブラスにはブラスの事情もあるだろうが(アンコンとかさ、色々)、そんなん知るかっ!どんな事情があってもステージでMozartを披露するとゆーことに変わりはない。ブラスの事情とMozartには何の関係もない。まずい。これじゃ子供たちがかわいそうすぎる。何がまずいか。ほんの一例を挙げるとまず、簡単な4分音符3つ(同じ音3つです)をdim.で吹いてね、と頼んでもできない。(どうしても3つめを大きく吹いちゃう)たん/たた/たん(4分音符/8分音符2つ/4分音符...ぜんぶ同じ音です)を正確に吹けない(転ぶ)軽いスタカートで吹いてね。...やっぱりできない.....などなどなどなど....いやあ、これはすごいね。こんな基礎的なことがまるでできないのに、ブラスのあんな難しい曲よくできるね。謎だ。ブラスの時になると基礎力が突然出てくるの?そんなの意味ないじゃん。どんな場所でもどんな場面でも無意識に使えるから基礎なんじゃないの?ものすごくイライラして、ブラスの子たちにはかなりきつく当たってしまった。子どもたちは悪くないのに、本当にごめん。悪いのはそーゆー大事な基礎を彼らにちゃんと教えないブラス関係の大人。そんなわけでMozartの音楽がいかに楽しくて素敵かってところまで指導が行きつかなかった。今日はほとんど何もできなかった.....落ち込んだ...ブラスの子たちにこそオーケストラの良さ、Mozartの素敵さを教えたかったのに、結局叱り飛ばしてるだけになっちゃった。うーん。どうしたらいいのか。弦の子たちが殺伐とした雰囲気にやられて完全に萎縮してしまったので、ブラスの子たちが去った後で、「さあ!楽しく弾こうぜ!」と言って弦だけで、おれも笑顔で劇場支配人一回通しておしまい。でもね、やりますよ。もう本番だし。あまりにやばいので金曜も練習することになった。自分にとって厳しすぎる日程になってしまったが、これでは演奏が成立しないので、やむを得ない。金曜夕方の1時間と本番当日練習だけでどこまでいけるか。おれにできる限りのことをします。しかしそれより心配なのがインフルエンザの蔓延。母校は完全にインフルの巣。片手じゃ足りないくらいの子がインフルで欠席してる。家内に迎えに来てもらって、帰宅。ものすごく落ち込んだ気分で、焼酎飲む。やけ酒だね。よくない酒。もつ鍋
2017/01/24

2017/01/23フロイデの疲れしっかり残っていてしんどい午前、家内に送ってもらって病院。採血→リハビリ→定例の診察。採血はおれは麻痺側の左の方が取りやすいらしく「今度から左出して」と言われた。右よりも採血しやすい血管が左にあるんだそうです。麻痺してるからダメなのかと思ってたら、違うらしい。診察は約30分待ち程度で済んだ。優秀。先生に会うとホッとする...先生に現在の体調の悪さを一応訴えてみたが、「みんなそう言ってるよ。あったかくしてゆっくり休んで。とにかく春が来るのを待とう。無理しないこと。転ばないこと。」とゆーほぼ予想通りのお答え...それでも先生にそうやって言ってもらうと安心する。リハビリの担当さんにも同じこと言われるんだけど、やっぱり主治医の先生が言うと何かが違うんだよなあ...。道の状態イマイチだが、頑張ってバスで帰宅。雪かきが行き届いているお宅の前は完全に雪が消えて普通の道になってる。その差が激しい。なので、時々めっちゃ危険になる。ドキドキだ。大冒険。実際凍結したところで転んでる人を見たし、滑って転びかけてる人なんかは何人も見た。無事に帰宅して昼食。センチェ使ったビビンパ風。飽きないよ。全然飽きない。午後、爆睡。松の伐採のとこで色々電話連絡など。めんどくさいよね。でも仕方がない。夕食鱈の鍋。鱈は下に潜ってて見えないな。市販の塩ちゃんこスープを使用。〆にうどん。
2017/01/23
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2017/01/22昨日のNJOの疲れが残ってるが気にしないようにする。ゆっくりホテルの無料朝食。焼きたてパンうまい。10時ギリギリにチェックアウト。新小岩商店街の古風な喫茶店。落ち着くー。ゆっくり過ごせた。喫煙全面的にオーケーな店なので、タバコの煙苦手な人は難しいかもしれないです。おれがいた間は、タバコ吸うお客さん多くなかったので、ぜんぜん大丈夫でした。いい感じのマスターご夫婦のやってる店。常連さんとマスターとの会話を聞いてるだけで和む。いい店です。こんどは何か食ってみたい。ジョージ朝倉「溺れるナイフ」[13] [14]読◎すげえ。そのまま続きを読みたかったが、勿体ないので我慢ものすごい展開になってる。ジョージ朝倉はセックスの問題を逃げずにちゃんと描くのが良い。ハイティーンの若者の深い恋愛関係を描くのだから、セックスは絶対に避けて通れない。山戸監督も映画で、可能な限りギリギリの果敢さで踏み込んでいたが、やっぱり漫画は自由度が高い。(監督はもっと踏み込みたかったはずだ..でも小松菜奈ちゃん主演ってこともあるし、どう考えてもあれが限界でしょう)いい雰囲気の店内。チェーンのカフェの10倍落ち着く。商店街でうめちゃんと待ち合わせて昼メシ珍来ここは好きな店だ。チェーン店なのに、全くそれらしくない。おれは迷わずチャーハン590円うめちゃんはねぎみそラーメンと半チャーハンのセット。やっぱりさすがです。(半チャーハンというよりは3/4チャーハンくらいの量がある)このねぎは壮観だなあ。実物はもっと迫力があります。フラフラ歩いて練習会場。東京あったかいなあ。ご機嫌だ。フロイデ練習。今日はリハ室で午後枠。Delius、今日はon the Riverに集中。急速に良くなってきてる。みなさんDeliusの独特な書法に慣れてきたんですね。よかったですーSchubertは詰めの段階に入りつつある。まあまあな進捗状況じゃないかな。おれはこの作品はトロンボーンがキーになると思っているので、オケのみなさんの注意がいつもトロンボーンに向いているように、一生懸命ことばをかけてるつもり。あとは弦の音色をもっと磨いていくこと。今は型崩れは気にせずに十二分に歌い込むこと中心にやっていて、みなさんとてもよくついてきてくれてると思ってます。ちゃい子は、両端楽章は磨きの段階。キモの2,3,4に細かく手を入れ始めました。独特な作品。シリアスでコンパクトな第1幕が第1楽章。いろんな性格の場面とおめでたく祝典的な大団円から構成されている大規模な第2幕が第2,3,4,5楽章。おれはこの曲を、以上のような感じの「2幕構成の管弦楽作品」だと捉えていて、「5楽章構成の交響曲」とは考えていません。この作品、もう1,2楽章増えても全然おかしくないですよね。そうなると、モーツァルトの「ハフナー」や「ポストホルン」みたいなセレナードに近い感覚の作品になっちゃう。実際モーツァルトのセレナードはそのまま交響曲として成立可能だったりする。そっちに近い感じで書いてるような気がしますね。個人的には標題性のものすごく強い幻想ですら、ちゃい子に比べるとずっと「交響曲」の論理に忠実だと感じる。興味の尽きない作品。実におもしろい。職人としての腕が冴え渡りまくっていて、感動する。そう、職人で何が悪い。職人技は極め尽くせば「下手な芸術」よりもずっと深いところまで行けるのだから。飛び抜けたヴィルトゥオーゾに「魔」が宿るのと同じこと。16時45分ころまで。さかたくんに送ってもらって東京駅。ありがとう!みんなに助けてもらってます。車中、東京タワーの蠟人形館の話題など。うめちゃんに乗車まで見守ってもらって「はくたか」乗車。車中チューハイ飲む。お疲れちゃん。うめちゃんは新小岩に飲みに戻った。申し訳ない。普通に長野着。家内に迎えにきてもらう。途中、くるまやで夕食。餃子。クーポンあったのでこれが10円。おれはもつ煮定食。680円家内は煮干しラーメンとライス。
2017/01/22

2017/01/21大雪。雷、稲妻。そしてざんざん降りの雪。雷の音で目が覚めた。雪の中、家内に送ってもらって母校の中学。積雪45センチ。もうやだー。助けてー。9時からNJO(ジュニアオケ)練習。子ども達は朝7時から学校の雪かきして、練習開始前にはすでに汗びっしょりになって、ぐったり疲れてる。いやあ、雪国の子は大変。ちなみに朝の市街地の雪の状態はこんな。今年の長野の雪はハンパないっす(~_~;)今日もブラスの子たちは来れない(-。-;まあ、とにかくブラス優先だからね...おれがまた平日、ブラスの子が来れる練習に行くことになった。うがー。当日だけ合わせて本番なんてこと不可能だし、仕方がない。なんでおれがブラスの中学生の予定に振り回されなきゃいけないのか、ちょっと釈然としないな。世の中って不思議なことが多いです。で、Capriol中心の練習。みんなよく頑張ってくれて、そこそこ聴ける感じになってきた。ついこないだ練習始めたばかりなのに、大したもんだ。Mozartは難しい。でも、よくやってると思う。格段に上達した。ちゃんと弓の元を使えるようになってきてる。今日のおれは終始ご機嫌で「大声で煽りまくる元気な先生」だったと思う(当社比)みんなよく笑って、大きい音で元気に弾いてくれて嬉しい。ただ、心配なのは蔓延するインフルエンザだ。実際、数人がインフルで欠席。1/28、みんな元気でステージに立てますように!神様お願い!12時まで。ボロボロに疲れて終了。怒っても、ご機嫌でやっても、ジュニアオケの消耗は激しい。家内に校門で拾ってもらって長野駅。あまりにひどい天候で寒いので、東京に前日入りすることにした。脱出です。13時23分の「あさま」にギリギリ飛び乗れた。あさまは車内販売がない。メシ買ってる時間なく、結局昼メシは抜き。上野で乗り換えて新小岩。山手線も総武線も混んでて参った。駅前のホテルにチェックイン。しばらくぐったりベッドで休憩。トーマスマンの短編読む。「幻滅」『なぜ水平線なんというものがあるのでしょう。 私は人生から無限を期待していたのです。』「幸福への意思」、つらいラブストーリー。「なぐり合い」は全体にホモセクシュアルな匂い強い。ジョニイは「ヴェニスに死す」のタッジオのプロトタイプか。イギリス的な何か、について語っているようなのだが、そこんところはおれにはよくわかるようなわからないような感じ。まあ、何となくわかるような気もするかな、とゆー程度。むしろ濃厚に漂うホモセクシャルな雰囲気の方が興味深かった。「列車事故」軽めの作品だが、国家や権力についてのわかりやすい寓話。わんこ(ブルドック)がいい味出してる。日が暮れてから、ホテルすぐそばの立ち呑み「しげきん」へここは有名なお店らしいっすね。超よかったです。気に入った。確かにここは名店。酒は240円、つまみは340円。明朗。おまかせ三点盛。新鮮!一人前には十分すぎる量。砂肝ソース煮タコと里芋煮。うまーい。しゅうまい。これ、感激した!最近食ったしゅうまいの中では間違いなくベスト。340×4240×3で計2080円。会計は聞こえてくる感じだと1500円から2500円って人が多いようだ。時々3000円超の猛者もいらっしゃいますが、サクッと飲んで長居せずにさっと帰る人が多い。江戸だなあ。こーゆーところは素敵だ。まあ、立ってるからそもそも長居は難しいけれど。大満足でホテルに戻る。風呂入ってすぐ寝る。何もしません。テレビもつけない。すぐ寝ました。
2017/01/22

2017/01/20体調最悪どうしようもない。川島雄三監督「女は二度生まれる」(1961)観る◎傑作だ。ラストは本当に見事。惚れ惚れするようなタイミングでバサっと断ち切るように終わる。シビれます。この作品の若尾文子さんは最高に素晴らしい異常にエロい。「電気消してもよくって?」「おビール頂いてもよくって?」とゆーような台詞がエロすぎてたまらん。エロい上に演技がすごい。後半のシチュエーションは今井正監督の「不信のとき」と似てるがやっぱり川島監督の方が不良度が数段上で(今井監督は生真面目)、辛辣でシニカル。しかも天才。「不信のとき」もシニカルだが、この場合は今井監督とゆーよりも有吉佐和子がシニカルだと言った方がいいだろう。不信のときは本妻/岡田茉莉子との対決だった。この作品は本妻/山岡久乃との対決。当然、vs岡田茉莉子の方が女優同士の生々しいシリアスな対決になる。vs山岡久乃の場合は全く違って、川島監督の戯作者っぷりが強く表に出て、なんとも皮肉な喜劇的対決になる。山岡久乃、すげー。山村聡すばらしいなー。どう見てもいつもの山村聰。特に何かしてるように見えないのに、何かがぜんぜん違う。川島監督の色ですね。きっと。1960年代の靖国の映像は資料的にも貴重なものだろう。長野の「島々」の映像もそう。昔の長電バスが出てくる!フランキー堺は「幕末太陽傳」(1957)と真逆の実直な小市民を好演。寿司屋のシーンと酉の市のシーンは絶品。大好きなシーンだ。寿司屋のシーンは性的な暗喩が散りばめられていて、見飽きない。山茶花究、圧倒的に素晴らしい。怪しさが全身から滲み出て全体にいい加減なおっさんなのに、上品で極めて優美なところが最高。小津監督の「小早川家の秋」の生真面目な役とは対極にあるような役だ。すごい…。役者としての幅。川島雄三の大映での初監督作品。これを皮切りに川島雄三と若尾文子のコンビによる傑作が大映で立て続けに撮られてゆく。「雁の寺」(1962)「しとやかな獣」(1962)目も眩むようなラインナップがたたみかけるように続く。これはCSで録ったものが手元にあって、数年ぶりに観た。前に観た時よりもはるかに面白く観た。昼食。レトルトカレー。ローソンセレクト「大辛」ってやつなのだが、「中辛」くらいにしか感じない。大辛じゃないじゃん。むー。午後はアイマスク付けてひたすら昼寝。週末例によってNJOとフロイデ。気になってスコア開きたくなるがぐっと我慢。自分自身の体調を悪くしないことが優先。休む。夕食。ボレッキ。トルコ料理だそうです。
2017/01/22

2017/01/19offにする極力何もしない森下くるみ「すべては「裸になる」から始まって」読◎「虫食いの家」を読んで彼女の文章がとても好きになって、今回これも読んでみた。紙の本も出てるようですが、おれは電子書籍で読みました。すごくよかった。彼女の文体や感覚は素敵だ。この作品は「虫食いの家」とも密接に繋がってるので、両方読んでよかったと思う。検索してみると旅行記も出てる。読もう。そうなんだよなー。ゴールドフィンガー加藤鷹もそういえば秋田出身だ。彼女の書く鷹さんのエピソードは感動的。昼食、キリンラーメン。納得。小笠原製粉 キリンラーメン 6食詰/小笠原製粉いろいろ気になるがすべて無視して休養。今日はこれが大事な仕事。アイマスク付けてjazzを小さい音でBGMにしてただ横たわって過ごす。でもちょっとだけ次回のチクルス関連の作業をしてしまったこれは仕方がないです。夕食 カオマンガイ。うまーい。これはタイ料理だけどまったく辛くない優しい味なので、お子様も絶対大丈夫。子どもたちもこれなら喜んで食べてくれると思う。大人でちょっと辛さが欲しい人はナンプラーとかで辛いソースを作って、炊飯器だけで超簡単にできる料理。おすすめです。
2017/01/19

17/01/18道路の状態はひどい。車も暴れ馬に乗ってるような状態。それでも大きな道路はちゃんとしてるが、生活道路は危険な状態。中途半端な雪国である長野市は除雪対策も中途半端なので、けっこう危険。家内に送ってもらって、病院。レントゲン撮って、リハビリ。リハビリ、身体の状態最悪で、担当さん一生懸命緩めようとしてくれたが、全身の緊張高すぎて無理。担当さんの結論は「とにかく暖かくして休養&リラックス。できるだけ外出しない。仕事のことも忘れる。」とゆー実にシンプルなもの。そうね。まったくその通り。この週末雪の中レクチャーやって、ジュニアオケやって、それからフロイデだった。これだけでも疲労がひどい。ものすごく暖かい東京行って、超寒い長野に帰ってきた。この気温の乱高下も疲労に重なって、悪い影響が出てる。リハビリの後、整形の診察。レントゲンの画像によると、いい感じで左手首の骨は出来上がっていってるようだ。順調。背屈の角度やら諸々評価しないといけないのだが、あまりに身体の状態悪すぎて、いい感じの数字が出ない。評価は春に回すことになった。とほほー。家内に迎えにきてもらって、市役所で野暮用。家内は今日は早退。今日担当してくださった窓口の職員の方はすっきりわかりやすく説明してくださる人でよかった。ときどき窓口の職員さんがよくわかってなくて職員さん自身がパニクってしまうこともある。シンプルに的確に説明できれば、時間も短くて済むし、こっちも理解しやすく安心だ。まあ、いろんな人がいるよね。みなさんお疲れさまです。役所の食堂「ししとう」で昼食。ここは眺めがいいねえ。13時すぎなので広々と空いていて気持ちよかったです。家内もおれもBランチ今日はハヤシライスでした。450円ハヤシも好き。役所のあと、家内とじびか。おれは診察。家内はくすりだけ。薬局でクスリゲットして帰宅。病院と役所で終わった1日。こんな日もある。雪、消えないな...身体の状態最悪でマジ辛い(泣)ほんとうに、泣けてくるほどつらい。夕食。ソーセージと豆のスープ。ドイツっぽい。これだけです。パンとかご飯食べない。ビールもワインも飲まない。水飲んでただけ。
2017/01/18

2017/01/17長野市の今朝の積雪深は約50cm(-。-; むむー。もちろん今日は自宅謹慎&休養。身体の状態も超悪い。とてもじゃないがこれでは外出できない。明日診察とリハビリだ。雪の中行くのは気が重いなあ。リハビリは電話してキャンセルってのもありな気がするが診察予約をキャンセルするのはさすがにハードル高い。昼食。干糸炒め。どう見ても焼きそばだが、これは豆腐。炭水化物ではない。ふしぎー。あまり物足りなさを感じることなく、炭水化物減らせる。優れものです。脳内では焼きそば食ってる感じだから。満足しちゃうんだな。うまーい。ダシダとカナリエキスで味付けたので、韓国風ってことになるかな。【新商品】友盛貿易)とうふ麺(豆腐干糸とうふがんす) 500g(豆腐 トウフ)『白雪』貝ダシダ(あさりだし)ゴールド 300g <韓国調味料・韓国ダシ>『CJ』ハソンジョン カナリエキス|いかなご液状だし(400g)[韓国キムチ][韓国調味料][韓国料理][韓国食材][韓国食品] マラソン ポイントアップ祭 05P01Oct16シチュー。鳥手羽元。角井亮一 「アマゾンと物流大戦争」読◎とてもおもしろかった。エキサイティングで刺激的。アマゾンと物流大戦争 [ 角井亮一 ]
2017/01/17

2017/01/16ひどい疲労。家内から長野の雪の状況の写メが来た。げんなり。ずーっと降ってたらしい。暖かい東京でぐずぐずして、帰ることにした。朝食はゆっくりホテルの無料朝食。焼きたてのパンが美味しくて満足。チェックアウトして上野上野の森美術館。デトロイト美術館展観る。よかった。観てよかった。今日は写真オーケーな日。みんなカシャカシャやってちょいうるさいね。おれは撮影できなくてもいいな。図録とか絵葉書買えばいいんだし。とか言いながら、結局少し撮りました。わはは。小市民。まずルノワール、セザンヌ、ドガを堪能。セザンヌの髑髏はびっくり。モネ「グラジオラス」に感動。ちょっとうるっときました。ジェルヴェクス。「パリのカフェにて」初めて意識する画家。この当時(1877)としては古風なスタイルだと思うが、おれは感動した。この後ろ姿の女性(高級娼婦らしい)に完全に魅了されてしまった。ゴッホのオワール川の岸辺。強烈なタッチにやられた。魂削ってる…。あまりに壮絶で息苦しくなってくる。モディリアーニ。ああ!ジャンヌ!(この作品のモデルはおそらくジャンヌだろうとされる)このアーモンド型の目で何を見ているのだろう...「モンパルナスの灯」からそれほど間を置かずモディリアーニを観ることができてよかった。「モンパルナスの灯」のアメリカの俗物感丸出しの画商のシーンを思い出して複雑な気分になる。デトロイト美術館のコレクションは、フォードの街、自動車王国だったデトロイトの黄金時代にその圧倒的なカネの力で集めたもの。映画に出てくる下品な画商はたぶんフィクションな存在だが、構造としては映画の通りだったわけだ。きっとあんな感じの画商も居たに違いない。カネの力で名画を買い漁ったデトロイト。そして、栄華を極めたデトロイトは転げ落ちるように凋落して、2013年、ついに経済破綻を宣言した。「グラントリノ」に描かれた通り。街は荒廃し、失業者が溢れ、治安が極端に悪化した。あまりにカネがなくて美術館のコレクションを売却しようなんて話もあったらしいが、市民の反対も強くて売却はやめたようだ。今からこのレベルの充実したコレクションをしようと思っても今後まず不可能だし、売却はやめてよかったよね。ピカソは「読書する女性」とか「座る女性」はもちろんよかったが。おれは今回は「アルルカンの頭部(1905)」「肘掛け椅子の女性(1923)」に心動かされた。マックス・ベックマン、初めて意識する画家。とてもよかった。覚えておこう。美術館出てタリーズ購入した図録を舐めるように熟読。コーヒー(S)一杯でずいぶん長居してしまった。素晴らしい作品を反芻し、デトロイトのことを考える。昼食はクラウンエース。カツカレー500円。このチープなB級テイストなカツが良い(絶賛してます)みんなカツカレー食ってました。人気。久しぶりのお店。満足。アメ横ゆっくり歩いてセンタービル。あったかくてご機嫌。地下でちょっと買い物。楽しいアジア的混沌。大麻花。やばい名前ですが、シンプルな揚げパンです。美味しいよ。冷凍品 中華大麻花 3個入り燻製豚耳 3枚入 スモークブタミミ 日本産 コラーゲンたっぷり 冷凍食品他に豚耳、台湾豆腐干絲【押し豆腐の糸切り、豆腐麺】干糸買う。大雪の中帰宅。雪中行軍だえらいこっちゃ夕食 チゲ降り続く雪今日は終日「グラジオラス」のことを反芻して考えていた。しあわせな1日だったとゆーことかな。
2017/01/16

2017/01/15雪。多分積雪深30cm近いと思う。雪の中、母校の中学へ。9時からジュニアオケの練習。ほんとは今日から管も入るってことだったが、アンコン勝ち上ってしまって、今日は来られなくなった。おめでたいやら残念やら、なんだかよくわかんない気分。そんなわけでCapriol中心。今日のおれは、「怖い先生」だった。怒る&説教。まあ、本番近いしね。ワンランク上に行かなきゃいけないのに、これじゃどうにもならんので、説教してきた。疲れ果てて12時終了。家内に校門前で拾ってもらって長野駅。相変わらず降り続く雪。もうイヤ。雪の中をごく普通に入線してきた13:20の「はくたか」に乗車。何事もなかったように定時着定時発。車内の電光掲示板で東北新幹線や東海道新幹線のダイヤの乱れが繰り返しアナウンスされていたが、北陸は遅れの気配もなし。沿線はかなりの積雪のはずなんだけどなあ。北陸新幹線、頼もしい!車内で昼食。ホームの売店で買った「彩り野菜のにぎわい弁当」475円。高崎から先はもう別世界だ。ああ、ホッとしたー。東京駅で乗り換えて新小岩へ。無事に長野脱出できて良かった...。東京は雪もなく長野よりずーっと暖かくてうれしい。なんじゃこの青空は。駅前のホテルにチェックイン。しばらく休む。昨日のレクチャーと午前のジュニアオケの疲れそのまま残ってて、ちょっとベッドに横になっただけで問答無用でベッドの奥底に引き込まれるような睡魔に襲われる。レクチャーは第一回ってのがいちばん疲れる...。うめちゃんホテルに迎えに来てくれる。駅前の「中華食堂 一番館」でうめちゃんと軽くメシ。比較的新しい店だ。たぶんここ2、3年くらいだろう。激安中華チェーン。練習の終わりが遅い時は食っておくようにしてる。最近のおれは、空腹のまま長く仕事すると炭水化物切れを強烈に感じるので(クラクラしてくる)、ちょっと多めに食ってから練習に行くようにしてます。炙り叉焼麺500円。ふつうにうまい。うめちゃんはスタミナとんこつ。さすがうめちゃん。手前の餃子は200円。シェアして食べた。チャーハンも350円と安いので、これも一つ頼んで、シェアして食った。この値段を考えたら、本当にここまでよくやってるなと思う。だってふつうに美味しいもん。しかも料理が出てくるのが速い。ゆっくり食えない時はいいね。富士そばとかとあまり変わらない速度だ。酒も安い。周囲はみんな楽しげにがっつり飲んでて羨ましかったー。少人数ならここで飲むのもアリだな。飲んでなかったのは我々くらいのものだ。そういえばこの店は長野駅前にもある何回か入ってるけど、ここ何年も入ってない。駅前でくろせくん号に拾ってもらってフロイデの練習会場へ。今日は小ホールで練習。贅沢だー。広いのはありがたい。18時30分頃から。ちゃい子とSchubert。ちゃい子は各論に入りつつある。キモの中間3つの楽章に細かく手を入れ始めた。この中間3つの楽章がうまくエンタテインメントになってくれば、交響曲全体に自然に幅とゆーか陰影が出てくると思ってます。Schubertはしんどい。おれがいろいろ指示して、それがうまく行った時の精神的ダメージが大きい。心の何処かが削られていく実感がある。うまくいくとつらい。でもうまくいかないのも耐え難い。21時30分頃まで。疲れたー。最後の力を振り絞ってやりました。長い2日間でした。練習終了後、もう22時だし明日月曜だし、さすがに「飲み」はないだろうから、缶ビールでも買って部屋で飲もうと思ってたら、なんと「飲み」があった。隊長さすがですー。すごい!おれは生中1とお湯割り2くらい。おれはビールは身体が冷えてしんどくてお代わりしなかったが、みんな元気よく生ビールお代わりしてて、さすがに自分の年齢を思い知りました。中高年とゆーよりはもはや初老だ。気持ちは若いつもりなんだけどなー。身体がついてこないよね。ホテル戻ってシャワー浴びてすぐ寝る。
2017/01/15

2017/01/14雪。今シーズン初のまとまった雪。寒い!雪も困るが寒さがこれまたきつい...。ジュニアオケあると思って母校の中学行ったら練習なかった。がーん。午後になったようだ。そのまま引き返す。ブラスの関係でコロコロ予定変わって、連絡が行き違った。でも、ちょい得した気分。ぬくぬくと布団にもぐりこんで、午後のレクチャーの原稿を繰り返し読む。昼前に会場入り。リハーサルに立ち会う。萌生ちゃんあまりの緊張でハイになっていて、もはや自分の音の行方がまったくわかってない感じ。なあんにも聴こえなくなっちゃうんですな。独り相撲になってしまう。これは事実上彼女の「初リサイタル」になるので舞い上がるのも無理ないです。いやあ、大変だ。青春だねえ。いいなあ。しかもチクルスはソロのリサイタルとちょっと違って、個人の責任で一回で完結するのではなく、ある程度以上のクオリティを維持しつつ次にしっかりとバトン渡してシリーズ全体のクオリティを高めていくとゆー意識も求められる。やってるのは個人戦ですが、同時に団体戦の面もあるので精神的には簡単じゃない。同級生や後輩はもちろん、自分の先輩や先生とも同じ土俵で一緒に戦うことになる。話には聞いていた萌生ちゃん彼氏もリハから来ていて、紹介してもらいました。むふふ♡好青年!昼食は楽屋で萌生ママさん手作りの「おにぎらず」をいただきました。超うまかった!具の鶏ハムが絶品。14時からショパンピアノチクルス「青春のショパン」vol.1開演。大雪の中たくさんのご来場ありがとうございました。もちろん数名のキャンセルは出ましたが、悪天候の中こんなに大勢のお客様にご来場いただきただただ感謝です。通し券も出て、当日券もけっこう出た。ありがたいことでございます。第一回のピアニストは北嶌萌生ちゃん。プログラムはもちろんオールショパン。ポロネーズ ト短調 KKIIa-112の練習曲Op.10から別れの曲・黒鍵・革命、Op.10-4ノクターンOp.9-1 スケルツォ第1番Op20リハでは舞い上がり気味でしたが、本番ではしっかり修正して落ち着いて弾けてた。フレッシュで気持ちのいい演奏。萌生、よかったぞー。彼女の今後がたのしみです。しっかりした演奏とはっちゃけたトークの激しい落差がおもしろい。ズブロッカ オススメです!美味しいよ。香りもいい。意外に安いし。おれは冷凍庫で冷やしてとろっとした感じのズブロッカがとても好き。度数高いので凍りません。ご安心を。いまチクルスもフロイデもポーランドだからね。ズブロッカ飲んでがんばりますよ。次回第2回は3月4日。長野市竹風堂大門ホール。ピアノは梨本卓幹さん。エチュードOp10から4曲。ノクターンOp.9-2そしてワルツOp18, ワルツOp.34-1, ワルツOp34-2いよいよショパンはパリにやってきます。というわけなので、第2回は意識してサロンっぽい選曲にしてます。パリのショパンはどんどんサロンの人気者になり、パリを代表する音楽家になっていきます。ぜひご来場ください!お問い合わせ:ピアノチクルス長野pianozyklusnagano@y-mobile.ne.jp07064772702終演後は打ち上げなかったので、家内と近所の食堂でサクッと夕食。家内は寄せ鍋定食。おれはもつ煮〆にひとくちそば。熱燗2合。以上。雪やばい。明日が心配。ちょい飲み足りず帰宅して風呂入っていただきものの焼酎お湯割一杯。ありがとー。あったまったー。お疲れちゃん!
2017/01/14
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2017/01/13「アマゾンと物流大戦争」読み始め。めちゃおもろい。アマゾンと物流大戦争 [ 角井亮一 ]昼食例によってセンチェ納豆丼。半熟目玉焼きのせて、ぐちゃぐちゃに混ぜて食う。ああ美味しい。ぜんぜん飽きない。納豆はトップバリューのタレと辛子がついてないシンプルな激安納豆を使う。センチェで味がつくから納豆に味は要らない。週末の準備、レクチャー、ジュニアオケ、フロイデ…。体力が心配。夕食、焼きそば。おれの作品。麺はいつものツルヤの太麺焼そば。最近我が家はこればかり。マルちゃんとかの大きなメーカーの焼そばは買う気も起こらん。もっとソースいっぱい使って黒っぽく仕上げたほうが、B級感出るけど、この日は、ダシダ使って、ソースは少なめにした。そうだ!太陽ソースが欲しいのだった。太陽ソースがあれば、ソースいっぱい使って焼そば作るよ。太陽食品特選太陽ソース300ml【全国こだわりご当地グルメ】ポチっとしよう!
2017/01/13

2017/01/12ちょっと雪。午前は病院。リハビリ。今日も肩中心。雪に追われるように慌てて帰宅。焦って帰ったのに雪は大したことなかった。なあんだ。昼食。ローソンセレクトの生ラーメン(醤油味)。2食入りおれはローソンは冷凍のラーメンよりこっちの方が良いと思う。敬愛する鈴木則文監督の「吼えろ鉄拳」(1982)観る。めっちゃおもしろい。最高に楽しい活劇。ひたすら単純明快に楽しい。公開時は澤井信一郎監督の「野菊の墓」(名作!)の併映作品だったとのこと。なんちゅう贅沢な二本立て!鈴木監督と澤井監督はトラック野郎のコンビなんだよなあ。それだけでなんだかうれしくなっちゃう。真田広之の圧倒的な身体能力にやられまくる。千葉真一と真田広之が一緒に戦ってるのを観るだけで鳥肌モノ。(当時の千葉真一はまだバリバリに動けたのだ)千葉真一監修のJACの荒唐無稽なアクションが素晴らしい。JACの連中のあまりの身体のキレのよさに唖然とし、荒唐無稽なアクションのあまりの馬鹿馬鹿しさに爆笑したりする。もう最高です。お盆映画でしかも野菊の墓とセットなのに、下品なHネタを無意味にしっかり入れてくるあたり、則文監督素敵ですっ!で、英雄交響曲をがっつり使って、そこにこともあろうにハーケンクロイツを添えちゃったりもする。シスターのパンツ丸見えシーン入れたりとか、相変わらずだー。いやあ、もう、ホントになんでもあり。怖いものなし。どーでもいいおふざけも満載。則文監督最高!成田三樹夫ノリノリに大活躍で満足。遠藤太津朗もいつもどおりよかったー。福本清三先生も安岡力也も元気いっぱいで胸アツ。東映はやっぱり悪役の厚みが他社とはぜんっぜん違う。ちゃんと南利明が出てくれてて(喫茶店のマスター役)楽しい。則文印って感じで、それだけでうれしい。アブドラ・ザ・ブッチャーがちゃんと役者として出演(スパルタカス役)。プロレスラーだからバトルは最高にキマってるが、演技がとても上手で驚愕。さすがヒールのプロレスラー。それにしてもブッチャーは上手すぎると思う。しかも超かわいいんだよね。真田広之と組んだスピンオフのバディムービーをちょっと夢想してしまうほど良い。志穂美悦子、最高。おれはハッキリ言って志穂美悦子のファンです(アクションしてくれたら超最高!)。なので長渕剛のことを恨んでいます。「二代目はクリスチャン」なんて、超好きな作品だ。志穂美悦子の大ファンでしかも鈴木則文監督のことをこんなに尊敬してるこのおれが則文監督と志穂美悦子のコンビの「女必殺拳」と「華麗なる追跡」を観てないってのはまずいな....。深く反省してます。近日中に観ます。観るったら観る!夕方まで真面目にジュニアオケの準備。スコアの補修とかね。夕方からシチューの仕込み。夕食シチュー。おれの作品。
2017/01/12

ショパン ピアノチクルス「青春のショパン」vol.1のお知らせいよいよ今週末です。vol.12017年1月14日 14時開演竹風堂善光寺大門店3階大門ホールピアノ:北嶌萌生(きたじまもえみ)ポロネーズ ト短調 KKIIa-112の練習曲Op.10から別れの曲・黒鍵・革命、Op.10-4ノクターンOp.9-1 スケルツォ第1番Op20レクチャー&プロデュース:加藤晃お問い合わせ:ピアノチクルス長野pianozyklusnagano@y-mobile.ne.jp070647727022017年のピアノチクルスは「青春のショパン」と題し、ショパンが27歳までに作曲した作品を、27歳以下の長野の若手のピアニストたちの演奏で聴いて頂きます。超フレッシュです。練習曲はOp10から毎回4曲。そのうち「別れの曲」「黒鍵」「革命」の3曲は「必ず」皆さんに弾いてもらいます。もう一曲は演奏者が自由に選ぶことになってます。萌生ちゃんのチョイスは4番コンクールみたいでちょっと意地悪な感じもありますが、聴き比べは楽しいですからね。楽しみです。今回のチクルスの最初に聴いていただくポロネーズ ト短調は、ショパンが7歳のときの作品です。今回はワルシャワ蜂起(1830)あたりまでのことを扱います。まだショパンはパリに行ってないので"Fryderyk Franciszek Chopin"の時代です。次回から"Frédéric François Chopin"になります。みなさま、ぜひご来場ください!
2017/01/12

01/11相変わらずトーマス・マンの短編読む。「衣裳戸棚」は幻想怪奇小説といった趣き。昔読んだはずだが、綺麗さっぱり忘れてる。「飢えた人々(習作)」は「トーニオ・クレーガー」にダイレクトに通じる同じテーマの作品。その関連で、これは覚えていたが、今回の方が興味深く読んだ。「神童」トーマス・マンの音楽の描写は凄い。圧倒的だ。さすがにこれは覚えてた。マンは神童の演奏を聴いて周囲の大人たちが思うことを辛辣に書いていく偉そうに聴いてる大人たちも、それほど大したこと思ってるわけじゃない。神童も「聴衆をすこしは興がらせねばならぬ」ことを知っていたりもして、凡庸な大人たちが期待するような振る舞いをしてみせたりもする。音楽関連の人なら特におもしろく読めるだろう。「トリスタン」も音楽の描写にやられる。文章が音楽になってる。凡庸な演奏より、この文章の方がずっと高度に音楽的と思う。音楽関連の人は必読。これ読んでから「トリスタンとイゾルデ」聴くと、聴き方が変わる。初めて読んだ頃は完全に影響されてリスト編曲の愛の死にハマりまくった。この短編にはショパンのノクターンOp.9-2が非常に印象的に使われる。最近、ノクターンOp.9-2だなあ。山戸監督の「 5つ数えれば君の夢」もそうだった...。今は心からショパンの音楽を愛しているが、高校の頃はショパンは全く興味なかった。昔読んだ時よりも読後感が複雑。読んでよかった。昼食具沢山スープ(豚肉舞茸大根さつまいも)炭水化物なし。午後、淡々と準備。夕食れんこんと大根とベーコンの蒸し煮
2017/01/11

2017/01/10この連休の疲れ一気に出て呆然と過ごす。田中徳三「兵隊やくざ 俺にまかせろ」(1967)DVDで鑑賞。ここまで順番に観てきてハッと気がついたらもうシリーズ第6作じゃん。あと数本しか残ってないではないか。ああん、さみしい。この第6作は全体としてはイマイチ。内田良平や渡辺文雄が出てたりしてなかなかいいキャストだし、迫力ある戦闘シーンもあったりするのに、なんかイマイチだった。でも、このシリーズの場合は大宮(勝新)と有田上等兵(田村高廣)の最高のコンビを見てるだけで、出来がイマイチでもおれはかなり満足できる。シリーズは長くなってくるとどうしても出来に凸凹が出てくる。仕方ないです。そーゆーものだ。 渚まゆみが最高だった。彼女は「仁義」とか「人斬り与太」の印象が強くて、どうしても東映の女優とゆーイメージがある。こうやって大映のモノクロ画面で観る彼女はとても新鮮。最高に魅力的だった。全体としてイマイチな出来栄えなので、渚まゆみの魅力にかなり救われてる気がする。おれは超救われました。昼食は簡単ににゅうめん作って食う。麺はもちろん白石温麺を使う。うちには素麺もひやむぎも常備されてない。常備してあるのは冬も夏もこれだけ。午後、昼寝。Mozart、ちゃい子の準備。夕食酒粕と鳥手羽元のシチュー。あったまる。
2017/01/10

2017/01/09早めに長野駅9時の「はくたか」なぜか佐久平軽井沢のあたりだけすごい雪降っててびっくり。上野、うめちゃんとくろせくんと合流。東京は小雨。成人式は雪だったり雨だったりってことが多いね。晴れ着のお嬢さんたちがかわいそう。くろせくん号で砂町へ。砂町の目的地寸前の路地でちょっと迷子になったりする。徒歩ならおそらく3分くらいのところなのに、車だと近づけない。ここら辺は一方通行やらが複雑で路地が狭すぎたりしてけっこう難しかったりする。で、ようやく目的の店に到着。くろせくんご推奨の「銀座ホール」。外観からして素晴らしい。店内の雰囲気も最高。3人で「飲みたい!飲みたい!」と言い続けてた。単品でもつ煮。おいしい!ますます飲みたい!困っちゃう。ここは焼きそばが絶品だとゆーのでおれは「びっくり焼きそば」700円を頼んでみた。こうやって見ると特に何の変哲もないふつうのソース焼きそば食べてみると中にはご飯とエビフライが隠れてる!びっくり!焼きそばのソースでちょっと味のついたご飯がおいしい!このご飯の量が多すぎずちょうどいい感じで絶妙。焼きそばそれ自体も驚愕の美味しさ。さすが名店。ふつうの焼きそばもあります。500円。うめちゃんは純レバ丼。純レバ味見させてもらったけど、うまいねー。純レバの単品もあった。今度食おう。くろせくんはカレーうどん。この店はメニューの数多くて、目移りして困る。次の砂町の練習の時も練習前なので飲めなくて無念だが、ぜひもう一回ここに来て単品をいくつか試してみたい。食後は砂町銀座を散策。実にいい感じ。楽しい。うちの家内をつれてきたらやばい感じの商店街だ。13時すぎから立派な公共施設でフロイデ練習。徐々に見えてきましたね。ちゃい子はどこまで磨けるかとゆー寸前まで来てる。あと約2ヶ月。手薄な楽章を回数やっていけばいい感じに仕上がると思う。おれは中間3つの楽章がキモだと考えてますそのためにまず両端楽章を早めに固めちゃおうとゆー方針。お客さまには理屈抜きで楽しんでもらいたい曲。Schubertは、精神的に苦しくなってきてる。いい感じの部分が増えてくると精神的にどんどんつらくなる。ここからが勝負。Deliusはここにきてようやくオケが独特な語法に慣れてきた。本番では遠くの薄明かりの中に溶けて消えていくようにDeliusが終わって、そうしてSchubertを始める。いい感じにいくといいな。今回の演奏会は Violinの人数が多くてすごいー。びっくり。フロイデはここ数年、オケとしていい感じに上り調子なのが嬉しいです。この流れの中でオケと一緒に居られることがほんとうに幸せだ。2011年で死んでたら、この状況を見られなかったし、銀座ホールの焼きそばでびっくりもできなかったわけだ(笑)あの時にスッキリ死んでた方が楽だったかなとも思うけれども、たぶんそんなことないね。生きてると意外といいことも多い。16時40分頃終了。砂町の居酒屋でオケの皆さんと「飲み」。フロイデの皆さんと飲むのは今シーズン初だなあ。こーゆー場は大事だ。くろせくん号で東京駅送ってもらって、断腸に改札まで見届けてもらって、「あさま」で長野へ。気分よく缶チューハイ飲んであっとゆー間に長野。車中、トーマス・マン「神の剣」読。この作品のミュンヘンの描写は超素敵だ。バイエルンの最高最上の部分が表現されてる。これ、ミュンヘンに定期的に行ってた時期に読んだらよかっただろうなあ(隔月に近い感じでオケでガスタイクに行ってた。)これを読んだのは留学前。うーん、惜しい。家内に迎えにきてもらって帰宅
2017/01/09

2017/01/08午前、翌日の準備。Schubertはどうしようもなくしんどいが、ちゃい子がめっちゃ楽しい。職人技が冴え渡る極上のエンタテインメント。昼メシいつもの納豆センチェ丼午後は昼寝。あしたに備えてひたすらチャージ。夕食はドイツっぽい感じ。ソーセージ、レバーのパテ、イワシのオイル漬け。パンもご飯も食べない。赤ワイン。佐藤優「世界史の極意」少し読み返す。
2017/01/08

2016/01/07朝、母校の中学へ。9時からNJOの練習(ナガノジュニアオーケストラ)Mozart劇場支配人序曲、ずいぶん良くなってきたので欲が出てきた。もっと上を目指したい。徐々に管楽器も入ってきてるようだが、おれが行く練習で本格的に管打楽器入るのは15日から。楽しみ。ブラスの子たちはオケでMozartなんて経験ゼロなので、苦戦してるらしい。そりゃそうだろう。歯が立たなくて当たり前。おれはむしろ、彼らがどのくらいダメか楽しみにしてる。いやー、去年のジュニアオケもそうだったですけど(毎年そう)、ホントにブラスの子達はオケになると全然吹けない。ブラスで長めのソロを立派に吹くような子も、別人のように吹けなくなる。わはは。Warlock、こどもたちよく練習してくれて、4曲目以外は全部できることになった。ほぼ全曲じゃん。大したもんだ。無理矢理4をやっつけることも可能かもしれないが、せっかく丁寧に練習してるから、このまま楽章増やさずに磨いていくことにした。12時まで。ボロボロに疲れる。本番は1/28午後、市民芸術館です。入場無料ですので、よろしければぜひ。おれはオケをやりますが、他に、いろんな中学の部活が合同でやるブラスや合唱などもあります。家内に迎えにきてもらって帰宅昼食。昨夜のマフェの残り。午後は休養。じびか。年末より状態いいらしい。夕方、兄が帰省してきたので、実家へ。老母はまったく何もせず、うちの家内が簡単に色々用意して、夕食。兄はビール飲んでたが、おれは何となく身体冷やすのが嫌で、日本酒飲んでました。つまみは戸隠の豆腐など。早めに退散。
2017/01/07

2017/01/06翌日のジュニアオケ(NJO)の準備。Mozart, Warlock。こどもたちの顔を思い浮かべながら準備するのが楽しい。Warlockはちょっと前に名古屋でやってるが、今回の相手はこどもなので、もちろん大きく考え方を変えないとできない。でもね、こどもにはこどもなりの良さもあるんだよね。だからこどもの相手は楽しい。その代わり猛烈に疲れますが、しあわせなことだと思ってます。昼食西友のPBレトルトカレー。チャナマサラカレー。おれはけっこう豆カレーが好きで、インド屋さんでも豆カレーを頼むことが多い。西友のPBレトルトカレーは種類も多く本格的で良い。午後は明日のジュニアオケに備えてチャージ。ひたすら休む。SIM CITYやって居眠りしてただけ。夕食マフェ。セネガル料理だそうな。うまーい。
2017/01/06

2017/01/05雪が舞う、寒い午前病院で今年初リハビリ。肩中心。帰宅して昼食前の日からたれに漬け込んでおいたカレーシチュー用の肉でポークチャップ風。スープ。ごはん食べない午後は延々と加藤家次男としての業務で方々に電話して交渉。疲れる...正直めんどうだが、そのことで役に立ってることも多いし、新たに知ることも結構ある。めんどくさいばかりではない。夕食焼きそば。「トーニオ・クレーガー」の流れで同傾向の短編「小フリイデマン氏」「道化者」読む。同じようなテーマのヴァリアンテの創作を繰り返して、「トーニオ・クレーガー」に結実した。その道筋がとても興味深いと思う。「小フリイデマン氏」の主人公を障害者に設定してるところがミソ。リンリンゲン夫人が残酷ですごい。「道化者」は本や音楽や芝居などを、フィギュアやゲーム、アニメなどに置き変えれば、現代のニートや引きこもりの心理を微細に描いたものとして読むこともできる。「道化者」の主人公は親の遺産の利息で働かずに生活してる。社会と関わらず自室で好きな本を読んで、芝居を観にいく程度。衣食住には金をかけず、好きな読書やオペラ鑑賞には金をかけていく。主人公の親の遺産は派手で贅沢な生活が可能なほど潤沢なものではないのだ。節約すれば働かないでいられるという感じ。この感じが現代のニートに非常に近くて興味深い。自分の好きなことだけやって生活できているのだから充足しているのかとゆーと実はそうでもない とゆーあたりの複雑な心理が描き出されてる。この作品も女の子がらみで容赦ない残酷な場面が用意されてる。この文庫は処分してしまった。同じものが電子書籍で読める。今はkindleで読む。こーゆー古典は無料だったり、とんでもない激安価格で読めちゃう。おれは脳出血の影響で左目に視野欠損あるので、小さい字はしんどい。電子書籍は字の大きさを好きなように変えられるので、おれにはとてもありがたいのだ。紙の本への愛着もけっこう強いんですけどね。
2017/01/05

2017/01/04ふつうの日常スタート。淡々と準備。結局ちゃい子は色々シンプルすぎるんだな。ひっかかりが少なくて、却って頭に定着しない。昼食はいつものセンチェ丼。ジャック・ベッケル「穴」(1960)DVDで観る。ベッケルの遺作。すごい。傑作だ。世評の高い名作だが、おれは機会に恵まれず、今回初めて観ることができた。この作品について、映画芸術としてどーのこーのとか難しい評論は不要と思う。とにかくもう、単純に超おもしろい、余計なこと考えるヒマなんか皆無。物語は至ってシンプル。実話を元にした脱獄モノ。 ひたすら穴掘り。非常にストイックな作品。無駄がない。ものすごい強靭さで最初から最後まで緊張感が維持され、一気に観せられてしまう。なぜこんなにおもしろいのか...あっとゆー間に終わってしまう。もちろんバレずに穴掘るためにいろいろ細かく工夫したり(これがもう最高。)、看守に見つかりそうになったりとか、仲間同士の葛藤があったりとか、まあ、いろんなことはある。それでも徹底的にシンプル。途中、ドリフのコント(志村!後ろ!的な)みたいなところまであって、おれはそこは大爆笑した。全体的に実にかっこいい作品。クール。数ある脱獄映画の中でもこれは飛び抜けてすごい出来だと思う。ホントに面白かった。「音」の印象がもの凄い。特にコンクリートを砕いていく時の「音。音。音....」息子のジャンベッケルも助監督として関わってる。彼も映画監督だが、映画史には、監督としてよりも、父ジャックベッケルの「穴」の助監督として大きく残るだろう。大きく脱線しますが、それでもおれはジャンベッケルの「殺意の夏」は好きだ。アジャーニの最高に魅力的な姿を残してくれただけでも、彼は偉大。この映画はアジャーニが無駄に脱ぎまくる。ソフィーマルソーも必然性皆無で脱ぎまくってた時期がある。80年代のフランス映画の女優たちはよく脱いでた。なぜだ....。おれは綺麗な女優さんが脱いでくれたら素直にうれしいし、それはもうありがたく鑑賞する、アジャーニやソフィーマルソーが競うように脱ぎまくってた頃は、さすがにちょっと食傷気味だった。日本もそーゆー時期があった。80年代くらい。当時は、いくらなんでも脱ぎすぎ。逆に今は脱がなすぎ。家内は職場の新年会なので、一人で夕食。池上彰『この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義 世界篇 / 池上彰 イケガミアキラ 【本】』読◎。最終講義の学生とのやりとりがよかった。んー。やっぱりおれは「経済学」が弱いんだな。金銭の管理とか資産運用とかお金儲けとかそーゆーことではなく、理論としての経済がよくわかっていない。池上さんの本を読んでるうちに昔よりも興味出てきて、大きな流れはちょっとずつわかってきてる。でも、そうするとなおさら「自分がちゃんとわかってない」ってことがわかってきた。これ読んで、毛沢東の本を読みたいと改めて思った。おれはマオイズムについての知識が欠落してる。レーニンやスターリンの方がそれでもよくわかるし、意見も言える。毛沢東については知識が少なすぎて、どうしようもない。おれは毛沢東がやった極悪なことや酷い女関係などではなく、「真摯な革命家としての毛沢東」のことを知りたいと思ってる。そして、その上で「中国女」をもう一度観たい。マオイズムについて知識皆無でも、けっこうおもしろく観たのだから(この作品は思想面完全無視でポップな面だけで観てもめちゃおもしろい)自分に思想的な裏付けがあったら、もっとおもしろいはずだと思う。そしてフランス五月革命のことについても改めて調べよう。「万事快調」をご機嫌でおもしろく観ることができたのは、おそらく自分が社会主義思想について昔より知識があって、歴史的な諸々もわかっていて、左派的な考え方も少し理解できるようになったからだ。知識皆無だった若い頃にこれを観てもこれは何が何だかわからなかっただろう。かつてのおれは左派的な考え方には全く共感できず、嫌悪感すら抱いていた。今は違う。と言っても、右でもない。極右政党やヘイトスピーチやそうした一連の流れにはものすごい嫌悪感がある。かつて左に感じた嫌悪感の軽く数十倍の嫌悪感。おれはドイツですれ違いざまにスキンヘッドのお兄ちゃんにいきなりぶん殴られたことがあって、それが大きなトラウマになってる。だから、欧米の極右の感覚が特に怖くて、嫌いだ。本能的に無理。自分は非常に中途半端だけれど、それでいいと思ってる。政治的な立場はここでは明確にしません。右の中で ものすごく左寄りといった方がいいのか、左の中で ものすごく右寄りといった方がいいのか。自分でもよくわからない。明確にできない。ホントに中途半端。例えばレクチャーの時、おれはかなり極端に左に寄ってしゃべるときがある。でもわざと左を演じているわけではない。そのとき話してる話題による。各論だと左右はっきりできることも多い。総論だと難しい。
2017/01/04

2017/01/03午前、11時くらいに善光寺へ。ようやく初詣。激混みで驚愕。3日なのにこんなに混むか。毎年こんな感じ?だいたいいつも2日に行くんだけど、それでもこんなに混んでなかった気がする...すごいなー。さすが。入場規制でなかなか列が進まず、途中ちょっと挫折しそうになりましたが、頑張ってお参りしてきました。あまりの人出にめげて大勧進と大本願はカット。また後日空いてるときゆっくりお参りします。。西宮神社→世尊院釈迦堂→ 善光寺→古録稲荷。とゆーいつものコース。例年はここに武井神社が入ったり入らなかったり。参拝後は司食堂で昼食。おれも家内も支那そば。最高の安定感。実に旨い。おばちゃんにも新年の挨拶ができてよかったです。午後は読書など。夕食。手羽元の酒粕シチュー。あったまる。美味。池上彰『この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義』途中まで読む。
2017/01/03

2017/01/02午前、実花のご実家。こうきくん(こうちゃん)に会ってきた。抱っこさせてもらった。軽いー。ちっちゃいー。いやあ、かわいいかわいい!2400gで生まれて、今3500g。順調に育ってるなあ。よしよし元気に大きくなれよ!帰宅して昼食。ローソンセレクト醤油ラーメン麺はもっといいかと思ったのになあ。ちょっとボソボソした感じがあって、おれは気に入らなかった。トーマス・マン「トーニオ・クレーガー 他一篇」読◎。平野卿子さんの新訳。昨日も書いたが、非常に読みやすい訳。おれが昔読んだ実吉捷郎氏の訳(トニオ・クレエゲル)とこの新訳を部分的に原語(独語)を参照しながら読み比べてみた。結論としては、実吉氏の訳はすごかったってことがよくわかった。当時(1927)としては非常にモダンな訳だったのではないかなと思う。現代の我々の感覚で読んでも決して古くない。わかりやすい名訳だったのだなと思い知った。1927年なので古い部分は仕方ない。例えば「カストラート」は今では認知されてるから、そのままさらっと「カストラート」でスマートにイケるが、実吉氏は「わざと仕立てた歌い手」としている。確かにその通りなんだけれど、今の我々の感覚だとちょい苦しい。こういったような細かいこと以外は、全体としてすごくモダンだったのですね。しかも格調高い。そして、トーマスマントーマス・マンのドイツ語の原文が意外なほどシンプルなことに驚愕する。特にTonioの少年時代はけっこうわかりやすい。こんなおれでも辞書をあまりたくさん引くことなくそこそこ読めちゃう。音読してみると、これがまた実にいいおれが読むともちろんたどたどしいことこの上ないが、それでも声に出して読むと、いい感じなのだ。言葉のリズムの心地よさがわかる。中盤以降はむずかしー!歯が立たん。この訳には「飛ぶ教室」とか「ほらふき男爵」みたいな、ドイツの青少年向けの小説の息吹がちょっとある。学校の図書館の匂いがしてくるような感じ。素敵だ。その辺がこの新訳の特徴ではないかなと思う。この作品の前半は完全に青春小説の体裁になってるので、この雰囲気は相応しいと思う。↓挿絵がたくさん入ってるのも、学校の図書館本的雰囲気をより高めてる。挿絵は1919年の単行本のものを使っているそうな。実に良いです。いい雰囲気でしょう?昔に比べて、今回は終盤で感銘を受けた。学生時代は終盤でここまで心が動くことはなかった。自分の年齢のせいだね。「マーリオと魔術師」良かった..。改めて感銘を受けた。恐ろしい小説だ。今回の訳は「トーニオ」と同様に「マリオ」ではなく「マーリオ」にしてる。確かにおれも、「Mario」とゆー名前の人に「マリオ」とは呼びかけないな。実際、どっちかとゆーと「マーリオ」の方に近い。「トニオ←→トーニオ」も同様。しかしなあ、こそれにしてもこの「他一篇」とゆータイトルの打ち方は無念すぎる。「トーニオ・クレーガー/マーリオと魔術師」と、併記してほしい。タイトルの字数が増えるのがまずいの?それでも「マーリオと魔術師」をちゃんと前面に出すべきじゃないですか?これは非常に重要な作品だし、明らかに以前よりも重要視されるようになってきてるでしょ?違うかな。そんなことないですか?おれだけが以前より重要視してる?絶対違う。せっかくわかりやすい訳文の新訳が出たのに、「他一篇」ってのは残念すぎる。 竹山道雄氏の1955年の訳よりも、ずっと読みやすいです。字も大きいし。おれはこの平野さんの訳で読んでようやくスッキリしました。この作品を読みたいと思って検索する人も多いだろうに。「他一篇」じゃ、あまりにも惜しい...中高生諸君もこの訳なら大丈夫。みんな背伸びしてトーマス・マン読んじゃおう!おすすめだよ。そんなに長くないし、文章は読みやすい。挿絵も多くて息抜きできる。今の子はいいなあ。こーゆー読みやすい訳もチョイスできて羨ましい夕食スンドゥブチゲ風。
2017/01/02

2017/0101あけました。みなさん、今年もよろしくお願いいたします。朝食、お雑煮仙台風です。家内が仙台だから当然こうなる。仙台は焼きハゼを使うんです。焼きハゼからいい出汁が出て、とても美味しい。トーマス・マン「トーニオ・クレーガー」読み始める。新訳。とても読みやすい。こんなに読みやすくていいのかって思うほどだ。中学生は問題なく読める。読書慣れしてる小学校高学年くらいのませた子なら、十分に読める訳だと思う。ちなみにおれは高校時代に、岩波文庫で読みました。ヴィスコンティの「ヴェニスに死す」を観て衝撃受けて、その流れで「ヴェニスに死す」の原作読んで、ごく自然な流れでこれも読んだ。マーラーの交響曲に耽溺するようにもなった。おれ自身も中学時代から読書傾向や音楽の好み等が同世代の友人たちと完全にかけ離れていたので、主人公トニオにちょっと自己を投影して読んでたりした。青いね。そーゆー人、けっこう多いんじゃないかな。新訳は題名も現代ドイツ語の読み方に準じた方向に変えてる。そう。"Tonio Kröger"を「とにお くれーげる」と発音するドイツ人はたぶんいない。おれが学生時代は古風に「トニオ・クレーゲル」か、もっと古風なのは「トニオ・クレエゲル」とゆー題だった。たぶん、この「トーニオ・クレーガー」とゆー新しい題名に抵抗ある人は多いだろう同様に第九の歌詞も「フロイデ シェーネル ゲッテル フンケン」とゆー古風な読み方に慣れてる方々が多い。おれが第九振ったときは「シェーナーにしましょう!」「ゲッテルやめましょう!ゲッターです!」といちいち執拗に直していったのだが、合唱のみなさんにはすっごく抵抗あったみたいで、あのときはちょっと申し訳ない気持ちになりました。結局どうしても馴染めないまま本番になってしまって「シェーネル ゲッテル 」と歌っちゃう方も中にはいらっしゃいました。染み付いちゃったものを直すのは、とても難しいものです。第九はある程度仕方ないのかもしれません。昔からそう歌われてるし、日本版の合唱譜はそうやってカタカナが書いてあったし。今は第九の発音に関しては、おそらく過度期なんでしょうね。おれが後期高齢者になる頃には古風な読みは消えて無くなってるんじゃないかなと思う。朝食後、実家。おせちの残りでお神酒飲んで、新年のあいさつお神酒は渓流。昨日は千曲錦、今日は渓流。いかんな、若緑飲まなかった....若緑 (本醸造) 1800ml死んだ親父に怒られちゃうな。(親父は若緑一本槍。地元の蔵を大切にする地元愛の男だった)正月三が日のうちに飲むから許せ、親父!そのままだらだら酒飲む。老母の話し相手になってるうちにうんざりしてきて、足も痛くなってくる。うーん。老母の話はしんどい。あまりにしんどいので早めに帰宅。キムチ納豆丼(キムチはカブのキムチです)こーゆーフツーのどうってことないメシがうまい。おせちとかたしかに美味しいけれど、凝ってるものは結局ちょっとつかれちゃう。凝ったものはたまーに「ハレの日」に食うからいいんだよな。「おせちもいいけどカレーもね!」とゆーのは至言。昼食後は夕方まで昼寝。よく寝た。いい正月だ。夕食。恒例、中華のおせち。和風のおせちに比べるとかなりリーズナブル中華おせちは料理があったかいのが良い。今年は重箱なしで頼んだ。結局重箱はゴミになるもんね。
2017/01/01
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