森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.06.18
XML
初一念については具体的な事例で考えてみるのが一番だと思います。

例えば、30キロ制限の標識のあるところで40キロ超えて運転していると警察の検問に引っかかりました。
こんな時、素直にすみませんでした。私がスピード違反しました。
申し訳ありませんという人が果たしているでしょうか。

警察も予算をもって検問をしているのかもしれませんが、(警察官に聞いてみたところ検挙予算はありませんとは言っています)あんまりではありませんか。人を貶めるようなことをしてそんなにうれしいんですか。
などと腹を立ててしまうことがあります。なかには調書を丸めて投げ捨てたりする人もいます。
だいたい凶悪犯を捕まえるような、停止させるあの態度はとても腹が立ちます。

私は森田理論学習をしています。
こんな時、腹が立つというのはもともと初一念ではないと思っています。初二念だと思っているのです。


しまった。うかつだった。捕まってショックだ。これが初一念です。
ここから出発するのです。森田理論のセオリーに従います。

すると、運転していると、よく一時停止の標識があります。
そこでは必ず止まるようになりました。
ひょっとしたら警察官が隠れていて検問しているかもしれないと思うようになりました。

また踏切などは必ず一旦停止します。
こんなところでもよく警官が隠れていることがあるのです。
上り坂、下り坂、そしてまさかという坂。
そのまさかが、警察のねらい目です。
初一念から出発すると、同じ間違いは極力抑えることができます。

腹が立つのを初一念だととらえると、その怒りを警察官にぶっつけることがあります。

すると警察官は、調書を切るのを止めて、言い分は警察署に出頭して思う存分ぶちまけてくださいといいます。
自分の手に負えないものは次の段取りが組んであるのです。
そんなことにかかわりあっていると時間の無駄になるばかりだと思います。

ここで大切なことは、腹が立つことを初一念だと見誤ることです。
「純な心」というのは、初一念を正しく見極めるということがとても大切です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.04.06 22:58:58
コメントを書く
[純な心、直感、初一念] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

メダカを飼っています New! 楽天星no1さん

泉佐野フィルムフェ… へこきもとさん

激しい運動の後、疲… メルトスライム25さん

神経症を克服します♪ ROSE33333さん
「私」がいる幸せ えみこた2さん

Profile

森田生涯

森田生涯

Comments

kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: