森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.07.02
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2014年7月号の生活の発見誌より雑感を投稿します。

いろいろと考えさせられることが多かった。

・集談会に若い同年代の人が少ない。これが、一番気がかりなところです。
若い方に支持されないと森田の将来はありません。
私はブログで森田の素晴らしさを紹介し続ける活動をしてゆきたいと思っております。

・ベテラン会員は指導やアドバイスをするよりも、もっと苦しかった体験談をしゃべってほしい。
森田理論は基本的には参加した人が自らつかみ取っていくものです。
ベテラン会員は居心地の良い学習空間、環境を整えるぐらいでよいのかもしれません。


・生活の発見会は外から見れば「宗教団体」「病んでいる人の集まり」のようにマイナスイメージがある。
そういえば私もこんな体験がありました。
参加した人が「生活の発見」というのは日常の生活にすぐに応用できる生活の知恵、工夫例をいろいろと教えてくれるところかと思いました。拍子ぬけしました。
会場入り口の案内に「生活の発見会」と書いていますが、「森田理論学習の集いです」などの副題が必要かもしれません。

・会計、組織活動が明確でない。
会費が確か1万円以上はかかります。
これは生活の発見誌の発行、事務所経費、運営経費、広報、各種学習会などに使われています。
集談会で徴収される500円から1000円の参加費は、会場代、茶菓子代、派遣講師の交通費代、イベント開催費用、集談会の運営費用に使われています。

・支部やブロックは何のために必要か。
集談会は固定メンバーで運営していますのでマンネリになったり、会自体が硬直化してきます。
ブロック活動や支部活動は集談会を横に広げていく活動です。

また人的交流の意味も大いにあります。
支部活動は10から15以上の集談会が集まっての活動です。
年に1回の一泊しての支部研修会はとても良い交流になります。
また派遣講師はこの支部委員の中から調達しています。
ブロック活動、支部活動がないと集談会の学習活動は衰退してくると思います。


若い方でも森田に感謝して、なんとか生活の発見会が生き残ってほしいという強い熱意を感じました。
私の考えは、神経質者1000万人、社会不安障害300万人といわれています。
ということは魚釣りに行って、そこら中に大きな魚がうようよ泳いでいる社会の状況にあります。
きちんとしたやり方で、森田理論学習の素晴らしさを伝えられれば3万人から10万人の会になる可能性は十分あります。
仮に最悪6000人から1万人の会員としても、森田理論学習のたいまつは後世に脈々と伝えていくことでできます。

既成の概念を打ち破って、新しい発想で森田理論の効用を広報していく必要があると思っています。
そのためには我々が森田理論学習の方法を確立して、森田理論を応用して生活しているということが必要だと思います。
森田理論学習が役に立つという認識を持ってもらうことが先決だと思います。





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Last updated  2014.07.02 07:53:38
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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