森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2015.12.22
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カテゴリ: 行動のポイント
ガンになって抗がん剤治療を受けると免疫力が低下する。
伊丹医師によると免疫増強の優れた良薬があると言われる。
PSK、レンチナン、OK-432、Z-100等である。
詳しくは「絶対あきらめないガン治療30の可能性」136ページからを読んでもらいたい。

これについて伊丹医師は次のような話をされている。
これらはガン拠点病院では併用されないことが多い。
例えば、地方の国立ガンセンターでMさん(73歳の男性)が大腸がんの手術を受け、抗がん剤治療を受けた。
2年半後に腹膜播種の再発診断を受け化学療法を再開された。
その半年後に伊丹先生のところにセカンド・オピニオンを求めて来院された。


これに対して、同がんセンターの担当医より、伊丹医師のもとに「PSKの併用は当院の治療方針ではありません。院内処方に登録された治療法以外は行わない方針となっています。貴院でPSKを処方され、当院で化学療法を行うことも認められていません」という返事が返ってきた。

私はこの話を聞いて憤りでいっぱいである。
このガンセンターの医師は、ガンを治すということに真剣に取り組んでいない。
国民2人に1人がガンになる時代である。
あなたがガンになった時、自分の病院だけの治療で納得できるのかと聞いてみたい。
ガンセンターで決められたことだけを機械的に処置して、その結果ガンが悪化すれば仕方ないではないか。
ガン患者のガンを治したいという気持ちを逆なでにして、ガン患者を金儲けの手段として取り扱っているように思う。
だいたいセカンド・オピニオンを受けたこと自体快く思っていないのかもしれない。
患者の立場に立った医師は、抗がん剤治療を行った後も経過観察を行い、免疫力の回復や再発防止にまで気を配るものである。
この医師のように言われた事、限られた治療だけしかしないというのは、仕事に誇りを持つことはできないだろう。

森田ではものそのものになって仕事に取り組むと、気づきや発見がどんどん出てきて、創意工夫ができるようになる。

そこに人生の生きる意味を提唱しているのである。
森田先生は言われた事しかしない人は、神経症は10年経っても治らないと言われている。

このような医師の場合はもっと始末が悪い。
人の命を預かっておきながら、うまくいかないと放り投げてしまうのである。
その人はその病院を信頼している限り、ガン難民となり死を待つことしか残されていない。

人命の尊重ということをもっと真剣に考えてもらいたい。
そして我々は、伊丹医師のような良質な医師を探し出すことが大変重要になる。





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Last updated  2015.12.22 06:35:59
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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