仕事の能率を上げるために
最も重要なこととして、次のようなこと挙げられている。
・すぐに手を出すこと。それも気楽にやれるやさしい仕事から始めること。
目についたやるべきことを片っ端から尻軽に手を出していくのである。
その際、普段から問題点や課題を見つけると、メモ帳やスマートフォンなどに記録しておくことが有効になる。できるだけ多くのストックをためるという意識を持っておくべきである。
その他に川柳やユーモア小話のネタも書くようになればしめたものである。
やるべき課題があらかじめ分かっていれば、行動しやすい。
やりやすいものからどんどんかたずけていくのである。
その際、100%完全は目指さないほうがよい。6割7割を目標にするぐらいがよい。
・ 1つの仕事に疲れたら、仕事を転換することである。
ひとつの仕事を長時間続けていると、疲れてくる。また緊張感がが薄れて集中力がなくなる。
それを防ぐためには、 1つの仕事に長時間時間をかけないことである。
例えば、時間を30分ごとに区切って次から次へと仕事を変えていくのである。
新しい仕事に向かえば、緊張感が蘇り、疲れた部分を休ませることができる。
頭を使う仕事が続けば、体を動かす仕事を取り入れるなどである。
・同時に2つ、3つの仕事をすることである。
飯炊きをしながら本を読み、電気洗濯機をかけ、玄関にも注意するといった具合である。
森田先生は夕食をとりながら話をし、新聞に目を通し、看護婦に指示をされるという風であった。
観念的に考えると、1つのことに集中していたほうが仕事がはかどるように思いがちである。
それは認識の誤りである。無所住心の態度で生活していると、周囲の目につくことが気になる。
いわゆる雑念が発生する。雑念を取り去ろうと格闘を始めると神経症になる。
雑念を受け入れながら、目の前の仕事に取り組むという姿勢を維持することが大切だといわれているのである。雑念を毛嫌いして、目の前の仕事に集中しなければならないと思うと思想の矛盾に陥るのだ。
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