森田理論に関係のある話です。
せんせいが、「きょうのしゅくだいは、だっこです。おうちのひとみんなにだっこしてもらってね」といいました。
ぼくもみんなも「ええーっ」とびっくりしました。
だって、だっこのしゅくだいなんて、はじめてだからです。
なんかはずかしいとおもいました。でもうれしかったです。
いそいでいえにかえりました。
いえにかえってすぐ、おかあさんに、「だっこがしゅくだいにでたんよ。しゅくだいするけえ、だっこして」と小さいこえでいいました。
おかあさんは、「へえ、だっこのしゅくだいでたん」とびっくりしていました。
でも、すぐ「いいよ」とにっこりしていってくれました。
おかあさんはすわってぼくをひざにのせて、りょう手でぎゅうとだきしめてくれました。おかあさんのからだはぬくかったです。
だっこしてもらっていたら、ぼくのからだもぬくくなりました。
ぼくが「おうちの人みんなにだっこしてもらわんといけん」といったら、おかあさんがちっちゃいばあちゃんに「だっこしてやって」といってくれました。
ちっちゃいばあちゃんはわらって「おいで」といってだっこしてくれました。
そして「大きゅうなったぇ」といってくれました。
つぎは大きいばあちゃんにだっこしてもらいました。
大きいばあちゃんはぼくをだっこして「おもとうなったのう」といってくれました。
さいごはおとうさんでした。おとうさんはいきなりりょう手でぼくのからだをもちあげて、どうあげをしてくれました。
ぼくのからだはくうちゅうにふわっとうかんで、きもちよかったです。
おとうさんはぼくをゆっくりおろして、ぎっとだきしめてくれました。
おとうさんのからだはぬくかったです。ぼくはまたしてもらいたいとおもいました。
だっこのしゅくだいがでたから、かぞくみんなにだっこしてもらいました。
さいしょははずかしかったけど、きもちよかったです。
だっこのしゅくだい、またでたらいいなとおもいました。
とても心温まる話だと思います。
3歳までのスキンシップは、その後の人生に与える影響はとても大きなものがあるといいます。
他の人間を信頼できるかどうかどうかは、その期間に決まってしまうからです。
このことは十分に自覚しておく必要があると思います。
最近はメールなどで直接会うことなく要件を済ますことが多くなっています。
でもいつまでもそのパターンを繰り返すことは危険だと思います。
たまには直接会って話をする。直接会って相手の顔を見る。
相手の雰囲気を直接感じるということはとても大切です。
森田では直接現地に出向いて、相手に直接会う。
自分で実際に状況を掴むことをとても重視しています。
実際に相手を見ないで、先入観で判断するということはいただけません。
いつまでもそのパターンを繰り返すことは危険だとおもいます。
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