・初めて参加した人は不安でいっぱいです。
・初心者の対応係を決めておられますか。そして、いち早く声掛けをされていますか。
・対応例・・・「こんにちは。おいでいただきましてありがとうございます。私は初めて参加された方の対応係の○○です。ご不明の点は何なりとお尋ねください。今日の学習会は1時から始まります。配布物をお渡ししますので、ご覧ください。それから初めての方に参加者記録、ご質問用紙がありますのでご記入の程よろしくお願いいたします。個人情報は外部に漏らすようなことはありません。」
・個人情報は絶対に漏らすことはないという確約書を相手に渡すなどの配慮が必要です。
他の自助組織では、ハンドルネームで呼び合うなどプライバシィの保護には神経を使っています。
・参加者名簿の記入、参加費を伝える。開催日、曜日、会場を伝える。
・配布物・・・○○集談会のご案内、神経症から回復する生き方
(
兼入会申込書
)
、一人で悩んでいませんか、生活の発見会の相談室、初心者のみなさんへ(これは生活の発見会のホームページに用意されています)等
・初心者がいる場合は、発見誌の「活動の指針」のコピーを渡して読みあげる。
・幹事世話人は時々「初心者や悩みの分かりにくい人への対応」を学習する。
2、自己紹介の注意点
・自己紹介カードを回しながら行う。5分以上にならないようにあらかじめ注意しておく。
警告のベルを鳴らす場合があることを周知しておく。
・初心者がいるときの自己紹介は、自分が神経症で苦しかった時のことを話してあげる。
あらかじめ原稿を作っておく。
・初心者がいないときの自己紹介は、次の項目であらかじめ家で整理して参加する。
・ここ1か月の間に身辺に起こった出来事。うれしかったこと、困ったこと、感動したこと、挑戦したことなど。
・親、子供、職場での人間関係。症状、病気、健康に関すること。
・発見誌の感想、新聞、映画、音楽、コンサート、川柳など
・森田的観点から学んだこと、気づいたこと、会得したことなど。
・自己紹介には以上2つのパターンがあることを周知徹底しておくこと。
3、体験交流の注意点
・体験交流は5人ぐらいのグループに分けて行う。机を片付けて椅子だけで行う。
・体験交流の進行係を決める。場合によっては時間管理担当をつける。
・進行係は幹事や世話人が行う。
・進行係は終了時間までの時間を把握して、一人当たりの時間配分を決める。
・進行係はみんなが話できるように気を配る。
①いま悩んでいること
②生活上困っていること
③森田を生活の中で活かして気のついたこと
④森田の学習で気がついたこと
⑤森田理論で疑問に思っていること
⑥最近失敗したこと、うまくいったこと
⑦その他である。
・これらを体験交流を始める前に説明する。
・今後はあらかじめ家で用意してきてもらうことを説明する。
特に幹事世話人は留意すること。
以上は、集談会運営の基本事項だが、いつの間にか基本が無視される場合があります。
そんな時は、これらを参考にして、すぐに基本に立ち戻ることが必要だと思います。
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