森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2025.06.21
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親になると子どもを成長させる責任が生じますが、神経症で苦しい時は子どものことは後回しになりがちです。
自分の問題は横において、子育てに注意や意識を向けて生活すれば、子どもにも親にとっても好循環が生まれてくるのではないでしょうか。

モンテッソーリ教師あきえさんの『「信じる」子育て』からポイントを探ってみました。
この本によると、子どもが「じりつ」することが最終目標になりますが、「じりつ」には2つの側面があります。

・自立・・・自分のことが自分でできるようになること。

・自律・・・自分で自分を律することができるようになること。

子どもは生まれた瞬間から二つの目標に向かって自ら成長・発達していきます。
ここで大事なことは、親が主導権を持って子どもに2つの「じりつ」を促しているわけではありません。日々の生活の中で、子ども自身が獲得していくものです。
親は子どもの「じりつ」を手助けする役割と責任を持っているということです。
この前提条件をきちんと理解していないと、子育てはうまくいきません。
過保護、過干渉、自由放任の子育てでは、子どもも苦労し親も後悔するようになります。

そのためには、親になった人は、子育ての基本や基礎を学習する必要があると思います。

そして母親だけではなく父親も参加することが大事になります。
自己流の子育ては迷うことばかりで、苦労するわりには実りは少なくなります。

たとえば、幼児期のこんな問題にどう対応されていますか。
・1歳半を過ぎると、自分の要求が通らないと駄々をこねるようになります。
・一人でできるのに「やって」と甘えてくる。
・やってはいけないと何度注意してもやってしまう。
・やろうとしないのでつい親が口を出す。手を出してしまう。
・食事中に席を立つ。物を落とす。
・歯みがきを嫌がってやろうとしない。
・一人で着替えができない。
・遊び道具を片づけられない。

・集中力が続かない。
・嫌なことがあると叩いたり噛んだりする。
・友達にものを貸してあげられない。
・素直に謝ることができない。
・人見知りで困っている。


これらの対応方法が分かるだけでも、子育ては楽しくなるのではないでしょうか。
対応方法はこの本に分かりやすく書いてあります。
気になる方は参考にしてください。





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Last updated  2025.06.21 06:20:03
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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