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今日はクイーンの誕生日。80歳になるそうだ。今年で女王になって53年。ビクトリア女王の持つ64年の記録に続く。80歳には見えない女王の姿をテレビで見るにつけ、それも不可能でもなく思えてくる。数年前に亡くなった女王の母親(Queen Mumと呼ばれていた)が101歳の長生きだったから、きっと長寿の家系なんだろう。クイーンエリザベスの話を聞くにつけ、面白いと思うのが女王になったいきさつ。王位継承の順位的には三番目として生まれ、女王になるなんて誰も予想しなかったと言う。クイーンの父親はキングジョージ5世の次男だったので、長男であるエドワードVIIIとその家系が王位を継ぐのが筋だった。エリザベスに順番が回ってくる予定ではなかったはず。ところが、実際に一度は王位を継いだエドワードVIIIは、一年足らずで王位を放棄してしまう。しかもその理由が、浮気相手だった既婚のアメリカ人女性との結婚を希望したから。(なんだかどこかで聞いたような話だ。)相手のアメリカ人女性は過去にも一度離婚暦があった。当時の夫との離婚が成立し、再婚が可能になったら結婚したいと言うエドワードの意向は、教会や政府から非難を浴びた。結局、エドワードはその女性との結婚を希望して王位を降りてしまう。突然、エドワードの弟だったジョージ、つまり今の女王の父親に王位継承権が渡ったというわけ。その時点で、ジョージの長女だったエリザベスは後に女王になることが決まったようなものだ。父親の死亡に伴って、1952年、25歳の若さでクイーンの座に着き、今に至る。エリザベス一世やビクトリア女王など、イギリスは女王の統治下で栄えてきたと言う。この国の、どうも男性が弱いイメージはそこから来るのかもしれない。それにしても、この恋人のために王位を放棄したエドワードの話、どうにもクイーンの長男、チャールズと印象がダブる。ダイアナという美しい妻がありながら、カミラとの浮気がやめられなかったチャールズ。そして長年の思いを通してとうとう結婚してしまった。王族には、どうも情熱的な恋愛をする血が流れているのかもしれない。チャールズが王位を放棄すべき、という意見も多い。カミラも離婚歴があるし、チャールズ自身もダイアナと離婚した。(王位にとってはどうやら離婚暦のある相手を持つことの方が重大なようだけど)エドワードのように王位を退くのが筋だと思う気持ちも分からないでもない。そして、国民はダイアナの面影を強く残すウイリアムが王になる姿をいち早く見たいのだろう。でも、チャールズが王位を放棄したら、実はウイリアムじゃなくてチャールズの兄弟の誰かが王位を継ぐのが筋じゃないだろうか。そうしたらウイリアムには順番が回ってこないかもしれない。でも、チャールズの兄弟3人のうち二人は同様に離婚歴がある。なんだかどこを見ても問題だらけのようなイギリスの王族。誰を見ても今の女王のようなカリスマを持った人物はいないようだ。女王が80歳にして自分から隠居することを選べないのは、そのせいなのかも知れない。
Apr 21, 2006
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ある日の授業中、ギリシャ人のクラスメイトがアフリカのある言語のデータを渡されて口にした台詞。「It's all Greek to me!」いや、それはそうかもしれないけど、でもあなたはギリシャ人でしょう。と、思わず突っ込みたくなった。クラス中の人が笑ってしまった。英語ではこんな風に外国の国名を使った言い回しが結構ある。因みに「It's all Greek to me!」というと、「まったく訳分からない!」と言う感じだろうか。イギリス人にとって(アルファベットも違うような)ギリシャ語ほど訳の分からないものはないのかも知れない。これよりもよく耳にするのがオランダ関係の言い回し。Go Dutch (ワリカンにすること)Dutch Date (ワリカンのデート)Dutch courage (酒の勢いでつく勇気)Dutch bargain (酒を飲みながらする契約)と、ちょっと考えただけで色々ある。どうも、オランダ人はお金に厳しい酒飲み、という印象があるようだ。こんな悪い意味の言い回しばかりなのは、植民地戦争でイギリスがオランダとライバル関係にあったことが理由だとか言われているけれど、本当のところは不明。でも、(世界一英語が上手と言われている)オランダ人がこういう言い回しによって悪い印象づけをされる嫌って、公共の場ではできる限りDutchと言う名称を使わないようにしたとか言う話もある。代わりにHollandとかNetherlandとか言うことが多いとか。そのほか、随分昔に授業で聞いたことがあるのは、トルコを意味するTurkey。ターキーと言えば七面鳥のことだけど、それは実際七面鳥がトルコから来たからではなくて、「どこか分からないはるか彼方から来た鳥」と言う意味でターキーなのだとか。(いつかわからないが)七面鳥がイギリスに輸入された当時、想像できる遠い国と言えばトルコだったのかもしれない。あまり関係ないが、こちらでは日本を含むアジア地域のことをFar Eastと呼ぶことが多い。「はるか東方」ということだろうか。なんだかとても相対的でおかしい。アメリカ人もFar Eastというんだろうか。アメリカから見たら東じゃないだろうけど。アジアというとイギリス人にとってはもっと近いアジア、すなわちトルコからインドくらいまでを指す。日本人が人種を聞かれてAsianと答えるのは間違っているらしい。でもなんて答えたらいいのか分からない。国勢調査なんかでは「その他」を選ぶしかなかった。中国人はちゃんとChineseという独自の枠組みがあるのに。中国人とあわせてオリエンタルと呼ばれることもあるようだけど。イギリスはやはり島国で、他国に対する意識、知識等はかなり低いと感じたりもする。なんか「遠いどこかにそんな国がある」くらいにしか思ってないんだろうな~。
Apr 20, 2006
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意外に知られていないけれど、英語には二種類のLの音がある。一つはClear L、もう一つはDark Lと呼ばれている。London, Milk, Wall, Kill, Killer...など、口にしてみると分かるかもしれないが、ルールは簡単。シラブルの頭ならClear L、シラブルのおしりならDark L。LondonはClear Lで始まるし、WallはDark Lで終わる。Clear Lは日本語のラリルレロにも近い(発音方は違うけど)それこそ「クリアな」音がするのに対して、Dark Lは口の奥のほうで出る「ダークな」音。むしろウに近く聞こえるかもしれない。舌先が上につくかつかないかの違いだ。もともと舌先を口の上の方につけて、でも下の両側を空けてそこから息を漏らすという、Lの発音方はなんだかややこしい。これがDark Lになって舌先もつけづに下の両脇から息を漏らすなんてことになると、口の中が引きつってしまう。最初にイギリスに留学したとき、どうしてもWallという発音が出来なくて苦労したことがあった。今でもDark Lの発音は苦手だと思う。そんな日本人に朗報。ロンドンの下町、コックニー訛りではこのDark Lの発音をしないことが多い。語尾のLをウに近いWの音で置き換えてしまうのだ。つまり、Milkはミゥク、Wallはウォーゥとなる。これならLの発音よりもよっぽど簡単。私も昔この音でLを代用していて、「まるでロンドン訛りみたいね」と言われたりした。いいのか悪いのか分からないが、通じないよりはマシ。でも、最近気づいたことがある。本当のコックニー訛りはLをWで代用するだけじゃなく、そのWの前に来る母音の発音まで変わってしまう。Wにつられて母音まで変化してしまうのだ。例えばTellがテゥとなるように、Girlはガーゥになるかと思うとそうじゃない。なぜかガーゥがゲゥとなって、TellがGirlと韻を踏むことになる。 同様に、Paulもpullもpollみんなポゥとなって同音異義語になってしまう。きっともともとの長音や二重母音にさらにWがつくと三重母音(?)となってしまい、発音するのが大変になる。だから短くしてしまえ、ということらしい。さらにやっかいなことに、英語では変化形のシラブル構造が元の語と変わってしまうことが多い。KillのLはシラブル末なのでダークだけど、Killerになるとシラブルの頭になるのでクリア。Girlの終わりはダークだから発音はゲゥだけど、GirlyになるとLはシラブルの頭。母音までガーリーに戻る。なんだか前よりもややこしい。LをWで代用するだけでは立派なロンドン訛りはマスターできないんだなぁ、と奥の深さを感じている。
Apr 12, 2006
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最近イギリス南西部は水不足が深刻で、一部ではとうとうホース使用禁止令のようなものが出された。スプリンクラーで庭の草花に水をやったり、ホースで洗車をしてはいけないらしい。イギリスに来て以来ずっと、ここの人たちがやたら節水に細かいことは気づいていた。お風呂なんて週一回入ればいい、皿を洗う時は桶にためた水でいっぺんに洗うだけですすぎもしない。イギリスにいながら毎日バスタブにお湯をためてお風呂に入り、水を流しながら皿洗いをする私はなんだかちょっと申し訳ないような気もしていたが、いまいちピンと来ていなかった。だいたいイギリスはいつも雨がちでじめじめしている印象がある。今年の冬だっていつもと同じようにじめじめと雨が降っていた。どうして水不足になんかなるんだろう?不思議なのでちょっと調べてみた。まず、イギリスの平均降水量とこの数年の降水量の違い。青が例年。黄色がこの数年。 この二年、イギリス南西部の降水量は期待値の68%にしか至っていないという。やっぱり雨は降っていないらしい。それに、日本と比べるとこんなに少なかった。青がイギリス。灰色が日本。 イギリスが各月例年でも50mm程度、この数年は20mmとか40mmとか言ってるのに、日本はほぼ毎月100mmを超える降水量がある。これじゃぁ、水が足りなくても仕方がない。今まで気づかなかったけど、日本って水に恵まれた国なのかもしれない。イメージとしては日本はいつも晴れていてからっとしている気がするけど、梅雨があったり台風があったり大雨が降ったりする。こちらの雨はそれに比べると霧雨のような弱弱しい感じで、降ったりやんだりしながらなんとなくじめじめが続く、と言うことが多い。でも、実際の降水量はそれほど多くないのかもしれない。これでは本当に、日本の水感覚を持ち込む訳にも行かないのかもしれない。と、ちょっと反省してみたりした。
Apr 3, 2006
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