法門無尽 福井孝典ホームページ
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5月末の3日間、修学旅行だった。 新型インフルエンザの流行で実施が危ぶまれたこの旅行、やってみると平年に比べてずっと体調を崩す者の数が少なかった。3日分のマスクを全員に配布したが、その必要性を意識することは殆んど無かったようである。 ただ例年に比べ、修学旅行生の数が激減していたので、いつになく静かな古都の雰囲気が味わえたようである。ようであるというのは、私は本部という役割だったので、奈良も京都も出発地と帰りの集合場所以外はどこも回っていないから。皆の話から様子を知るだけである。静かな古都の出現、それと対照的に色々なスタッフの一生懸命なホスピタリティが多いに感じられたものだった。バスガイドさん、旅館の人達、観光協会…、特に京都で使用した観光タクシーの運転手さん達、彼らのガイドぶりにはどの班の生徒達も感謝していた。 広島では語り部さん達、平和公園のボランティアガイドさん達、皆私より年上か同じくらいの年齢の人達だが、子ども達に平和の尊さ、戦争の悲惨さを伝えようという気持ちは確かなものがあり、汗だくで活動していた。 3年前と同様、生徒達は「原爆の子の像」に千羽鶴を献納し、慰霊碑の前に並んで「ひろしま平和の歌」を歌い、平和を誓った。 毎朝、全員の体温チェックを行う等、保健衛生面でぴりぴりし、更にはいつでもそうだが生徒指導面でも気を張りつめていなければならない時間の連続ではあったが、おかしな行動をとる者もあらず、結果的には皆やるべき行動がちゃんと取れていた。 今年一年すべての学校行事が私にとって最後のものとなる。その中でも最も大きい行事の一つ、最後の修学旅行が終わった。
2009年06月02日
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