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今日は、埼玉県の地方都市で行われた、落語の地方公演に行ってきました。地方に限らず、二十三区ないでも、それぞれの区の区民ホールや地方自治体の文化会館などで、「寄席」が行われています。情報は区報や市報などで、確認できます。今は落語がブームになっているので、生の落語を見たいという人も多いと思いますが、寄席の定席は何となく敷居が高いし、ぴあで紹介されるような落語公演はチケットがプラチナ化しているので、なかなか入手できません。そんな中で、こうした地方自治体の寄席は、チケットも入手しやすいですし、料金的にも割安、しかも普段利用しているホールなので、気楽に行けます。ですから落語を生で聞いてみたい人には最適です。もう一つお得なのは、こうした地方寄せは、一人の演者の時間がたっぷりあることです。通常の寄席では、一人の演者の持ち時間は15分、トリで30分ですので、観客の出方をみながら、話の内容を決めていくことが難しいので、話と観客の要求がぴったりくるということがなかなか難しいのに対して、こうした寄席では持ち時間がたっぷりあるので、いきなり落語のネタに入らず、漫談で観客の状態をはかりながら一番受けそうなネタを探ることが出来ます。あと、寄席はたくさんの演者に出会えることが出来るのは利点なのですが、なかには、本当に催眠術の得意な人がいます。ですが、こうした地方寄せでは、客を寝かせたら、次の機会はないので、興行主も演者を厳選します。そういった意味でも、地方寄せは、はずれが少ないので、料金分以上に楽しい時間が過ごせます。本日も、楽太郎師匠が「お血脈」をたっぷり語ったあと、マギー司郎さんのマジックで大爆笑。トリは好楽師匠がマクラも楽しく「目薬」を楽しく演じてくれました。落語は聞きたいけど、寄席はね、と言う方、是非、こうした地方寄せに足を運んでみてはいかかがですか。
2006年08月26日
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「亡国のイージス」でブレイクした福井春敏さんの新作。北朝鮮の影がちらつくテロリストたちの爆弾テロが、引き起こされる。警視庁公安、警察庁、自衛隊、さらに自衛隊内部の特殊部隊といった、利害の異なる治安組織が縄張り争いを繰り広げる中で、テロは拡大していき、やがては、やがては、戦争とも言うべき混乱を引き起こしていく。自衛隊特殊部隊の隊員と警視庁公安部の窓際警部補がコンビを組まされ、とてつもない、敵と戦っていく。亡国のイージスでも繰り広げられた、日本を守ることの意味についても考察は深まり、複雑な人間関係や、陰謀の意味が絡み合い、どんでん返しが繰り返される。謎を含んだ展開ながら、その謎の解きほぐし方が絶妙で、最後まで気を抜くことなく、読み進めることができる。凡百の軍事ミステリーと違い、人間像が深く描かれている点でも秀逸。ぜひ、一読を。
2006年08月24日
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その名前は誰でも知っていても、実際に舞台を見たことのある人には、なかなかお目にかかれない宝塚について、部外者が疑問に思いそうなことに答える形で、宝塚の魅力と、そのファン気質について語ったヅカ本。ファン向けの内輪話でもなく、かといって、劇団の公式メッセージでもない、ヅカファンがなぜ宝塚に惹かれるのか、宝塚ってなんなのかを面白く、わかりやすく、楽しく書かれています。ヅカファンももちろん、宝塚に興味のある人は是非。 (宝塚って一回見るとはまるんですよね。)
2006年08月24日
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上野鈴本演芸場8月下席に行ってきました。今回はSWA(創作話芸協会・新作落語を中心に活躍する若手たちの集まり。春風亭昇太なんかがいる。)の背番号一番林家彦いて師匠がトリを取るというので、期待して出かけました。11時40分鈴本到着。既に五人ほどのお年寄りが並んでいる。平日の昼間に会場前から人が並んでるなんて「タイガー&ドラゴン」以前には見られなかった現象。寄席も暑さを考慮してか、時間前に開場。二階にあった売店が三階ロビーに移動、一件便利になったようでいて、飲料の自販機は二階にあるまんまという訳の分からない改装がされていました。会場前にはほぼ八部の入り。落語ブームを実感。前座に続いて、林家きく麿、奇術のアサダ二世がまったりとした高座を展開。思わず睡魔が・・・・久蔵師匠が「蛇含草」を元気に展開。南喬師匠が「真田小僧」の前半を軽やかに、遊平・かほりの夫婦漫才もがかほりさんのマシンガントークと、遊平さんの絶妙のボケで会場を沸かせます。志ん輔が渋く「宮戸川」の前半を語り、津軽三味線の元九郎さんという、寄席でしかお目にかかれない芸に客席は感心することしきり。このころには会場はほぼ満員。以前より平均年齢が少し下がり、なんと言っても、以前なら見かけることのなかった若いカップルや、普通の青年や普通の女の子がいるのが特筆物。 しん平師匠はうまい鰻の話だけ?と思わせておいて、最後に珍芸「骸骨かっぽれ」(日本中でこれをやるのは師匠だけ)を披露。今日のお客は得でした。 お仲入りを挟んで、ゆめじ・うたじの漫才、喜多八師匠のいつもに変わらぬだるそうな「小言念仏」に常連はまったり、新しいお客さんはこんなのもいるんだと大喜びをした所で、木久蔵師匠の登場。「キクちゃん」の声もかかり、にこやかに登場。今日の高座はまとまるのか、また、こけるのか、ハラハラする中で、新春上映される「犬神家の一族」の撮影秘話から昭和芸能史をそつなくまとめ、こちらもほっと一安心。市馬師匠が爽やかに子ほめで場内をほんわかさせたあとで、和楽社中がいつもの太神楽(海老一染之助・染太郎のやる芸)で会場を沸かせたあとに真打ち彦いち登場。「待ってました。」の声のかかる中、軽いマクラから「ちりとてちん」へ、SWAメンバーにしては地味かなと思いましたが、やはり彦いち師匠のちりとてちんはひと味違います。ともすればくさくなりがちのオーバーアクションをそうならないぎりぎりの所でとめるところが良かったです。八月下席(八月三十日まで)は演者が豪華なので、お得です。
2006年08月23日
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江戸時代の日本画家伊藤若冲の京都国立博物館で行われた展覧会の図録に解説本を付けた豪華本。近年評価の高い若冲の現在集めうるすべての作品を網羅した画集です。狩野派から出発し独自の世界を築きあげた若冲のすべてが解ります。 現在東京国立博物館で、若冲の作品を中心にしたプライスコレクション展も開かれ、評判になっていますが、その予習・復習にぜひ一読を。日本画が古くさく、華やかさがないなんて、誤解だと言うことがよく分かります。
2006年08月23日
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談志百席第四期、買ってしまいました。落語会の暴れん坊談志師匠が百席の落語を口演するシリーズの第四期。今回も10枚のCDセットです。落語の他に、家元が昔のさまざまな芸人について、語る「家元の芸人五十選」がまた、聞き物です。携帯ミュージックプレーヤーにダウンロードして聞き込みます。これで、また当分楽しめます。
2006年08月21日
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落語好きの皆さんなら、当然落語のソフトをたくさんお持ちだと思います。たぶんそのほとんどがCDだと思います。私も、ずいぶんたくさんCDを集めていたのですが、CDって買った時は聞くけど、そのあとなかなか聞く機会がありませんよね?私の場合、4年前に転勤になり自家用車通勤で、片道40分程度になりましたので、ずいぶん往復の車中で聞くようになりましたが、電車通勤だとそうも行きませんよね。 そんな皆さんにお勧めなのは、携帯型のミュージックプレーヤーの利用です。そう、あのリンゴの会社で有名なあれです。 なんかも良いと思います。こうした携帯型のプレーヤーにソフトをコピー(パソコンが要りますが)すれば、あなたのコレクションがいつでも、どこでも自由に聞けます。こうしたプレーヤーにはCDタイトル、演者などの情報がそのままコピーされますので、たとえば自分の持っているソフトの中の志ん朝師匠のものを連続して聞いたりすることができます。 もう一つ面白いのはこうしたプレーヤーにはシャッフル機能がついていることです。私の場合は落語の他にジャズのソフトも持っているので、その二つのジャンルが録音されているんですが、コルトレーンの後に先代の馬生師匠が流れるなんて、ちょっとなんとも言えない世界が展開されます。携帯プレーヤーを音楽だけに使うんじゃもったいないし、落語ソフトのデータベースも同時に作れるのでとても便利です。皆さんもぜひ使ってみてください。
2006年08月18日
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ご存じ笑点の新司会者桂歌丸師匠のCD新作。落語の神様圓朝作 真景累ヶ淵を歌丸師匠が「にぎわい座」で五ヶ月連続で公演されたCDです。この作品は大変長く、筋も入り組んでおり、また、登場人物も多く、難しい作品です。特に、今回は歌丸師匠が、圓朝以来初めて最終章「お熊の懺悔」を速記本より起こして口演された記念碑的作品です。陰惨な印象になりがちな作品ですが、いつもの歌丸師匠らしく端正な語り口と、適所にちりばめられたギャグが陰惨さから救ってくれます。何度も聞き返す価値のあるCDです。
2006年08月15日
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大江戸見聞録読了。江戸物に力を入れている、小学館の新刊。近年の江戸時代ブームを反映して新たに作られる。「江戸文化歴史検定」の公式テキスト。手際よく、江戸時代のことをまとめてあるので、江戸に興味のある人には良いと思う。でも、歴史検定に受かるには、「江戸時代館」とかその他の本も読まなきゃなりません。小学館もなかなか商売上手で。それにしても、この検定本当に受ける人いるんだろうか。受検料も高いよ。
2006年08月14日
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小沢昭一的こころで有名な小沢昭一が新宿末廣亭で、芸能漫談を行った十屋の記録です。この企画の仕掛け人は著者の俳友柳家小三治師匠。小沢さんの落語、一人語りには定評のあるところ。末廣亭は連日二階が開く状態。前日ソールドアウトという快挙でした。「小沢昭一的新宿末廣亭十夜」と名付けられた本書はその忠実な記録で、落語好き、芸能好きの人にははずせない一冊。 絶対損はしない一冊です。
2006年08月14日
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