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【仏教学院授業風景(1)】
ある生徒:先生、質問があります.
先生:言ってみて.
その生徒:私たちは深い瞑想ができないので、
古代インドの人たちのようには、自分の
過去世を見る、ということができません.
それでも、三世貫通の因果律を覚ることが
できるのですか?
先生:解脱堅固とか禅定堅固といわれる正法の
時代なら、直接前世を見ることもできた
でしょうが、現代人は、もうそういう機根
(能力)がないといわれています.だけど、
前世を信じることならできますから、
しっかり前世の存在を信じて
いわれのない屈辱に遭遇しても
腹を立てず、それが前世で自分の犯した
過ちの尻ぬぐいだと思って、耐えてください.
みなさん:信じるというのは、いわれなき屈辱を、
いわれあるものだと、自分に言い聞かせて
耐えること、そう受け取っていいのですね?
先生:はい、その通りです.がんばってね.
そう信じてがんばって.信じるしかないです.
信の一字を所詮とみる修行ですよ.
みなさん:どこかで聞いたような言葉だけど.
先生:四信五品抄だったかな?信の一字を詮と為す.
色紙があったと思います.信一字為詮.
みなさん:その色紙、下さい.
先生:習字の時間に自分たちで書いてごらんなさいよ.
生徒たち:字がうまくないよ~.
キンコンカンコン
授業おしまい、またね、バイバイ