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2025.04.30
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  【仏教学院授業風景(1)】


ある生徒:先生、質問があります.

  先生:言ってみて.

その生徒:私たちは深い瞑想ができないので、
     古代インドの人たちのようには、自分の
     過去世を見る、ということができません.
     それでも、三世貫通の因果律を覚ることが
     できるのですか?


  先生:解脱堅固とか禅定堅固といわれる正法の
     時代なら、直接前世を見ることもできた
     でしょうが、現代人は、もうそういう機根
     (能力)がないといわれています.だけど、
     前世を信じることならできますから、
     しっかり前世の存在を信じて
     いわれのない屈辱に遭遇しても
     腹を立てず、それが前世で自分の犯した
     過ちの尻ぬぐいだと思って、耐えてください.


みなさん:信じるというのは、いわれなき屈辱を、
     いわれあるものだと、自分に言い聞かせて
     耐えること、そう受け取っていいのですね?


  先生:はい、その通りです.がんばってね.
     そう信じてがんばって.信じるしかないです.
     信の一字を所詮とみる修行ですよ.


みなさん:どこかで聞いたような言葉だけど.


  先生:四信五品抄だったかな?信の一字を詮と為す.
     色紙があったと思います.信一字為詮.



みなさん:その色紙、下さい.


  先生:習字の時間に自分たちで書いてごらんなさいよ.


生徒たち:字がうまくないよ~.


キンコンカンコン
授業おしまい、またね、バイバイ

​





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最終更新日  2025.12.03 03:03:51
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