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お寺で甘酒いただいてお宮で大根いただいてついでに御神酒もいただいて何をお願いいたしましょうあけましておめでとうございます本年もどうぞよろしくお願いいたします花はハボタン、定番です
2006年12月31日
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題名:「せちやん-星を聴く人-」著者:川端裕人発行:講談社文庫頁数:274読みやすさ:3/5おすすめ度:4/5 地球外生物を探すことに賭けた男と、その男の魅力に吸い込まれた3人の少年との心のふれあい。そして、3人の少年の一人で、結果的に彼らのその後を知る語りべとして、自分の人生を振り返っていく主人公。 その淡々とした展開が、なんともほろ苦く、だけどもとても深い輪廻の世界を思わせる不思議なストーリーになっています。 少年時代の一コマであるはずのことが、人生に深く関わっているということが不思議な感じがする、と同時にあたりまえのようでもあり、自分に置き換えたりしながら物語に引っ張り込まれる感じがしました。 主人公は私と同世代(著者も大体同じくらい)で、社会状況も理解できるし、自分のことと重ね合わせたりしながら、しんみりと読みました。 天体観測というと、実は私もかつては天文少年(?)で、小学校の高学年頃は天文台のお兄さんと仲良くなって、毎日のように天文台に寄り道していた日々を想い出しました。 そのうちにプラネタリウムの操作盤をさわらせてもらったり、ここに出てくる少年達と同じような生活をしていたことを懐かしく感じました。 先日来話題になっていました「双子座流星群」は曇天や仕事の都合などでついに見れずに終わってしまいました。子供の頃あれほど懇願して買ってもらった天体望遠鏡も物置に朽ち果てて息を潜めています。久しぶりに出してきて何か見たくなってきました。(でもまた片付けのことを思うと、出すのが億劫なんですが・・・)
2006年12月22日
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題名:「真相はこれだ!-昭和8大事件を撃つ-」著者:祝康成発行:新潮文庫頁数:294読みやすさ:4/5おすすめ度:4/5 祝康成さんという著者がコツコツと足で集めた数々の情報から、昭和に起こった大きな事件の裏側をホントに丁寧にあぶり出しています。週刊誌に連載されたものが単行本化され、さらに文庫化されたもののようです。 私にも記憶にある事件がほとんどで、しかしニュース等メディアでは伝えきれない、というより伝えようがない、いや伝えようとしなかった真実が、バンバン書いてあって驚きの連続でした。 取り上げられている事件は8つ。1 美智子皇后「失声症」の真相2 府中「3億円事件」で誤認逮捕された男の悲劇3 丸山ワクチンはなぜ「認可」されなかったのか4 美空ひばりが「紅白」から消えた日5 発案者不明?!「成田空港」最大のミステリー6 疑惑の「和田心臓移植」33年後の新証言7 潜水艦「なだしお」東京湾衝突事件で隠されていた「無謀運転」8 世紀の対決「猪木・アリ戦」の裏ルール どれをとっても興味深い事件ばかりですが、特に和田移植や猪木アリ戦など、裏側にあったとんでもない事実に、呆れたり怒ったり、はたまた認識を新たにしたり、とてもいそがしく読ませていただきました。 まあ事実といっても祝さんから見た側面ですから、これが全貌かどうかということは言えないのかもしれませんが、まえがきでも触れられているように、地道な努力で「足で集めた」証言や情報に基づいていることはよく伝わってきます。おそらく取材半ばで情報不足のため「ボツ」になった案件もたくさんあるのでしょう。それだけに迫力があってとても読み応えのあるノンフィクションでした。 祝さん丹念な取材活動お疲れさまでした。ジャーナリストの意地を見たような気がします。
2006年12月17日
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題名:「こころの処方箋」著者:河合隼雄発行:新潮文庫頁数:241読みやすさ:4/5おすすめ度:5/5 文化庁長官の河合隼雄先生が「新刊ニュース」に連載した「こころの処方箋」という短いエッセイを集めたもので、一編一編が簡潔にまとめられて、とても読みやすい本でした。 文章もその偉い肩書きのイメージとは違い、とても謙虚で冷静で、穏やかな表現の中にやさしさが伝わってきます。それでいて切れ味はするどく、現代人のこころにの中に突き刺さる内容の数々です。 臨床心理学の先生ですから、今までいろんな人のカウンセリングを行ってきた経験や、学問としての心理学に基づいた、様々なこころの処し方をわかりやすく語りかけてくれてます。 なんといってもその「バランス感覚」というものにとても共感を覚えました。日頃自分でもなんとなく思うこと、でもどう表現していいかわからずに、伝えきれないようなことがサラッと違和感なく表現されていて、とても気持ちが軽くなるような気がします。 河合先生自身が終わりの方で述べておられますが、内容的には極めて常識的なことであり、決して斬新とか奇抜なものではありません。しかし、こうやって「常識を説くことがお金になる」現代社会のありように警鐘を鳴らしておられます。 老若男女、いろんな人にお勧めの、まさに「こころの処方箋」でした。 河合隼雄先生は今年の夏頃に病気になられたと聞きましたが、その後の容態はどうなんでしょうか。ぜひ元気になられて、またご活躍されんことを祈ります。
2006年12月05日
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