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そろそろ春です。暖かいのと寒いのとが交互にやってきて、なんとなくむずむずする季節になりました。花粉も精いっぱい飛んでる見たいです。壁紙は、女の子の節句で活躍する「桃の花」です。桜より一足先に咲いて、春を知らせてくれる花です。今年の桜はいつ咲くのでしょうか。
2006年02月28日
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題名:「おはなしおはなし」著者:河合隼雄発行:朝日文庫頁数:194読みやすさ:4/5おすすめ度:3/5 臨床心理学者の河合隼雄先生が、朝日新聞に週一回のペースで一年間連載したエッセイを文庫化したものです。 心理学の視点から、古今東西の”おはなし”に関する考察や、歴史と”おはなし”との関係、また現代人特有の社会的な問題など、わかりやすく、しかもおもしろく綴ってありました。 特に心に残ったのは、子供に対する見方(接し方?)の基本的な問題を指摘されている項「公案としての子供」や「朝の友」、あるいは心理学の奥深さをさりげなく描いた「心理学公害」や「宗教と心理療法」などです。 人の心を学問にするということは、自分自身の心も分析の対象となったり、とても複雑で深い感じがしますが、その辺の機微を河合先生は淡々とにこやかに”おはなし”されてる様子が印象的でした。 ところで、河合隼雄さんは、おさるの博士の河合雅雄先生の弟さんなんですね。ネットで調べていて驚きました。河合雅雄先生のお話は私も聞いたことがあり、とても興味深い話を、それこそわかりやすく、おもしろく話されるので、聞き入った思い出があります。きっと弟の隼雄先生も同じように、いやそれ以上に魅力的なお話をされるのでしょうね。
2006年02月26日
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題名:「さいえんす?」著者:東野圭吾発行:角川文庫頁数:186読みやすさ:4/5おすすめ度:3/5 推理作家として有名な東野圭吾さんが「ダイヤモンドLOOP」と「本の旅人」に連載したエッセイを文庫化したものでした。 理科系出身の作家という珍しい(?)経歴をお持ちのようですが、エッセイもそのタイトル「さいえんす?」が示すとおり、科学的な視点に基づいたエッセイが次々と飛び出してきます。 私も学生時代から現在まで理科系的な環境にいるため、いちいち頷く箇所が多かったです。もっと理科系な人がいてもいいのに、って感じです。 ただ、世間を牛耳ってる人は、政治家・マスコミ・官僚系役人などなど、文系がほとんどなんで、もっともっと理科系に市民権を与えて欲しいと思います。 東野圭吾さんはそういう意味では理科系出身の文系人としてがんばってもらいたい感じです。 正論、というか常識的なコメントが多く、もう少しおもしろさが欲しかったような気がしますが、読み物としては、連載のエッセイですので、コンパクトにまとめられた文章ですから、とても読みやすく、電車などには最適な感じがしました。 まだ東野圭吾さんの本業であるミステリー小説は読んでいないので、また手をのばしたいと思います。
2006年02月21日
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題名:「何はさておき」著者:ナンシー関発行:角川文庫頁数:201読みやすさ:4/5おすすめ度:3/5 ナンシー関さんの痛快コラムで未収録のものが多い、とのことでつい買ってしまいました。 テレビを見続けて、その中にそれぞれの思惑を持って登場する、芸能人をはじめとする様々な人々の観察は、まことに的確でズキズキと来ます。視点がとても斬新で、人間観察力の能力の高さは他の追随を許しません。 過去にいくつか、ナンシー関さんの本は読みましたが、どれも期待どおりの痛快さで納得してしまいます。途中”知識の披露”的な下りもあって、やや鼻につくところはあるのですが、いずれもその鋭い視点と、えげつないまでにいじられて、丸裸にされるような有名人たちの掘り下げ方に、ただただあっけにとられてしまいます。 また、本業(?)の消しゴム版画が各コラムについているのですが、その表情がとても特徴をとらえてあってコラムの行間を埋めるべく絶妙な効果を演出しています。 2002年6月に40歳という若さでこの世を去られましたが、ほんとに惜しい限りです。
2006年02月17日
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題名:「戦争を記憶する-広島・ホロコーストと現在-」著者:藤原帰一発行:講談社現代新書頁数:204読みやすさ:1/5おすすめ度:4/5 「歴史」というものの残し方について、通常は古文書や資料に基づいて綴られるのでしょうが、それとは別に「記憶」に基づいた歴史のあり方というものが存在し、それは特に近代においてとても重要な部分としてクローズアップされています。 とりわけ「戦争」に関してはその部分を省みずに、未来の平和を探ることはできません。広島・長崎に投下された原爆についても日本とアメリカでは全くそのとらえ方が違います。 戦争の記憶というのは戦地に行った兵士だけでなく、その家族や友人をはじめ国全体を巻き込んだ複雑なものとなっていきます。また記憶の大きさも個人の記憶から民族としての記憶、国民の記憶、そして政府の記憶と様々な角度で語られることが多く、それぞれの記憶がいろんな思惑をもって幾重にも重なりながら歴史を綴ってゆくのでしょう。 戦争を現実主義のなかで肯定してしまっても、ラブ&ピースを唱え理想ばかりを声高に叫んでも、平和への近道とはならないでしょう。このような「戦争の記憶」のなかから、民族や国家、宗教など人々の間に横たわる問題を一つずつ解決していくしかないのでしょう。 それにしても内容が難しく、遅々として、なかなか読み進めることができませんでした。なんとなく伝わってくるものはあるのですが、果たして著者が意図するところの何%を理解できたかわかりません。 少し前に読んだ、同じく藤原帰一氏の本「「正しい戦争」は本当にあるのか」と同様に、国際政治の観点から、現実の課題として「平和」を追求するための指針になるような本だと感じました。
2006年02月14日
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題名:「またまたへんないきもの」著者:早川いくを挿絵:寺西晃発行:バジリコ株式会社頁数:174読みやすさ:4/5おすすめ度:5/5 第一作目の「へんないきもの」の続編で、「なんでやねんっ!」と突っ込みたくなるような、不思議な生き物の大集合でした。前作に引き続き、いや、さらにパワーアップしたコメントの数々、昨今の世相を交えながら、思わず吹き出しそうになるコメントは”流石”の領域に入っています。 ということで、お約束の高評価とさせていただきます。 ”生物多様性”という言葉がありますが、彼ら(?)も生態系の一部を担っているわけで、「変な奴っ!」と笑い飛ばすわけにもいきません。特に彼らの中には絶滅の危機に瀕しているものが多く、地球に棲む仲間としてはいろいろ考えねばなりません。 今回は、そのような生き物たちの紹介に加え、(最後はややくどい感じもありましたが)環境をテーマにした著者の「考え」みたいなコーナーもあり、ただおもしろいだけではない深い内容でありました。 挿絵は前回に続いてモノクロのイラストで、それがまた読む人のイメージを絶妙に膨らませてくれます。写真で見たい気もすることもありますが、このワクワク感はイラストならではの効果だと思います。
2006年02月06日
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♪梅は咲い~たか、桜はま~だかいな♪というにはまだまだ寒い日が続いてますが、立春を控え、気分だけでも春を迎えるモードに入ろうと思い、梅の花にしてみました。皆様におかれましては、まだまだ時節柄、ご自愛いただきますように...
2006年02月01日
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