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出版社からのコメントカリスマファンドマネージャーが教える、日本一わかりやすい「お金の仕組み」大人になる前に知っておきたい「投資」の本質「教養としての投資」著者最新刊!著者についておくの・かずしげ農林中金バリューインベストメンツ株式会社(NVIC) 常務取締役兼最高投資責任者(CIO)京都大学法学部卒、ロンドンビジネススクール・ファイナンス学修士(Master in Finance)修了。1992年日本長期信用銀行入行。長銀証券、UBS証券を経て2003年に農林中央金庫入庫。2014年から現職。バフェットの投資哲学に通ずる「長期厳選投資」を実戦する日本では稀有なパイオニア。その投資哲学で高い運用実績を上げ続け、機関投資家向けファンドの運用総額は3000億を突破。更に多くの日本人を豊かにするために、機関投資家向けの巨大ファンドを「おおぶね」として個人にも開放している。正しい投資の啓蒙活動として著書「教養としての投資」もヒットしている。
2022年04月24日
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スポーツの真の価値すごいものを見させていただいたと、画面の前で素直に頭を垂れていた。4月9日、さいたまスーパーアリーナで行われたボクシングのミドル級王座統一戦のことである。結末は世界ボクシング協会(WBA)スーパー王者の村田諒太(帝拳)が9回TKO負けで壮絶に散るというもの。それでも国際ボクシング連盟(IBF)王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)のボディーを攻めた序盤の攻勢は実に見事で、「これはいける」という期待を見る者に抱かせた。劣勢を立て直すゴロフキンのリングジェネラルシップにもうならされた。間合いを見直し、時には足も使って試合を再構築。そういう「王の中の王」の「奥の奥」を見ることができたのは、村田が深部まで迫ったからで、だからこそ勝敗を超えて2人に等しく感謝の念がわいたのである。死力を尽くした試合に感動した後、さらに涙腺が緩んだのは試合後の両者の態度であった。村田にとってゴロフキンは尊敬の対象という事情はあるにせよ、敗者は勝者の強さを、勝者は敗者の勇気を心からたたえあった。ゴロフキンが自分のガウンをリング上で村田に着せたとき、失ったベルトより貴いものを手に入れた気すらした。競技によっては、試合後のセレモニーで敗者がもらったばかりのメダルを屈辱の証しであるかのように、すぐに首から外すことがある。勝者と敗者がろくな交歓もできない試合とは、所詮その程度のものであるということなのだろう。ゴロフキンと村田の振る舞いからは、究極の試合を合作できたとき、そこには何のわだかまりも残らないことが示されたように思う。心技体に知力も出し尽くした闘いの果てで、表出された人間の善良な部分。試合に無関係な傍観者でもそれを目にしたとき、人間賛歌を共有できる。そこにこそスポーツの真の価値があるといえるのではないだろうか。ボクシングの激闘の翌々日、英プレミアリーグのマンチェスター・シティー対リバプールも血湧き肉躍る大激戦だった。そして引き分けで終わった後のグアルディオラ、クロップ両監督の熱い抱擁。絶対に負けたくない相手こそ自分たちの力を最高に引き出してくれる。そんな尊敬まじりの余韻に満ちていた。
2022年04月15日
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真剣にオモロイことをやれ。君は今日、どの街の、どんな職場に立っただろうか。どこであれ、そこが君の社会人としての出発点だ。新社会人おめでとう。君は今日から社会人として歩き出す。どんなふうに仕事をして、どんなふうに働くのだろうか。その姿が、実は君の人生のカタチ。生き方なんだ。何をやるにしても、すべて初めてのことだ。失敗だらけの日々になるに決まっている。でも失敗は君だけのことではない。先輩たちも皆も繰り返した。失敗と後悔はいつも仕事の隣りにある。そうなんだったら、君は君のやり方をして欲しい。どんなふうに?と思うだろうが、まず姿勢と心構えだ。どんな姿勢?どんな心構えか?それは、面白いぞ!と思うことをやるんだ。西の人が言う、オモロイことだ。ハチャメチャでもいい。オモロイことには夢がある。夢があるから苦しいことも辛いことも耐えられるはずだ。オモロイことには光が当たる。光の中には未来、明日がある。そう、新しい君たちの手で新しい明日を見せてくれ。オモロイことのために汗をかき、肩で息をしろ。登り坂と下り坂なら、登り坂へ。追い風とむかい風なら断然、むかい風を選べ。それが生きることを、社会を知ることだ。仕事に疲れたら、皆で集まって、笑って、君に乾杯だ。 新しい君に乾杯。伊集院静
2022年04月01日
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