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♪ 保護猫の落ち着つく夜に殺処分ゼロとふニュース十五夜の月 迷い猫騒動の後のタイムリーなテレビ朝日系列のニュース。28日の番組で「殺処分ゼロを4年連続達成」と紹介された奈良市の取り組みが紹介された。 番組では名前がユニークでSNSで評判になり、引き取り手が増えた結果の「殺処分ゼロを達成」というものだった。 「てんや、わんや」とか「ハチャ、メチャ、クチャ」「ジャン、ジョン」、また「マロ、ミロ」「あおば、わかば」など子猫が複数いると面白いの考えたくなるという命名者の奈良市保健所の獣医師・江端資雄(72歳)さん。孫もいるので子供に受ける名前を考えるんだとか。今までに保護猫7割の名前を付けたという。 今日30日には、保健所の1階で保護猫の譲渡会が開かれるとかで、取材はこの日に合わせたものだったようだ。テレ朝newsより テレビはある部分だけを切り取って報道するのが特徴で、真実が伝えられているとは言えなかったりする。 奈良市ではここに行きつくまでに様々な試行策を実施し、予算も積んで努力した結果、素晴らしい結果達成に至った。決してユニークな名前だから保護希望者が殺到して「殺処分ゼロ」になったというような単純なものではないようです。2022年4月12日の市長会見 クリックでYouTubeへ 2022年4月12日の市長会見で、3年連続「殺処分ゼロ」を達成したことについてかいつまんで述べられています。ポイントはいくつかあって、ホームページに記載あります。●本市における自然死・安楽死(※1)を除く殺処分数(※2)は、平成20年度には663件あったが令和元年度に初めて「ゼロ」を達成し、令和3年度まで「ゼロ」を継続。●令和3年度には、飼い主のいない猫の「不妊去勢手術補助金」の一頭当たりの上限を10,000円から12,000円に増額し、手術頭数は84頭から188頭に大幅に増加した。●TNR活動のさらなる推進のため、TNR活動ボランティア協力者謝礼制度を創設。●預かりボランティアの活動を支援するため、「預かりボランティア協力者謝礼」は79頭から82頭へ増加し、「預かりボランティア医療費補助金」の実績は37頭から45頭へ増加し、制度を促進。●重度の疾病や負傷の犬猫に対し、高度でより良い治療が受けられるように動物病院を受診できる「負傷動物医療事業」を創設。●令和3年度に実施した、飼い主のいない猫の不妊去勢手術補助金や負傷動物医療事業、ボランティアへの支援などは、ふるさと納税の「犬猫殺処分ZEROプロジェクト」で頂いた寄付金(総額2696万円)の一部を活用。 ※1 自然死・安楽死…負傷し治る見込みがない等、やむを得ず安楽死等をすること。 ※2 殺処分…攻撃性や病気等があり、譲渡が難しいと判断し、処分すること。TNR活動 TNR活動支援ボランティア制度(令和3年4月開始)は、TNR活動を希望するが、高齢のため捕獲した猫を病院に連れていけない、猫を捕獲するスキルがない等、活動の実施が困難な方に対して、「TNRサポーター」が支援を行う(捕獲や病院への搬送等のサポート)。そのサポーターに対する補助制度。◆令和4年度実績:42件 210,000円 ◆2年連続40件以上を達成 2023年度(令和4年)はさらに充実させていて、予算も増額している。譲渡数と殺処分数の経年変化。 こういうものは市長や議員の資質によって大きく変わって来る。価値観と優先順位によって予算の配分も大きく変わる。地域の特性や市民の動物(ペット)に対する関心度の如何でも全く異なったものになる。 奈良市は鹿を「神の使い」として古くから手厚く保護してきたし、現在も奈良の鹿は天然記念物として大切に保護されている。 春日大社の石燈籠の並ぶ参道の南側に鹿の保護施設「鹿苑」がある。 毎年4月から妊娠しているお母さん鹿を保護し(約200頭)している。赤ちゃん鹿がお母さん鹿と一緒に行動できるようになる7月中旬までの期間中、「子鹿公開」(特別イベント)を開催し、可愛らしい子鹿を公開している。 10月には「鹿の角きり」が行われます。 鹿の事が詳しく分かる資料展示室もあり、おもに学校団体を対象として奈良の鹿について学べる体験プログラムも実施している。 そんな背景もあって、犬や猫にたいする意識も他の地域とはだいぶ違うのでしょう。面白いネーミングは偶然のものであって、背景の市の本気度が反映されているからこその「殺処分ゼロ」なんですね。どこの市でも簡単に真似ができるようなものではないことが分かります。
2023.09.30
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♪ まだハゼが釣れる河口は秋模様ススキが揺れて十五夜の月 前回の大潮に引き続き同じ場所にハゼ釣りに行ってきた。通常ならば気温も下がり水温も下がっていくこの時期だが、夏の様な暑さで水温はそんなに下がっていない。それでハゼの動きは2週間前とあまり変わらないだろうと判断。 14時過ぎ、前回と同じ場所で同じ仕掛けで釣り始めた。干潮が11:10なので満ち始めてから3時間が経過し、上げ三分のいい地合い。しかし当たりはわずかなのに餌ばかり取られる。しかし、1時間経った頃から食いが良くなり、どのポイントでも入れ食い状態。 潮止まりまでには間があると思ったが、釣果も思った以上。エサもかなり使ったし当たりが遠のいたので納竿。車の時計を見ると、まだ16:25だった。2時間弱の釣りは前回とほぼ同じ。帰って直ぐに下ごしらえ。古い方のお隣さんに三分の一ほどをお裾分け。 前回よりも釣果が多いのは分かっていたが、数えてみると40数匹。2時間弱でおよそ「3分に1匹」の釣果。こんなに釣れるとは思わなかった。 例年なら、河口でハゼ釣りの季節はとっくに過ぎている。他に釣り人がいなかったのは当然か。☆ 今日29日は中秋の名月。旧暦の8月15日に月を鑑賞する中秋の名月だが、現在用いられている新暦では旧暦から約1か月ズレているため、9月や10月に中秋の名月を迎える。十五夜の日は必ず満月というわけでもなく、むしろ満月とは同日にならない年の方がが多いらしい。 今年は昨年に続いて、中秋の名月と満月が一致する。天気も良さそうで、月の出が17時43分(名古屋)。満月の瞬間は18時59分ころで、真ん丸の美しい月が東の空に昇って来る。 我が狭庭にはススキが穂を出し、宮城野萩も咲いている。異常に暑かった夏を過ぎて、季節は確実に入れ替わっている。10月に入ると本来の気温になって、ようやく暑さからは解放されそうだ。今日もピーカン。雲一つない快晴の秋空が広がっている。暑くなりそうだ。 一緒に寝ていたアランも起き出して、外に出た私の後をついて来た。涼しくて気持ちがいい。 子ねこ騒動でアランにも刺激があったようで、子ねこがいた場所の匂いを嗅いだりしていた。猫同士でいられるのはやはり嬉しいことに違いない。何だか寂しそうに見えた。こっちの思い込みかもしれないが・・。 アランを保護した時にはピピがいて、毎日じゃれついていた。甘えたいのは当然だ。その時のことをアランは覚えているのだろうか。
2023.09.29
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♪ まよい猫の勘か定めか猫好きの家に行きつき飼い猫になる 猫が大好きな新築のお隣の奥さんは、我が家に猫がいることを羨ましがっている。朝6時過ぎには車で出勤する。少し遅れて旦那さんも車で出勤だ。 神の差配か。その旦那さんが「○○さーん、車の下に子猫がいて車が出せな~い」とカミさんに泣きついてきた。これまた猫好きのカミさんがおっとり刀で駆け付けて、取りあえず子猫を保護。 もの凄い声で鳴く。低くて太い声はおよそ猫とは思えない声だ。それも力の限り鳴いていて、その必死さが伝わってくる。 目の周りに目やにがこびりついて酷い顔をしている。濡らした綿で拭いてやって、何とかみられる顔になった。 鳴き通しで喉が乾いているだろうから、取りあえず牛乳を与えてみると、むしゃぶりつくように飲んだ。何日も何も食べてないらしくガリガリに痩せている。歯も生えているし、アランの餌を水で湿らせて柔らかくして与えてみる。ガツガツとしっかり食べた。 腹もふくれて少し元気になって、落ち着いたか鳴き声も小さくなった。それでも鳴きやむことはなく、よたよたと動き回り「かあちゃ~ん、かあちゃ~ん」と探し回っているよう・・。 何という偶然だろうか。猫が好きなのが分かっていてお隣さんにやって来たような気がしてならない。旦那さんは猫を飼ったことはないなしいが、奥さんが好きなのは分かっているので、きれいになった顔のスナップを撮って、奥さんに転送してやっていた。風邪をひいているらしく鼻水が出る。暖かい場所を見つけて・・ 仕事から帰ってからどんな話になるのか分からないが、取りあえず我が家で一日面倒を見ることに。カミさんは午後から仕事で居なくなり、その間私が対応することになった。 最初のトイレが肝心だと言われても、どう対応して良いか分からない。遊ばせながらその兆しが見えたら猫用トイレに連れて行って、なんとかそこでやらせる手筈。 しかし、タイミングがうまく合わず、私のズボンの上でやっちまった。 ずっと一緒にいるわけにもいかないので、部屋で自由に動けるようにして私は別室へ。しばらくして様子を見に行くと疲れたのかよく眠っている。生まれてまだ1か月ぐらいの子どもだ。心細いし腹ペコだし、取りあえずは保護されて安心したのだろう。 時間をおいてまた観に行くと目を覚ました。まだ少し寝ぼけた顔がかわいい。 旦那さんが撮った写真はあまりに酷いので、我が家で撮ったものを奥さんにラインで送ってある。きっと飼う気になるんじゃないだろうか。 5時半ごろ、奥さんが少し早めに帰宅。さっそく猫を見に来た。一日の様子を、猫好きの心をひきつけるように気配りしながら、元気だし人懐っこいことなどを伝え、抱っこしてもらったりする。 6時ごろに旦那さんが帰宅し、さっそく二人でやって来た。「飼い猫の子らしく人に慣れている風で、まったく怖がったり警戒するところがないのがいいね。」そんな話をしながら、子猫の様子をじっくり観察。帰る時になって、二人の後を付いていくのを見ても相性はすこぶる良さそうだ。 この時点で、猫の世話には長けているカミさんはまだ仕事から戻っていない。夕食後に改めて来てもらうことに。体重を測ったら470gだった。 カミさんに、8時半ごろに来るというLINEが入っていたようで、「3度目です」とか言いながら二人がやって来た。もう飼うことに決めていたらしく、「猫砂を上げますよ」というと「買いました」の返事。帰宅して直ぐに話がまとまったらしく、あれこれ準備が出来ていてた。奥さん思いの優しい旦那さんだ、本人共々気に入れば揉めるはずもない。めでたしめでたし。 *後から聞いたところによると、付けた名前が「アンカー」。車の下にいたので「under the car」から取ったんだとか。猫好きの奥さんは工場建築の現場監督をやっている人。その感性がこんなところにも現れているのが面白い。 アランは気づいて覗きに来たが、そばに近づくことはせず遠くで眺めていた。うなり声を上げて怒ったりすることもなく、“もし一緒に生活するなら拒否はしないよ” という風な感じだった。 我が家が(齢からしても)、今から子猫を飼うことは憚られる。もしお隣さんが飼わないとなると、飼ってくれる人を探さなければならない。そうもならずに収まるところに収まってくれた。 つくづくこの猫は運がいいと思うし、運命的なことも感じてしまう一日だった。
2023.09.28
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♪ ロケハンとディレクターらの眼の中をステディカムが街歩きする 日本人が使っているところをあまり見かけないステディカム(「安定した」と言う意味を持つ英語ステディ・steadyとカメラを融合させた合成語)。アメリカのTVドラマ『ER緊急救命室』シリーズ(1994年-2009年)で使われているのを知ったのが、最初の出会いだった。『ER緊急救命室』 肩に担ぐ必要が無くなり、まるでカメラが空中に浮いているかのような撮影が可能になって、機動性と迫力のある映像が撮れるようになった。 その後、世界陸上の選手紹介の時や、ゴールした直後の優勝者インタビューなどで使われているのを見かけることが多い。その機能性に感心しているが、日本人が使っているのを見たことがない。何で?とずっと思って来た。 左 役者とカメラマンが一定間隔を保ちながら一緒に歩いて撮影するロケ現場の様子。スムーズな移動撮影の簡便化だけでなく、画面設計の自由度も向上させることになった。whikipediaより スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』(1980年)でホテルの廊下や雪上の迷路を移動するシーン。リチャード・マーカンド監督の映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983年)で惑星エンドアの森をスピードバイクが疾走するシーン。 以前なら地面にレールなどを敷いて台車に乗って撮影するしかなかった。その場合はレールを画面に入れないように撮影しなければならない。ステディカムの登場によって迫力を出すシーンで効果的に使用され、その技術と映像効果が広く知られることになった。 日本ではNHKの『世界ふれあい街歩き』(2005年-)の海外市街地の歩行撮影に用いられているという。なるほど、この番組はたまに見るのでよくわかる。気ままに自然の風景の中を歩く人物を撮るにはもってこいだ。 フジテレビの『京都・町歩き』の京都の観光地の撮影にも主にステディカムが使われているらしい。『世界ふれあい街歩き』撮影クルーは5人態勢。カメラの目線で、人が街中を眺めたり訪問している風に作られている。アフレコで声が被せてあって人物は登場しない。 邦画でも2013年の「カノジョは嘘を愛しすぎてる」に使われて以来、年に1本か2本程度の映画に使われてきているようだ。テレビドラマでは、スーパー戦隊シリーズや仮面ライダー、ウルトラマンシリーズなどに使われているとか。 気を付けて映像を見れば気づくのかもしれないが、その必要性のあるシーンに出会わなければ分からない。 スポーツ中継などで、相変わらず大型カメラ(ソニーのベーカム?)を型に担いで走り回っているのを見ることがある。インタビューなど、機動性を要求されるシーンも多いだろうに、日本人が使っている姿をあまり見かけないのはどうしてだろう。ハンディタイプ「スムージー」 現在のステディカムはどんどん小型化され、利用者の裾野を広げているようだ。*映画撮影用カメラを載せるための大型の「ウルトラ2」(20kg程度の大きなカメラを支えられる)*業務用ハンディカメラ用の中型の「パイロット」*2kg程度までの小型ビデオカメラまたは一眼レフカメラでの使用を想定した小型の「マーリン」*アップルの携帯電話「iPhone 3GS」、「iPhone 4」で動画を録るためのハンディタイプ「スムージー」 価格は小型の手持ち式で数万円から数十万円、アーム・ベスト使用のものは数十万~数百万円が相場らしい。 DF DIGITALFOTO Thanos Pro IIサポートベストステディカムシステムCRANE 3S RS 2 / RSC 2 RS 3 PROジンバル、回転一脚付き、1/4または3/8インチのネジ穴のあるすべてのジンバルと互換性あり(カメラを逆さにした状態でのローアングル撮影に対応できる。) Amazon 158,000円(税込)
2023.09.27
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♪ 味付けをされし缶詰記憶という具の入れ方でラベルが変わる 夕べも涼しかった。ベッドに行くと直ぐにアランがやって来て、甘えた声ですり寄ってきた。そのまま横になって、朝まで一緒(途中で暑くなって、いなくなったようだが戻っていた)。去年まではこんなことはなかったのに、何かが変わっている。 涼しくなったので何をするにも快適だ。しかし、この先暑さがちょっとぶり返し、10月に入るとぐっと秋らしくなるらしい。そんな変化もお愛嬌。大して苦にもならず読書にも身が入る。☆ 先日借りてきた「窓から逃げた100歳老人」がなかなか面白い。100歳の誕生日パーティーに老人ホームから脱走するスウェーデン人「アラン・カールソン」の話。この主人公の名が「アラン」というところも気に入った。 1905年の生まれた年からの体験を間間に挟みながら、100歳の現在が偶然を基に展開していく。その書き方はよくあるもので珍しくはないが、随所で体験した話が壮大でおおいなる出鱈目なところが笑わせる。 お酒(ウオッカ)が大好きで、宗教と政治が大嫌い。ひょんなことから手にした大金入りスーツケースをめぐって、ギャングや警察に追われることとなり、途中で知り合ったひと癖もふた癖もあるおかしな仲間とともに珍道中を繰り広げる。 一方、過去のアランは爆発物専門家としてフランコ将軍やトルーマン、スターリンと日夜酒を酌み交わしては、歴史上の人物と重大シーンにひょこひょこ顔を出しては、手柄を立てたり危険な目に遭ったりする。拡大します。 アランの逃避行と100年の世界史が交差していく、二重構造どころか多重構造のドタバタコメディ。壮大な政治風刺、小気味いカリカチュア。歴史に詳しい人も、詳しくない人ならなお更興味深い。その “20世紀の歴史の影にアランあり” という痛快活劇の出鱈目加減に大いに笑わされ、心地いいったらありゃしない。面白いと思わないのは、ガチガチの石頭の現実主義者か、ウィットを理解しない曲がったことが嫌いな常識人かな・・? 最初、2014年7月発行という比較的新しい本であるところが意外な気がした。しかし、そのことで100歳に対して親近感も感じられるし、20世紀の歴史も身近な話として読むことが出来る。 3分の2まで読み終えた。はてさて結末はどうなるのだろう。
2023.09.26
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♪ 老人と思っていない老人が老人の手を引いている幸せ 今朝5時は19℃まで下がったようだ。さすがに朝晩は過ごしやすくなった。日中は28℃台までしか上がらなかったらしく、急に秋が来た感じだ。 前夜はタオルケットで寒かったので羽毛布団に変えた。アランはベッドで朝までずっと一緒。さすがに蒲団は掛けなかったが、朝は半分ほど掛けた状態で寝ていた。私が起きたら一度眼を開けたが、すぐにまた夢の中へ。☆ 昨日は中2日のウォーキング。少しランを混ぜたりして階段と坂を駆け上がる。5年ほど前の体力が戻っている感じ。スクワットが効いているようだし、柔軟や体幹の運動をやっていると確かに体が軽くなる。 臀部の上が痛かったのは、仰向けで尻を持ち上げる運動をしたのが原因だった。要するに筋肉が落ちてしまっていたわけだ。☆ 歩道で支道のある場所に差し掛かった時、杖を突いたかなり高齢のお爺さんと一緒になった。足に自信がないようで、右折しようとしている車に「行って」と合図する。私も渡るところなので、車に待ってもらい「一緒に渡りましょう」と、一緒に渡ることに。 一歩踏み出すも、小幅でよちよち歩く感じでとても遅い。車を待たせているのでちょっと “まずかったかな” と思ったが、お爺さんの保護の方が大事。思い直して「慌てなくていいですよ、ゆっくり行きましょう」と。急いでいたが、ぐっと抑えて付き合うことに。 歩道との段差のところを眼で示し、「あそこで転んだことがある」という。こちらも歩幅を合わせて一緒にゆっくり歩く。 ようやく渡り終え、「気を付けてね」。 待ってもらった車に謝意とお礼に、帽子を取って頭を下げた。私が強引にお爺さんを渡らせたために随分待たせてしまった。自然にそういう所作が出た。☆ 少し行って、前から柴犬を連れたご婦人が来る。私が近づく前に、犬が座り込んで動かなくなった。「疲れちゃったの?」「待ってたんです」「だれを?」「あなたを」「あ、そうなんですか。行き過ぎるの待ってくれたんですか」 そんなこと思ってもみなかった。「えらいねぇ!」と、首の周りを撫でてやる。大人しくしているので「だいぶ高齢なんですか?」「9歳です」「じゃあまだまだですね」 バイバーイ、と犬に手を振って別れた。9歳か、人間に換算すると50歳くらいか。 帰って確認すると、最初の2年で24歳、3年目からは1年に4歳としをとっていくので、9歳だと人間では54歳に相当するとか。大体合っていた。☆ ただ歩くだけでなく、朝はすれ違う人全員に挨拶をするし、犬に声をかけてスキンシップしたりもする。困っている人がいれば自然に体が動く。今までもいろんな場面で人を助けているが、年を取るとはそういう事だと思っているので苦にならない。 老い先短い身体だし、不特定多数の人に出来る範囲で手助けするのは当たり前だと思っている。 若い時にヒッチハイクして散々多くの人に助けられた。何のお礼もせず、いつかどこかで還元すれば良いと思って来た。それも含まれてのこと。 大した欲もないし、不平や不満もあまりない。オキシトシンを分泌させると、その後の気分がいい。結局は自分のためにしているようなもの。「情けは人のためならず(正しい意味の)」みたいなものだね。
2023.09.25
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♪ 青鷺が羽を煽りて空(くう)を舞うスパイク放ちて撓う脚線 身近な鳥ではあるが、そんなに近くにいる鳥ではない、けっこう大型で青味の灰色の羽根を持つ鳥。美しい姿に似合わず悪声で、夕方や暗い空を時々ギャー!と啼飛んでいく鳥。 増えているようなので見かけることも多く、何の鳥だか分かった方も多いと思います。 その鳥の名はアオサギ(青鷺、蒼鷺)、Ardea cinerea。鳥綱ペリカン目サギ科アオサギ属で、学名はラテン語でArdea が「サギ」、cinerea が「灰色の」を意味する。羽にひかりが当たると青っぽく見える。 嘴と足はオレンジがかった黄色で、目の上から後頭部にかけて黒条がある。 ウォーキングで見かけることも多い。 全長は90~98cmほどで、翼を広げると175~195cmにもなる。メスよりもオスの方が大きい。人が手を広げると身長のとほぼ同じ。女子バレーで日本の5連勝を阻んだ、トルコの若きアタッカー、メリッサ・バルガス選手(身長193㎝)と同じくらいの大きさだ。pepyより 主食は魚以外にも「バッタ」「トンボ」などの昆虫や「エビ」「カニ」などの甲殻類、「カエル」「ヘビ」などの両生類も食べる。時には「スズメ」を食べることもあるらしい。 ユーラシア大陸とアフリカ大陸に分布している。繁殖を高緯度地域で行ない、「渡り」をして低緯度地域で越冬する。日本では亜種アオサギが、夏季に北海道で繁殖のため飛来し(夏鳥)、冬季に九州以南に越冬のため飛来し(冬鳥)、本州・四国では周年生息する(留鳥)とされている(Wikipedia)。 首の動きの特徴を捉えた写真(アオサギ掲示板より)。 大型であることと独特の姿と鳴き声。意外にも用心深く、近づくと直ぐに飛び立ってしまうという意外性もあって、かなり人気のある鳥らしい。情報をやり取りするサイトがあって、ネット上に情報が溢れている。「アオサギを議論するページ」では、写真を投稿してサイト管理人がコメントしたり、「アオサギ掲示板」なんていうのもあって、愛好家の間で情報交換がされている。「アオサギを議論するページ」より あのトルコのアタッカー、メリッサ・バルガス選手(身長193㎝)ほどの鳥が、編隊を組んで渡りをするなんて、想像しただけでも胸が躍る。 編隊を組んで飛ぶときは声を出していないらしい。もし、あんな声をみんなが出していたら、それはそれで注目を浴びるだろうが、余計なエネルギーは消耗しない方が良いに決まっている。 ただ、私が知りたかったことがどこにも書いてない。「夕方や夜、暗い中を1羽だけで飛んでいる時、なに故に、あの鋭く大きな声を発しながら飛ぶ必要があるのか?」 夜に飛ぶ鳥は他にもいるだろうが、あのような声を出しながら飛ぶ鳥は他に知らない。一体、一羽だけで何を叫んでいるのか? 誰か教えてくれませんか?
2023.09.24
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♪ 何にせよ少し足りないほどがいい千年杉を巡りゆく水 ネットでくじら肉3種セット(100g×3)2,110円(送料込み)というのがあったので買ってみた。 冷凍なので、サンマと同じで生とは雲泥の差だろう。 ミンク鯨(南極海・北西太平洋・ノルウェー)、イワシ鯨(北西太平洋)、ニタリ鯨(北西太平洋)、ナガス鯨(アイスランド)の内の、いづれか3種(100g×3)。どれが来るのか分からない。 尾の身が美味しいのは知っているが、希少最高級の霜降り尾の身だと、100g 9,000 円(税別)もするのでさすがに手が出ない。 昔、鯨の肉は子どもの頃にはよく食べた。学校の給食にも出たし、サイコロ状になったおやつも食べていた。ステーキなんか、筋があったが結構おいしかったと記憶している。くじらのベーコンも酒の肴に食べたりもした。商業捕鯨が出来なくなって依頼、ほとんど口にすることが無くなった。 100gで、刺身・鯨カツ・ユッケなどだと2人前。ステーキだと1人前の量だ。二人で食べるには丁度いい。3種類の鯨の違いは分からないが、どれも似たようなものだろう。それほど期待はできないが、久しぶりに昔を思い出すのも良いかなと・・。 ミンククジラは、日本で入手できる鯨肉の中で「一番美味しい鯨肉」として人気を誇る。肉の繊維が細やかでクセが少なく、マグロや牛肉に近い感覚らしい。 イワシクジラは、ミンククジラよりも大型の鯨なので、肉の繊維は少し粗めで、煮込みや鍋に向いているとか。ミンククジラ そりゃあ冷凍でない生なら旨いだろう。 一般的に食べる部位は赤身で主に、背肉と胸肉2つに分けられる。 背肉は、鯨の背中側の肉で、柔らかく筋がないものが多いとされている。胸肉は、鯨のお腹側の肉で、少し筋があるが脂が乗っているものもあり、お刺身や竜田揚げに向いているとか。 2019年に日本が国際捕鯨委員会(IWC)を脱退し、 商業捕鯨 を再開している。国際社会からの反発を避ける必要があることなどから、日本近海に限定。捕獲対象も3種に絞り、水産庁が捕獲可能頭数を定めている。 これ以外のミンク鯨(南極海・北西太平洋・ノルウェー)、イワシ鯨(北西太平洋)、ニタリ鯨(北西太平洋)、ナガス鯨(アイスランド)は、ノルウェーなど一部の国も実施している商業捕鯨で捕ったものを輸入しているということか。 鯨肉の特徴として脂肪の多くが皮下脂肪に集中しているため、赤肉は低脂肪でタンパク質が豊富な食品で、赤肉は鉄分も多い。 他方、脂肪にもドコサヘキサエン酸(DHA)やドコサペンタエン酸(DPA)などの人体に有益と言われる脂肪酸が、鮪や他の獣肉に比して豊富に含まれている。
2023.09.23
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♪ マルチーにスキンシップの手を伸ばすひざとこしおりかえるになって マルチー=マルチーズとチワワのミックス 日本ガイシは、空気中の二酸化炭素(CO2)を回収する「ダイレクト・エア・チャプチャー(DAC)装置用のセラミックス」DAC向けハニカム構造吸着材を開発中だ。「コンパクトかつ表面積が大きい」「低圧力損失(大量の空気を効率よく処理できる)」などの特長をもつ。DAC向けハニカム構造吸着材 脱炭素化へ期待の高い技術として、主力製品の自動車排ガス浄化装置の仕組みを応用している。 DACの技術は世界から注目されており、国際エネルギー機関(IEA)は、現在の日本のCO2総排出量に匹敵する約10憶トンが、50年にはDACによって回収されると試算している。☆ ただ、空気中のCO2濃度は0.04%と非常に低く、実用化には効率よく回収する仕組みが求められる。 日本ガイシが開発中のDAC用セラミックスは、直方体の内部を0.1ミリの壁で1.27ミリ四方に区切った蜂の巣のような構造になっている。内部には、CO2の吸着剤を塗り、中を空気が通り抜ける間に回収する。 吸着したCO2は高熱を加えて薬剤からはがし、固定化して地下貯蔵するか、燃料などに再利用する。 構造に歪みがあると、空気の通りが悪くなり回収効率が落ちるが、精密な加工に成功。15センチ四方、長さ20センチの試作品の場合、表面積はサッカーコート2面分に相当するという。 2025年中にも実証実験を始めるに当って、装置や吸着剤を製造するパートナー企業を探している。 日本ガイシは、自動車用排ガス浄化装置など内燃機関向けの売り上げが6割を占め、車の電化に伴い、排ガス浄化装置に代わる主力として開発に躍起になっている。20年代後半をめどに量産化を目指している。 どの程度のCO2を回収できるのか、実証実験を待たなければ分からない。もし実用化されれば面白いことになりそうだが、木を植えるのとどっちが有効でメリットがあるのかが気になるところ。 木を植えることが出来ない場所での運用ということになるのだろうか。コストと景観などクリアするべきは多々あって、並大抵のことではないでしょう。本当に温暖化を抑制するという見地で考えているのなら、地球規模での発想が必要でしょう。★ 海洋の表面では、大気との間でCO2を含む気体がやりとりされている。産業革命以降、化石燃料の消費(燃焼)や土地利用の変化(自然植生の消失)といった人間活動に伴って排出されるCO2(人為起源二酸化炭素)は増加を続けている。 そのため、大気中のCO2濃度は上昇を続けており、海洋は海面で大気からCO2を吸収している。大気から海洋へのCO2吸収量の月及び年間の積算値(1990~2021年)気象庁 海面でやりとりされているCO2を全海洋で足し合わせたCO2吸収量は、1990~2021年の平均で1年あたり20±8億トン炭素(±は90%の信頼区間)(トン炭素:炭素の重さに換算したCO2の量)。 河川から海洋には正味で6億トン炭素のCO2が流入している(IPCC, 2021)と推定されていることから、海洋は1年あたり26億トン炭素のCO2を吸収している。 人為起源CO2排出量は、2010年代の平均として1年あたり約109億トン炭素とされており(IPCC, 2021)、海洋はその約4分の1に相当する量のCO2を吸収している。(海が大仕事をしているにもかかわらず、大気中のCO2は増え続けている。) また、海洋には大気からCO2を吸収する海域と、大気にCO2を放出する海域が存在する。また、季節や年によって、その海域や吸収・放出量は大きく変動している。将来、地球温暖化が進行すると、海洋のCO2の吸収能力が低下すると予測されている。
2023.09.22
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♪ トラップが闇に紛れて巡りいる地球に今日もゲリラ雨降る 相変わらずというか益々というべきか、成りすましフィッシング詐欺のメールが週に数回も届く。 これら全部がフィッシングメール。コレクションしているわけじゃないが・・。 そして、今朝またamazonを騙った偽メールが届いた。テキストメールで来るのが多いが、今朝のはHTMLメールのようだ。この形式のものは今回が初めて。 amazonは解約していて、今は口座もなく買い物もしていないので、そもそもこういうものに引っかかるはずもない。ただ、TVでYouTubeを観るために「Fire TV Stick」を使っているので、アカウントは持っている。 「注文履歴 | アカウントサービス | Amazon.co.jp 」、「この注文をキャンセルする」これらの何処をクリックしても同じアドレスにアクセスするようになっている。カーソルを持っていくと拡張子.phpのアドレスが表示される。 この拡張子は、比較的簡単で応用が広く、HTMLは静的にWebページの表示を行うのに対して、PHPが動的にWebページを生成するものらしい。フォーマットを使う場合などにはとても便利なものとか。拡張子.phpそのものが悪いものというわけではなさそうだが・・。★ 日本の警察庁が発表した最新の報告書によると、23年の上半期にインターネットバンキングのIDやパスワードを盗み出すフィッシング詐欺は、日本国内で過去最多の2322件発生し、不正に送金された被害額は約30億円に達している。 すでに過去の年間合計件数を上回っており、被害額は過去最高を記録した、2015年(平成27年)の30億7000万円に迫る勢いとなっている。INTERNET Watch より 9/15(金) インドネシア警察が先月7月、フィッシング詐欺によって盗み出した日本人のクレジットカード情報を不正に使用したとして、40歳のインドネシア人の男性を逮捕している。フィッシング詐欺の国際化は、加速している。 警察庁は7月に、全国銀行協会を通じてすべての金融機関に対してセキュリティ対策を強化するように要請。■ 736万円が不正送金されたリアルタイム型のフィッシング詐欺 先日、NHK NEWS WEBに、銀行をかたるフィッシング詐欺に遭った男性の事例が紹介されていました。「銀行口座の入出金が制限された」というメールが届き、URLにアクセスしてしまったのです。口座番号や暗証番号などを入力した後に、ワンタイムパスワードを求められました。そして、入力して10分後には「振り込み受付完了」を知らせる正規のメールが届き、知らない口座に736万円が送金されていたのです。 これは詐欺サイトに入力された情報を詐欺師側が正規サイトで入力し、最後に詐欺師の口座へお金を振り込む手口です。銀行ではログインパスワード以外に、振り込み時に入力するワンタイムパスワードを利用することがあります。詐欺師側がリアルタイムに対応することで、そのワンタイムパスワードも盗み出してしまうのです。詐欺師側はリンクを踏んだ被害者から24時間対応できるように、人力ではなく自動化ツールを利用している可能性があります。 NTERNET Watch より引用。 被害に遭う前は「フィッシング詐欺のことは知っているが、少なくとも自分は引っ掛かることはない」と思っている。 しかし被害者は、「見た目では見破れなかった」「以前よりも偽装のレベルが上がっている」「朝ベッドの中で見て寝ぼけていた」「夜にお酒を飲んで酔っていた」などと言い訳にもならないことを・・。 引っかかる人には共通点がありそうだ。ステレオタイプで、ある種のバイアスがかかりやすい性格。短気で不注意、ちょっと自惚れが強い自信家。
2023.09.21
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♪ 日本人の特徴けだし腑に落ちぬ若きに読みし和辻哲郎 薄い雲がかかりはっきりしない天気。愛知県には7時ごろにゲリラ雨の予想が出ている。 前線が日本に掛かって来る午後以降は雨の降るところが多くなりそう。今年の秋雨前線は大雨を降らせるのので、しとしと降るというイメージからは程遠いらしい。 関東は、20日昼過ぎからあす21日明け方にかけて、雨雲が発達しやく、雷を伴って激しい雨が降り、大雨になる所がある見込み。警報級の大雨になる可能性もあるという。 この地方は曇りで、突然にゲリラ雨が降ったりするのだろう。カンカン照りが無いのは良いが、こうどんよりとしているのもあまりいい気分じゃない。岸田内閣のような空模様と言えば万人が納得するんじゃなかろうか。 どんよりとした空の下でスッキリした気分になれないのは狭庭の草木も同じ。笑顔で愛嬌をふるまう気にもなれず、黙然として空を見ている。 何もかもが大きくなって、背の低いものは日が当たらず風にも触れず、青い顔して山上徹也のように鬱を抱えて不遇を恨み、息も絶え絶えに落ち込んでいる。 宮城野萩はここへ来てようやく蕾を付け、チラホラと花を咲かせ始めている。株を半分に切り詰めて根張りを抑えるようにして植えたのに、予想以上に大きくなっている。一度切り戻ししてあるにもかかわらずだ。こりゃあもう他の植物は諦めるしかない。 しかし、秋には落葉し冬には刈り取ってしまうので、冬の間が殺風景になる。なにかうまい方法は無いものだろうか。貝母や花韮のように春咲いて、夏には姿を消すようなものを植えるのが良いのか。 隣の土地が売れていて、来年には家が建つことになっている。そうなればまた環境は様変わりして植栽も作り直す必要が出てくる。限定した植物だけをスッキリと配置する、草花を楽しむようなものではなくなるのは避けられない。 アランが朝から甘えてくる。まあいつもの事だが・・。背中を撫でてやれば、ぐーぱーぐーぱーと両前あしで嬉しさを表現する。その仕草こそ猫にしかないなんともカワイイものだ。時々、みゃーと鳴いて喜んでいる。 そこそこ満足すれば今度は毛づくろい。これとてネコ科しかやらない、最も猫らしい仕草だ。カマキリも大事な武器の鎌をねんごろに掃除をし、触覚までも口に咥えて順繰りに掃除をしているのを見ていると、猫に劣らず愛おしくなる。 毎晩、玄関の外にヤモリがやってくる。明りに寄って来る虫を狙って、ジッとしている。人の気配を感じるとスッと逃げていく、その小さな姿が可愛らしい。 近頃の気密性重視の、防犯とか地震対策とかが重要視される家には、機能性に“遊び”というものがない。庭さえ拒否し、土にも草にも触れない生活。生命の神秘とか多様性を身近に感じることはできないし、情操という部分でもいかがなものかと思う。 売地に草が伸びて、バッタなどの昆虫を子供らが追いかけている。人間の根底にある “自然相手の諸々の感覚や習性” が、そういう行動をとらせるのだろう。 これからは揺り戻しとして、今までに失って来たものへ「自然回帰」が合言葉になって行く気がする。ブームなんてものは困るが、7割の人は世間に合わせて行動しているので、いつしかブームという形となってしまう。ポストコロナが、本当のあるべき方向へ向かう保証はない。
2023.09.20
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♪ 何ゆえに鯔は跳ねるや夕暮れの胸に沸き立つミトコンドリア 先日、美しい夕焼けを見たが、ここのところ天気は不安定でゲリラ雨が降ったりして、スッキリしない空だ。降ったり晴れたりで、それが入道雲と多様な雲が入り混じって複雑な雲模様を作り出す。夕日を受けて色をまとい、面白い写真が撮れるかもしれないと思い、スマホを持って夕陽の見える横須賀港へ。 鈴鹿山脈あたりに雨雲がかかるのは分かっていたが、果たして夕日との絡みがどんな具合なのか、行ってみないと分からない。 着いてみるとかなりの雲が西空に掛かっていて、条件的にはあまり良くない。北の雲と西の雲を交互に並べてみる。 日没は17時57分。雲に隠れてしまい最後まで見届けることはできなかった。上空に水蒸気が多く、夕陽が空を美しく染めるような状態ではなかった。当分はこんな空模様が続くのだろう。いつかリベンジしよう。 以前、石灰石らしきものが積み上げられた写真を撮り、持ち帰ったものについてあれこれ書いた。推察して、伊吹山から運んでくるのだろうなんてことを書いた。この表示は最近のものらしい。 クロダイの落とし込み釣り釣りをする人が一人や二人必ず居る。この日は他に、コマセでアジか何かを釣る人がいた。ぽつぽつ釣れていたようだ。満潮が19:37。暗くなるまでもう時間がない。 今日はこれから、歌会始への詠進歌を書く予定。毛筆で書かねばならない。下手を承知ではあるが、何とか様になるものが何枚めで出来るか。1年に一回の事なのでやってみないと分からない。 11首詠んで、5首まで絞ったが1首決めるのにまだ迷っている。個性があり、物語があって鑑賞に堪えるものでなければならない。 8年間で生徒6人が「歌会始の儀」の入選者となった高校がある。新潟市中央区の東京学館新潟高校。書道の授業から偶然始まった短歌の指導が、快挙につながっているんだとか。 指導を担当する田村裕教諭(60)は、「作歌の際は着眼点とドラマ性を重視している。大切なのは技法や過去の作品鑑賞よりも実作。歌は筆で書くようにもしており、他人に見られることも意識させている。新潟市中央区の東京学館新潟高校(読売新聞) 2021年のお題は「実」で、2年の藤井大豊さん(17)の歌が選ばれた。 「七限の書道の授業は『実』の文字最後の払ひに力を込める」 田村先生は「オリジナリティーのある着眼点。積極的に創作に取り組んだ成果が表れている」と目を細めた・・。 私は、21年の入選歌の考察で「お題の言葉をそのまま歌にしたところに、素直な若者の気持ちが出ている。結句の『最後の払ひに力を込める』が秀逸。書道に託して、学校生活の充実ぶりと意気込みが詠み込まれ、若さを表現して余りある。」と書いている。
2023.09.19
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♪ 喫茶店(さてん)にてビール飲みつつ歌を詠む時速十二首小瓶3本 夜中の3時にアランがそばに来て鳴いた気がした。1度だけで次の声がないので放って置いたら、今度は網戸に爪を立てる音。久し振りに窓から入ろうとしている。変な時間に起こされた。 そして餌をくれと鳴く。しょうがないので一緒に下りて、エサのある所へ行くも、ちゃんと有る。どうしていつもこんなメンドクサイことをするのか。猫出入口から入ればすぐ近くに餌があるのに2階の屋根に上がり、わざわざ私を起こして一緒に餌のある場所へ行く。少し濡れていたので、それを知らせたかったのか・・・。 今朝は4時からラグビーの日本対イギリスの試合中継があり、場合によっては4時に起きて観戦しうかとも思っていた。しかし、3時ではいくらなんでも早い。寝不足になるのも嫌なので、なんとか寝付くことを願って横になった。 アランが来てしばらく頭を押し付けて横になっていたが、間もなくどこかに行ってしまった。そして6時までぐっすりだ。 猫ベッドがこんな感じに出来上がったが、いざ置く場所を決めあぐねてしまった。 窓際で外が見えるところがいいと思うものの、まだまだ暑いので陽射しが入るところは無理だ。PCの部屋にも置いてみたが、窓際はやっぱり暑い。朝から午前中はガンガンに陽が当たる。昼以降ずっと西日が入る。 西の角にあるわが寝室。ベッド脇の窓ぎわに取りあえずおいてみる。夜はこの窓下で寝てるのだから気に入るかも知れない。二日ほどして、仕事部屋の机に寝ていたのを無理やり抱えて、乗せてやったら必死で逃げていった。 もともとお仕着せが嫌いで、強制されることには頑として従わないアラン。無理とは思ったがやっぱり駄目だった。乗っけてみて分かった。外がよく見えるのはいいが、最近は車の出入りが多く、よく人の声もするのでアランは嫌がるに違いないと。 そうなると、もうここしか残らない。いつも外を眺め、寝ていることも多い北の仕事部屋。身を晒して寝ているが、本当は見えないところで寝たいはず。そう思って作ってやったものだ。 私の目線より上にあって視線を遮るようにするのがモアベター。それで段ボール箱を置いてすっぽり隠れるようにした。片側は外が見えるように低くしてある。 今はまだ暑いので入ることはないだろうから、中が見えるように段ボールの箱の向きを反対にしておいた。涼しくなるころには興味を示すに違いない。そうなってくれないと・・。 ラグビーはやはり歯が立たなかったようだ。この後、NHK地上波で8時過ぎに再放送がある。
2023.09.18
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♪ 隣家には車2台が動かざる福岡ドームにB'z聴きおり 昨日は暑かった。10時ごろなって庭に水遣りをしたら、部屋に戻ってからすぐ全身から汗が噴き出した。異常なほどの汗で、どこか悪いんじゃないかと思えるほどだった。 午後3時までに全国で最も気温が高かったのは、京都市で最高気温36.4℃。京都市は2011年の9月14日の記録を更新して、統計開始以来、最も遅い猛暑日(最高気温35℃以上)となった。 また名古屋市は35.7℃と、きのう更新したばかりの「過去最も多い猛暑日」をさらに更新。 これまでの9月の高温記録は、上旬の記録がトップ10を占めている所が多いが、そこへ中旬の記録が割り込んでいるという状況。知多市も、いかにも暑かった。14時34.5℃、15時は34.8℃で、猛暑日一歩手前まで。 そんな日でもウォーキングは止められない。 アランもグロッキーでただひたすら寝そべって耐えていたが、クーラーを入れたのでホッとして・・。しかしそれも、午後4時ごろには切ってしまった。 私はまだ暑い中を本を、返しに3キロ先の図書館にまでウォーキング。暑かった。ウォータークーラーの水を飲んで、暫し休憩。 帰ってからハゼの唐揚げをやる予定であまりゆっくりはできない。8,100歩ほど歩き、切らしていた焼酎を買って帰る。 ハゼのから揚げをやる。低温で時間をかけて、焼酎をちびちびやりながら・・。 もう少しきつね色が付くまで揚げた方が良かった気もするが、十分に美味かった。焼酎のお湯割りを飲みながら、ほとんど一人で食べたてしまった。 この焼酎という飲料はとてもいい。酔っても醒めるのが早いし、あとに残らない。不思議にビールの様にトイレに起きることもない。ぐっすり眠れるのでありがたい。 本格焼酎は低カロリー、低糖質、プリン体がゼロ。そのため、血糖値が上昇するのを予防できるほか、芋焼酎には老化防止の役割もある。ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれているため、抗酸化作用で老化を遅らせたり血液がサラサラにもなる。 また、「プラスミン」という成分が多く含まれていて、脳梗塞などを引き起こす血管内の血栓(血の塊)を溶かす効果もある。 少量の飲酒は善玉コレステロールを増やし、その結果悪玉コレステロールが減って動脈硬化予防にもつながる。 ただし飲み過ぎは逆効果。 適量は、ワイン 1.5 杯(180ml)、 ビール中ビン 1 本(500ml)、 日本酒1 合(180ml)、ウィスキーダブル1杯(60ml)、 焼酎0.6 合(110ml)。 私の場合は、お湯で3倍に割って飲むので3杯くらいが適量となる。ちょっと調子に乗ると4杯、多くても5杯が限度。4杯飲むと便秘も治る。量さえ守れば、まさに百薬の長だ。
2023.09.17
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♪ 夕焼けが雲を染めゆく伊勢湾に今日が溶けゆく小さなひと日 昨日は、名古屋で猛暑日、知多市では33.8℃を記録。やけに蒸し暑く、涼しさを体験した後だけに猛暑日かと思うくらいの暑さに感じた。アランはもう完全にグロッキーだ。 ふと、ハゼ釣りを思いつき、潮時表を確認するとなんと大潮だ。満潮が18:29となっている。夕涼みがてら行ってこようか。自分が育った日長地区にある日長川の河口では、昔、驚くほどよく釣れた。 久しぶりに行ってみようか。釣りをするのはずいぶん久し振りで、道具がどうなっているのかもわからない。それらを引っ張り出して、必要なものがあるのかどうかをチェックしてみる。餌さえあればなんとかなりそうだ。 出かけたのは午後4時を回ったころだった。 餌もご多分に漏れず値上がりしている。(写真は2019年のものを拝借) 新舞子の「フィッシングいとう」で赤イソメ(550円)を買い、日長川河口へ。もうだいぶ潮が満ちていて、河口の砂浜は完全に潮に隠れ、河口に下りて釣ることができない。釣りをする人もまばらで、帰る支度をしている人もいる。ちょっと遅かったか!? でも満潮まではまだ間がある。上げ七分の地合いもこれからだ。水門脇の橋より上流には誰もいない。満潮近いとなれば橋の上からがいいだろう。角の出っ張り部分に良い釣り座を見つけ、そこで釣ることに。 左 7月15日ごろ(大潮の干潮時)。釣るポイントは幾つもあり、安全なので人気がある。 最初、ちょい投げが良いかとも思ったが、橋の上なら投げる必要もないと思い直し、チヌ竿で釣ることに。道具入れにガン玉2個のついた使い古しのハゼ仕掛けがあったので、それをそのまま使うことに。 脈釣りで、小さな当たりでも合わせられるし、食い込みもいい。 ハゼなんてどんな仕掛けでも釣れるが、数を釣るとなるとそれなりの手立てはいる。右奥にそこそこのスペースがあり、何かと都合がいい場所だ。 一投目で直ぐに当たりがあり、最初の一匹をあっさりゲット。クーラーなど持たずビニールバケツを持ってきたが、付けてあった紐を外してしまったので、水が汲めない。河口の先端まで汲みに行ってずいぶん時間をロスした。 その後、順調に釣れていく。釣り人がだれもいないのが不思議なくらい。時おり大きいのが混じって面白いように釣れる。最盛期なら多くのハゼ釣りファンが並ぶのに、この日は拍子抜けするほどに人がいない。 夏休みが終わった今ころはハゼも大きくなっているし、活性もいい。本格的なハゼ釣りのシーズンで、土・日ともなれば子供連れの家族などで賑わうはずだが・・。それとも、今はハゼ釣りなんてあまりやらないのだろうか。 日没が18:01で、満潮が18:29。満潮の潮止まりは釣れないのでその時点で終了となる。満潮とと日没がほぼ同時刻なんて、何と間が良いこと。 薄暗くなってきたので頃合いかと思い、納竿とした。 真っ赤に染まった夕焼け雲のなんてきれいなこと。スマホを持って来なかったことが悔やまれた。 そこそこの釣果があった。帰って数を調べるとハゼが30匹(セイゴの小さいのが3匹)。およそ2時間で30匹。4分に1匹釣ったことになる。 タオルを持って行かず、ぬるぬるの手を拭うことが出来ず、手返しに時間がかかった。その辺を上手にやれば釣果はもっと上がるはず。最大で13㎝ぐらい。 とりあえず頭を落とし、内臓を出して冷蔵庫へ。唐揚げにでもして食べようか。サイズが揃えば、開いて天ぷらにしたいところだが・・。
2023.09.16
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♪ マスクなどしない私は非国民?風邪もひかざり医者もいかざり アランはに三日前からクシャミをしていて。どうやら夏風邪をひいたらしい。昨日は一日元気がなく、頭や耳の辺りを撫でると熱があるのが分かる。 人のインフルエンザも、いつもより異常に早く流行りだしているらしい。ほとんどが子ども(小・中学生、まれに高校生)たちだ。 予防注射の時期になる前からの流行で、群馬県内で5日、小学校と高校の計4校で今季初の学年・学級閉鎖が報告され、学校の臨時休業は過去10年で最も早い発生となった。各県でも同様の報告があり、注意喚起を促している。 9月8日までに、千葉市では全区にある市立の小中学校25校で学級閉鎖や学年閉鎖となっている。市川市で9校、松戸市や習志野市でそれぞれ5校が学級閉鎖。 流行の目安は「定点把握」による、1医療機関あたりの患者数が「1人」を超える状況だ。9月3日までの1週間で、前の週の2.7倍となる「4.20人」に急増。すでに流行の目安を大きく上回っている。日テレNEWS インフルエンザは、9月からの1年を1シーズンと捉えるが、県内で流行期となったのは今年1月からで、3シーズンぶりのこと。 例年であれば、夏に流行期が終わるのに、今年は、そのまま9月を迎えてしまった。 通常、流行が始まる時は、地域差があって、一部の小学校や中学校で増えて学級閉鎖が起きるという傾向があるが、今年は地域とか学校とか関係なく、同時多発的に感染が起こっている。★ 今までコロナ下では流行がなく、春以降も大きな感染拡大にはなっていない。アルコールでの手指の消毒が徹底されて、さすがにインフルエンザも寄り付けなかった。それで、免疫が低下している人が多いらしい。 まさかインフルエンザがこの時期に流行するとは誰も思っていない。 1年中マスクをしていることで喉の粘膜が鍛えられず、菌に感染しやすくなっているのも確か。コロナが下火になって、帰宅してからの消毒や手洗いもしなくなっている。 インフルエンザの予防には1にも2にも手洗い。とにかく「外出から帰ったら手洗い」を実行するしかない。マスクなどよりはるかに効果がある。 日テレNEWS 今年は、新型コロナも少しずつ増えていて、インフルエンザと同時流行という様相を呈してきた。ワクチンが流通し始める10月までの間、いつも以上に感染対策を意識して過ごしたいものです。★ 雑菌も含めて様々な菌に触れ、それを繰り返すことで免疫力がアップする。何でもかんでも「除菌、除菌」とアルコールや薬で殺す習慣はいかがなものかとも思う。自己免疫力を弱めることになり、薬がないと生きられない体質を自分で作ってしまうことになる。 特に子供には腹を据えて、しっかり対応していただきたいものです。
2023.09.15
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♪ 常識が風に吹かれてふーわふわいつしらに消えゆく赤とんぼ 気まぐれなアランは二日ほどカミさんのベッド寝て、昨夜は私のベッドにやって来た。凭れてきてしきりに喉を鳴らしている。一度いなくなり夜中に再びやって来た。寝入ってからはどうだったか知らないが、4時頃トイレに行った時はすぐそばの窓の下で寝ていた。 いない時間帯があったにせよ一晩中私のそばにいたようだ。しかし、それも続かずにまたカミさんの方に行ったりする。忖度して両方に気を使っているなんてことがあるはずもないんだが、猫の行動はよく分からない。☆ 久しぶりに木工のDIYにアランの寝場所を作ってやろうと思い、息子に端材が有ったら持ってきてくれるように頼んであった。3×4㎝の角材が4本届いたので昨日さっそく開始した。 窓の外を眺めるのが好きな猫。寝る場所も高いところが好きだし、どちらかと言えば誰にも見られないようなところがいいらしい。箪笥の上の奥の方に寝ていたり、冬は押し入れの布団の上で寝たりする。 左右の視力が違うので、ノコギリで真っすぐ切ることが出来ない。特に直角を出す必要がある時には苦労する。真っすぐに切れないものだから組み立てるとゆがんでしまう。 それで、前回パーゴラを作った時に作った、シート状のマグネットを貼り付けて作った道具を使う。作業台がないので何かと不自由する。白いのがマグネットシート。脚4本をなんとか直角に切ることが出来た。 角材は下地材なので物は悪く、節が多くて鉋も掛けにくい。しかたがないのでペーパーで磨って、そこそこの状態までにする。天板は55×40㎝ほどの大きさで、有り合わせのものを使う。フローリングの板があったので、それをつないで使う。 枠をつけて脚の固定に強度を持たせる。ボンドで仮止め。速乾性の木工ボンドが便利だ。 速乾性の木工ボンドは直ぐに乾くので、次の作業が続けて出来るのがいい。この日はこれまでにし、あとは脚を付けて終わり。補強が要るようなら適当に・・。釘か木ネジを打てば枠は完成。 120㎝の高さなのでステップはいらないかもしれないが、置く場所によって考える。場合によっては、ちょっとしたインドアグリーンを置くことも・・。 一時期、落ち着いて寝る場所がないのか、妙に情緒不安定な状態が続いたことがあった。季節の変わり目だったのか、不定愁訴みたいなのが猫にもあるのかと思ったりもする。 今朝はこれまた変なところに横になっている。一晩中私のそばにいたので今日はもういいとばかりに、そばに来ないし本箱の上にも乗らない。ほんと、何を考えているんだかさっぱり分からないのが猫の面白いところ。 段ボール箱に布を敷いて、ふかふかの寝床を作ってやる。これから寒くなるので、寒がりのアランが昼寝するのにもってこいの場所をね。
2023.09.14
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♪ すいすいと夏を秋へと変えてゆくアカネの群れのさびしくもあり 名鉄の高架脇の草が伸び放題になっていた。 背丈以上に伸びて、道路にもはみ出して・・。 依頼して刈ってくれたのは良いが、やり方があまりにぞんざいでガッカリした。去年も同じように依頼したが、こんなぞんざいなやり方ではなかったように思う。根元から切らず、10~20センチ上でカットしてあるし、刈った草の一部がそのままだ。 側溝の中の枯葉もそのままで、浚えてない。 途中で突然に雨が降ったりしていたので、早々に切り上げてしまったのだろうか。 昨年は、市の職員と話した時に「名鉄の高架脇の草は、通行の邪魔とか側溝にゴミが詰まっているようなことがないと対応が難しい。」とか言っていたが、きれいに処理されていた。22年7月28日 側溝もきれいに浚えてあった。 時期は7月の末だったので、草の状態も今回よりはマシだった。作業も楽だっただろうし、スケジュールにも余裕もあったのかもしれない。 2年連続のことなので、名鉄も「またか」とウンザリしていたか。まあ、ずいぶんスッキリしたので「ありがとう」としておきましょう。それにしても、言わないとやってくれないので来年のことを考えると、ちょっと気が重いが・・。 坐骨神経痛らしきものが、ときどき左の臀部に痛みを起こす。ストレッチで症状を和らげたりしているが、ランニングでコリをほぐすのもいいかと、ウォーク&ランに出た。以前、やっていた坂がいくつかあるコースの坂だけ走って上るようなことを、また始めている。 スタート直後に坂のあるコースに行ってきた。最初は体がまだ温まっていないので直ぐに息が切れ。でも後半になるほどに調子は上がり、4つほどの坂を駆け上がることが出来た。10年ほど前のことを思い出す。 ちょっと長い坂もあるが小さな坂ばかりなので、足慣らしには丁度いい。 スマホも持たず、涼しいので水の心配も要らない。11,000歩ほどだったが、今朝は坐骨神経痛の症状がまったく出ていない。良いマッサージとなり、全身の活性も上がっている感じがする。 暑さもまだ残っているとはいえ、季節は着々と秋の気配を濃くしている。夕方には虫の声を聴きながらのウォーキングとなった。天気が回復すれば、夕陽が鮮やかに雲を染めて秋の空を楽しませてくれる。 珍しい犬に出会い、犬種を聞くと「イタリアン・グレーハウンド」という返事が返って来た。グレイハウンドといえば「アメリカ大陸横断バス」を思い浮かべるが、イタリアの犬だとは。 まだ子供のようだったが、小さくて足が小枝の様に細い。顔も体にも肉が付いていないような姿は、なんだか痛々しい感じがした。参考写真「いぬのきもち」より ググってみると、ルネッサンス期の王侯貴族に愛されただけあって、気品あふれる優雅なスタイルが魅力とか。おっとりしていて気立てもいいらしい。「イタグレ」という通称で親しまれるこの犬種の先祖は、6000年前の古代エジプトにまでさかのぼるとか。 骨が細いので、骨折には注意が必要とも書いてあった。 グレイハウンドの犬種は多く、多くは原産国イギリスで品種改良されたものらしい。
2023.09.13
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♪ 元気かと声をけやる若からんわが身を統べる一千兆個 ここにも微生物が活躍している。 スプレーで吹きかけると、不思議と柔軟剤や部屋の香りは残したまま、悪臭だけが消える消臭剤。もちろん、無色透明で、天然成分100%。しかも原料は、牛の尿だって・・・。〘 アランを病院に連れていく時、怖がりのためネットをかぶせられた恐怖から失禁してしまい、シートにオシッコの大きなシミが出来てしまった。しっかるふき取ってもなかなかにおいが消えないので困っていた。 そんなことがあったタイミングに合わせるように、この記事が目に留まったというわけ。〙 誕生したのは1998年。その背景には、北海道北見市の土地柄と、酪農家が長年抱えていた悩みからだった。牛の"尿処理で悪臭が発生し、処分するにも費用がかかる。牛の尿は、当時から酪農家さんたちの悩みの種だった。 創業者は北海道北見市出身の窪之内 覚。創業前は地元のホームセンターの店長。ある日、お客から「どの消臭剤を買っても臭いが消えない!」とのクレーム。 土地の広い北海道では、犬を飼っている家がとても多く、道端にしたおしっこの臭いが地元民の悩みの種だった。よい消臭剤がないため、クレゾールなどの薬品を使用する人もいた。 代表的な商品を集めてあれこれ試してはみたが、臭いは消えてくれない・・。 ある日、親戚の酪農家がボトルに入った茶色い液体を持って店に現れ、「これを店で売ってくれないか」と言って来た。何かと聞いてみると、「牛の尿を微生物で分解した液だ」とのこと。Yahoo! JAPAN SDGs より それで牛の尿の臭いが消えるという。なぜのだろう? もしかすると他の臭いも消えるかもしれない・・ 。 そこで「消臭効果があるか、みんなの家で試してほしい」とスタッフ全員に言って、空のペットボトルにその液体を小分けにして配布。 結果は目を見張るもので、 ペットの糞尿や生ゴミ、排水口やトイレの悪臭まで、見事に臭いが消えた。 「もしかすると、公害の元だった牛の尿が宝物になるかもしれない。酪農家の経営も助けられる。これはどうしても世に出したい」。「大手メーカーにない商品だから面白い」ということになり、商品化の話が動き出す。〘 しかし、この酪農家がなぜそんな「牛の尿を微生物で分解できる」ことを知っていたのだろうか。その微生物は何なのか、どういう種類のものなのか全く明かされていない。特許が取って有れば明かしても問題ないと思うが、案外、誰にでも簡単に出来てしまうものなのかも。〙消臭効果試験:(一財)日本食品分析センター悪臭物質に対する消臭試験結果(検知管法および高速液体クロマトグラフ法)※全ての悪臭物質に効果があるわけではありません 牛の尿を微生物で発酵・培養する。原料は酵素、ミネラル、乳酸菌が含まれた「善玉活性水」。「きえ〜る」を使うと、その抗菌効果で悪臭を発生させる一部の微生物、いわゆる悪玉菌の増殖を抑えることで、臭いの元から消臭することができるというわけだ。 食べることで腸内の悪玉菌よりも善玉菌を優勢にする働きがあるヨーグルトみたいなものらしい。 1,280円前後(楽天 660円+送料660円)「きえ〜る」が生まれてから約20年。ようやく大量生産が出来るようになり販売にも積極的に取り組めるようになった。今ではラインナップも大幅に増えている。拡大します。 2つの価値を兼ね備えた商品として、自負を持って販売に力を入れている。一つは悪臭のみを消し去るという機能的価値。二つ目は、商品を使用することで、自然環境に対して消費者自身も行動を起こせる情緒的価値。〘 とに角、化学薬品を一切使わず、天然成分だけで出来ているというところが素晴らしい。ここでも微生物が活躍しているわけで、自然界の底力、奥深さや多様性に驚かされる。あらゆるところに存在し、分解や再生産にその力を発揮して地球全体の生物のバランスを維持することに大いに役立っている。 否、役立っているのではなく、主役であると言っても過言ではないでしょう。微生物が居なければ何ものも存在を維持できないのだから。〙 しかし、生ごみを分解するのも「キエーロ」。こっちは「きえーる」。平仮名と片仮名の違いはあるものの、よく似た名前で、よく商標登録が出来たものだ。生ごみ分解の「キエーロ」は、「家庭用生ごみ処理装置」として葉山町在住の松本信夫氏が商標登録している。 異議申し立てが出されていないようなので、登録申請が通ったのだろうか。「液体たい肥 土いきかえる」を植物の栽培に使うことで、植物がより大きく育つ。 ペットにまつわる匂いの消臭。介護現場での消臭。洗濯用、ゼリー状の置型タイプの消臭剤。魚の水槽の悪臭・ぬめりの予防など、さまざまな用途にも対応できるようになっている。*環境大善 *商品ラインナップ
2023.09.12
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♪ みどりなき住宅街の隅のすみに胸いっぱいの緑を植える 台風が去ったのにぐずついた天気が続く。日本の周りは低気圧だらけで、上空の寒気と南から流れ込む暖かく湿った空気の影響で雨雲が発達するのだろう。 6時過ぎの東の空は雲の切れ間があったが、30分後には南東から黒雲が押し寄せてきた。 特に中四国から近畿、東海まで局地的に活発な雨雲が広がっていて、局地的に大雨を具らせているようだ。1時間に50mm以上の非常に激しい雨も。 シャコバサボテンが雨打たしにならないようにと、イチゴのプランターがあった場所に移動。もうあれほどの猛暑はないし雨ばかり降ると根腐れを起こしかねない。庇が短いので大雨が降ればやっぱり濡れるが、多少は制限できるだろう。場合によっては下の段に板と共に移動してやってもいい。 伸びすぎた唐綿は切り戻し。なぜか今年はまったく種が出来なかった。去年は売るほどできたのに、この場所はやっぱり過酷なのだろう。冬越しが出来る代わりに種をつけないとは、確かに理にかなっている。 朝顔の蔓も片付けたのでさすがにすっきりした。 このわずかなスペースをいかに整えるか。狭さを活かして工夫するのは、制約がある短歌を詠むようなもの。制約があるからこそやりがいがある。「浪花茨」をどう誘引しどう花を咲かせるか思案のし甲斐があるというもの。 もっとスッキリさせて、猛暑のカンカン照りとアスファルトの照り返しに強い背の低い何かを植えてやる。 リュウノヒゲの小型品種のタマリュウ(玉竜)は、草丈5~15cmほどで1年中緑を維持するので冬も殺風景にならないですむ。 常緑だし、真夏は表面がカラカラになったら水やりをする程度で十分らしい。1年に一度、刈り込みをして病害虫の予防と新芽を出して美観を維持するといいとか。でも葉の雰囲気がいかにもごつい。 ダイコンドラ(ディコンドラ)はどうだろう。庭の通路に蒔いたものが今では立派に増えて、見事に土を覆っている。少しぐらい踏みつけてもへっちゃらで伸びていく。 しかし、このタイプはどちらかと言えば、カンカン照りには向いていないらしい。通路には立派に育ってくれたが、照り返しのある窓下は果たしてどうだろう。 別の品種の「ダイコンドラ・セリセア」は、日向、乾燥ぎみの環境を好む。葉は銀色の産毛に覆われていて、水に濡れると緑色に見える。関西以西で軒下などで霜よけが出来るならば、戸外での越冬が可能というからこれがベターかも。 貴重なもので種の販売があまりなく、苗で売っているので高くつく。種を探さねば・・。
2023.09.11
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♪ 熟れゴーヤ割れば血の色並びおりプーチンの腹を覗きたるごと 昨夜は、カミさんが掛川でのB’zのコンサートで留守。私はいつもと変わることのない一日を過ごした。夜はいつもの様にペペロンチーノを作ることになっていた。 歌会始に応募する歌を詠んでいるところで、一日に5首ほどを詠む。今までこんな風に打ち込んだことがないが、河野裕子が依頼される歌の10倍の歌を詠むことにしていたと知って、私の努力の足りなさを実感。才能以前のこと。もう少し頑張ろうと思い、お題の「和」のつく言葉を列挙してイメージを膨らませながら歌にしている。 勉強が足りないのを自覚しているところなので、これはその勉強をも兼ねている。どんな歌が出来るのか自分でも楽しみだし、応募するからには絶対的自信の裏付けがなければやっている意味がないとも思うようになった。 最近、夜に運動公園の大外(1.5キロ)を走り始めていて、まだノンストップで走れないが、続けていれば走れるようになるだろう。 気分転換と、夜のパスタにワインを飲むと決めているのでそのための運動を兼ね、夕方にウォーク&ランへ。この日は5.5キロのコースの最初の坂(400m)を駆け上がり、秋葉神社の120段を駆け上がり、ほんの200mだけど走ったりもした。全部をラン出来るぐらいにはなりたいが、少しでも走ると体は軽くなって気分もいい。 シャワーを浴びて7時過ぎに、いざ、ペペロンチーノ作り。 具だくさんのを作ったものの、不味くはないがいまひとつ味に深みがない。何かが足りない。豚肉に下味をつけるのを忘れたせいだ。まあ、腹も減っているしワインもあることだし。100gのパスタの量もちょうどよかった。満足だ。 ワインは空になり、10時半ごろに就寝。カミさんは12時頃帰ったらしいが全く知らず、朝までぐっすりだった。 起きた時はちょっとボーッとしていたが二日酔というのもない。酒に強くなったのかどうか知らないが、今年の夏はたくさん飲んだ。 来週は住民健診があるので、過去1~2か月の血糖コントロールの状態を反映するHba1cの値がどう出るか。運動はしてきたと言っても大したものじゃないからねぇ。今朝のアラン背中の膿もすっかり無くなって、いつものアランに。最終形がこれ。 ベッドには来なくなったが、PCの前にいれば必ずそばにやって来るのは相変わらずだ。
2023.09.10
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♪ したたかな生物たちに囲まれて空に浮きゆく蜘蛛など思う アランの化膿した背中の瘤状の部分がかなり大きくなっている。やはり痛みが出てきたのか一日中寝てばかりいる。ただただじっと耐えている姿がいじらしい。背中の腰のあたりが大きく腫れている(8日9時半ごろ) もう間もなく弾けるだろうと思っていた昨日、ついに破れて膿が噴出してきた。かなり大きくなっていたのでその量もかなりのもの。アランも驚いて舐めているが、臭いし味もかなり不味いだろう。ティッシュでふき取ってやるが、痛がって鳴く。少し間をおいてつぎつぎに噴出してくるのを無理やり拭ってやる。 何度もやってどうにか収まった。それで気分が晴れたのか、毎晩私のベッドで寝ていたのに昨夜は一度も来なかった。痛みも不安も解消して、久し振りに夜の逍遥を楽しんでいたのだろう。こちらものびのび寝られたし、やれやれだ。 今は、何時このようにPC机の後ろの本箱の上で寝ている。☆ 庭では前とは違うカマキリが、宮城野萩に何度目かの脱皮をした成虫前のバッタを狙って距離を測っていた。 半日経って確認すると、しっかり捕まえて食べようとするところだった。かなり距離があったので、気づかれないように近づくのに時間がかかったのだろう。☆ 朝顔の苗を鉢に植えてあげた、新住人のうちの一軒の父子が、保育園でもらって来たヒマワリの種を持ってきてくれた。あの子供の頭ほどに大きくなる向日葵ではなく、小花のヒマワリのようだ。 どうやら「黒ひまわりの種」と呼ばれているものらしく、黒光りしている。「高たんぱく質、高脂肪でハムスターや室内の小鳥には与えないでください」という注意書きを添えて売っているらしい。 山雀の大好物らしく、確かにハゼの実よりもおいしそうだ。残念ながらわがエサ台に山雀はもう来ない。実生で育てている百日紅 長男6歳は植物に興味があるのか、「これは何?」と聞いてきたらしい。私は不在だったので後日教えてあげることに。綿の種も持たせてやったらしい。 3日後、母子3人が表にいたので声をかけ、「あの花は何か聞いていたよね」「あれはサルスベリだよ。向こうに咲いているのと同じだよ。」切り詰めたところにふたたび花が咲いている。なんだか不格好な枝ぶりだ。 妹4歳が「メダカが見たい」というので見せてやる。ホテイアオイが生い茂って見えない。何度も持ち上げて見ているので、お母さんは「そっとして、メダカが驚いちゃうから」と気兼ねしている。 お父さん、わが庭を見て「すごいなぁ!」としきりに感心していたらしい。朝顔の鉢を回収しようかと声をかけら「いや、自分で何かやりたいので」と。わが狭庭に感化されたのか、庭の人工芝の一画をカットして、植物が植えられるよう改良したいという。 以前から「欲しいものが有ったらいつでも言ってください」と伝えてあった。そんなこともあって、その気になってくれたなんて嬉しい。サムアップだ。どのくらい掘って、土はどうしたらいいかなど色々聞いてくる。それがまたうれしい。4軒すべてに庭がなく、土そのものが忌避されている。 お父さんがそうなら、興味がある息子もそうなるだろう。しかし、まったくスペースがない。庭に土のない家は、販売会社の販売モデルになっているようで、この会社の手掛ける家はこみんなそうなっている。 今になって、少々後悔しているのかもしれない。 家の中ではこんな小さな命が息づいている。
2023.09.09
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♪ まだ若いつもりの我にマル高の免許更新認知症検査 運転免許証 高齢者認知症検査に行ってきた。警察署は朝倉駅に隣接していて、家から歩いて6分ほどのところにあってとても便利だ。 ちょっと遠回りして行ったら、テーブル席の真ん中、最後の一人だった。9人が入れる狭い部屋で、ディスプレー画面が低くて、前の人の頭が邪魔で見にくい。縦、横三列のまん真ん中で、後ろの人もさぞ見にくかろう。「画面が見にくいんですが。後ろの人はもっとじゃないですか」。「じゃあ変わって下さい」。「モニターの位置をもう少し上げてくれればいいんですが」。「そうはいかないので我慢してください」。 まったくこっちの意見を聞き入れる気はないらしく、その言い方が如何にも上から目線で、ちょっとムカつく。 昔の「おい!コラ!」はさすがに今は無くなったが、どうも根底には残っているんじゃないかという気がしてくる。“日本は法治国家だけど警察国家じゃないんだぞ” と昔は思ったこともあった(言ったことはない)が、今はさすがに物腰柔らかく対応してくれるようになっている。☆ 直ぐに始まり、プリントが配られる。その説明や途中の注意が、なんか強圧的で偉そうな言い方をする。まるで刑務所の受刑者に対する教官の態度のよう。この警察官は刑務所勤務の経験でもあるのだろうか。そうでなければ、こういう態度は取らないはずだが。 そんなことがあったせいか、簡単なテストが振るわずあまりいい成績ではなかった。 最初は、4つの絵が描かれたものが順に4枚見せられ、その絵の簡単な説明が読まれる。「台所にある、電子レンジ」とか、「武器は、機関銃」とか・・。覚えてその名前を書くわけだ。 その回答を書く前に、ランダムに並んだ数字を、指定された数字だけ消していくという作業を2度、記憶の邪魔をするためのものが入る。 テストが始まりランダムに覚えた品名を書いていくが、まったく浮かんでこない。いくら焦っても出てこない。7つほど書いて終わってしまった。集中する間もなくいきなり始まって、何となくボーッとして覚えようという意識もなく、流してしまっていたようだ。 次は、絵の説明が書かれているものに品物名を書き入れる。これはほとんど出来た。 最後に、この日の年月日と曜日、時計を見ないで今の時間を書くというのがあった。☆ 以前はもっとたくさんの項目があって、その練習用教材も売られていたらしい。それを皆がこぞって買って練習し、テストに臨んでいたらしい。今はそんなことはせず、ごく簡単なものに鞍替えされたようだ。 もし百点取っても、事故を起こすとテストをさせられ、その点数が百点に満たないと逆効果になるという。急速に認知能力が落ちていると判断されるためで、いい点を取ることが必ずしもベターではないということらしい。 そういうこともあってかテストが簡素化され、記憶力と認知度を測るのは今のやり方で十分だということになったのだろう。 ☆ どんな判定が下されるのか。記入の欄を間違えたりすると0点になるが、もしそんなことがあったら再検査ができるという。3週間後に結果が来る。もし良くない判定がでると、今度は認知症そのものの検査が必要になるが・・・ 自動車教習所での講習は、以前はこのテストの結果が届いてからしか受けられなかったが、今年からは早めに受講できるようになっている。なので早く予約をしないと枠が無くなって、希望の日時に受講出来なくなるとのアドバイスがあった。 それで翌日、一番近い自動車学校へ電話。すると、9月・10月はすでに満杯で、11月に二枠残っているという状況。その一枠を何とか確保。この講習には6,450円もかかるんだよなぁ。 ☆ ホトトギスの葉っぱにルリタテハの幼虫が付いている。ルリタテハそのものが飛んでいるのを見たことがないのに、必ずやって来て卵を産んでいく。 ホトトギスが社会そのものと仮定すると、こういう公序良俗に違反するものを取り締まっているのが警察とタイアップしている都道府県公安委員会。 社会を乱すふとどきものであるイガイガの幼虫でも、自然界という秩序の中では必要があって存在している。その辺りをちゃんと理解した上で取り締まりをしてもらいたいものです。
2023.09.08
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♪ 一晩中われと一緒にい寝し猫餌とトイレに行ったか知らず ♪スランプに歌の詠めない日々の中おりおり猫がもたれかかり来 ♪昼も夜も寝ているばかりのアランなり不調不振の寝子の寝姿 ♪おちこちに低気圧生(あ)るながつきの夜をうれうる頭痛持つ人 ♪尻の上に痛みのありて飲んでいるアリナミンEXプラス ♪6時にはもう出勤の隣人は「少しメンタルやられてます」と ♪「一画を歌壇にしたい」と若主人 人工芝をさして吾に言う ♪段ボールの回転式銃作るとふ孫にググった型紙一式
2023.09.07
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♪ よそ事にながめる様は純白の真下に見れば濃い灰の雲 孫の火曜日は、スイミングの帰りに夕食を食べていくことになっている。ゴーヤが好きなのでこの日もゴールドに色づいたのと2種類を使ってゴーヤチャンプルを作ってやった。 前回は1個分だったのであっという間に無くなった。気に入ったようで箸が止まらないほどだった。今回は2個分あるのでどうかと思ったが、あっさり完食。 めったに料理などしない私。ゴーヤチャンプルは前回初めて作ったが、好評だったので気を良くし、今回もほとんど行き当たりばったりの出たとこ勝負。直感を働かせて味付けも一発で決める。 基本的な作り方は一応ネットで調べてはいるが、やり方は自己流で適当にアレンジしてしまうので、一般的なものとは違うかもしれない。第一、食べたことがないんだから比べようもない。 自分用にゴーヤを使って2度ほど酒肴を作ったことがあり、その時のことが下地になっている。ごま油とチーズとの相性がいいことが分かっていたので、今回はそんなのを活かしたオリジナル。 苦みは抑えてあるのでいくらでも食べられる。カミさんが「2個じゃ残るんじゃないの」と言っていたのは杞憂となり、きれいさっぱり平らげた。 ここのところアランの様子がおかしい。鳴いて何かを訴えてくる。それが何を示しているのかが分からない。 腰の上に瘤みたいのが出来ていて大きくなってきている。そこが痛いのか?たぶん喧嘩で爪を立てられ、そこが化膿して膿が溜まっているのだろう。念のために近くの動物病院に連れて行った。今は痛みが無いようだが、化膿し始めた時は痛かったのだろう。 洗濯ネットに入れて車に乗せるもで不安がって、ウォ~ウォ~と泣き叫ぶ。数分で病院に着く間に失禁してカミさんのズボンと座席がぐっしょり。ベッドの上でもかなりの量出たらしく、床が光っていた。 注射針を刺して確認し、案の定、膿が溜まっているとのこと。膿の粘度が高くて、すーっとは出てこない。「そのうち弾けるでしょう」とあっさりしたもの。化膿止めの薬をもらって帰って来た。2,430円也。 以前にも顔が腫れてそれが弾けて、アラン自身がビックリしたことがあった。外へ出ていくのでオス猫は喧嘩するため、どうしても避けられない。 家に帰ってネットから出すと、針を刺したことでガス抜きになり楽になったようだ。安堵の面持ちで意外に落ち着いていた。☆ カリフォルニアシャワーのような雨が上がったと思ったら、また突然降って来る。一日中こんな感じらしい。 夕べは2時半にトイレに起きて、4時半にはアランに起こされた。鼻先を背中に押し付けて「起きてー、エサをくれ!」とやってくる。さもないと顔や手をカプッと噛みついてくる。“しょうがねえなぁ” と階下へ。そしてうつらうつらしていると、ベッドにやって来た。 背中の痛みはないはずだが、甘えん坊は一緒に寝たいらしい。寝心地が悪いのか、何時でも途中でいなくなるのでほっとする。 しかしやっぱり、今日も少々寝不足気味だ。
2023.09.06
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♪ コーヒーを右手で飲んで左手でマウス動かす机(き)に木瓜の花 ときどき夜明けとほぼ同時くらいにキジバトがあの独特な野太い声で啼いていることがある。今朝も小雨の降る中、6時前後から何を言っているのか、しきりに啼いていた。 雉鳩の啼き方はいくつかあるようだが四拍子で鳴くことが多い。ウォーキング中に三拍子で啼くのを聞いたことがあるし、今朝は遠くで二拍子でせわしく啼いているのも聞こえてきた。 啼き方にも2種類あって、個体差なのか伝えている意味が違うのかは分からない。あるいは何かやり取りでしているのだろうか。4拍子3拍子 四十雀は軒下の巣箱に営巣したことが何度かるので、その啼き方の違いを4つぐらい聞き分けることが出来た。互いにコミュニケーションしていることがよく分かったが、雉鳩は一方的に啼いているだけで、コミュニケーションしている様には思えない。 いや待てよ、二拍子で啼いていたのがそれなのか?これだって初めて聞いた啼き方で、ウォーキング中にも聞いたことがない。今度、あの声がしたらもう少し注意して聞いてみよう。☆ ハシブトガラスとハシボソガラスの鳴き声に大きな違いがあり、顔と声のイメージが逆だと知って、面白いものだと思う。 あの嘴が大きく体も一回り大きいハシブトの方が、いかにも烏らしい明るい声で啼く。街の周辺に棲息していて、生ゴミや人の周りで残り物を探したりするので目につきやすい。ハシボソより頭が良いので話題になりやすいく、漫画や絵本に出てくるのはほとんどがこれ。 一方のハシボソは農耕地、河川などで見られることが多い。細くて丈夫な嘴で、木の実、草の実、野菜類、昆虫類、海岸や川辺で見つかる魚やけものなどの死体など、なんでも食べる。 低いだみ声でまくし立てるように鳴くので、姿を見なくてもすぐにハシボソだと分る。 名鉄の高架下の草刈り。市を通して名鉄に依頼してもらった。これで3回目。市から職員が二人やって来て、「早急に刈るという返事はもらってあります。」と言いながら、しかし、また聞きの形になるので今後は直接言ってもらう方が良いと、担当部署の電話番号を書いたものを手渡された。太田川駅にその部署があるらしい。 先日、県の道路管理の担当部署の電話も教えられたばかりで、今度もそういうことになった。何度も同じ人からの依頼なのでその方が良いという判断なのだろう。依頼者本人にゲタを預けた方が話が早いということだろう。 まあこっちもその方が、言いたいことが直接言えるので都合がいい。「こっちから言わなくても、毎年やってくれないと困る」「年2回、最低1回はやってほしい」と。 何をするにも縦割り行政が邪魔して、身動きがとりにくいのも確かで、メンドクサイ仕事はなるべく減らしたいのも人情だ。甘んじて受けてやろうじゃないの。☆ 隣保班に若い家族が5軒増え、皆さん右も左も分からないはず。古株というか地の主みたいな存在の爺が、良い環境にするための率先して行動するのは当然の事。 夏井いつきさんの「瓢箪から人生」を読んでいたら出てきた言葉。「サンガイ ジウナコ ラギ」。ネパール語で「みんなで生きるために」という意味らしい。 山を越えて三日もかかる病院にお婆さんを背負って運んでくれたネパール人の青年。なぜそこまでしてくれるのかと、病院に医療支援活動に来ていた岩村博士が問うた。その時の青年の答えがこれだったという。 この言葉は絵本にもなっているらしい。この青年の様な立派なことでなくとも、「みんなで生きるために」という思いは私にもある。小さなことの積み重ねがジグソーパズルのように繋がっていく。そのピースの一つ一つに細胞の核のような思いが宿っている。「サンガイ ジウナコ ラギ」。濁音が三つも入っていて、ぎくしゃくした響きだが「みんなで生きるために」とセットにすると柔らかくなる。心に留めておきたい言葉だ。
2023.09.05
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♪ 彳亍(てきちょく)し彳亍しては水を飲み土なき街をとぼとぼと行く *彳亍(てきちょく)=少し歩いては止まること 今年の夏の異常な暑さを、日記として記録を記しておく。 今夏(6~8月)の全国の平均気温が1898年の統計開始以来最高だった。平年より1・76度高く、これまで最も高かった2010年(平年比プラス1・08度)を大きく上回った。 北日本で平年を3・0度上回り過去最高となった。東日本(同プラス1・7度)で1位、西日本(同プラス0・9度)で1位タイだった。 年間を通じた最高気温の記録を更新したのは全国915地点中128地点(タイ記録を含む)に上った。2021年から平年を確実に上回っている。 地球温暖化に加え、日本近海の海面水温が高かったことや7月に本州付近への太平洋高気圧の張り出しが記録的に強まっていたことなどが要因だとか。 日本近海の平均海面水温も今夏は平年より1・0度高く、1982年の統計開始以来最高で、8月は能登半島から山形県にかけての日本海沿岸で、初めて30度以上になった。 東・北日本の海面水温が異常に高いため、9月は台風+秋雨前線の最悪コンビによって水蒸気を大量に補給し大雨を降らせる可能性がある。 EUの気象観測機関であるコペルニクス気候変動サービスが、8月8日、2023年7月は1940年来の観測史上、世界気温に関する複数の指標が最高値を更新したと発表。 2023年4月以降異常高温が続く世界平均海面水温は7月も上昇し、平年値を0.51℃上回り記録を更新した。特に北大西洋は1.05℃高かった。海洋熱波がグリーンランド南部、ラブラドル海、カリブ海、地中海を襲った。南極の海氷面積は、2023年7月に衛星観測開始以来の最小値を記録した。 地球の平均海水温は8月上旬、2016年の最高記録を破り、20.96度に達した。この季節の平均をはるかに超えている。 海水温が上昇すると、二酸化炭素(CO2)の吸収力が下がるため、大気中に温暖化ガスがより多くとどまることになる。氷河の溶解にもつながり、さらに海面が上昇する。 コペルニクス気候変動サービスのサマンサ・バージェス博士は、海洋が最も暖かくなるのは8月ではなく3月のはずだと指摘。「今この記録が出たことで、来年3月までにどれだけ海洋が温まるのか不安になっている」と語っている。 8月、スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島で山火事。カナダ西部・ブリティッシュコロンビア州でも山火事。アメリカ西部・ワシントン州でも山火事が発生。 偏西風が蛇行した影響で海から暖かい空気が流れ、カナダ北部に発達した低気圧が発生。カナダでは例年5〜10月にかけて西部中心に山火事が頻発する。2023年は6月8日時点で発生している429件の山火事があった。落雷が多く発生し、それが火種になって各地で山火事が発生したと地元メディアが伝えている。 偏西風は、暖かい領域と寒い領域の境目で、北半球では偏西風の南側は暖かく、北側は寒くなります。この偏西風が通常の経路から南北に蛇行することがあって、そうすると普段は暖かいはずの地域が寒くなったり、寒い地域が暖かくなったりします。ある条件が揃ってその蛇行幅の大きな状態が一定期間続くと、異常気象の発生につながる。 日本の場合は、偏西風が北へ蛇行することで、チベット高気圧が太平洋高気圧の上に重なるように強く張り出してくる。上空からの吹き下ろしにより空気が圧縮される力が強まり、地表面の温度が上昇。各地で猛暑となった7月15~17日も、高気圧の「2階建て」状態が続いたことが影響した。 これに加え、地球温暖化や南米ペルー沖の海水温が上がるエルニーニョ現象が7年ぶりにみられた影響も気温上昇を促している要因の一つ。 日本海の海水温はすぐには冷めないので、10月も平年より高いまま。今後も暑さは続くだろうという。太平洋の海水温も高いままなので、スーパーエルニーニョ現象が起きる可能性があり、日本は雨が降りやすく、暖冬になる傾向があるという。 野菜農家は大変だ。育つのが早すぎて出荷できなくなったり、台風が来ればおじゃんになる。価格も高騰するだろう。電気、ガス、交通機関も値上げされるし、弱者は逃げ道がなく、淘汰されていくしかない。
2023.09.04
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♪ 不幸にも見えないものが見える夜猫は護衛を欲しがっている アランの様子がどうもおかしい。昨夜も3時頃、私のベッドに来て小さな声で鳴く。手を軽く噛んできたのでまた餌かと思い、階下に下りて行くものの後を付いて来ない。餌じゃないらしい。 ベッドへ戻ると姿がない。カミさんの方へ行ったのかもしれない。 一旦は外に出ていったらしく、カミさんを起こして窓から戻ったようだ。うっすらとその物音を聞いていた気がする。 何時ごろか再びやって来て、しばらく毛づくろいなどしてたが、そのうちタオルケットの中に入ろうとするので掛けてやった。暑いのか直ぐに飛び出して、ベッドを降りてすぐそばの床に下りたらしい。 耳だけで様子を窺っていたが、どうやら朝までその場に寝ていたらしく、起床した時もそこで寝ていた。 以前もそんなことが有って、朝起きるとベッドの脇の床で寝ていたことが有った。とにかくそばに居たいらしい。 エサが欲しいわけでもないのに私を起こすのが解せない。そんなことは初めてだ。日中もほとんど外へ出て行かないし、寝てばかりいる。 猫は1日に20時間眠っても、4時間くらいしかぐっすり眠れていないらしい。平均14~15時間は寝ているものらしい。半日ずっと寝っぱなしで、夜はどのくらい起きているのか分からないが、夜も大方寝ているとなるとちょっと心配になる。 キャットピラーもあまり登ろうとしないし、爪とぎの回数も減っている。 日中起きている時は、頭を摺り寄せてやたらに甘えてくる。夜、就寝前になるとにゃーにゃー、にゃーにゃー、やけにしつこく鳴く。離れたくないらしい。甘えん坊なのも確かだし、小さな物音にもビクっとする警戒心の強い繊細な猫で、かなり疲れているのかもしれない。 22019年9月14日に生後一か月ぐらいだったのを保護したので、丸4歳になる。人間でいえば32歳くらい。体が小さく顔も小さいので若く見えるが、人間でいえば働き盛り。一番パワーの出る年ごろだろう。 2019年9月に保護した。 こんな変化に富んだ毎日だったのに、その変わりようったら今はもう見る影もない。人間以上にそのストレスは大きいのかもしれない。 2020年9月 近隣の庭木や家がすっかり取っ払われて多様な自然が無くなり、隠れる場所も、のんびりできる場所もなくなってしまった。気晴らしする場所も思索にふける?場所も全くない。 そして今年は、嘗てない猛暑の連続。その夏を耐えに耐え、少し気温が下がって気がゆるみ、夏の疲れがどっと出たのかもしれない。 部屋飼いの猫ならまだしも、自由に出入りできる生活なのにその自由が面白くないものになっている。工事の騒音もつづき、終わったかと思えばまた始まって、静かで落ち着いた生活など望むべくもなかった。やっと静かになった矢先のこの猛暑。 もう一軒、来年の夏までに建つことになっているので、年が明ければまた工事が始まる。車と人の声がひっきりなしに聞こえ、工事の騒音も続くことになる。去年まではピピがいたが、今はもういない。 耳のいい猫にとってどれほどのストレスになるのか、考えてみればみるほど可哀そうになってくる。どうしようもないことで、慣れてもらうしかないのだが・・・。 何かに集中していると周りの雑音が聞こえなくなるが、猫も同様に、室内の騒音はじょうずに断ち切っているそうなので、過剰に気にすることはなさそうだが・・。 最近は湿度が案外低いせいか、電車の音がやけに大きく聞こえる。これだって猫にとってもかなりの騒音だろう。何も文句を言わないけれど、確かに疲弊しきっているのかもしれない。 撫でて可愛がってやることはできても、障害を取り除くことはできない。静かな夜の間くらい、その静寂の味を一緒に味わってやりたいものだが・・・。
2023.09.03
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♪ 草むらの消えて車のたちならび虫に代わりて幼子の声 朝一で天気を確認するのでどうしても台風情報が気になってしまう。 どうにも大気が不安定な状況が続いており、来週半ば以降、※熱帯擾乱(じょうらん)が南西諸島や西日本に接近する予想となっている。※熱帯地方に生じる大気の乱れ。波状になることが多く、貿易風の中を西進する気圧の弱い谷として認められ、熱帯低気圧となって台風やサイクロンにまで発達することがある。 それで、台風の予想進路を見てみるとトンデモナイものがあった。最も精度が高い欧州中期予報センター(ECMWF)が、台風11号が迷走して西へ行かず、足踏みしてから北東に向きを変えると読んでいる。しかし、台湾を2度通過すれば減衰するのでそんなに勢力は維持できず、熱低になって消えてしまう気がするが、どうなんだろう。12号もUKMO(イギリス 青)は特異な動きをするとの予測を出している。予報円が同じところで重なって、11号の速度が遅いことが分かるし、円が大きく進行方向が曖昧なことを示している。 上空の高気圧の動きに翻弄される格好で、コンピュータもなかなか難しい判断になっているようだ。 日本周辺の大気は低気圧の巣窟の様になっていて、あちらこちらに低気圧が発生し、来週は日本列島に前線がかかってくる予想となっている。台風から湿った空気が吹き込めば大雨の心配も出てくる。週間天気図台風、熱低も「低」としてある。tenki.com 3日(日曜日)は猛暑のところも多いが、週明けから天気は下り坂。 カンカン照りの日が続いていた時は朝晩の水やりが大変だったが、これで楽が出来る。 三洋堂に「NHK短歌」を買いに行ったら売り切れだった。発売から10日も経っているので予想はしていたが・・。発行部数が少ないので、地元の小さな本屋は入荷すらできない。短歌ブームで購買層は増えているかと思いきや、一過性のものとして増刷は考えていないのか。 俳句の方は、地元の小さな本屋にもいつ行ってもある。すそ野の愛好数が桁違いで、発行部数が格段に多いとみえる。やはり短歌は敷居が高いのか、発行部数もあまり伸びていないらしい。 それで俳句の方を買って来た。俳句にも興味があるので、俳句にも手を出そうかとも思っている。短歌がひところのような手ごたえがなく停滞気味なので、ちょっと目先を変えてみるのも良いかと。
2023.09.02
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♪ 綿菓子の空に浮かびて幼子の声やわらかく光を返す 最近、季節の変わり目のせいなのか、何か調子が狂っている感じで落ち着かない。集中力がなく、何をやっても身が入らない。男にも更年期があるとかいうが、そんなものはとうの昔に過ぎているはずだし、高気圧が覆っているので低気圧のせいでもなさそうだ。 アランが夜中に起こしに来るのが原因かもしれない。昨夜も、2時半と4時半ごろの2度やられた。カミさんを起こすことはなく私だけなのだ。私を気に入っているのか、あるいは下僕と思っているのか・・。その後、珍しく私のベッドにやって来て、私の脚に頭を乗せて寝始めた。寝返りは打つものの朝まで変な格好で寝る羽目に。 朝、眠っているアランをそのままにして起きたのはいいが、腰の妙な部位が痛い。正しい姿勢で寝られなかったせいだ。 以前はたまのことだったが最近は毎日のように来るようになっている。こんなアランが夜中にしてくる無理な要求が、私のリズムを狂わせている原因の一つじゃないか。 昨日の昼。予約してあった店(予定変更でお鉢が回って来た)にランチを食べに行き、帰りの道路が工事と作業のダブル通規制で大渋滞。11時に出かけて、戻ったのが3時過ぎ。こんなことになるとは予想もしておらず、予定が大幅に狂ってしまった。 夕食は明太子パスタだったので、ワインを買ってきて飲んだ。1本空けてしまったものの何故かほろ酔い程度までで、たいして酔った感じがしなかった。そしてこの、夜中のアランの無遠慮な要求。意外に良く眠れたのか、割とシャンとしているのが不思議。 二軒の新しい住人が増えて、隣保班は合計5軒の増加となった。4軒に子供がいて、保育園児が数人いるので随分にぎやかだ。どの家も夫婦で1台ずつ車を持っている。ドアの開け閉めの音や子どもの鳴き声など、今までなかった活気が出ている。 若いエネルギーが空に溢れ、老人夫婦にとってもいい刺激になっている。コンビニに行くとき、ちょうど車で帰って来た奥さんに挨拶。少し行ったところで、女の子を抱えて「すみませ~ん、この子が挨拶したかったって、泣くもんですから~」と追いかけてきた。「こんにちは」。名前を聞くと、「のどかです、昭和の和の一文字です」。「ノンちゃんバイバイ」と手を振ると、ちょっとはにかんで手を振ってくれた。可愛いもんだ。メダカの日除けの支柱に咲いている。 庭のあちこちに植えた朝顔がチラホラと花を咲かせている。何気に自然な感じで咲いているのがで良い。 桔梗アサガオは鉢植えの方が良いような・・。 周りがどんどん変わっていく。こっちも年寄り然としているのは嫌なので、せいぜい若いエキスを頂いて、若々しくありたいものだ。
2023.09.01
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