全7件 (7件中 1-7件目)
1

♪ 化け猫になるかも知れぬ不可解なアランこのごろ無口となりぬ 昨日6月6日は、二十四節季の「芒種」。2週間後はいよいよ「夏至」がやって来る。 この時期の季節感を、ウェザーニュースがアンケート。「春」「初夏」「梅雨」「夏」の4択から現在の体感に最も近いものを選択。8,552人の回答は、やはり「梅雨」という意見が六割という結果。想像通りの結果だと言える。 まだ梅雨入りしていないのに、どんよりとしていて青空がどこにもない。九州、四国そして近畿では、8日にかけて熱低が通過するため、大雨の予報が出ている。 梅雨の末期に似た状況は、トマトで挟んだバーガーの上下に、厚みのあるハムを重ねたハンバーグみたいなもの。 来週の中から週末は晴れるが、その後は梅雨本番となるようだ。 気象庁は、今日7日、関東甲信地方と東海地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表。平年並み。梅雨明けは7が17日ごろ。 村松友視の「アブサン物語」を読んだ。21歳まで生きたずいぶん賢い猫だったようだ。我が家のチャミーとギン、ピピとアランを足して4で割ったような猫だ。 エッセイ風に記憶をもとにして書いてある。「記憶は実化する装置」なので、ライブ感覚で書いたものとは当然、ニュアンスが違ってくる。作家だけに表現も洒落ていたりオーバーだったりして、読ませることを意識して書いているのは自然な流れだ。 子どもがいない夫婦の猫物語とあらば、猫擁護目線なのは当然。どんな状況の時も猫の気持ちが第一となる。 最期の死に際のときの描写には思わず目頭が熱くなった。あくまでも猫第一に愛情を注ぐ姿勢の主人に、アブサンもけなげに応えてみせる。21歳ともなれば人間でいう100歳を越えている。最期の最後、1m四方の段ボールの中に入れられたアブサン。 深夜、寝たきりのはずのアブサンが半身を起こそうとしている。 必死の思いで軀を立て直したアブサンが、両前肢をそろえてじっと私たちを見ていた。その目は、奇妙なことに両親に挨拶をする白無垢の花嫁みたいに見えた。私が、あわててアブサンの首のあたりを撫でると、アブサンは安心したように横になり、ゴロゴロと喉を鳴らし続けた。 アブサンの様子を見ていたカミさんが、「アブサンが動かない・・・」魂の抜けたようなカミサンに「子供が死んだんじゃなくて、俺たちは驚異的に永生きをした老人を看取ったんだからな」私は、カミさんに言いきかせるような強い語調で言った。「あと三十分、抱いていていいかしら」私にそう聞いた。私がうなずくと、カミさんは乾いた目でアブサンを抱きかかえ、「まだ、あたたかい・・」カミさんはそのままアブサンを抱いてベッドに横になった。・・・それから三十分くらい経ったころ、カミさんが鋭い声で私を呼んだ。起き上がってではなく、姿勢はさっきのままだった。「アブサンが・・・」カミさんの声が上ずっていた。「あぶさんがどうしたんだ」「アブサンがおしっこした」「・・・」「たったいま、すごいいきおいで」「この野郎、達人の死に方しやがって・・・」 私は、最後にアブサンに憎まれ口をきいたが、その死に方にはほとほと感服していた。ネコは自分の死を人間には見られぬよう、いずれかへ行って見えない場所で死ぬ・・それは何度も聞いた話だった。だが、アブサンはカミさんの腕に抱かれて息を引き取った。 名人、達人だ・・・私は、感嘆の声を上げずにはいられなかった。数時間前、まるで花嫁の挨拶みたいなポーズを必死でつくり、私たちに正座をして見せたあと、カミさんに抱かれて死んでやるなどという気遣いを、アブサンはしてくれたのだ。私は、見事すぎると悪態をつくしか他に術はなかった──。 猫も人間と同様、十匹十色で性格も身体もみんな違う。今までチャミー、アンリ、ギン、ピピ、そしてアランと飼って来たが、みんな違っていた。 そりゃあもう見事に違うので比較してもしょうがないという感じ。みんな保護猫で、我が家を選んでやって来たのを飼うことになったというのがほとんど。飼って来たというより、飼わせてもらった。向こうから同居の相手に選んでもらった、という方が正しいのかもしれない。 今同居しているアランは臆病で怖がりのくせに態度がでかい。そのくせ甘えん坊で自分勝手。 最近は、私がしてあげることがことごとくアランにとって嬉しいことらしく、私にべったりとなって困っている。まあ、だいたい同じ場所に居て何かをしていることが多く、カミさんのように立ったり座ったりが少ない。じっとしているわけでもないが、遊ばせてやる時間もあるし、何かと目が行き届くということはあるだろう。 習字の練習をしている時、練習用に置いてある新聞の上に寝そべったりする。新聞を取ろうとどかそうとしたら、フ-という唸り声を上げて本気で怒ってきた。そんな風に怒ることなど、今まで一度も無かったので吃驚した。虫の居所が悪かったのか、私に対するイライラが溜まっているのか。思い当たる節が無いでもない。 夕べ10時過ぎ、餌が欲しいらしく体をする寄せてきた。声を出さず脚に頭をすり寄せ、グイグイと押し付けてくる。こんな時はたいがいエサが欲しい時だ。それで、餌場の台所に行こうとすると一緒に来ない。何度か呼んでようやくやって来て、餌を食べている。このズレた態度の意味がよく分からない。 それからしばらくして、また同じようにすり寄って来た。ついさっき餌をやったばかりなのにまだ欲しいのか? ちょっと肥満気味なので「もう上げないよ」と、無視する態度をとる。その内諦めたのか、どこかへ行ってしまった。 それからしばらく経って二階へ行くと、ベッドの上で横になっていた。「寝ようよ~」と誘いにきたしいが、その仕草がえさが欲しい時と全く同じなので区別がつかない。その意思の疎通が上手くいかないことに腹を立てていたらしい。一緒に寝ようとしても喉を鳴らすことも無く、体を密着させようともしない。 その前の晩は、ベッドで本を読んでいるところへやって来て、喉を鳴らして密着し、嬉しそうにしていた。そのまま朝まで一緒に寝ていたくらなので、えらい違いだ。5日22:176日05:116日16:087日04:54 目覚めてもふてくされたままだ。 ハネムーンのような日が続いていた。しょっちゅう近づいてきては甘えた声をだす。足元でコロッと横になって何かを求めているので、腰のあたりを掌でさすったり指を立ててこすったりしてやる。すると前肢をグーパーグーパやってしきりに喜んでいる。 それが、何の加減かしらないが、その最中に怒ることがある。強すぎるのか、「同じことばかりやってるな」と言っているのか・・。それならばと、今度は体を駒のように回転させてやる。これが案外気に入って、回転の向きを変えたり、床を滑らせるように放ってやる。「こんなことやってもらってるのはお前だけだだぞ~!」とか言いながらやっていると、こっちが草臥れてくる。 今朝は足元で寝ていた。近寄ってスキンシップしても反応なし。まだ機嫌が直らないらしい。 ちょっと肌寒いのでPCやってる私の膝に乗りたいが、あんなところに乗っている。そばに居たいのは確からしい。 我慢できずに膝に乗って来たがすぐに下りてしまった。どこへ行ったかと思ったら、昨夜、先に来ていた場所にいる。今朝、目覚めた同じ場所だ。この時間、弧りでここにいるなんて初めてのこと。肌寒いのがよほど堪えているのだろう。しかし、何かいつもと違う感じ。 目を離したすきに居なくなった。やはり昼間はこのベッドは落ち着かないらしく、カミさんのベッドの方へ移っていた。 「意思の疎通がうまくいかない」と、怒っているアランは、私を何だと思っているのだろう。 こちらもツンデレに合わせているような形になっていることで、「面白くねえ奴だ、話にならねえ」とかなんとか思ってるのかも・・。 カミさんは、アランが私のベッドで寝るようになったことに不満がある。アランの心が理解できず、猫の心理を訝っている。とてもデリケートな猫であることは確かで、鷹揚としてデンと構えていた「ギンちゃん」とは大違い。 今朝、台所にトカゲの尻尾が落ちていた。
2026.06.07
コメント(0)

♪ 裏話を嬉々とし語るおみないて頷きながら顔はうめぼし 「一番好きなお酒はなんですか?」と訊かれたら、今は迷いなく「GIN」と答える。ワインはもちろん好きだけれど幅が広すぎて、良いも悪いも混在一体で単純には言いにくい。 その点「GIN」は、幅がそんなに広くなく分かりやすい。若いころは選択の余地もなかったが、ずいぶん変わって来た。 「ボンベイサファイヤ」のようなボルタニカの風味を付けたものが現れて、一気にその魅力に憑りつかれてしまった。 スピリッツであることが一番の魅力。醸造酒ではない蒸留酒が自分の体質に合っているようなのだ。今は、ウィスキーなどほとんど飲まない。 最近は、日本酒も水で薄めて飲むくらいで、その味の濃さと妙に甘いところが舌にさわる。 若い頃は、サントリーのドライジンで「ジンライム」など作ってよく飲んだが、ジンもライムも何かしら気に入らなかった。 最近はジンブーム。サントリーも「クラフトジン」を作るようになり、「翠」とか「六」をリリースしている。 「翠」は、柚子、緑茶、生姜の3つの和素材で香りを付け、「六」は、柚子、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子の六つ素材を使っている。「ボンベイサファイヤ」のような、ボタニカルなものを多くのメーカーがリリースするようになっている。 多くの メーカー(日本酒・焼酎の蔵元、他業種からの参入、個人のクラフト工房など)が、和の個性を生かしたオリジナルを作っている。全国の「クラフトGIN」が買える。 数ある「クラフトGIN 」の中でも、愛知県清須市で蒸留された「愛知クラフトジン キヨス」は、コンビニ(ファミマ)で買える。ジュニパーベリー、ミカンピール、抹茶、生姜、山椒、キャラウェイシード、レモンピール、シナモン、カモミールという10種のミックスフレーバーとなっている。「IWSC2020」において金賞95点を獲得。 IWSCとは… イギリスのロンドンで開催される世界の優れたワイン、スピリッツ、リカーを認定・紹介し、品質向上と市場拡大に寄与することを目的に1969年創設されたコンクール。『世界で最も権威のあるコンペティション』として認知され、世界各地から集まった審査員が、ブラインドテイスティングにより品質と味覚を審査した上で、各部門から金賞・銀賞・銅賞が選出される。 「TWSC2023洋酒部門 」において銀賞を獲得 TWSCとは… 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション。日本人の繊細な味覚をもって、世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会。 世界で金賞、日本で銀賞。それだけ日本国内のレベルが如何に高いかがわかる。卓球で世界選手権出場選考会で勝ち抜くのは、本番よりも大変と言われるのと同じようなものかな。 「ボンベイサファイヤ」の洗練された味も好きだし、日本的な風味を生かしたこれも悪くない。日本酒のような甘味とか酸味がなく、昔は松ヤニ臭いとか言われていた嫌なクセなどは感じない。 40度もあるので薄めて飲むことになるが、薄めたというマイナス感もないのがいい。夏は当然、オンザロック。飲み過ぎても、二日酔いにならないところがいい。 梅干し漬けは、すでに梅酢が落し蓋を越えるるまで上がってきている。重石を軽い(梅と同じ重さ)ものに替えた。初めてやることは何かと気にかかるもの。落し蓋の皿でよく見えないが・・ 浸透圧によって、細胞内部の水分が外側へ梅酢として出できている。フランス産の、海水から作った粗塩が完全に溶けるまで、十分に時間をかけた方が良さそうだ。 梅雨に入れば天日干しも出来ない。梅雨の晴れ間が多いタイプという予想だがどうだろう。東海地方の今年はちょっと遅めらしいが・・・ 台風6号が駆け抜けて行ったあと、熱帯低気圧が同じコースを通るらしい。台風にはならないらしいが九州では大雨に祟られ、四国でもかなりの雨が降るらしい。 太平洋岸は大雨で地盤の緩んでいる所もあるため、注意を呼び掛けている。 九州北部、四国、近畿は梅雨に入ったらしいが、梅雨前線は南海上にしばらく停滞する予想。 6月6日は「梅の日」だとか。室町時代の1545年6月6日、後奈良天皇が京都の賀茂神社に梅を奉納して五穀豊穣を祈った故事に由来する。 青梅の収穫時期にあたり、梅酒や梅干しづくり(梅しごと)が本格的に始まるタイミングとして、2006年に制定されたとか。 由来となった京都の上賀茂神社や下鴨神社、和歌山の熊野本宮大社などで、この日、梅の収穫と産業の発展を祈願する神事や式典が執り行われる。 また、梅の生産地や酒造メーカーでは、青梅の収穫が本格化するこの時期にあわせて、梅酒などの仕込みがスタートするのだとか。昨今は、これより少し早まっているんじゃないだろうか。 また、7月30日「梅干しの日」となっていて、「梅干しを食べると難が去る」という古くからの言い伝えから「7(なん)が30(さる)」という語呂合わせで制定されたもの。
2026.06.06
コメント(0)

♪ 挨拶を二十数人坂二つ駆け上がり来てアランは不在 4時半に目が覚めた。この際だ、早朝ウォーキングに行こうじゃないの。早朝なんて、ここしばらくご無沙汰している。準備運動して4時50分に家を出た。 あいにくの曇りで、雲を楽しめるような空じゃない。 遠くから、人が立ち止まっているように見えた。近づいていくと、小さな歩幅で凄くゆっくりと「なまけもの」が歩いているように前進していた。省エネのコスパ歩行という感じ。高齢のせいなのか、どこか具合が悪いのか。ちゃんと前進しているので声を掛けるわけにも行かず、ちらっと横顔をうかがっただけで追い越した。 日の出の時間は過ぎているが、曇っているので朝日を眺められない。 朝早かったので何も口にしていない。コンビニへ立ち寄って、一口サイズのブラックチョコを買い、ほう張りながら歩く。 区画整理の新しい住宅地。その隅に公園が出来たのはいいが、手入れが行き届かず草が生え放題。何かを作れば仕事が増える。その管理のための予算が増えるわけではないので、こういう事になる。 いつものように神社の階段を駆け上がるも、20段残して足が止まった。5日前の田植えで筋肉痛になったり、まともなウォーキングも26日以来で、しばらくスクワットをサボっていたせいかもしれない。秋葉神社から定点観測。うっすらと朝日が雲を染めている。 濃い緑が雨に洗われて、朝のひかりの中で輝いている。 田んぼの脇の空き地に何やら作っていたので、住宅かと思っていた。なんと「鍼灸・マッサージ」の施設だった。奥まった部落の中で、いくら高齢者の多い地域といっても人口も少ない。地元の人か土地勘のある人でなければ、まず目に触れることはなさそうな場所だ。 開業のイメージが先行して、場所選びをよく考えずにオープンし、結局は撤退したという店を幾つも見てきた。 「食べていかれればそれでいい」というくらいの考えで、土地も自分のもので借金もないというのなら良いのかもしれないが・・・。 パークロードへ。どこまで歩くかは決めていない。早朝なので挨拶を心がけて歩く。 高齢者が多く、相変わらず挨拶への反応は良くない。向こうから挨拶してくれる人など一人もいない。 田んぼへ行く石の橋があり、川上と川下を眺める。こんな何でもない風景が好きだ。 植物が長い年月をかけて、人工的な水路を自然的な姿に変えていく。自然の力とその多様な姿が、時間と共に凝縮されている。水が流れているところがまた良いのです。大雨が降れば様相は変わるし、時と共に変化をし続け、まさに自然が活きている姿を見ることが出来る。 過剰なほどに管理されているパークロードそのものは、まったく魅力を感じない。手の行き届かない場所に面白さがある。 田んぼ側の堤に生えているこの葦も、梅雨が明けるころには刈り取られてしまう。 どこかでオオヨシキリの声がする。ケリもけたたましい声で鳴き合っているし、青鷺や白鷺がえさを求めてやって来る。 一度、幹の先を切り詰められたメタセコイア。再びその旺盛な生命力を発揮して、本来の姿に戻ろうとしている。しかし、いつかまた過剰な剪定の手が入って、切り詰められてしまうかもしれない。 竹林が連なっている部落境。竹の秋は過ぎて、若竹、成竹、老竹の多様な色の変化を見せている。ホトトギスやウグイスの声が聞こえるはずなのに、まったく聞こえない。 嵐の前の静けさのような、自然界で何かが大きく変化しているのかも知れない。 生垣に「銀梅花」を植えているのを初めて見た。とてもいいと思う。細い枝に、長い雄蕊が特徴の白い花を咲かせる。実は食べられて、ジャムにもできる。 しなやかな枝で管理も楽だし、もっと活用されてもいいんじゃないかな。 この日は、120段の階段は100段で足が止まってしまったものの、けっこうな坂道を2カ所、駆け上がったりもした。挨拶も20人くらいにした。 12,500歩ほどを、ほぼノンストップで2時間かかって戻って来た。ちょっと疲れたが、77歳になってもまだこの程度のことが出来ていることに、自分乍ら感心している。 シャワーを浴びて、いざブログの更新となり、思ったより期間がかかった。気づけばもう11時だ。あ、まだ短歌が残っていた。一首ひねり出さないと・・。
2026.06.05
コメント(0)

♪ 老いてゆく者らが窓にながめおるメタセコイアの空を突くさま 台風はタイパのごとく走り去った昨日。昼前には雨も止み、「ホントに台風が通過したの?」というくらいの軽い被害で済んだのは有難かった。午後の短歌の会で、ああだこうだとやっている内にすっかり晴れわたっていた。 この日は欠席者もあり、6人でちょっと寂しい歌会となった。一人が新たに加わったが、一人が高齢で退会して一増一減で人数に変わりなし。 この日に提出した歌3首の内の一首。♪ 果てしなく車庫に雨滴のリズムありつばくろの巣の夕ぐれてゆく これも前回に味をしめて、「折句」に挑戦して詠んでみたもの。気づいた人は、当然ながらいなかった。 ゆ ・ つ ・ り ・ し ・ は 「走り梅雨」を読み込んだ。今回はけっこう難しかった。上の句と下の句の間を「一字空け」にした方が良いという意見があり、それを受けることに。「果てしなく車庫に雨滴のリズムあり つばくろの巣の夕ぐれてゆく」 野鳥は家を待たない。巣は子育ての時にだけ使うもの。ツバメはよく車庫の入り口とか、中の壁に巣をつくる。この時期、ウォーキングしていると、田園の中、住宅地の周りを、ツバメが盛んに飛び交っているのに出くわす。雛に与える餌を捕るのにいそがしい。 里の民家のガレージに営巣し、4~5羽のヒナが盛んに黄色い声を上げていたりする。 走り梅雨のしつこい雨の中、暗くなりかけの巣の中で、雛がじっとしている景を詠んだ。親鳥はどこか近くの電線にでも止まって夜を過ごすのだろう。一日が、静かに終わろうとしている。そこには確かな生きものの息づかいがある。日本野鳥の会 様々な理由で、ツバメの数が減っているという。人間の周辺に共存するべく生きている野鳥たち。ハイテク時代となって、これらのいきものの原風景が、ことごとく押しやられ、破壊されていく。去年、営巣した場所に戻って来ても、すでにその風景は存在しないという現実。 これらのことを複雑な気持ちで眺めている。野鳥を詠むというのは、人間の一部である自分の無力さを思うことでもある。 3キロ先の図書館へは歩いて行くことが多いが、歌会の日は13時30分に間に合わないので、自転車で行くことも。場合によってはカミさんに送ってもらうこともある。 この日は、台風も去ったので自転車でとも思ったが、だらだら坂があって辛い。「自然農」の田植えでクワを振るったのが影響して、太ももの裏やお尻の筋肉痛があり、送ってもらうことに。筋肉痛が翌日には出ず一日置いてから出るのは、老人の証みたいなもの。 帰りは同じ方向へ帰るメンバーが乗せてくれるというのをお断りして、歩いて帰って来た。高齢者(80の後半)の運転は怖い。話をしながらだと運転が覚束なくなる。同乗者はいない方が本人のためでもある。 それに暑熱順化がまだまだ足りないので、ひと汗かきたい。3キロを、坂のある裏道の方を通って戻って来た。 そういえば、例年なら盛んにウグイスの声が聞こえる図書館で、この日は一度も啼き声が聞こえなかった。年々、減っていく感じ。「昔は良かった」というのは、千年前も同じらしいが、言わないではおられない。この先も、相変わらず「昔は良かった」といいながら人は生きて行くのだろう。 館の裏口の外に大きなメタセコイアがある。かなりの高さになっている。秋には紅葉する落葉樹。並木になっている観光スポットは多い。特別に貴重な木ではないにしても、建物に隣接してここまで大きくなったものは、珍しいだろう。簡単に伐採などしないでほしいものだ。マキノ・メタセコイア並木滋賀県高島市マキノ町寺久保 マキノピックランド
2026.06.04
コメント(0)

♪ 台風もタイパなるかな一昼夜若駒のごと駆け抜けてゆく カミさんがまた、掃除機が「閉じなくなった」「いつもと同じにやっていたのに」と、文句を言ってきた。 ごみを捨てるために開ける部分が、閉じようとして、いくらやっても固定できなくなったという。 「いつもと同じ様にやっていたって経年劣化するんだから、同じにようにやった、同じにやったと言ったってしょうがない。」 ブログを書いている最中だった。「今はそれどころじゃないので後にして。」二階にもう一つあるので、それでやってもらうことに。 ブログも終わって、ゆっくり時間を取って調べてみる。 閉めた時に、小さな突起が受け側の爪にフックとなって引っかけるようになっている。直った状態 この受け側の爪の問題のようだった。爪が(ここでは見えなくなっている)見える状態のまま動かなかった。折れたりはしておらず、爪の動きが悪くなっているらしい。 ゴミが挟まっているとか、劣化が原因とか・・。 取りあえずゴミを掃除し、目打ちを使って動かして見ると動く。動くが、すぐにまた動かなくなる。プラスチックなので当然、経年劣化しているが、可動部分は壊れていない。滑りが悪くなっているだけのようだった。 ミシン油を差して動かしてやる。何度もやっているうちに良く動くようになった。表側にあるスイッチにも油を差す。 ことらも何度も動かしてやる。そして閉めてみると、止まった。固定できるようになった。 何度もやって、確実に止るのを確認。“ 直った!” この掃除機は昨年12月24日にも修理に付いて書いた。パイプの接続部分が外れてしまうという問題。この時は「パッチン錠:セミ型」を取り付けて、外れるのは回避できた。 これで、2度目になる。これはアメリカの製品。知らないで買った。分かっていれば買わなかっただろう。 台風6号が通過中。やけにスピードが上がっている。午後には晴れてくるらしい。 台風一過でもスッキリはしないらしい。 今日は短歌の例会の日で、午後から図書館まで行かなければならない。が、まあこんなに早く通過してくれるのは有難い。被害も無さそうだし・・。 例年なら東海地方は6日ごろには梅雨に入る。今年は少し遅い予測となっているが、どうだろう。嫌な季節がやって来る。
2026.06.03
コメント(0)

♪ 焼酎で消毒なんて芸がないジンで風味を付けて漬けませ 初めて梅干しを漬け込んだ。農協で梅を3袋(1㎏入り)買った(たぶん地元産)のはいいが、家で1袋をテーブルから落としてしまい、いくつかに傷がついた。あまり良い梅とは言えないが、初めてだし安かった(1㎏ 1000円)ので良しとする。 ネットで調べたやり方で、取りあえずやってみる。黄色く色づいているので、まあ漬けても大丈夫だろう。一応、1日置いてから漬けることに。 袋から出して見ると、まだ青いのがあったり、大きさも不揃い。落として傷んだものなどを取り除いたら、1㎏近く減ってしまった。 ヘタを取ってかるく水洗いし、キッチンペーパーで水気を拭き取る。 消毒用焼酎の代わりにウォッカを使用。容器の消毒と、梅にカビが生えるのを防ぐため、梅を消毒する。梅酒を漬けるわけじゃないので、ホワイトリカーなんか買ってもたくさん余ってしまう。コンビニで767円 それで、代わりに小量で買えるジンを使おうと思った。ジン好きには身近なものだが、ちょっと勿体ない。それより安いウォッカを使うことに。ジンの方が、ボタニカルの風味が効いていいのかも知れないが・・。 ガラスのぐい飲みにウォッカ入れ、1つづつ潜らせてザルに入れておく。使った量はごくわずか。 2㎏でせいぜい200個足らずだろう。これに2種類用意した塩(18%)のうち、普段使っている塩をヘタの窪みへ入れ、全体にまぶして甕の中へ。37.5度のウォッカはすぐに蒸発してしまい、塩がくっつくことはなくまぶす感じとなった。右の岩塩は溶けるのに時間がかかるだろう。 天日干しまでの時間が余分にかかるかもしれない。十分に梅酢を出すにはその方が良いようにも思う。 漬物用の甕にどれくらい入るのか分からず、取りあえず3㎏買った。傷んだものを除いた量からすると、やはり3㎏くらいがギリギリ入る量のようだ。ぎりぎりで蓋が出来るが・・。 2㎏ちょっとある漬物用の石を乗せて終了。倍くらいの重さのものを乗せた方が良いのかもしれない。3~4㎏の重石を乗せるとなると、ちょっと工夫が要る。 まして3㎏の梅を漬けるとなると、もっとハードルが高くなる。 取りあえずやってみた。キムチを漬けることを思えば、ずっと簡単で時間もかからない。 カビが生えたりしない用心深いやり方を踏襲したので、多分大丈夫だろう。 おいしい梅干しにするためには、4週間以上漬けてから干すのがベター。漬ける期間が短いと梅がやわらかくならなかったり、味がしみこまなかったりする。【1日目】日当たりの良いところで天日干しする●雑菌がつかないように菜箸や手袋を付ける。●梅同士がくっつかないように間隔をあける。●日当たり・風通しの良い半日陰の場所に干に干す。●日が落ちる頃に室内に取り込む。【2日目】天日干しで表面にしわが寄ってくるのを待つ●梅をひっくり返してから干す。●終わった後、梅を取り込まずに一度裏返したらそのまま夜露にあてておく。(夜露にあてることで梅の皮がやわらかくなり、しっとりと仕上がる。)【3日目】表面が乾くのを待つ●梅をひっくり返してから干す。●梅をつまんでみて果肉が軽くつまめるくらいまで干すのが理想。●水気が多いかなという場合はもう一晩干す。 何でも最初はうまく行く。ビギナーズラックでなくとも、丁寧に手抜かりなくやることで失敗の確率はずっと低い。それが二度目となると、最初上手くいったので油断する。それで失敗することが多い。 漬け終わって、ウォッカを飲んだのは言うまでもない。 YouTubeでバイオリンのHIMARI(吉村 妃鞠-よしむら ひまり)を、スピーカーで音量を上げながら観て、ボトルの半分ほど飲んでいい気持ち。40度のジンより飲みやすい。 スピリッツは醸造酒とは違って雑味がないので、悪酔いすることがない。2011年6月24日生まれ。パガニーニの難曲を難なく弾きこなす。 10歳で、アメリカの世界的難関音楽学校である「カーティス音楽院」に合格。13歳で、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演に、ソリストとしてデビューという歴史的快挙を達成。知る人ぞ知る、世界を席巻している日本出身の天才ヴァイオリニスト。
2026.06.02
コメント(2)

♪ 鳴きつのるトノサマガエルすぐそばに頬ふくらませときおり激し 昨日は「汐見坂自然農」の手植えを手伝ってきた。慣行農法と違って水を張らない田んぼ。草もはやし放題のところに湿らす程度の水を入れてある。調整用の溝には水があるという状態。 すでに手植えを終えている人もいて、私が紹介した久野さんも、すでに終えているという事だった。彼女は、独自に工夫して自然農に近い畑をやっているので、「飲み込みが早く、全てにおいて容量がいいし作業も早い」と評価が高い。紹介した私も鼻が高いというもの。 「江口さんの女性の田んぼを手伝ってあげたらて」と言われ、今回も、稲刈りの時にお手伝いした人の手植えをを手伝うことになった。面積を一人でやっているので手伝う人が必要があると、周りの人が気を回しての事。ロープで囲ってあるだけなので、部外者には境界がよく分からない。 草が生えているのでそれを刈ってはいるが根が残っている。その根を切って小さな穴を空けて苗を植える。そのやり方もそれぞれ微妙に違ったりする。 苗床をつくるのに「種おろし」という呼び名で燻炭と土の混ざった床に種を蒔いてある。そこから苗を採ってきて一本づつ植えていく。慣行農法の水耕栽培のように苗が作られていないので、苗を扱うのに手間がかかる。 周りの人は草を刈って作業をしているが、江口さんのところは手が回らず草はそのままになっている。それを刈りながら苗を植えるのは、ものすごく手間がかかる。 何故か草の少ないところと、根がびっしりと張っていて草の量が半端じゃないところとがある。この手前の部分が江口さんの区画。どこよりも草がすごい。 1本の紐を張ってそれを基準にし、条の幅40㎝、株の間隔30㎝で植えるのだという。江口さんは、草の少ないところから植え始めていた。自然にそうなったのは頷ける。フォークで小さな穴を空けて植えるが、草の根が少ないところは難なくできる。しかし、移動していくごとに草が増えていくので、とてもやってられないと思った。植え始めたところ。どこに植わっているのか、よく分からない。 それで、私が紐を張りクワでそこに線状の浅い溝を掘っていくことにした。そうしておけば二人で植えるのに、能率が上がるんじゃないかと考えたわけだ。 この草はいずれは枯れてしまい、苗だけが伸びていくようになるらしく、無理して刈らなくてもいいとリーダーが言ったらしい。それにしても草がひどい。どこに植えたかもよく分からなくなる。 他の人の田んぼを通って移動するとき、どこに植えてあるのか分からず、踏んづけてまったりする。溝が掘ってあれば植えてある場所は一目瞭然。気を使いながら歩くというストレスも無くなる。 後半は、手の豆がつぶれ、腰は痛いし、草の根がすごくて余程力を入れないとクワが入って行かない。いいかげん草臥れてしまった。 張ったロープに印が付いているわけでもなく、段取りなしでタテとヨコ列を揃えて植えるのは苦労する。機械で刈るわけじゃなく手で刈るのだから、きちんと揃っている必要もない。私が植える時になって、もうヨコを揃えるのは諦め、テキトーに植えていくことに。 中には苗1本1本に棒を立てている人がいた。これならどこへ植えたかがよく分かる。しかし準備が大変で、とても真似できないみたいなことを言う。仕事は段取りが60%。最初に手間を掛けておくと後が楽なのだ。 ここで使った棒は来年も使えるし、苗を植える前に棒を立てておくというのも理にかなっている。一石二鳥だ。 草が伸びたままで、まだ手植えのしていないところもある。それぞれの都合で足並みは揃わないようだ。 1時過ぎから5時過ぎまで、けっこう疲れた。こんなに大変だとは思わなかった。周りの他のメンバーの田んぼを見ると、キチンと草を刈ってあるのが多い。草は枯れると言っていたが根は残る。その根から新しい芽が出て来ないのだろうか。草に負けてしまうようなことはないのだろうか。 自然農法の根本の事なのに、肝心なことが分かっていない。野田さんは、私のやっていることに対してのアドバイスとか注意が無かった。それでいい気になってやっていたが、これで良かったのかどうか分からない。 押しかけボランティアが、リーダーの説明も聞かないまま、我流で勝手なことをやってしまったが、これで良かったのだろうか。ちょっとばかり独断専行を反省している。うまく育ってくれるといいんだが・・。リーダー野田さんの指導を聴く稲作体験のメンバー それぞれが、好きな品種を種おろし。 足が疲れ、腰が痛かった。翌日は階段を降りるのに苦労するだろうと思っていたが、風呂でよく筋肉をほぐしたせいかそれほどでもなかった。 昨夜は、酒をコップ2杯飲んで寝た。最近、日本酒の味が濃く感じてストレートでは飲めなくなり、水で割って飲むようになっている。ぐっすり眠って、4時半ごろには目が覚めた。階段を下りてみると、おお何ともないじゃないか。屈むと右の中殿筋が痛いが、足の方は何ともなかった。※追記 一日置いてから、腿の裏に痛みが出てきた。伸ばしたままの状態による筋肉痛だ。
2026.06.01
コメント(0)
全7件 (7件中 1-7件目)
1