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♪ 冬の朝ばかりのルーチン真っ先に野鳥に五種の餌あげやらん ♪ 毎日の窓外楽しとりどりに時を違えるエサ台の鳥♪ 真っ先に鵯のきて威を放つメジロはそばに暫し待たされ♪ お隣のフェンスの上が糞だらけ すわ気兼ねしてテグス張りやる♪ 鳥たちの居並ぶフェンスに異常あり屋根に見下ろす雀のおかし♪ 昼すぎてきれいになったエサ台に名残のごとくハゼの実のあり♪ 夕近く木偶のごとくに雉鳩のテグスを踏んで左見右見(とみこうみ)せり
2025.01.31
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♪ 風を聴き空気を嗅いで雲を眺め睦月の星の一部となれり 昨日は西の風がビュービュー吹く午後3時過ぎにウォーキングへ。2月28日からのグループ展のDMを知人に手渡す目的もあった。 この日の午後4時から5時ごろは6~7度台。一度暖かい日を経験しているのでそれほど気温が低いわけでもないのに寒く感じる。下に一枚ぽかぽかのベストを着て行ったら途中で暑くなった。 こんな風景の中にある雑貨屋「Paisible」。この寒い日に客は来ないだろうから閉めてしまっているかと思いつつ行ってみると、案の定、車は一台もない。でも店は開いていた。「こんな日でも店を休むということはないです」と、オーナーの安井さんは独りカウンターの前で微笑んでいる。真後ろに窓が有り、そこから梅畑がよく見える。白梅の莟が今にも花開きそうに膨らんでいる。窓のそばの枝は花がよく見えるように、切らないようにしているとか。 梅畑の持ち主に管理を任されているらしい。「去年は梅の実の出来が悪かったですからねぇ」「暑さで花が咲くのが早すぎたし揃わなかったのと、蜜蜂とのタイミングが合わなかったみたいです」 DMを取りあえず10枚ほど置いてきた。 ちょうど真裏に義兄が住んでいるのでそこへも寄って。奥さんは私と同年だが、車の運転に自信がないというし、義兄は83歳になる誕生日に免許証を返納するらしい。行けそうにないという事だった。 パークロードの蠟梅の花も盛りを過ぎ、もう間もなく梅の花が開花する。来週の中ごろにぐっと冷え込んだ後、そのつぶらな瞳のような花が一斉に開く。そして梅の館への道を明るく導いてくれるようになる。 戻って来た5時半ごろには日も落ちて、もうかなりうす暗い。造成地の最後になった線路わきの家は、いま内装工事に入っている。 名古屋方面に向かう電車からよく見えるため、メーカーの格好の宣伝の場となっている。そのために土地を手に入れたかと思うくらいに大々的に垂れ幕を下げている。注文主に謝礼を払ってもいいくらいなもの。 家を出て間もなく、西日によってできた影に目がいき、歩く姿勢がまざまざと見える。どうも前かがみで歩いているようだ。以前にも気づいて、その時は胸を張って歩くように意識していたが、いつの間にかそれも忘れている。 かなり無理して胸を張るようにしないと真っすぐにならない。腰が曲がっているわけでもないのにどういうこと?背筋が弱っている?いや、腹筋かも知れない。ベッドを "くの字” にして寝ているせいかもしれない。 足の親指の爪が内出血をして黒くなっている。右は1カ月以上前で、左は2週間ほど前に痛めたもの。靴が小さいわけでも、どこかで打ったわけでもない。 原因がさっぱり分からなかったが、歩く姿勢のせいかもしれないと、今になって気が付いた。異常なほどつま先に体重がかかっているらしい。 自分の歩く姿は見ることができないし、田舎にはショーウィンドウなど無いので確認する術がない。朝か夕方の、影が少し長く出る時間帯に歩いてチェックするしかない。 そしてその癖を付けないといけない。★「原因」 *筋力低下:特に腹筋や背筋が衰えると、身体を支える力が弱まり、前かがみ姿勢になりやすくなる。 *柔軟性不足:胸の筋肉が柔軟性を失って縮むと、猫背になりやすくなる。 *体の使い方の癖:斜度が急な場所や段差のせいで一歩が大きくなる場所では姿勢が崩れやすくなる。 *加齢:骨粗鬆症による脊柱の後湾変形や、関節の硬直、骨密度の低下など、加齢による影響が考えられる。「正しい姿勢で歩くために」 *正しい姿勢を意識する:胸を開き、肩をリラックスさせ、視線を前方に向け、顎を引いた状態を保つ。 *ストレッチを行う:筋肉の柔軟性と関節の可動域を向上させる効果がある。 *サポート器具を利用する:杖や歩行器、コルセットやサポーター、背中や腰、骨盤をサポートする椅子などがある。
2025.01.30
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♪ そこかしこにもったいないが溢れおる消費が美徳は昭和の夢幻 廃棄される野菜を何とか販売できないかと思う。常々みんなが思っていることかもしれない。でも個人で出来ることはたかが知れている。でもそういう仕組みがあればなんとかなるかも知れない。 スーパーで野菜を売っていてそのSDGSからは間反対のことが平然と行われていることに疑問を持ち、立ち上がった人がいる。朝日新聞消費期限が間近なもの、規格外品など 食品がロスとなる前に寄付されるようになるための仕組み「日本フードリカバリー協会」を2022年に立ち上げた。そして、すべての自治体にあるべくことを目標に、公共冷蔵庫〈コミュニティフリッジ=地域(コミュニティ)と冷蔵庫(フリッジ)を組み合わせた造語〉を創設・運営している。いつでも気軽に食糧支援をすることができるようにと。「みためと味はちがう野菜」「LET」「たべるーぷ」等の食品ロス削減に貢献するビジネスの経営者が主要メンバーになっていている。「食品ロス削減に関心の高い企業が集まってくれたことで、ヒト・モノ・カネ、情報の集まり方、行動のスピードが格段に良くなっています。まだ、始めたばかりで成果という成果はありませんが、このメンバーで進めていけば、大きなことができそうな予感がします。」と。YOKOHAMA FOOD LOVE(2024.09.20)より日本フードリカバリー協会 まだ始まったばかりとは言え、そのビジョンは未来を見据えてしっかりしたものが出来上がっている。 どこまで実現できるかは政治力と熱意の度合いにかかっている。横のつながり、他業種との交流を広げ連携していくことが重要になるでしょう。喫緊の課題でもあるし、頑張ってほしいものです。拡大します 日本フードリカバリー協会 所在地 東京都港区新橋2丁目12-1ランディック第3新橋7F
2025.01.29
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♪ うっぷんを晴らしてくれるアスリート今日も晴れやか焼酎二杯「漢字ナンクロ」の特に難問となれば、頭の柔軟性と発想力、当然ながら集中力と持続力が要求される。 途中で嫌になってくるところをなんとか粘って、最後までやるという意思がないと完成しない。問題の答えは途中で分かる、そこで止めてしまわないことだね。 それにしても一昨日の豊昇龍の集中力は凄かった。本割で2敗の金峰山が負け、琴桜に勝って3敗を守り、優勝決定戦は金峰山・王鵬との3人の巴戦となった。それを執念で2連勝し優勝をかっさらった。横綱が懸かっていたという事もあって、意気込みそのものが違っていた。 照ノ富士が引退を決めた直後だけに、綱を狙うには絶好のタイミングだった。本人も絶体に綱をものにするという強力な意思があり、「限界以上の力を出しきった」と。 王鵬に期待していたが、本人も「その強力な自意識に負けた」と精神面の差を認めている。鮮やかな優勝だった。 全日本卓球選手権も凄かった。今の日本の卓球は世界で最も進境著しいところにあり、選手が全日本で優勝することの方が世界と戦うより大変だというくらいのもの。 女子は、早田ひなが今最も注目の若手、16歳の張本美和をストレートで破り、石川佳純以来の大会3連覇を達成。その充実したエース振りを見せつけた。 張本はジュニアと一般両方にエントリーし、ジュニアの部で3連覇を果たし、一般で準決勝の伊藤美誠にわずか16失点で快勝している。 決勝は2年連続の同じカードで雪辱を図るも、今回は1セットも取れずに負けてしまった。1日5試合のハードなスケジュールを戦った後でもあった。それにしても早田がずば抜けていた。 男子は、17歳の松島輝空(そら)が、準決勝でパリ五輪代表のあの張本智和を4-1 で撃破。その試合の打ち合いはとても卓球とは思えない激しいもの。一打一打の強打に変化が付けられ、まともな球は一球たりとも無い。どうしてあんな早い球に対応できるのか、人間業とも思えない。 松島は両親が卓球の選手で、彼は0歳から卓球場に連れて行かれ、ラケットを持って卓球台に乗っていた。2歳から卓球を始め、3人の弟と妹も全員卓球をしている卓球一家。あの高速の球に対応するにはそのぐらいから始めないとダメだというから恐ろしい。 本人は何も知らないうちから卓球と共に成長し、まさに "人卓一体” として育てられてきたわけだ。家族と記念撮影。左から父卓司さん、長女美空、松島輝空(中央)、次女愛空、次男翔空、母由美さん ミュータントでもなければ、持って生まれた天才というわけでもない。もちろん両親の血筋を受け継いでいるが、作られたスーパーサイヤ人とでも言ったらいいか。練習は、ご飯を食べるのと同じで、生きる上での完全なルーチンちう感じなのだろう。肉体の成長に合わせて、技量もレベルアップしていくわけだ。 決勝では、パリ五輪代表の篠塚大登選手を4-1で破って初初優勝した。対戦した篠塚選手も「去年の対戦のときとは全然違って強かった」と、その成長ぶりに脱帽していた。 準決勝で敗れた張本が「今年1年は彼の年になるかもしれない」と、もう完全に追う立場になったようなことを言っている。 中国もビックリするような卓球選手になっていて、水谷隼を上回る選手になるかも知れない。 もし、怪我や病気で卓球が出来なくなったら、"一体どうなるのだろうか” と、いらん心配をしてしまう。 昨日は、中居正広の女性スキャンダル問題で、フジテレビが二度目の記者会見があり、ときどき覗いていた。 延々と7時間ほど続けていたが、最後の方で言っていることがらの不徹底をつかれ、「破綻している」と吊るしあげられる場面が有った。「被害者の女性を保護するためと言いながら、逃げ口上に利用している」「女性を守るどころか苦しめている。そんな体質を顧みみもせず、会社を守ろうとする」「社員Aの関与を否定しながら、ロクに事情聴取をしていない」「中居本人からも事情聴取していない」等など、一言も返せなくなって無言で渋面をさらす場面が続いた。「週刊文春」に連続記事で事細かに報じられているので、いい加減なことを言えば墓穴を掘るのは目に見えているのに・・・。 どうでもいいけど、会長と社長が辞任することにまで発展させてしまったテレビ界の、時局を読めない古い体質をさらけ出した。そのこと自体がまったく情けない。テレビ離れが一層進むかもしれない。 日本という国がそういう国だという事。フジの会長然り、爺が実権を握っている。今それが変わろうとしている、正に過渡期なのかもしれない。ナベツナも亡くなったし、自民党も安倍が亡くなり二階氏が引退して親分がいなくなったし・・ ・ ・ ・ スポーツ界が素晴らしい進展を見せているのは、背景にこの国の閉塞感があるからなのかもしれない。
2025.01.28
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♪ 買ってまでなんと苦労の多いことを進んでしている漢字ナンクロ精進湖河口湖河口湖北東1.8㎞(つながる CAMP RESORT くうねるたす) 天気は西から下り坂。この後、富士山は雲に隠れてしまっている。 知多では朝からどんよりした雲に覆われていて、ウォーキングもあまり気乗りがしなかったが、DM印刷のための「はがき用紙」をDCMまで買いに行った。 夕方から雨が降る予報だし気温も10℃ちょっとまでしか上がらない。太陽が見えないだけに余計に寒く感じる。こんな日は炬燵に入って漢字ナンクロでもやっているしかない。拡大します これは初めてのタイプでかなり難儀した。量が多いので同じ番号を見つけるのに時間がかかる。1/3ほどまでやったところで行き詰まってしまった。カミさんがやってみたいというのでバトンタッチ。無理とは思ったがやらせてみた。 カミさんは最近嵌っていて、時間が有ると問題用紙とにらめっこしている。最初は★★★でも苦労していたがだいぶ慣れてきて、★★★★でも攻略できるようになっている。それで、難しいのにも手を出すようになってきた。私が最初の突破口を開いたやつなら続きが出来るかもしれないと思っている。 文字が確定できないものの、取りあえず入れてある部分の間違いを見つけて、結構埋まっていくようだった。しかし、2/3ほどまでやってギブアップしてしまった。最後の最後がけっこう難しい。それで再び引き継いで、なんとかかんとか粘って、どうにか完成まで漕ぎつけた。 そんなこともあって、今回もチャレンジしてみたのはいいが、ホワイト漢字ナンクロの中でもこれまた初めてのタイプ。手がかりを一つ見つけたもののその先が続かない。拡大します この本では最も難易度が高い★★★★★のホワイト漢字ナンクロ。やりかけたがかなり難しい。今までにも幾つかこのレベルのものをやっているが、「問題の特徴と、取っ掛かりの部分」がなかなか見つからない。 4つの文字に隣り合うマスとつながる熟語を入れる必要があり、周囲にある番号が3つの文字と同じものがある。共通して使う熟語が思いつかない。出来た熟語は聞いたことのない熟語ばかり。 難易度が低い問題はよく耳にする一般的な熟語ばかりなので迷うことなく進めて行けるが、達人編ともなるとそうはいかない。スマホで調べると存在する熟語らしいが、初めて目するようなものばかりでスッキリと納得できない。不信感を抱きながらでは快感が味わえない。
2025.01.27
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♪ 冬の日にこころほんわかあたたまる著書いただいてろうばいの花 京都のギャラリーでの新年会の帰り際に、友人のつづれ織り作家の奥さんから著書を頂いた。吉田道子さんは児童文学者で数々の著書を出版している。思いがけないプレゼントだった。 サインも入れて頂いて・・ さっそく読ませていただいた。咲(さき)という11歳の女の子が主人公。その祖父母「そーふ」と「こよみ」とのとても心温まる話。「あっさり、さっぱり、きっぱり」生きた「こよみ」の人に対する心構えと真摯な姿が、控えめな文章で過不足なく描かれ、じんわりほんわりと伝わってくる。 物語の展開も面白いし、私も心打たれるものがあった。 外国人に日本語を教えていたこともあって、ちょっと普段口にしない日本語が分かりやすい表現で物語のいい味付けとなっている。文章にはその人柄が出る。控えめな夫婦のどう生きるべきかを実践している様がじんわりと伝わってくる。 O・ヘンリーの本にも共通する人の心の優しさが、読み終わったあとにもこころに残っている。とても良い児童文学作品だと思う。「内容詳細」 こよみさんは、心にぴったり合う魔法のような言葉をつかう「ことばつかい」。咲は「けなげ」「せつない」「さりげない」ということばも教わった。こよみさんは咲の祖母だ。祖父の沢次さんは「生きものがかり」。命あるものはなんでも好き。クマムシの研究をしている。咲は「そーふ」と呼んでいる。ある日、こよみさんが咲に、「わたしの11歳のときの話をするね」「それは、ちょっと勇気のいる話。さ・も・し・い話」だと言った…。去り際に、祖母が遺した小さな秘密…。「生きること」の意味を教えてくれる心あたたまる物語。 吉田夫妻のことは以前にも「桜の木が一本」という著書を頂いたことがあって、詳しく書いたことがあるので覚えておられる人もいるかもしれない。 吉田道子 東京生まれ。博多、京都で育つ。小学校3年生までに、引っ越しすること6回。それぞれの土地で、ことばの違いやおもしろさに出会う。いまは、湖と峠のある町に住み、川の魚のいろいろを飼っている。同人誌「海の方法」代表。『ヤマトシジミの食卓』(くもん出版)で日本児童文学者協会賞受賞 「草の背中」より 著書が書店に並ぶ気分はどんなものだろうか。地元の図書館には22冊の著書がラインナップされている。「絵本ナビ」のサイトでは14冊紹介されている。「吉田道子のおすすめランキング」ブグログ「ヤマトシジミの食卓」も是非読んでみたくなった。
2025.01.26
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♪ 当たり前に血は見たくないさりとても 赤色に血を騒がせている 12月16日に注文したクラダシの赤ワインセット「「元マルゴー所有のボルドー・ブルゴーニュ・メドック入りセット」750ml×6本 × 1」がようやく届いた。予約販売で、「2025年1月下旬以降、順次発送予定」となっていたもの。1割引きのクーポンを使用。送料(クール便)550円。 支払合計 9,064円※2022年のヨーロッパワインの状況。ボルドー 4月に遅霜、6月に雹、7月からは猛暑と水不足に見舞われ、生産者による除葉や畑の保水作業により健全なブドウ畑を維持し、小粒ながら良質なブドウを収穫することができた。タンニンを多く含むワインが生産され、収穫量が少ないため、希少価値が高まり、高級なヴィンテージとして評価されることが予想される。ブルゴーニュ 5月に雹や大雨が予想外に降りましたが、猛暑となり豊作となった。赤ワインは熟した果実の味わいとフレッシュ感、凝縮感を備え、白ワインは酸が豊かでフレッシュな仕上がりとなっている。 テーブルワインだけど毎日がぶがぶ飲むわけにはいかない。成人男子の適量が、ワインはグラス1杯ということになっている。1杯で済むわけがないが、まあそこそこに・・。 大好きな赤ワイン。間もなくキムチも食べられるようになる。そして椿も妖艶な赤い花を開くようになる。春を前にして、体の奥の血が騒ぎだす。 2月まであと一週間。日照の短い一日が風のように過ぎていく。冬物一掃の出血大バーゲンもじきに始まるだろう。 明後日の西日本は天気が崩れ、大方は雨の月曜日になりそうだ。 もう大した寒波は来ないようだ。九州は寒の戻りがあるものの、春がそこまで来て背中を叩いている。*追記 どうやら2月に入ってから寒の戻りがあるようです。知多市 低気圧が動き回って見ていると目が回りそうだ。地球の異変を受けて、季節の変わり目を断末魔のごとくのたうっているようにも見える。 一方、こちらでは・・ 第217通常国会が24日召集され、首相は施政方針演説で「令和の日本列島改造」の5本柱に①若者や女性にも選ばれる地方②産官学の地方移転と創生③地方イノベーション創生構想④新時代のインフラ整備⑤都道府県域を超えた広域連携の枠組みの推進――を提示した。 与党からの拍手も野党からのヤジもない異常なほど静かな幕開けとなった通常国会。出来もしないことを言い、国民の支持も低迷したまま、理屈の理屈で物事を判断し事を起こそうとする。突っ込みどころも無ければ箸にも棒にもかからない。 第一、覇気がない。 岸田総理は最悪だと思っていたが、その上手を行く。蜃気楼がゆらめいて、トランプが偉大に見えてくる。 "のたうち回って、叫び声を上げる” ぐらいの意気込みを見せてくれ!!Yahooニュース「みんなの意見」実施期間:2025/1/24(金)〜2/7(金) ♪ 執務室の机と椅子を火のごとく真っ赤に塗って雄たけびを挙げよ
2025.01.25
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♪ 睦月なるわが一年の区切りなり皇居松の間披講の儀式 新年恒例の歌会始の儀が22日、皇居・宮殿「松の間」で執り行われました。お題は「夢」で、全国と海外から合わせて1万6000首余りの短歌が寄せられた。天皇陛下 旅先に出会ひし子らは語りたる目見(まみ)輝かせ未来の夢を皇后雅子さま 三十年(みそとせ)へて君と訪(と)ひたる英国の学び舎(や)に思ふかの日々の夢秋篠宮さま 初夢に何を見たのか思ひ出でむ幼き頃の記憶おぼろに秋篠宮妃紀子さま 絲と針夢中にオヤを編む先に二つ三つと野の花が咲く天皇、皇后両陛下の長女愛子さま 我が友とふたたび会はむその日まで追ひかけてゆくそれぞれの夢秋篠宮ご夫妻の次女佳子さま キャンバスに夢中になりて描きゐしかの日のことはなほあざやかに常陸宮妃華子さま 御即位の儀式始まり絹ずれの音のみ聞こゆ夢のはじめに高円宮妃久子さま ヨルダンの難民キャンプに若きらはこれからの夢を語りをりしが高円宮家の長女承子さま 『夢の国のちびっこバク』も三十年(みそとせ)をわが夢食(は)みつつおとなになりしか 天皇陛下は昨年、公務や災害の見舞いで各地を訪れ、触れ合った子どもたちが将来の夢を生き生きと話す様子をうれしく思って詠んだ。 皇后雅子さまは英国を昨年訪問した。かつて留学したオックスフォード大にも足を運んで感慨深く思うとともに、若き日の志を思い起こした気持ちを歌に込めた。 秋篠宮さまは幼少時の正月、「宝船」の絵を枕の下に入れて眠っていたことを思い浮かべたが、何の夢を見たかは記憶が曖昧であることを歌にした。 秋篠宮妃紀子さまは昨年12月にトルコを訪問する前、現地の人々が受け継ぐ手工芸の「オヤ」を習い、帰国後もオヤの作品を編んでいることを詠んだ。 愛子さまは昨年3月にあった大学の卒業式で、自身や友人が新たな道を歩んでいくことをしみじみと感じ、友人との日々や将来に思いをはせ、再会できることを楽しみにする気持ちを歌にした。 佳子さまは、幼少時から絵を描いたり、工作や手芸でさまざまなものを作ったりするのが好きだった。時間を忘れて絵を描いていた頃を懐かしむ歌を詠んだ。 常陸宮妃華子さまは夢できぬ擦れの音のみが聞こえ、即位の儀式が始まって、静かな中にも緊張の瞬間が感じられたことを歌にした。 高円宮妃久子さまは2023年に長女承子さまとヨルダンのパレスチナ難民キャンプを訪ねた。将来の夢を語っていた若者らの現在に思いをはせた。 承子さまは久子さまの絵本「夢の国のちびっこバク」の主人公のバックンが怖い夢を食べてくれることを連想し、大きくなったであろうバックンを詠んだ。 (毎日新聞より)<入選者(年齢順)>長野県 金井寛さん(77) マエストロ小澤の夢をはぐくみて楽都となれり山岳の街長崎県 馬渡寿人さん(74) 満開の被災地桜くぐり抜け「のと鉄道」の夢走り出す静岡県 佐藤一央さん(70) 十週の日本語教室(クラス)了(を)へし子はひらがなのみで夢を語れり新潟県 大堀みきさん(65) 「戦争」の対義語は「夢」生徒らは班学習で言葉を探す埼玉県 吉田光男さん(60) まだ夢を見るのだらうか議事堂の壁に隠れたアンモナイトも埼玉県 川崎ななせさん(31) カーテンをあなたがあけて文鳥とわたしが同時に夢からさめる岡山県 西江涼帆さん(27) 大丈夫あなたが夢を追ふあひだ私はずつと追ひ風である東京都 村木陸さん(23) 「実際に叶ふ程度にしておけ」とそんな夢など見たくないのだ東京都 栗田岳さん(22) 祖父の居た小さき漁港の夢覚めて潮の匂ひはかすかに立ちぬ宮崎県 森山文結さん(16) ペンだこにうすく墨汁染み込ませ掠れた夢といふ字を見てる それぞれの入選者のコメントがNHKのサイトで読むことが出来ます。<召人>三田村雅子さん 一人寝の夜の寝覚のさびしさにみじかき夢のかけらを拾ふ<選者>三枝昂之さん 叶ひたる夢叶はざる夢ありて秋天に柿ふたつぶ三つぶ永田和宏さん 人の見る夢は儚しさざんくわの白にほのかに朱の影させる今野寿美さん 杏の木の上の巣箱に赤い屋根、丸い穴ありそして夢あり栗木京子さん さあ夢を語りませうと海見ゆる席に「予約」のプレート置かる大辻隆弘さん あけがたの汀(みぎは)のみづをあなうらに踏みつついまだ夢のなかなる新潟テレビ 県内ニュース 新潟県内からは上越市の女性と東京学館新潟高校卒業生の2人の作品が選ばれている。 上越市の元中学校教員・大堀みきさんは、教員を務めていたとき、生徒が「戦争」の対義語を「夢」と表現したことを歌に詠んだ。「伝統とか文化の重みというのを直に感じさせていただいたなと思っています。(陛下から)生徒さんたちはよい学びをしましたねというお言葉をいただきました」 もう一人は、東京学館新潟高校出身で現在は東京の中学校で教員を務める栗田岳さん。約20年前から短歌を授業に取り入れている東京学館新潟高校。これまでも多くの生徒が歌会始の儀で入選してきている。 高校で短歌と出合い、大学の文学部に進学してからも短歌を続け、大学生のころには大会で最高賞を受賞しているとか。 『解体を終えて祖父母が居た土地は百年ぶりの春を吸いこむ』 以前から題材にしてきた祖父母との思い出にまつわる歌で今回入選を果たした。「この歌会始の儀というのは私にとって人生の目標であり、夢であった存在です。皇后さまから今後も歌をたくさんお作りになって頑張ってくださいというお言葉をいただきまして今後、短歌を続けていくうえで源になるありがたいお言葉でした」 2026年の歌会始のお題は「明」。 宛先は「〒100―8111 宮内庁」。封筒に「詠進歌」と書き添える。締め切りは9月30日(同日までの消印有効)。詳細は宮内庁ホームページ。
2025.01.24
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♪ 時計とは金を生むものハゲタカの群がるごとくなる抽選会 世の中には凄い人がいるもんだと常々思っているが、ここにもまた驚くような事を成し遂げて、さらに進化し続けている人がいる。 2012年にディスク式レギュレーター“5号”が完成し、これを機に「大塚ローテック」を設立し、時計販売を開始。その経歴も並外れてるが、作る時計のユニークなこと。時針と分針が扇形に動く時計「大塚ローッテク6号」。内部には片山氏設計のダブルレトログラードモジュールを備えたミヨタ製の自動巻きムーブメントが搭載されている。「大塚ローテック6号」 自身をウォッチビルダーと称する片山氏の時計デザインは、カーデザイナーおよびプロダクトデザイナーとしての経験が影響しているのか、従来の腕時計とは異なる独自の時刻表示方式や、メカニカルな計器類を思わせる外観が特徴。デザインのインスピレーションについて自身の好きなものを思い浮かべてていると言う。以下、「HODINKEE」のサイトより引用させていただきました。「(現代は)多くのデザインが洗練され、効率もよく便利になってきています。確かにそうしたなかにも格好いいものはたくさんありますが、私はもっと単純で原始的な機構が好みです。レバーやハンドルで操作する古い機械や、鉄の重厚さ、曲げられた形状、ボタンのような要素にずっと魅力を感じてきました」と語る。 今世界中から注目を集めていて、現在は日本からしか手に入れることができないため、毎日のように購入のリクエストが公式のInstagramアカウントに寄せられているとか。 時計愛好家やコレクターたちだけでなくその功績は広く認められており、スイスの国際時計博物館(MIH)に7.5号と6号が所蔵され、2024年には7.5号がiFデザインアワード2024を受賞。同年のGPHGで、チャレンジ部門(3000スイスフラン以下の時計)での受賞というわけだ。7.5号ジャンピングアワーとディスク式分・秒表示を備えている。 独立時計師・浅岡 肇氏の主催で、2024年11月22日(金)に香港のフィリップスで開催された、日本と時計をテーマにした史上初めてのテーマオークション“TOKI(刻)”。 材料費や人件費などすべてを出品者側が自己負担で賄う純粋な形式のチャリティーで、石川県能登半島の大地震の復興を支援するためのチャリティーの一環として、東京時計精密からユニークピースが出品され、コレクターから6号と7.5号も出品された。 チャリティーのために片山氏が製作したのは、大塚ローテック6号をベースにした特別仕様の「東雲 “SHINONOME”」。東雲とは、夜明けの前の太陽が昇りはじめる空を指し、そのイメージが表現されている。セミスケルトンダイヤルの奥に、通常生産モデルでは隠されていて見ることのできない内部のモジュールを確認することができる。 一体いくらで販売されているのか、ちょっと気になって調べてみると・・。販売価格 プレミアが付いて、メルカリではトンデモナイ価格で出品されている。ほとんどが投資目的で購入されているのだろう。 ほとんどの時計が円を描いて針が動くのに対していかにもユニークで、コレクターにしてみればぜひ手に入れたい代物なのだろう。それを見越して投資を目的に抽選へ応募する。 抽選なのだから手に入りにくいのは確かだし、リスクは少ないからねぇ。「時計は金なり」ってか・・。 トランプが発行している公式暗号資産(仮想通貨)「$トランプ」が19日に一時、時価総額は150億ドル(約2兆3000億円)規模に膨らんでいる。メラニア夫人の公式仮想通貨「$メラニア」の発行も。 ビットコインやイーサリアムと違って「ミームコイン」と呼ばれる万尾で、特定のキャラクターやジョークを主題に発行され、経済的な有用性というよりもファン向けグッズに近い。 $トランプの公式ウェブサイトによると、最大供給量は10億枚、初期流通量は2億枚の設定だ。今後3年以内に追加で8億枚を発行していくという。同ウェブサイトでは「唯一の公式トランプ・ミーム」と説明し「投資機会や投資契約、有価証券を意図したものではない」と記載している。 ただし異様なのは、最大供給量の8割にあたるコインをトランプ氏の関連会社が保有するとした点。通常、明確な使用用途を持たないミームコインでは供給の大半が市場に開放されるケースが多く、$トランプの中央集権的な保有構造には市場関係者から警戒の声が上がっている。 仮想通貨推進の政策を通じて$トランプの価値が高まれば、トランプ氏が実質的に支配する一族運営の会社が潤うことになる。国策と私的利益の間で相反が起きる可能性もゼロではないと危惧されている。 どこまでも、国と国民は利用されるばかり・・・?。
2025.01.23
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♪ ピラカンサを横目に餌を食みにくる鳥の好みの木の実が三種 隣家のピラカンサはいつの間にかきれいさっぱり無くなっている。鵯が食べたのだろう。南天の実は人気がなく、最後の最後に食べられる。昨年12月10日のもの どの家のピラカンサもぎっしり実を付けていて、食べる鳥もいないのかずいぶん遅くまで生っている印象がある。しかしそれは思い違いで、実際は鵯たちが食べて無くなっていたのかも知れない。 実が生っている時は目につくが、無くなってしまえば目に入らなくなって気づかなかっただけなのかも知れない。 鳥はピラカンサの秋の実は食べず、冬になってよく熟すと食べ始めるらしい。若い実には青酸配糖体という毒があり、熟すとその毒も薄れてくるらしい。 ピラカンサは鵯とセットで詠まることが多いようだ。NHK短歌11月号より。「ピラカンサの百千万の実失せにけりひよどりの胸に灯るくれない」稲葉京子『秋の琴』「ピラカンサしか喰うものなくて雪の日の窓を光らす鵯の声」斎藤芳生『湖水の南』「事務室の窓にピラカンサ輝いてビタミンを飲む時間が来たり」早川志織『種の起源』「みどりの鳥」より 隣家のピラカンサは、12月にはオスの尉鶲がきて食べていた。その後、餌台の方にはメスだけが来てナンキンハゼの実を食べている。「まろん通信」より ピラカンサは生け垣や鉢植えとして栽培される常緑低木で、数種類をまとめてピラカンサと呼んでいる。日本には明治時代に導入された。 ここまでぎっしりと赤い実が生っていると、ちょっと日本の庭にはそぐわない感じがする。ほとんど手入れも要らず栽培も簡単なので普及したのだろう。 ヨーロッパ南部からアジア南西部に自生するトキワサンザシは、最も多く栽培される種類で、秋には鮮やかな赤色の果実を多数つける。鋸歯(きょし)がある葉は濃緑色で、両面とも毛がない。 果実がオレンジ色のものはタチバナモドキで、葉の裏面にはフェルト状の毛が密生しているので違いが分かる。こちらは中国西部に分布している。 分類(原種、品種、仲間)すると‘ハーレクイン’Pyracantha ‘Harlequin’クリーム色や、ピンクの斑が入る葉を観賞する小型品種。鉢植え栽培に適する。‘モハベ’Pyracantha ‘Mohave’トキワサンザシと台湾産のタイトウカマツカ(P. koidzumii)の交配種。葉は厚く、赤く光沢のある実が密につく。生け垣や鉢植えで栽培される。*ヒマラヤピラカンサPyracantha crenulataトキワサンザシに似るが、葉と果実が一回り小さい。実つきは非常によい。*トキワサンザシPyracantha coccinea一般にピラカンサとして栽培されるのが本種で、赤い果実が美しい。ヨーロッパからアジア西部が原産。生育旺盛で、庭植えにすると3m以上に育つ。*タチバナモドキPyracantha angustifolia中国西部の原産で、果実は黄色い。葉は細長く、裏面に灰白色の毛が密生する。鉢植えとしても販売される。 隣家のものは実が黄色っぽいので「タチバナモドキ」ということになる。 朝、餌を置いてやると待ってましたとばかりに山雀がやって来る。そして雀、目白などに交じって四十雀がやって来る。同時に餌台に乗ることは少なく、お互いに遠慮してか交代で食べていることが多い。 四十雀はナンキンハゼの実もエサ台の端で、表皮をコンコンコンコンと突いて、中身を食べている。皮が硬いのでピラカンサのようには丸飲みしないようだ。ハゼの実もそうやって食べているのだろう。 好きな順は、1小ヒマワリの種、2ナンキンハゼの実、3ハゼの実で、山雀もほぼ同じようだ。
2025.01.22
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♪ 半欠けの名残の月の空にあり月の出のなき月を見たりき トランプが二度目の大統領就任の日を迎え、いよいよ世界が混乱と混迷の時代に突入した。拡大してご覧ください。 富士山もその不吉な生臭い空気を感じているのか。霊力を持ってしてでもその腐った輩の魂を抑え込まねばと、姿を隠してしばし沈思黙考の構え。 4年という短期間にアメリカ国の歴史に自分の名を残さんと、考えられることすべてを実行に移すつもりのようだ。4年間だけ熱狂的に支持されさすればそれでいい。その先がどうなろうと知ったことではない。 諍いが起きようと、それがエスカレートして戦争になろうと、それは当事者の責任であって自分のせいでは無いと言い張るのだろう。 弱者を救うという大義名分を土台にして、巧妙に人心操作をする。ヒットラーによく似ている。ただ時代も状況も違う。何も知らない民衆を相手にするのとはわけが違う。情報というものを逆手にとって嘘をまき散らし、無知な国民を翻弄する。より悪質な方法で利益誘導を図り、権力を振りかざし、有無を言わせず従わせる。プーチンや習近平と変わりない。 「第2次大戦の前のアメリカは、孤立主義で、単独主義で、保護主義で、人種差別的だった。トランプは突然変異でも何んでもなく、かつてのアメリカに戻っているだけだ。」チャールズ・カプチャン ジョージタウン大教授(国際政治学者) アメリカという本質をさらけ出し、自己中心、独善的思い上がり、自信過剰。もう誰にも止められない。4年後が果たしてどうなっているのか、考えただけでも頭が痛くなってくる。 就任式に新政権で政府効率化を担う起業家イーロン・マスク氏のほか、米グーグルのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)らIT大手トップが軒並み参加。この日のために多額(100万ドル)の寄付をしている。 あまりにもあからさまな行動だが、資本家は政権にすり寄る他は無く、今後ますますトランプの都合のいいように扱われることになる。朝日新聞 トランプのことは1月12日のブログにも書いたので、これ以上は書かないでおく。1月の月出没時刻・方位角
2025.01.21
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♪ ブータンに畏敬、驚嘆、感服を目頭熱く眺めるテレビ 今日は「大寒」。一年で最も寒いはずの今日は、春のような温かさ。欽ちゃん風に「どう なってるの?」。全国的に3月並みの気温で、雪国では雪崩や落雪の注意が叫ばれている。 「大寒」の威厳に満ちた響きも形無し。今日・明日はほぼ同じで、気温は緩やかに下がっていくものの一週間ほどは暖かい日がつづくようです。その後も真冬に逆戻りということも無さそうだ。 昨夜、NHKで世界の屋根・ヒマラヤに位置するブータンであった山岳レース「スノーマンレース」の放送を観た。『NHKスペシャル 秘境ブータン 天空を駆ける』「NHK+」で、1/26(日) 午後9:49 まで見ることができる。 世界一過酷な山岳レースの1つとも言われる、究極のウルトラマラソン。コースの平均標高は富士山よりも高い4200m、最高地点は5470m。酸素量は平地の半分ほどしかない場所もある。 完走すら困難なレースに挑んだのは、世界各国から選抜された9人のトップランナーと国内予選を勝ち抜いたブータン人7人の計16人(女性8人)。日本女性も1人参加している。レースディレクター「ルイス・エスコバル」さん「スノーマンレースが世界で最も困難なレースだと考える理由。それは5日間にわたり、ヒマラヤの手付かずの大自然で寝泊りしながら、“超高地”を走り続けなければならないからです。これは豪華なランニングツアーではありません。ヒマラヤの大自然を走るレース。限りなく自然のままなのです」 実は、レースには、順位を競うこととはまったく別次元の目的があった。ブータン ツェリン・トブゲイ首相ブータン ツェリン・トブゲイ首相「スノーマンレースは国王陛下によって考案されました。このレースは世界中のすべての人々に気候変動への緊急対策を呼びかける王室のビジョンです。私たちはカーボンネガティブの国であり、排出する二酸化炭素量の3倍以上を(森林が)吸収しています。にもかかわらず、ブータンの山々の氷は解けています。地球温暖化は現実なのです。ランナーたちを通して、私たちが地球温暖化の最前線に立たされているということ知ってもらい、この危機について世界に発信してもらいたいのです」 ブータンでは標高6,000m以上の山に立ち入ることは禁じられています。その理由はヒマラヤの山々は神が住む聖なる場所だと信じられているためです。それにもかかわらず国王は、このレースでなんとかブータンの窮状を世界に知らしめるために国運を賭けた、まさに英断だった。 過去にも温暖化のために氷河が溶け、氷河湖が決壊し大規模の水害を経験している。そして今この上下に並んでいる二つの氷河湖の上の堰堤の氷河が調査の結果、大部分が溶けて今にも決壊しそうだという事が判明している。 3年前の集中豪雨で、突然地滑りが起きて村の10人が命を落としている。ここ10年の間に地元では気候が劇的に変化し、雨が降ると豪雨となり、牧草地の地すべりや土砂崩れが起きる。ヤクが好む牧草が減り遊牧民はより高地へ行かなければならず、ヤクの飼育が難しくなっている。 いくら気候変動による悲劇が起きても、教育を受けることもなく遊牧民として生きてきた彼女たち。気候変動の原因が一体何であるのか、世界がその事実をどう受け止めているのか知るすべはない。 もしスノーマンレースで優勝すれば賞金が出るため、それが暮らしにとっては大きな助けになる。レースに参加することで、環境意識も高い世界のトップ選手から気候変動に対する考え方を学ぶよい機会ともなる。 このレースの参加者たちの多くはレースに参加するまで、自国から遠く離れたブータンで起きている氷河湖決壊の危険を詳しく知らなかった。今回、選手たちは自らカメラを持ち、気候変動の最前線を記録。 レースを走りながら、地球温暖化によるヒマラヤの氷河の融解や氷河湖の決壊が住民にもたらすリスクに関する実態をリポート。時には選手どうしで熱い議論を交わす様子には鬼気迫るものがあった。 クレア・ギャラガー選手(アメリカ) パスカル・エグリ選手(ノルウェー)クレア・ギャラガー選手(アメリカ)「なんてこと。ここの村はあそこの氷河湖が決壊したら流されてしまいます。でも、これは本当に私が今まで見てきたものの中で、最もすば抜けて美しい場所のひとつです。私の全人生の中で」パスカル・エグリ選手(ノルウェー)「太陽が昇り、6500mの山々とヤクを照らしました。信じられないほど美しいそこにはお茶を持ったおばあさんがいて…(嗚咽)。とても美しくて、道の脇で私たちを待ってくれていて、お茶を入れてくれて…本当に言葉にできない(嗚咽)」サイモン・ムトゥイ選手(タンザニア)「初めてこの企画を聞いた時は、ブータンがどこにあるかさえ知りませんでした。走ってみて、ブータンと氷河を抱く私の故郷キリマンジャロの問題がとてもよく似ていることが分かりました。世界の中でキリマンジャロやブータンの山岳地帯のような地域に住む一部の人々が、最も気候変動の影響を受けるのでしょう」ケリー・ハルピン選手(アメリカ)「私たちは自然と共に暮らしていない。自然から離れた快適な生活にはぜい沢な日用品もある。だからヒマラヤに暮らす人たちほど気候変動を実感できていない」 レース終了後、選手たちはSNSやホームページ、講演会などの場で、ブータンで起きている気候変動の実情をリポートし始めているという。選手たちのレース後の言葉モハマド・アラファト選手(バングラデシュ)「低地の国バングラデシュでは洪水の影響を強く受けています。海面が上昇し島が水没していくのを目の当たりにしています。私はこのスノーマンレースを通して、気候変動がどのように起き、世界にどのように影響を与えているのかを知ることができました」サイモン・ムトゥイ選手(タンザニア)「私の国には『マジ・ニ・ウハイ』という言葉があります。「水は命」という意味です。山を走っていると川の流れが見えます。それが人々に命をもたらしています。同時に水は破壊ももたらします。氷のとける速度が遅くなり“水が命”であり続けますように。水は命。マジ・ニ・ウハイ」ロザンナ・ブハワー選手(ドイツ)「私にとってとても大きなレースでした。子どもたちやブータンの町の人たちに見守られながらゴールした瞬間、心が強く揺さぶられました。今後は自分のためだけではなく正しい目的のためレースに出たいです。本当に飛行機に乗る必要があるかをちゃんと意識し、温暖化対策や自然との調和についてアスリートとして意見を発信していきたいです」ルーク・ネルソン選手(アメリカ)「人生で最も美しいレースでした。人々、山々、とてもたくさんのことを感じました。すばらしかった。とても感謝しています。ブータンのような場所は他にはありません。だからこそ、このレースが存在し私たちが今後何をすべきかが重要になります」クレア・ギャラガー選手(アメリカ)「今日もこの地球で生きていることは奇跡のようなことです。走ることで地球を大切にしようという意欲が高まることに気づきました。だから今からでもランニングに出かけてください」丹羽薫さん(参加者の日本のウルトラマラソンの第一人者)「5日間をかけヒマラヤの超高地を駆け抜ける186kmのコース。なかなか普通の人が踏破できる道のりではない。けれど山岳マラソンランナーが走るからこそ、長距離を移動しながら様々な光景を丁度良いスピードで見つめられる。」 猛者は清々しくこんな言葉を口にする。 いい企画の番組だったし、参加者たちの姿が "曇り淀んだ私(我々現代人)のこころ” を刺激し、多くのことを思い起こさせてくれた。人それぞれ感じたことは違うだろうが、「人間っていいな!」という清々しさも、凄さの上に重なって感じることができた。目頭が熱くなたったし、何度も見たいと思った。 ブータンでは、このままでは今世紀末までに氷河の75%が消滅する。
2025.01.20
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♪ 勘違い思い違いとウッカリを重ね重ねて京を彷徨う 京都「Gallery1688」の5人展の新年会。1年前に来て以来の京都。 最近、脳健康の記憶の部分に支障が出てきていて、思い違い勘違いが多くなった。地下鉄の降りる駅を間違えて、一駅分余分に歩く羽目に。そうでなくてもこの日は朝から走ったりあちこち歩きまわって疲れていた。ギャラリーに着いた時にはもうクタクタで、76歳の体はシロアリに喰われた大黒柱みたいな状態で・・。 再会の喜びを交わすもシロアリに心奪われ、心ここにあらず。オーナーの挨拶と乾杯も済み、アルコールが少し入ってようやく心柱に活気がよみがえって来た。♪ 新春の宴に集う五人衆変りサラダのごとく語らう♪ 獺祭のまろやかなれば口唇のなめらかにして京の暮ゆく♪ インスタに魅せられてくる外国人「エリカ」の眼から展の始まる修復を学び自ら絵を描く数宝(すほう)という名の眩しき才媛♪ 箔付け師は異端の光(かげ)をチラつかせ自己完結の弁舌に酔う♪ 八十二となりて幸い元気だと料理得意は静かに笑まう♪ 新作の著書をそおっと手渡して吉田夫人はこころ語らず♪ 古のこころを磨ぎてVR 古都に一筆いざ奉る♪ 階段を二階へ誘う知恵あらん二階ゆ降らせ光のシャワー 他のメンバーの写真を撮る時間がなく、紹介できないのが残念です。スタッフがインスタグラムをやってくれているのでそちらをご覧いただければ幸いです。私は現役を退いていますが他の連中は動画の配信もあるので、より詳細がご覧いただけます。Instagram 「gallery_1866」 何故かパソコンでは見ることが出来ない。
2025.01.19
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♪ 宇治川の瀬田の唐橋まず越えて下り来たらん流れぞ速し 京都「Gallery1866」での5人展。そこで遅めの新年会があり、久し振りに新幹線に乗って行って来た。JTBの旅行券が有ったので往復の新幹線の切符を買うのに、「ずらし旅」という企画のチケットを買ってみた。料金も少し割安で、25の「体験クーポン」から一つ選べる。 宇治の平等院に行きたかったので「歴史とお茶のまち宇治!見て知って学ぶ体験型施設“茶づな”ミュージアム先行入場(30分)+オリジナルクリアファイル+京阪電車・バス1日チケット付き!」を選んだ。 新幹線の空いている時間帯を有効利用するもの。座席指定なのでその列車に乗れないとパーになる。それで朝、名古屋まで名鉄に乗ったところ、途中から「点検のために運行が遅れています」とのアナウンスが入るようになり、とても焦った。名古屋に着いて歩数計の時間を見ると、あと数分しかない。新幹線乗り場まで走りに走り、すでにホームに入っている列車に飛び乗った。 乗ったはいいが、なかなか発車しない。改めてスマホで時間を確かめると、歩数計の時間が5分進んでいることが判明。なんだこれ! 出鼻を挫かれて「だちかん(中部地方の方言:ダメだ)がや」ホント、阿保みたい。急に疲れがどっと出た。 京都駅に着き、サービスチケットを受取りに京都タワー3階へ。 京阪七条から宇治へ向かい、中所島で乗り換え。すでに時刻は11時を回っており電車ははガラガラ。宇治線はワンマン運転で、シートの色がお茶の産地をイメージしているらしい。黒とライトグリーンの組み合わせが新鮮だった。 「茶づな」はお茶の歴史と製法などを解説している施設で、どうってことはない。小学生が遠足で来ていた。"小型の石臼でお茶を挽き、それを自分で点てて飲む” 体験があり、多くの人が楽しそうに石臼を回していた。臼挽きは20分ほどで、その前に解説が有り、1時間ほどかかるという。チケットには含まれておらず、待ち時間もあるのでスルーしてしまった。 宇治川を渡り、商店街へ。宇治はやっぱり外国人が多い。特にアジア系が多いようだった。 宇治川の流れが意外に速いのに驚いた。「塔の島」では鵜飼が行われているらしいが、こんな急流で「鵜飼」が出来るというのも驚きだ。平安時代にはすでに行われていたらしく、「蜻蛉日記」にも出てくるらしい。 「琵琶湖」を源として、上流部では瀬田川、中流部では宇治川と呼ばれ、京都府・大阪府境界付近で桂川、木津川と合流した後は淀川となって大阪湾に注ぐという。そんなことも知らなかった。何にも知らないエトランゼ。 3キロ上流には天ヶ瀬ダムがあるくらいの一級河川で、琵琶湖の南端、瀬田から流れ下って来るという。ということは、琵琶湖の方が標高が高いことを意味している。そんなこと考えたことも無かったなあ。国土交通省観流橋から。すぐ上に関西電力(株) 宇治発電所がある。 疲れて腹が減ったので茶そばを食べようと、入ったところが最低の店だった。二八蕎麦どころか五五蕎麦という感じの、機械で捏ねた大量生産の蕎麦。蕎麦と呼べるような物じゃない。入り口に「最高級のお茶を使用」とか書いてあったので、まんまと騙された。 入ったところで「お食事は3階へどうぞ」と言われた瞬間に「こりゃあ、ちょいとまずいかも」と思ったが・・。疲れていたので、ついそんなところに入った自分が悪い。拡大します 宇治橋のすぐ近くで「京料理宇治川」という旅館をやっている店で、この地図の「46番」。頭に来たので、腹いせにしっかりと明記しておきます。 「平等院」は素晴らしい。人が多いのと季節も冬で景色が寒々として、ゆっくり眺めるにはちょっと情緒が乏しい感じはする。それでも、その佇まいは流石のもの。外観はもとより「阿弥陀如来」が安置されている内部の作りが、荘厳で天蓋や天井の緻密な細工は見ごたえがある。図録より「鳳翔館」には鳳凰や運中供養菩薩像が26躯などが展示され、中堂内部の装飾の再現もあり、見ごたえがある。京都府ミュージアム フォーラムより 平安時代・浄土教美術の頂点。仏師・定朝によるこれらの彫刻のすばらしさ。仏師の並々ならぬ技量と、11世紀の人々の精神性が仏像を現出させることへの強靭な自負がにじみ出ていて、観るものに静かに訴えかけてくる。 *新年会のことは明日書くことにします。
2025.01.18
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♪ オノマトペ表意表音同音異義語やまとことばの森に遊ばん河口湖富士山遥拝所(天空の鳥居) 1987(昭和62)年に、学校創立100周年の「百」にちなんだ記念行事として始まった「現代学生百人一首」。伝統文化として根付いている百人一首をモチーフとして、全国の学生、生徒及び児童を対象に、「日常生活に対する若い感性や時代意識を詠みこんだ短歌」を募るコンクール。毎年開催し、今回で第38回目となっています。 今年も、応募総数58,839首の中から選ばれた入選百首が発表された。選考委員会によって「現代学生のものの見方・生活感覚」を基準に厳正に審査され、毎年1月に入選100首、小学生の部入選10首が発表される。「応募資格」*「中学生・高校生・高等専門学校生・短期大学生・大学生・大学院生・専修学校生・各種学校(含む予備校)生」*「小学生」封筒の表面に「小学校」と朱書きして応募。入選作品(作品は都道府県別 北から順)詳細は省略北海道 1、帰り道いつもと違う道通り狐に追われ全力疾走 2、「おかえり」と返したことはないけれどアニメ見て待つ父の「ただいま」 3、息潜め一音すらも逃さない歌詠まれれば畳舞う札 4、半袖の時は過ぎ去り長袖に今年も来るか雪虫たちよ秋田 5、急上昇熊の出没秋田県ご先祖様に会いに行けない 6、勇気出し君に伝えた二文字が八号玉にかき消されてく 7、おばあちゃんJKよりも略語使う「け」の一文字の意味は膨大山形 8、大雨の爪痕残る僕の街静かに照らすお盆の灯り 9、ガザの記事弟と同じ年の子が瓦礫の中で今ふるえてる 10、聞き上手それが介護の始まりと知るは実習傾ける耳 福島 11、足技で相手を抜き去りクロスあげ仲間が合わせ一点決めた 12、実習着夏服忘れ冬服で先生一言暑くないのか茨城 13、「また明日」手を振る友の横彼氏一昨日までの私の居場所 14、教室で飛び交う単語受験生今日も始まる早押しクイズ栃木 15、好きですと告ってみると既読つき返信まさかのごめんスタンプ 16、おどろいた近所のおじさんバズってる今はだれでもインフルエンサー埼玉 17、ツーショットSNSを口実に一枚きりが何枚もある 18、テスト中解ける問題無さすぎて止まらぬ手汗動かぬペン先 19、スッスッハッ後ろに感じる息遣い抜かれたくない最後の直線 20、ぼろぼろになるはずだった参考書ぴかぴかなのは私の甘え 21、街灯が照らす夜道を帰宅するこの瞬間(とき)だけは私のランウェイ 22、コロナ禍で行き先変わった修学旅行次は物価で一泊減った 23、夏休み帰省をしたらいつのまに小さくなったばあちゃんと家 24、秋になり食べれぬ新米待ち侘びるスーパー行っても収穫はなし 25、涙して別れた友と再会し制服違えど仲は変わらず 26、友達の恋愛応援してるけど実は私もアイツが好きだ千葉 27、携帯で小説を読み笑う友共に笑った作者の私 28、日曜日たまには母の手伝いを不器用息子の焦げた唐揚げ 29、はじめての後輩入ってくるかなと心のドキドキ太鼓にのせる 30、ビーリアルみんな追われる2分間今日も昨日も真っ黒リアル 31、合宿前ガラガラと笑うキャリーケース僕の心は笑ってないのに東京 32、暑いよと鳴くキョンの声うるさいなそう言いさけぶ父もうるさい 33、新紙幣ホログラムの技見つめてる歴史の偉人新しい顔 34、また来たか毎年起こる異常気象100年に一度もう顔見知り 35、スマホ越し打ち上げ花火は「映え」のためレンズの先は知らないままで 36、再放送分散登校ロックダウンどれも私の一つの青春 37、冷房を自然と低くしてしまうサステナブルに貢献できない 38、カーテンの隙間からみる木の枝も僕と同じで暇人なのか 39、周りから双子だからと比べられうんざりしてるあなたと私 40、決勝戦解けた帯をぎゅっと締めこの三分に全てを懸ける 41、外国人迷わずかごに入れていく横目に私は値札と葛藤 42、お会計五歳の弟「ペイペイで」この時感じた時代の流れ 43、たらちねの父もありうる世の中で配慮できるか不安に思う 44、鉄道は定刻通り当たり前このありがたさいつ気づくのか 45、褒められる自分の知らない良いところ長所の欄に堂々と書く 46、「これAI?」ちゃんとやっても疑われヒトの証拠を探し求める 47、お母さんライン来る度聞かないで彼氏できたらちゃんと言うから 48、火葬前最後にのぞいた父の顔涙と笑顔で「幸せでした」 49、授業中丸まる背中増えるたび切なく下がる先生の眉 50、「高校生」慣れない響きにはにかんでそっと制服着崩してみる 51、素数たち唯一無二のユニークさ分解できぬ個性爆発 52、トーク画面一番上はいつも君そこは誰にも譲らないでね 53、「あーはやく引退したい」と言う日々は未来の僕が戻りたい日々 54、ビル風と新居の匂いが問うてくる「一人で生きる覚悟はあるか。」神奈川 55、ただいまと言ったら母がおかえりも言わずに聞いたテスト何点 56、手の甲に書かれた予定を石けんの力を借りつつ消すテスト前 57、分かれ道どこに進むのが正解か鏡にうつる君に問いたい 58、街行けば男も日傘差し始め日照りが溶かす壁一つあり 59、「可愛いすぎ!」写真の少女は良い笑顔その子本当に人間なのかな? 60、祖母は言う女の子だから手伝って理解されない令和の教え 61、ぶつかれば速度失う喧嘩独楽静かなものが最後に残る 62、自販機のジュース値上がり三十円僕の財布は経済破綻 63、眠くても雨が降っても学校へ足が向かうの何故だろう 64、「三十度」じゃあ涼しいねちょっと待て五十年後を心配した日 65、デジタル化年々減ってく年賀状友の丸字はゴシック体に新潟 66、AIに平和の解を求めたら停戦の日は見えるだろうか 67、母さんの出勤早い日父さんはパジャマで甘い卵焼き作る 68、一時間百年めぐる時の旅何倍速だ歴史の授業石川 69、ニュース見て終わらぬ復旧続く豪雨(あめ)正月に地震もう半年か長野 70、兄巣立ち父の肩身が狭くなる我が家で起こる政権交代 71、「夢を持て」と言われ続けて十七年「現実見ろ」と言われる面談 72、秋空に染まり染まりて帰りゆくハクセキレイの先へ行きたい三重 73、心臓の音が聞こえる本番前強くにぎった私の楽器京都府 74、それ食べるまでは死ねないねと笑うあなたを千歳まで生かしたい 75、古の十六歳も行ったかな彼女のいない祇園祭りに大阪府 76、友達と急なハモリで笑い合うこの日常を忘れたくない 77、ポッキリとシャープペンシル折れる芯がんばったんだ今日はもういい 78、「若いから」お世話になった免罪符有効期限残りわずかに 79、朝起きて枕の匂いが変わってるいよいよ僕もパパの匂いが 80、就活に疲れて駅でひと休み夕暮れの街が僕を助ける 81、授業中自習になると動物園先生が来て静まり返る兵庫 82、「就職は大手」と親は言うけれど僕の本音はスタートアップ 83、たましいがぶつかるような喧嘩して母から生まれた不思議を思う奈良 84、白衣着て命の重み感じつつ夢見る先は患者の笑顔島根 85、無茶言うな高校までは出るな杭大学からは杭よ出過ぎろ岡山 86、夏祭り序盤の花火に背を向けて音で楽しむ満員電車 87、服装も授業も席も自分次第自由はこんなに重かったのか広島 88、こんにちは言ったけれどもイヤホンで聞こえていない時代の流れ 89、建築科一つのミスが命取り何度も何度も納得するまで 90、黙祷を捧げる朝の今日(こんにち)も世界のどこか戦争中だ徳島 91、五分だけ気づけば短針一回りスワイプ続ける右の親指香川 92、弟に身長抜かれ悲しんだまてまてあいつまだ中二やで愛媛 93、お小遣い欲しくて祖母に電話する断る速度詐欺防止並福岡 94、裏垢(うらあか)と本垢(ほんあか)の違いなんだろう自分探しと友達探し長崎 95、バチバチとご先祖見送る爆竹でまた来年と告げる盆の夜鹿児島 96、空港の心躍るはアナウンス到着地点の天候は晴れ 97、オンライン遠くの国の先生に英語で話す夏の思い出沖縄 98、夏空に白球あがる頭上にてセカンドフライ俺のものだぜ 99、部活動日々の努力を積み重ねやっと掴んだピンチサーバーアメリカ 100、夜に聞く「行ってらっしゃい」母の声父は出勤時差約半日 ※青数字は 秀逸15首 太数字は筆者【小学生の部】 1、家建てる空中の家二階建て無限の世界マインクラフト 2、南海の揺れの予兆に胸騒ぎニュースの文字に目が離せない 3、親はなぜ一人の子どもにきたいして応えれるかなプレッシャーだよ 4、食べたいなチーズとけてるグラタンがああおいしそうパクパクペロリ 5、夜の空バンとはじけた大花火その一瞬で気持ちが晴れる 6、学校の推しのうさぎはねむそうでその顔見ると幸せになる 7、最終日焦る心で鉛筆が走るノートに夏が過ぎてく 8、オノマトペ聞けば聞くほど楽しいな時間忘れる言葉の世界 9、たべものがアチコーコーでさますまでひまだったけれどおいしすぎたよ 10、天気図の台風にらむ父の顔今年も雨がわんさかとふる【日本語学校・海外協定校で学ぶ学生の優秀作品】 ・うちは何?住むだけじゃない愛をうけ失敗しても帰れるところ ・今朝起きて朝ご飯買う豚焼きともち米を食べ勉強をする 日常の出来事を短歌に詠むことでその状況が脳にしっかりインプットされる。日本語という多様な言葉・文字に親しむ上でも、こうして五七のリズムで短詩に親しむのはとてもいいことだと思う。是非、これを機に三十一文字の世界を大いに遊んでもらいたいものです。
2025.01.16
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♪ 十キロの一万五千五百歩は愛でる野鳥のためのひと時 鳥さん用のミカンがなくなり、放置されている蜜柑を頂きに佐布里の里へ、ウォーキングを兼ねて行って来た。1月9日以来の佐布里池。 先日、短歌の会で「鵜の歌」を詠んだりしたので自然に湖面の水鳥に目が向く。午後3時ごろ、橋の南側岸寄りの湖面。目の前にいるのはどうやら川鵜のようだ。カモ類は別の場所にいる。 しきりに浮かんだり潜ったりしていて、何羽いるのか分からない。10羽以上はいるようだ。 「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」のTV番組とタイアップして、護岸の補強修理をしたのが2019年~21年。あれから4年ほど経って池の魚も(一部の水は抜かずに魚の保護もしていたようだ)戻って来ているのだろう。 こちらは水鳥。冬にやって来るのもいるし、塒にしているのもいて何種類かをいつでも見ることが出来る。 橋の上から近づいていくと、すーっと離れて行った。いずれ野鳥の餌になるか、落花を待つだけのもの。 ミカンはゲットできたが、けっこう重い(帰って計ったら、ちょうど2㎏)。これを提げて5kmの道を歩いて帰った。いつもより草臥れたのは当然か。 民家の庭先に、葉が真っ赤に色づいた木が目に入った。こんな冬に、モミジかドウダンツツジのように真っ赤に色づいている木を見たことがない。 画像検索で調べてみると、どうやらスモークツリーのようだ。煙のような花をつけるのでその名が有り、それはたまに見かけることが有った。しかし、紅葉の時期に見たことが無かったようだ。 いずれ葉は枯れて落ちてしまうらしい。 スモークツリーは、ハグマノキ(白熊の木)はウルシ科ハグマノキ属(英語版)に属する被子植物の一種で、カスミノキ、ケムリノキ、リュウスコチナスなどとも呼ばれる。広い場所では5~7mにまで育つとか。 秋には桃色、黄色から深紅色までの様々な色に紅葉するというから、春の独特な花だけでなく秋にも楽しめる木のようだ。春の若葉の色変化 あの煙のようなボリュームのある花は好きじゃないが、この若葉の色諧調も悪くないね。 15,500歩ほど歩き、1時半から3時間もかかって戻って来た。疲れを取るため、しばらく足をソファーに乗せて高くしたまま休んでいた。
2025.01.15
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♪ 潔く散るを好むや日本人の心の奥に漂う椿河口湖大橋横から 2月から3月にかけて常滑屋で作品を展示することになった。グループ展を打診してあり、1月から2月の始めは空いているので自由にどうぞ、という事だった。こっちも日にちが近いので迷っていたし、オーナーにしてもメンバーも決まらないのでストップしてたようだ。 再度打ち合わせのために行って、出された甘酒をすすりながらオーナーの伊藤さんにじっくり話を聞くことに。打診の後、数人の候補が名乗りを上げてくれている。毎年やっている「椿の頃に遊ぶ」という企画があって、それに合わせてやるのが良いかと思うものの、その日程がなかなか決まらないらしい。 当初は常滑屋が企画・運営していたが、市の観光協会に委託してあるため直接は口が出せない。しかし、全体像は決まっているので "例年通りの予定” を組んで、進めていくことに決めたようです。メンバーはアクセサリー作家、バッグ作家、その他。 展示会の会期は「2月19(火)~3月2日(日)」 10:00-16:00 ※金のみ 18:00-22:00 沢田酒造の日本酒が飲めるバーになる(月曜定休) 2023年のチラシ知多半島観光圏協議会 Tabi Chita(拡大します)2024年の様子常滑屋ニュース 今年は私のストールや梵字作品などと、アクセサリー、バッグお作家作品などが会場に並ぶことになり、昨年とはちょっと趣きが違う展示になると思われる。 常滑屋にとって「椿」は、百椿とまではいかないまでも80点を集めて展示会をした実績があり、それ以来、オーナーの好きな椿をテーマにした企画・展示会を開催している。 私も椿は好きで、漱石の「草枕」に出てくるその "妖艶な文章” にゾクゾクッと感銘したことがある。真っ赤な椿が落ちている風情は何とも言い難い魅力がある。 会場の椿の花は、順次入れ替えていくので、訪れるたびに違った椿を見ることができる。また期間中は、カジュアルな設えの「お茶会」もある。 22(日・天皇誕生日)、23(月・振替休日)の連休には「沢田酒造」の蔵解放のイベントが有る。タイアップしている関係からこのイベントも酒蔵と連携していて、お客さんがバスでこちらにも来ることになっている。 大勢のお客さんで大賑わいになる。食事・喫茶コーナーもあるのでゆっくり出来る。帰りは、常滑駅までバス(15:00、15:11)が運んでくれる。「白老」でおなじみの沢田酒造クリックでサイトへ(拡大します)昨年の様子 いやはや、展示会よりこっちの方に行きたいくらい。
2025.01.14
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♪ 健康のために座って動かざる麻雀する人「歩」を思いあれ精進湖からの富士山。湖面に薄っすら氷が張っている。 コンビニで切手を買おうとしたらクレジットカードでは支払いができないと言われた。店員は「非課税のものはカードでの支払いはできないんですよ」という。そんなことはじめて聞いた。 本来、切手や、切手が印刷されたはがきは金券類にあたるため、現金でしか買うことができない、ということらしい。 商品券、ギフト券、旅行券のほかテレホンカードなどのいわゆるプリペイドカードの譲渡は、物品切手等の譲渡として非課税とされている。ならば当然カード払いはできないことになる。 高齢者でもあり、カード払いが嫌いでずっと現金払いをしていたので、こういうことに出会ったのが初めてなのです。家から近いコンビニで、いつもクレジットかプリペイドカード、あるいはスマホ決済するので現金を持って行かない。それでこの日は手ぶらで帰ることになった。 去年限りで年賀状は出さないことにして告知したつもりだったが、それでも何枚もの年賀状が届く。届いた以上出さないのは失礼になる。郵便局で念のために買ったものでは足りず、コンビニで絵柄印刷済のものを買いに行ったら1枚191円もしてビックリ。独自の印刷がしてあるため商品扱いとなって、普通にカードで買えたわけだ。 無地のものを買えばよかった。 それから三が日が過ぎても来るのがある。しょうがないので寒中見舞いを出すことに。今回は手持ちの紙に印刷し、切手を貼ろうと思って買いに行き現金でしか買えないことを知ったわけだ。 同級生でパソコンが出来ない人もいるし、未だにスマホも持たないやつもいる。50の手習いでPCを使い始め、HTML言語を使って手作りでHPを立ち上げた私は、けっこう異端児だと自負していたが、やっぱり時代からだいぶ遅れている。 取り残されてはいないので、なんとか後追いが出来ているというところだろう。 昨日は、インフルエンザで長男一家がこれなかった正月の仕切り直し。手巻き寿司で楽しく盛り上がろうと思っていたが、嫁さんも息子もまだ体調は完全ではないようで、食欲があまり無く少し残ってしまった。 仕事帰りの嫁さんは疲れていて、早めに帰ってゆっくり休むつもりでいた。 しかし、せっかく麻雀の台が綺麗になったのでと、孫がせっせと準備し、9時までと時間を決めて始めることに。点数なしで始めて見ればやっぱり面白い。嫁さんの助言を受けながらの孫も、だいぶ麻雀というものが分かって来た。 途中から独りでやると宣言し、リーチを掛けて上がることも出来た。計2度上がったのも嬉しかったようで、自信になっただろう。4月から5年生になる孫は、どんどん青年に近づいているようで頼もしい。来年はもう一端の麻雀を打つ気分で挑んで来るんじゃないかな。 結局、半チャン一回やって予定を1時間もオーバーして終了。 今、小学生の間で麻雀が流行っているんだとか。少女漫画雑誌『なかよし』に女子高生がマージャンを楽しむ『ぽんのみち』が連載されたりしているらしい。 また、「賭けない 飲まない 吸わない 健康マージャン」をポリシーに活動している日本健康麻将協会では「子ども健康麻将教室」を開催したりしている。 健康麻雀もあちこちで行われているし、今や健全な頭脳ゲームとして認知されているようだ。次男夫婦も正月来た時に嫁さんに熱心に教えていて、暇が出来たら麻雀しに来たいと言っていた。「麻雀の風」が吹いているようだ。面白くなりそうだ。 麻雀の語源は、麻雀の前身である馬吊(マーチャオ)という遊戯の転語で、馬吊の別名を馬将(マーチャン)とよんでいるところから転訛(てんか)し、マージャンと発音するようになったとされている。 「麻雀」という字を用いるのは、麻雀牌をかき混ぜる音が、竹林の中で雀(すずめ)がさえずる鳴き声に似ていることからきたといわれる。
2025.01.13
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♪ ドナルドってアヒルでしょうか?「アメリカはレイムダック」と噂を流す 地球はある秩序を持って成り立っている。すべての地球構成物、すべての生物が、長い年月ととてつもなく深遠な作用によって究極のバランスを保っている。 間もなく大統領になるドナルド・ジョン・トランプ。毒舌と法螺と民主主義破壊の言動が止まらない。世界の最も強い権力者がこんな状態で、今後の人間界はどうなっていくのか。 そうでなくとも極右勢力が台頭・拡大している中で、右へ倣いの政権が自国主義を唱えて、他国や相手国を蔑ろにすることを当然のごとく、平然とやるようになるだろう。 1日にニューオリンズの繁華街にトラックが突っ込み、14人の死者を出した事件。トランプは「外から来る犯罪者は、国内にいる犯罪者に比べてはるかにあくどい。そういう発言をするといつも民主党とフェイク・メディアに反論されてきたが、真実であることが分かった」とSNSに投稿。「不法移民は犯罪者。国境警備を強化し、アメリカを安全な国にする」という主張に凶悪事件を結び付けての言説。この事件はバイデンの「国境開放政策のせいだ」とも付け加えている。 しかし、事実は "容疑者は米国生まれの元陸軍兵” だった。どんな事件でも自分の都合のいい方へ事実を捻じ曲げて結びつける。選挙中もそうだったが、当選した後でもこのざまだ。まさしく国民を欺く狷介なる犯罪者の姿そのものだ。 自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」のフォロワーは845万人いて、ここで流される情報を真実だと思い込んで、拡散させている。 嘘が堂々と拡散され真実が葬られ、メディアに期待されている役割が機能しなくなっている。受け手が満足できなくなっていて「ニュース離れ」が進んでいるという。トランプからの誤情報、偽情報、陰謀論、他者への攻撃が四六時中ニュースとして伝えられていることで、受け手は不安を煽られて疲弊している。 そうした中で、メタ(フェイスブック)もX(ツイッター)に倣ってファクトチェックを止めたというニュース。これにも唖然としてしまった。もうトランプの言うこと、SNSで発進したことを誰も止められない。ますます図に乗って言いたい放題やりたい放題になるだろう。 その取り巻き連中、信奉者たちも同じ行動をとるようになる。イ―ロン・マスクをはじめGAFAM〈Google、Apple、Facebook(現Meta)、Amazon、Microsoft〉もこぞってトランプの意向に合った運営を推し勧めることになる。資本家の究極は保守なのだから、必然的に権力者に合わせるしかない。もうどうしようもない。 トランプのお気に入り下院議員・マジョリー・テーラー・グリーンは「カリフォルニアの森林火災は、宇宙からのレーザービームで起きた」などと陰謀論を唱える有様。トランプは地球温暖化を信じようとはせず、自国の石油・石炭を「掘れ!掘れ!」と息巻いているのに調子を合わせている。トランプは「バイデンが消火できなかったせいで被害が拡大した」と避難している。 こんなことがあらゆるシーンで見られるようになるのだろう。 トランプ信奉者はトランプがすべて正しいと思ている。アメリカ人の半数は新聞もニュースも見ず盲目的に信じているのだから、これはもうオカルトの世界。トランプ教信者たちは、自分たちの喜ぶ政策をしてくれると信じ切っている。 だがしかし、本当にそうなるだろうか。関税を引き上げれば物価が上がる。ますます貧富の差が大きくなるに決まっている。中国からの輸入が滞れば困るのはアメリカも同じこと。諸外国とうまく調整していくことで物資や諸々の流通が上手くいく。それができなければ産業は衰えるし、当面は上がっていっていたドルの価値もやがて下がってしまうだろ。 BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)も拡大して、今はエジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦が加盟し10ヵ国体制となっている。 トランプは、WTO(世界貿易機関)から脱退すると言うし、関税を下げて流通をうまくしていこうというEPA(経済連携協定)も無視だ。そんなことではアメリカが孤立していくばかりだろう。 イスラエルを支持支援(イバンカの夫がユダヤ人)し、ICC(国際刑事裁判所)がプーチンに逮捕状を出したがトランプは組織そのものを解体させると息巻いていて、ロシアとウクライナ戦争を簡単に止めさせることなど不可能なのに、大ぶろしきに鼻の穴を広げている。 言い放った一切合切を任期4年の間にやれるわけもなく、中途半端に引っ掻き回して却って酷いことにもなりかねない。 日本への影響も大きいので予断は許されない。石破総理にそれを受けて立つ自覚と気構えがあるのか、甚だ心許ない。こちらも任期満了出来ることだけを必死でやっていくだけだろう。 アメリカが再び金利を上げざるを得なくなればますます金利の差が開き、ドル高円安になってしまう。その一点だけでも大変なことだ。 今後の4年間が長く感じるか短く感じるか。我々老人は良いが、若い人たちが幸せになるような国にならないと、本当に「日本沈没」しかねない。旧態依然の縦割り行政を何時まで経ってもやっている様ではどうしようもない。 がん細胞に犯されてあちこちに悪い症状が出て、その部分を対処療法で抑え込もうとしている今の郵便局を見ていると、まるで日本の縮図そのもの。悲しくなってくる。
2025.01.12
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♪ 風の子が悪しき風邪ひき治癒なれば風吹く中を嬉々とし走る 今年のキムチ漬けは今までのやり方とは少し違ったものになった。白菜にボリュームが無いし、魚醤も切らしていた。ヤンニョム(合わせ調味料)の内容に不満がある。まあ必要なものは入っているのでそこそこのものになるとは思うが・・。青くてい硬い外側の葉も入れてやった。食べる時に細かく刻んで手を加えればなんとかなるだろう。ダシは、いりこ2袋、昆布1切れでしっかり取ってある。甘酒やアンチョビなどを入れる人もいるようだ。 干しシイタケをおろし金で擦って入れてやればよかったと、後になって気づく。まあ、食べる時に振りかけるのもいいだろう。いろいろ工夫してその都度、味変してみるのもいい。 3週間ほど寝かせて、少し酸味が出てきてから食べるのが私流の食べ方だ。 きのうは孫が来る日で、組み立てたミニ四駆を持っていたので勤文の駐車場で走らせて遊ぶ。サーキットがどこにあるのか分からず、取りあえず試しに走らせてみることに。 舗装されていても決して平らじゃない。けっこう凸凹しているので、突然方向が変わりとんでもない方向へ走り出す。そのトリッキーな動きが何とも面白い。 コースでスピードを競うのが本来の遊び方だが、こっちの方がよっぽど面白い。 右へ左へ、あっちかと思えばUターン。側溝に落ちたり車道の方へ行って慌てたり・・。走りまわって良い運動になった。インフルエンザに短期間に2度も罹り、散々だった孫。今は元気に走り回っている。 じーじは寒くなって来たので終了とした。ミニ四駆は我が家に置いていくことに。 調べてみると常滑市にミニ四駆を走らせる場所があるようだ。(2023年Twitterの書き込み) 【愛知】【常滑市 青海市民センター】知多市児童センターと青海市民センターにて、不定期に午前制作体験、午後フリー走行会を開催しているなごネットミニ四駆走行会です。子供まつり等地域イベントにもコースを設置しています。【愛知】【NTP名古屋トヨペット常滑店】まちイチ活動ミニ四駆、不定期で金曜日16時~18時にミニ四駆コースを設置、ミニ四駆制作体験&走行会を開始します。夏休み等には13時~18時で開催。【愛知】【四駆堂】(みよし市)2021年4月にオープンした四駆堂と申します。初心者から上級者まで楽しめるお店を目指して頑張っております!お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください!!
2025.01.11
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♪ ロス近く山火事禍あり北陸に大雪禍ある地球シンドローム 今朝は知多地方も初雪となった。北西の風に乗って雪雲が流れ込んできたためだ。 9軒目の家の建て方工事が昨日から始まっている。今朝は雪の中作業が始まった。昨日も寒く、交通警備のおばさんが駆け足をして体を温めていたのが目についた。おっさんはこんなことはしない。 昼前には雪は止んで晴れて来るようだが、とにかく手が冷たい。今日はこれからキムチの本漬けをする予定でいる。水が冷たいのでちょっと覚悟がいりそうだ。 昨日は午後にウォーキングに出た。気温は7度ほどで西寄りの風が冷たかったが、それほど寒くは感じなかった。BVDの裏起毛の長袖アンダーシャツがとても暖かく、寒い時はこれを着ていれば平気でいられる。 岡田散策路経由、佐布里の知多浄水場横でブル―ベリー栽培している畑へ立ち寄り、佐布里池へ。往復10キロちょっとの冬の逍遥。北風に向かって歩くのは、心がリフレッシュする感じで案外気持ちがいい。 家の前まで来て、最後の新築の家(一条工務店)の立て方工事がちょうど仕事を終わる時刻だった。作業員に「あっちの外壁と同じみたいだね。」と声を掛けると「ガイヘキ ハ オナジ」と片言の日本語が返って来た。建築業界は人手不足で、かなり外国人を使用しているようだ。 止みかけた雪が再び激しくなってきた。 やって来た山雀がエサ台から離れようとしない。雪がかぶってしまい、好みのヒマワリの種が食べられないようだ。午後になれば解消されるだろう。 薄日が差してきそうなので昼前には止むだろう。今日中に棟上げ(2×4なのでこうは呼ばない)的な作業は終わることになっている。 さあ、これからキムチ漬けをしなければならない。
2025.01.10
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♪ 水温の高い海越えシベリアの寒気ゆるぎて気狂いの雪 昨年の異常気象の影響で昨年来の野菜の出来が非常に悪く、軒並み高騰している。昨年の2倍の値段はざらで手に入らないものさえある。白菜の出来も酷いもので、暮にキムチを漬けそこなった。遅まきながらキムチ漬けをやろうと思って、無理して買ってきてもらった。 外から見たところは悪くなさそうだが、持ってみるとやけに軽い。案の定、切ってみればスカスカで葉が縮こまっていて、すき間だらけ。重さを測ってみるまでもない。中は白菜の体を成していない。 四つ切りにして天日干し。天気が悪いので1日半干した。それを計ってみると2株で2,380gしかない。良い時の株の半分ほどしかなかった。夜、電灯の明かりで撮ったので色が悪い。 下漬け(塩漬け)するにも小さくてやりがいがない。本漬けでは入れる野菜の量も少なくなるし、キムチの量も少ないわけだから、今年は知人へのお裾分けは出来そうにない。 昨日、短歌の例会があった図書館へ行くと、先回と同じ人から「レモンは好きでしたっけ? いかがですか」と、再び声がかかった。「好きですよ、いいんですか。」 沢山できて困っていたらしい。無農薬でもあるし頂くことにした。5-6個のことかと思ったら、大きなビニール袋1杯分をそっくり渡された。おお~!と驚く重量だ。 歩いて帰るつもりだったが、こんな重いものを持って3㎞も歩くのは辛い。「あいあいバス」で帰ることになり、少ない便に乗るために一足先に帰って来た。 近所や知人にお裾分けするため、何個あるのか数えてみると、大小合わせて30個。重さは3.7㎏もあった。カミさんは今日がちょうど卓球の練習日。仲間にあげようと持っていくことに。 一個タテに四つ切りしてみた。皮が厚いものの新鮮なしっかりした実が輝いている。齧るとかなり酸っぱい。梅干しだって塩っぱくて酸っぱいのが好きな私には、これが本当の檸檬というところ。 皮が固いのでタテ切りでは具合が悪い。料理に絞り掛ける場合でも、ヨコに半輪りにして、四等分するとしっかり絞ることができる。
2025.01.09
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♪ ドラえもんがポッケの中から取り出したどこでも電気起こせるシート「ペロブスカイト太陽電池」 いよいよ量産へ向けて動き出した。「積水化学工業」は、大阪・堺市のシャープの本社工場の建物などを取得し、次世代の太陽電池と呼ばれる「ペロブスカイト太陽電池」の工場を建設することを決めた。朝日新聞(拡大) ペロブスカイト太陽電池は、これまでの太陽光パネルと比べて、薄くて軽く、折り曲げられるのが特徴。ビルの壁面や柱などに設置することができることから、「次世代の太陽電池」として導入拡大が期待されている。 来年(2025年)1月に製造や販売などを行う新会社を立ち上げたうえで、2027年には100メガワット程度の生産能力を持つ工場を稼働させたいとしている。 さらに会社では、2030年までに原発1基分に相当する1ギガワット程度まで生産能力を拡大するとしていて、投資額はあわせて3145億円で、その半分は国が補助するということです。 太陽電池は、大きくシリコン系太陽電池、化合物系(CIGS)太陽電池、有機系(有機薄膜)太陽電池に分けられ、ペロブスカイト太陽電池は有機と無機のハイブリッド型太陽電池に位置付けられる。それぞれの特徴の比較は次のとおり。出典:国立研究開発法人産業技術総合研究所「ペロブスカイト太陽電池の研究開発動向」 現状、変換効率やコスト面でシリコン系太陽電池が優れており、太陽電池分野の95%のシェアを占めている。 有機と無機のハイブリッドであるペロブスカイト太陽電池は、有機系太陽電池が持つ軽量性やフレキシブル性を備えつつ、近年の研究・開発により変換効率が飛躍的に向上している。拡大 コスト面や耐久性の面でも研究が進んでおり、シリコン系太陽電池に代わる次世代の太陽電池として期待されている。 ペロブスカイト太陽電池は、日本だけでなく海外でも研究・開発が進められている。 ◆日本:積水化学工業株式会社、株式会社カネカ、株式会社アイシン、株式会社エネコートテクノロジーズ ◆ポーランド:スーパーやコンビニの商品に使用される電子タグへの応用 ◆イギリス:既存のシリコン系太陽電池とペロブスカイト太陽電池を積層した「タンデム型」の太陽電池を開発、2023年には、28.6%の高い変換効率を実現している。 ◆中国:2020年にはセルサイズで21%の変換効率を実現し、2023年7月には生産ライン構築に関する調印。(出典:経済産業省 資源エネルギー庁「再生可能エネルギーに関する次世代技術について」) 今回、2025年の2月、9月、11月に東京ビッグサイトで行われる「PV EXPO(太陽光発電展)」への案内を兼ねた記事より引用しました。 ペロブスカイト太陽電池の主な材料であるヨウ素は、日本が世界第2位のシェアを占めていて、サプライチェーンを海外に依存せずに確保できる。経済安全保障の観点からもメリットがあるという。 日本の得意分野でもあるだろうから、是非頑張ってもらいたい。 加藤社長は、2027年には100メガワット程度の生産能力を持つ工場を稼働させたいとしていて、「イノベーションで社会課題を解決してきたというのが会社のDNAとしてある。国のエネルギー政策と地球温暖化の課題の解決に強くコミットしたい」と述べ、量産に意欲を示している。 "空に太陽がある限り”(どこかで聞いたような)どんな場所でも電気が起こせる優れもの。脱CO2、温暖化阻止が猶予のないところまで来ている今、世界で飛躍的に発展するのは間違いないでしょう。 地球に負荷を掛けない、「ドラえもん」がポケットから出したような、夢のようなイメージさえある。壁紙を張り替えるように、簡単にメンテナンスが出来るようになるだろう。環境破壊や国土保全にも役立つ。 それにしてもこの「ペロブスカイト」という言葉の何と舌に乗りやすい名前だこと。繰り返し言ってみても一音として滞ることなくスルスルーっと流れ出ていき、全く引っ掛からない。 母音が「e、o、u、u、a、i、o」で7音すべてが「あいうえお」で出来ている。名前の由来は、もともと「ペロブスカイト」は、灰チタン石とも呼ばれる鉱物の名前で、その名は発見者のロシアの鉱物学者ペロフスキーさんに由来しているんだとか。ペロフスキーは言いにくい。 「あいうえお」のように口全体をまんべんなく動かすと発言しやすいが、ペロフスキーは、「フスキー」のところで口を尖らせたまま発音するためだ。 「ペロブス」と巻き舌のように口先を使い、「カイ」で唇を横に広げ「ト」で閉じて終わる。これが心地いい理由のようだ。黒川志保子さんならもっと明確に説明してくれるだろう。
2025.01.08
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♪ 野の鳥が保護猫のごと餌(え)を食むを眺め楽しむエゴならざらん 寒の入りで寒さも本格的になり、野鳥のエサ台もにぎやかになって来た。 鵯が来ているのを初めて確認。ミカンの皮が齧られていたので予想はしていたが、やっぱりだ。 大食いの鵯がミカンを食べてしまうので目白の分が無くなってしまう。1個では足りなくなった。雌の尉鶲 右は、屋根から電線に移動し、それからエサ台へ乗った雉鳩。2羽いる。 四十雀や山雀に加えて、雉鳩2羽もエサ台に乗るようになった。最初は下に落ちたおこぼれを食べていたのだが・・。目白と山雀、そして雉鳩のスリーショット。 初めての光景だ。こんなでっかい鳥が小さなエサ台に乗ってるなんて。未だかつて無かったことで、まったくの想定外。こんな住宅の建て込んでいる場所なのに、どうして知ったのだろう?粟とか稗の小さな粒を一心に啄んでいる。 番(つがい)で来ているようだが、1羽が餌を独占している。大きいので同時に2羽は乗れない。いつまで経っても場所を譲る気配がない。亭主関白? 二階から見ていたこっちが気をもんだ。ひとこと言ってやろうと階下へ。逃げようともしない。 玄関の戸を開けて至近距離まで近づいてもまったく怖がらない。身体が大きいだけあって鷹揚で、人を警戒する素振りもない。「独り占めはダメだぞー。」理解したのか、食い足りたのか。近くのメダカの甕のところへ移動していった。 時間をかけて水を飲んでいる。安心しきっている。この家には猫がいることを知らないのだろうか。2年前のアランがならただじゃすまないところだ。 餌台に5種類の野鳥が来るようになったは今年がはじめて。周囲の環境が悪化しているのだろうか。しかし、こんな環境なのに色んな鳥がやって来るなんて、楽しいじゃありませんか。 今朝はもう食べ放題のフルコース。時間無制限の無料のバイキング、あるいはビュッフェ。 無くなればお代わりも・・というわけにはいかない。やり過ぎは良くない。が、ミカンだけは午後にもう一度のせてやる。 早々に山雀がきて、ヒマワリの種を咥えては何度も往復してる。
2025.01.07
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♪ 聴覚を失くせし人の闇を思う視覚より長ける情報の量 この世から闇が消えて久しい。闇というものを知らない、体験したことのない人がほとんどでしょう。この75歳の私でさえめったに体験できずに生きてきました。 若い時(1970年)に日本中を旅している時、島根県の片田舎でバスから降りたら、真っ暗闇で途方に暮れたことが有ります。闇夜で、街灯はもちろん民家もなく光と言うものが一切ない空間。 手も足も無ければ一切が無の状態で、自分の存在すら確認できない。触ってみて確認するという有様。しばらく一歩も踏み出せなかった。 行き当たりばったりの放浪の旅で、この日はユースホステルに泊まる予定だった。それが、無計画さが災いして到着がかなり遅くなってしまいました。4月中旬の午後8時過ぎだったと思います。舗装などしてない砂利道に一人立って、どっちへ行けばいいのかわからない。地図も見えず、携帯電話などとうぜん無い。 それでも暗闇に目が慣れてくると、何かの気配とか物の存在がおぼろげながら分かるようになってくる。明るいところから暗いところへ行って目が慣れることを「暗順応」と言いますが、反対の「明順応」よりも時間がかかります。明るいバスの車内から真っ暗な外に出て、「暗順応」に時間がかかったということもあるでしょう。 遠くに小さな明りがあるのをかろうじて見つけました。民家なら泊めてもらうか、何か夜を過ごす方法をたずねてみよう。一縷の望みを抱いて一歩一歩探るように歩いて行く。近づくと、どうやら学校らしい。その一角の小部屋に明かりが点いている。宿直室らしい。しかし誰もいません。 他に行く当てもないので、「今夜はここで泊まる」と勝手に決めて上がり込んだ。部屋の真ん中に一升瓶があり、空の湯飲み茶わんが2個が対面していた。二人で飲んでいてそのまま席を外しているという感じでした。 ヒッチハイクなどもしていて疲れているし、腹も減っていました。ストーブが付いてはいましたが島根県の4月の夜はけっこう寒い。持参の寝袋に入って待つことにしました。9時を回った頃でしょうか、当直の先生らしき人が戻って来て「誰だ、お前は!」と、大きな声で起こされました。 こっちは疲れていて説明するのも億劫で、一升瓶の下に書置きをしてあったので、「それを読んでください」と。後から思えば、横柄な失礼も甚だしい態度でした。 事情は分かって頂き、今さら出て行けとも言えないでしょう。泊まることを許してくれました。 こんなことを書き始めたのは芥川喜好のエッセイに「想像力はぐくむ闇」というのがあり、善光寺の「戒壇めぐり」の話がありました。本尊の真下にあたる回廊を歩き、「極楽の錠前」を探りてて本尊と結縁するというもの。その回廊の真っ暗闇について書かれています。私が島根で体験したのと同じようなことが書かれていました。 そして、今の街の明るさを嘆き、西欧の意思の文化のなかにある「ものの考え方の基盤が安定している」特質を紹介し、谷崎潤一郎「陰影礼賛」について述べています。西欧文明の暗さの部分を理解することなく、日本の文明開化は出発した。文明とは明るいものだと思い込んでしまったと。 谷崎は「 "西洋人は陰影の謎を解しない” と考えるが、むしろそれは日本人の方だ」との論旨に感動しています。 「暗さは人にじっくりとものを考えさせる」「光の行き渡りすぎた現代の夜は、人に動き回ることばかり強いて、じっくり考える能力を喪失させてしまった」建築・環境工学の乾正雄。 「闇は想像力の源泉であり、感覚をとぎすます道場である。闇のなかで、目は必死に見ようとし、耳は聴こうとし、気配を、方向をとらえようとして、全感覚が開く。人間の落ち着き、思慮深さ、謙虚さというものも、明るさよりも暗さとのつきあいを通して生まれてくるものに相違ない」と結んでいます。 子どもの頃にはまだ「闇」は有ったと思います。戦後が遠のき、経済が発展するにつれ明るいことに憧れていたことが現実になっていきました。白熱電球が蛍光灯に変わったあたりから急速に世界が明るくなっていったように思います。それは喜びであり、明るくなることと豊かになっていくこととは同義語でした。 天井の真ん中に電灯をつけ、部屋の隅々まで照らすという照明方法は日本文化の特徴でしょう。石の文化と違って紙の文化である日本は、光が壁に反射することなく襖や障子に吸収されてしまう。壁の部分も少なく、仕切りを取っ払うこともあって、部屋の真ん中に電灯を灯す必要が有ったのでしょう。 私もブランケットを取り付けたことが有りますが、あまりその効果が発揮されず、いつしか取り外してしまっています。 今の社会は、不必要なほどに照らされ、不自然な明るさに慣らされているようです。夜を無くすることが人類の夢だった時代はとうに過ぎ、それらによって失われてきたものを取り戻す時が来ていると思います。私は桜の花や紅葉のライトアップなど嫌いですし、美しとも思いません。コンビナートの暗い汚いイメージを払拭するためのライトアップも、あそこまでする必要はないと思っています。 電気に対する依存度がますます高まっていくばかりです。保安、安全のための最低限の明りは必要ですが、過剰に照らす必要はないでしょう。 世の中が明るくなっていることで暗い部分を見えなくしている。負の部分を消すために明かりが使われ、その暗がりに阻害されて喘いでいる人々の心を、却って暗くしているように思えてなりません。 夜間の余剰電力をもっと上手に活用できないものでしょうか。発想の転換が必要なようです。 「闇」に関しては以前、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」について書いたことが有ります。この活動は現在も「対話の森」という発展形となって続けられているようです。
2025.01.06
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♪ 漆黒の闇を失い有明の月さえ知らず黄昏てゆく忍野八海池本 冬の空は美しい。昨日の夕方少し前、4時すぎにウォ-キングに出た。北風の吹く中で近所の親子がなまった身体を動かすためか、勤文の駐車場を自転車で往復運動。ちょうど休憩タイムだった。 「寒さにもめげずにがんばってるね~!」と子供に声を掛けた。7歳の長男が「8往復した。」もう一人の子も「暑ーい!」と言っているのとは対照的に、親の方は身体を縮込めながら「寒いわ~」 距離が100mほどあるので往復8回で、1600mほど走ったわけだ。見守っている親は北風の吹きっ晒しの中でなかなか大変。でもこの一家はインフルの菌なんていり付かないだろう。日は西に傾きかけている。秋葉神社から東を望む。 三日月と金星が接近するとの情報があり、期待していたがどうってことも無かった。土星も並んで見えるという事だったが・・。 家に着く前に夜の帳が落りて、あたりはもう夜。しかし、街灯があちこちにあるし街明かりも多く、星の輝きがよく見えない。家に着くころいなってようやく土星が姿を表した。 しかしそれも金星のマイナス4.4等級~マイナス4.6等級なのに比べて、土星は1.2等~1.3等と4分の1しかない。ほんの僅か見えるだけだ。空全体を見ると他の星の方が明るいくらい。 火星が、13日(月)から14日(火)にかけて月に接近する。14日がちょうど満月。ウェザーニュース しかし、深夜から明け方にかけてのこと。月は(6時半から7時ごろには沈んでしまう)、6時ごろならまだ十分見られるので冬の朝の空を眺めてみるのもいいかも。☆昇る時刻(東京) 13日(月) ー 火星 16:49、月 15:52 14日(火) ー 火星 16:43、月 17:00こよみのページ 朝の月ってなかなかいいものです。 ◆朝ぼらけ有明の月と見るまでに吉野の里に降れる白雪(坂上是則・百人一首) 月と雪が同化している。 ◆君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のことくふれ(北原白秋) この歌が「雪」ではなくて「有明の月」だったらどうでしょう。不倫の相手との朝の別れに降る雪と、有明の月が出ている情景ではまったく意味合いが違ってきます。 岡井隆だったら後者の方の歌を詠むんだろうな。
2025.01.05
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♪ 真青なる正月の空ひろがりて後世(ごせ)後世(こうせい)の光(かげ)のきらめき 昨日3日に名古屋でも初雪を観測。昨年の冬より2週間以上も遅かった。 全国的に今日は晴れても気温はあまり上がらず、最高気温が10℃に届かない所が多い。名古屋の予想最高気温は9℃で、最も寒い時期の寒さが予想されている。 昨日、我が家にやって来た次男夫婦が寒い寒いと言っていたので寒かったのだろう。しかし、体感的な耐寒力が違うのか、わが爺婆夫婦はそんなに寒いとは思わなかった。 こうしたデータを見ると確かに寒かったようだ。着ているものが違うせいかもしれないが、ずいぶん違うのに驚く。 今期初めて石油ストーブを点けた。☆ 7日(火)には低気圧は東に離れ、西高東低の冬型の気圧配置となる。そのため日本海側を中心に雲が多く、東北や北陸を中心に雨や雪が降る。太平洋側は日差しが届くところが多い予想。ただ、関東は明け方まで雨が残る可能性がある。 中国地方は7日(火)から上空に強い寒気が流れ込み、8日(水)から瀬戸内側も雪に。寒気が居座り中国山地は大雪になる。10日(金)にかけて居座る見込みらしく、山地を中心に大雪となり、瀬戸内側でも西部を中心に雪が降る予想。 厳しい寒さと凍結に要注意。☆ 明日が寒の入りで、小寒を経て大寒あたりが一年で最も寒い季節。大寒の間に春の兆しが芽生え始める。立春を迎えるまでの間は、さしずめ一向聴で自摸をつづける聴牌待ちの気分のようで、何とワクワクすることか。語彙力.comより 息子の家の石亀(カメキチ)は、水中で冬眠している。日本にいる亀は陸上に這いあがって来て、土手や畑の葉っぱなどの下に潜って冬眠するものとばかり思っていた。 毎年、この浅い甕の中で冬眠しているらしい。壺庭の中に置いてあるし、氷点下になることも少なく凍ることはないようだ。もう5~6年になる。確認すると2019年6月12日のブログに、拾ってきたことが書いてあった。裏の通路を歩いていたのを持ち帰ったもので、5年半になる。 ついつい忘れがちになって大して手を掛けていないようだが、今でも元気に生きてくれている。柴犬に猫2匹がいて、坪庭には亀が優雅に生きながらえていく。 この坪庭に野良猫が3匹の子猫を持ち込んだことが有った。さすがにガラス越しに観られていることに気づいて、また咥えてどこかに行ってしまった。 雨は降り込むが日は当たらず風もないこの環境が、いいのか悪いのかよく分からない。
2025.01.04
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♪ 年賀状の廃止しを去年(こぞ)の歌に詠み巡りて巳年の年賀が届く河口湖大石の高台より エサ台に小粒ヒマワリの種を置くようにしたら真っ先に無くなっている。四十雀がそんなに食べるとも思えない。山雀や尉鶲が食べているのだろうか。じっくり観察している暇がないのでその実態が分からない。 今朝、8時に起きて餌をやりに行くとフェンスにキジバトが乗っていた。来ている事は知っていたが、餌台に乗るを見たことがない。よもやキジバトが食べているんじゃないだろうなあ。昨日はミカンの皮まで齧ってあった。鵯がよくやることだが、もしかして・・。 体が大きいのでそりゃあ食べる量も多いだろう。こんなのが番で来られたら堪たもんじゃない。「ヒヨドリ、キジバトはお断りします」という看板を立てたいくらいだ。たくさん乗せたヒマワリの種が一つも残っていない。 他の野鳥と分け合って食べてほしいものだが、時間帯もバラバラで早いもん勝ちではねぇ、どうしようもないし・・。小粒ヒマワリの種大型インコ、中型インコ、オウム、うさぎ、ウサギ、ハムスター、モルモット、リス 等が好んでよく食べる。タンパク質、炭水化物、脂肪分が多い。 ヒマワリの種は外側の皮を取り去って中身を食べるはずのもの。四十雀のように山雀も尉鶲も食べている仕草を想像してほくそえんでいたのだが・・。 今日は家族揃って手巻き寿司の予定だったが、長男一家が嫁さんの実家の高山へ行って発熱。家族4人揃ってインフルに罹ったらしい。医者が休みだが、幸いにも嫁さんの兄弟が薬剤師なのでインフル用の薬が手に入り、息子夫婦の方は何とか熱も下がったらしい。 しかし、孫が家に戻って来ても高熱が下がらず吐き気が有り、嘔吐を繰り返して苦しんでいるらしい。 今日、救急医に診てもらおうとあちこちに電話をしてみて、通じなかったり子どもはダメだと断られたり。どこも満員で大変らしい。仕方がないので、直接連れて行って何とかしてもらうことに。 脱水症状が出るのが怖いので、せめて点滴だけでもしてもらわないと・・。 27日のブログに書いた通りの事態が起こっている。トリプルデミックでなくとも、インフルエンザが大流行していることは間違いない。全国の病院はどこもてんやわんやで大変なことになっているのだろう。 去年は元旦に能登で大地震。3日には羽田で航空機事故。 今年はインフルエンザの大流行。 家族麻雀はお預けだ。せっかくきれいにリメイクしたのに、出番がない。 次男夫婦は来るので4人揃う。「じゃあ、折角だからやろうか」という事になるかも知れない。嫁さんは出来ないので、これを機に覚えようかと・・。 今はちょっとした麻雀ブームらしい。
2025.01.03
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♪ ミクロからマクロへ向かう量子物理魅と魔のあわいに浮きて漂ういい正月を迎えられました。 「大きな視野で小さなことをする」 内田也哉子のしていることに対して谷川俊太郎が言った言葉。大きな視野を持ってコツコツと小さなことを積み上げていく。いい言葉だと思う。共鳴の鐘がリンと鳴って心にストンと落ちた。 空は世界中と繋がっている。海だってすべてが繋がっている。ありとあらゆるものがその大きな世界を行き来し呼吸し、相互に作用しあってバランスを保っている。 その地球の片隅で生物として生きている人間。「欲」という不思議なもので出来ている。地球にとってもっとも不都合な存在である私に出来ることは何なのか。 「配慮する」という心がけと、「足るを知る」という自覚に集約されるのではないだろうか。 遠望と展望が欠落している日本の政治。承認欲求と自己保身ばかり。目先の経済と競争、哲学も本当に重要なのはそんなところには無い。 上から見下ろしている内は地上に蠢く小動物も昆虫も、ひいては重要な微生物も目に入らない。足元を見つめ目を皿にしてこそ、その最も重要なものが見えてくる。小さくて貴重で掛け替えのないものが。
2025.01.02
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2025.01.01
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