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アキラちゃんの芝居「粉」を見に中野あくとれへ。当日券で入場。満席。あくとれみたいな小さい小屋でやるのはもったいないんじゃないかな、ってくらい満席。同じく今回客演してくれる横田さんや、照明をお願いしているDEADの皆様、劇団員の久水君や小田嶋君とかも来ていた。初日とは思えない完成度。おもろかった。前半はコレって会話劇?って感じもしたけど退屈はしなかった。基本的にアキラちゃんのセンスは好きなので。そのあと新宿で久々に会う友人と一杯だけ飲む。2月頭までは忙しかったのでその付き合いの悪さを取り返すべく人と交流している気がする。人と人。大事よね。生きてくうえでさ。そんな暇があるなら台本を書け、と劇団員は思っているだろうが。
2004.02.27
新宿で美術の笹川さんと遅い昼食取りながら打ち合わせ。笹川さんは岩根くんが免許の合宿で知り合った美大の方、というかなりでたらめなつながり。基本的に初対面の対応苦手なんだけど、笹川さんの温かい目に救われたね。舞台美術の話自体が意外と早く終わってしまって、なんかしゃべって間をつながなきゃとか焦って初対面の女性に「いやあ、どっかに素敵な人いませんかねえ」と人生相談だか恋愛相談だかを持ちかけてきた男にっすよ、コーンポタージュくらい温かい目を向けるなんてそうそうできることじゃございませんて。その後中野に今回客演してくれる葛木アキラちゃんの舞台を見に行くもやってなかった。一日間違えていたらしい。たまたま表に出ていた出演者の柴っちに「あんたなんでここにいんの」的な目で見られる。恥ずい。浅野さんが客演してる舞台の方は今日が初日だったことを思い出し、そっちへ。しかし道に迷う。なんか「団地の森」みたいなとこに迷い込み、そこいらじゅう走り回ったあげく駅からほとんど進んでないことに気づく。気がつくと開演時間。途中から見るのもどうかと思い、別の日に行くことにする。帰りの電車内、今日という一日を思い返す。人としてどうなんだろう。いい加減大人になれよ。なれねーんだなこれが。
2004.02.26
真昼間から新宿で友達とお茶。お互い話すネタが豊富な訳ではないけど別に沈黙が苦にならない関係というのは嬉しい。基本的にボクは人とちゃんと向き合って話すことが苦手なので。夕方、彼と別れて軽く打ち合わせ。そして再び喫茶店に入り台本のネタ作り。地元のスタバでチャイ・ティー・ラテを頼み、コンビニで買った安物のサンドイッチを持ち込んで台本を書くのが最近の日課。(スタバのスコーンとかいう販売品は高くてボソつく)ウエイトレスさんに見られぬようにノートの下に隠したトマトサンドをかじるのはなかなかスリルがある。肝心の台本はと言うとページ数が増えては減ってとなかなか進まない感じ。いつもとは色がかなり違うので、物語が勝手に頭の中で細胞分裂を起こしまとまらなくなってきてる。このままでは某宮崎さんバリの天空の城とかでっかい灰色の化け物とか出してしまいそうで怖い。ところで間食が増えたためか、腕などに見覚えのない肉が現れはじめた。それがすごく嫌なせいか、寝ている時にその肉にかじりついていることが多い。気温がまだ低くてよかった。長袖の洋服達が歯形の残った青アザを見事に隠してくれる。たいした努力もなく隠し切れてしまう現実とか、このアザをつけたのが他人ではないという事実が少し寂しい気がするけど。『にのうでに うかんだ歯形が物申す 「お前の愛はどこにもないのさ」』
2004.02.24
中学時代の同級生に会う。来月、同窓会を行うらしく、その打ち合わせ中らしい。中学を卒業してからもう7年もたってしまった。7年…改めて考えると恐るべき年月だ。当時のちょっとした犯罪者なら社会復帰してるだろう。当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった某プロデューサーは結婚し、その後スピード離婚、そして再婚した。誰一人としてそこに愛があるとは思っていない。おそらく本人達も。当時から「おっさん」と言われていた某アイドルグループTのリーダーJは本当にシャレにならないくらいにおっさんになってしまった。最近バラエティ番組以外で見かけることがなくなってきた。当時「あそこは腐った大人の街だ。毎日誰かが殺されている」と思い込んでいた新宿は今ではボクの庭だ。結婚した同級生達も少なくはないと風の便りに聞いた7年。長い。人間が変わるには十分な長さだ。当時小説家を目指していたボクは今では脚本家志望。「あんまり変わってねえじゃねえか」と思うかもしれないがそんなことはない。小説を書いていた頃は手書きだった。しかし脚本はパソコンである。これは大きな違いだ。原稿用紙のマス目をひとつひとつ埋めていく作業は「暗い」以外のなにものでもなかったが、パソコンのキーボードをリズミカルにたたくという行為は、まるでドイツのピアニストになったかのような錯覚を覚える。(例としてドイツのピアニストの名前を一人も載せられない自分に限界を感じるが)しかし7年の間、ボクは結婚もしていなければ離婚もしていない。さすがにおっさんと言われはしないがバラエティ番組にも出ていない。新宿は庭だが、高級店にはほとんど入ったことはない。グッチやプラダ専門店の前を通るたびに「すいませんがあまりこの前をウロウロしないで頂きたい」と店員さんに言われないかと内心ひやひやしている。変化はしているが進歩はしていないかもしれない。イイ感じの大人になれるのはまだまだ先のようだ。
2004.02.22
一日家から出ないなんて何日ぶりだろう。昨日劇団員の岩根くん家で深夜までおよぶフライヤー作りだったので起きたのも昼近くだったけど。太陽光線は苦手なんだけど、浴びなきゃ浴びないでなんか憂鬱になる。「お前に浴びせる紫外線はないね」ラピュタのドーラおばさんの声になった太陽に愛想をつかされた気がした。太陽を敵にしようがオゾン層がなくなろうが台本が進めば文句ないんだが。どうやらボクが書かない限り台本ページ数は増えないらしい。そんなことを勉強できた一日でした。劇団員のみなさん、スタッフの皆さん、愛してる。愛してるから許して。明日は書きます。たぶん。
2004.02.19
青山劇場に後藤真希ミュージカル「さよならのLOVESONG」のゲネを観に行く。去年の舞台に比べて格段に役者として成長していたゴマキに驚いた。ダンスの切れもはるかに良くなっていて、ああやっぱりこの子たちの感性やプロ意識はすごいな、と素直に感心。彼女らが芝居できるってすごいことじゃない?だってアイドルなんだよ?ぶっちゃけ演技なんかできなくてもいいんだよ?そこにいるだけで存在価値があるんだから。ボクなんか飲み会で会話に参加できずに居場所がない思いをしていると言うのに。さて、その後池袋に行き、サンシャイン劇場で劇団☆新感線「レッツゴー!忍法帳」を観る。阿部サダオさんや橋本じゅんさんなど好きな役者さんの揃った最高にくだらなくてアホみたいに面白いエンターテイメントに久々に笑わせていただきました。最近滅多に劇場で笑うことなんてないのに。ああ、一日の半分も劇場にいられるなんて。帰ってから台本書かなきゃいけない現実さえなければ最高の一日でした。
2004.02.18
新宿のサニーサイドシアターに知り合いの芝居を見に行く。「二丁目行進曲」と言う題名で、つかこうへい的な雰囲気のとにかく熱くて勢いのある芝居だった。最近の「ポップでオシャレ」にベクトルがいきつつある小劇場芝居の真逆をいっていたけど、それがなんだかとても好感が持てた。こういう芝居らしい芝居がもっと評価されるべきだと思う。(と言ってもこの芝居、昨年の劇場主催の「サニーサイド演劇祭」で優勝しているらしいけど)サニーサイドシアターは70人も入ればいっぱいになってしまう小さな小さな小屋だけど、役者の熱気が(それこそ汗やつばまで)間近に届いていい感じだった。やっぱ役者は熱くないと。一分一秒狂わず展開するお役所仕事みたいな芝居が多いこんな世の中で、70人のために全力でやってるみなさんがとても素敵だった。役者は「特別」だと思いたい。「この人の変わりはいないんだ」と思いたい。じゃなかったらこんないい加減で下らなくて自己満足な生き方はないと思うから。
2004.02.17
終わった終わった。とうとう昨日であややミュージカルの東京公演が終了。千秋楽は異様な盛り上がりで芝居後のコンサートタイムにはさすがに身の危険を感じ客席から避難。年明けからずっとコレの稽古だったから、終わると思うとやっぱさみしい。と言っても役者の皆さんは大阪公演が残ってるんだけど。去年のゴマキミュージカルの時はボクも行ったんだけど、今回は遠慮させてもらいました。基本的に演出助手って初日明けたらあんまやることないしね。まあ、それよりなにより、いいかげんこってり公演に頭切り替えないと。なんだかんだで2ヶ月前だもの。だから今日からはさっそく台本にとりかかるべくスタバへ。最近お気に入りのタゾ・チャイティー・ラテ一杯で3時間程ねばり、ネタ帳にプロットをまとめる。ノートパソコンが欲しい今日この頃。絶対効率あがるんだけどなー。録画も出来るDVDプレイヤー、淡い色合いの春物ジャケット、小っちゃいデジカメ、ハチミツ紅茶を入れるおしゃれなマグカップ、台本と稽古着が入る新しいバッグ、小銭がこぼれない財布、…欲しいものがあふれてる今日この頃。そうそうチョコレートも欲しい。明日はアレだもの。バレンタインだもの。手に入らないものばかり欲しくなる。義理じゃないチョコとか素敵な恋人とか。
2004.02.14
松浦あや主演ミュージカル『リアルオーディション』とうとう初日。思えば年明けてからこの一ヶ月、ひたすら演出助手としてアイドル芝居に浸かっておりました。いやはやあややのパワーには驚かあれっぱなしでした。いるのねスターって。感性がすげえ。おまけに可愛いときたもんだ。もはやカワイイなんて4文字熟語(熟語じゃねえか)で片付けられない程DNA単位でオーラ出しまくりの彼女を見ていると、自分がなんかウミウシとかナマコとか「何が哀しくてそんな形状してるんだお前」みたいな生物に思えてくる。かわいそう。自分が心底かわいそうになる。普段ならアラさがしに徹して「完璧な人間なんていないのさ」と自分の傷を嘗め回す器の狭いボクではあるが、ここまで非の打ち所がないと何も言えませぬ。ああ、同じ人間なのに。実は稽古中、何度か彼女の代役(ほとんど立ってるだけ)をやったんだけど、他の役者さん達からは失笑の嵐。「お前があややって」「身の程を知れ」「役者にも限界がある」そんな声なき声が聞こえてくる素敵な稽古場でした。そして今日はとうとう初日!いやあ、良かったんじゃないでしょうか。お客さん気分で楽しく観させていただきました。ミュージカルの後にコンサートがあるんだけどこっちもえらい盛り上がりで。ファンの皆様も満足してた模様。やっぱ歌の力ってすごい。軽く北朝鮮の一つや二つ吹っ飛ばせそうな爆発的なオーラ。何度観ても飽きさせないあのエネルギー。すげえってマジで。個人的には新曲の「奇跡の香りダンス」が好き。
2004.02.06
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