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こってり稽古の後、中学一年生の子とデート。ひょんなことから知り合ったのだが、すばらしい感性の持ち主みたいなのでどうしても一度会って話したかったのだ。一緒に芝居を見に行き、その後お食事。この間の「金魚鉢の中で」も観に来てくれていたのでその辺の感想なども聞きながらいろいろと話す。彼はしっかりした意見を持っていて、話すのが本当に楽しかった。初対面なのに話題に困らず、時間がたつのがあっという間だった。礼儀もしっかりしているし、眼は輝いているし、笑顔は可愛い。もし話している最中、彼が一度でも眼鏡を外してくれたら確実にボクは落ちていただろう。そしてその時「肉眼で見つめ合いたかったんです」と一言囁いてくれたなら、もう間違いない。彼の手をとり「結婚してください」と叫んでいたことだろう。妄想はさておき、本当にすばらしい出会いだった。中学一年生とは思えない。もしかしたら今の中学生は僕たちの頃の「それ」とは違う生物なのかもしれないけど。K君、楽しい夜でした。絶対手出さないのでまたデートしてください。
2004.11.21
昨日の夜から仕事。銀座から新宿へ場所をかえいろいろあって昼まで。ようやくタクシーを拾い帰宅。少し仮眠してから再び新宿。イタリアントマトで葛木あきらちゃんとお茶する。久々なのでいろいろと芝居の話をしてから一緒にシアターサンモールにbirds eye viewの『nu』を観に行く。内藤さんの演出は相変わらずセンス良くて見ててハッとすることが多い。こういう形態の公演は、観客に毎回新しいもの、前回とは違うものを要求されるのでプレッシャーがつきまとうはずなのに、期待に応えてしまう手腕はさすが。思ったより長い上演時間だったけど、気にならずに観れた。その後、ご挨拶だけして友達と合流。タパスで食事してから前から行こうと言っていたバーに飲みに行く。週末の行動パターンが決まりつつあるこの頃。もっと、こう、とりかえしのつかないことがしたい。
2004.11.20
友達と久々に二人で会う。16時にALTA前で待ち合わせ。12時に起きて少し台本を書いて、映画「エイリアン」のディレクターズカット版のDVDを見て、シャワーを浴びて15時。着替えて電車に乗ればちょうどいいくらいだな、と計算する。計算どおりの人生なんてまっぴらだ、と思いながらも人は計算をやめない。その計算が合わないことの方が多いということを知っていても。「お待たせ」少し遅刻したことを埼京線のせいにして喫茶店へ。今週、活動的だったお互いの報告をする。2時間ほど時間をつぶし、いつものパスタ屋で食事。と、隣の席のOL風な女性ふたりがカルボナーラとペスカトーレを食べながら男性器の話に花を咲かせていた。しばらくして皿が空になり、唇についたクリームソースを舌で絡めとりながら「男って動物」みたいな結論にたどり着いていた。「ふざけるな」よっぽど言ってやろうかと思った。動物なんてメスの発情期以外は大人しいもんだ。何がら年中セックスのことを考えてる人間の方がよっぽど品がない。なんて考えてたら、離れた席では暇と好奇心に満ちていそうな女性が、金とストレスを抱えていそうな男性にワインを注いでいるのが見えた。この男はこの後この女を抱くのだろうか。そこは結構高いホテルだったりするのだろうか。その後ホテル代より高い金を払うのだろうか。ほら見ろ。動物は、こんなことはしない。
2004.11.18
仕事のせいか昼夜逆転劇を演じつつある今日この頃。健康的とは無縁な生活を送っております。それを言い訳にするのもどうかと思いますが日記更新が微妙になっております。まあ、ゆったりやります。今日は行きつけのタパス&タパスでパスタを喰らい、みんなで久々のクラブへ行く。音の洪水は苦手だけど、否が応にも至近距離で話さなければならず、まるで恋人のような距離感にはドキドキもの。顔が近いだけで恋に落ちそう。もう条件反射的に人を好きになってるね。単純な構造だわ。ボクの脳は。感覚は。恋心は。同じく条件反射的に嫌いにもなるってことだろうけど。その後新しく出来た友達とカラオケへ。初対面でハモッてもらっちゃったりしてこれはこれでドキドキもの。ここまでくると自分の単純さも愛おしく思える。まあ、楽しい夜でした。それにしても月曜の朝日というのはなぜこんなにも明るく、そして重いのか。『パンこねるようにあなたを抱きしめて 醗酵していくこの恋心』
2004.11.14
仕事前に銀座をぶらぶら。と、いきなり黒服の男に声をかけられた。ついにきた、直感的に思った。ここは銀座なのだ。夜の街。いや、大人の夜の街。なにひとつ事件も起きないまま平穏に朝がやってくるわけがない。巨大などす黒いオーラが黒服の背後に浮かぶ。この男、おそらくただものではない。ただのキャバクラの客引き、なんて安いオチな訳がない。動きに無駄がない。軍隊経験があるのだろう。目つきが鋭い。格闘技の心得もある。おそらく極心。もしくはテコンドー。男の手が肩に触れる。ボクはここで死ぬかもしれない。だが、ただでは死なない。あんたの右腕一本でももらってやる。と、男が口を開いた。「ホストやんねえか」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え。予想外な展開。「…いえ、あのあんまし興味なくて」「そうかい、じゃあな」黒服はぷいっと背を向けて雑踏に消えていった。今のは。今のはいったい。取り残されたボクはひとつの結論にたどり着いた。あれは特殊捜査員だ。組織の陰謀が渦巻く銀座通りに潜入したのだ。おそらくボクの凡人らしからぬ研ぎ澄まされたオーラに同じものを感じたのだろう。そして合言葉を使ってのコンタクトを試みたわけだ。すまない、捜査員の方。あなたが誤解するのも無理はないがボクはただの一般市民なのだ。埼玉県に住んでます。これからバーテンのアルバイトなのです。お互い住む世界は違うががんばりましょう。あなたとはどこかでまた出会う気がする。その時はお互い敵同士かもしれないけど。金曜の夜、こうしてボクは特殊捜査員と接触した。これだから銀座はあなどれない。もちろん彼がホントにただのホスト勧誘などという安いオチはありえない。だって。もし本当に勧誘ならもう少し粘って誘うはずだ。あんなにあっさりと引き下がるわけがないではないか。駅前で手相の勉強してる奴等だってもう少ししつこいんだから。
2004.11.12
その人が好きだからその人の顔を長く見るのではなくて長くその顔を見ているとその人を好きになるらしい。つまりは逃げるから怖くなる。笑うから楽しくなる。人間は感情に反応して行動するのではなくて状況に反応した行動によって感情が作られる…みたいなことをテレビで言ってた。ボクらが生きていくにはこの世界は馬鹿みたいに複雑すぎてだからボクらはその目印みたいなものがほしくていろんな研究をするけどその研究結果がいったいなんの目印になるのかはボクには良く分からない…なんて少し哲学してみました。最近深夜のお仕事が忙しくていまいち頭がまわってないんです。
2004.11.11
風邪らしい。苦しい。相当苦しい。寝返りうつたびに「ああぁ」とか言う妙にエロチックな声が出る。あまりにだるくて毛布を引っ張り出すのが面倒なので、タオルケットを4枚くらい重ねて寒気をしのぐ。傍目には「喘ぎ声を出すミルフィーユ」というなんとも奇妙な物体に見えることだろう。が、食欲だけは衰えることなく、昼夜共にしっかり食べる。睡眠→ハヤシライス→睡眠→ハヤシライスここまで「食っちゃ寝」を実行したのは初めてだ。が、深夜にバイトがあることを思い出す。休ませてもらおうとも思ったが、熱も少し引いたのでシャワーだけ浴びて銀座へ。さすがに少しきつかったが、早めに終わったので助かった。風邪をひくと健康の大切さが良くわかる。そろそろ恋人をつくって一人の気楽さを十二分に分かりたいものだ。
2004.11.08
こってり集会。いつも使ってる公民館がお休みのためファミレスで会議のみ行う。次回公演と来年の予定について簡単に。その後何人かと新宿へ。マリさん企画の飲み会に参加。マリさんは4月のこってり公演「アリスの愛はどこにある」に客演してくれた素敵なお姉さま。駅前で同じく客演してくれた薫利さん達と合流して飲む。ボクはその後別件の飲み会の予定があったので、場を荒らすだけ荒らして抜けさせてもらう。(雁ちゃんごめんね。お酒の席では容赦なくつっこむ男なんです)が、どうも気だるい。頭が痛くて首が熱くて息が上がってて頬がやや赤い。まるでスラムでクスリにはまり男を求める売春婦のようだ。昨日泊まりに来た子が風邪っぽかったのを思い出す。さてはうつされたか。風邪も病気もうつされるようなことはした覚えがないが。風邪ウイルスもボクなどにとりついて一生を終えるなど気の毒に。せめて苦しんでやるのが礼儀かもしれない。と自分に対する強引な言い訳を用意し、結局朝まで飲む。体調は最悪だったが久しぶりのオールデートだったので楽しく過ごせた。始発のホームの、バカじゃなかろうか、ってくらいの寒さは骨身に沁みたが。
2004.11.07
銀座でお仕事。百円ショップがない街、銀座。いるだけで自分がちびっと高級になった気がする街、銀座。儚い夜のパラダイス。「夢」に「人」で「儚い」昔漢字考えた人はなんか悩みでもあったのか
2004.11.05
高校時代の先輩と久々に会う。「うわ、久々に二人で会うって緊張するね!デートみたい!」「そうですね。どうします?何か食べますか?」「うん!おなか減った!」「じゃあパスタとか」「大戸屋!大戸屋にしよう!決まり!」「…」久々の再会が定食屋かよ、などとつっこんだりはしない。場所なんかにこだわるのは器が小さい奴である。ここは「ボクも大戸屋行きたかったんですよー」的な笑顔で応えるのが大人の対応というヤツだ。先輩はコロッケだの唐揚げだのが大量にのった大戸屋ランチを噛み締めるかのようにゆっくり食べ、ボクは甘すぎる味付けのマグロちらしを少し残した。その後サンマルクカフェでお茶。先輩はチョコクロワッサンを「おいしい!」と連呼しながら食べていた。先輩、確かにそれはおいしい。ボクも芝居中に差し入れでもらって最もうれしいお菓子のひとつです。でも周りに宣伝するように連呼するのはやめていただけないでしょうか。さっきから隣のカップルが不審そうな目で見ているんです。しかも女性の方は意外とボクのタイプだったりするんです。しかし久々に会った先輩に、無邪気に食べてる先輩に、そんな世間体やボクのタイプを持ち出すは気が引ける。「あんた小さい男ね」などと言われかねない。ここはやはりボクも先輩に合わせるのが大人の対応というやつだ。「でしょ?おいしいでしょ?おいしいんですよ!サンマルクカフェの!チョコクロワッサンは!」叫ぶように言ったところで隣のカップルが席を立った。どうも大人の対応というやつには犠牲がつきまとう。『大人にはなりたくないと言っている大人は大人気なかったりして』
2004.11.04
ついにPCが復活。長かった。2ヶ月近くほっておいたディスプレイの埃の厚さはオゾン層並みだ。最近はオゾンもなくなりつつあるらしいからそれ以上かも。人間というのは、その気になればどこまでも「何か」をほっておけるらしい。本棚とビデオ棚の間にリップクリームが落ちていることを2ヶ月前から気付いてはいるのだ。本を取るとき、もしくはビデオを選ぶとき、ふとその存在に気が付く。ああ、あそこにあったんだリップクリームしかし拾わない。その気になれば5秒もかからないのに。使いかけのリップクリーム。まだ半分は残っている。きっと今年の冬くらいは「ぬりぬり」できる。でも拾わない。理由はない。なんとなくだ。なんとなくほっておいてる。PCは、直さなければ台本が書けない。だから修理してもらった。しかしリップクリームがなくても生活には困らない。唇がカサカサしてキスする時に文句を言われるくらいだ。が、とりあえずキスする予定もキスする予定の相手もいない。よってリップクリームは拾われない。孤独なリップクリーム。孤独に一人で暮らすボクにちょっと似合ってる気がしないでもない。来年か、再来年か、はたまた14年後くらいにボクが孤独死したら、誰かが拾ってくれるかもしれない。その光景はうっとりするくらい素敵な気がする。ああ、ちょっと。それ気をつけてください。なんだか分かりますか。リップクリームですよ。2004年の9月からそこにあったんです。『時をかけ あなたの唇潤して 間接キスとしゃれこみましょう』
2004.11.03
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