2005/02/19
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 必ず最初の2月7日「マメオトコプロローグ1」から読みなはれ!切に願う!


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うぅ。

















あっうっぁ。






















うぁっっぱっ。
















あぐ・・・・・っぱぁいやぁっ。


















































少しずつ意識がはっきりしてくる。


くっ・・・・頭が痛い。







うう。






・・・ヒロが・・・・ヒロが・・・・














「ヒロ!!!!!!!!!」













おれはとっさに目を開けた。

視界は白くぼやけている。

目の前に誰かがいるが、良く見えない。

誰だ?・・・・

お前は・・誰だ・・・・

ここは・・・・どこだ・・・・・・

徐々に視界がハッキリしてくる。








そこにはキョトンとおれを見る、モコトがいた。



そこは見覚えのあるモコトの部屋だった。

窓から入る陽射しがまぶしい。







セミの鳴き声と陽気な音楽がおれの耳に入ってくる。

ついでにモコトのテカった顔が光を反射し、

おれの顔面をさらに熱く熱く照りつける。








あれ?

そうだ!!

おれ・・・なんでこんなとこにいるんだ!?

あれは夢だったのか!?

「あれ?ヒロは?ヒロはどうしたっ!?」

おれは焦ってモコトに尋ねる。

「はぁ?なんだよそんなに焦って。ヒロトシならまだ来てねーぞ。もうすぐくるんちゃうか?」

モコトはあっけらかんと答える。






すると、おれの後ろから聞き慣れた声がした。

モーテルだ。

「なんだ?そんなに汗かいて・・・・プププ」

おもしろそうにモーテルが言う。

「おれ・・・どうしちまったんだ?」

訳が分からない。

さっきまでの出来事は夢か!?でも、あんなリアルな夢・・・

でも、ここにはみんなが普通にいる。




テーブルの上には飲みかけのミネラルウォーターが置いてある。

おれはそのミネラルウォーターをおもむろに取ると、ガブガブと飲みながら、部屋を見渡す。









部屋にはモコトの好きな色の、綺麗なスカイブルーのラグが敷かれている。

ソミーのCDコンポからは相変わらず陽気な音楽が流れている。

どこかで聞いた音楽だな・・・なんだっけこれ。


その隣の白いラックには、モコトお気に入りの『ヤマダカツテナイCD』がきちんと整理されて並べられている。

みんなで見るにはあまりに小さすぎるテレビ。

きっちりたたまれ棚に置かれている、色とりどりのちょっとダサいTシャツたち。

壁に貼られたむさ苦しいプロレスラーのポスターが、暑い室内をさらに暑くさせている。

その暑い室内の温度を必死に下げようとするかのように、

風鈴の涼しく透き通った音が響いている。

電話がかかってきたらしく、モーテルは誰かと楽しそうに電話している。

モコトは相変わらずおれを心配そうに見ている。











このチグハグな部屋・・・・・

どうやらここは正真正銘、モコトの部屋のようだ。








本当にいつもの光景だ。

さっきの悪夢がまだ信じられない。

おれはベタだが、とりあえずほっぺたをつねってみた。



「いてっ!」



いてえじゃねぇか!

ってことは・・・・現実?






どうやら今までのことは全て悪夢だったみたいだな。ふぅ。

そっか・・・

なんだ・・・

夢だったのか・・・・・・

良かった!!!!





ヤッホウっ!!!

なんだか、モコトの顔面のテカりですら心地よく感じてきた。

心地よい安堵感がおれを包む。

あぁ、ほっとしたらまた眠たくなってきたぜ。





「おう、誰からだった?」

モコトがモーテルに聞いている。

あぁ。いつもの光景だ・・・・ふふ。

「ん?タックから。みんな今着いたってよ。」

「お!いつものメンバー勢揃いか!?」

おれは嬉しくて尋ねた。

「そうそう。やっと着いたぜ。おっせーよあいつら。」

笑いながらモーテルが言う。

つられてモコトも笑う。









「ウーッス!!」

しばらくして、タックが部屋に入ってきた。

続けてリョウとヒロが入ってくる。

「おお!ヒロ!!!ヒロ!!ヒロ!!ヒロロロロ!!ヒロ!!」

あまりにうれしくって、過剰反応してしまう。

良かったよヒロが生きていて。ほんまに!!

「おお。ヨックン・・・どしたの?」

激しく自分の名前を連呼され、ちょっと困惑気味のヒロが言う。

「悪夢を見てたんだよ!!!!へっへ!!」

「なんだよー。気持ちわりーな。はははは・・・んじゃそろそろ旗上げでもすっか!?」

でたっ!!!

お決まりの旗上げ!!!

懐かしいねぇ。

「おう!しよーぜしよーぜ!!」

ノリノリでおれが答える。

もうこうなったらやったんで!!

旗上げでもなんでもよ!!

のりのりだぜーーー!!

「へっへっへっへーーい!!!」

いつの間にかおれは興奮してベットの上で踊っていた。

みんなが大爆笑している。

お?

そんなおもろかったんか?

なぁ、そんなおもろかったんか?








ならこのとっておきのギャグをお見舞いしてやる!!














「ブルルルン!ブルルン!!・・・・・ハーレーダビッド・ソンドンヨル!!」














「だぁーーっはっはあひゃはやひゃはやひゃひは!!!!」

ヒロが涙を流して苦しんでいる。





こんなにウケたのは、初めてだ。

くっそー気持ちいぜ!!

ウケるってこんなにきもちいもんなんだね!!

調子に乗ったおれは、

その後もしばらく持ちネタを披露してかなり疲労した。

ひゅー。疲れたぜ。

そろそろやめるか・・・・

それにしても有意義な一時だったぜ。

それでもみんなはまだ笑い続けている。

おうおう。

おれのギャグは後にも残るからな。






















それから30分。






















まだみんな笑い続けている。

うーんなんだかちょっとツボにはまりすぎじゃね?

その時ドアが開いて誰かが入ってきた。





「おーいっす!!!」

神戸に、

バビシャに、

土谷に、

安木???????





みんな代わる代わるハイタッチしている。

つられておれもハイタッチをする。





しかし、おかしいな!?

バビシャ・土谷・安木なんて中学以来会ってねーし、遊んだことすらねーぞ。

不思議に思ってみんなを見るが、

みんなは楽しそうに雑談している。

いつから仲良くなったんだ?

あれ?思い出せない。

・・・・・

困惑しているおれを、みんなが見ている。

おれがキョトンとしたその瞬間、ドッと笑いが起きる。

おれは意味も分からず愛想笑いする。

「なんだよ。チミたち。まださっきのギャグにウケてるのか?」

みんな何も答えない。

ただニヤニヤしてるだけだ。

土谷がおれの顔を指差しながら大爆笑している。

「え?なに?おれの顔になんかついてんの???」

おれは、ちょっと焦って質問する。

モコトが無言で手鏡を渡してくる。

これで見ろってことかよ。

くっそ。なんだよ。

そう思いながらおれは手渡された鏡を見た。

「おれのイケテル髪型がそんなおかしいのかなっと・・・・!!!」

鏡に写った自分の顔を見たとたん、アゴが外れそうになった。













なんじゃこりゃ!!!!!!!












これはおれなのか!?

そこにはガリガリに痩せ細ったミイラが写っていた。

「ヒッ!!」

おれは鏡を放り投げた。

これは・・・・・・あのマメオに殺された土谷と安木といっしょだ。

みんなを見ると全員がミイラになっていた。

「どうした?ヨックン?あばばぁぁあぁああ」

ミイラモコトが近づいてくる。

「うぁぁぁぁ!!!来るな!!くるなぁぁぁあうえ!!!」

おれは必死に叫んで逃げようとした!!!

しかし体は金縛りにあったように動かない!!

何故だ!!

見るとミイラバビシャがおれの肩を押さえつけている。

「ヨックン。落ち着けよ。大丈夫だ。」

バビシャが坦々と言う。




大丈夫なわけあるか!!アホッ!




しかし、こいつはミイラになっても怪力だぜ。

ミイラモコトはゆっくり近づいてくる。

「うぼぼっぼぼぼっぼぉぉぁあああああ!!!!!!」

おれは必死に抵抗した・・・・

だが全くもってバビシャの力は強い。

もうダメだ・・・・・おれはここで朽ち果てるのだ・・・・

あきらめと同時におれは目を閉じた。




またもだんだん意識が薄れていく・・・・・



あぁ・・・・これが最期の時なんだな・・・・



以外に・・・・心地いいもんだ・・・・














何回も気を失うことには、もう飽きた・・・・・・








そろそろゆっくり寝させてくれ・・・・・・










さら・・・ば・・・・・・












つづく。













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Last updated  2005/03/06 12:06:52 AM
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