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CDプレイヤーの寿命が尽きて、しかたなく新たなSACD対応プレイヤーに取り替えて、ほぼ一月経過。良く見れば手持ちのCDの中には、かなりの枚数のハイブリッドタイプもあり、また新たに買い込んだものもあって、このところSACD三昧の日々である。LPに肉薄するSACDの音を聴いていると、この20年余り聴いてきたCDは、いったい何だったのかと思う。時間に余裕のない暮らしには、明らかに優れていることはわかってはいても、LPを聴く比率は圧倒的に少なく、心のどこかで、デジタル化に伴って音楽も所詮情報と堕して行くことを認めていたに違いない。実際世間では最早パッケージソフトすら、衰退の一途。音楽もまさに情報と化している。そんな時代の今頃になってSACDが我が家に入ってきたことを、人生の大半音楽を聴く暮らしを続けてきた身には、啓示と感じる今日この頃である。折りしも、去年辺りから、又SACDソフトに日が当たっているようだが、これまでさんざん繰り返し発売されてきて、十二分に元を取ったであろう過去の名盤名演が、CDの価格の相場感覚からしたら、とてもじゃないが許せない高額な定価で出てきている。好きなヤツはどうせ買うだろうと高をくくって足元を見ているとしか思えない。所詮限られた市場なのは事実だが、音楽は一部マニアのものであってはなるまい。本当に良い音楽は、誰でもわかる。市場が縮小するのは、レコード会社の怠慢による。本当に良い音楽を知らない若者ばかりになったら、レコード会社だって潰れるだけなのは判っているだろうに。それより、レコード会社が潰れることよりも、文化、芸術としての音楽が消えてゆくことの方が、ずっと問題だ。人間には、衣食住のほかに必要なものがある。単に生存するだけの存在ではないはずだ。
April 30, 2012
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ようやく雪解け時期も終わって街が乾き、外に出ても泥んこにならなくなって来たので、昨夜、正月前以来4ヶ月ぶりでジュリを洗った。ところが朝になってみると、ジュリの背中の毛が所々ダマになっていて、まるでボロ犬。抜けきっていない長い冬毛が、一晩では乾かなかったようだ。朝の散歩から戻り、天気もいいので、庭でひたすらブラッシングと毛抜きをしたが、なかなか一回では済まず、しばらくかかりそうだ。それでも、今までモコモコして、冬の間に妙に太ったようになっていたのが、少し痩せて見えるくらいになった。毛替わりが済んでから洗った方が良かったみたいだが、薄汚かった毛が、又白に戻ったから、まあいいか。
April 30, 2012
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家の中で飼っている犬の毛替わり時期って、イマイチわからない。最近のジュリも毛がボソボソ抜けているが、前がいつだったか良く憶えていないけれど、インターバルは半年くらいなのか?春になって冬毛が抜けているのは明らかだが、夏毛から冬毛になるときってのは、目立たないのかな。
April 29, 2012
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1970年の夏、二人の指揮者が相次いで亡くなった。大阪万博に合わせて来日する直前だったジョン・バルビローリと、初来日を果たし、鉄壁のアンサンブルから、予期せぬしなやかな音楽を聞かせて、強い感銘と衝撃を与え、間もなく永遠に去って逝ったジョージ・セルである。この二人の指揮者の残した録音の大半は、自分の盤歴の中でも非常に重要な位置を占めているが、その中のベストは、前者ではマーラーの5番、後者ではライブのト短調40番である。バルビローリのマーラーと言えば、ベルリンとの伝説の9番が有名だが、僕にとっては、彼の死の直後、来日記念盤として出るはずだったであろう5番が、追悼盤になってしまった記憶の方が強く、深々としたバルビローリ独特のマーラー表現に、良く合っていた、当時のEMIのレコードを40年以上も愛聴してきたのであった(CDは勿論在る)が、このたびエソテリックのSACDを入手して聴いてみて、思わず心の中で呟いたのが、タイトルの文言であった。CDで聴いても、LPで聴くほどの感銘は得られなかったんだが、SACDの音は、LPの音の95パーセント以上まで行っていて、初めてLPを聴いたときの感激が再現される。最近SACDの盤で馴染みの曲を聴き返していて、つくづく思うことは、録音された音がある程度以上のクォリティで再現されなければ、聞こえる音楽が違ってしまうということだ。これは怖い。プアな再生音では聞き取れないものがあるのではないか、ということは、LPからCDに移行して行った頃から感じていたことだが、今や確信となった。少なくとも、LP時代の録音は、せめてSACD程度のスペックで再生されなければ、本当ではない。尤も、そんなことがはっきり解ってしまって、今後、生きてきて良かったなどと、手放しで喜べるような状況に、パッケージソフトが、無いのが問題だが。
April 28, 2012
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初期アクセプトのサードアルバムが、SHM仕様で出ているのを、先日CDショップで見かけて、買ってきて聴いたところ、これが最高にご機嫌なアルバムで、ひとり大絶賛している。世間の評価も高いそうだが、これぞアクセプトと言うべきベストメンバーで、収録された楽曲も傑作揃いだと思う。バンドもヘヴィメタルも上り調子の頃と思われ、全体に非常に活力に満ちていてポジティヴだ。時代的に後の、よりポップなハロウィンと比べると、よりハードで男臭さが充満している一方で、哀愁のバラードや泣きのギターのバランスも良く、いい時代だったんだろうなと感じる。
April 28, 2012
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実力通りと言ってしまえばそれまでだが、ここまで惨めなシーズンになるとは思っていなかった。勝ち点3など夢の又夢。金も無いから(だけか?)打つ手なし。守備も攻撃も見るところ無し。このまま未勝利の、記録的惨敗のままシーズンを終えるのか。コンサドーレよ、どうするのか?
April 28, 2012
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朝から快晴。いよいよ新しいモデルハウスもオープン。今回のモデルハウスはフェア会場に隣接しているから、相当沢山の来場が予想される。小さな建物だし、こちらの人数も限られているので、対応が上手くゆくか心配もあるが、これだけ好天続きが予想されていると、全体の来場がどうなるか。
April 28, 2012
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明日から春のフェア開幕なので、今夜に変更して出かける。主席客演指揮者エリシュカの指揮で、新世界とスケルツォカプリツィオーソと野鳩という、オールドヴォルジャークプロ。これまで5,6,7番と来て、なぜか8番を飛ばしての新世界。勿論十八番なんだろうし、聴衆も大きな期待をもって迎えたと言えようが、結果は、ウーーム。すべては出だしのホルンのミス。ま、難しい楽器らしいから、ミスというんじゃないのかもしれないが、音が決まらなければ台無しだワな。期待が一気にこけた。個人的なことだが、この曲に関しては、若きバーンステインの快演が身に染み付いているせいか、エリシュカの遅いテンポももどかしく、ボヘミア訛りと聴き取れる演奏ではあったが、好みとは遠かった。結果、8番に期待しようと帰途についたが、なにせ高齢につき、来年があるかは判らないわけで。それにしても、しくじった3番4番ホルン。帰って来てスコアを見たら、1番2番がE管で3番4番がC管なんだな。だとしたら、4人のレベルは揃えてくれなきゃ。他の管楽器には全く破綻がなかったし、大体普段からテクニック的な事故は殆ど無いんだが、ホルンは逆に無事故が殆ど無い。今夜は更に終楽章でも事故発生で、ホント何とかならんか?そういえば、今回から、我が家で、その音色が不評だったFLの主席が交代して、副になっていたのは良し。さて、バーンステインのSACDでも聴き直しますか。
April 27, 2012
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未成年者が加害者の場合にはどうだとか、政治資金規正法に照らしてどうだとか、まるで法律が全てであるかの如く、錯覚している人が居る。本来法律とは、人が集団で社会生活を為して行くに必要な約束事に過ぎない。人が先に居て、法律は後に作られたものだ。もし法が不備であるなら、実情に沿うように、すみやかに改訂されねばならない。限りなく黒に近い無罪というものなど、あってはなるまい。一般市民の倫理観や感情と乖離した司法など意味がない。18歳であっても、単なる過失とは言えぬ行状を為した者は、殺人罪で裁かれなければおかしい。勿論検察や警察の出鱈目は、そんなことよりも先に糾弾されねばならない、極めてレベルの低い話であるのは言うまでもないことだが。とにかく、政治も司法も、皆出鱈目だ。
April 26, 2012
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伝説のバーンスタインとイスラルフィルの第九、日本公演の録音が出てくる可能性が有るのか無いのか知らないが、同じメンバーによる同じ時期の、テルアヴィヴでのライブCDが、唐突に発売されていて、大変驚いた。その伝説のコンサートに立ち会った幸運な人を羨むが、今回のCDに入っている演奏と、果たして似ていたのか、違うのか、知りたいものだ。正直、楽団の演奏精度は大したものじゃないけれども、今でこそ我々は、終楽章に30分前後かけた演奏を何種類か知っているとはいえ、当時、ナマでこのような演奏を聞かされたら、さぞ痺れたことだろう。ま、伝説はあくまでも伝説であって、当事者にしか解らない感激というものは、所詮、後追い出来っこないんだが、幻の第九、いつか出てこないものか。ただ、もし出るなら、せめてSACDで出してほしいものだ。空気感の差は歴然としているんだから。
April 23, 2012
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昨日夏タイヤい交換したのはいいが、3夏近く履いたタイヤは随分磨耗していた。長距離を走る機会も多いので、新しいものに替えた方が良さそうだ。いま、低燃費タイヤなるものが売れているという話もあるらしいが、どの程度効くのか、コストパフォーマンスはどうなのか、良くわからない。車が車だけに、そんなことより安全性の方が大事なような気もするし。どうしたものか?
April 23, 2012
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寒くてなかなか雪が溶けなかったので、例年に無く遅いタイヤ交換になった。さすがに先週あたりから、そんな光景が増えていたが、昨日今日で大方の人は交換するんじゃないかな。
April 22, 2012
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コンサドーレ。テレビのサッカーニュース番組を観る気も失せる。ホームで逆転負けって、もう何回目だ?劣勢な戦力は承知の上で、少なくとも90分走り負けないように、練習してたんじゃなかったのか?闘う気持ち、勝ちたい気持ちが無いんだろう。負け癖がついて、萎縮したヤツらはいらない。全部入れ替えろ。J1で闘えないような監督にも未練を残すべきじゃない。先は長いようでも、もう取り返せるとは思えない。思い切った手を打たない限り、ファンの支持は減り、サッカーの人気が落ちるだけだ。フロントは何をしてるのか。新潟や仙台、鳥栖にまで水を開けられて、無能無策が際立つ。J1でやってくプランもヴィジョンも持ってないんじゃないか?なんとかしろよ。
April 21, 2012
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ようやく雪が消えて、芝生も乾いてきた。ジュリの好きなボール遊びも再開。
April 21, 2012
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やたら忙しい。
April 19, 2012
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ジョージ・セルとクリーヴランドOの録音を、SACDのディスクで聴いてみて、その音のしなやかなことに感心している。同じソースをCDで聴いた場合と、音がまったく違う結果、演奏される音楽さえ異なって聞こえる。LPからCDに変わった、この20年余り、いったい何を聴いてきたのかと思うくらいだ。新素材のCDで、かなり良くなったと思っていたが、CDは所詮CDでしかないことを痛感している日々。CDの音質は、人間の耳にとっては、結局、中途半端で簡易なものでしかなく、LPに対して圧倒的に優位な操作性と利便性にごまかされて来ただけだったということか。家中の何千枚ものCDを整理したくなる。LPにないものやSACDになっていないもの以外は、ストックしておく価値がなくなったと言っても過言ではない。再生のクォリティが、聞こえる音楽を違ったものにする危険を考えれば。極論だが。
April 15, 2012
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とうとう純正最下位になっちまった。いつ勝てるのか、まったく見込みなし。監督更迭くらいしか道はないか。監督が変わったって、あの戦力じゃ、どうしようもないとは思うが。いっそのこと、J1では無理でしたと、さっさとJ2に落としてもらった方がいいくらい。この先、まだ試合する必要なんかない。
April 14, 2012
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飛んで火に入る夏の虫。アホ面さげてイランなんかに行くから、こういうことになる。藪の中にノコノコ入って行って、向こうから何か言われたからといって、捏造だと反論したところで、後の祭りだ。葱を背負って来た鴨を、外交の道具に、相手が利用しないわけがない。どこまで頭が悪いのか。鳩山、最低。
April 10, 2012
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週末、久々に次男一家が遊びに来て、嵐のように去って行ったが、その間ジュリは、普段とは違う喧噪の中で、かなり疲れたようだ。いつもなら家族の中の主役アイドルの地位も奪われ、相当ストレスだったんじゃないかな。午後、静かになった家の中で、ひたすら甘えたがるジュリであった。
April 9, 2012
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ジャクリーヌ・デュ・プレとバルビローリのエルガーは、我が家のフェイヴァリットのひとつだが、行きつけのCD屋にSACDがあったので買って来て、LPと比べて聴いてみた。最初にSACDで聴いたときに、やはり従来のCDやHQCDより生々しく、LPにかなり近づいたと思ったが、LPを聴くと、機材の違いの他に、どうしても埋められないものがあるのが否めない。ま、理屈から言っても、デジタルは永久にアナログを超えるわけではないから、しょうがないんだが。それに、リマスタリングのせいもありそうだ。所詮アナログ時代の録音マスター自体も、デジタル化など予想もしない音採りなんだし。それでも、ここまで近づいたことを良しとすべきだ。まして、こんなことを聞き分けることに、意味を見出したい人が多いわけじゃなし。ただ、再生の質によって聞こえてくる音楽が違って来る、ということが実際あるってことを、知っておく必要はあると思う。
April 8, 2012
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先日キタラで久々に聴いた40番が、随分速い演奏だった。良く言われる「疾走する哀しみ」も通り越して、涙の出る暇も無いようなスピードだった。ただ、あそこまで速くなくても、この曲には、ある程度のスピード感があった方がいいんじゃないかと、近頃は思う。なにしろワルターのモーツァルトに馴染んだ世代であって、セルのナマ演奏が自分の中の伝説になっているから、近年のピリオド系には抵抗があった。しかし、モーツァルトには、大編成のオケは、必ずしも必要じゃなくて、例えばマリナーの録音の編成くらいが、ちょうどいい。そういう意味では、今手元にある中で、久々にいろいろ取り出して聴いてみて、一番しっくり来たのは、マッケラスとプラハ室内管弦楽団の録音であった。
April 8, 2012
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増税政局に、珍しく名前が出てこないと思っていたら、突然イランへ行ったとか。あの間抜け鳩山。いつも頓珍漢な言動で、国内で顰蹙をかっているが、対外的には一応元首相だという自分の立場を、どの程度理解しているのか。いったい何しに行ったのか。現在の政治の混乱の始まりが自分であることなど、全く気にしていないで、何を又余計なことをしているのか。どうせ次の選挙では叩き落されることすら、判ってないんだろうな。稀代の勘違い男。さっさと家に帰って糞して寝ろ!というフレーズは、こういうヤツに言う。
April 8, 2012
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何だ、この寒さは。東京じゃ桜が咲いたとはしゃいでいるテレビニュース。帰宅してからの犬の散歩が吹雪の中とは。いつもなら、春先の引渡しの後の外構工事の日程など、直ぐ決められるんだが、今年は雪が溶けきってないし、地面の凍結もさほど緩んでいないから、工程が進まない。困ったものだ。
April 7, 2012
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午後から新築住宅の引き渡しがあったので、今、結果を見たが、見るまでもなかった。ホームだろうと、柏には勝てっこないと思っていたが、やっぱり完敗だったようだ。考えてみれば、去年J2でやっと3位に滑り込んでのJ1復帰だったんだから、選手のレベルからしても、端から上位など望むべくもなかったわけだ。それにしても酷すぎ。選手たちも、おそらく今後ともJ1で対等にやって行けるとは、思えてないだろうな。せめて気力だけでもあればいいんだが、試合を観ていないのでわからん。このまま自信喪失で、最下位定着のまま浮上することなく、シーズンを終えてしまいそうな気がする。普通、これだけ連敗が続いたら監督更迭という話になるんだろうが、この戦力じゃ、引き受けてくれる監督もいないんだろうし。コンサに春は来ないのか?
April 7, 2012
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雪解けの街は薄汚い。今朝、散歩に外に出ると、その薄汚い雪と露になっていた道の上に、真っ白い雪が3センチほど積もっていた。しかし日差しはやわらかく、空気は春。ジュリがトコトコ歩くと、真新しい雪の上に、いかにも犬の足跡という模様が残る。これで、この冬は最後の雪になってもらいたいものだ。
April 7, 2012
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もう日付が変わってしまったけれど、母が生きていれば86歳の誕生日だった。直に同じように義母の誕生日も来る。亡き人の記憶は、今生きている者たちが、すべて同じように死に絶えたときに消え去り、そのとき初めて本当の死が訪れる、そうだ。ごく限られた歴史上の人物以外の、市井の人々の人生とはそういうものなのだろう。どこから来て何処へ行くのか判らないのが生命(意識?)というものの本質なんだから、それでいいのだ。
April 6, 2012
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シュターツオーパーの舞台の前のピットから聞こえてきたホルンの音が、木管のような音だったのに驚いたのが、ウィーンで一番印象に残っていることだったりするが、昨夜、その時のことをまざまざと思い出させてくれたのが、トヨタ・マスターズ・プレイヤーズ ウィーンの演奏会。毎年のように札幌公演があるが、幸い主催側の友人からティケットをいただいたので、キタラに出かけたわけだ。第1ヴァイオリン5以下、4、3、3、2に管楽器とティンパニという規模。指揮者はいない。彼らのための前奏曲、モーツァルトのパロディのような「イントラーダ」という曲を、全員が立って(チェロだけは座って)演奏した後、ロッシーニの「アルジェのイタリア女」序曲、3年前のハノーファー国際コンクールで、当時16歳の史上最年少優勝を遂げた三浦文彰という、一見中学生みたいな若いヴァイオリニストのソロで、モーツァルトの、殆ど聞かれない2番のコンチェルト(結構チャーミングな曲ではあったが)。後半が、御馴染みシュミードルとトゥルノフスキーの掛け合いで、カール・シュターミッツのクラリネットとファゴットのためのコンチェルト変ロ長調という珍しい曲と、モーツァルトの40番。ト短調交響曲は、何年前かにも聴いたように記憶しているが、さすがにこのあたりになると、指揮者が居てもいいような気もしたが、手馴れたアンサンブルで聞かせてしまうのは、さすが。アンコールに、ヨハン・シュトラウス二世の「騎士パズマン」のチャルダーシュで盛り上がり、再アンコールに、コントラバスのおじさんが「コレデオシマイデス」と言って、トリッチトラッチポルカ。ま、いつものことながら、アンコールの方が、楽員のノリも良くて楽しい。それにしても、あのホルンの音。普通のホルンが木綿豆腐としたら、ウィーンのホルンはまさに絹ごし。弦に対して、実にまろやかに溶け込む音で、金管の音とは思えない。あのホルンの音を聴くだけで、値がある演奏会だった。
April 6, 2012
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弁護士出身だが、他人の痛みのわからない人間らしい。市長として、市民の安全を守ると言う大義名分のつもりらしいが、ひとりの日本国民として、ああまで頑なに瓦礫の受け入れを拒否する態度は、見苦しく情けない。札幌市民だけが、仮に生き残ったとして、どうなんだと言うのか。これまで幸いなことに、札幌は大災害に遭ったことがない。しかし、自然相手に、これからも永久に無事である保証など、あるわけがない。自分達さえ良ければ、といった態度の街に、そのとき、いったい誰が手を差し伸べてくれる?自民党時代には、自分も含めて、反権力体制市民派みたいな人かと錯覚していた人も多かったろうが、民主党と同じで、なあんだこんなヤツだったんか、って感じ。幻滅。
April 5, 2012
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昨日、爆弾低気圧のせいで、被災地の仮設住宅の入り口扉が飛んだニュースを見て呆れていたら、今度は屋根が飛ばされた所があったとか。いくら仮設でも、あんまりじゃないか。今、東北は復興特需とかで沸騰していると聞くが、金儲けに群がる輩が、酷い仕事をしてるんじゃないかと心配していたら、やっぱり、か。被害に遭った人にとっては、まさに踏んだり蹴ったり、泣き面に蜂もいいところだろう。もっと真面目な仕事をしろよ。
April 4, 2012
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ナビスコカップってイマイチぴんと来ないが、コンサがマリノスに勝ったらしい。内容はわからないが、何でもいい。とにかく公式戦の試合に勝つことが薬。自信完全喪失の前に、勝利の味を思い出すことが肝心だ。次のJ1ゲームで、もし勝てたら、少しは道が開けるかも。
April 4, 2012
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爆弾低気圧らしき荒れ模様が近づいているようで、雨が降っている。ようやく、という感じだ。この時期、雨が降らないと、溶け残った雪が、なかなか無くならないので、雨は歓迎だ。しかし、雨が嫌いなジュリには気の毒。朝晩の楽しみの散歩からも、そそくさと戻りたがるのが可笑しい。
April 3, 2012
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年度始めの4月1日が日曜日で、なんだか肩透かしを食ったような気分だが、おかげで床屋に行く時間が取れた。この数年、たまの休日の朝に、時折犬の散歩がてら寄る、近所のパン屋が、今日で閉店するとのこと。女性だけでやっていたようだが、そのうちの作り手が結婚することになって、続けられなくなったらしい。移り変わりは世の習いで、しょうがない。1958年に録音されたバーンスタインの「春の祭典」のCDが、先日ようやく手に入り、SACDプレイヤーで聴いてみた。50年以上も前の演奏とは思えない。やはりバーンスタインのレコードは、バーンステインと呼ばれていた頃の方が、いい。
April 1, 2012
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