夜空を見上げるブログ

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2020/11/24
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カテゴリ: 星・天体
お星様を写すとき、苦労する気象現象でいいのかな、の中にレンズの曇りというものがあります。

これは気温が下がることによりカメラや機材に水滴が着くことがあるんだけど、レンズにも水滴が着くと星空にガスが掛かったようになってしまうことがあるんです。さらに真冬には酷くなるとそのレンズに着いた水滴が氷となって剥がれてくることも(゜o゜)。



↑例えばこんな所を写していた時に…↓



↑レンズが曇るとこんなんなってしまうことがあるんです(-_-;)。


これを防ぐ方法としてレンズの周りを少し暖めればいいのですが、では使い捨てカイロを使えばいいと思われるかもしれませんが、使い捨てカイロは人肌の温かさがあって発熱するもので(多分)、レンズに貼り付けていてもすぐ冷めてしまうんです。

その為に前は炭カイロをレンズ部分に巻いておりました。



↑写真は予備として2セット買っていたものとその炭。

実際に使っていたカイロ本体はもう何十年も前の年代もので、当地が雪国の田舎という性格上個人のお店屋さんとかに行くと売れ残りのものが買えたりしていたのですが、さすがにそれも難しくなってきたところにアウトドア屋さんで売っていることを知り、車を80km走らせて予備を用意しておりました(まだネットが一般的ではなかったころの話です)。

ただし炭が水分を吸ってしまうためか撮影中に立ち消えしてしまうことがあり、気が付いたらレンズが曇っていた(-_-;)…ってことが結構ありました。





立ち消えには強くなりましたが、ただ白金カイロの性質上気温が0度を下回るとこれまた立ち消えしてしまい、レンズの曇りに一番気を使う冬には使いづらいものでした(現在普通のカイロとして便利に使っております♪)。



↑結構近年になるとエネループを使ったカイロが売り出され、これは立ち消えが無いので救世主かと思いましたが、立ち消えは無いもののバッテリーが1時間位しか持たず、撮影は大体3~4時間くらいするところにその都度電池を入れ替えるのも面倒くせぇのでこれもイマイチでした。



↑何年か前にネットにて"買ってみた"USBを電源とする発熱シート。本来の使い方はモバイルバッテリーを使って背中を暖めるもののようです。

モバイルバッテリーの容量も増えていた時代で保温的には結構使えたのですが、幅が広すぎて写真に写りこむことがあり、これも使いづらいものでした。

ちなみに同時代にやはりUSBを電源とするカップウォーマーも売られており、クチコミを見るとレンズの曇り防止用に流用されていた方もいらしたようなのですが、サイズがコーヒーカップ用なので大玉のレンズには使えず、管理人としてはそれを買うことはありませんでした。

でも流用されているということは同じ悩みを持っていた人が結構いたという訳ですよね。



↑そして3~4年前くらいになるのかな?、ついにレンズ用ヒーターとの名目でコレが発売されました。

これもモバイルバッテリーを電源として使うヒーターで、その幅も長さもレンズで使う前提で設計されている為か非常に使いやすく、やっと真打登場って感じのmonoです。

その電源のモバイルバッテリーも最近は大容量のものが安くなってきてこちらも助かっており、管理人の場合は24000mAHのバッテリーにレンズヒーターを2セット繋いで3時間で50%くらい消費するところから、もう1台モバイルバッテリーを用意してこれでほぽ一昼夜レンズが曇る心配から開放されました。



↑これがレンズにヒーターを巻いたところ。

実際は赤道儀にカメラを2台載せて、レンズヒーターを2台に着けるとレリーズコードと合わせてカメラからコードが合計4本延びている状態となり、真っ暗な中で手探りでレリーズのスイッチを押しているのでレリーズのコードなのかヒーターのコードなのか間違いが多くて邪魔ではありますが^^;、これでレンズの曇りの心配が無いと思えば精神衛生上のメリットの方が高いので面倒くせぇ…には目を瞑っております(それでも撮影していない時に毎回レンズの曇りを確認するところは星見人のサガですね^^;)。







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Last updated  2020/11/24 09:33:11 AM
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Re:カイロの推移(11/24)  
レンズの曇りは泣きたくなりますね!

シュミカセやカメラレンズでは私もよく経験します。
そちらほど低温のもとでは撮影しないので
今のところハクキンカイロで間に合っていますが
もしこの冬山に出かけた時にそうなったらどうしようか
と考えていました。
参考にさせていただきます♪
(2020/11/26 06:48:50 PM)

Re[1]:カイロの推移(11/24)  
martind35  さん
ホシミスト_3013様

>レンズの曇りは泣きたくなりますね!
カイロを使うという方法も知らなかったころは曇ると車のヒーターで暖め暖めして使っていたこともあります。
そこにカイロを使い始めたら曇らなくなってたまげたことを良く覚えております^^;。

>屈折鏡筒はフードが深いので結構大丈夫ですが
>シュミカセやカメラレンズでは私もよく経験します。
私も80Mではそう曇ったことは無かったのですが、SC-200(当時)を使い始めたら曇って大変でした(-_-;)。

今はC-8では曇り止めを兼ねて押入れシートでフードを作っておりますが、結構いい仕事をしてくれています♪。

>そちらほど低温のもとでは撮影しないので
>今のところハクキンカイロで間に合っていますが
>もしこの冬山に出かけた時にそうなったらどうしようか
>と考えていました。
>参考にさせていただきます♪
白金カイロは炭カイロの燃料確保問題から代替案で使い始めたのですが、使ってみれば立ち消えは炭カイロよりも耐性がありました。がっ、文中にも書いてあるように氷点下になるとこれも使えなくなってしまいます。

ただし夏ではコードとかが無い分使いやすいので、今でも白金カイロを使うこともあります。

レンズヒーターのバンドは今のところコレしかないって感じです。カメラを2台使う手前2本持っていますが、2本繋げればC-8にも使えます。でも筒内気流を気にするシュミカセで使うにはちと勇気がいりますが^^;。

もしも氷点下での撮影の可能性があれば、ヒーターバンドをオススメしたいところです。
氷点下で15-30に使ったときに、1度だけ2時間後にレンズの真ん中が曇ったことはあります。82mm径以下のレンズでは今のところ曇ったことはありません。




(2020/11/26 11:42:08 PM)

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Comments

martind35 @ Re[1]:蜂(05/15) 放浪の達人様 >おお、3人で蜂ネタで盛り…
martind35 @ Re[1]:蜂(05/15) ★紺桔梗様 >花の季節なのでハチの活動も…
放浪の達人 @ Re:蜂(05/15) おお、3人で蜂ネタで盛り上がって(?)ま…
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