ふさの国から 晴走雨読パパの日記帳

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2025.05.27
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テーマ: 読書(9598)
カテゴリ: 読活(読書)
JAL搭乗時に楽しみにしているのが、機内誌「SKY WORD」に掲載されている浅田次郎さんのエッセイ。
そのエッセイをまとめた本があったので、読んでみましたよ。
どのお話も、 ​エッジの効いた主張なんだけど、
決して強要することがない​
ので、心地よい。
へえー、変わってんなと思いつつ、 ​読んでいるうちにさもありなんという気になってくるから不思議​ だ。


珠玉のお話の中でも、
印象に残ったのが ​「ほんとうのおもてなし」​
日本の文化をありのままに見せようという主張
蕎麦は江戸っ子らしく、ツルツルと音をたててすするべし、とかね。
それから、最後の ​​ 「四日間の奇跡」。 ​​
浅田さんは、猫のために18回も引っ越し。
孟母三遷ならぬ猫父十八遷という表現で、老猫への愛情を表現。
その老猫がいなくなったからさあ大変。
結局、老猫は4日後に奇跡の生還を果たすのだけれども、
老猫の名前が「玲玲(リンリン)」というのも絶妙。
だって、玲玲といえば、浅田さんの作中で「没法子(仕方がない)」と決して言わないたくましい女性だから。
老猫も、不屈の猫だったわけ。
​短いエッセイの中で伏線を回収しちゃう​ んだから。やっぱり、ベストセラー作家はひと味違う。





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Last updated  2025.05.27 06:30:06
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