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独白 - #038 「旅行キャンセル」今年、2020年の05月14日から18日に沖縄・座間味へダイビング旅行の予定でした。03月20日の夜にスマホで航空券のキャンセルをしました。ところが、キャンセル受付のメールが届きません、本日、再度の手続きでキャンセル・ルールが届き完了しました。旅行取り止めの理由は勿論「コロナ」です。「コロナ」が報道された当初は直ぐに収束すると思っていました。様子を見る事にしているとどんどん悪い方に向いましたが湿気と温度上昇で収束するとの思いで様子見にしていました。観光地情報、旅行会社情報ではキャンセルが多くなりましたが観光地を援助する気持ちと観戦防止協力の思いの間で行く行かないの気持ちが揺れていました。毎年、座間味へは08月に行っていましたが今年は05月にもと予定しましたが、当初からまだ少し寒いのではとの不安もありました。「コロナ」が気温上昇でも収束しないであろうとの報道に触れキャンセルを決定しました。この時期にキャンセルしたのは本島から座間味への船の予約が開始する日になった事が再度の判断日だったのです。飛行機はネットでキャンセルしましたが宿は電話しました、メールでも出来たのですが申し訳ない気持ちを伝えたくて電話にしました。「コロナ」ですからしょうがないですねと言っていてやはりキャンセルが多いようでした、ですが現在はお客さんも減ってはいますが居るとの事でした。五月には情勢は不明ですが例年の八月には行きたいものです。100回の記念ダイビングなのに残念。-----おしまい。
2020.03.23
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通販履歴-#195,196,197 <2020年03月> 「小説-佐伯泰英さん」最近、本を読む事が少ない。理由はテレビの録画が多く溜まり過ぎて観る事に時間が掛かる。ネットでニュースを見ている。YouTubeで「武田鉄也の三枚おろし」「韓国、中国関連」を見ている。近年唯一の小説、佐伯泰英さんの本がなかなか発行されない。などの理由でした。佐伯さんの本が発行されないかと検索していたつもりが抜けていました。早速の発注です。--------------------------------------------------------------------- 販売店 楽天ブックス-----------------------------------------------------------#195鑓騒ぎ 新・酔いどれ小籐次(十五) (文春文庫) [ 佐伯 泰英 ] 商品金額=730、数量=1、税金=73、送料=0、ポイント利用=0 合計=803、通販総合計=676,944-----------------------------------------------------------#196酒合戦 新・酔いどれ小籐次(十六) (文春文庫) [ 佐伯 泰英 ] 商品金額=730、数量=1、税金=73、送料=0、ポイント利用=0 合計=803、通販総合計=677,747-----------------------------------------------------------#197赤い雨 新・吉原裏同心抄(二) (光文社文庫) [ 佐伯泰英 ] 商品金額=660、数量=1、税金=66、送料=0、ポイント利用=0 合計=726、通販総合計=678,473 ---------------------------------------------------------------------佐伯さんの本を読む事が楽しみですがなかなか出ないので読む事を躊躇していました。三冊我慢していました。今回の三冊で六冊になり安心して読み始めます。早速、昨日一冊読破・・・楽しい時間でした。次も読み始めました・・・テレビ録画が大量になるでしょう。-----おしまい
2020.03.15
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<回想-別荘>-----#033「何故、アレックスに射撃を勧められたのを断ったのかね」「だってあんなに大きな銃を見た事もなかったのに撃つなんてとんでもなかったわ」「そうか~あの頃はまだグアムで始めて拳銃を撃っただけだったね」「ええ、それも22口径がやっとだったのよ」「そうだったね、ところで口径の意味を覚えているかい」「あら、試験なの・・・ええと・・・銃身の内径か弾丸の直径の事で100分の幾つか・・・ね、50口径は100分の50だから1インチの半分の0.5インチつまり12.7ミリね、一般に38とか357とか言われる物は9ミリの事・・・そんなところかしら・・・どう合格?」「勿論、合格・・・M2と言う銃を知っていますか」「まだ実物を見た事はないけど資料は読んだわ・・・確か・・・何とかブローニングと言う人の設計で1930年代にアメリカ軍に採用された重機関銃・・・だったかしら」「素晴らしい、ジョン・ブローニングの設計で1933年に正式採用されたものだよ」「この銃の資料をネットで読んだ時に1933年の物が今でも世界中で使われている事に驚いたのを覚えているわ」「僕もそう思ったよ、それだけ素晴らしい設計と言う事だね、ところで撃ってみたいと思ったかい?」「怖い・・・けど撃ってみたいわ、あなたは撃った事あるの」「昔、グアムの今とは違う場所に屋外射撃場があって、そこで撃ったんだ・・・凄かったよ。その時が50口径の初回だったというのもあるがね」「そう言えばベガスの後に行った山小屋で50口径の練習をしたけど、あの山小屋は貴方の物でしたね・・・でもとても綺麗でしたが良く行くのですか」「派遣の清掃会社にお願いし、鍵はセキュリティー会社にお願いしています」「それで銃は違う場所に保管してあるのですか」「そうです・・・秘密の保管場所を・・・とも考えたのですが、費用対効果で止めにしました」「あの時、聞き忘れたのですが、何故あんなに離れた処に隠すのですか」「貴方ならどうしますか」「うーん・・・、・・・、隠し部屋を作る・か、隠し戸棚を作る・・・か、でもそんな事は当然考えましたよね」「費用対効果と言いましたよ、自分で作れば堅固な作り、難しい作りは無理です限りが有ります。専門の方に依頼すれば完全に秘密では無くなります、となれば自分だけで作れて見つかり難い物に成ります。人には好奇心が有ります、セキュリティー、清掃を他人に依頼していれば何時かはその存在がばれてしまいます」「あれは単純なのに良く出来ていますね、あれは厚いアルミ製でよね~、何処で手に入れたのですか、怪しまれますよね」「あれは、棺桶なのですよ」「成程、棺桶ね~考えましたね、あの強度が有れば上を人が歩いても凹んだりしないし雨にも強いし最適ですね、でも毎回、掘り出し、埋め戻すのが難点ですね」「それは準備運動と思えば良いのです」「銃と弾はどうやって手に入れたのですか」「貴方ならどうしますか」「そうですね・・・日本人・・・外国人には正式に売って貰えませんから・・・う~ん、やはり闇ですかね」「そうです、それが自由主義の国です、金に糸目を着けなければどんな弾でも銃でも手に入ります」「M2でもですか」「買おうと思った事が無いので正確には判りませんが、多分、手に入るでしょう・・・でも政府の何処かの眼に止まるのではないでしょうか」「FBI、NSAとかですか」「そうです」「それじゃ駄目ね、どころで私の射撃の腕前はどうですか」「昔、何処かの誰かがスナイパーには女性の方が向いていると言ったらしいのですが、貴方の遠距離射撃を見て私も・・・そうかも、と思いましたね」「それは褒めてくれているの」「勿論、一発目は10メートルも外れましたけどね、それでも生まれて初めて50口径を撃ったにしては上手いものですね、反動に驚きも無かったようですしね」「それは違うは・・・驚きが大き過ぎて反応できなかったの~」「な~んだ、そうか、でもそれから修正の速さと集弾率は凄いものでしたよ」「ありがとう、先生が良いからよ」「僕もありがとう、と返しておこう」「貴方の最初はどうだったの」「僕の最初の50口径はあのグアムの射撃場でね、何度も撃っていたから、あとは距離が遠いだけだったね」「最初は何メートル外れたの」「5メートル位かな」「やっぱり凄いわね、私だって銃については少しは知識が増したのよ。私の10メートルと貴方の5メートルでは全然違うと思うわ。貴方の場合は銃の特性に照準を合わせる前でしょ、私の場合は貴方が合わせた後だもの」「凄いね、君は・・・良く現状を理解していたね、それとも後から解ったのかな」 <つづく>
2020.03.06
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<決勝戦 成人の部>-----#162「此れより、本大会の最終戦、成人の部の決勝戦を執り行い申す、橘流・橘小兵衛殿、橘流・橘龍一郎殿、お仕度の程をお願い申し上げまする」この呼び出しの係り員は橘道場の門弟で、まだまだ末席だった・・・故に言葉使いが至極丁寧なものだった。待機席に座る龍一郎と小兵衛、今回の龍一郎は相手を見ず得物に木刀を選んだ。小兵衛も龍一郎に合わせ木刀を持ち開始線へと向かった。審判が開始線に立つ二人を確かめ発した。「は・じ・め~~」二人は相正眼に構え合った。二人は全く同じ右足を前に出した正眼の構えで静かに向き合っていた。場内は二人が何をするのかと固唾を飲んで見つめていた。静まり返った場内に「カン」と大きな音が響いた。場内の観客は音が向かい合う二人から聞こえて来る様に感じていたが二人は正眼に構えたままで全く動いては居なかった。静寂の場内に再度「カン」と響き、二人の姿が突然消え場内のあちらこちらから「カン」「カン」と音が響いて聞こえた。誰も居ない対戦場に「カン」「カン」「カン」と音だけが響いていた。その時、四隅の一画に二人が現れ小兵衛が角に追い詰められ相正眼で龍一郎が対峙していた。暫くして、又二人の姿が掻き消え誰も居ない対戦場に「カン」「カン」と音だけが響いた。次の瞬間、別の隅に前と同じく隅に追い詰められ相正眼で対峙する小兵衛と龍一郎が現れた。又暫く構え合った後に二人の姿が消え「カン」「カン」と音がした後に今度は対戦場の真ん中に正眼に構えた二人の姿が現れた。これまでも信じられない事であるのにここから江戸の街の話題を浚う事が起こった。何と龍一郎の手が光に包まれ、その光が木刀の柄に広がり木刀の剣先へと広がって行ったのだ。場内の観客から「おぉ~」と驚きの声が漏れた。対戦する小兵衛も龍一郎が見せた初めての技に平静を鍛錬して来た事を忘れてしまった。次の瞬間、木刀の柄から上が二人の間にポトリと落ち、龍一郎の木刀からは光が消えていた。小兵衛が大半の観客が見えぬ程の素早さで打ち込んだのだ。その打ち込みを光に包まれた龍一郎の木刀が小兵衛の木刀を柄元から両断したのである。この光景の真実を見ていた者は佐紀だけのはずであった・・・が龍一郎はもう一人いた事に気が付いた。そして、これまでの江戸での出来事の全てに納得が行ったのである。龍一郎はそれには気づかぬ振りをして開始線に戻り小兵衛と礼を交わし待機所に戻って行った。場内は観客たちの信じられないものを見せられた興奮に騒然としていた。「ご隠居、師範の手が木刀が光って見えたが儂だけかのぉ~」「いんや、お前だけじゃ無い、儂にも光って見えた。あげな技は道場でも見た事も無い」「なして手が光るんだ、行燈でも龕灯(がんどう)でも持っていたんか」「そんなもんを持っとりゃ審判に見付かるわい」「なら何じゃ」「儂に解る訳があるか、儂に解れば儂も試合に出とるわい」「橘道場の者達は皆が出来るのかなぉ~」「いや、師範だけじゃろう、小兵衛館長は使わなかったからのぉ~」「そうか、そうだなぁ~」「しかし、勝者も次席も皆が橘道場の者ばかりじゃな、強いのぉ~」 「俊方、何度もすまぬな、儂にはあの者の手が光った様に見えたが其方はどうであったな」「上様、私にも光って見えまして御座います。某に出来るかの問いにお答え申しますれば出来ませぬ」「出来ぬか、あれは一体何なのじゃ」「申し訳も御座いませぬ、某には全くどうしたのかの思いも在りませぬ」「やはり、あやつは化け物か天狗じゃのぉ~」「はい、仙人で御座います」「ここだけの話、儂はあやつの弟子になりたいものじゃ」「某もで御座います」二人の会話を聞いている回りの重鎮達が驚きの顔をしていた。ただ、一人を除いてはである。<つづく>
2020.03.05
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<二度目の乗船>-----#023要請した大統領との会見の日程が決まるまでは数日かかると予想されたので、その間に彼はキャサリンの訓練をする事にした。そしてこの二度目の船への乗船で彼は彼女に船内の案内をした。ただ、この船がただの搭載船、つまり母船の非常時の救命船に過ぎない事は伏せていた。一番の目的は彼女の高い重力への対応にあった。彼女は若いだけに最初から2Gでの通常行動は可能だった。だが3Gでは少し苦しそうな表情になり4Gともなると悲痛な表情になり5Gでは動く事は不可能だった。6Gになると息をするだけで7Gになると意識を維持する事、つまり失神しない様に努力するだけだった。そして8Gで失神した。4Gで普通の行動が出来る様に慣れてもらう事も今回の目的である、人間の対応力は凄い。4Gで普通の行動が出来る様になると言う事は1Gの地球ではとても迅速な行動が出来る様になり、力も強い様になる。自身の能力が向上すればスーツの効果も格段に向上するのである。二番目の目的はスーツの訓練だった。この初期の彼にとっては不満だらけのスーツでも彼女にとっては非常な驚きだった。前回の様に上の階の広いエリアでスーツの訓練もした。この三日間で彼女は高いGにも少しは慣れた様だったが4Gへの対応はまだまだだった。2Gで普通の生活が出来る程度で3G、ましてや4Gは到底無理だった。勿論これはスーツの機能を停止していての事でスーツをそれも戦闘モードであれば8Gでも対応できた。彼女が戦闘モードで普通の人と握手などしようものなら潰してしまう、制御がまだ完全に出来ないのだ。彼は彼女のスーツを通常はオフにしていた、防御つまり打撃や銃撃にはオフの時にも対応するからだった。彼女に会う前の彼は何をするにも意欲を失いかけていた。だが今はその意欲、やる気、活力が戻りつつある事を感じていた。スーツを彼女用に改良しようと思っているし、彼女を他の脅威からも守る事も考えていた。彼にとっては長い間無い事だった。彼女のGに対する訓練に選ばれた目的地は冥王星だった。冥王星へ向かう間に速度を上げてGを掛けた。1Gから始まり8Gまで行われ、目的地の冥王星を暫く鑑賞した。彼女の好奇心は旺盛で何に対しても興味を示し、冥王星を見つめるだけでも飽きる事が無かった。冥王星はカイパーベルト(太陽系外縁天体)の中の一つに過ぎない。「このスーツは宇宙服なのでしょう、外に出て見たいわ」「もう少しスーツの訓練を積んでからにしましょう」「きっとですよ、約束ね」「はい」冥王星を観察している時は無重力の訓練も行われ、彼女は徐々に自分の動きを制御出来る様になって行った。幸いな事に彼女が宇宙酔いになる事は無かった。帰路に着いた、高重力への対応訓練が行われた事は言うまでもない。 <つづく>2025/05/22 更新
2020.03.04
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現在、所有している本の整理をしています。殆どが小説です、小説以外は趣味の一つである古代文明関連が多い。古代文明の遺跡、オーパーツ、幻の古代文明、遺物についての文献です。整理とは所有し続ける本、手放す本、廃棄する本の選択とデータ・ベース化です。廃棄はブック・オフへの転売を考えています。選択は中々進みません、在りがちな読み返しをしてしまう為です。20年くらい前にまでは一度読んだ物は忘れる事が有りませんでしたが年齢とともに忘れる様に、覚えて居られない様になりました。私は頭脳は忘れる事は無く思い出す回路が繋がらないのだと思ってはいますが。只、今でも好きな小説は話の筋、登場人物の名前は憶えています、直ぐに思い出さない事も少し集中すれば思い出します。大好きな小説は読み返す時には思い出さない様にしています。気を抜くと筋が思い出されてしまい、詰まらなくなります。最近の新刊は「佐伯泰英」さんの本だけです、後は昔からの本で大好きな本から選んで読んでいます。分類していて困る事はジャンルです。SF、時代は簡単ですが、推理、アクション、ミスタリー等々が難しい。また、どれにも当て嵌まらないと思われる物もあります。古い本では源氏鶏太さんの物です、社会派???会社物??? ジャンル名に迷います。現状は空白つまり分けていません、考慮中にしています。最近見つけたスマホ・アプリに「ブクログ」と言う本の管理アプリがあります。本の検索が題名、著者、バーコードで出来て読みたい、読んでいる、読み終わった・・・などの状態も登録できます、ジャンルの登録も出来ます、読み終わった日付も登録できます。やはりジャンルに迷います、読み終わった日付も昔の事で不明です・・・困ります。現状は登録日になっています。このアプリがパソコン用もあると判り、より使いがいを感じています。機能としてはCSVに落とせれば良いとは思うのですが・・・。3000冊の登録完了までは、程遠いと思っていましたが、何とこのアプリで4万冊の登録者が居ました。登録作業の凄さも驚きですが、読んだ事自体も驚きです、世の中には凄い人がいるものです。「読めば良いと言う訳では無い」と思う方もいるでしょうが、読むだけでも凄いと思います。整理を機会にテレビの時間を減らして読書の時間を増やしたいと思っています。-----おしまい
2020.03.03
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<回想-キャンプ>-----#032清一郎はワインを一口飲み口を湿らせ話を続けた。アレックスは最初は常歩(なみあし)から始め時々後を振り返っては二人の様子を確認した。アレックスは何度か確認すると常歩から速歩(はやあし)に速度を上げ又二人の様子を確認した。だが、それも休憩までの事でその後は常歩、速歩と続け平地では時々駈歩(かけあし)を混ぜた。馬の歩みは常歩(なみあし)(110m/分)、速歩(はやあし)(220m/分)、駈歩(かけあし)(340m/分)、襲歩(しゅうほ)(1150m/分)と呼ばれる。アレックスは二人の様子を見ながらより早く難しい乗り方へ移行して行ったのだ。馬4頭と車一台が草原や山道を駆け巡った。先頭を行くアレックスが前方に見えた大きな岩山の右に迂回した。岩山は幅300m高さが50m位あった。岩山を迂回したアレックスはそのまた前方1キロ程の大木の下で馬を止めた。「ここが今夜の野営地よ」追いついた三人に言った。その後に車が到着し両親が降り立った。「今夜はここに泊まるのか・・・良い処だね」「そうね、良い処ね」「男性陣は野営の準備と珈琲をお願いね・・・ママちょっと付き合って」アレックスは男性陣が荷物を車から降ろすのを待って母を連れてSUVで何処かへ出かけて行った。椅子とテーブルを組み立てゲストの二人を座らせた。お湯が直ぐに沸きゲストの二人に珈琲が出された。ゲストの二人が珈琲を飲んでいる間に次々に野営の準備がされた。この家族は野営に非常に慣れていて行動に素都が無かった。そうこうしている内に出かけていた女性二人が戻って来た。「二人は射撃がしたいと言っていたでしょう・・・長距離はどう」「短距離よりは長距離が希望です」「良かった・・・あの岩山の麓に標的を設置して来たの・・・どう撃ってみる~」「50口径・・・12.7ミリですか・・・それとも7.62ミリ ?」「両方、バレットM82とウインチェスターM70よ」「OK、どちらから」「距離はどれ位だと思いますか」「君はどれ位だと思う」清一郎が雪恵に尋ねた。「そうね~1キロ位かしら、どう」「そうだなぁ、1200メートル・・・かな」「残念、惜しい1175メートルよ」アレックスが距離計付きの双眼鏡を覗きながら答えた。エディー、エレノアとアンディーの三人は夕食の準備をしていた。アレックスが車から大きな銃を両腕に抱えて持って来た、バレットM82だった。余りの大きさに初めて見る雪恵は目を丸くしていた。「そうよね、普通の人は驚くわよね、でも音はもっと凄いんだから・・・ここは屋外だからそれ程でもないけど屋内だったら大変よ」アレックスは話ながら銃を清一郎に渡した。軽々と持った清一郎が雪恵に言った。「君も持ってみるかい」「いいえ、今は止めておくわ」清一郎は目でアレックスに確認し岩山に銃身を向けて地面に置いた。アレックスが肩に下げたナップサックから銃弾の箱を清一郎に渡した。「何か注意点はありますか、改造はしてありますか」「いいえ、標準のままよ・・・あたなはこの銃の経験があるようね」清一郎は腹ばいになり右肩に銃床を付け左手で銃床のグリップを掴み、腕組みをする様に構えた。「ダディー~、マミ~、アンディー、イチローがライフルを撃つわよ~」アレックスの掛け声に三人が集まって来た。アレックスが後ろに下がらせてしゃがませた雪恵の周りに三人が座った。アレックスは清一郎の隣に双眼鏡を持って腹ばいになった、スポッター役だ。「幸い風は強くない様だ」「そうね視界も良いわ」銃の感触を確かめた清一郎は弾倉に口径12.7mm、長さ99mmの大きな弾薬を三発装填した。再度、銃を身体に馴染ませた。「撃ちます」暫くして「ズドーン」と言う凄まじい音が響いた。「3メートル右45度上に着弾」アレックスの声が聞こえた。清一郎が薬莢を飛ばし次に備え、再度「ズドーン」と音が響いた。「50センチ左下45度に着弾」再度「ズドーン」と音が響いた。「パーフェクト、ブラボー、凄い」「アレックス、ど真ん中か」「そう・・・ど真ん中よ、ダディー」そう答えながらアレックスは父親に双眼鏡を渡した。「おぉ~凄い・・・なぁ~」双眼鏡が次々に渡され皆が驚き清一郎を誉めた。<つづく>
2020.03.02
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<ケンとジェニーとリサの会話>-----#039「ねぇケン、ルイは雄一郎さんを射止めたかしら」「無理じゃないかな~せいぜい自分の子供、佐紀の姉と思っているんじゃないかな」「でも・・・ルイは諦めるかしら」「う~ん、諦め無いだろうね~」「ルイはどんな手を使うのかしら、お色気作戦・・・は無理ね」「雄一郎兄さんに色仕掛けなんか通用するもんか」「そうよね、でも私はルイを応援したいわ、貴方は?」「僕もだよ、ルイの為だけじゃ無く、兄さんの為にもね」「リサ、二人はどうしてるの?」「お二人は一緒に工作室で私の指と手を作っています」「今日は私達四人でエンジンの改良をしていたのに、まだ二人は一緒なの」「これは今夜の夕食に二人は来ない・・・な~」「えぇ~、皆で夕食を食べる事は雄一郎兄さんの決めたルールでしょ」「兄さんは皆の身体を気遣ったのさ、皆には自分が入っていないんだ」「ところで、リサ、その指と手って何に使うのか知ってる?」「はい、私が料理や洗濯が出来る様にです」「凄い・・・でも私たちは楽になるけど、リサ、貴方が大変だわ」「いいえ、私は皆さんのお役に立てるなら何でも嬉しいです」「リサ、君は嬉しい、悲しい、楽しい、寂しい・・・解るのかい~」「ケン、自信はありません、が、もっと皆さんの役に立ちたいです」「ケン、リサは成長しているのね」「そうだね、それも急速にね」「・・・・・」「ケン、そう言えばルイは雄一郎さんの何処が何が良いの、どうして奥さんになりたくなったの?」「さぁ~、日本人初の宇宙船の飛行士だからかな~、同じ女性の君に解らない事が僕に解るはずがないよ」「貴方には言っているかな~と思って」「今、君に言われて初めて気が付いたよ・・・でもルイを知っている僕にはルイに合う人はなかなか居ないと思ったが、何故か兄さんには自然な気がしていたね」「あ、私もよ、ルイと兄さんて気が合っていると思うわ」「だね」「良し、これからは積極的に応援しましょう、ね」「失礼ですが、二人が合う機会を多くすれば良いのでしょうか」リサが質問した。「リサ、そうよ、その通りよ」「では、私もお手伝い致します」 <つづく>
2020.03.01
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