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11月20日土曜に、未病.jp真健康交流会でお話しした内容は、日本ホリスティック医学研究会の講演でお話しした内容と基本的には同じですが、研究会では時間も短く、語るべき内容を十分にお伝えすることが出来ませんでした。そこで、今回は内容をまとめたスライドを作りました。そのスライドの原本をここにコピーします。ご意見、ご感想など頂ければ幸いです。以下、スライドの内容です。タイトル:『バッチフラワーとホメオパシー』《セルフヘルプと未来の医療》作用機序を比較しての考察◎バッチフラワーとホメオパシーの共通点1)自然物を治癒物質の素材として用いる。2)素材がもつ力を、極めて微細なレベル(感情や精神に働きかける濃度)に変換した上で用いる。3)身体症状の『原因となるレベル』に焦点をあわせて用いる。◎バッチフラワーとホメオパシーの相違点1)バッチフラワーでは、限られた植物素材だけを用いるが、ホメオパシーでは鉱物・植物・動物を含む広範囲の素材を用いる。2)バッチフラワーでは太陽法と煮沸法という単純な方法を調整に用いるが、ホメオパシーは希釈にサカッション(攪拌)を併用する、いわゆるポテンシーを高める操作が加えられる。3)バッチフラワーはセルフチョイスを原則として用いられるが、ホメオパシーは熟練したホメオパスの診断によって選ばれる。◎レメディーの作用範囲1:思考経験の混乱。2:強い感情や欲望の影響。3:身体症状。◎回復の原理・私たちは自分が経験する「体験そのもの」と常に自己同一化しがちであるが、実は私たちの存在は「体験」とは別のものである。・『病む事のない存在としての人間の本質』は常に存在している。・精神的レベルと感情的レベルの混乱が解消され、個人の「知性、情動、行為」の全体に調和が存在する状況になれば、各人の個性は、このエネルギー(統一性)の通り道となり、この力(統一力)が回復をもたらす。・バッチフラワーやホメオパシーのレメディーが治癒物質として迅速な効果を示す事が出来る背景はここにある。◎ホメオパシーの作用機序について・個人にとって本来的には「非自己」である状態を「身体症状」と「症状の原因に近いレベル」全体にわたって本人に知らせることで、その「非自己」との同一化からの解放を促す。・物質を材料として作られた『心魂レベルに作用するワクチン』のようなものが、自己の認識を明瞭化して、『非自己の排泄』と『毒素の中和』を促進するというイメージ。・身体症状とその原因になった感情、精神の状態全域に焦点をあわせることで、いわば太極状態から流出して複雑化具象化した六十四卦と八卦、四象全域を視野にいれつつレメディーを選択し、複合的なレベルで問題を中和排泄しようとする治療として理解できる。◎バッチフラワーの作用機序について・バッチフラワーは、身体症状を生じる前の精神状態、感情状態だけを指標として選ばれ、より純粋な浄化作用、中和作用を示す。・身体症状レベルまで凝縮していない『感情的エネルギーパターン』が、魂の中に宿り、個人の創造的な力を特定の方向に偏位させている状況で、その状態が「非自己である」という認識、「こんな状態は、本当の私ではない」という判断に基づいて選ばれる。・レメディーは、このような意識的な自己選択によって選択され、『ネガティブな状態を引き起こしている感情的エネルギーパターン』を中和、浄化し、そのエネルギーパターンのポジティブな質だけが表現されるように、『変容』を引き起こす。・いわば六十四卦には注意を払わずに、八卦、四象のレベルだけに注目し、このレベルの問題を中和解消し、太極の光をいわば肉体的なレベルである六十四卦にまで貫通させる作用を示す。◎疾患形成過程と回復のプロセスとは何か。・『疾患形成のプロセス』=『非自己との誤った同一化』・『治癒と回復の過程』=『症状即是治癒』である排泄のプロセス。◎バッチフラワーに副作用が少ない理由・治療の目安が『自覚的された感情と精神の状態』に限局され、レメディーの選択範囲も限られているため、他の治療方法と比較して適切なレメディーが選びやすい。・レメディーそのものが動物的要素や鉱物要素を含まないので、取り込まれるエネルギーパターンが人間にとって処理しやすく、レメディーの選択が不適切でも副作用が生じにくい。・セルフヘルプによって選択されるため、たとえ過去のトラウマなどに起因する問題でも、個人毎に対応可能な時期に取り扱われる形となり、一人一人の回復にむけた自然なペースが阻害されない。・身体症状に注意を向けないことで、身体症状として処理されつつあるプロセスを邪魔しない形で原因レベルだけに働きかけることが出来る。◎ホメオパシーで副作用が発生しやすい理由・ホメオパシーでは、選択指標がより広範囲かつ具象的であり、いわゆるシミリマムが選択されない場合には、身体症状にまで具象化したエネルギーのすべてを存在の微細レベルに戻すことや中和することができずに、身体症状や精神症状を複雑化させてしまう可能性がある。・ホメオパシーによる治療では、中和と排泄の両方が同時に生じうると考えられ、より完全な治癒のためには、両方が適切かつ同時的に完遂されねばならない。このため、実際の治療場面では、よりシミリマムに近いシミラーを選ぶことが課題になるが、レメディーの選択範囲が鉱物、植物、動物の領域に広がっており熟練のホメオパスでもポテンシーを含めた最適なレメディーの選択に至るには深い認識力の訓練が必要になる。(アントロポゾフィー的訓練)・ホメオパシーのレメディーは鉱物レメディーや動物レメディーを含み、同時に高いポテンシーを有するため、不適切なレメディーが使用された場合に、使われたレメディーの影響を中和、排泄しにくくなる可能性がよりも大きくなる。◎ホメオパシーの副作用を避けるための考察・「身体症状」をレメディー選択の指標にする場合も「感情状態」を指標にする場合も、必ず『患者さん自身が自己の問題として自覚した部分だけ』を指標にするように心がけ、患者さん自身の回復のペースを尊重する。(自覚によるタマネギの皮むき)・「身体の症状」に指標を定めるなら、あくまで身体症状を中心的な指標にする。「感情状態や性格傾向」を指標にするなら、やはりこのレベルを中心的な指標にし、「身体症状」と「感情状態や性格傾向」の両レベルを無自覚に同等の指標にしない。(対象とされるレベルを明確にする事により、回復プロセスへの積極的かつ主体的な関与が可能になり、最終的には身体プロセスから徐々に原因レベルに近接してゆく事が可能になる。)・セルフヘルプとして用いる場合には、ホメオパシーのレメディー選択においても可能な限り『自覚された感情状態や性格』だけをレメディー選択の指標として用いる。(これにより身体症状はそのままとされ、排泄反応を生じている体の知恵が阻害されない。原因に取り組むタイミングも患者さん自身の選択範囲にとどまる。)◎セルフチョイスと回復プロセス尊重の原則・いかなる疾患も、これを「浄化排泄のプロセス」として理解すれば、症候を無理に変化させたり、表面の問題を解決しないまま、深いレベルの問題を引きずり出してはいけない。・自然で確実な回復のプロセスは常に『症候の自覚と回復への選択』からはじまり、『感情的レベルと肉体的レベルの回復』が『自覚的な変化の選択』=『セルフチョイス』に従って生じる。・バッチフラワーレメディーが直接感情に働きかける場合でも、このレメディーを自分のために用いるという意識的な選択が第一にあり、感情レベルでのエネルギーの混乱が消失するに従い、その混乱の物質的な結実であった身体疾患も回復するという回復プロセスをたどる。・この「自覚的選択」と「回復のプロセス」は大変重要であり、ホメオパシーにおいても、このプロセスを維持する方向でレメディーが選択されるべきであると私は考える。◎バッチフラワーとホメオパシーの相補的使用《バッチフラワー》・バッチフラワーレメディーは、感情状態だけを指標にして選ばれるものであり、身体症状に対してはほとんど注意を向けない。このため、心療内科以外の医療機関を受診する人にとって、その方法は理解しがたく、やや受け入れにくい可能性がある。・原因療法であるが、作用が穏やかであるために効果が自覚されにくい場合があり、プロセスが中断されやすい。・ホメオパシーを含むすべての治療法と併用が可能である。《ホメオパシー》・身体症状も参考としつつ、より深いレベルにまで作用を及ぼす事が可能であり、全ての医療機関で利用され得る可能性がある。・患者さんにとって、身体症状だけのように思われる状況でも、適切な選択がなされれば全人的な回復と自覚を促進し得る。・ポテンシーの調節により、作用レベルを調整することが可能であり、経験と修練を積んだホメオパスならバッチフラワーレメディーと併用が可能である。◎結語・人間が病を得る最初の一歩は、自分らしさの喪失、統一的な自己の喪失、にあります。無意識に自分本来のありかたと矛盾する考えを受け入れる事、自分の肉体に相応しくない食事を摂り続ける事。親や教師に押し付けられた「偽りの義務感」などにより、自分に対して不正直な行動をとり、自分の中に相矛盾する欲求を保つ事。これらすべてが自己の統一性を破壊し、私たちが個人として統一され、ひいては自然と他者と調和協調して生きる、その可能性を失わせます。私たちは、大自然の一部として、また人間らしい創造的な存在として生きる事で、はじめて健康になり、喜びにあふれたあり方を経験出来ます。そして人間らしさの本質は、常に自分らしくあり、『自己選択によって目覚めて生きる事』にあります。・『自己選択によって目覚めて生きる事』の基本は『何をどのように食べるか』を意識する事によって養われます。天地と調和した存在、「すべての生命によって支えられつつ、同時にすべての命を活かす存在として生きる」という理想の実現が、正しい食事の心がけから始まります。そして「目覚めていようとする心」、「自分にも、他の生命にも優しくありたいと願う心」をバッチフラワーレメディーが支え導いてくれます。また、過去の「間違った想いと食事に由来する症状、性格の歪み」などを、ホメオパシーは消し去ってくれます。・私は、これからの医療の現場では、ホメオパシーとバッチフラワーレメディー、中医学などがそれぞれの長所を生かして相互に補い合うシステムが構築されると予測しています。食事を正しく整え、想いを正し、バッチフラワーレメディーとホメオパシーといった自然の治癒物質の助けを借りる時、私たちはどのような困難の中にあっても自らの「知情意」を御し、『本来の自己』に従って回復の道を歩んでゆくことが出来るでしょう。
2004年11月23日
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20日の土曜から昨日の夕方まで、『東京いずみの会』、未病jpの『真健康交流会』、堀耳鼻咽喉科で開催された『ホメオパシー症例検討会』でお話しをさせて頂きました。今日から3回に分けて、それぞれの集まりでの講演内容とお会いした方々と話し合った事などについて書きます。いずみの会では、以下の内容を述べさせて頂きました。人間は、1)食べ物や想念を自分の中に取り込み、2)これを燃焼変換し、3)最後に排泄を行う『熱機関』である。自動車の内燃機関を理解すれば分るが、それぞれのエンジンには完全燃焼のために相応しい燃料がある。ガソリンエンジンにディーゼル燃料を入れてはエンジンはきちんと動かない。ついにはエンジンそのものが破損するだろう。それと同じ事が人間の『食事と想念の取り込み』についても言える。自分の内部できちんと消化して燃やし尽くすことが出来る質と量のものを取り込まなければ、エンジン内部にたまる不完全燃焼のカス同様、汚れが肉体と魂のなかに残り、排出されるものも濁ったものになる。病が形成される原因は、自分が何者であるかを見失い、自分に相応しくない食べ物と想念を取り込み、これを燃やし尽くさない事にある。食べ過ぎ、考え過ぎ、心配し過ぎ、情報過多などは、すべて人間の自然な機能を疲労させ、肝心の『浄化』や『排泄』を不完全にしてしまう。病気を予防するにも病気から回復するにも、適切かつ適量のintake(取り込み)が必須である。食事に関して言えば、これが1)『玄米菜食の腹八分目』である。そして、2)燃やし尽くすために『歩く』こと、3)出し尽くすためには『食事の回数と量に相応しく排泄する事』である。そして、すでに癌腫として固まっている異物を排泄するには、血液情報の写しである「尿」のホメオパシックな助けを得る事が最善の方法と言える。以上がお話しさせて頂いた内容要旨です。『癌と自分』のすべての情報を含む『尿』を、食べ物同様に受け入れることは、『自分の全てを受け入れる』という事です。愛をもって受け入れられた時、癌はその本来の使命を果たして天に帰ってゆきます。明日は、未病.jpの特別講演でお話しさせて頂いた内容を書きます。
2004年11月22日
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11月20日にマクロビオティックレストラン クシガーデンで開かれる【未病.jp】http://mibyo.jp/ 主催の講演会に関連して作成したコラムの第三部をここに転記します。先週の土曜日には、日本ホリスティック医学協会主催の研究会で演者として15分間話しをさせて頂いたのですが、話しきれない事が多く、今回の講演では十分に詳しくお話しをさせていただくつもりです。時間がとれるかたはぜひご参加下さい。(詳細はこちら → http://mibyo.jp/seminar/notice/041120.html )以下本文。第三部『バッチフラワーレメディーとホメオパシー』私は今回の三部構成のコラムのタイトルを、当初は『完成されたホメオパシーシステムとしてのバッチフラワーレメディー』として書き始めましたが、このタイトルは『完成されたセルフヘルプとしてのバッチフラワーレメディー』としたほうが良いでしょう。 バッチフラワーレメディーとホメオパシーは、ともに自然物をレメディーの原材料として用いており、またそのレメディーは物質としての分析では、何の成分も含んでいない「水」のようなものである点が共通しています。そしてこれら2つの治療法は、どちらも疾患の原因となる、人間の感情と精神のレベルに対して働きかける治療法でもあります。一方、両者を比較して大きく異なる点は、ホメオパシーが体の症状も目安にしてレメディーを選択するのに対し、バッチフラワーレメディーでは、感情状態だけを目安にして、身体症状をレメディー選択の目安にしない点です。この違いが、バッチフラワーレメディーをして『セルフヘルプのシステム』たることを可能にしています。自分の感情状態なら、自己省察の訓練を少し積めば、血液検査や血圧測定をしなくても誰でも自覚することが可能だからです。具体的に考えてみましょう。たとえば『発熱症状』を生じる疾患、というだけでは数百の疾患が可能性のある原因リストにあがります。その一方、『症状』を生じる原因に関して言えば、たとえば『下痢』については「腐敗した食物」が原因で生じる下痢もあれば、「極度の精神的ストレス」が原因で生じる下痢もあり、同じ『症状』が生じていても、その原因が全く異なることはしばしば見受けられます。このような事情が「感情状態」と「精神状態」だけでなく、『身体症状』をも配慮してレメディーを選択するホメオパシーに、深さと難しさを加えています。 私は医者としての臨床経験から『治癒と回復の原則』を『症状即治癒』である排泄のプロセスとして、また『疾患形成のプロセス』を『非自己との誤った同一化=自己矛盾の形成』として理解しています。バッチフラワーレメディーは『精神と感情の状態』に焦点をあわせて選択され、そのレベルにおける「自己像の矛盾」である「非自己(ネガティブな感情状態)との同一化」を解消し、体の病気が発生する前にその原因を解消する働きを示します。また、すでに生じた疾患についてはこの作用により、治癒回復を穏やかに促します。これに対して、ホメオパシーでは、レメディーの『適切かつ最善の選択』がなされない場合、身体症状にまで具象化したエネルギーのすべてを存在の微細レベルに戻すことや中和することができないために、かえって複雑な症状を引き起こしてしまう可能性が出現します。『安全なセルフヘルプシステムとしてのバッチフラワーレメディー』を適切に理解した時に、ホメオパシーの副作用を減らして、これをセルフヘルプシステムに近づけるための示唆を得ることが出来ます。具体的には以下のような事柄が考えられるでしょう。1)「身体症状」をレメディー選択の指標にする場合も「感情状態」を指標にする場合も、必ず『患者さん自身が自己の問題として自覚した部分だけ』を指標にするように心がけ、患者さん自身の回復のペースを尊重する。(自覚によるタマネギの皮むき)2)身体の症状(痛み、発赤、発熱など)に指標を定めるなら、あくまで身体症状を中心的な指標にする。もしも感情状態、精神状態を指標にするなら、やはりこのレベルを中心的な指標にし、身体症状と感情状態の両方を無自覚に同じレベルの指標にしない。(対象レベルの意識化により、自己認識がより明瞭になり、回復反応の引き金を自分でひくことが可能になる。)3)バッチフラワーレメディーのように、穏やかな回復をはかろうとする場合には、ホメオパシーのレメディー選択においても原則的に『自覚された感情状態や性格』だけをレメディー選択の指標として用いる。(これにより身体症状はそのままとされ、排泄反応を生じている体の知恵が阻害されない。また、回復のスピードも患者さんの許容範囲にとどまる。)いかなる疾患も、これを「排泄浄化のプロセス」として理解するなら、症候を無理に変化させたり、表面の問題を解決しない状態のまま、深いレベルの問題を引きずり出したりしてはいけないと推察出来ます。自然で確実な回復のプロセスは常に『症候の自覚』からはじまり、『感情的レベルと肉体的レベルの回復が、自覚的な変化に従う』形で生じます。バッチフラワーレメディーが直接感情に働きかける場合でも、このレメディーを自分のために用いるという意識的な選択が第一にあるのです。そして、感情レベルでのエネルギーの混乱が消失するに従い、その混乱の物質的な結実であった身体疾患も回復します。この「自覚」と「回復の順序」はとても大切です。ホメオパシーにおいても、このプロセスを維持する方向でレメディーが選択されるべきであると私は考えます。つまり『セルフチョイスとセルフプロセスの尊重』です。バッチフラワーレメディーは、感情状態だけを指標にして選ばれ、用いられます。一般の医療機関を受診する人に対しては、身体症状に対してほとんど注意を向けないバッチフラワーレメディーの方法は理解しがたく、取りかかりにくいものかもしれません。これに対してホメオパシーは、身体症状をも指標としながら、より深いレベルに作用が及ぶという利点があります。そして、身体症状に悩む人は、それを意識していない場合でも、ほとんどが精神感情のレベルに何らかの問題を抱えています。これからの医療の現場では、ホメオパシーとバッチフラワーレメディーが両方の長所を生かしながら助け合ってゆくシステムが構築可能になるでしょう。人間が病を得る最初の一歩は、自分らしさの喪失、統一的な自己の喪失、にあります。無意識に自分本来のありかたと矛盾する考えを受け入れる事、自分の肉体に相応しくない食事を摂り続ける事。親や教師に押し付けられた「偽りの義務感」などにより、自分に対して不正直な行動をとり、自分の中に相矛盾する欲求を保つ事。これらすべてが自己の統一性を破壊し、私たちが個人として統一され、ひいては自然と他者と調和協調して生きる、その可能性を失わせます。私たちは、大自然の一部として、また人間らしい創造的な存在として生きる事で、はじめて健康になり、喜びにあふれたあり方を経験出来ます。そして人間らしさの本質は、常に自分らしくあり、『自己選択によって目覚めて生きる事』にあります。『自己選択によって目覚めて生きる事』の基本が『何をどのように食べるか』を意識する事によって養われます。天地と調和した存在、「すべての生命によって支えられつつ、同時にすべての命を活かす存在として生きる」という理想が、正しい食事の心がけから始まります。「目覚めていようとする心」「自分にも、他の生命にも優しくありたいと願う心」をバッチフラワーレメディーは助けてくれます。過去の「間違った想いと食事に由来する症状」をホメオパシーは消し去ってくれます。食事を正しく整え、想いを正し、バッチフラワーレメディーとホメオパシーの助けを借りる時、私たちは「知情意」を御して『本来の自己』に従いゆくことが出来るでしょう。
2004年11月17日
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【未病.JP】主催講演会の準備として書いた、レメディー紹介コラム第2部です。『各種の治療法と、疾患の真の原因』 西洋医学の歴史においては、ヒポクラテスの時代から『サイコセラピー』『ナチュロパシー』『ホメオパシー』『オステオパシー』『アロパシー』の5つの医療の流れがあり、それぞれが現代でも活用されています。この分類に従えば、バッチフラワーレメディーは「ナチュロパシー」に分けられます。「アロパシー=対症療法」以外の療法は要約すると以下のようなものです。1)『サイコセラピー』は「心理療法」と訳されており、心と体に影響を及ぼす精神心理的な要因に対して、言語・絵画・イメージ・造形・グループワークなどを用いて働きかけ、これを取り払って病気を治す試みです。セラピーの種類により働きかけるレベルも異なりますが、適切なタイミングで用いれば、多くの疾患に対して予防的にも役立ち、回復を促進します。2)『ナチュロパシー』:アロマテラピーやバッチフラワーレメディーなど、主に感情領域に作用する自然成分によって自然治癒力を高めて回復をはかる治療法です。私は、日々の食事こそナチュロパシーの基礎であると考えています。このレベルの治療方法は用いる事が容易で、同時に最も予防に役立ちます。3)『ホメオパシー』:「同種療法」とも訳される治療法で、ある症状と同類の症状を引き起こす物質を数千倍、数万倍、数億倍に希釈して患者さんに与える事で、自然な排泄と回復プロセスを促進する治療法です。ヴァイタルフォースの歪みを補正するとされます。4)『オステオパシー』はいわゆる「整体」に似ていますが、頭蓋骨や背骨の歪みを修正することで生体エネルギーの流れと肉体のリズムを修復して健康を回復する治療法です。肉体機能の基礎になるレベルを強化すると推定されます。西洋の医学の流れだけを概観しても、このようにさまざまな治療方法がある訳ですが、人間の存在様式、人間の構成要素の基本的パターンは、洋の東西を問わず同様です。従って『疾患の発生プロセスと病気の意味』を理解できれば、表面的には千差万別に見える治療法も作用原理においては共通した基盤があると予測出来ます。これについての具体的説明を2つ挙げます。 20世紀初頭、「人間の構成と機能」をサトルアナトミーと呼ばれるレベルまで解き明かして『疾患と治癒の原理』を説明した、優れた見霊者がルドルフ=シュタイナーでした。彼は疾患発生の原因を『アストラル体が、過剰にエーテル体に食い込んだ状態による』とシンプルに説明しました。一方、バッチ博士は、「汝自身を癒せ」の中で、現代医学の失敗の主な原因を『疾患の原因ではなく結果にばかり目を向けて来た』点にあると指摘し、現代医学の状況を『この状況はまるで、国中でゲリラ的逃走が継続して行われ、敵が丘の上で強力に要塞を固めているのに、人々がその要塞を無視し、襲撃によって壊れた家を直したり死者を葬ったりすることに満足しているようなものです。』と説明しました。その上で、疾患の真の原因に関しては『病気の根源にあるものは、物質ではない…中略 … 病気として私たちが捉えているのは、身体の中に生じた変化の最終的な現れであり、深い部分で作用していた力の結果です。… 病気は、本質的には魂と意志が争った結果です』と述べています。ルドルフ=シュタイナーとバッチ博士が述べた、これら2つの原因説明は、異なる文脈の中で、まったく異なった言葉で述べられていますが、その指し示す内容は事実に照らして考察すれば全く同じ事であると理解できます。シュタイナーが「アストラル体が、エーテル体に深く食い込んでしまった状態」と呼び、バッチ博士が「魂と意志が争った」状態と表現した状況を、食養生とフラワーレメディーは、『穏やかに』、『自然なかたちで』、『より原因的レベルで』解決する手助けをしてくれます。症状の変化の迅速さという点だけを見れば、西洋薬による逆症療法や中医学的調整治療がもっとも分りやすく、ホメオパシーも、フラワーレメディーや食養生より迅速な効果を示すでしょう。けれども『予防医学的に誰もが実行できる、安全なセルフヘルプ』としては、フラワーレメディーと食養生に勝るものは無いでしょう。11月20日の講演では「サトルアナトミーと疾患発生の関係」や、バッチフラワーと食養生が、なぜそれほど『ナチュラルかつ安全』なのか、分りやすくお話しさせて頂きます。次回の【未病.jpニュース】では、『自分の感情や、自覚された性質』を指標にして選ぶバッチフラワーレメディーが、ホメオパシーとどのような共通性を持っているのか、またホメオパシーの安全使用に関してどんな示唆を与え得るのか、を述べさせて頂く予定です。
2004年11月11日
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