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ずっとは困るが2、3日だったら沢野ひとしや魚、うどんになってどんな気分なのか知りたい、そんな著者が日常で感じた様々なことを綴ったエッセイ集。やっぱりと言うかタイトルと内容にはあまり関連は無いがさくさく読める。 個人的にはこの著者は小説よりも旅行記やエッセイなどで力を発揮すると思う。
2003年05月31日
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大阪で出会った漫才師から聞いたある男の波乱の生涯を描いた表題作の他、脇道へ逸れてしまったような人々を題材とした短編集。 若干古臭い印象はあるものの、タイトル通り(?)侘しさのある雰囲気は悪くない。
2003年05月30日
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あるマフィアの大物の殺人現場を目撃し、警察で証言した主人公が自宅へ戻ると、妻が全裸で縛られて転がっており、その直後に脅迫電話が掛かってきた。 一度は証言を翻した主人公だったが、脅迫に屈した自分を恥じ、妻のや友人の後押しもあって自分の手でマフィアを始末しようと決意する。誇りを取り戻すために闘うという、ハードボイルドの王道的展開ながら人物設定に力があって独特の読み心地の一殺。
2003年05月29日
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あやしい探検隊シリーズの第2弾。 “北へ”と付いているが特に北だけの探検記を纏めたわけでもなく、粟島や八丈島、パラオ島などで相変わらずの宴と騒動が繰り広げられます。このシリーズが好きなら無難に読める一殺。
2003年05月28日
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生活のためにその剣の腕を活かして商家や大名など、内密の罪人の介錯を副業としている貧乏御家人の主人公が手掛け、巻き込まれた様々な出来事を綴った短編連作集。腕は立つが酒や女にだらしのない主人公と、老齢ながら薙刀と小鼓の達人、そして恐ろしい美食家で健啖家という母親の落語のような掛け合いと人情物の展開がテンポ良く読める。ただ、若干狙い過ぎた感もあり、王道的時代物からは外れる。
2003年05月27日
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プロ棋士を破る程の腕を持ちながら、その年齢と素行が祟って奨励会への入会を逃し、各地を放浪しながらもその腕だけは益々冴え渡った異能の真剣師・小池重明の生涯を描いた作品。小説にも引けを取らない波乱の生涯がある程度の関わりを持った者としての視点で描かれており、迫力のある一殺。
2003年05月26日
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宗谷本線、秋田内陸縦貫鉄道、大井川鉄道、瀬戸大橋線に様々な終着駅やその跡など、国内の変わった鉄道を中心に乗り歩いた旅のエッセイ集。電車物の中でもかなりマニアックで、ちょっと古いものの興味深く読める。 好きな人にはたまらない一殺。
2003年05月25日
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錬金術、自動車の発明、月着陸、華やかな栄冠を手にした一握りの人々の陰で僅差で遅れを取った者や先んじたのに記録として残らなかった者、業績を認められなかった者など、報われなかった架空の人々を題材にした短編集。着眼点は良いし内容も面白いのだけど文章がやや胡散臭い。それが味でもあるのだが、好みとは違うかな。
2003年05月24日
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生涯無敗と言われる宮本武蔵の実像やその勝利への信念を考察した表題作の他、千葉周作、森要蔵、日本に憧れたバスク人の剣客など、剣に生きた中でも一風変わった男達を描いた短編集。 タイプは違えど一癖も二癖もあるキャラが興味深く読める。 剣の道について考えさせられる一殺。
2003年05月23日
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スタンドボーイ、ウェイター、松茸の仕分け、ビル清掃員・・・著者が経てきた様々なバイトのやってみて初めてわかる楽しさや辛さ、裏舞台などを綴ったエッセイ集。経験は宝だとつくづく感じさせられるような多彩な内容で楽しみながら読める一殺。
2003年05月22日
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再犯という、まさに懲りない面々のみを収容する府中刑務所での娑婆とは全く違う人間模様や官憲の不条理さを綴ったエッセイ集。実際に体験した者でなければ描けない内容や丁寧な文体が不思議な重みと可笑しさ、物悲しさを感じさせる一殺。
2003年05月21日
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タイトル通り、アルプスの地を旅した体験や感じたことを山の小説を多く手がけ、造詣の深い著者ならではの視点で綴った紀行文。 頑固で歯に衣着せぬ文章は好みは別れるものの、独特で興味深い。 内容は古いが味わい深い一殺。
2003年05月20日
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食品会社の研修で北海道を訪れた主人公は謎の男達に追われていた女性を助けようとしたためにロシアマフィアの絡むトラブルに巻き込まれてしまい、極寒の地を駆け回る。平凡なサラリーマンという設定の主人公は爽快感に欠けるが妙な開き直りがあって悪くない。 ただし展開は陳腐。
2003年05月19日
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著者が血走った眼で様々な事柄について力一杯考え、怒りをぶちまけたエッセイ集。 彼の作品としては特に目新しさは感じないが、気軽に読める。 書かれた時期はやや古め。
2003年05月18日
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母親が見つけてきた家庭教師は恐ろしいほどの知識を持っていたが、その教え方も恐るべきものだったという表題先の他、近未来、並列世界、宇宙人などオーソドックスな題材が中心のSF短編集。 無難と言えば無難だか、既存のものに囚われた感が強く、SFとしては意表を突くものは無く、いまいち。
2003年05月17日
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“坊や哲”と呼ばれ、恐れられた往年の面影も無く、冴えない中年男として怠惰な日々を送っていた主人公。 しかし留置所で出会った青年がきっかけでバクチの世界へ戻ってゆく。ツキの流れやその見極め方、ツイてない時の凌ぎ方など、自分に適用できるかはともかく非常に興味深く読める一殺。
2003年05月16日
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プロレスの真剣や虚構の世界を描いた短編連作集。八百長と言われ、格闘技としては低く見られがちなプロレスとそれに魅せられた男達が独特の筆で描かれている佳作。
2003年05月15日
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山田風太郎、南原幹雄、柴田錬三郎など8人の作家による忍者を題材としたオムニバス短編集。玉石混淆でムラはあるが忍者物が好きなら楽しめる一殺。
2003年05月14日
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ナチスの選良思想により、回復の見込みの無い精神病者は安楽死を施すことになった病院で必死の抵抗を試みる医師達の苦悩を描いた表題作の他、人間の不安や狂気を描いた短編集。重いので気分に左右されるがたまにはいい。
2003年05月13日
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江戸時代にロシアへ漂流し、多くの仲間を失いながらも苦難の末に日本へ帰ることのできた大黒屋光太夫。 彼の足跡を追ってアムトチカ島からペテルブルグまでロシアを横断した紀行文。ただの旅行ではなく過去の人物や歴史を追うという題材が興味深く、彼のキャラもシベリアと合っていて面白い一殺。
2003年05月12日
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少年時代の恋を描いた表題作の他、大人の女性の生活や恋愛を中心にした短編集。 可も無く不可も無く相変わらずの出来。
2003年05月11日
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明るい職場を作り、不況を乗り切り、新入社員を定着させる。会社の発展のため様々な手を駆使する社員を諷刺する短編集。10年以上前の作品のため現在とは状況の違う部分も多いが題材としては悪くない。 ただ、展開はワンパターン。
2003年05月10日
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獄医を務める主人公が罪人を診たことがきっかけで様々な事件に巻き込まれる短編連作集のシリーズ3作目。地味ながら人情味溢れる展開は時代物ならでは。当然、1作目からの方が良いがこれだけでも読める一殺。
2003年05月09日
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死の床にあってまでも他人を貶めようとする夫の前の妻の悪意を描いた表題作の他、人間の悲しさ、罪深さを題材にした短、中編集。長編のような迫力は無いものの、重さは充分に伝わってくる。比較的読み易く、内容も多彩なのでお薦めの一殺。
2003年05月08日
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表題の他、「叱られるかも知れないが」、「言いえて妙かも知れないが」など、5章構成で著者のトホホな日々や心理を綴ったエッセイ集。真面目な話もあるが矢張り笑ってしまう内容が多く、楽しく読める一殺。
2003年05月07日
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新都庁舎建築中に工事現場から謎の柱と人骨が発掘された。それを機に次々と怪異が発生して工事の続行が困難になり、風水師である主人公に調査の依頼が入った。 調べてゆくと掘り出された柱はチャンスンと呼ばれる韓国の魔除けであり、それを引き抜いたため封じられていた何かが力を持ったということが判明した。 そして同時に発掘された人骨とは・・・どうやらこの風水師シリーズ3作目だったせいで人間関係など把握できていない部分もあるが、それを抜きにしてもキャラが立っておらず、展開なども陳腐な印象。 帝都物語のようなスケールとインパクトを期待していると肩透かしを食います。
2003年05月06日
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課長職6年目の社員にリフレッシュ休暇として最大3ヶ月の休暇を支給するという画期的な制度を打ち出したオムロン。その対象者が通常とは桁外れの期間をどのように過ごしたのか、そしてその休暇で何を感じ、学んだのかを取材した作品。日本ではまだ普及していない長期休暇の効果や休むということについて考えさせられる。 題材的にも珍しく、面白い一殺。
2003年05月05日
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岩登り、山登りの体験や思い出を中心としたエッセイ集。著者らしい自然との触れ合いが感じられ、気持ち良く読める。
2003年05月04日
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常に新しい武器を求め続けた佐賀藩の徒花を描いた表題作の他、様々な勢力、思惑が入り乱れた維新の頃を中心とした短編集。さすがに得意分野(?)だけあって題材も豊富で内容も興味深く、安定して読めるが突出したものは感じない。著者や時代設定が好きならどうぞ。
2003年05月03日
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部屋や旅先での小物「こざっぱりサービス」、過去の思い出「お気楽サービス」、他人には理解されない「こだわりサービス」など、分類の微妙な6章からなるエッセイ集。章ごとに多少の方向はあるものの、特に何かについて纏めてあるわけでもなく、タイトルも適当っぽい原田宗典らしい一殺。
2003年05月02日
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体育教師、デパート店員、主婦、派遣、看護婦、秘書・・・様々な仕事を持つ女性の悩みや喜怒哀楽を描いた短編集。共感を覚えるものから女性ならでは(?)の心理まで、その職業と同じく多彩な内容が味わい深い一殺。
2003年05月01日
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