Happy Valley Blog

Happy Valley Blog

PR

Comments

うしまる@ Re:大山、烏ケ山 2025.11(11/17) New! だいせんも良いですけど、からすがせんも…
araiguma321 @ Re:薔薇とかぼちゃ 練馬 2025.11(11/19) おさきにぃ、でした こちらの園、いつも大…
kiki ☆ @ Re:薔薇とかぼちゃ 練馬 2025.11(11/19) お、まさか先を越されていたとは..(笑)…
araiguma321 @ Re[1]:大山、烏ケ山 2025.11(11/17) kiki ☆さんへ ほんと、冷えますねぇ。バ…
kiki ☆ @ Re:大山、烏ケ山 2025.11(11/17) 急に冷え込んできましたね。 今話題の鳥…
araiguma321 @ Re[1]:花火 2025.10(10/19) うしまるさんへ お褒めいただき嬉しいで…
うしまる@ Re:花火 2025.10(10/19) おおおー! ٩(ˊᗜˋ*)و 動画凄く奇麗に映…
araiguma321 @ Re[1]:夜明け 2025.9(09/27) kiki ☆さんへ ありがとうございます。 ほ…
kiki ☆ @ Re:夜明け 2025.9(09/27) 波状雲、お天気が崩れる予兆らしいですが…
araiguma321 @ Re:奥津温泉 池田屋 河鹿園 美作 2025.9(09/06) 美作三湯と言われてる湯原、奥津、湯の郷…

Free Space

新聞の堕落: 朝日の「記事」はどこまで信じられるか 朝日誤報事件と現場の真実
職務への献身: ポーツマスの旗 、冬の鷹、間宮林蔵、白い航跡、光る壁画
崇高 :  、共に在り、 原千畝、 争解決人、 色の魂、 クター・ハック、 跡のリンゴ、 メリカ本土を爆撃した男、 本国最後の帰還兵、 容所から来た遺書、 れる星は生きている
電力の振興と宿命 : 高熱隧道、死の淵を見た男、電力と震災、 田調書を読み解く
伝承なき悲劇 : 津浪と人間、天災と国防、三陸海岸大津波、関東大震災、 京都市計画の遺産
石油の呪縛 : 海賊とよばれた男、綻びゆくアメリカーディーン・プライス、勁草の人
組織の真贋と航空 : Jal再建の真実、推定脅威、虹の翼、永遠の0、零式戦闘機、 劇の発動機「誉」、 海に消ゆ、 ンダジェット
専断の惨禍 : 白い航跡、 イス諜報網の日米最終工作 
敗者の法理 : プリズンの満月、"この命、義に捧ぐ"、やくざと芸能と 
鎮魂 : 慟哭の海峡、烏の浜、 者たちは海に向かった、 首の記憶、 の墓標、 ンジェルフライト
高水準言語としての日本語  日本語の科学が世界を変える 日本語を作った男
本づくり : "紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている"、舟を編む、 書になった男
闇にかかわる : 闇の絵巻、闇のひらめき、 生をいじくり回してはいけない
停滞 :  メリカ、 A verage is Over(大格差)、 活過保護クライシス、 録!熱血ケースワーカー物語、 方消滅、 院消滅、 京劣化、 境の人びと
再生 : ローマ法王に米を食べさせた男、 井モデル、 陸資本主義、 い物難民を救え!、 張再生市長、 じめての福島学、 るさとをつくる、 ・観光立国論、 えは必ずある、 園回帰1%戦略
資本の堕落 : 世界を操る支配者の正体、倒れゆく巨象、 簿の世界史、 P redator Nation(強欲の帝国)、 E nd This Depression Now!(さっさと不況を終わらせろ)、 T he Great Devide(世界に分断と対立を撒き散らす経済の罠)、 んがり、 幕、 り捨てSONY

Favorite Blog

新作チェア New! 潮彩きらら 祥吉さん

いい夫婦いい夫妻の… New! 湯元榊原舘さん

長野 木島平 手打ち… kiki ☆さん

車中泊旅のお供、ポ… かずやんの旅日誌管理人さん

秘湯、名湯!日本全… rururu_greenさん
パクス・ジャポニカ… たけB777さん
Canon Boy のブログ Canon Boyさん
出羽の国、エミシの… TERRY2015さん
伊賀へいらっしゃい さんけんろうさん
峠幾三のちいさな発… 峠幾三さん

Category

カテゴリ未分類

(2)

温泉

(152)

(22)

(34)

ダム

(10)

Tour

(82)

工夫

(108)

農業

(32)

(24)

(173)

音楽(Jan Garbarekはじめ)

(199)

(37)

映画

(33)

心地よい動画

(8)

ラジオドラマ

(2)

日常

(13)
Sep 25, 2015
XML
テーマ: 私の読書(24)
カテゴリ:
大本営が震えた日 吉村昭 1968年

 英国、アメリカへの奇襲を成功させるために第一線で払われた情報戦、隠密行動、証跡隠滅戦闘の記録。息つかせぬ緊迫事態と沈着な行動の展開には、成功を祈ってしまうのだが、渦中で是非もなく使命の完遂に命懸けの突進をさせられる記録でもあって、それが戦争の本性なのか。
 勇壮であるほど、賢明であるほど、誠実であるほどに、物悲しい。大局はいかんともしがたかったのか、結果を知る後世の者には理解の及ばない情勢であったのか。

 渦中で、覚悟し、賭け、緒戦の勝利に狂喜したのであろうか。追い詰められた挙句の奇襲には違いないが、薄氷の冒険的すぎる行動に国の存亡を懸けてしまったのか。それまでに歯止めのチャンスは果たしてなかったのだろうか。

 吉村昭が調べ上げた第一線の克明な行動記録を前にすると、戦争経験のない時代の者に、普通の人々が背負った現実として戦争を深く考えさせる。

 「歴史とプロパガンダ」(有馬哲夫)では、ローズヴェルトは、国内の厭戦世論のせいでヨーロッパ戦線に参戦できないため、日本と交戦することでドイツと敵対し、参戦可能にしようと図り、日本を戦争に駆り立てるため石油禁輸と最期通牒を突きつけたそうだ。1941年7月の石油禁輸により11月には日本はアメリカに攻撃せざるを得なくなるとのCOI長官の報告を得ていたそうだ。当時、日本の石油の7、8割がアメリカからの輸入で、「日本は扼殺の脅威にさらされる」と分析していたそうだ。
 1941年11月27日には、「日本の侵略的攻撃が数日中に予想される。フィリピン、タイ、クラ地峡、ボルネオの防衛展開活動を実施せよ」と戦争警報を米軍にだしていたそうだ。そして「リメンバー・パールハーバー」で一気に世論を戦争に切りかえたそうだ。12月11日にナチスはアメリカに宣戦布告し、もくろみどおりになったらしい。

 日本は、陸・海軍が石油と武器生産は2年程度は持つとし、明治以来「敗戦と言うものを知らなかった日本人」が、そのまま、奇襲に突き進むことになったらしい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Sep 30, 2015 11:35:45 AM
コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: