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http://www.iifwp-jp.org/Bering.html
もちろん、政治団体・世界平和連合(国際勝共連合)が宣伝する “夢のビッグ・プロジェクト” です。
この中で、アラスカとシベリアはともに 地下資源が豊富 だから、海底トンネルで連結すると、経済効果がある、という趣旨が書かれていますね。
はぁ・・・・「経済」って何?
日本では失業対策・不況対策を主眼とした土木工事が懲りずに続けられてきました。
平壌では記念碑的建造物の建設が盛んに行われて、経済破綻への道を突き進んだことがあります。
エジプトのピラミッドを建設したときに作業に従事した人たちは、じつは奴隷ではなく給料を貰っていたといいます。
そういう「効果」ならあるでしょう。制度的な暇つぶし。
しかし、
経済効果がある交通インフラというのは、それ自体に利用価値があるものです。
アラスカやシベリアの天然ガスは、パイプラインで運び、海上では液化して船で運びます。
消費地で利用できる資源のためならば、既に交通インフラが計画され建設されているわけです。
サウジアラビアの王族は日本に対して砂漠に鉄道を建設するよう求めました。
堀内大臣は交通事業の経営者でしたから、即座にNoの結論を出しましたが、この鉱山用鉄道事業には価値がありませんでした。
鉱物資源の価値は、鉱物の利用価値から採掘に要するコストと消費地までの輸送コストを差し引いて測られます。どれくらい 人の役に立つ
物かどうか。
豊富な資源がベーリング海峡の近辺に今もそのまま有るのは、これらの要因によって、この値が ゼロ
以下であったために、未だに手付かずだからです。
東シナ海・大陸棚海底ガス田の場合も、
「四人組」が地下壕を掘り疎開を唱えていた時代には、無価値でしたが、テン小平の改革開放路線が結実し、西北方向の陸地に大消費地が登場したために価値が生じました。 (そこまで運べば利用する人がいる、ということです。)
他方、東南方向の陸地といえば、沖縄振興策が画餅に留まり、未だに消費地が無く、こちら側に運ぶことは物理的には可能でも、経済的には考えられない状況です。
さて、経済とは何か、という目を見開いて、本題に戻ります。
米露の間には特段の緊張関係は無く、交通網の整備にはなんら支障はありませんから、空港拡張、増設など、必要なことは逐次進められてきたでしょうが、
このベーリング・トンネル事業計画、
推進されないのは、何故か?
資源の生産地間を結ぶ
輸送路というのは、どんな利用価値が有るのかといえば、
専門家に尋ねるまでもなく、私のような素人でも、
無い、としか言いようがありません。
つまり、平壌や古代エジプトでは経済効果が無い記念碑的建造物に資材労力を費やしたように、国際かちとも、いや、しょうきょう連合・世界平和連合が喧伝するベーリングトンネル計画も壮大な浪費で、その宣伝すら暇つぶしです。
・・・バベルの塔かもしれん。
財閥の総帥がお子さんを事故で亡くされたことから来る個人的な心理の反映によって、若者向けの乗用車の組み立て生産や道路網の建設に関心が偏っているのだろう、と見ます。
アラスカに拘るのは、もちろん、大好きな魚釣りができるから、であるかと。
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