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11月(霜月)最後の日。一人自営業にとって月末は慌ただしい。請求書発行、売掛金入金チェック並びにお礼FAX、バイト給与計算等、事務職に徹する日。大企業であればパソコンで印字されたものを封入するだけの作業も、あえて手書きのアナログ路線を継続している。先日からコラムで協力させていただいているエフタイムズさんのご厚意で、クリスマス企画の広告を無料で掲載できることになった。イベント一覧の「利用する」のところにリンクしていただいてます。スタッフの方には改めて感謝申し上げます。このブログのトップページにも写真入りでご紹介しておりますので、何かの機会にご検討下されば幸いです。この“目隠し仕様”の人力車は今から7年前に苦肉の策で考案したもの。観光人力車の営業で当初最もネックとなったのが「乗ってみたいけど恥ずかしい」という問題。特に博多のような市街地での営業となると、周りの人の視線が気になって中々乗車していただけない。そこで、いかにすれば視線を気にせず乗車できるかを考えた挙句にたどり着いたのがこの形。元々雨天用の付属品で風防類は手元にあったが、問題は正面の風防。透明ビニールの窓は景色を見るには好都合だが、案内をする車夫とお客様の声が聞こえ難く、会話ができない。また、夏場は密閉されるため暑くてとても乗っていられない。この問題を解消する為のヒントが網戸だった。風も通すし会話もできるが外部から中は見え難い仕組みを某業者さんに依頼して完成させた。これは正解で、当時平日昼間も営業していた博多座前でかなりの売上げに貢献することができた。今回のクリスマス企画は初の打出しで、どれだけ需要があるのかは未知数。一度は実験的にでもやってみたかったことなので、まずは反響を待つことにしよう。「この仕様なら乗ってみたい」と思われましたら人気blogランキングへ。ただいま58位に。
2006.11.30
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あるメルマガを読んでいて目に留まった一文。「これから企業が提供していくサービスは、お客さんが困っているものを解決するだけではなく、困っていないもの、というか、あなたから働きかけるまではお客さんが欲しいとも必要だとも思ったことがないものを、マスターとして教えることだ」(小阪裕司氏著『「感性」のマーケティング』より抜粋)まさに我が意を得たりの心境。私の提供しているサービスはここで述べられている通りのものだと自覚している。しかしながら、言うは易く行うは難し。現在の段階に至るまでには10年かかった。振り返って考えてみると、創業後4~5年目位の時期が精神的に最も辛かったように記憶している。「石の上にも三年」(=冷たい石の上でも三年も座りつづけていれば暖まってくる。)という諺があるが、その頃は三年辛抱すれば何とか前途に希望の光が見えてくると信じていた。が、現実は違っていた。更に一年経過した4年目が終わる頃、自分がやってきたことは失敗だったのでは、という思いが脳裏を少しよぎるようになった。生き残りのために僅かの望みを託して交渉してみた奇策が断られ、財政的にも精神的にもどん底に突き落とされたのだ。今、改めて振り返ってみると実はこの時期が最も底辺で、そこからじわりじわりと物事が好転し始めた。自分が経験したからわかるのだが、一般的にはこの最も辛い時期に挫折して自分の夢をあきらめてしまう方が多いのではないだろうか。「石の上にも三年」と言うのは決して三年で成功できると言うことではなく、一度始めたからには最低三年は辛抱して続けるだけの忍耐力を養え、ということだと自分は理解した。ご同感していただけましたら人気blogランキングへ。ただいま54位に。
2006.11.29
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朝6時半、恒例の早朝勉強会に参加するため赤坂へ。本日の講演CDは伊勢丹のカリスマバイヤーとして活躍後2000年に退社、アパレル会社を経て福助の社長(当時)に就任されていた藤巻幸夫氏の2004年5月のもの。タイトル「私の企業再生法」要旨は以下のとおり。・伊勢丹バーゲン担当で培った「ブランディング」。1.マーチャンダイジング(何が欲しいのか、関心度分類を常に素人の観点で)2.売り場での見せ方3.宣伝広告(ズームイン朝への登場で売上げ30万→300万へ)4.売る人間(2坪でも売れる!)・欧米の百貨店は自国のブランドを尊重。・ビジュアル・マーチャンダイジングの必要性。(四季・季節感・エモーショナル等、感性に訴えることの重要性)・外資ファンドMKSパートナーズからの要請により、経営破綻した福助の社長に就任。・創業120年以上になる会社の実態に唖然。(硬直した経営会議、重厚長大産業、ファッションセンスなし、物流倉庫放置、プロダクトアウト偏重)・具体的施策の実行により、4ヶ月で黒字化。(CI変更、全社員300人との二度の面接、経営会議の変更)・面接時の質問3つの要点1.何をしてきたか。2.何をやりたいか。3.上司を批判して下さい。・コミュニケーション不足による問題点を露呈させ、解決の方向へ。ご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま51位に。
2006.11.28
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昨日は別府からの移動後、久々に小倉の実家へ。懸案となっていた私手持ちのステレオ・コンポを本日セッティング。実家に戻るとテレビ以外にないメディア環境にいつも不満を感じていたので、これでかなり解消されそう。中学・高校時代に新聞配達のバイト代をコツコツ貯めて購入したものだけに、思い入れは深い。この当時はローン(月賦と呼ばれていた)で払うという概念がまだまだ少数派で、基本的にモノを買うときは現金で、という考え方が主流であったように思う。よって、お金が手元にないのであれば、まずはコツコツ貯金して然るべき金額が貯まった後に現金を持って買いに行くというのが当然だと思っていた。時代は変わり、現金が手元になくても簡単にローンを組んで欲しいモノをすぐに手に入れるという最近の風潮。前者が先憂後楽とすれば、後者は先楽後憂。モノが一つ二つのことであればまだ許容されることかもしれないが、次々に世の中に出現する魅力ある商品やサービスの洪水の中、人間の欲望は限りなく尽きることがない。安易に借金して分不相応の生活水準を手に入れた挙句に安易に「自己破産」みたいな一昔前までは考えられなかったことまで頻繁に繰り返されている。安易に手に入れたもののツケは後から必ず回ってきて結果的には後から苦労することになる。行き過ぎた「先楽後憂」の風潮には警鐘を鳴らしたい。ご同感されましたら人気blogランキングへ。ただいま54位に。
2006.11.27
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別府温泉で迎えた朝。カーテンを開けるとやはり予報通りの雨。天に祈るような気持ちで婚礼送迎の時間を待ったが、全く止む気配はない。新郎新婦様の強いご希望で、雨天の中、朝見神社までの道のりをご案内。今月末のような三連ちゃんの雨天遭遇は創業以来初めてのこと。最もご希望されていた人力車での門出演出を実現でき、とても喜んでおられたのは私としても本望。雨降って地固まると信じます。本当におめでとうございます!別府の町を出発し、所用のため10号線を北上して小倉方向へ。途中、以前から気になっていた豊後高田市の標識を見かけ、立ち寄ることに。時代に取り残された過疎地がマスコミで取り上げられた影響で「昭和の町」として甦った奇跡の町だ。駐車場に車を止めて町中を散策してみる。観光バスもたくさん駐車していて、町中には観光地に行くとよく見かけるご年配の婦人の姿があちらこちらに。かなり広いエリアに昔懐かしい風景が点在しているが、町全体に昭和の風情のあるものをかき集めたであろう努力の跡が垣間見える。食堂も金物屋も駄菓子屋も手芸店も「昔懐かしい昭和」の再現に徹底してこだわっていて散策するだけでも飽きない。子供にとっては意外に新鮮な光景で、孫とお母さんとおばあちゃんのような組み合わせでも十分楽しめるのは魅力だ。過疎地の町興しとして大いに参考になる集客事例であろう。リピーターとしてもう一度ゆっくり訪れてみたい町だ。ご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま53位に。
2006.11.26
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市内結婚式送迎のセッティングを済ませた後、久々に直方へ。かなり紅葉の進んだ山道のドライブで束の間の晩秋を満喫。本日の披露宴会場には筑豊地区中心に活動する和太鼓チーム・鼓夢さんも来ていて、これまた久々の再会。代表者の鶴賀さんはかつて博多座の「金子みすず物語」がご縁の一人で、それ以外の方とも婚礼仕事のようなお祝い事の席で出くわすことがある。皆がそれぞれの分野で活躍している姿を見聞きできるのはうれしい限りだ。直方の会場撤収後、九州道に入り一路大分の別府へ。翌日早朝からの仕事に備えて前日入り。今晩は別府の温泉にでも浸からせていただき、命の洗濯とでもいきますか。昨日は少し熱っぽかった為、風呂上りに玉子酒を引っ掛けて早めに就寝したせいか、微熱はなくなった。が、原因不明の微腹痛(?)のような症状が断続的にあり、すっきりしない。今晩の夕食はある場所で一人で外食。普段は夕食を一人で外食で済ますことは絶対にしないが、旅先ゆえ仕方なし。一人で少しだけお酒をいただきながら食事していると、妙にストイックな気分になり、普段よりも感覚が研ぎ澄まされる気がした。レストラン・スタッフの気配りのなさがやけに目につくのだ。お酒のメニューを持参してもらったのにオーダーを取りに来ない、海老の殻をむいて明らかに手の汚れる料理があるのにおしぼりを持ってこない、まだお酒を追加オーダーしようとしているのにご飯をお出ししていいですかと言うetc・・・。名誉のためにどことは言えないが、テーブルに座っている人数も少なく3名もフロア係がいればもっと目配りができそうなもの。私はサービス業(特に飲食店)の良し悪しの最も表れるところは「目配り」だと思っている。繁盛店であちらこちらからオーダーの手が上がりながらも絶妙の目配りで全てに応対している大将も知っている。やはり、そんなお店で気の合った仲間と一緒にする食事がどんな高級店で食べるよりも一番美味しいですね。ご同感していただけましたら人気blogランキングへ。ただいま56位に。
2006.11.25
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世間は飛び石連休の中日の平日。私の場合は神社三社へのお礼顔出しや土日の仕事に向けての搬入等作業、金融機関回りと終日時間に追われる一日。朝からあまり体調が思わしくなく気が乗らないが、そんな悠長なことは言ってられないのが自営業の辛いところ。そんな時間のない中、以前からプライベートで履くスニーカーがボロボロなのに気付いていたのでこの際購入することに。私はかつてマラソン等のレースに出場していた頃からのナイキ・ファンでありジョギング向けのものを赤坂のショップで思い切って購入。何だか何年ぶりかで実際の店舗で買い物をした気分だ。今や世界的なブランドとなったナイキ社であるが、その歴史はまだ浅く1964年(昭和39年)に設立された「ブルーリボンスポーツ」社がその前身。当時はまだメーカーではなく、日本の「オニツカタイガー」(現在の「アシックス」の前身となった1社)の一販売代理店に過ぎなかった。しかし1972年に起きた訴訟問題で契約解消に追い込まれる。オニツカ製品だけを販売していた会社は売るものがなくなり、独自のブランド、独自のデザイン、独自の供給源を持たざるを得なくなり、8年間の経験を元にメーカーへと転身。1978年に社名を「ナイキ」に変更したというのが真相のようだ。(大前研一著「さあ、やりなおそう!」から引用)何と「ナイキ」社が誕生してからまだ30年も経過していないのだ。世界的な大企業となった今でも創業時の中小企業的な雰囲気を守ると同時に、大企業に必要とされる考え方とのバランスを図っている。起業家にとって勇気を与えられる話ではなかろうか。ご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま60位に。
2006.11.24
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本来、七五三記念撮影営業最終日となるはずだった11月最後の祝日。天気予報通りの終日の雨で、またもやの営業中止。肝心の営業日のうち4日間が雨天中止となり、過去最悪の大打撃。10月末~11月初旬にかけての晴天続きの反動が思わぬところで出た格好。やはり「禍福は糾える縄の如し」いいことばかりも悪いことばかりも長くは続かないということ。そんな降りしきる雨の中で本日ご結婚のお二方、博多の町の大勢の方に見守られながらの花嫁行列。本当に心が洗われるような心境でありがたかったですね。どうぞ末永くお幸せに!朝のテレビではジャンボ宝くじ絡みのご利益の話題。自分でも完全に忘れていたが、確か高校入試を目前に控えた中学3年生の時に道端で拾った小さなダルマの置物。お腹の部分に「福」と書いてあったので、お守り代わりに持って受験に臨む。合格したので何かしらご利益があると思い、今でも部屋の片隅に置いているのを思い出した。改めてダルマの背中を見てみると、そこに書いてあるのは七転八起の文字。「福」の陰には「七転八起」あってこそという教訓か。うーん、もう○年も前にたまたま拾った置物だが、ものすごく深い意味あいが込められていますね。大事に神棚にでも供えておくことにしよう。ご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま58位に。
2006.11.23
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11月22日、いい夫婦の日とも読める本日、平日ながら結婚式送迎に出向く。一昨日たまたま会ったKさん(派遣営業時代の仲間)の知人ということで、他人のような気がせずリラックスしたムードの中ご案内。天候も辛うじての曇天で救われた。お仕事ご多用のところ何とか時間を作り出されたお二方、誠におめでとうございます。どうぞ、いい夫婦に!業務終了後、お参りでもと思って再度櫛田神社に戻る。すると先ほど博多座前ですれ違って言葉を交わしたご夫人二人に再び遭遇し、急遽観光案内の依頼が。横浜からお見えで、滞在先のホテルで近隣のお薦めを聞いたところ、櫛田神社を案内されたらしい。神社境内にあるいくつかの史跡の説明をした後、古いお寺の残る御供所町方面にご案内。外観からは想像できない福岡大仏が最も気に入ってもらえたようだ。確実な需要は全く読めない観光営業ではあるが、筋書きのない出会いが仕事につながるご縁に改めて感謝!本日より福岡の口コミサイト・エフタイムズさんに私のコラムが連載されるようになりました。ハンドルネーム「路地裏の少年」で出ています。内容はこのブログの左下にある人力屋奮戦記を転載していますが、季節ごとのテーマに合わせた内容も盛り込まれる予定です。同じ文章でもプロの手によって編集されると、随分イメージが変わりますね。よろしければ覗いて見て下さい。ご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま59位に。
2006.11.22
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火曜日恒例の早朝勉強会に参加。本日の講演CDはアビトレ会長・木下晴弘氏「感動が人を動かす」。講演要旨は以下のとおり。・自分で自らやろうとした子供の偏差値→15~20%の上昇はザラ。・人を動かす秘訣とはその人に心の底からそれをやりたいと思わすこと。・3つのステップ1.心を開かせる=生徒・スタッフに惚れられる。2.やって欲しいことに対して興味を持たせる。3.興味を維持させる必要性。・リーダーの顔(笑顔・元氣・愛情)=モチベーション・コーチングの要諦=質問力・YOUメッセージ「君、頑張ってるね」<Iメッセージ「君達が頑張ってくれて、うれしいな」・家出少女の懐柔方法1.話を徹底的に聴く。2.重要感を与える。・自己の重要感を言ってくれる第三者が必要。・感動(=感即動)が入試の底力に。・学級崩壊はほんの些細なことが発端。・規律ある文化=暗黙のルール(ノーム)が必要。・全員が従わない限り、次の指示に移ってはいけない。・成功しているイメージを頭に思い描き、あきらめない。今回の内容は本来、教育者向けの研修内容だと思われるが、ビジネス上でも応用できること多数。文章にすると淡々としたものだが、実際の講演には思いっきりメリハリがあり、大いにインパクトを受けた。まさにプロの講演家だ。会社名も人物も全く知らなかったが、自分なりにアレンジして仕事上で活かしたい。ご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま51位に。
2006.11.21
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出張不在時に溜まっていた新聞のまとめ読みがようやく完了。福岡市内のホテルの民事再生法適用や閉鎖報道にはつい目が留まる。私の仕事上で関連のあるブライダル部門はホテルだけではなく、邸宅風ウェディング施設やレストラン、老舗結婚式場も含めて超競争熾烈。少子化で市場のパイが今後ますます減少する中、自然淘汰されるのは必至。サバイバル・ゲームを生き残れるよう、次の一手を常に意識しておかねば。夜、かつて派遣営業時代の職場仲間だったKさんから電話があり、「鳥刺し」の誘いに釣られて、急遽博多駅前に飲みに行くことに。改めて考えてみると、普段「非日常」の仕事ばかりやってる今の環境では一般的なサラリーマンのようなアフター5なるものがない。こうして久々に外部の方と飲みに出かけるのは新鮮で、非常に息抜きとなる。しかもよくありがちな愚痴や職場の他人の噂話とは無縁。実はKさんの息子さんには最近、人力屋のバイトにたまに入ってもらっており助かってもいる。本日の話題の中でKさんの知人が明後日結婚式を挙げるという話が出た。平日でもあり、もしやと思って確認すると自分が送迎に出向く予定のカップルの方であった。改めて世間(福岡)は狭いことを痛感!一年中、結婚式を始めとしたお祝い事に出向ける仕事に携われることに感謝している。自分のように大声で笑う人間に葬儀場は似合わないし、そんな環境の中で仕事をすること自体向いていない。人にはそれぞれ向き不向きがあると思うが、中々そんな適職の職場に一発で巡り合える人は稀だ。色々なバイトを経験する中で、自分の向き不向きを見極めるのも一法であったが、それさえもできないニートの問題。私は親と同居しているからこそ可能な環境ゆえ、絶対的に親にも問題があると考える。一人暮らしを余儀なくされれば、否が応でも働かざるを得ない。おママゴトの延長線かもしれないが、この際子供向けの職場体験施設キッザニアをニートと呼ばれる層にも一度体験させてみてはどうだろうか。ご同感していただけましたら人気blogランキングへ。ただいま57位に。
2006.11.20
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最近の天気予報は悲しいかな、よく当たる。本日も昨日に引き続き、天気予報通りの朝からの雨。複数箇所の現場で営業予定であったが、午前7時の時点で私の出向く現場以外の中止を決定。お昼頃の結婚式送迎予約があったため、櫛田神社のみ七五三営業を兼ねて出動。幸い、昼過ぎには一旦雨が止み、結婚式の集合写真を含めて無事境内で遂行。雨の合間で本当にラッキーだったお二方、誠におめでとうございます!夕方前から再度降りだした雨は、結局翌朝まで降り続きましたね。撤収作業終了後、空港近くにあるホームセンターで消耗品類を調達。ふと隣を見ると、いつの間にか大型駐車場付きのスーパーやドラッグストアがオープンしているので、立ち寄ってみることに。スーパー店内に入り、それほどごった返しているわけでもないのに、妙に活気を感じる。その訳は色々な売り場の店員の方がマイクを使ってガンガン売り込みトークを行っているからだ。一昔前のスーパーではよく見かけられた光景だが、最近はすっかり見かけなくなっていたので、新鮮な印象がある。他のスーパーのことを思い出してみると、いずれもセルフ方式に徹して販売に携わるヒトがいなくなり、売り込みはエンドレステープで流すだけ。かつて売上げ日本一だった某スーパーがダメになったのには売り場から販売員がいなくなって活気が消えたことにも一因があるのではないかと思っている。改めて、このスーパーのことをネットで調べてみて驚いた。創業後まだ22年のいわばスーパーマーケット・ベンチャー。最近、福岡市内でも多店舗展開しているので気になっていたそのスーパーはレッドキャベツだ。珍しくご自身の経歴を明確に公開した社長の挨拶の言葉に、その思いや意気込みがひしひしと伝わってくる。成長要因が少しだけ理解できたような気がした。ご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま50位に。
2006.11.19
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週末土曜日にまたもや降水確率60%の予報。一縷(いちる)の望みを託したもののやはり終日の雨に。結婚式2件の送迎は辛うじて遂行できたものの七五三営業は散々。アウトドアでのビジネスはどうしても天気に左右されるのが宿命。今日のような雨天で、かつ冷え込んでくると撤収時の作業が最も辛い。フリーター時代にテントの設営撤去や屋台仕事のもっと辛い仕事を経験している私にとっては想定内のことだが、バイトスタッフにはやはり気を遣う。全ての撤収作業が終わった19時から冷え切った身体を癒す為に、スタッフ2名で長浜の天然温泉天神ゆの華へ。こちらの温泉に入るのは二回目だが、天神からも近く隣接する駐車場が3時間無料で利用できるということで、車での利便性もいい。街中にいながらにして、こんな癒しスポットを利用できるのはありがたいですね。冷え切った身体も元氣を取り戻して、すっかり生き返った気分。K君、早朝から遅い時間までありがとう。かつて経験した肉体労働系の派遣仕事は人使いの荒い会社が非常に多い。ヒトをモノのような感覚で時間から時間までこき使い、まるで奴隷のように服従させるところがほとんど。今思えば当時は辛かった職場環境も非常に気が短くて、すぐにキレやすい自分の性格を矯正する修行の場であったような気がする。あいにく10年の間にある仕事場で一度だけキレてしまい、雇い主と喧嘩別れしてしまったことがある。その後こちらが折れて和解したものの、その時のしこりが残ってどうしても足の遠のく関係になってしまった。そこで教訓円満の「円」は「縁」に通じるということを肝に銘じたい。ご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま49位に。
2006.11.18
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昨日と同じタイトルの続編。日経新聞・文化面の「交遊抄」に偶然「プロの気遣い」という表題で平尾誠二氏(日本ラグビー協会理事)のコラムが掲載されていた。以下一部の抜粋。「ラテン語にも堪能な彼(辻調理師専門学校校長・辻芳樹氏)いわく、プロフェッショナルの原意は『前もって宣言する』。サービス精神ともいえる相手への配慮が潜在する。自分の料理の良さがなぜわからないのかと価値観を押しつけるのは、アーティストであってプロではない。その通りだ。スポーツのプロは一定のルールに沿いながら、相手やファンなど周囲に自分の魅力をわかりやすく伝えられる人を指す。いくらプレーが上手でも気遣いのできない選手は孤立し、独りよがりになっていく。」非常に頷ける内容だ。色々な仕事の現場に出向く中で、おそらく仕事のできる方なのであろうが、部下やスタッフに対して常に威圧的に振舞う人を見かけることがある。客観的に見ていると、威圧的に指示されることでびびってしまい、逆にチョンボを繰り返して更に怒りを買うという悪循環。こんな醜態を外部の人の面前でさらすこと自体、やはりプロとは言えないであろう。お客様だけではでなく、周囲や他のスタッフに対しても気遣いのできる姿勢を心掛けたいものだ。ご同感していただけましたら人気blogランキングへ。ただいま50位に。
2006.11.17
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一年に一度のトラック車検の日。今年でちょうど10回目の車検になるが、南区にある同じ整備工場に毎年依頼している。通常、倉庫を兼用しているトラックの為、朝入庫すれば夕方には返却される速さが最も助かっている。仕事道具の一つでもあるので、不安な箇所があれば必ず部品交換並びに修理を心掛けている。繁忙期の分刻みの仕事をしている最中にトラブルに遭遇すれば、即命取りであり、少々の出費には代えがたい。人間の方は眼科の定期検診の日で、予約制になったものの約2時間半の拘束。両眼とも角膜移植の手術をしている故、たまに縫合している糸が緩んで菌の感染原因となるらしく、必ず定期的に検診を受ける必要がある。本日も少しだけ糸の緩みが発見され、抜糸していただく。こればかりは肉眼では確認できず、ましてや専門医の手にかからなければ解決できないこと。トラックも人もある意味プロフェッショナルの方に命運を委ねて、診断していただいていることになる。仕事に携わる以上はその分野ではプロフェッショナルであり、想定されるであろう事態には基本的には何でも対応できるだけの知識と技術を持っていなければならない。特に中小零細の事業主にとっては万が一の場合にも安心して相談に乗ってあげられる顧問先であることが生き残りのための生命線ではないだろうか。ご同感していただけましたら人気blogランキングへ。ただいま48位に。
2006.11.16
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本来の七五三祝いの日である11月15日。本日は創業期より出向いている筥崎宮で記念撮影営業。土日祝日に比べると人出は少ないものの断続的な人波はある。目安になるのはテキヤさんのオープンしている数で、ピーク時に6軒開店しているお店のうち本日は3軒が営業していた。営業中、通常観光営業している櫛田神社正門前のお土産処より電話が入り、近所のお子様が本日の参拝時に乗車を希望されているとのこと。筥崎宮は一台でも十分賄えるため、無人営業状態にしたままもう一台をトラックに載せ櫛田神社まで移動。本当は先週の土曜日に参拝予定であったが、雨天の為にお子様が愚図り、小学校を早退して本日の参拝になったらしい。顔なじみのご近所の奥さんに着付けをしてもらい参拝した後、お披露目を兼ねて近所の知人回りを人力車で。子供の数の少ない博多の中心部ゆえ、ご近所さんからも祝福された女の子はとってもうれしそう。最後はご自宅まで送ることになったが、何と私の事務所の目と鼻の先。おそらく私が私服で歩いている時は気付かないだろうな。地元の方に喜んでいただける地域に密着したサービスを提供できることには改めて感謝。本日はまた不思議な位の電話ラッシュ日で、新たな依頼や問い合わせをいただく。事務所に滅多にいない私でも携帯電話があるからこそ即連絡が取れ、その場で解決ができる。本当に便利な世の中になったものだ、と実感。携帯の存在が当たり前の世代にはなかった頃の不便さは想像できないであろう。ただ注意しなければいけないのは世の中が便利になればなる程、提供されているサービスが当たり前のもので感謝の念が薄くなること。コンビニ初期の頃のCMに「開いててよかった貴方の○○」というのがあったが、今の若い世代の方には理解できない表現だろう。当たり前に見えるサービスでもその陰では多くの方が仕事をされており、その方々に対する感謝の気持ちを忘れないようにしたいものだ。ご同感していただけましたら人気blogランキングへ。ただいま47位に。
2006.11.15
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朝6時半からの早朝勉強会に参加するため赤坂へ。本日は中谷彰宏氏の著書富裕層ビジネス成功の秘訣をテキストにして、そのエッセンスを学ぶ。そこに登場するキーワードで印象に残ったものは以下のとおり。・情報・人を見る・体験・交流・学び・一本釣り(目に見えないものを求める投網でなく)自分は特別に富裕層だけに特化したビジネスをやっているわけではないが、そこで述べられている要旨はまさに「人」こそが基本。名刺や肩書不要の世界で通用する為には、やはり一人一人のお客様に対する地道な積み重ね以外の近道はない、というのが結論だろう。コツ!コツ!コツ!コツ!平日ながら昼間の結婚式送迎を済ませ、夜は前職の同期Tさんからの依頼でナイトクルージングの運行。鹿児島在住の奥様のご両親並びに奥様、娘さんにご乗車いただく為、天神の赤煉瓦文化館前へ。所用時間約一時間かけて夜景の綺麗なところや博多ならではの場所を昼間とは違った趣でご案内。極め付きは櫛田神社の飾り山笠。意外と知られていないが、夜10時までは100円玉一枚入れるとライトアップと同時に観光ガイドが8分間流れる仕組みになっている。他県からお見えの方へのサプライズにお薦めです!ご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま54位に。
2006.11.14
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テレビ東京系列で本日の夜22時からオンエアされたカンブリア宮殿。新聞テレビ欄の見出し「女心つかんでますか?超人気バッグ色男社長 女性社員をやる気にさせる究極技」につい目が留まり、見ることに。本日のゲストはサマンサタバサジャパンリミテッドの寺田和正社長。一見外資系のようだが、1994年に会社設立し、まだ12年ながら昨年末には東証マザーズに上場を果たした純粋な日本の新興企業だ。社名でありブランド名にどこかで聞いたような響きがあると思っていたら、1960年代のアメリカの人気テレビ番組「奥様は魔女」の主人公サマンサと、その娘タバサの名前に由来するらしい。番組の中で「女性社員に接する際に心掛けていることは?」との質問に裏表なく、嘘をつかないという当たり前のような答が返ってきた。逆に「裏表あり、嘘をつく」人が現実には多いのも事実かもしれない。先日のブログでも触れたが「表裏なし」=表裏のない気持ちでお客様を迎えること=おもてなし、とすれば社員に対しても利他の精神で接していることに他ならない。そんな真摯なトップの姿勢が多くの女性社員並びにお客様に支持される最も大きな理由であろう、と私には思われた。ご同感されましたら人気blogランキングへ。ただいま54位に。
2006.11.13
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昨日とはうって変わって快晴の日曜日。七五三本来の日程である11月15日直前の日曜日は神社への参拝ピークの日。予想通りの人出で、人力屋の出向かせていただいている三社とも盛況裏に業務を終了することができた。お子様方の健やかな成長を心よりお祈り申し上げます。この七五三記念撮影営業の原形ができたのは私が創業した10年前のこと。当時、撮影例の看板用に二人の姉妹と一緒に写してもらったものが手元にあって今でも活用しているが、考えてみれば上の女の子はもう高校生になっているはず。時の流れの速さを感じずにはいられませんね。しかし、いかにすればより安全かつ快適に写真撮影ができ、よりよいシャッターチャンスの機会を提供できるか毎年のように改良改善を繰り返している。他の場所では提供していないサービスを10年も継続して培ったノウハウはマーケティングの原点であると私は信じる。しかも売り手よし・買い手よし・世間よしの三方よしの条件も満たしている。多くのお客様のご支持と神社のご理解があってこそ成り立つことに改めて感謝!ご同感いただけましたら人気blogランキングへ。ただいま51位に。
2006.11.12
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降水確率60%の週末土曜日、一旦小康状態となった早朝から東区の筥崎宮に出向き、七五三営業のセッティング。が、その後また降りだした雨のため櫛田神社、住吉神社のセッティングは中止。私は午後からの結婚式送迎のみとなってしまった。その後の降ったり止んだりの終日の雨天で気温も下がり、筥崎宮に一人ぼっち状態で出向いていたスタッフ菊永氏がついにダウン。夕方の撤収作業は結局私一人で行うことになった。通常であれば10分で終わる作業も雨天の場合は最低でも30分はかかる。まあ、他のテキヤさんや屋台に比べればずっと楽なことに感謝しなければいけませんね。先日の福岡城復元に関する講話の際に紹介された一説では黒田如水作とされる水五則。一、自ら活動して 他を動かしむるは水なり ニ、常に己の進路を求めて止まざるは水なり 三、障害にあい 激しくその勢力を百倍し得るは水なり 四、自ら潔うして他の汚れを洗い 清濁併せ容るるの量あるは水なり 五、洋々として大洋を充たし 発しては蒸気となり雲となり雨となり 雪と変じ霰と化し 凝っては玲瓏たる鏡となり 而もその性を 失わざるは水なり今から400年位前に作られたとは思えない名文である。「水」の部分を「人」に置き換えても意味の通じる教訓となる。水の如く自然体でしなやかな姿勢を目指したい。ご参考になりましたら 人気blogランキングへ。ただいま57位に。
2006.11.11
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今週末にピークを迎える七五三営業の準備&セッティングで文字通りの東奔西走。作業終了後の20時過ぎ、地下鉄中洲川端駅へ。今日は私の神戸の大学生時代の同級生A君が出張で来福してきた為、一緒に飲みに行くことに。何年かに一度たまに電話で話す程度で、直接会うのはもう20年ぶり位のことではないか。改札口で待ち合わせた後、私の知ってる屋台「大政」へ。金曜日ということもあり、店内は満員御礼の盛況。A君は大学卒業後、某都市銀行に就職。会社はその後、吸収合併を繰り返して巨大な銀行に変貌。次々にシステム変更を繰り返すため社員が中々追いついていけないのが現状らしい。一時期、関連会社に出向していたが、今は本体の融資部に戻り東京在住ながら全国の支店回りの連続。都内の一戸建てを購入し、二人の子供が受験シーズンを迎えるので、収入のほとんどは住宅ローンと教育費に消えていくと嘆いていた。白髪の増えた頭を染めているとは言うものの学生時代とあまり風貌は変わらず、アルコールが入れば大学時代の関西弁(A君は兵庫県出身)がぽんぽん飛び出す。昔からの友達との付き合いは会社や肩書抜きで、いくつになっても楽しいものですね。スケジュールに追われる仕事の中、ほっと一息できる一時でした。ご支援クリックありがとうございます。→人気blogランキングへ。ただいま63位に。
2006.11.10
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本日で玉三郎さん公演も最終日となり、私の山鹿温泉出張営業も終了。午後2時の公演開始までに二組のお客様にご乗車いただいて無事業務終了。現地スタッフに別れを告げ、高速飛ばして福岡へ。本日の夜は元JR九州・石井会長主宰のくるま座石井塾に参加。私は正会員ではなく今回が二回目の参加で、本日のゲスト岡部定一郎氏による「福岡城秘話」が今日のテーマ。氏は福岡博多に関して造詣が深く、どんな話題に対しても資料を参考にすることなく、よどみなく説明される姿には驚かされた。今回テーマとなった福岡城復元構想はすぐに実現できる類のものではないにしても浪漫を感じさせる話題であった。江戸時代の初めからわずか400年しか経っていない平成築城のお城があってもいいではないか、とか、欧州のようにお城そのものに宿泊できれば、もっと活用の度合いが広がり楽しい、みたいな斬新な発想の発言がポンポンと飛び出し、興味深かった。お上からのお仕着せでない民間主導のプロジェクトが進展するよう期待したい。ご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま64位に。
2006.11.09
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本日と明日は坂東玉三郎さん一門による朗読の会の公演日。昨日が舞踊公演千秋楽ということもあり、昨日に引き続き泊りがけで本日の観劇に来られた方も多いようだ。山鹿現地メンバー3名+私の4名のスタッフで人力車運行を切り盛り。昨日とはうって変わって暖かく何よりも連日の晴天に本当に感謝!今夏の灯籠まつり以来、二回目の山鹿温泉での仕事であるが、私以外は皆地元出身者。当然地元の方と全く同じ観光案内をするには限界がある。私には私なりの案内スタイルがあり、それは決して観光案内に固執することではない。お客様の層や居住地、関心のある話題を何気ない会話の中で探り、いかに乗車している時間を楽しんでいただくかに留意している。この仕事の面白さは車夫一人一人が自ら商品(サービス)を組み立てて、自分独自の世界を表現できることに尽きると思う。根っからの地元の方はその地の利を生かした案内が可能であるし、私は私で+自分の○年間にわたるキャリアの話なんかを交えることもできる。自分の本拠地にこだわらない出張サービスを展開する同業者は全国でもほんの数名しかいないが、今後は自分のようなフリーの人力車夫の活躍できる場がより増えていくものと信じる。ご同感していただけましたら人気blogランキングへ。ただいま64位に。
2006.11.08
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坂東玉三郎さん舞踊公演千秋楽の日。昨日までの陽気が嘘のような厳しい冷え込みとなった本日ではあるが、八千代座周辺は最終日の熱気が。着物姿の方比率も高く、周囲の雰囲気と相まって人力車営業には絶好の環境。何よりも最もターゲット層となり得る中高年女性のお客様がほとんどで、非常に仕事のやり易い環境だ。今から7年前の1999年6月、博多座がオープンした時期に合わせて博多での観光営業に本格的に取り組んだ時期がある。歌舞伎や他のお芝居を含めた観劇に訪れるお客様は八千代座同様に非日常の環境にある方々で、ターゲット層としては合致している。しかながら博多座の立地する周辺は平日はオフィス街であり、サラリーマンやOL並びに近所の方が普通に歩いているような場所。つまり日常生活をされている方がほとんどの環境であるため、仮に乗車希望者がいても中々乗車するのに勇気が必要。後から振り返ってみて出た結論は人力車に乗車していただくためには非日常の世界のお客様と非日常の周囲の環境が共に必要である、ということ。「乗ってみたいけど恥ずかしい」という意識を希薄にできるだけの周囲の環境や設定が非常に重要だ。他業種の方でもご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま65位に。
2006.11.07
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怒濤のような三連休が明けたのも束の間、本日朝から再び山鹿温泉へ移動。都市高速・九州道利用で約1時間半(距離にして85km)と福岡から意外に近い。今月9日まで坂東玉三郎さん関連の公演が予定されており、山鹿温泉にとっては貴重な賑わいのできる期間。先週に引き続き、八千代座前に待機しての観光営業の臨時応援。8月の灯籠まつり以来、かなり町の様子にも詳しくなった。考えてみれば、現在の仕事を起業して以来、改めて旅行に出向くことはなく、仕事絡みの出張自体が旅行を兼ねているようなもの。しかも色々な場所の現地の方とより親密になれ、趣味と実益を兼ねたような仕事内容で報酬をいただき、自分にとってはいいこと尽くし。自分の好きな分野での起業はやはり自然体で仕事ができ、収益の上がらない時期があっても仕事そのものは苦痛ではないので、長続きできる所以かもしれない。どうも最近の傾向として「○○日間で○○円儲ける方法」みたいな射幸心を煽る表現が蔓延しているが、私は何か違うと思う。仕事が楽しくできて繁盛すれば、儲けは後からついてくるもの。最初に利益ばかりを追い求めるビジネスは短期間の成功は可能でもどこかで必ずほころびが生じるような気がする。ご同感されましたら人気blogランキングへ。ただいま78位に。
2006.11.06
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三連休は三日連続の快晴で、最終日の本日は大安吉日。婚礼&七五三仕事で6ヶ所の現場をスタッフ3名で切り盛り。当然自分がその穴埋めをしなければならない為、早朝から夜まで分刻みで動き回った。朝7時半から自転車こいで軽トラ運転し中洲で積み降ろし、1tトラックに乗り換え筥崎宮へ移動してセッティング後、博多に戻って自力で人力車引っ張って櫛田神社のセッティングを終え、更に駆け足で中洲へ戻り、結婚式送迎のホテルに9時に到着。もう仕事そのものがトライアスロンみたいな感じ。今朝の私の動きと同じことを同じ時間内に完了できる人間は今現在の日本ではまず皆無であろう。普段は地味な作業も10年間に亘って黙々と培った結果、特殊な技に発展した格好だ。もう一つ今回の動きを可能にした要因は仕事現場が市内の狭い地域に集中していること。筥崎宮、櫛田神社、住吉神社は東区・博多区に位置し車の移動で5~15分程度。たまに市外や県外への出張もあり得る仕事だが、市外へ出向く移動時間を考えると他の仕事との掛け持ちは不可。やはり狭い地域に特化するやり方は移動時間が少なく掛け持ちも可能で効率がいい。ランチェスター弱者必勝の戦略は確かに理にかなっているのだ。曰く「弱者は移動時間の多い広域戦を避け局地戦販売を重視すべし」(竹田陽一氏著「ランチェスター弱者必勝の戦略」より引用)。ご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま67位に。
2006.11.05
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七五三営業二日目。本日は仏滅ということもあり、神社つながりの人力屋では結婚式関連の仕事はなし。やはり七五三詣での人波にも影響はあり、私の出向いた筥崎宮も比較的閑散としていた。午後、結婚式帰りの宮司にお会いして少しだけ話をしたが、本日出向いた某ホテルでは7件も披露宴が入っていたという。キリスト教式であれば本来仏滅とは無縁だが、人の価値観も様々な昨今ですね。それにしても筥崎宮宮司と前回お会いしたのは別の結婚式披露宴会場で、宮司は主賓のスピーチ役。やはり役職のある方は冠婚葬祭で引っ張りだこのようです。七五三の本来の意味あいはコチラ。今ではご両親はもちろんのこと、祖父母の方にとってのお祭りごとの様相で、私どもを含めて多くのビジネスチャンスが生まれている。冠婚祝祭(葬はなし)にご縁のある仕事を選択したことを喜ばしく思っている。自分が楽しいと思える仕事が起業家には一番ですね。ご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま71位に。
2006.11.04
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いよいよ今年も七五三記念撮影巡業の季節到来し、本日はその初日。三連休の始まりは天気も快晴で、結婚式送迎を含めたお祝いの場に出向ける恵まれた仕事に感謝。最低限のスタッフで切り盛りしている私の仕事は最盛期の今月、人の手配が一番の悩みの種。昨晩は夜8時半時点で予定していた方がドタキャンとなり、大慌てで携帯のアドレス帳の中から可能性のある方を検索。翌日のことなので、万分の一の可能性に賭け探していたところ一人経験者を発見。おそるおそる電話してみたところたまたま翌日は空いているという。地獄に仏とはこのことか。スキンヘッド風貌のH君がまさに仏様に思えた。本日住吉神社で挙式の新郎新婦様の話によるとお神酒の量が少なくて、飲み足りない位だったとのこと。最も頻繁に出入りしている櫛田神社で挙式をされた方の話を聞くと、逆にお神酒の量が多すぎて飲みきれない位という。神社によっても見えない違いがあるものなんですね。いわゆる三々九度は意外なほどの量のお酒を飲む必要があるようですよ。ちなみに某禰宜さんの話によると「三々九度=散々苦労するよ」という説もあるそうです。ご参考になりましたら人気blogランキングへ。ただいま71位に。
2006.11.03
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昨日の玉三郎さんとの話の中でもう一つうれしいプレゼントが。何と八千代座での舞踊公演を人力車メンバーにも是非見て欲しいということで、本日の公演に招待して下さったのだ。この話を聞いた瞬間、Tさんは感激のあまり涙ぐんでいたが、その気持ちは本当によく理解できる気がした。という次第で、観光案内業務を午後2時で一旦中断し、八千代座の桟敷席へ。空席があればということで通された場所はS席13000円也。収容人数700名程度の狭い空間ゆえ、最後尾の席ながら舞台までの距離も近く、臨場感溢れる舞台を楽しむことができた。公演演目は「藤娘」並びに「鷺娘」。途中30分の休憩時間を挟んで、それぞれ約30分間の舞踊歌舞伎を鑑賞。次々に繰り出される艶やかな色の着物や一瞬のうちの着替え技。舞台に登場しながらも全く存在感を感じさせない黒子役の徹し方。最も驚かされたのは一言も台詞なく、踊りや身振り手振りだけで場内を感動の渦に引き込んでいく独自の展開で、いやあ感動しました!一流の芸を鑑賞させていただき、まさに感性を磨かれた心境。改めて玉三郎さんのご厚意に感謝し、お礼申し上げる次第です。少しでも思いが伝わりましたら人気blogランキングへ。ただいま61位に。
2006.11.02
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8月以来の山鹿温泉出張。今回は八千代座で開催される坂東玉三郎公演に伴うもの。週末は福岡の仕事で不可だが、平日のみ現地人力車メンバーの応援に入ることに。午後2時からの一日一公演ではあるが連日ほぼ満席で、ご年配女性だらけの環境は観光人力車にとって絶好のターゲット層。本日初日の私も公演前はほぼフル稼働となり、昨晩予め町を回って名所旧跡の復習をしたことが即役立った。公演終了後、舞台関係者の方から何と坂東玉三郎さんが人力車メンバーと直接お会いしていただけるという話があり、舞台裏の楽屋へ。緊張感の漂う中、楽屋の個室へ通されると既にメイクを落として素顔に戻られた男性が座っていらっしゃった。実際の年齢は存じないが、一見すると40歳前後にしか見えない。その玉三郎さんが意外なほど気さくに話しかけてこられ、ご自身の好きな町「山鹿」を少しでも魅力ある場所にしたいという思いで話題は「おもてなしの心」というテーマに。「もてなし」をネットで検索すると次のようなコメントが書いてあった。もてな-す【持て成す】…御馳走する、歓待する。辞書を引くとそうあります。読んで字の如く、おもてなしとは何かを持って事(御馳走、歓待)を成すということ。また、その語源は「表裏なし」=表裏のない気持ちでお客様を迎えること、とする説もあると聞きます。玉三郎さん曰く・too muchでなくていい。・特に宿泊施設の方は自分自身が外部の宿に泊まってみて、どんなサービスを提供すればお客様に喜んでもらえるかをもっと研究すべき。・バブル崩壊後、二極分化して淘汰された熱海のようになって欲しくない。・湯布院や黒川よりも良質な温泉のお湯の恵みにに安住することなく、より研鑽を。・S旅館のご主人は最も熱心に努力されていて評価できる。地元の方の熱心な声に後押しされて平成2年より公演の始まった八千代座並びに山鹿の町が大好きだからこそのお言葉と理解した。僭越ながらサービス業の一つである私どもに、その思いを伝えて下さったことは大変ありがたく、とてもうれしいことであった。たった一人で現在の山鹿人力車を三年前に立ち上げ、現在のようなスタイルにまで高めたTさんが最も感慨深かったのは言うまでもない。少しでも共感していただけましたら人気blogランキングへ。ただいま61位に。
2006.11.01
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