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2021年J1第21節セレッソ大阪vsFC東京の試合をヨドコウスタジアムで観戦。3-3のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ奧埜、原川とのビルドアップから、両SB松田、丸橋が高い位置を張って両サイドに展開しつつ、時に左MF清武が中に入ってチャンスメイクを試み、両サイドを基点としたパス交換とクロスを交えて攻めていく。守備では、前線からプレスを行い、数をかけてボールを奪取しに行く。リトリート時は4-4-2ブロックを基調してディフェンスしていく。〈FC東京〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ青木、安部とのビルドアップから、主として、FWオリヴェイラ、レアンドロ、MF東、アダイウトンが速いタイミングにてバイタルスペースやサイドのスペースに飛び込んで連携して攻めていく。守備では、4-4-2を基調として、必ず1人がボール保持者に厳しいプレスをかけて、周辺の選手がボール奪取していく。【得点】12分 レアンドロ(FC東京)38分 オリヴェイラ(FC東京)46分 加藤(セレッソ大阪)57分 坂元(セレッソ大阪)73分 チアゴ(セレッソ大阪)82分 レアンドロ(FC東京)【警告】松田陸(セレッソ大阪)森重(FC東京)松田力(セレッソ大阪)チアゴ(セレッソ大阪)【試合の流れ】(前半)セレッソ、FC東京とも4-4-2システムにてこの試合に臨む。まず、チャンスを掴んだのはセレッソで、10分に、右から左へのサイドチェンジを基点に、左SB丸橋があげた左クロスに左MF清武がニアに飛び込んで合わせるも、FC東京GK波多野のセーブに阻まれる。セレッソがペースを掴みかけるに見えたが、FC東京がセレッソが攻め上がったサイドのスペースを有効に突いて、チャンスを掴む。11分に、セレッソGKキム・ジンヒョンのパスミスに乗じて、左MFアダイウトンがボール奪取してあげた左クロスにFWレアンドロがフリーにて頭で合わせるも、惜しくも左に外れてしまったが、続く12分に、カウンターから左サイドにてアダイウトンを基点に、FWオリヴェイラのポストプレーに反応したFWレアンドロがGKキム・ジンヒョンの手をかすめながらゴール左隅に突き刺して、FC東京が1-0と先制する。その後はFC東京が4-4-2ブロックを基調として、セレッソボール保持者に1対1にて執拗にプレスをかけたのが功を奏す。セレッソが両サイドを基点としてパス交換を試みるも、アダイウトン、オリヴェイラ、レアンドロ、東らが連携して、ボール奪取してから素早いカウンターを積極的に仕掛けることにより、セレッソディフェンスを混乱に誘おうとする。FC東京が攻撃陣がサイドやバイタルエリアのスペースを有効に狙っていく中、待望の追加点を得る。中央エリアでのカウンターから、右MF東のスルーパスに反応したオリヴェイラがセレッソディフェンス裏に抜け出してGKキム・ジンヒョンの1対1になって難なくかわしてゴール右隅に流し込んで、FC東京が2-0とリードを広げる。さらに、40分にも、アダイウトンが左サイドでのカウンターから仕掛けて、レアンドロとのワンツーパスをペナルティエリア付近で受けた放ったシュートはオフサイドの判定により、更なる追加点には至らず。(このオフサイド判定が後半に響くことになる。)これに対して、セレッソは東京の堅いディフェンスにチャンスを作れずにいたが、ロスタイムに右MF坂元がFC東京左SBバングーナガンデと右サイド奥で1対1となって抜き去って上げたクロスにバイタルエリアで反応したボランチ原川がボレーで合わせるも、バーを大きく超えてしまい、前半はFC東京が2-0とセレッソを圧倒して終了。(後半)何とか反撃に講じたいセレッソは、後半から、FW大久保から高木に替えて左MFに配置し、左MF清武をトップ下に、FWの加藤を1トップにする4-2-3-1システムに変更し、早速効果が出る。46分に、中央での展開から左サイドにてボールを受けた左SB丸橋のグラウンダー気味のクロスに、ニアにいた加藤がFC東京DFに競り勝って合わせたボールはFC東京GK波多野の手をかすめてゴール左隅に吸い込まれて、セレッソが1点を返す。さらに、48分にも、左サイドから、丸橋の左クロスにまたもや加藤がニアで合わせるも、今度はGK波多野の好セーブに阻まれる。セレッソは、3シャドーへの変更により、右は坂元と松田陸との連携、左は高木と丸橋との連携がスムーズになり、サイドやハーフスペースの有効に活用できるようになり、試合の流れ掴んでいくのに対して、FC東京はカウンター対応で活路を見出そうとするが、ディフェンスラインが押し下げられていく。セレッソが攻撃陣の連携が良くなる中、さらにチャンスを掴んでいく。57分に、左サイドへの展開から、左シャドー高木が左ハーフスペースにて上げたグラウンダーのクロスにニアにいた加藤がフォア側に晒せたボールに坂元が合わせてゴール右隅に流し込んで、セレッソが2-2と追いつく。同点に追いつかれたFC東京は、流れを変えるために、63分に、ボランチ青木から品田に、右MF東から田川に、左MFアダイウトンから永井に、3枚同時替えを行い、流れを変えようとするが、これでもセレッソ攻勢の流れは変わらず、セレッソがまたもやチャンスをモノにする。73分に、ボランチ原川の右CKにボランチ奧埜経由にてフォア側にいたCBチアゴが合わせて左に決めて、セレッソが3-2と逆転に成功する。これに対して、逆転されたFC東京は、76分にオリヴェイラから三田に替えて右MFに配置して、右MF田川をFWに配置換えして、レアンドロとの2トップにし、カウンターを仕掛けて、その策が功を奏す。80分に、中央エリアからのカウンターにて、田川がバイタルエリアにドリブルで仕掛けて、ペナルティエリア外にてFKを獲得する。そのFKを蹴ったのはレアンドロで、右隅を狙ったボールはGKキム・ジンヒョンの手を弾いて右隅に吸い込まれて、FC東京が3-3に追いつく。その後は、セレッソ、FC東京とも攻め合ったが、共に逆転には至らず、3-3のドローに終わる。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田陸、チアゴ、西尾、丸橋ボランチ 原川、奧埜MF 坂元、清武(83分 藤田)FW 大久保(45分 高木)、加藤(83分 松田力)(守備時は4-4-2を基調)(FC東京)4-4-2(右から)GK 波多野DF 小川、渡辺、森重、バングーナガンデ(83分 鈴木)ボランチ 青木(63分 品田)、安部MF 東(63分 田川)、アダイウトン(63分 永井)FW オリヴェイラ(76分 三田)、レアンドロ(守備時は4-4-2または4-4-1-1)【まとめ】セレッソは、前半は東京の厳しいディフェンスに苦労したが、後半はシステム変更や選手交代策が当たり、逆転に成功したが、悔しいドロー。東京のカウンターを許してしまい、結果的に前半の2失点が重くのしかかった。勝ちから見放されて、ツキがない。東京は前半で勝負を決めたかったことらだが、後半、プレスが甘くなり、セレッソにサイドのスペースを有効に活用されてしまった。本来なら負け試合のところ、個人の高い技術で価値あるドローに持ち込んだ。
2021.07.21

2021年J1第20節セレッソ大阪vsヴィッセル神戸の試合をヨドコウスタジアムで観戦。1-1のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ奧埜、原川とのビルドアップから、両SB松田、丸橋が高い位置を張って両サイドに展開しつつ、時にFW大久保へのディフェンス裏へのパスやバイタルエリアへの縦パスによるを交えつつチャンスを作っていく。ヴィッセルの3枚中盤の横サイドのスペースを基点とする。守備では、前線の大久保、清武を基点に積極的なプレスを行い、数をかけてボールを奪取しに行く。リトリート時は4-4-2ブロックを基調してディフェンスしていく。〈ヴィッセル神戸〉攻撃では、ディフェンスラインとアンカーのサンペールとのビルドアップから、サンペールを中心とする中盤の構成力を武器にして、両サイドにいるSB酒井、初瀬への展開またはパス交換とバイタルエリアへの縦パスにより攻めていく。守備では、4-3-1-2を基調として、FWドウグラス、古橋がセレッソ2CBをマークしながら、全体的にプレスをかけていく。63分の井上投入後は4-4-2フラット型に変更。【得点】30分 古橋(ヴィッセル神戸)89分 鳥海(セレッソ大阪)【警告】なし【試合の流れ】(前半)セレッソは4-2-3-1システム、ヴィッセルは4-4-2ダイヤモンド型システムにてこの試合に臨む。まず試合の流れを掴んだのはヴィッセルで、中央エリアでのボール奪取から、FW古橋のスルーパスをペナルティエリア付近で受けたFWドウグラスがセレッソGKキム・ジンヒョンと1対1になりシュートを放つも、セレッソCB西尾の攻守に阻まれ、先制には至らず。さらに14分と25分にも、古橋がシュートを放ち、アンカーのサンペールを中心とした中盤からサイドのスペースとバイタルエリアへの縦パスによりセレッソディフェンス崩しにかかる。そして、30分に、ヴィッセルは右サイドの展開から古橋がドリブルでペナルティエリアに持ち込み、右SB酒井のとのコンビネーションにてリターンパスを受けて放ったシュートはGKキム・ジンヒョンの手をかすめてゴール左を突き刺して、ヴィッセルが1-0と先制する。これに対して、セレッソはヴィッセルの中盤3枚のサイドのスペースを基点として、反撃を試みる。32分に、左サイドにて左シャドー為田がヴィッセル酒井に倒されて得た左SB丸橋のFKに中シャドー清武が頭で合わせるも、ヴィッセルGK飯倉の正面を突いてしまう。しかし、その後はヴィッセルがまたもや、中盤の構成力で優位に立ち、39分に、左サイドでのカウンターから、ドウグラスのポストプレーにてパスを受けた古橋がドリブルで左ペナルティエリアに進出して左クロスを供給しようとするが、セレッソディフェンスに阻まれてしまう。前半はヴィッセルのペースで1-0にて終了。(後半)形勢を打開したいセレッソは、清武から加藤に替えてFWの位置に、為田から高木に替えて左中盤の位置にして、4-4-2システムに変更して後半に臨む。この交代策もあり、セレッソはヴィッセルの中盤サイドをより有効に利用することができ、試合の流れを掴む。48分に得たボランチ原川の右CKのこぼれ球に反応した右シャドー坂元の左足のシュートはGK飯倉に弾かれてしまうが、その後もセレッソが両サイドからの攻撃により、ヴィッセルのディフェンスラインを下げさせることに成功する。これに対して、ヴィッセルはセレッソの中盤サイドをディフェンス対応に追われることになり、63分に、トップ下の中坂から井上に替えて左中盤に配置して、中盤3枚のディフェンスから4枚にして、4-4-2フラット型システムに変更して対抗していく。その後、ヴィッセルはカウンターからきっかけをつかもうとするが、リトリート対応を余儀なくされ、セレッソ優位にて試合が進んでいく。まず、75分に、ボランチ原川からバイタルエリアにて縦パスを受けた坂元からスルーパスを受けた加藤の右足のシュートは、GK廣永(58分飯倉の負傷により交代)の正面を突いてしまい、78分にも、高木の左クロスに加藤が飛び込んで頭で合わせるも惜しくも左に外れてしまう。さらに86分にもペナルティエリア付近で坂元からパスを受けた大久保がヴィッセルセンターバックの間からシュートを放つも、GK廣永にセーブされてしまう。ヴィッセルの粘り強いディフェンスの前に、セレッソは88分に、CBチアゴから鳥海に替え、更に大久保から松田力に替えて点を取りに行き、その策がズバリ当たる。89分に左CKを得たセレッソは、丸橋が自ら蹴ったCKの跳ね返りを受けて放った左クロスにCB鳥海が頭で合わせて右隅に流し込み、セレッソが1-1と同点に追いつく。その後は、両チームとも逆転を狙うべく、前がかりになって点を取りに行くが、共に決定機を作れず、1-1のドローにて終了。【システム】(セレッソ大阪)4-2-3-1(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田陸、チアゴ(88分 鳥海)、西尾、丸橋ボランチ 原川、奧埜3シャドー 坂元、清武(45分 加藤)、為田(45分 高木)FW 大久保(88分 松田力)(守備時は4-4-2を基調)(ヴィッセル神戸)4-4-2ダイヤモンド型(右から)GK 飯倉(58分 廣永)DF 酒井、菊池、小林、初瀬アンカー サンペール(80分 増山)MF 郷家、山口トップ下 中坂(63分 井上)FW 古橋(80分 佐々木)、ドウグラス(80分 マシカ)(守備時は4-3-1-2を基調。63分からは4-4-2フラットシステム)【まとめ】セレッソは前半はサンペールを含むヴィッセルの中盤の構成力により、サイドのスペースをうまく利用されたが、後半は逆に、ヴィッセルの中盤サイドのスペースを基点として、有効に攻撃できた。また、選手交代策も的中。後半は幾度と決定機があったが、早めに決めていれば違った展開になったかも?ヴィッセルは前半はサンペールが中盤の構成力を活かして、うまくスペースを利用して優位に立ったが、後半は逆に、セレッソに中盤サイドのスペースを利用され、また63分の4-4-2システムへの変更も功を奏さず、逃げ切ることはできなかった。ただ、ディフェンスラインの粘り強い対応により、ドローに持ち込んだことは収穫。前半はヴィッセルのペース、後半はセレッソのペースとなり、前後半異なる試合内容。
2021.07.17
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