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2021年J1第10節セレッソ大阪vs浦和レッズの試合をヤンマースタジアムで観戦。1-0でセレッソ 大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ奧埜、藤田とのビルドアップから、ボランチとMF清武を中心としたパス回しから両サイドのスペースに展開して、時にFWへのディフェンス裏へのパスやバイタルエリアへの縦パスによるカウンターを交えつつチャンスを作っていく。守備では、前線を基点に積極的なプレスを行い、数をかけてボールを奪取しに行く。リトリート時は4-4-2ブロックを基調してバイタルエリアを死守していく。〈浦和レッズ〉攻撃では、両CBと時に右SB西が加わってアンカー柴戸、MF伊藤がビルドアップを構成して、両サイドで右はMF関根、左はSB山中が高く張って、サイドチェンジとポジションチェンジ、そしてFW武藤のポストプレーを交えながら、パス回しを主体として攻めていく。縦パス時にテンポが上がるのが特徴。3-2-4-1と4-1-4-1との可変システム。守備では、前線からのプレスを主体に、セレッソのパスをサイドに誘導していく。4-1-3-2を主体として、リトリート時は4-4-2で対応。【得点】65分 丸橋(セレッソ大阪)【警告】39分 西(浦和レッズ)71分 岩波(浦和レッズ)93分 柴戸(浦和レッズ)【試合の流れ】(前半)序盤からレッズが数的優位を意識したビルドアップにより、両サイドのスペースを有効に活用して、セレッソのプレスを剥がして、試合を優位に進めていく。まず4分に、左展開から、左SB山中の左クロスにFW武藤が合わせるも、セレッソ ディフェンスのブロックに阻まれ、さらに15分にも右展開から右MF関根からペナルティエリアでパスを受けた武藤のシュートもセレッソ ディフェンスのブロックに阻まれてしまい、続く18分にも、同じく右展開から右SB西を基点として左MF伊藤のシュートはバーを超えてしまう。これに対して、セレッソは、レッズのビルドアップにプレスが剥がされてしまい、4-4-2のリトリート対応を余儀なくされるが、左MF清武を主体としてゲームを組み立てて、FW大久保や豊川を活かすために反撃を試みる。29分に得たボランチ藤田の左奥からのロングスローにニアにいた味方が頭で後ろに晒したボールにボランチ奧埜が頭で合わせるも、レッズGK西川の正面を突いてしまう。その後もレッズがボール支配で優勢に立ち、両サイドからのバイタルエリアへのパスを狙い、セレッソ が対応していく場面が続く。45分に、レッズがバイタルエリアでボールを拾ったMF小泉が右隅を狙ってミドルシュートを放つも、セレッソ GKキム・ジンヒョンの好セーブに阻まれて、前半はレッズが優位ながら、0-0で終了。(後半)セレッソは試合の流れを変えるために、開始早々、右MF西川から山田に、左MF清武から中島への2枚替えを行うが、レッズもポストプレー等の強化で伊藤から興梠に替えて、興梠を1トップに、1トップだった武藤を一列下げて、それぞれ後半に臨む。まずチャンスを作ったのはレッズで、49分に、バイタルエリアからの小泉からスルーパスを受けたMF明本が決定機を迎えるが、惜しくもゴール左に外してしまい、さらに50分、CB槙野からのサイドチェンジのパスを受けた右MF関根がドリブルを中に切れ込みながらシュートを放つも、バーを超えてしまうが、以降、前がかりになって攻勢を強めようとする。これに対して、セレッソはカウンター対応を起点に、レッズが攻め上がった後のサイドやハーフスペースを前線や中盤が使えるようになり、徐々に試合の流れを引き戻していく。64分に、バイタルエリアでボールを拾った豊川のミドルシュートはレッズGK西川の好セーブに阻まれるが、逆に優位に立ち、チャンスを掴む。66分に、中島の右CKのこぼれ球にフォアに居た左SB丸橋がゴール右隅に押し込んで、セレッソが1-0と先制する。その後は、両チームとも空き出したスペースを有効に利用してチャンスをうかがう。まず、77分に、セレッソが右サイドでのカウンターから、大久保の右クロスにフォアで中島がボレーで合わせるも、バーを超えてしまうが、レッズもすぐさま79分に、ペナルティエリア右からの右SB西のクロスに関根が頭で合わせるも、惜しくもバーを超えてしまう。同点に追いつきたいレッズは83分に、杉本を武藤に替えて投入して、4-4-2の2トップに変更して杉本、興梠のポストプレーにサイドチェンジを交えながら両サイドを有効活用してチャンスをうかがうが、セレッソの粘り強いディフェンスに決定機を作ることができず、セレッソ が1-0と何とか逃げ切って勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田陸、進藤、西尾、丸橋ボランチ 藤田、奧埜MF 西川(45分 山田)、清武(45分 中島)FW 大久保(82分 加藤)、豊川(86分 松本)(守備時も4-4-2)(浦和レッズ)4-1-4-1(右から)GK 西川DF 西、岩波、槙野、山中アンカー 柴戸MF 関根、小泉、明本、伊藤(45分 興梠)FW 武藤(83分 杉本)(3-2-4-1との可変システム。守備時は4-1-3-2と4-4-2)【勝負の分かれ目】セレッソが後半レッズの攻め上がったスペースを有効に利用してセットプレーで先制できたことと、ディフェンスラインの粘り強い守備。【まとめ】セレッソは前半、レッズの両サイドのスペースを有効に活用したポゼッションによりディフェンスラインが下がって苦しい展開が続いたが、セットプレーを確実にモノにできた。レッズの決定力不足もあったが、粘り強いディフェンスは評価できる。この勝利で再浮上できるか?レッズはロドリゲスのポゼッションによる体質改善のところ、ビルドアップやスペースの作り方に工夫が見られ、セレッソディフェンスを掻い潜り、チャンスを多く作ったが、決定力不足により優位に進めたチャンスを活かせず、もったいない試合となった。ビルドアップの更なる向上に加え、縦パスの精度が上がれば、ロドリゲスサッカーが浸透し、躍進が期待できるのではないか。今後の伸び代に注目。
2021.04.18

2021年J1第9節セレッソ大阪vsアビスパ福岡の試合をヤンマースタジアムで観戦。2-2のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ奧埜、藤田とのビルドアップから、松田、丸橋の両SBが高く張り、ボランチとMF清武を中心としたパス回しから両サイドのスペースに展開して、時にFWへのディフェンス裏へのパスやバイタルエリアへの縦パスを狙いつつチャンスを作っていく。守備では、前線を基点に積極的なプレスを行い、数をかけてボールを奪取しに行く。リトリート時は4-4-2ブロックを基調。〈アビスパ福岡〉攻撃では、DFとボランチ田邊、まえが連携してビルドアップを構成し、FWメンデスのポストプレーにFW金森、中盤が連携し、両サイドのスペースを基点として左右からのクロスを交えて攻めていく。守備では、4-4-2システムを基調として、前線からのプレスを敢行し、また4-4-2リトリート対応する。志知退場後は4-4-1に変更してのリトリート対応。【得点】67分 吉岡(アビスパ福岡)69分 中島(セレッソ大阪)76分 加藤(セレッソ 大阪)88分 ファンマ(アビスパ福岡)【警告】奈良(アビスパ福岡)ファンマ(アビスパ福岡)【退場】志知(アビスパ福岡)【試合の流れ】(前半)両チームとも4-4-2システムにて試合に臨む。3分に、セレッソは右サイドから右MF西川がドリブルで進出してシュートを放ったこぼれ球に反応したFW豊川がゴールを決めるも、オフサイドの判定により、先制ならず。しかし、試合のペースに掴みかけたのはアビスパで、6分に、右サイドの展開から右SBサロモンソンを基点にして右ハーフスペースに進出した右MF吉岡の左のシュートはセレッソ GKキム・ジンヒョンが攻勢にて阻む。さらに、9分にも、サロモンソンの左CKに反応した左MF北島がシュートを放つも、セレッソ GKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまう。こうして、アビスパが試合のペースを握りかけるように見えたが、11分に、左サイドにて志知が奧埜へのタックルによりVARの結果、退場となり、アビスパは10人で戦うことを余儀なくされ、すぐさま北島から湯澤に替えて左SBに配置し、さらにFW金森を左MFに配置替えして4-4-1システムに変更してディフェンス重視してセレッソの攻撃に対応していく。これに対して、セレッソはアビスパの4-4-1ブロックにより得た広大な両サイドのスペースを有効活用するために、松田、丸橋の両SBを両サイドの高い位置に張らせて、左右へのパス回しやサイドチェンジを交えながら、アビスパに揺さぶりをかけていく。30分に、右サイドの展開から、松田の右クロスにニアにいたFW豊川が頭で合わせるも、バーを超えてしまい、44分にも松田の右クロスのこぼれ球にペナルティエリア付近で反応したボランチ奧埜のシュートはアビスパディフェンス陣にブロックされてしまい、前半は0-0で終了。(後半)後半もセレッソ が前半同様に左右への展開からアビスパの4-4-1ブロックを揺さぶり、アビスパがサイドのスペースを狙って少ないカウンターを狙う展開が続いていく。54分に、ボランチ藤田の左CKの場面もチャンスにつながらない。セレッソがボール支配を続ける中、アビスパは67分に、ワンチャンスをモノにする。アビスパはボランチ田邊?がボールを奪取して右に流れたFWメンデスにパスして、メンデスがドリブルで仕掛けて出したグラウンダーのクロスはセレッソ ディフェンスにクリアされたものの、得たサロモンソンの左CKから、ペナルティエリア右でこぼれ球に反応した吉岡の左足のシュートがゴール左隅に突き刺さり、アビスパが1-0と先制する。これに対して、セレッソは反撃すべく、62分に、左MF西川から交代で投入された中島がバイタルエリアから目の覚めるミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、セレッソ がすぐさま1-1に追い付く。この後、セレッソ、アビスパとも73分に、2枚替えにて逆転に狙っていく。まずチャンスを作ったのはセレッソで、左展開から、左SB丸橋のクロスに、73分にFW大久保に代わって投入された加藤がニアで合わせてゴールに流し込み、セレッソが2-1と逆転に成功し、さらに78分には、奧埜がミドルシュートを放つが、これはバーを叩き、追加点には至らず。不利な状況になったアビスパは73分にメンデスに代わって投入されたファンマのポストプレーにより活路を見出してチャンスを伺い、それが身を結ぶ。88分に、左から右への展開で、サロモンソンの右クロスにファンマが競り合いの中、頭で合わせてゴールミドルシュートに流し込んで、アビスパが2-2に追い付く。その後、ロスタイムに入った94分に、セレッソは逆転のチャンスを迎え、松田の右クロスに奧埜が頭で合わせるも、アビスパGK村上の好セーブに阻まれてしまい、2-2のドローに終わる。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田陸、進藤、西尾、丸橋ボランチ 藤田、奧埜MF 西川(62分 中島)、清武FW 大久保(73分 加藤)、豊川(73分 松田力)(守備時も4-4-2)(アビスパ福岡)4-4-2(右から)GK 村上DF サロモンソン、奈良、グローリ、志知(退場)ボランチ 田邊(81分 渡)、前MF 吉岡(81分 カウエ)、北島(17分 湯澤)FW 金森(73分 石津)、メンデス(73分 ファンマ)(守備時も4-4-2。志知退場後は4-4-1)【まとめ】セレッソは前半、アビスパ志知の退場により終始数的優位を保ってアビスパのリトリート対応により得た広大な両サイドのスペースを最大限活用できたが、アビスパの粘り強くバランスのよいリトリート対応及びGK村上の好セーブと有効なカウンター攻撃により、ドローになった。悔しいドローではないか。アビスパは前半早々の志知の退場により、終始不利な展開が続いたが、かえって堅守カウンターという方針の徹底が功を奏し、ディフェンスを含むブロックでよく耐えたとともに、数少ない有効なカウンターからチャンスをモノにした。大阪アウェーでの連続ドローは価値あるものになったのではないか。メンタル的には今後の自信につながる。
2021.04.10

2021年J1第8節 ガンバ大阪vsアビスパ福岡の試合を吹田パナソニックスタジアムで観戦。0-0のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【警告】輪湖(アビスパ福岡)【戦術】〈ガンバ大阪〉攻撃では、DFとボランチ井手口、チュに、時にSB小野瀬、黒川が偽SB的な役割でビルドアップを構成し、右MF福田、左MF倉田がワイドに張って位置しつつ、FWレアンドロ・ペレイラのポストプレーを交えて、両サイドのスペースを基点としてパス交換を主体にして攻めていく。守備では、4-4-2システムを基調として、前線からのプレスを敢行し、また4-4-2リトリート対応する。〈アビスパ福岡〉攻撃では、DFとボランチ前、カウエが連携してビルドアップを構成し、FWファンマのポストプレーとFW渡のスペースへの飛び出しを利用しつつ、両サイドのスペースを基点として左右からのクロスを交えて攻めていく。守備では、4-4-2システムを基調として、前線からのプレスを敢行し、また4-4-2リトリート対応する。また、FWの一人がガンバのボランチを監視する。【試合の流れ】(前半)ガンバ、アビスパとも4-4-2システムにて試合に臨む。両チームとも丁寧なビルドアップにて試合を組み立てようとするところ、まずチャンスを作ったのはガンバで、11分に、右MF福田がアビスパ左SB輪湖によりファールを受けたことで得たFW宇佐美の右FKの跳ね返りに反応したボランチ井手口の左足のシュートがアビスパGK村上の好セーブに阻まれ、続く13分にも、アビスパのパスミスに乗じて、FWレアンドロ・ペレイラがGK村上と1対1になったものの、シュートを打てずに、チャンスを逃す。これに対して、アビスパは序盤ミスパスが多く流れを掴めないでいたが、徐々にペースを掴み、14分に、ガンバのパスミスに乗じて、FWファンマがドリブルでペナルティエリアに進出して右足でシュートを狙うが、ガンバディフェンスに阻まれ、また21分には、左展開から左MF石津を基点に左SB輪湖のクロスにペナルティエリア内で右MF吉岡が頭で合わせるも右に外してしまい、アビスパもチャンスを逃す。その後はガンバが倉田と福田が左右のポジションチェンジし、また右SB小野瀬がバイタルエリアに飛び出す動きをするなど、アビスパの4-4-2ブロックに揺さぶりをかける。23分にガンバは、バイタルエリアでレアンドロ・ペレイラがポストプレーでパスしたボールを受けた小野瀬のミドルシュートは右に外れ、また32分にも、福田が輪湖から受けたファールにより得た宇佐美の右FKの展開から、小野瀬が右クロスをあげるも味方に合わないが、以後もガンバが左右のサイドチェンジを交えて、数的優位を作って両サイドから執拗に攻め立て、アビスパがディフェンスラインを下げさせられ、リトリート対応で凌いでいく場面が続く。それでも、アビスパは42分に、右展開から右SB湯澤がガンバディフェンス・GK間を狙った絶妙な右クロスは味方に合わない。また、ガンバはロスタイムに、左SB黒川から左ハーフスペースにてパスを受けた宇佐美のニアを狙ったシュートはまたもやGK村上の好セーブに阻まれてしまい、前半は0-0で折り返す。(後半)前半に押し込まれることが多かったアビスパは試合の流れを変えるべく、序盤から攻勢に出る。まず、48分に、中央エリアにてボランチのカウエがガンバボランチのチュからボールを奪取してFW渡にスルーパスして、渡がドリブルして放った右足のシュートは右に外れてしまい、続く52分にも、バイタルエリアでのこぼれ球に反応したDFグティエレスのミドルシュートはバーを超えてしまう。リズムを取り戻したいガンバは、アビスパの4-4-2ブロックを崩すために、GK東口を交えてビルドアップビルドアップを組み立てて数的優位性を作って、両サイドに散らすことに成功して、徐々にリズムを掴んでいく。58分に、アビスパのパスミスから、宇佐美がドリブルでバイタルエリアに進出し、宇佐美から右展開にてパスを受けた福田の右クロスにアビスパGK村上がパンチングに流れるが、そのボールに反応した宇佐美のボレーはバーを超えてしまう。しかし、アビスパもガンバにボール支配されながらも応戦し、62分に.右展開から右SB湯澤のクロスにゴール前でフリーになっていた渡が頭で合わせるも、ゴール右に外れてしまい、続く67分にも、輪湖のFKの跳ね返りに反応した湯澤のシュートはバーを大きく超えてしまう。その後、ガンバは、67分に、左MF倉田からチアゴ・アウベスに替えて、チアゴ・アウベスを右MFに、右MFだった福田に左MFにそれぞれ配置して、より攻勢に出ていき、左右のサイドチェンジを交えて両サイドのスペースを攻めて、アビスパのディフェンスラインを下げさせ、アビスパはリトリート対応せざるを得なくなる。79分に、ガンバは、チアゴ・アウベスからの右クロスをレアンドロ・ペレイラがポストで落としたボールを井手口がシュートを放つも、バーを超えてしまい、さらに82分に、レアンドロ・ペレイラからパトリックに替えて先制点を狙う。89分に、アビスパのパスミスに乗じて、、、チアゴ・アウベスがペナルティエリアに進出して、アビスパGK村上と1対1になるものの、村上の適切な対応にてシュートを打てず、さらにロスタイム92分にもチアゴ・アウベスの右クロスにパトリックが頭で合わせるも、惜しくも左に外れてしまい、アビスパの粘り強いディフェンスもあり、0-0のドローに終わる。【システム】(ガンバ大阪)4-4-2(右から)GK 東口DF 小野瀬(90分 高尾)、三浦、昌子、黒川ボランチ 井手口、チュ、セジョンMF 福田、倉田(67分 チアゴ・アウベス)FW レアンドロ・ペレイラ(82分 パトリック)、宇佐美(90分 一美)(守備時も4-4-2)(アビスパ福岡)4-4-2(右から)GK 村上DF 湯澤(69分 エミル)、グティエレス、宮、輪湖ボランチ 前、カウエ(77分 志知)MF 吉岡(65分 金森)、石津(65分 田邊)FW 渡(77分 北島)、ファンマ(守備時も4-4-2または4-4-1-1)【まとめ】ガンバは後半、アビスパのプレスが緩んだところ、左右のサイドチェンジでアビスパの4-4-2ブロックを揺さ振ってチャンスを作ったものの、アビスパの粘り強いディフェンスを崩すことが出来なかった。ただ、昨シーズンと比較して、ビルドアップのバリエーションを追求していると見え、粘り強く継続していけば、実を結ぶのではないか?アビスパは4-4-2を基調とする粘り強いディフェンスとサイドからの有効な攻撃で、狙いとする勝点をもぎ取った。球際に厳しく、かつバランスよく戦うことができ、価値あるドローではないか。今後も今日のような戦いができれば、面白い存在になるかも。共に決定機を決められなかったものの、フェアな攻防が展開され、いい内容の試合。
2021.04.07

2021年J1第7節セレッソ大阪vsサガン鳥栖の試合をヤンマースタジアムで観戦。1-0でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ奧埜、奧埜とのビルドアップから、松田、丸橋の両SBが高く張り、ボランチとMF清武を中心としたパス回しから両サイドのスペースに展開して、時にハーフスペースへの縦パスやFWへの裏へのパスを狙いつつチャンスを作っていく。守備では、前線を基点に積極的なプレス数をかけてボールを奪取しに行く。リトリート時は4-4-2ブロックを基調。〈サガン鳥栖〉攻撃では、3バックとアンカー松岡との連携したビルドアップから、両WB飯野と小屋松がサイドに高く張り、中盤とのパス回しから、空いたバイタルエリアやハーフスペースへの縦パスを狙ってチャンスをうかがう。前半は3-3-2-2と4-2-3-1との可変システムで入り、途中から3-3-2-2にて戦う。守備では、前線からのセレッソのディフェンスラインへ積極的なプレスから中盤と浅く位置するディフェンスラインが連携してボールを奪取しに行く。リトリート時は5-3-2。前線途中まで4-4-2気味での対応。【得点】46分 奧埜(セレッソ 大阪)【警告】仙頭(サガン鳥栖)ファンソッコ(サガン鳥栖)エドゥアルド(サガン鳥栖)【退場】ファンソッコ(サガン鳥栖)【試合の流れ】(前半)セレッソは4-4-2システム、サガンは4-2-3-1の要素を取り入れた3-3-2-2システムにて戦う。まずチャンスを作ったのはセレッソで、3分に、右サイドからの右MF西川のFKにニアでFW豊川から頭ですらせたボールをFW大久保がフォア側でヘディングシュートを決めるも、オフサイドの判定により、先制ならず。続くセレッソは右サイドでの展開を基点にボランチ奧埜のバイタルエリアへの縦パスから左MF清武のポストプレーを経由してFW大久保がシュートを放つもバーを超え、更に20分には、カウンターから西川がドリブルでバイタルエリアに進出してシュートを放つも、サガンGK朴正面を突いてしまう。これに対して、サガンは、前線からの積極的なプレスと1対1の厳しいチェックでセレッソに対抗するとともに、3バックとアンカー松岡との連携したビルドアップから両サイドを基点にしてチャンスをうかがう。24分に、FW林がバイタルエリアで打った右足のシュートの跳ね返りを拾った左MF仙頭の右足のシュートはセレッソ GKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまう。その後は、サガンは4バックの要素を取り入れたシステムから統一した3-3-2-2システムを基調として戦うとともに、両チームの中盤の厳しい戦いが続いていく。終了間際に、セレッソは右サイドでのボランチ藤田のロングスローからチャンスをうかがうものの、サガンのブロックに阻まれ、前半は0-0で終了。(後半)後半に先に選手交代に動いたのはサガンで、前線の中野嘉から山下に代えて攻撃の流れを変えようとするが、セレッソがすぐさまチャンスをモノにする。46分に、サガン、ファンソッコのクリアボールを左ハーフスペースにて拾った奧埜の右足のミドルシュートが左隅に突き刺さり、セレッソ が1-0と先制する。さらに48分には、左サイドでのカウンターから進出したFW豊川のシュートはGK朴の正面を突くが、その後もアンカー松岡の両脇のスペースを狙って攻撃をたたみかけようとする。これに対して、サガンはセレッソの攻撃を阻止するために、中盤のチェックをより厳しく対応し、1対1の攻防でヒートアップしていくが、山下のポストプレーを多用しつつ、サイドチェンジを交えたビルドアップから両サイドのスペースを突いてチャンスをうかがう。64分に得た右MF樋口の左CKに、CBエドゥアルドのヘディングシュートが右ポストを叩くが、そのこぼれ球にサガンの選手が詰めることができず、同点に追いつけない。さらに、73分にも、右サイドでの展開から、右WB飯野のクロスに62分に小屋松に代わって投入された本田のヘディングシュートはGKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまう。その後も中盤の攻防がヒートアップする中、77分に中央エリアにて清武に激しく代わってタックルに入ったファンソッコに2枚目のイエローカードが主審から提示されて退場となってしまう。セレッソは数的優位を活かしたいが、80分にファンソッコの穴を埋めるために投入されたDF田代が3バックを構成しつつ、3-3-2-1システムから、山下のポストプレーを交えつつ両サイドのスペースを有効に突いて、セレッソのディフェンスラインを下げさせるのに成功してチャンスをうかがう。まず85分に得た樋口の左CKのこぼれ球に反応した仙頭のボレーはGKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまい、さらにGK朴からのフィードに山下が頭で合わせたボールに反応した仙頭のシュートはバーを超えてしまい、セレッソが辛くも1-0で勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田陸、西尾、瀬古、丸橋ボランチ 藤田、奧埜MF 西川、清武(91分 加藤)FW 大久保(75分 山田)、豊川(93分 松田力)(守備時も4-4-2)(サガン鳥栖)3-3-2-2 右から)GK 朴DF ファンソッコ、エドゥアルド、中野伸アンカー 松岡(69分 島川)MF飯野、樋口、仙頭、小屋松(62分 本田)トップ下 中野嘉(45分 山下)FW 林(80分 田代)(前半途中まで4-2-3-1との併用。守備時は5-3-2)【勝負の分かれ目】セレッソがサガンのアンカーの両脇のスペースを突いた攻撃とそのスペースを利用した後半早々のサガンの出だしを挫いて先制したこと。ディフェンスラインの踏ん張り。【まとめ】セレッソはサガンの粘り強いチェックやサイドの執拗な両サイドからの攻撃に苦労しながらも、タイミングのよい先制点で何とか逃げ切った。ただ、今日の試合では、サガンの両サイド攻撃により中盤のプレスがかからなくなりディフェンスラインに吸収される傾向が気になる材料。サガンは油断したわけではないであろうが、後半早々の失点は痛かった。ただ、前線からの積極的なプレスと1対1の厳しい対応、それにビルドアップ力は昨シーズンと比較して格段に良くなっており、まずは厳しいディフェンスを継続できるかが好調をキープできる鍵とみる。今日の試合は今後に繋がる戦い。
2021.04.02
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