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歩世亜さん
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木昌1777さんComments
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荒町の昌伝庵と泰心院へ行き、次には仙台東照宮と、寺と神社へのカメラ散歩が続いて、その流れで陸奥国分寺薬師堂へ行くことにした。その足で新寺小路の松音寺も廻ろうと考えた。どちらもかなり以前に犬連れの街歩きで行ったことがあって、きちんと写真を撮っておきたいと思ったのである。それに、どちらも乗り換えなしで行ける地下鉄沿線の隣り合った駅の近くにあって数時間で回るのは便利だということもあった。
陸奥国分寺薬師堂は文字通りの地下鉄「薬師堂」駅から直ぐに参道に出られる。陸奥国分寺は奈良時代、聖武天皇の詔で全国に創建された国分寺の一つで、地上の建物は失われて遺跡として残っている。伊達政宗がその講堂跡に薬師堂を建て、その西隣に伊達藩7代宗村が准胝観音堂を建立して今に至っている。
長い参道の仁王門をくぐれば正面は薬師堂、右手に鐘楼がある。広い寺庭には大きな桜の木が何本もあり、春にもう一度来られたらと思った。冬のカメラ散歩は他の季節のためのロケ地探索でもある。






薬師堂の西隣にある准胝観音堂は、周囲の石碑、石仏が印象的だった記憶がある。石仏が多いが、中には松尾芭蕉などの立派な句碑などもある。同じような姿の観音像を刻んだ小さな石仏に目を魅かれたが、何という仏様か判然としない。右手に蓮華を持っている勢至菩薩を見たような記憶があるのでそれかもしれないなどと考えたのだが、ここは准胝観音堂なので石仏は准胝観音と考えるのが妥当だと気づいた(家に帰って調べてみたら、准胝観音の十八臂とも言われている腕を省いた形のようである)。





薬師堂駅から一駅の「連坊小路」駅に移動し、松音寺までスマホナビを片手に歩いた。以前の街歩きのとき、道路から見る山門までの道の雰囲気がとても感じが良かった寺である。犬連れの散歩なので寺内に入ることは遠慮して通り過ぎただけだったが、ずっと心に残っていたのである。
寺内には誰もいなかったが、山門の写真を撮っていると、女性が一人入ってきて本堂でお参りをしていた。その本堂の横には鐘楼があり、その下をくぐって道を渡ると墓地があった。また、山門の横に大きな岩があり、そのてっぺんに小さな木が芽生えていた。大きく育つのは難しいかもしれないができるだけ長くそこにへばりついて生き抜いてほしい、などと思いながらシャッターを押した。







スマホの地図を見ると、松音寺の近くに栽松院という寺があったので行ってみることにした。山門には「千躰観音」と書かれた大きな提灯が下げられていた。山門をくぐると樫の木が斜めに参道の上に伸びていて、その枝葉に注意せよという案内があった。伊達政宗が目印にした白樫の木だという。本堂の脇に千躰観音を納めたお堂があり、その近くに桜が咲いていた。四季咲きの変異種だという。仙台の1月では早いと思われる梅も咲いていた。松音寺ではロウバイの花も見ていて、仙台の春も近いと思わされた寺廻りになった。






栽松院から地下鉄「五橋」駅まで歩いていく途中で妻に「急いで帰って昼食を用意する」と電話したら、「無理しないで外で食べておいで」ということになった。すぐそばの店でラーメンを食べたが、このごろは、外で食べるラーメンはどこでもおいしいと思うようになったのがいい。
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