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起業したばかりのベンチャーの経営者を登壇させるイベントを目にします。このことは、ベンチャー経営者にとって、自社のサービスを知ってもらうチャンスだし、注目を集める手段としていいと思う。でも、そんなイベントで実績が伴わないのに、もてはやされることで有名人になったような気分で勘違いを起こさないか、ちょっと心配。グノシーの共同代表者が24億円資金調達し、その後、退任したそうだけど、グノシー自体は14億近い赤字とか。。グノシーのビジネスモデルを正確には知らないし、退任の事情もわからないけれど、なんとなくITベンチャーバブルっぽい雰囲気を感じちゃいます。なにせ、オバサンとすれば、ホリエモンや光通信がもてはやされたITベンチャーバブルの嫌な思い出があるのですよ。あの失敗で、横並び主義でリスクを負いたくない日本の金融機関は一斉にベンチャーを信じなくなったから。ただ、その失敗があるから、今のベンチャー起業家はかなりマシとは言われていますけれど、人間っておだてると木に登るから、不安はぬぐえない。それに経営って、そんなふわふわしているものじゃないし、イメージ戦略だけで勝てるものじゃないはず。私も気を引き締めて、まずはしっかり稼げる事業構造をつくらなくちゃ。そう思った日曜日でした。【朝晩は涼しくなりましたね】今日の日中は暑かったけど、朝晩は随分と涼しくなりました。↓ダンナさんの足元にくっついています。2にゃんがくっつくとさすがに暑いようです^^ダンナさんの足にくっつく猫 posted by (C)かずめ
2014.09.07
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今日の日経電子版の記事を見て、面食らった。小保方氏のSTAP200回成功、「自家蛍光」か という記事だが、これは細胞が死ぬときに発する自家蛍光を、万能細胞が発する蛍光と考えたためということだけど、この自家蛍光は今のところ万能制を示すものというより細胞死のときのものという見方が強いそうだ。この自家蛍光なのか万能性を現す光なのかをきちんと調べずにSTAP細胞を発表したのだ。そして小保方さんが誇らしく「200回以上成功しました!」と発言していたのは、この蛍光のことらしい。。これって専門的な分野での問題というより、そもそも基本的な検証をしていなかったということ。素人でも呆れてしまう話である。これが事実なら、小保方さんは思い込みの激しい、天然ボケといわざるを得ない。きっと本人はまったく疑いもなく信じていたのだろうから。。この理研の問題は組織の問題とか、マスコミの問題とかいろいろいわれているけれど、最大の問題はこの科学者としての基礎的なスキルを積んでこなかった小保方さんをユニットリーダーとして採用したことにあるんじゃないかと思う。マスコミなどの論調で、「なぜ論文を鵜呑みにして論文提出時に検証しないのか」と言われるが、学者の世界ではそれなりのキャリアを積んできた人の論文を一から見直すということはなかなかない。なぜなら、検証を重ねて書き上げた論文であることを前提としているからだ。そのことを肯定しているのではないが、小保方さんはそれなりのキャリアを積んで理研に来た。そこでは基本的な検証は当然小保方さんがやっている前提でだれもチェックをしなかったのだろう。小保方さんのキャリアを見ていると博士論文の問題もそうであったように、重要な基礎をきちんと学ばないままステップアップをしている。そのうち、誰もなにもいえなくなる。そんなある意味ラッキーなキャリアを歩む人が時々いる。こんな人はオズの魔法使いみたいになってしまう。オズの魔法使いも手品師がつむじ風でオズの国に飛ばされて、大王に祭り上げられてしまった。そんなオズの魔法使いに翻弄されないための採用、人材登用が大事なのかも。ちなみにオズの魔法使いは自分が本物の魔法使いではないことを知っていたけど、小保方さんはどうなんだろう。。猫 posted by (C)かずめ
2014.09.02
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