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企業名を晒して申し訳ないが、さすがにシャレにならないので。 清水建設がHPで「シミズ・ドリーム」として構想を披露している、 ~ LUNA RING プロジェクト ~ をTVの科学系番組で観た。 どっかの狂人が天下の清水建設を語って出演しているのでは?とは 思ったものの、一応、清水建設のHPを確認してみると、あった! http://www.shimz.co.jp/theme/dream/lunaring.html 要は月に腹巻のように太陽電池を並べて、発電したエネルギーを マイクロ波などで地球に送り、人類のエネルギーを賄おうというもの。 21世紀を迎えても尚、人類は自分のことしか考えられないのか? ネットで検索してみると、恐ろしいことにこのプランに賛同する人も 多い。ま、他人のことは言うまい。 自分の意見を述べるのみである。 1.月はいつから特定の人類や清水建設の所有物になったのか? 2.「世界自然遺産」的な視点から、地球唯一の美しい衛星である 「月」の美観・景観を保存しなければならない、という自戒は 生じなかったのか? 所詮は、○○屋の発想だ。 一番癪に障るのは、我々とほぼ同世代に見えたこのPJの説明を番組で 行っていたエンジニアらしき御仁である。 既に衣食足りた日本を生きてきたクセに「月の資源は我々のもの」と 公言するシナ人と同レベルの発想しかできないとは。。。
2013/03/31
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勤務先の稽古会には、少額ながら補助金が出る。 保険料を払い、残りは消耗品を購入するのが毎年恒例である。 今年は、グローブが3式ほどボロボロになってしまったので、 グローブと、やはり使い勝手は良いがあまり丈夫でないミットを 交換した。 各自が使うサポータ類は、各自購入だが、値の張るグローブなどは 会として購入している。 中には、じっくり自分で使い易い専用のものを用意する者もいるが、 最近のメンバーは素直に私の選んだものを使ってくれている。 私はといえば、過去、大会などに参加していた頃から、グローブ なども、自分に合うように、かなりカスタマイズして、万全の状態 にしないと、安心できないようなタイプだった。 道着の背中に縫いつけるゼッケンなども、背中に違和感の無いように カミサンに頼んだりと、まあ、気の小さい話である。 他の運動に比べれば、道具は少ない方であるが、日頃世話になって いる道具たちには、共に汗を流した愛着がある。 ボロボロになったグローブには、感謝したい。
2013/03/30
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毎週土曜日の夕方は、稽古後の一杯~昼寝の後、請われるままに主観で 「名作」と思われる映画を厳選して、息子と観ている。 私もそうであったように、小学校高学年から中学生にかけては、新しい 作品ばかりでなく、旧い作品にも名作があると判り、観賞に貪欲になる 時期である。 息子は好き嫌いの意思表示がハッキリしており、また、私同様、単純な 奴なので、選択は比較的簡単である。 私が当時観て感銘を受けた作品で、自分も久しぶりに観たいものを選べ ばいい。 今回は、ジョン・ウェインとディーン・マーティン競演の西部劇の名作、 「リオ・ブラボー」を選んだ。 久しぶりに観るが、ま~ジョン・ウェインの男振りは眩しいくらいだ。 頑固さも愛嬌があり、一本気な正義の味方を演じさせたら最高である。 対照的に、アル中役のディーン・マーティンの屈折振りは、これまた 素晴らしい。 私は先に歌手としてのディノのファンだったので、役者としての彼には あまり興味がなかったのだが、これがまた上手い。 昔はあまり興味のなかった、劇中でディノとリッキー・ネルソンが唄う シーンは、今見ると最高の酒の肴になる。 この作品、改めて観てみると、要は「ロッキー」と同様、「人生はやり 直しがきく」という強いメッセージに貫かれていることを感じる。 アル中のガンマンも、博打打の女も、頑固一徹の独り者も。 意志とちょっとしたきっかけで人間は変われるものだ、と教えてくれる。 RioBravo_01 posted by (C)kirk1701 RioBravo_02 posted by (C)kirk1701
2013/03/29
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今シーズンのドラマの中で、家族で真面目に観ていたのは「dinner」と 「ビブリア古書堂の事件手帖」「カラマーゾフの兄弟」そして、 「泣くな、原ちゃん」などだ。 「dinner」は最初、「王様のレストラン」の単なる焼き直しかと思って いたのだが、破綻もなく、ひとつのドラマとして中々面白かった。 調べてみると「アイアンシェフ」と抱き合わせ企画だったようで、視聴率 も振るわなかったらしいが、終わり方は「王様の~」よりも明快な分も も含め、佳作以上ではあったと思うのだが・・・。 もう一本、「ビブリア古書堂の事件手帖」は、古本の香り(臭いとも)が 漂ってくるような店舗のシーンと相まって、タイムスリップしたような 懐かしい雰囲気の作品で、名作文学の解説も面白かった。 こちらも視聴率はイマイチだったようだが、もう、世の中と自分がかなり のギャップを抱えていると思うしかないようだ(笑) 「カラマーゾフの兄弟」は、完全に外してしまったが、吉田鋼太郎の怪演 が面白くて、最後まで付き合ってしまった。 「泣くな、原ちゃん」は以前にもこのブログに書いたが、スタートレック のホログラム・ストーリーのように楽しみ、同じような切なさも感じた。 ハッピーエンドで良かった! 最近、CSの時代劇専門チャンネル、海外ドラマ観賞の時間が増え、その分 国産ドラマを見る時間は減っているのだが、4月からも出来る限り目を通し たいものだ。
2013/03/28
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最近、テレビ・ラジオ共に気になるのは、アナウンサーが妙に「かむ」 こと。 他人の失敗をあげつらうのも気が引けるが、アナウンサーってプロでは ないのだろうか? あのNHKですら、平気で「かむ」 ましてや、愛聴しているニッポン放送あたりになると、もう凄まじい。 コストダウンもあるのだろうが・・・。 朝5:00~8:00の「朝ラジ」という番組を、平日は毎朝聞いているのだが、 水・木のアシスタント(一応肩書きはアナウンサー)の「ふかつ るみ」 なる方に至っては、「小学校からやり直せよ」レベルである。 「かむ」のはもちろん、単語自体を知らないようで、ズタズタである。 そのくせ別の商売のようなヘンな含み笑いで、色気を醸しだそうとする。 こんなタイプがオジサンたちには喜ばれると思っているなら、ニッポン 放送ももう終わりだ。 正直、コイツが出る時には聴くのを止めようかと思っていたところ、 今月で降板。来週からは箱崎アナに代わるようで、ホッとした。 それはさておき、「キチンと話す」お手本として存在していた報道系の アナウンサーのレベルの低下は、日本そのもののレベルの低下のような 気もして、寂しい限りである。 原因は多々あろうが、私は日本人の骨格の変化にもあるような気がする。
2013/03/27
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「なんとなく」知ってはいたが、私もだが、恐らく多くの人も さほど深く考えずに投票した昨年の衆院選を「無効」とし選挙の やり直し命ずる判決が広島高裁(筏津順子裁判長)で出た。 このところ、あちこちで「競う」ように1票格差問題に関する訴訟 に関する判決が新聞紙面に見受けられる。 何だか「司法を舐めるなよ」的なトーンを感じるのは私だけだろうか? そして、それぞれの原告団は「何を求めて」訴訟を起こしているのか? ちょっとネットで調べてみると、すぐに「左巻き」の連中に突き当る あたりで、私は引いてしまうのだが、国民の意思を反映する選挙に 関することであれば、多少は考える必要はあるだろう。 しかし、政治家も信用ならんが、裁判官側にも奇怪な思想に被れた おかしな連中も多く、今の日本は不幸である。 政治家自身が「身を切る」なんてことは期待できないので、第三者 機関(これがまた総じて怪しいのだが)などが創案して行くことに なるのだろうが、ま、格差問題にかこつけ定数削減を一緒にやってくれ ればいいか。 疑問に思うのは、格差が拡がっている地域には、過疎地などもあり、 果たして対議員数(議席数)で数学的に公平さを求めることが、 本当に民主主義として正しいのか?という点である。 判決を下す裁判官側にも「2倍以上はNG」なんて、変な落とし所も あることを聞くと、さらに疑問を感じる。 実行可能解ではなく、最適解を求めるならば、小選挙区制を廃止して、 全国区の「大選挙区制」にするしかないのではないだろうか? もちろん、そうなれば地方の声は国政に届きにくくなるだろうが。
2013/03/26
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期末ともなると、社会人の稽古日の出席は芳しくない。 当然、内容はより濃いものになる(笑) 組手か、或いはとことん追い込む稽古か? 今回は、ほとんどの時間をミットに費やした。 私の空手・キックの経験から、ミットに関しては他に誇れるキツイ メニューをいくつも用意している。 その中から今回は、心臓は大して苦しくないものの、いつのまにか 腕が上がらなくなる「真綿で首を絞める」ようなものにした。 もちろん、先に私がやるのだが、自分で言い出したくせにこれが キッツい(笑) このメニューの効用は、手打ちになり易い初級~中級の者が、 腕が上がらなくなることにより、より全身を使い打たなければ、 まともな音が出ないことである。 交代でミットを持ちながら、つい先年までは腰も満足に回って いなかった者が、お手本にしたいような腰の回転よろしく、疲れた 腕で打ち続ける姿に感心。 本当に、流した汗は裏切らないものだ。
2013/03/25
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双眼鏡での観望が充実してくると、天体によってそれぞれ観望する 時の適正倍率・視野が異なるため、何本か揃えたくなる。 22 X 100mm,8 X 56mm, 2.3 X 40mm と既にあるので、60~70mmで 20倍程度のものを探していた。 また「ユーハンター」に乗るために重量制限もある。 「上見りゃ切りなし」なので、予算の上限を決めて購入したのが この双眼鏡。 20 X 60mm 2.2°である。 ファーストライトは大好きなM45(プレアデス星団)と決めていた。 ユーハンターに固定すると、さすがに重い。この双眼鏡辺りが限界 のようである。あちこちをレンチで締めて、調整する。 よく晴れた宵の空。既に西に傾いているM45に向ける。 身体を固定しても少しはブレる、M45が、架台に載せているので、 望遠鏡で観るように、ピタッと静止する。 あまりの美しさに溜息がもれる。22 X 100 では視野いっぱいに なってしまうM45が、程良く視野内に広がり、文句なしである。 明け方、さそり座の散策も楽しい。いい1本である。 PENTAX_20X60 PCF WP II -01 posted by (C)kirk1701 PENTAX_20X60 PCF WP II -02 posted by (C)kirk1701
2013/03/24
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先にUPした下弦の月の頃、3月5日未明の月面である。 大気の状態はやや荒れており、動画もユラユラと、まさに望遠鏡から 覗いた月面のままの雰囲気をご紹介する次第。 クラビウスは「名所」でもあり、天文雑誌などでも応募の多い対象で あるが、下弦の月の場合、光線が逆にあたるので、また違った様相を 見せてくれる。 INTES社製φ150mmマクストフニュートン鏡筒。 高橋LE30mmで拡大し、LumixLX7で動画録画。
2013/03/23
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悲しいことに、この齢になると、結婚式よりも葬式の方に参列する 回数が多い。 この夜は、恩師の御尊父殿の通夜に参列するため、最寄駅から30分 程、JRに揺られることになった。 悲しいことに、今年になってからは、通夜ばかり参列している。 同期入社の子(女性)の時には、自分より歳若い人を見送ることに なってしまった。 生があれば死があり、それは逃れられない宿命であることは、頭では 理解しているつもりなのだが、それでも尚、歳の順で逝って欲しい、 と強く願うものである。 仕事が残っていたので、お清めもせず再び電車に乗ると、空いている 車内に、それぞれの「人間」の姿があった。 私も含め、やがてこの世から去るであろう其々の顔を眺めていると、 同じ時代に生まれ、同じ地域に暮らす事の偶然に、思いを馳せずに は居られなかった。 増してや、血縁であれば・・・。 ご冥福をお祈りいたします。
2013/03/22
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中高年のメンバーの悩みは、蹴りで脚が上がらないというものが多い。 中には、最高齢の師範代格の彼のように、53歳で入門した時には、 せいぜい90度しか開かなかった股関節が、65歳頃には、ほぼ180度 開くようになり、自分の孫のような若者の頭の「上」を、ビュンビュン 回し蹴りが掠めるようになった、なんて例外も居るが。 ノールールの闘いで接近戦になれば、高い蹴りが主力技になることは ない、とうちでは定義している。 が、だからと言って蹴りの稽古をしないわけではない。 基本にも移動稽古・ミットにも、蹴りはタップリ組み込んであるし、 組手も、蹴りだけの組手なども行い、修練に怠りはない。 そういう局面で、上記のような悩みがメンバーに噴出するのである。 こちらとしては、丁寧に蹴りの稽古の効用を説明する。 「片足になり、体幹を安定させて器用に蹴るためには全身が協調する 必要があり、非日常的な分だけ、突き技よりも難しく、バランス、 筋力が養成される。などの効用がある。」 と説明するのだが、なかなか得心がいかないようである。 仮に高い蹴りが出来なくても、上記のような効用はあるし、さらに、 金的蹴りを始め、低いところを中心とした蹴りの技巧は、かなり 実践的な効用がある。 突きの連打の最中に、効果的に相手の背足を踏んだり、くるぶしの 上を中足で蹴ったり、掛け蹴りの要領で相手の足を掛け、相手の体勢 を崩すなど、古流にも多くの蹴り技がある。 さらに言えば、本土に紹介される前の空手に、腰より高く蹴る蹴りは ほとんど存在しなかったのである。 仮に高く上がらなくても、蹴りの稽古は手抜きせずして欲しいものだ。
2013/03/21
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2020年のオリンピック招致を巡り、東京・マドリッド・イスタンブール が競っている報道がよく流れる。 もちろん、東京でコンパクトなオリンピックが行われることに不平は 言わないが、同時に、応援・観戦に行くこともないと思う。 今回、マドリッドで「こんな時(財政難)にオリンピックなんてやるな」 というデモが報道されていた。 笑ったのは、デモに参加しているオッサンが、「東京でやるべきだ」と 大声で言っていたシーンである。 どこになるかは、欲望渦巻くIOCが決めることゆえ、あまり興味も ないが、「こんな風になれば良いな」と思っていることがある。 上記3カ国は、それぞれ招致を目指して、国内にスタッフをそろえ、 著名な選手たちもチームを組んでいる筈である。 開催国が決まったら、選に漏れた国はそのスタッフを、そのまま開催国 に無償派遣し、オリンピックの開催を盛り上げるために協力したらどう だろうか? 「昨日の敵は今日の友」「スポーツを通じた平和の祭典」というならば 開催前の準備段階から、そういう流れがあると、素敵だと思う。 こんなことを考えるのも、私個人としては、親日的な国でもあるトルコ で、イスラム圏初のオリンピックを開催して欲しいと思うからである。
2013/03/20
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昼休みが終わってしまい、会議に入った。 もどってみると、侍Japanは準決勝で敗退していた。 今回、メンバー的にもあまり感情移入出来ずに終わってしまったが、 シーズン前に緊張感ある連戦を戦ったメンバーの皆さんに感謝。 でも、これなら台湾に負けていても良かったような・・・。 日本球界で実績を上げてからメジャーという流れは、既定路線に なりつつあるが、ある意味、メジャーで活躍する選手が、国という 枠で再配置され、オールスター的にこうして戦うのも興味深い。 いまひとつ、興業的にも運用ルールでもハッキリしないWBCだが、 今回のような番狂わせが起きると、逆に魅力的なイベントになる ポテンシャルはあると思う。
2013/03/19
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先日UPした「ユーハンター」なる架台のおかげで、中・小型双眼鏡の 稼働率がUPしてきた。 こうなると、以前は全く興味がなかった双眼鏡を主役にした専門書に 俄然興味が沸いて来る。 今回、何冊か購入したうちの1冊。 丸善出版は、申し訳ないが、私の天文歴のなかでは初めてではなか ろうか? 星雲・星団が中心に観望対象が紹介されているが、ちょっと郊外に 出ないと、なかなかこの通りに観るのは厳しいだろう。 それぞれの対象に導入用星図もあり、また、裏表紙の星図は、旅先 などで星空を散策するには良いと思う。 こういうコンパクトな本なら、著者が言うように、旅の荷物の中に チョコンと入れて行けるだろう。 ※もちろん、アフィリでも宣伝でもございません。 Sougankyou_Shirao posted by (C)kirk1701
2013/03/18
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日本国内で盗まれた仏像が、韓国で発見されたものの、なんと韓国司法 が、「所有権がハッキリするまで返さない。」と驚きの判断。 さらに、何やら怪しげな僧侶数人が、盗難被害に遭った日本の寺を訪れ、 千円もしない小さな人形を渡して、事を収めようとしたそうな。 中国もそうだが、法治国家を謳っている癖に、日本などが絡むと、直ぐに 前近代的な国に成り下がる。 頭の構造自体がおかしいのだろう。 「日本が奪ったものだから~」とご都合主義で過去に遡るなら、その前に 日本統治時代に日本の予算で整備されたインフラを、そっくり返還して 欲しいものである。 こういうおかしな国とは、付き合わない方が良い。
2013/03/17
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先日UPした下弦の月を撮影した鏡筒。 口径150mm 焦点距離900mm マクストフ・ニュートン式。 ロシアのインテス社製である。 「ロシア製の天体望遠鏡?」と云うのが、国内に紹介された頃、多く の国内天文ファンが抱いた第一印象だった筈である。 もちろん私も、半信半疑で、結局のところ「自分の目で観てみなければ 判らない。」と購入に踏み切った次第である。 口径150mmの鏡筒は、うちでは高橋製MT-160が比較対象になるが、MT-160 は、開放系の通常のニュートン式なので、単純な比較は出来ないのだが、 両方ともベランダで冷やし(外気順応)ながら、見比べてみた。 夏場で対象は木星だったが、有効最高倍率(この場合300倍位)あたり から、差がついてきた。 MN-61の方が、明らかに細部の模様がハッキリ見える。 確認のため、家族にも覗いてもらった。 私は高橋鏡筒のファンであり、MT-130を皮切りにMT-160,MT-200,CN212, μ250の他、TS-100などを愛用している。 それでも尚、この鏡筒の性能には、感服した。 理由は明確で、この鏡筒は「眼視観測」に特化して設計されているのに 対して、MTシリーズは、写真鏡筒も兼ねさせようとしており、3枚目の 写真にある、中央の「副鏡」径が大きく、見え味を損ねるのである。 逆に副鏡をギリギリまで小さくしたこの鏡筒は、直焦点撮影などには まったく不向きである。 それでも光学系のシャープさに誘われ、撮影したいときには、4枚目の 写真のように、先端にバローレンズなどを介して行う必要がある。 通常、鉄板を丸めて作られる鏡筒だが、コイツはアルミ無垢材からの 削り出しである(!) 国内で製造したら、とても庶民に買えるものではないだろう。 ロシアの光学機器関連の技術に関しては後日書かせていただくが、この 鏡筒、こと観望(眼視)に関しては、頼りになる1本である。 難点は、外気順応だが、このクラスなら1時間程度で充分だ。 急ぐ時には、鏡筒底面のビスを外すと蓋が外せ、主鏡を直接冷やすこと も可能である。 MN61-DX-01 posted by (C)kirk1701 MN61-DX-02 posted by (C)kirk1701 MN61-DX-03 posted by (C)kirk1701 MN61-DX-04 posted by (C)kirk1701
2013/03/16
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今回は予選ラウンドも難しいのでは?と思っていたのだが、蓋を開け てみれば、準決勝進出。 主催国アメリカ、韓国などが崩れる中、ここまでくればヨシとすべき であろう。 阪神ファンとしては、台湾戦での鳥谷のスチールの時は、眼の前が 真っ暗になったが(どう見てもアウトのタイミングだったので)その 台湾戦をクリアした後のオランダ戦は、同じ鳥谷の初回本塁打を皮切り に、まさかのコールド勝ち! こりゃ、日本チームって強いのでは?と思ったりもしたのだが、米国に 乗り込んでからの練習試合は、1勝1敗。 わからんチームだなあ、今回は。 結局このWBC、一度はアメリカに優勝させないと、運用ルールが コロコロ変わって、イマイチ感情移入出来ない。 印象に残ったのは台湾戦。 3.11が近いこともあって、日本側観客が掲げた台湾の支援に感謝する プラカード。 それに応えるように、台湾側観客が掲げた「頑張れ東北」のプラカード。 試合自体も、台湾選手の方が「打つべき時に打つ」という感じで、酒席 から帰宅してから観ていた私は、酔いもあって、台湾チームの方を応援 していたのだが。 「台湾が寒いから負けた」「台湾の応援態度に問題あり」と例によって 言い訳ばかりの韓国チームに比べ、台湾チームも、今回は先に上げた 鳥谷のスチールなどに、クレームをつけても良かったはずだが、それも せず、爽やかな野球を見せてくれた。 スポーツイベントは、こうありたいものだと思う。
2013/03/15
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高橋FS60C+コロナドフィルター+LE30+Lumix LX7で撮影。 WATECのカメラで撮っていた時に比べ、ゲイン調整ができないので、 シャッタースピードで調整したが、上手くいかない。 結局、最初に何も考えずに撮ったものが一番滑らかだった。
2013/03/14
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太陽の観測は、2004年頃をピークに、休日はもちろん、日が昇るのが早い 季節は出勤前の時間を使ってまで、真面目に取り組んでいた。 当時、某天文雑誌にほぼ毎月入選させてもらったりしていたことなども、 観測意欲が掻き立てられる理由だったと思う。 その雑誌の休刊とともに、観測意欲が衰え、というより、入選の為の 「作品作り」が楽しくなくなってきてしまったというのが本当のところか。 丁度、太陽面の変化も淋しくなって来ており、いつしか、太陽観測は休止 状態になっていた。 日曜日。息子が本格参入してきたこともあり、観測対象として変化の激しい 太陽にも再び望遠鏡を向けることになった。 太陽観測専用にしているのは、高橋製FS60Cという小柄ながら、非常に しっかりした光学系を持つ屈折鏡筒である。純正のエクステンダー(バロー) で焦点距離を伸ばし、ペンタックスのXP接眼レンズで拡大、ワテックの モノクロCCDカメラからデジタルビデオカメラに繋いで、撮影していた。 今回、引っ張り出してみると、ワテックのカメラのゲイン調整が出来なく なっている。 丁度良いので、このところ大活躍のLumix LX7で試しに撮影してみた。 息子に、セッティングを説明し、また、通常の天体とは異なるファインダー を使用しない導入方法を教え、先ずは眼視観望。 久しぶりに見る太陽面は、意外に賑やかだった。 小ぶりだが、しっかりとプロミネンスが4箇所ほど吹き上がっており、また、 黒点やダークフィラメントも結構認められた。 動画と静止画で撮影してみたが、結構写る(!) 少し研究すれば、以前と同じような画像を得られるだろう。 太陽観測のいいところは、明るい昼間に操作するので、望遠鏡のセッティング ~操作がらみの不測の事故が避けやすく、初心者の練習には最適なところか。 また、活動期であれば毎日の変化がダイナミックで、観測していて楽しい点も 挙げられよう。 コロナドフィルターを通して真っ赤に見える太陽面を、それでも飽きずに観察 していた息子も、それなりに黒点やダークフィラメントが認識できたようだ。 2013-0310-sun posted by (C)kirk1701
2013/03/13
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3.11は午後、勤務先でも1分間の黙祷の時間が取られた。 非常に考えさせられる出来事が身近にあったため、この話題に 関しては、当分ここに書くことはないだろう。 多くの被災者の方が、まだまだ苦境にある一方、 「おいっ!俺たちをもっと支援しろっ!」という主旨でまるで被災者 であることを特権のように振る舞う輩が、現実に存在することも事実で あり、そういう輩を目の当たりにすると、共同体、そして究極、国の 姿について暗澹たる思いで考えざるを得ない。
2013/03/12
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先日UPした対空双眼鏡は、間違っても手で持てる代物ではなくカメラ三脚や 専用架台に載せて使うのだが、この写真のような、いわゆる普通の双眼鏡は、 元来、手持ちで使う機動性が持ち味でもある。 が、星空の観望に使おうとした場合、どうしても手ブレが邪魔になる。 馴れない人では、恒星のピントを合わせるのも難しいだろう。 我が家にも、20年以上前に購入した口径50mmの双眼鏡があり、手持ち用と してサブ的に愛用してきた。 対空双眼鏡は、倍率も20倍以上あるのだが、この双眼鏡は10倍程度なので、 星座の一部などを見渡すのには都合がいい。 で、この双眼鏡をもっと活用したくなり入手したのが、この「ユーハンター」 なる変わった格好の架台である。 この商品の広告は、数年前の一時期、専門雑誌などにも出ており、気には なっていたのだが、金属製で重そうに見えたので、敬遠していた。 今回、樹脂製であることがわかり、それならば、と購入したのである。 カメラ三脚の上に、この「ユーハンター」を固定し、双眼鏡を装着。 ベランダの、なるべく街明かりの影響を受けない位置に、チョコンと設置。 同じく、観望用に購入した、高さの変えられるイスに腰を据え、三脚ごと 双眼鏡を引き寄せる。 三脚の高さ調整機構で覗きやすそうな位置に合わせれば、セッティング終了。 持ち出してから、観望体制が整うまで、1分とかからない。 薄明から暗さを増してきた夜空の、オリオン座の方向に双眼鏡を向ける。 爆発間近といわれるベテルギウスでピントをしっかり合わせる。 そして覗き込んだ子三ツ星、つまりM42を含むオリオン座の星々が、いつも とまったく異なるキリッとした鋭い星像を結んでいるではないか! 理屈では判っており、また散々経験しておきながら、改めて架台の重要性に 気づかされた次第。 上下方向の調整は、ダイヤルを回してスムースに行なえ、水平方向はフリー に動き、こちらも期待以上に滑らかである。 普段はあまり観ることのないエリアを散策しながら、カミサンが魔法瓶に 作っておいてくれた濃い目の水割りを楽しむ。 数メートル隣では、息子が自分用の望遠鏡で、やはり観望を楽しんでいる。 至福のひとときであった。 YOU-HUNTER posted by (C)kirk1701
2013/03/11
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3/10に近日点を通過するパンスターズ彗星。 果たして期待通りの明るさになってくれるか? うまくすれば、3月~4月にかけて日没後の西の空を彩ってくれる はずなのだが・・・。 彗星には正直、さほど興味があるわけではないのだが、自身で望遠鏡 を操作できるようになった息子にはいい観望対象だろう。 さて、昔は彗星には発見者の名前が命名されていたものだが、今回の パンスターズ彗星などは、小惑星などの接近を監視する「パンスターズ 計画」の一環として設置されたハワイの天文台によって発見されたもの である。 「コズミック・フロント」でこの天文台が紹介されていたが、ここまで 「プロ」がどんどん発見してしまうと、アマチュア・コメットハンター は苦戦することになるだろう。 今年は、ハッブルの後継機も打ち上げられる予定でもあり、楽しみだ。
2013/03/10
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稽古回数が少ないので、合同稽古では鍛練にあまり時間は割けない。 また、基本的には各自が強い意志で行う性質のものであると考えている ので、カリキュラムに組み込むことに疑問も感じている。 空手の鍛錬は、使用する部位が多い分幅広く、マキワラなどを突いて 拳を鍛えるオーソドックスなものから、電車のレールをカットして、 手刀を鍛錬するマニアックなものまである。 もちろん、部位鍛練ばかりでなく、身体全体、中身も鍛錬する必要が あるが、毎日、7~8時間稽古できる環境でないと、満足できるような 稽古は出来ないと思う。 当然、私も車の中の漬物石を使ったり、勤務先の立木を打ったり、屋外 洗面所の洗面台の石の角を手刀で打ったりと、細切れの時間を使っての 鍛練は行っているが、完全に不足しているのを自覚している。 そんな中でも、月曜日の稽古における、手刀による腹打ちによる体幹及び 腹力の鍛錬は、毎回行っている。 記録をひも解くと、昨年の4月から恒例化している。 理由は、体格の良い若手が、打たれ弱いからである。 主に受けの技術を徹底的に磨く稽古で、打たれ強さを求めるのは、矛盾 しているようだが、武道を修行するものの「覚悟」として、万一受け損 なったとしても、闘いを続けられなければいけないと思うからである。 お互い数発づつ、手刀で腹を打ち合うのだが、1年経っても、私の手刀 に全く耐えられない。 私の手刀程度は、同じ道を修行する者の中でも、平均的なものでしかない はずで、稽古量も不足しているのだが・・・。 手刀を使っているのは、正拳では鍛練自体が成立しないことと、衝撃波を コントロールする打ち方を習得するのに、ストロークの大きい手刀は 適していると思うからである。
2013/03/09
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CSで放送されていたので、数十年振りに観た。 ジャック・ニコルスンという役者は、若い時から色気のある役者だった と改めて思わされた。 こういう作品がアカデミー賞を5部門も獲るような時代だったんだなあ。 当時思春期の私は「真夜中のカウボーイ」にも強烈な影響を受けたが、 この作品には、また別の意味で影響を受けた。 当時、同じ映画好きの友人と、脱走したチーフがどうなったかを帰りの 電車で熱く語り合ったものだ。 当時の私は単に、チーフは自由を獲得し、それがこの作品のテーマとも 思ったが、35年経って久しぶりに観てみると、異なる想像が確信を以って きた。 チーフは、自由を得た上での死を掴み取るために脱走したのだと思う。 彼の父と同様、彼も当時のアメリカ社会で生きるには規格外に過ぎて いたのだろう。 原作は読んでいないので、作者の真意はわからないが、同じ映画を観賞 して、全く別の印象を受け、別の想像がかきたてられるのは、その時点 ヽでの自分を映し出してくれるのも映画の魅力である。
2013/03/08
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3月5日の未明、結構寒い中で撮影した下弦の月。 鏡筒:ロシア・インテンス社製φ150mmマクストフ・ニュートン 拡大:高橋製LE30 カメラ:Lumix DMC LX7 上の写真は、Lumixで撮ったまんまの画像。 下は「SteraImage」という画像処理ソフトで、シャープ処理& 明度調整を行ったもの。 銀塩写真時代から、下弦の月は大好きで、何度も撮ってきた。 上記のような画像処理を、昔はフィルムや印画紙を変えることで行って 来たのだが、今ではPCで簡単にできる。 もちろん歓迎すべきことなのだが、趣味というものは、手間が掛るほど、 楽しいものであり、想い出に残るのも事実。 寒い冬に下弦の月を撮影し、学校の暗室や、自宅に作った御座敷暗室で 酸っぱい香りに包まれて現像、焼き付けをしたことが懐かしい。 下弦の月を撮る度に、記憶が蘇ってくる。 moon_2013-0305-01s posted by (C)kirk1701 moon_2013-0305-01e posted by (C)kirk1701
2013/03/07
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モノセントリックと呼ばれる、ドイツ製のアイピース。 20世紀の初めごろ、既にカールツアイス社が設計していたものを、 再設計したものである。 数年前、トレーディングと商品企画を併行して行っているK社で購入。 国産の優秀なアイピース、海外製ではナグラーなども愛用しているが、 それらよりも「抜けが良い」ということで、各焦点距離を揃えた。 いまどきのアイピースとは思えない程、小口径のアイレンズ。 それも当然、このアイピースのレンズは、1群3枚玉なのだ。 視野は非常に狭く、それなりにセッティングした赤道儀がないと、 すぐに視野から対象がいなくなってしまう。 それでも、中心で捉えた時の惑星像は、確かに他のアイピースより 「一枚上」である。 この春、久しぶりにこれで土星を覗いたのだが、ま~凄い。 特に、マクストフ系のしっとりとした像を結ぶ鏡筒と相性が良いよう に思う。 TMB-MONO-5mm posted by (C)kirk1701
2013/03/06
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気を悪くされる方も多いと思うが、正直な気持ちを書かせてもらう。 今年度の沖縄振興予算は、3000億円を超える。 この予算について否定的な報道を、私は見たことがない。 太平洋戦争での地上戦、その後の米軍による占領、基地問題などに 気を遣ってのことなのだろうが。 今回、東日本大震災の被害を被った地域の防波堤などの強化費用は、 全て合わせても、1000億を超える程度である。 3000億というと、従業員1000人以上の規模の企業の年間売上に相当 する金額でもあろう。 これを異常と思わないのだろうか? 実は私自身、以前勤務していた企業で、この予算を流用した事業を 受注した経験がある。 少なくとも当時は、内閣府の出先が沖縄県庁内にあり、予算の使途は この出先がコントロールしていた。 いわゆる「紐付き」である。 さらに、当方が受注しても土建関連は、全て沖縄県内に発注するよう、 条件が非公式に付く。 それでも、入札から発注までは、公正に行われ、私は公務員並びに 出向している官僚を見直したものである。 問題はその後にあった。 無理無理発注した地元の建設業者である。 納期は守らないわ、手抜きはするわ、挙句の果てに2億以上の下請への 支払遅延。クレームはこちらに回って来た。 私は初めてだったが、慣れた担当者に聞けば、当たり前のことだという。 とにかくルーズなのである。 私見だが、振興予算の半分は、無駄に消えていると思う。 この予算、そろそろ見直してもいいのではないだろうか?
2013/03/05
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この時期になると、どの新聞も3.11特集が目立つようになるのだが、 以前から指摘されていたとおり、予算がついても、資材や人手が不足し、 せっかくの復興予算による案件に「応札なし」まであるようだ。 これは、昨年来、指摘されていたことでもある。 また、復興予算の「横領」報道もかなりあった。 それでも私は、予算が計上されていること自体は良いことだと思う。 後は、予算消化のための「横領」が起きないようにして、夏場あたり まで待てば、業者側の体制も整う筈である。 問題は、復興予算も基本的には「単年度決算」になっている点である。 この辺りは、きめ細かく次年度に再計上するよりも、繰越できる法案を キッチリ整備するべきである。 基金化は白アリが群がるので、やるべきではない。 阪神淡路の時もそうだったが、3年ほどで忘れてしまうのが、世の常 である。 報道も必要だが、政治家の「強い執念」が欲しい。
2013/03/04
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数年前の月曜日の稽古。 某会派で少年部から稽古をしていたという経験者(有段者)との組手の 最中のことである。 さすがにタフな組手となり、こちらも真剣に対応していた。 手には薄いグローブを装着したのみであり、体格に勝る彼の左の順突き (ジャブ)を何とか捉えて、引き込みながら、耳の後ろを2発、それでも 加減しながら突いた。 それでもかなり効いたようで、膝をついたまま、彼はしばらく動けなかった。 なかなか手応えのあった組手で、数分して回復した彼を、 「さすが、動きがいいねえ」と褒めそやしたのだが、彼は不服な表情を 見せた。 私が後頭部を攻撃したことが、不満だったのだろうとすぐに思い当たったが その時は、そのまま流した。 その数週間後、今度は古参の70歳近いメンバーとの組手で金的を蹴られた 彼は、その後、顔を見せなくなった。 このようなことは過去に何度もあったので、入門希望者には、A4数枚程度に まとめた「稽古心得」を渡し、うちの稽古内容を理解してもらおうとして はいるのだが・・・。 大会などの競技で、金的はもちろん、背後からの攻撃が禁止となっている 会派が多い。 私自身も、大会に参加していた時期があったので、その辺りは理解している のだが、それでも有望な若手がこのような去り方をするのは、寂しいもので ある。同時に、彼らを指導した「先生」達に、強い憤りを感じる。 ルールはルールとしてあっていい。が、武道を標榜している以上、 「実戦では何をされるかわからない」ということを、身体で教えておくべき である。 スポーツクラブの感覚で、フィクショナルなルールを前提に指導している 輩のおかげで、しなくてもいい大怪我をした若者も、決して少なくない 筈である。
2013/03/03
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「イップ・マン 序章」の続編である。 大戦後、香港に渡ったイップ・マンのその後が描かれる。 前半、糊口を凌ぐために武館(道場)を開いたイップ・マンだが、 なかなか弟子が集まらない上、奥さんは第二子妊娠中。 やっと集まった弟子がしでかした騒ぎで、香港武術会の大物と 立ち会い、引き分ける。地味な展開だが、面白い。 そして悪夢の後半。 引き分けた武術会の大物が、香港を統治していた「西洋人」(国籍は ぼかしてあるがイギリスらしい)のボクサーと意地の張り合いから リングで対戦。健闘の末、撲殺されてしまう。 怒る香港武術会。ライバル(?)を亡くし、燃えるイップ・マン。 仇であるボクサーは、再度、中国武術との対戦を表明。 そして、イップ・マンは友への友情を胸に、身重の妻と長男を残し、 リングに立つ・・・ とここまで書けば、これは、まんま「ロッキー4」じゃん(笑) なんと最後のリング上の「名演説」まで再現するリスペクト振り。 二本も真面目に観た自分が情けない一方、新たなトンデモ映画を見つ けてしまった喜びもある。 超・愛妻家のイップ・マン。改めてWikiで調べたら、全く異なる人生を 歩んでいたようで、共産党政権から逃れるため、妻子を捨てて逃亡すら していたらしい(苦笑) ま、あくまでフィクションということで。
2013/03/02
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香港カンフー映画は、昔からあまり好きではない。 まるで踊りのような殺陣を観ていると眠くなるし、もともとあまり 粗暴な映画は好きではないのである。 イップ・マン(葉問)は、故・ブルース・リーに詠春拳を教えた 武術家として格闘技雑誌などで紹介されていた、地味な老武術家の イメージがあり、どう映像化されているのか、確かめたくなって観た。 格闘シーン以外は、登場人物が非常にきめ細かく描かれ、映像も美しい。 イップ・マンを演じるドニー・イェンが、変な派手さのない、普通の オッサンという感じで、これが良かった。 ストーリーは、日本占領下の中国・仏山市で、武館(道場)も開かぬ 隠れた名人、イップマンが、日本軍の横暴に耐えかね、日本軍幹部の 空手家と、公開の場で闘うという、現実味のないものである。 私の知る限り、実在のイップ・マンが公開試合をしたという情報は ないのだが、フィクションとして楽しめば、これはなかなかイケる 映画ではないだろうか?
2013/03/01
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