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2016年03月29日
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先日ブログに書いたジェネレーションギャップは、私の子供世代とのギャップ・エピソードであった。


その人は、図書館や子育て支援に関係するボランテイア活動・地域活動を通して出会った人。
年齢は正確には知らないが、多分70代前期。
子どもへの読み聞かせ活動や読書活動等について、長年熱心に活動している方なので、
私も先輩として敬意を持ちながら、深くも浅くもないお付き合いをしてきた方である。

話の中で、今のお母さんたちはスマホに夢中で
抱いている赤ちゃんに目もくれないように見える時があるという話になった。
それは私もちょっと心配な現象だと感じているので、当然共感。

それも、基本的には同感。
そして、「いくら私たちが子どもたちに読み聞かせ活動などをしても、親が変わらなければ…」という流れとなってきた。
うん、乳幼児が一番影響を受けるのは保護者や家庭だから、それもそうですね。

ただ、次からが引っかかった。
「図書館などでも電子図書などを紹介したり、インターネットが使えるようにしたり、私は反対」とおっしゃる。
「え? どうしてですか。
私は電子図書やインターネットは、このような時代だからこそ、
図書館できちんと正しい選択眼や利用方法など、積極的に伝える役割があると思いますけど」。

すると、急に彼女の表情が気色ばんできた。
どうも、読書の重要性という価値観を共有してると思っていた私が、ネットメディアの支持者と思ったらしい。
しかし、その時の私は、あまり彼女の表情を気にすることもなかった。

彼女は語気を強めて主張する。
「正しい情報は、本から得るのが一番だし、そうでなくては教養にはならない」。
ε=(・д・`*)ハァ…、そこまで言われたら私も反論せずにはいられない。
「私は、スマホは持っていませんが、 インターネットは好きですよ

 このような道具がある時代に、それを利用するのは当たり前ですし、大切なのは正しい使い方だと思います」。

次の瞬間、彼女が放った言葉には、私はビックリ。
「貴女がインターネットが好きだなんて、ちょっと頭に来る」
どうしちゃったんでしょう、彼女は。
私はそんな反応をされるなんて想像もしていなかったので、一瞬絶句。

うーん、何が彼女の怒りに火をつけてしまったのか。
頭の中でパチパチと火花が散った。
ここで火花を散らしながら反論したら、さらに炎上しそうな気もする。
明らかに、私の言葉は彼女の中に抑えられていた不満や怒りに点火したようだ。
それは、私自身を元々嫌いだからだったせいなのか、別の体験での怒りが想起された反応なのか。
私は後者のせいだと決めることにして、ゴニョゴニョと
「パソコン初心者なので、まだよく分かっていないけど」なんて言いながら、
別の話題に転換して火消しをすることに務めた。

後から色々と考えた。
私以上に若いお母さんたちと接する機会があるであろう彼女は、
きっと現代のスマホやパソコン、ネットに夢中になる若い世代に、苛立っていたのだろう。
年齢的にも、そして話しぶりからも、パソコンを操りインターネットを活用してはいないだろう。
私と同じようにガラケーしか使っていないようだから、日々ジェネレーションギャップを感じながらも、
「読書は人生に大切」という信念で、読書好きの子どもを育てようと頑張っているのだろう。

パソコンを使えるか使えないかは、大きなジェネレーション・ギャップにつながるような気がする。
年配者でもパソコンを使いこなしている人は多いし(男性に多いような気がする)
これからの時代、電子メディアに抵抗がない方が、高齢者も色々なサービスを受けやすくなるのは間違いない。
彼女も、足腰の不自由がなく、頭脳が明晰な今のうちに、
少しずつインターネットに親しんだほうが老後のためになると思うけど、
正直なところ、私はそれを言うことができません。

これを書きながら、さほど使いこなしてはいないけれど、パソコンを使えて良かったなと改めて思いました。







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最終更新日  2016年03月29日 09時51分29秒
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