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2025年12月03日
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テーマ: 読書(9646)
カテゴリ: 読書
「我らが緑の大地」 荻原 浩


『手始めに、有害な生物を駆除する。害虫、病原菌、草食動物、そして人間』
植物の「魔の手」から
逃れられるか!?

人類の命運を託されたのは、
ワーママ研究者と、その息子
震撼のパニックサスペンス!

スタートアップ企業・グリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の「会話(コミュニケーション)」について研究している。
コマツナは虫にかじられると毒を合成したり、SOSを出して虫の天敵を呼び寄せたりするなど、植物もほかの生物と同様、驚くべき知性を持っていることがわかってきた。
ある日、農場の視察に訪れた企業の社員が、改良された大豆を食べて救急搬送される事件が発生。
さらには、原因不明の山火事や、飢えて狂暴化した猿による襲撃、森を走る「謎の野人」の目撃情報など、奇怪な出来事が相次いでいた。
野乃は一連の事件を「植物による反乱」ととらえ立ち向かおうとするが……?


荻原浩さんの「笑う森」が面白かった ので、この本を借りてきた。
前作はミステリーだったのだが、この作品は動植物と人間との生存をかけたサスペンス&ホラーだった。
植物がコミュニケーションをとっているということは、NHKスペシャル などで知り、とても驚いたけれど納得もしていた。
それらの研究結果を土台にした小説だから、ありうることだと思えば人間としてはとても怖い話しだ。
地球に存在する生きものとして考えると、人間なんてマイノリティーだし、
その少数派の人間が自然を意のままにコントロールしようなんて、
マジョリティーの立場からしたらちゃんちゃらおかしいし、腹が立つことだろう。
現在の自然環境の変化で人間が困っているのは、当然のことだろうと思ってしまう。
さて、そこまではわかるのだが、か弱い人間の私達は生き残るためにどうしたらよいのか。
すぐに思いつくことはあるけれど、それを言ってはおしまいよという感じもするので、
もう少し身近にできることを考えてみよう。
やはり何と言っても、人間はもっと謙虚に自然に生かされていることに感謝しなくちゃならないだろう。
食べ物だって、自然に与えられているものを好き嫌いなくいただき、無駄に捨てたりせず、
自分たちの都合の良いように自然を破壊しないことだ。
動物に対しても、自然体系を壊さずに共に生きる仲間として彼らの自然な生き方を尊重する。
どう考えたって生きとし生けるものは、他の生きるものを食べ物にしなくては生きることができない。
自分たちが美味しいと思うからと言って、不自然な育て方で動物を好みにして殺して食べるのは行き過ぎだ。
お互いに与えあって生きることをもう少し真剣に考えなくては、動植物からの逆襲はさけられないだろう。
これは、ホラーでもサスペンスでもなく、現実の問題だと思った。





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最終更新日  2025年12月03日 08時59分46秒
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