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依佐美送信所の鉄塔の横には、資料館が併設されています。そしてそこには、送受信用の発電機器や送受信設備が保存されています。大型の発電設備。館内には、100年前にこの設備を運搬した苦労を示す説明板もあります。電波ノイズ除去や、周波数同期用のコイルなどもあります。入館料無料ですが、一見の価値がある展示でした。【楽天商品: 癒されたい】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2019.11.30
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愛知県刈谷市の依佐美送信所に行きました。この送信所は、1929年に運用開始。太平洋戦争開戦の暗号「ニイタカヤマノボレ一二〇八」を発信したことでも知られています。戦後は米軍の管理地となり、潜水艦の通信用に使われました。平成になっても、鉄塔がある管理地には、米軍管理地の表示がありました。まだ若かった私は、「ここに入ると射殺されるかな」と冗談めかして話していました。1994年に日本に返還。それまでは巨大な鉄塔が、8本も建っていました。残念ながらその後に撤去され、鉄塔は1本のみ、しかも根本だけが切断されて残されました。写真はその鉄塔の根本。こちらは鉄塔の頂上のみ。この鉄塔は、日本と欧州の通信手段としても運用されました。実は欧州側で送受信した「グリメトン無線局(スウェーデン)」は2004年に世界遺産に認定されています。グリメトン無線局は、1924年製。高さ127mの自立型鉄塔6基。1996年停止。依佐美送信所は、1929年製。高さ250mのワイヤー支持鉄塔8基。1994年停止。依佐美送信所は1995年11月から解体が始まりました。グリメトン無線局に規模でも勝る依佐美送信所は、十分に世界遺産になり得ました。「あと10年保存されていれば、世界遺産。」そう言って悔しがる人も少なくありません。刈谷市は、トヨタ自動車の主要関連企業の大半が集まるトヨタ城下町。トヨタ系企業の財力なら、容易に送信所を保存できたことでしょう。地域の文化財への無関心が、依佐美送信所の世界遺産認定のチャンスを奪いました。【楽天商品: 改札口で光る! 電池不要】 < ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2019.11.28
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よく見かけるようになった、秋に咲く桜。春秋の年に2回咲く”四季桜”、冬に咲く”寒桜”など、秋に咲く桜は多くあります。先日見かけた、秋の桜。何気なく撮ったので、見苦しい写真ですみません。写真の桜はまばらですが、満開の桜の名所も増えているとか。桜さん。秋の桜があまり綺麗に咲くと、秋桜(コスモス)がひがみますよ。【楽天商品: 秋らしく】
2019.11.25
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にほんブログ村 書写山円教寺には、JR姫路駅からバスで向かいます。その後は、ロープウェイで山頂に。ロープウェイを下りたらバスもありますが、歩きましょう。道端にたくさんの石仏を見ることができます。ただしかなり急坂で、高齢の方は難儀していました。心配な方は帰り道、つまり下り坂を歩かれると良いかもしれません。円教寺は、ラストエンペラーなどの映画のロケ地として有名です。ロープウェイ乗り場には、俳優のサインが多くあります。まずは、清水寺の様な摩尼殿。広々とした食堂(左)と大講堂(右)。食堂内部には、展示物もあります。奥に進むと、不動堂。そして、奥の院、開山堂。少しルートを変えると、金剛堂。さらに、鐘楼。境内が広く、ルートも分岐し、上下に変化がある歩き。なかなか運動になります。円教寺の一部をご紹介しました。【楽天商品: 御朱印帳】< ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2019.11.20
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にほんブログ村 姫路市で最も有名な寺院、書写山円教寺。広い境内の説明前に、見落とし易い場所をご紹介しましょう。【岡本太郎の石碑】岡本太郎の書による「言葉のいのちは愛である」。ロープウェイを下りてすぐにありますが、ほとんどの人が見ずに通り過ぎていました。【奥の院(開山堂)の彫刻】江戸時代に再建の木鼻は、かわいらしい造り。軒下の彫刻は、伝”左甚五郎”作。重さに耐えかねて、彫刻が逃げ出したと伝わります。【護法石(弁慶のお手玉石)】弁慶がお手玉したと伝わる石。湯屋橋の傍にあります。お手玉というより、筋トレですね。【笠塔婆】鎌倉時代の笠塔婆。先ほどの弁慶のお手玉石の傍にあります。古い石造物が、この寺院には多数あります。皆さん、見落としなさいませんように。そういう私も「弁慶の鏡井戸」を見落としました。弁慶の鏡井戸に伝わる伝説。弁慶が寝ている間に、顔に筆で落書きされました。この井戸に顔を映した弁慶は、いたずらを知り怒り狂いました。弁慶は暴れだし、円教寺に火を放ちました。剛腕で暴れ狂う弁慶を誰も止めることはできず、円教寺全山焼け落ちてしまったそうです。弁慶、暴れていますね。【楽天商品: 岡本太郎】< ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2019.11.17
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にほんブログ村 三重県の大村神社での目的は、もちろん国指定重要文化財の宝殿・・・。・・・では、ありません。コメントでも正解がありましたが、虫喰鐘です。虫喰鐘は三大奇鐘のひとつ。梵鐘にあるコブが、ぼろぼろに取れています。よく見ると、梵鐘自体が腐蝕されています。この虫喰鐘には、次の由来が伝わります。この梵鐘は、刀などの民間の金属を集めて作られました。問題だったのは、その中に魔鏡が混ざっていたことです。その魔鏡は奈良県で集めたものでした。豪農の娘を取り殺した呪いの魔鏡でした。梵鐘を釣るしてから、周囲に娘の亡霊が現れる様になりました。さらに梵鐘のコブが次々と落ちていきました。魔鏡の呪いのためでしょう。それならば、その娘の亡霊にもご挨拶しなくてはなりません。梵鐘の下に入り、内部の上を見上げましょう。娘さん、こんばんは。なるほど、お住まいが荒れていますね、娘さん。住まいはお手入れなさった方が良いですよ。娘さんからのメッセージを伝えます。「ひとりはさびしい・・・ みなさんいっしょに遊びましょ・・・」【楽天商品: 白い壁に貼りましょう】< ↓ ランキングクリックはこちらから > にほんブログ村
2019.11.15
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にほんブログ村 10月後半の三重県伊賀市の上野天神祭には近鉄で行きました。しかし、初日は悪天候で、鬼行列は中止。だんじりの展示も午後からですので、午前中、近鉄を青山町駅で途中下車。目的は、大村神社への参拝です。大村神社は、震災除けで知られます。ですので、なまずだらけ。まずは、なまず。さらに、なまず。要石の前にも、巨大なまず!こちらにも、巨大なまず!!アップでご堪能ください。しかし、私の大村神社参拝の目的は、なまずではありません。それが何かは、次回の日記をお待ちください。【楽天商品: 御朱印帳】< ↓ ランキングクリックはこちらから >にほんブログ村
2019.11.12
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にほんブログ村 姫路城では、メジャーな観光スポットも見ています。それは姫路城内で有名な「お菊井戸」。中を覗いて見ましょう。残念ながら、お菊さんは留守でした。たくさんの硬貨が投げ入れられているのが見えます。井戸や池を見ると、硬貨を投げ入れる方がいます。しかし、許可された場所以外では、硬貨の投げ入れは文化財の破壊行為。硬貨の投げ入れは止めましょう。「伊東春雨 皿屋敷のお菊」 (https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32824980Q8A710C1AA2P00/)姫路の怪談は「播州皿屋敷」。東京の怪談は「番町皿屋敷」。その他、出雲、土佐にも似た怪談があります。お菊さんは、各地で受難の日々をすごしています。姫路市内には「お菊神社」もあります。秋は季節外れの怪談を楽しむのも良いでしょう。【楽天商品: 川に映った姿が!!】 < ↓ ランキングクリックはこちらから >にほんブログ村
2019.11.10
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今年の愛知県名古屋市の有松まつりで撮影した写真。私は面白いと思って撮影しましたが、皆さんは如何思われますか?後で見返すと、この写真はトライポフォビアではないかと思いました。トライポフォビア、つまり集合体恐怖症。トライポフォビアは、蓮の実の形など無数の穴の集合体を嫌う人の感覚。寄生虫や皮膚病を連想させるため、集合体に嫌悪感を抱く人が多いという学説があります。検索してはいけない言葉で有名な「蓮コラ」。綺麗な夜祭の風景に、忌むべきものが潜んでいました。【楽天商品: 花は綺麗なのに】
2019.11.08
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先月、ようやく姫路城の城内、つまり有料見学ゾーンに入りました。観光客の多さと見学に要する時間の長さから、今まで見学していませんでした。姫路城内には、見所が満載。見学に時間がかかる理由もわかります。城内で私が目指すのは、言うまでもありません。もちろん、石垣です。姫路城の石垣も、色々な石材を流用していることで有名です。石臼、石灯篭、様々な石材が、石垣として再利用されています。そして、私も見つけました。ほら、遠目にもわかります。一目瞭然、古墳の家形石棺の蓋石ですね。そしてその横には、なんと石棺もあるではないですか。なんとも、美しい造形。蓋石も石棺も、何の表示もありません。蓋石と石棺は姫路城の修復で、石垣から取り出したものでしょう。この石棺は、下の写真の石垣の場所から、1段下がった場所にあります。ただ、この官兵衛の石垣も、見に来る人はまばらです。ましてや、蓋石や石棺の場所は、ほぼ無人。城内には、無数の観光客がいるというのに。姫路城に来て、これらを見ないとはもったいない。誰もいない石垣の傍で、ニヤツキながら写真を連写する人を見かけたら、それは私です。【楽天商品: 姫路レザーとは】
2019.11.04
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