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I need you and YOU 財津和夫作詞・作曲ピアノに向かって 音を探しますメロディができると 夢が拡がりますメロディはそれだけで 心を持っています言葉や文字は いらないのです でもそれに 歌詞をつけると 奇妙な世界を さらに作り出して 僕を有頂天にします 僕を有頂天に誰もが悲しいから悲しいメロディに 悲しい歌詞は似合わない悲しいメロディには 明るい歌詞を明るいメロディには 悲しい歌詞をいつも心がけています いつも心がけて誰もが悲しいから悲しいメロディに 悲しい歌詞は似合わない 太陽があり 空気があり 植物がいて 僕らがいる なんてすばらしい 友情だろう なんて簡単な 友情だろう 簡単だから 僕らはこれを壊した この友情を 裏切った遠く暗い 静かな宇宙の狭間で僕は 生まれた 小さな町に 生まれたから 大きな街に 行きました 小さな愛が 生まれたから 大きな愛を 求めました 大きな愛を 求めたから 愛は壊れて しまいました 男らしく してみたくて 君を殴って しまいました 男らしく 見せたくて 別れを惜しまず 行いました 食わず嫌いに なりたくなくて いろんなことを やりました いろんな色を 混ぜ合わせると だんだん 黒くなるものです 生きてることは 難しい 難しいから 生きている 生きてることは 悲しいから 明るい歌を 歌いたい 生きてることは 悲しいから 青い空が 必要なんです 生きてることは 悲しいから あなたが 必要です太陽があり 空気があり植物がいて 僕らがいるなんてすばらしい 友情だろうなんて簡単な 友情だろう簡単だから 僕らはこれを壊したこの友情を 裏切ったこの友情を 取り戻さなきゃこの友情を 取り戻さなきゃこの友情を 取り戻さなきゃこの友情を 取り戻さなきゃ―――――――――――――――――――――――――――――――このアルバムのタイトル曲。財津さんの好きな「組曲」形式。異なったメロディの塊が5パターンくらい組み合わさっている。最初の歌詞は、財津さんの曲作り哲学が歌われている。昔、財津さんは著書の中で「古賀メロディの打破」をめざしているといい、さだまさしをこきおろしていた。古賀メロディは悲しい歌詞に悲しいメロディをつけて日本人に「泣け」とばかりに迫る。さだまさしも古賀メロディとやろうとしていることは一緒、というこきおろし。それで、財津さんとしては古賀政男を全然評価せず、TBSでやった服部良一の伝記ドラマで服部役を演じたりしていた。チューリップというバンド自体が古賀メロディ的な昔ながらの日本の歌謡曲に「否」をつきつけ続けた。 なお、余談ながらさだの歌手生活25周年記念アルバム「季節(とき)の栖(すみか)」ではさだがいろいろなアーティストに曲や詞の提供とか、コーラスでの参加(小田さん)とかを頼みコラボレーションしているが、財津さんにも作詞・作曲を頼んでさだがボーカルをとった「空っぽの客席」という曲が収録されている。きっと大人になったさだが、自分への過去の批判も踏まえて、大人になった財津さんに曲を依頼したのだろう。子供じみた反目はやめにしたのだろう。I need youのyouは、殴ってしまった「君」だろう。では、大文字のYOUは?大自然か地球か宇宙のことだろう。大自然、地球、宇宙に僕らは育まれたのに、僕ら人間は傲慢にもそれを破壊し続けている。僕らに差し伸べられた手を払いのけ、友情を壊した。この曲はチューリップのステージでもたびたび歌われたから、チューリップファンの間では結構ポピュラーな曲。宇宙志向に傾斜していくのはこの後のことだから、この曲がちょうど宇宙志向の芽生え期にあたるのかもしれない。まだそれほど宇宙、宇宙してない。
2016年01月25日
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Wake Up 財津和夫作詞・作曲Wake Up Wake UpWake Up Wake Up今 愛が突き抜ける涙を拭いたら ゆきなさいあなたが生まれた 家を後ろに白い吐息はずませて 通ってた学び舎への道 きょうは嫁ぐ道落とせない荷物は あなたの心そして微笑んだ あの人の写真Wake Up Wake UpWake Up Wake Up今 愛が突き抜けるあの人へ あの人へ朝靄けむった 駅のホームじっと見送る 年老いた人動き出した汽車に向かい その人は娘に初めて お辞儀をしたずっとあなたを 守って来たその愛には もう戻れないWake Up Wake UpWake Up Wake Up今 愛が突き抜けるあの人へ あの人へ磨かれた革靴というよりも洗いざらしのズックのようなそんな心で 愛してごらんあなたが選んだ あの人をWake Up Wake UpWake Up Wake Up今 愛が突き抜けるあの人へ あの人へ----------------------------------------------------------------------------チューリップ並びに財津さんの三大ヒット曲といったら、「心の旅」、「虹とスニーカーの頃」、そしてこの「Wake Up」だろう。「ひとつ屋根の下」で「サボテンの花」が主題歌になり、「青春の影」が挿入歌になってこれらもスマッシュヒットしたが、それは後年の話。「Wake Up」はセイコーウオッチのCMに使われ、当時は夜7時になる直前にこのCFが流れて、「セイコーが7時をお知らせします」とナレーションが流れて時計が映り、時報が鳴る運びだった。そのCFでは財津さんがヘッドフォンをしてキイボードを弾きながら歌う姿が映し出され、そして、「Wake Up」と大きく書かれたツアートラックが走るのを上空から追いかけた映像が映った。心の旅 と同様いきなりサビから始まる。美しいメロディ、財津さんの美しい声。歌詞もいい。嫁ぐ日を「Wake Up」という言葉で歌うのは財津さんらしい、じめじめした日本的情緒を嫌う反骨精神。でも、日本的情緒を全否定するのでないのは、「朝靄けむった駅のホーム・・・」とか、「ずっとあなたを守って来た その愛にはもう戻れない」の歌詞に現れている。一番の「愛が突き抜ける」あの人は、結婚相手だろう。二番のあの人は、お父さんか。そして三番のあの人は再び結婚相手だろう。結婚してゆく女性に「Wake Up」と鼓舞するのは素敵。あ、この曲、数年前にアサヒの缶コーヒー「モーニングWonda」だったかな?そのCMで使われてた。そのCMではまさに朝のお目覚めへのWake Up.
2016年01月17日
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君のせいじゃない 財津和夫作詞・作曲せいじゃない せいじゃない君のせいじゃない悲しい歌が 耳についたのはいつになく いつになくきれいな朝なのに泣いたのは君のせいじゃないでも ただもう一度この声に振り向いてよカーテンコールのようにもう一度わからない わからない人の心だけはわかることは ただ笑顔で生きること(中略)だらしなく だらしなく今夜は遠回り独り駅からの帰り道帰り道 帰り道 帰り道------------------------------------------------------------------------財津さん独特の、ふられた男の未練と強がり。悲しいのは君のせいじゃないと言いながらもう一度自分の声に振り向いてほしいという切なる想い。最後の歌詞はどういうシチュエーションだろうか?今までは彼女と一緒に家に帰っていた道を、今夜は千鳥足で、遠回りして居酒屋で一人また酒をひっかけて帰るのだろうか。
2016年01月07日
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恋と愛の間 財津和夫作詞・作曲恋はいつもカラー写真 愛はいつもモノクロ写真恋はいつも45回転 愛はいつも33回転恋はダイアリー 愛はヒストリー恋は波の音 愛は海の音恋はいつも蜜の味 愛はいつもいつも水の味恋はいつもデジタル時計 愛はいつもねじまき時計恋はいつも木漏れ日のよう 愛はいつも陽だまりのよう恋はいざない 愛は導き恋は体温計 愛は室温計恋はいつも鏡の中 愛はいつもいつもあなたの中----------------------------------------------------------------------------------------財津さんの一つのテーマが恋と愛の二元論。この歌は財津さんの考える恋が何か、愛が何かを雄弁に語っている。この歌詞で何が言いたいのかを忖度すると、 恋 愛----------------------------------------------------------------------鮮やか 地味短期決戦 長期持久戦新しい出来事の予感 毎日の積み重ね表面的に激しい 深く沈潜して穏やか甘い 際立った味がないからこそ飽きない自動運転 自らの努力が必要ライスシャワーのように 縁側の日向ぼっこのように暖かく穏やか きらめく誘惑 二人して歩む人の道環境によっても 自制する暖かさ 寒暖する自分の想いの反映 相手の心の中に見出す自分-------------------------------------------------------------------------
2016年01月05日
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