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原作を読んだのは20歳ぐらいの頃。セックスばかりしている小説のようで、それには必然性があったから、それでも読み進められた。この映画、見所は菊地凛子、ただそれだけです。最初、菊地凛子がキャスティングされた時は、「え、イメージ全然違う!!」って驚きましたが、見たらすっごく直子にしか見えなくてびっくりしました。直子って、美人だけど、半分死んでるみたいな、幸の薄そうな・・・病んでる子でしょう。私の中では「木村多江が20歳ぐらい」ってイメージだったんだけど。ぶっちゃけ、全然美人じゃない菊地凛子が顔の作りはともかく、雰囲気で「美しい人」に見えたし、危うさを線の細さを感じました。もうね、菊地凛子が出てくると、ぐっと場面が引き締まる。あんなにだらだらしてた作りなのに(笑)。彼女は本当に凄い!!ただ、全体的にはうーん、監督は日本人にした方が良かったんじゃないかなぁ。というのも、ワタナベが大学生時代は学生運動が盛んで、それとの距離感が、彼の私生活を形成していたと感じるんだよね、原作上。なのに、確かに距離感を表すものはあったけれど、そもそもなぜそれが私生活と関係しているのかっていうのが感じられない、なぁ。あの感じは日本人の方が描けるのかなぁとか、思うような。緑も、もう一人のヒロインなのに弱すぎ。死の影の中で、生きる光なのに、彼女の背景の描き方がそもそも甘いと思う。彼女が父親の事を、なんでそんなくだらない嘘をついたか、その理由がよくわからない。だから、緑がどんな人なのか?っていうのがなんだか伝わってこないんだよね。あれじゃ、ただのセックスが大好きな女の子みたいじゃん。そうじゃないでしょーー。あと、ワタナベのキャラとマツケンが意外とあってない。もっと良いかと思ってたんだけど。村上春樹の台詞って、妙に回りくどいというか、キザというか。それが全然合ってない(笑)!!「もちろん」って言葉一つが、なーんか違う。これは狙いなのかもしれないけれど、学生映画のような印象を持ちました。カメラワークとか、なんとなく。とても綺麗な映像も多く、映画的だなぁと思う反面、わざと拙さを感じる映像でもあり、そんな印象でした。そもそも、なぜ導入を変更したのか意味がわからない。確かに、直子とキズキと、ワタナベの関係性は必要なんだけれど。そもそも、これは40前になった主人公が飛行機の中で「ノルウェイの森」を聞いて、それで急に感傷的に過去を思い出す所から始まるわけじゃないか。もう、大人で、二十歳の危うさからは卒業した人が、その頃を思い返してその時の痛みを感じたり、別れた人を思い出せない事を実感したり、そういう無くした物への邂逅みたいなのが、始まりだよね。全くないのは、どうなんだ(笑)。あの冒頭が好きなので、始まった瞬間に肩すかしを喰らった感じは否めないなぁ。あと、ラストもねぇ。直子が死んだ後、レイコさんと寝るのも、唐突。二人とも意味がわからない。あれはさーー、それじゃダメだろーーーー!!ここは「えぇぇ??」って叫びそうになったよ(笑)。無駄に綺麗な映像が沢山で、もっと描くべき事は他にあったと思う。これが、「ノルウェイの森」として世界中に発信されるのかと思うと、いや、とりあえず原作を読んでくれって気持ちになるね。見終わった後、理解出来ない私がダメなのか?って思うほど、なんとなく芸術的に感じられるように撮られているけど、色々、つらつらと140文字にしていたら、やっぱり違うと感じた。これは、この映画自体がかなりイケてないと、思います。
2010.12.17
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昔らから、「亀みたいだね」と言われます。亀みたいに歩みがゆっくり。早生まれだから、同級生と同じには出来ないよね。亀さんだから、大丈夫。最後は大成功だからね。気がついたら、人生も亀の歩みな気がします。だけど。最後は大成功なんだもん!あ、占いに行ったら、晩婚の相だから早く結婚しても良い事ないって言われました(笑)。もう、晩婚の域なんですけどー(笑)。
2010.12.13
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