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(C)2023「あんのこと」製作委員会期待しすぎた。ブルーリボン主演女優賞を受賞したとのことで河合優実が名演を見せてくれるのかと思ったけれど、また監督賞もこの作品の入江悠監督が受賞したので、期待値があがった。けれど、申し分はない内容なのだろうけれど目を見張るほどのことはなく、主演女優でいえば「ミッシング」の石原さとみが圧倒的な演技を見せたし、「碁盤斬り」「青春18×2 君へと続く道」の清原果耶がとても良かったと思える。「傲慢と善良」の奈緒も良かった。話題に押されて河合優実を素直に見れないのかもしれない。さて、この作品、映画の内容は、実際の事件を基にしている。ゆえに嘘や偽りでない強みはあるのだろうけれど、家で見たせいか集中度がなく、ショッキングな出来事も圧倒されるよりは嫌悪感が先立ち、好意的に見れなかった。私には正しく判断できないものなのかもしれない。amazon prime video にて2024年/日本/113分/PG12監督:入江悠脚本:入江悠出演:河合優実、佐藤二朗、稲垣吾郎、河井青葉、広岡由里子、早見あかりお薦め度「あんのこと」★★★☆(70%)
2025.01.30
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2025.01.23の「まるまるの毬 」西條奈加:著 講談社文庫の続編。画像と違って恐縮だが、私が読んだのは単行本である。(Amazonより)”親子三代で営む菓子舗を舞台に、人の温もりを紡いだ傑作時代小説!武家出身の職人・治兵衛を主に、出戻り娘のお永、孫娘のお君と三人で営む「南星屋」。全国各地の銘菓を作り、味は絶品、値は手ごろと大繁盛だったが、治兵衛が手を痛め、粉を捏ねるのもままならぬ事態に。不安と苛立ちが募る中、店の前に雲平という男が行き倒れていた。聞けば京より来たらしいが、何か問題を抱えているようで――。”前作では治兵衛の出生の秘密により孫娘・お君の縁談が破談になったことを描いていた。本作はその後、店先に行き倒れた菓子職人、雲平を助けたことによるひと騒動。人情味あふれ、おもしろく、切なく、思いを深く感じながら読んだ。いい本である。「亥子ころころ」(2019年6月 講談社 / 2022年6月 講談社文庫)収録作品:夏ひすい / 吹き寄せる雲 / つやぶくさ / みめより / 関の戸 / 竹の春 / 亥子ころころ治兵衛を本木雅弘に演じてほしいと前回書いたが、今回の雲平を演じるとしたら誰が良いのだろう。40がらみ、アラフォーの俳優というと……。速水もこみちではいい男すぎるし、 塚本高史、いや柄本佑がいいかな。玉置玲央もいいかもしれない。亥子ころころ (講談社文庫) [ 西條 奈加 ]
2025.01.29
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第20回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、本作でデビュー。その作品である。3年前に日本で初めて完全密室の殺人事件が起きて、その容疑者は完全密室であるがゆえに無罪となった。それ以降、密室事件が世界にあまた起きてきて……。陸の孤島と思われる山奥深い森と崖に閉ざされた中、元は大邸宅であった一軒家をホテルに改装し、密室殺人事件に関係する人々を呼び集めた。参集した者たちはそこで起きる密室殺人事件に、その犯人は誰かと疑心暗鬼になる。次々と起こる密室殺人。その謎を解くと同時に犯人探しも行われる。密室殺人のカラクリを解き明かす趣向の作品である。それゆえか、謎解きに重きを置いて、犯人に関する恐怖というものを感じず、謎解きに終始してしまう。読み終えて、密室殺人を網羅し、謎解きする、解説書のような本だと思えた。密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) [ 鴨崎 暖炉 ]
2025.01.29
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The Six Triple Eight (2024)アカデミー賞にノミネート。歌曲賞にノミネートということで作品の内容はというと第二次世界大戦末期に滞留し配達されず倉庫に眠っていた戦地と故郷の手紙を届くようにと急遽配置された有色人種だけの女性部隊について描かれている。女性が軍務に就くという当時の日本では考えられない事態であるがアメリカでは女性を採用していたということなのか。白人女性は任務を与えられていたようだが有色人種は訓練だけの日々だったようだ。そこへ突然の任務。ヨーロッパへ行き溜まりまくった手紙を仕分けし届けるという実戦とは程遠い内容だった。誰もやらない、誰もできない滞留した郵便物を有色人種の女性にはできやしないと差別を助長する命令だったようだ。そんな中、彼女たちはいろいろと工夫し、郵便物を90日で届けることとなる。郵便を届けることくらいなんでもないように思えるがアメリカからヨーロッパという大海原をわたって転戦していく兵隊を追いかけての配達は二の次、三の次となり大きく滞留することとなったのであろう。彼女たちの功績がここにきて陽の目を浴び、映画化されたことは良かったと思う。ところどころ感じることが多く、涙ながらに見ていた。感無量。Netflixにて2024年/アメリカ/129分/監督:タイラー・ペリー原作:ケビン・M・ハイメル脚本:タイラー・ペリー出演:ケリー・ワシントン、エボニー・オブシディアン、ミローナ・ジャクソン、カイリー・ジェファーソン、シャニース・シャンテイ、サラ・ジェフリー、ペピ・ソヌーガ、モライア・ブラウン、ジャンテ・ゴッドロック、ジェイ・リーブス、ジェフリー・ジョンソン、バージャ=リン・オダムズ、グレッグ・サルキン、ドナ・ビスコー、スコット・ダニエル・ジョンソン、ディーン・ノリス、サム・ウォーターストン、オプラ・ウィンフリー原題:The Six Triple Eight(「6888部隊」) お薦め度「6888郵便大隊」★★★★(80%)Netflix Watch 6888郵便大隊
2025.01.26
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Amazonより”親子三代で菓子を商う「南星屋」は、売り切れご免の繁盛店。武家の身分を捨て、職人となった治兵衛を主に、出戻り娘のお永と一粒種の看板娘、お君が切り盛りするこの店には、他人に言えぬ秘密があった。愛嬌があふれ、揺るぎない人の心の温かさを描いた、読み味絶品の時代小説。吉川英治文学新人賞受賞作。”和菓子屋の趨勢を見る。やんごとなき血筋の武家出身であるが、そのことは秘匿され代々世帯主のみが受け継いできた秘密。諸国をめぐり修行を重ね父娘で紡いだお菓子帳、そのすべては娘の頭の中に記憶されている。そして孫娘は看板娘として良く働く。菓子職人としての腕、思い。弟の兄想いにも心打たれる。武家社会の悲哀も描きつつ、家族愛をひしと感じるいい話であった。主人公・治兵衛は62歳。Netflix 「阿修羅のごとく」でみごとに市井の夫役の演じた還暦を迎える本木雅弘に演じてもらえたら、さぞかし素敵なドラマになると思える。ググって気づいたが、続編がある。(ウィキペディアより)”南星屋シリーズ「まるまるの毬」(2014年6月 講談社 / 2017年6月 講談社文庫)収録作品:カスドース / 若みどり / まるまるの毬 / 大鶉 / 梅枝 / 松の風 / 南天月「亥子ころころ」(2019年6月 講談社 / 2022年6月 講談社文庫)収録作品:夏ひすい / 吹き寄せる雲 / つやぶくさ / みめより / 関の戸 / 竹の春 / 亥子ころころ「うさぎ玉ほろほろ」(2022年12月 講談社)収録作品:饅頭くらべ / 母子草 / 肉桂餅 / 初恋饅頭 / うさぎ玉ほろほろ / 石衣 / 願い笹”読みたいと思う。まるまるの毬 (講談社文庫) [ 西條 奈加 ]
2025.01.23
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読んだと思った「コンサバター 失われた安土桃山の秘宝 」は実は読んでなかった(汗💦)なので読んだ。現代にほとんど痕跡を残していない安土城の装飾というか襖絵などを依頼された狩野永徳の屛風「四季花鳥図」。四季のうち春が欠落しており、その春を修復というか復元するという仕事が舞い込む。しかも、これはコンペであり、三組のうちの一組のみを承認するという。そしてこの屏風にはスギモトの父親がかかわっているということがわかる。断絶した親子の確執と屏風の謎を解決する修復士ならでは激熱物語である。狩野永徳にまつわることも知ることが出来、とても為になったと思える作品である。コンサバター 失われた安土桃山の秘宝 (幻冬舎文庫) [ 一色さゆり ]
2025.01.19
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(C)1998 筒井康隆/新潮社 (C)2023 TEKINOMIKATA第37回東京国際映画祭(37th Tokyo International Film Festival)の最高賞の東京グランプリを受賞した作品。吉田大八監督は監督賞を、長塚京三は男優賞を受賞。ゆえに、見に行こうと思った。見る直前に原作が筒井康隆だと知り、筒井康隆だと見ることを躊躇したはずだが、それでもグランプリなのだから見たかとも思う。導入部、前半がとても良い。引退した元大学教授が一人つましく自炊をしている。妻は20年前に亡くなり、子供がいない寡である。丁寧な手料理、朝のルーチンワークが垣間見られ、とても清々しい気がした。講演料の拘りも文学博士らしく、微笑ましい。このままの日常が続いていけば良いのだろうけれど、老い先を考え切り詰めた(?)生活をしているも色艶に惹かれたのか失敗もする。元教授の念頭にあった事柄が夢となり、徐々に夢と現実が混然一体となっていく。シュールだ、あまりにシュールだ。やはり筒井康隆だと見なかったかもしれないなんて見ながら思う。元教授の最晩年、なんたることかというお話である。シュールな世界のまま終わってしまうので、これがグランプリか、と思えた。シュールな世界から現実に戻って終わっていれば、私も評価したかもしれない。2023年/日本/108分/G監督:吉田大八原作:筒井康隆脚本:吉田大八出演:長塚京三、瀧内公美、河合優実、黒沢あすか、中島歩、カトウシンスケ、髙畑遊、二瓶鮫一、髙橋洋、唯野未歩子、戸田昌宏、松永大輔、松尾諭、松尾貴史お薦め度「敵」★★★☆(70%)テアトル新宿へ見に行ったが、13:50の回、映画館ロビーに入ったのは13:20頃で前回上映が終了するのを待つ状況。客出しが終わるが、すぐに入場させず、客入りは13:40頃だろうか。入場口付近は群がり状態なのでしばらく待ってから入ろうと考えた。入場のQRコード読み取りが不具合。そして、いつまで待っても入場列は途切れない。これは開始までには入れないかも、と焦って最後尾に並ぶ。「二か所で入場確認してます」と劇場係員の目視確認にしたようだ。私が入場したのは13:50分。座席に着くと1、2分くらいで本編が始まった。全員入場できたのだろうか?
2025.01.19
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Netflix映画「バック・イン・アクション」1月17日(金)より世界独占配信<ネタバレあり>知名度バツグンのキャメロン・ディアスがジェイミー・フォックスのプロデユース作品にW主演。期待値があがる注目作だ。初登場映画部門1位はもちろん、内容もアクションに比重を置いたなかなか見ものな作品である。コメディ要素も取り入れておもしろく派手に作り上げている。とても楽しみながら見たけれど注文を付けるとすれば敵があまりに弱すぎないか。一撃必殺というわけでもなくて次々となぎ倒されている筋骨隆々な相手を見ていると不思議でならない。スターは不死身と決まっているけれど相手が弱すぎるのはどうかと思える。もうひとつ、時代の最先端をいっていると思えるのに世界を破滅させるキーと呼ばれるアイテムが物体であること、そしてそれをか弱き(?)女が一人で持ち運びしているのは不思議だなぁ。ボディガードが10人くらいいても不思議じゃない。またその機械設定が解除できないのにランダムというかバンバンとキーボード叩いていたら制御できるものになったこと、あまりに不自然というかばかげている。突っ込めば、ノートパソコンにキーロックがかかっていなかったのも不思議というかありえない。娘のノートパソコンのパスワードに四苦八苦したのにね。見ている間は流されてそれほど違和感は感じなかったけれど、考えれば突っ込みどころはいろいろとありそうだ。とはいえ、目を奪われる息をもつかせぬ展開とスペクタクルな醍醐味は上出来であった。Netflixにて2025年/アメリカ/114分/監督:セス・ゴードン脚本:セス・ゴードン、ブレンダン・オブライエン出演:ジェイミー・フォックス、キャメロン・ディアス、アンドリュー・スコット、ジェイミー・デメトリウ、カイル・チャンドラー、グレン・クローズ、ライラン・ジャクソン原題:Back in Action(「再活動」)お薦め度「バック・イン・アクション」★★★★(80%)Netflix Watch バック・イン・アクション
2025.01.18
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なんてこった、またやってしまった。一度見た作品を、気づかず、もう一度見てしまう……。この「ザ・アウトロー」は依然見た気がしたんだけれど、チェック漏れで見てしまった。鑑賞済みではあったがまったく記憶になく、後半に入り、中央銀行への侵入になって初めて、思い出した。見た映像であった。それ以降の銃撃戦まで熾烈で壮絶でドンパチやりまくるが、このドンパチの結末も覚えていない。それゆえ見た作品だったのに…と文句を言えるほど私の記憶は心もとない。ほぼ初見な感じの再鑑賞。2がアメリカでヒットしているとニュースを見て、見たいと思った作品である。前半つまらないが、後半は面白く見た。5年経っても同じ感想(笑)2020.03.15の「ザ・アウトロー」ブログ2018年/アメリカ/140分/G監督:クリスチャン・グーデガスト脚本:クリスチャン・グーデガスト出演:ジェラルド・バトラー、パブロ・シュレイバー、オシュア・ジャクソン・Jr.、カーティス・”50セント”・ジャクソン、メドウ・ウィリアムズ、エバン・ジョーンズ、カイウィ・ライマン、モー・マクレー、ブライアン・バン・ホルト、モーリス・コンプト原題:Den of Thieves(「泥棒の巣」)お薦め度「ザ・アウトロー」★★★☆(70%)
2025.01.18
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Emily the Criminal (2022)見ごたえのあるドラマであった。学歴社会でもあるアメリカを皮肉ったようにも思えた。前科者、大学中退では正社員は難しい。結果、なすがままというか致し方なく状況に飲み込まれていく。主人公の彼女がすごいのはまったく屈服せず、泣き寝入ることもせず、冷静に判断し、決断し、命の危機も顧みず実利を得ようとするところ。終盤の新天地での生き様は驚く結末であった。タフでしぶとい彼女に幸あれ。興味深く、面白く見た。Netflixにて2022年/アメリカ/97分/監督:ジョン・パットン・フォード脚本:ジョン・パットン・フォード出演:オーブリー・プラザ、テオ・ロッシ、メガリン・エキカンウォーク、ジーナ・ガーション原題:Emily the Criminal(「エミリー:犯罪者」)お薦め度「エミリー・ザ・クリミナル」★★★☆(70%) Netflix Watch エミリー・ザ・クリミナル
2025.01.18
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SNS。この物語の中にだけ存在するSNS、「オルタネート」。それはZ世代と呼ばれる若者たちにとっては二次元的なものではなく三次元的空間として認識できるツールなのではなかろうか。21世紀になって進化したインターネットについていかなくなったおじさん、おじいさん世代である私には雲をつかむような感じがする代物である。ゆえにこれを具現化、具体化認識することは難しく、わからなくはないけれど得体のしれない代物として見てしまう。そんな心持のまま読み進んだ。とても魅力的な本である。オルタネートでの関係性、料理コンテストの行方、主人公たちの思い。群像劇と思える各々の話がわずかに触れ合っている。登場人物たちが高校生世代ということもあって、とっても青春していて、真摯で繊細であることが感じられる。簡単なようで難しい、近づけそうで近づけない。なんとも言えない関係性を絶妙に描いている。現実には存在しないオルタネートというツールを介在させながらとてもうまく構築できている物語。登場人物たちの秘めた思い、感情を感じて読み終えた時には泣き出したくなるような喜びを感じていた。オルタネート (新潮文庫) [ 加藤 シゲアキ ]
2025.01.15
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NETFLIXにてNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」ティーザーアート - 2025年1月9日(木)よりNetflixにて世界独占配信 (全7話・一挙配信)昔のテレビドラマを見たり映画を見たことはなく「阿修羅のごとく」のドラマは今回初めて見る。原作である脚本を脚色してあるのでオリジナル通りというわけにはいかないのだろうけれど、それでも時代設定である昭和54年始まりを変えていないのであれば、あの当時でないと起こりえないこと、特に電話に関しては家電話と公衆電話しかなく、公衆電話も電話ボックスというものではなくピンク電話や黄色電話であった。バブルが始まる十年ほど前、昭和の香りが十分にある頃である。キャストはみな素晴らしく4姉妹の宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずの好演は言うまでもないがそれぞれの相手となる男優たち、内野聖陽、本木雅弘、松田龍平、藤原季節の演技も良い。なかでも良人(りょうにん:妻から夫を指す単語)を演じる本木雅弘の妙技は自然体と思えるほど妙味である。また浮気者を演じるほぼセリフのない内野聖陽も良く、松田龍平も本人と思えるほどのキャラが似合って良い。父親役の國村隼の実直そうで飄々とした感じや前半で退場する母役の松坂慶子の妻役もみごと。四女の広瀬すずの義母役が高畑淳子であったり、國村隼のお相手が戸田菜穂という豪華さに喜ぶ。しかし、長女の仕事先で旦那の妻で女将の夏川結衣の見た目が老けていたのには驚いた。そういうメイクなのだろうか。夏川結衣ファンであるだけに美しくいてほしかった。浮気される女ゆえ色香を抑えたのかもしれないけれどね。子役は少年役(戸田菜穂の息子)がいいと思えたけれど、他の子供役たちは魅力的ではなかったように思うが、そういうねらいのキャスティングなのだろうか。特に、長女・宮沢りえの息子役は息子と思えないほどの印象でその彼が三浦獠太と知った時、コネでのキャスティングかと思えた。秘書役の瀧内公美は好演したと思えるし、彼女に絡む次女・尾野真千子の娘役・野内まるも好演。下がり眉毛が印象的な娘役であるが、事務所がユマニテと知り、演技巧者をそろえるところなので、さもありなんと思えた。向田邦子のドラマ全7話、八木康夫の映像化の情熱がなければ実現しなかったであろう。2025年/日本/全7話企画・プロデュース :八木康夫監督・脚色・編集:是枝裕和脚本:向田邦子出演:宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すず、國村隼、松坂慶子、内野聖陽、本木雅弘、松田龍平、藤原季節、高畑淳子、夏川結衣、戸田菜穂、福島永大、瀧内公美、城桧吏、野内まる、三浦獠太、溝口奈菜お薦め度「阿修羅のごとく」★★★★(80%)
2025.01.13
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(C)2023 PLUS M ENTERTAINMENT & HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.軍事クーデターが成功してしまう国は恐ろしいと思っていたが、大韓民国でも軍事クーデターが行われた。これはその史実に基づくフィクションである。名前だけは知っている全斗煥大統領がそれとは……。見ごたえのある作品であった。軍人ゆえ上官の命令は絶対であるのだろうけれど、このクーデターを起こした人間の保身のためだけに何人もの血が流され、殺された。悲惨である。こういう惨劇があったことをこの映画を見た21世紀に生まれた人々はどう感じ、どう考えるのだろうか。U-NEXTにて2023年/韓国/142分/G監督:キム・ソンス脚本:ホン・ウォンチャン、イ・ヨンジュン、キム・ソンス出演:ファン・ジョンミン、チョン・ウソン、イ・ソンミン、パク・ヘジュン、キム・ソンギュン、チョン・マンシク、チョン・ヘイン、イ・ジュニョク、チョン・ドンファン、キム・ウィソン、アン・ネサン、チェ・ビョンモ、パク・フン、キム・ソンオ、アン・セホ原題:서울의 봄(「ソウルの春」)英題:12.12: The Day(「12/12:その日」)お薦め度「ソウルの春」★★★★(80%)
2025.01.12
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プライス・オブ・ラブ ウソの婚約大作戦 (2022)やはりこの短さはテレビ映画だったか。”プライス・オブ・ラブ ウソの婚約大作戦 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画”より”(あらすじ)とある企業のCEOで独身男性ウィルと、運命の女性をマッチングさせる恋愛リアリティー番組「愛の価値」。華やかな経歴や地位を持つ参加者女性たちのなかで、小学校教師のハナはコロラドの田舎町に住む平凡な女性だった。友人の勝手な応募により強制的に参加したハナだったが、素朴で誠実な人柄が功を奏し、最終候補者2名にまで残っていた。しかし番組の方針でプロデューサーがウィルにウソの情報を吹き込んだことで、ハナはウィルに振られ落選。失意のまま故郷に戻ってきた。しかし、番組内で“アメリカの恋人”と呼ばれるほど人気者になっていたハナとは対照的に、最終候補者の女性ケルシーと幸せになるはずのウィルは、わずか数ヵ月の交際ののち、婚約破棄され、おまけに会社も業績不振に陥ってしまっていた。そんなウィルは会社を立て直すための秘策として、ハナが暮らすコロラドまで出向き、偽のカップルになってほしいと懇願するのだが...。”リアルテレビショーを題材にとった作品で、作り物の中で真実を見つけていく。エモーションルナものに重きを置き、丁寧に作られた作品は楽しみながら見ることが出来た。amazon prime video にて2022年/アメリカ/87分/監督:ブランドン・クラーク脚本:テイラアー・バード出演:レイチェル・ボストン、レヴァー・ドノヴァン、ウォルター・アナラク原題:The Engagement Plot(「婚約計画」)お薦め度「プライス・オブ・ラブ ウソの婚約大作戦」★★★☆(70%)
2025.01.11
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Ad Vitam (2025)題名である“Ad Vitam”は「自分の人生の終わりまで」の意味。つまり極限まで、ということなのだろうか。高級ホテルで秘密裏の取引をフランス政府がCIAから裏工作で手に入れようとした案件が不首尾に終わり、知り合いのホテルマンからの通報によりその場に駆け付けた特殊部隊隊員たちが巻き込まれ死者が出ることに。この事件の責任をとって特殊部隊を解雇された男に魔の手が伸びる。痛々しい格闘、壮絶な銃撃戦。バイクでの追尾やベルサイユ宮殿を貫き疾走するカー・チェイス。クライマックスまでアクションはスリリングで目が離せない。目を見張る展開に注目すべき作品と思えた。Netflixにて2025年/フランス・ベルギー/98分/監督:ロドフル・ローガ脚本:ギョーム・カネ、ロドルフ・ローガ、ダビッド・コロナ出演:ギョーム・カネ、ステファン・カヤール、ナシム・リエス、ジタ・アンロ、アレクシ・マナンティ、ヨハン・ヘルデンベルグ原題:Ad Vitam(「自分の人生の終わりまで」)お薦め度「アドヴィタム」★★★★(80%)Netflix Watch アドヴィタム | Netflix Official Site
2025.01.11
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(C)2022 LOTTE ENTERTAINMENT & REALIES PICTURES All Rights Reserved.これは空恐ろしい言葉の映画だ。交通事故をないものに見せようとした結果、追い込まれ殺人を犯すけれど、その罪を他人になすりつける。それだけの内容であるけれど、その犯人と目される男がセレブであり、無実の罪を背負ったような状況で剛腕な弁護士をつけようとする。その男と弁護を頼まれる弁護士との会話。会話だけで終始するが、それに伴う映像が繰り広げられる。男は真実を述べているのか。隠された秘密はないのか。弁護士の真意は。弁護を受けると署名してから、物語はあらぬ方向へと展開する。二転三転し、真実は!?終盤、クライマックスに起こる出来事は驚き以上の驚きである。見ごたえ充分な心理劇、推理物語である。U-NEXTにて2022年/韓国/105分/G監督:ユン・ジョンソク脚本:ユン・ジョンソク出演:ソ・ジソブ、キム・ユンジン、ナナ、チェ・グァンイル原題:자백(「自白」)英題:Confession(「告白」)お薦め度「告白、あるいは完璧な弁護」★★★★☆(90%)
2025.01.09
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アートを描いた小説というと原田マハが最初に思い浮かぶが、この本作家、一色さゆりはアートに先鋭して書く小説家だと思う。2024.04.24に「カンヴァスの恋人たち」一色さゆり:著(小学館)を読んで気に入り、2024.06.13から「コンサバター 大英博物館の天才修復士」一色さゆり:著(幻冬舎文庫)を読み。シリーズである「コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの」一色さゆり:著(幻冬舎文庫)と読み継いでいる。三作目の「コンサバター 失われた安土桃山の秘宝 」(幻冬舎文庫)も読んだはずなのにブログ記事を書くことを忘れているようだ(汗)さて、本書「神の値段」は著者:一色さゆりが第14回『このミステリーがすごい! 』大賞で大賞を受賞し、作家デビューした作品である。当時、彼女はギャライー勤務をしながらこの作品を執筆した。ゆえに、この物語の主人公・田中佐和子の仕事のあり様がつぶさにわかるように描かれている。そして、その視点から見えるクライマックスの謎解き(?)、犯人を限定する手立てともなっている。著者の体験が生かされ、ありありと描かれる本作は読み手を美術の世界へいざない、不審死した上司のミステリーの世界へも引き込まれていく。オークションの展開も読み手をワクワクさせる。レベルの高い小説だといえよう。読んでいてとても面白かった。神の値段 (宝島社文庫) [ 一色さゆり ]
2025.01.08
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Seacia Pavao / (C) 2023 FOCUS FEATURES LLC.holdoverとは残留者ことらしい。寄宿舎の冬、クリスマス休暇に実家に帰ることが出来ずに取り残される者を指しているのだろう。アメリカの貧富の差、人種の差、職業蔑視を含み、現代病である精神の病もあり、奥深いというか、なかなか一言では言い表せない映画である。不満や欺瞞がそこかしこにあり、好意的ではない人々たち。でも、悪人はいない。それが普通の社会なのかもしれない。それぞれの事情を隠し持ち、表面は平然と過ごしている。さて、この映画は名門寄宿学校のクリスマス休暇で取り残された生徒たち、なかでも唯一残されてしまうことになった生徒と監督官としてこれまた残った教師と日々生活を共にしていく物語である。そして、”アントルヌー”(entre nous)、私たちだけの秘密という英語でも通用するフランス語を使う、二人だけの秘密が増えていき、結びつきが深くなっていく。淡い恋の予感や思い、真摯な家族が描かれ、誰も悪くない、いや、良くないことなのかもしれないけれど、それぞれの人の気持ちを思えば理解できるものであり、その結果、この結末になってしまったことは残念ながら致し方のないことだなぁと思える。胸が苦しくなる映画であり、見た人の評価が高い映画である。amazon prime video にて2023年/アメリカ/133分/PG12監督:アレクサンダー・ペイン脚本:デビッド・ヘミングソン出演:ポール・ジアマッティ、ダバイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ、キャリー・プレストン、ブレイディ・ヘプナー、イアン・ドリー、ジム・カプラン、ジリアン・ビグマン、テイト・ドノバン原題:The Holdovers(「残留者」)お薦め度「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」★★★★(85%)
2025.01.05
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眩(くらら)〜北斎の娘〜 - NHK葛飾北斎に娘がいて、その娘が絵筆で北斎を手伝っていたということは知らなかった。テレビの「博士ちゃん」で葛飾北斎に傾倒し、北斎にならんと日々努力している博士ちゃんを見て、北斎に興味を持った。そして、この番組を見る。「眩(くらら)~北斎の娘~」は再放送で収録・放送は2017年とのことだから7年以上前となる。北斎の三女・お栄(後の葛飾応為)が、どのように父を支え、絵筆を握ってきたか、北斎とお栄の絵の優劣は画面を見ているだけではわからなかった。九十歳になった北斎が描く「富士越龍図」は、その絵描きそのものを映していて迫力があった。よくこれだけのドラマを作ったと感心した。大きな橋の向こうにうつる海と船の背景も実写のようにみごとに融合されていて目を見張った。題名にあるお栄を見ることが出来て、感心したしだいである。滝沢馬琴を演じた野田秀樹、北斎の妻・余貴美子が印象に残った。【原作】朝井まかて 「眩」【脚本】大森美香【音楽】 稲本響【初回放送】2017年9月18日総合出演:宮﨑 あおい、松田 龍平、三宅 弘城、西村 まさ彦、野田 秀樹、余 貴美子、長塚 京三
2025.01.05
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(C)2024 WarnerMedia Direct Asia Pacific, LLC. All rights reserved. Max and related elements are property of Home Box Office, Inc.真実は正義なのか。これはとてもアメリカ的作品なのではないだろうか。自らが不利になることは証言しなくても良いと証人に許されていることを考えると真実を告げなかったのは良くないことだと思えど罪を問われることはないと言えるのではないだろうか。非情に解決しがたい問題を提示している。是か非か、と言いたくなるところだけれど、正解や最適解がある問題とも思えない。それゆえこのような終わり方なのだあろう。正義とは何か。難問である。考えさせらあれ見入ってしまった映画でああった。U-NEXTにて2024年/アメリカ/114分/監督:クリント・イーストウッド脚本:ジョナサン・エイブラムズ出演:ニコラス・ホルト、トニ・コレット、J・K・シモンズ、クリス・メッシーナ、ガブリエル・バッソ、ゾーイ・ドゥイッチ、セドリック・ヤーブロー、レスリー・ビブ、キーファー・サザーランド、エイミー・アキノ、エイドリアン・C・ムーア、福山智可子原題:Juror #2(「陪審員2番」)お薦め度「陪審員2番」★★★★(80%)
2025.01.04
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「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち」東野圭吾:著 光文社「風に立つ 」柚月裕子:著 中央公論新社「まいまいつぶろ」村木嵐:著 幻冬舎「スピノザの診察室」夏川草介:著 水鈴社「犬がいた季節」伊吹有喜:著 双葉社「女の国会」新川帆立:著 幻冬舎「おばちゃんに言うてみ?」泉ゆたか:著 新潮社「自転しながら公転する」山本文緒:著 新潮文庫「水車小屋のネネ」津村記久子:著 毎日新聞出版「宙(そら)わたる教室」伊予原新:著 文藝春秋
2025.01.01
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2024年1月1日から2024年12月31日に見た作品からおすすめ映画ベスト【家で見た映画】「青春18×2 君へと続く道」 お薦め度★★★★★(100%)「ルックバック」お薦め度★★★★☆(90%)「セキュリティ・チェック」 お薦め度★★★★☆(90%)「ダムゼル 運命を拓きし者」 お薦め度★★★★☆(90%)「マイティ・マイツ 12人の屈強な戦士たち」 お薦め度★★★★☆(90%)「バーナデット ママは行方不明」 お薦め度★★★★☆(90%) 「しあわせの百貨店へようこそ」 お薦め度★★★★(80%) 「アグネスと幸せのパズル」お薦め度★★★★(80%)「パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女」 お薦め度★★★★(80%)「コット、はじまりの夏」お薦め度★★★★(80%)
2025.01.01
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2024年1月1日から2024年12月31日に見た作品からおすすめ映画ベスト【映画館で見た映画】「花嫁はどこへ?」お薦め度★★★★☆(90%)「碁盤斬り」お薦め度★★★★☆(90%)「カラーパープル」お薦め度★★★★☆(90%)「キングダム 大将軍の帰還」お薦め度★★★★☆(90%)「傲慢と善良」お薦め度★★★★☆(90%)「恋するプリテンダー」お薦め度★★★★☆(90%)「アクアマン 失われた王国」お薦め度★★★★☆(90%)「侍タイムスリッパー」お薦め度★★★★(80%)「オッペンハイマー」お薦め度★★★★(80%)「グランメゾン・パリ」お薦め度★★★★(80%)以上、新作から10作品。旧作、再上映から2作品。「オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター」 お薦め度★★★★☆(90%)「シュリ デジタルリマスター」 お薦め度★★★★☆(90%)
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