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なんてこった。筆舌に尽くしがたい作品だ。いいも悪いもなく、衝撃。不注意による交通事故により同乗者が死亡、その自責の念からも弁護士が勧める罪を認めて罪を軽くしようとし、刑務所に入ったのが運の尽き。刑務所内にて服役者の頂点に立つ者たちから認められ、仲間とされ、罪を償ったとしても手先として見込まれて這い出せない仕組み。彼が願ったものは、彼が望んだものは。壮絶であり、彼の心情はまったく計り知れない。恐るべし。絶句。気の弱い人は見ないほうがいい作品。原題”Shot Caller”は俗語で刑務所内で使うリーダーを意味する言葉。邦題のブラッド・スローンは"Blood Throne"だとすれば、血の王位、ということになる。 Amazonにて2017年/アメリカ/121分/PG12 監督:リック・ローマン・ウォー脚本:リック・ローマン・ウォー出演:ニコライ・コスター=ワルドウ、オマリ・ハードウック、ジョン・バーンサル、エモリー・コーエン、ジェフリー・ドノバン、ベンジャミン・ブラット、ホルト・マッキャラニー、レイク・ベル、エバン・ジョーンズ原題:Shot Caller(「(刑務所の)リーダー」) お薦め度「ブラッド・スローン」★★★★(80%)
2021.01.31
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冒頭のシーンを見ると事故の話かと思いきや、金融違法取引の話であった。ペーパーカンパニーが作られ、その裏で何が行われているのか闇の世界を表に出した作品。観客に語り掛ける二人(ゲイリー・オールドマン、アントニオ・バンデラス)がいることで、わかりやすくなっているのか?それよりも、面白みがなくなっているのではないか?メイン・キャストとして出ずっぱりのメリル・ストリープがラストに現れたことには驚いた(笑)何かと遊び心のある演出で実話を映画化したスティーブン・ソダーバーグである。作品としては傑作とはならなかったと思える。Netflixにて2019年/アメリカ/95分/ 監督:スティーブン・ソダーバ-グ脚本:スコット・Z・バーグ出演:メリル・ストリープ、ゲイリー・オールドマン、アントニオ・バンデラス、ジェフリー・ライト、ロバート・パトリック、デビッド・シュワイマー、シャロン・ストーン原題:The Laundromat(「コインランドリー」) お薦め度「ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-」★★★☆(70%)
2021.01.31
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この作品、映画館で見たかったなぁ。ハラハラドキドキ、スリル満点。「タワーリング・インフェルノ」を彷彿とさせたが、「ダイ・ハード」にも酷似していると批判された模様。とはいえ、似て異なる作品をそん色なく作り上げることができるだろうか。それだけでも称賛に価するのでは。脚本がダメな作品の後に見たせいか、しっかりとした映画らしい脚本に感服し、満足した。素晴らしい映像とプロット、申し分ないと言えよう。冒頭の家族を人質のシーン、スマホを再起動で復活させるシーンなどなど(笑)。孤軍奮闘、渦中であり火中に飛び込んでいくすごさ!頭脳とパワーと決断力で困難を乗り越えていく男。さすがのドウェイン・ジョンソンである。妻役の女優は見終えてクレジットで名前を確認するまでわからなかった、ネーブ・キャンベルだった。「スクリーム」で人気を博し、シリーズに出演。若いころは今一つ美人じゃないところが気になっていたが、肝っ玉母さんぶりを発揮した今作ではいい女優になったなぁと思った。見どころ見ごたえ充分、いや十二分のスペクタクル作品。大画面、暗闇の映画館で爆音と轟音、赤い炎に照らされながら見たかったなぁ。お薦めです!!Netflixにて2018年/アメリカ/102分/G 監督:ローソン・マーシャル・サーバー脚本:ローソン・マーシャル・サーバー出演:ドウェイン・ジョンソン、ネーブ・キャンベル、チン・ハン、ローランド・ムーラー、ノア・テイラー、バイロン・マン、パブロ・シュレイバー、ハンナ・クィンリバン、マッケンナ・ロバーツ、ノア・コットレル、エイドリアン・ホームズ、エルフィナ・ラック原題:Skyscraper(「超高層ビル」) お薦め度「スカイスクレイパー」★★★★(80%)
2021.01.30
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映画らしく、なかなかの巨額をつぎこんで撮影した気がする。ただ、内容は薄い。つまっていない。人類未曽有の裸眼で見えない新種の敵に対して、謎だということがわかるが、あまりに情報に乏しく、その解決策も弱点もわからないまま。命からがら逃げだして避難センターに来た。武器もほぼない状態から、主人公が武器を作るといって、一朝一夕にできてしまう。そのありえないことは戦闘服にもいえる。真新しく防護が強固になったような戦闘スーツ。グラスとマスクも見事な出来栄え。どうして作れたのか、揃えられたのかと考えるとおちおち映画も見てられない。本格的な作りの割には裏付けというか、筋が通っていないところはあまりに浅はか。体裁、見てくれがいいだけに残念な作品といえる。Netflixにて2016年/アメリカ/108分/ 監督:ニック・マチュー原案:ニック・マチュー、イアン・フリード脚本:ジョージ・ノルフィ出演:ジェームズ・バッジ・デール、エミリー・モーティマー、ブルース・グリーンウッド、マックス・マーティーニ、クレイン・クロフォード、コリー・ハードリクト、ルイ・オザワ・チャンチェン、ジミー・アキンボラ、ディラン・スミス、フィリップ・バルコック原題:Spectral(「幽霊のような」) お薦め度「スペクトル」★★☆(50%)
2021.01.30
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なるほど、こういう作品だったのか。精神病からくる薬物医療事故の話だと思ったが…。サイド・エフェクト(副作用)による事件、事故が予想だにしない展開を見せ、そして、また展開。周到な準備をした作品に思える。いつしか、精神科医ジョナサン・バンクス(ジュード・ロウ)の立場の見方になっていた。見ごたえのある作品。非の打ちどころがあるとすればクライマックス後の結末なのかも。その後を描いているけれど、その後、どのようにして復活したのかという過程も見てみたかった。久々に見たキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。この作品の製作年以降、ほぼ作品には出ていない。双極性障害、躁鬱がくりかえす精神病に苦しんで入院もしたらしい。その後も治療中とみられる。魅力的で美しい女優であり、ファンだっただけに残念である。Amazonにて2013年/アメリカ/106分/R15+ 監督:スティーブン・ソダーバーグ脚本:スコット・Z・バーンズ出演:ジュード・ロウ、ルーニー・マーラ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、チャニング・テイタム原題:Side Effects(「副作用」) お薦め度「サイド・エフェクト」★★★★(80%)
2021.01.30
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昨日の記事らしいが、「ネットで故人の声を聴け」とありこの「90歳ブロガーが書き残した孤独と自由と長寿観」の記事まがりなりにもブログを書いているので、読んでみた。うむ。といった感じか。でも、読んでみて、良かった。このブログで紹介したいと思った。画像を載せてとも思ったけれど、著作権になるのか、権利を鑑みて、やめて紹介だけにとどめる。たどっていけば、たどり着けるけれど「さっちゃんのお気楽ブログ」「さっちゃんのお気楽ブログ2」とある。フランス映画で92歳で尊厳死を選んだパリジェンヌの実話を映画にしたものがありました。「92歳のパリジェンヌ」こちらも良ければ、一読ください。
2021.01.28
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「席ゆずります 声かけてください」タグの記事見かけて、読んでみた。そして、ググって、こんなブログも読んだ。ブログ「席ゆずります 声かけてください」昨年の1月から、販売されていたようだ。徐々に反響を呼んで、今、ネット記事に。肯定的に子供を持った人ならば、なるほど、いいな、と思うであろう。いいと思った。
2021.01.28
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Netflix配信の映画。感動した。落涙した。私たちは家族。自身のふるまいから、ブロードウェイのオーディションに落ちたダンサーは(家賃を払えず)アパートを強制退去。娘の状況をお見通しの父にうながされて帰郷する。田舎のダンス教室の恩師と再会。全国大会をかけて地区大会に出場するチームを指導することになる。三位までには入れれば州大会に進めることになるけれど…。昔別れた高校時代の元恋人との再会。教えることになった子供たちとの交流、村人たちの応援。あぁ、私はダンスが好きなんだなぁ!とてもとても感動した。自己の夢を実現しようと行動するわがままも、NYC(ニューヨーク・シテイ)からとんぼ返りする身勝手さも、共感できるし、わかる、わかる!わかる~!!ダンサーとして申し分のないスレンダーな体躯を見せつける主演ソフィア・カーソン。主演作品はこれが初めてのようだけれど、今後に期待したい。Netflixにて2020年/アメリカ/109分/ 監督:エリサ・ダウン脚本:マイケル・アームブラスター、ブレント・エメリー出演:ソフィア・カーソン、ウォルフガング・ノボグラッツ、ドナ・チャンプリン、レックス・リー、ブランドン・カイル・グッドマン、リディア・ジュエット、ジョアンナ・コロン、シャイリー・マンスフィールド、シャイロー・ネルソン、ジャステイン・アラン、カイ・ゼン、メリッサ・ジャレット・ウィノカー、エンリコ・コラントーニ原題:Feel the Beat(「ビートを感じて」) お薦め度「フィール・ザ・ビート」★★★★☆(90%)
2021.01.27
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皇太子と踊り子の恋なんて、よくある話。これは実話でロシア帝国最後の皇帝ニコライ二世と伝説のバレリーナとの恋を描いている。有名シンガーのライブパフォーマンスで時折ある胸チラならぬ片胸ポロリという衝撃的扇情的バレエの舞台を見て恋に落ちてしまう。それから始まった禁断の恋。というのも、この皇太子には許嫁(いいなずけ)がいて、ドイツ帝国ゆかりの姫である。即位して、ロシア帝王になることさえ逡巡していたニコライにとっては女性問題も悩みの種だった。相手のバレリーナはプリマドンナではなく、二番手のよう。とても魅力あふれる女性で恋の遍歴はあまたあったようだ。恋というよりも激情と職責の重圧に押しつぶされるようなニコライの頼りなさ。この作品、ロシア全土で公開されたようだけれど、賛否両論で物議をかもしたようだ。映画を見ているとバレエダンサーとしてのマチルダは実力不足のように見えるが、フェッテ(回転)を回る試技は素晴らしいものがある。映像にすべて映っていないが、着地する足音は耳に届いていたので、しっかりと回転していたと思う。実物のマチルダはプリマ・バレリーナ・アッソルータという過去世界で13人しかいない最高位を得ているのでとんでもなく素晴らしいダンサーということになる。その12人目であるニーナ・アナニアシヴィリの踊りを何度か見たことがある。あまりに素晴らしく、見入ってしまい、感嘆した。さて、映画は戴冠式後で幕を閉じる。その後のそれぞれの人生の末路は字幕で説明された。なんとも見どころのある作品であった。Amazonにて2017年/ロシア/108分/G 監督:アレクセイ・ウチーチェリ脚本:アレクセイ・ウチーチェリ出演:ラース・アイディンガー、ミハリナ・オルシャンスカ、ダニーラ・コズロフスキー、ルイーゼ・ボルフラム、トーマス・オイスターマイアー、インゲボルガ・ダプクナイテ原題:Mathilde(「マチルダ」) お薦め度「マチルダ 禁断の恋」★★★★(80%)
2021.01.24
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背が高すぎる女子高生の話。他人から”今日の天気はどう?”と毎朝、何人もの生徒にからかわれ。といっても親友はいるし、彼女に片思いを続けている幼馴染もいる。家族は普通の身長の父母と姉、姉はミスコンの優勝争いをするほどの美形。彼女なりのコンプレックスを抱えていた。そこへ交換留学生のスウェーデン美男子がやってくる。みんなの羨望の的。彼女も一目ぼれしてしまう。彼を取り巻く環境で恋に目覚めた背が高すぎる女子高生は悪戦苦闘。友情、恋愛、家庭を描きながら彼女が自分に自信を待つようになっていくドラマ。いいねぇ。Netflixにて2019年/アメリカ/102分 監督:ンジンガ・スチュワート脚本:サム・ウォルソン出演:エバ・ミッシェル、グリフィン・グラック、サブリナ・カーペンター、パリス・ベレルス、ルーク・アイズナー、クララ・ウィルシー、アンジェリカ・ワシントン、リコ・パリス、アンジェラ・キンジー、スティーブ・ザーン原題:Tall Girl(「高身長な少女」) お薦め度「トールガール」★★★★(80%)
2021.01.24
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Amazonおすすめのサスペンス・ドラマ。題名の「キリング・ビューティー」とあどけない美女に惹かれてみてしまった。日本人好みのかわいく整った顔立ちだ。冒頭の登場でもかわいらしいヤングとして映し出され、彼女を見る楽しみ。興味津々で見始めた。通りでぶつかっただけの偶然の出会いなのに、所在投げの若者の姿にほっておけなくなる中年女性美容院経営者。行く当てのない彼女に当面の宿として旅行中で空き部屋となっているルームメイトの部屋を貸します。そして、起こる、事件、事件…。見ず知らずの者におせっかいを焼くことを警戒する従業員。若者の言動とは裏腹な時折見せる険しい表情。身勝手な行動が、ついには…。とてもスリリングで恐ろしい現代のドラマといえよう。クライマックス、解決は…?興味深く見ることができた作品です。情けは人のためならず。そう思いました。原題は”lethal beauty”だったのに、”good deed”に変わっている。『死を招く美しさ』だったのに『善行』に変わっている。本編では”lethal beauty”のまま。Amazonにて2018年/アメリカ/87分 監督:クレイグ・ゴールドスミス脚本:サンドラ・ベイリー出演:ヘイリー・ウエブ、ヘイリー・プロス、クリステル・カレル、ブライス・ダーフィー、リリィ・アン・ハリソン、ローレン・コスロー、サビィ・モンロー原題:Good Deed(「善い行い」) お薦め度「キリング・ビューティー」★★★☆(70%)
2021.01.23
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主役のフランシスが「レディ・バード」や「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」の監督であるグレタ・ガーウィグだと気づかなかった。1983年生まれだから今37歳。この作品は2012年に製作だから28、29歳だったんだろうな。27歳の役だけれど。脚本にも参加しているから、ちょうど去った27歳の頃を盛り込んで映像化したんだろうね。同世代の二十代が見れば共感ビンビンなんだろうれど、一世代上の私が見ると、若いころはそうだったなぁ(同じだったなぁ)と感慨にふけるものになってしまう。主人公の若さ、不器用さに懐かしさを感じる(笑)。主人公・バレエ研修生、私・俳優養成所生。主人公・27歳、私・25~27歳。主人公・シングル、私・シングル。主人公・愛のない交際はしたくない、私・愛のない交際はしたくない。主人公・お金のために働くなんて、私・お金のために働く。主人公・知人友人を頼る、私・知人友人に頼らない。主人公・親に頼らない。私・親に頼らない。似ているところ、そうでないところあれど、若かったあの頃はあんな風に思って、あんな風に行動していたな、と。生身の若者が描けていると思える。純粋だった若者はこのように考え、行動する。良くないことも多々あれど、それはそれで青春、なのかも。現実に直面して生きていかなければならない、それが人生。Netflixにて2012年/アメリカ/86分 監督:ノア・バームバック脚本:ノア・バームバック、グレタ・ガーウィグ出演:グレタ・ガーウィグ、ミッキー・サムナー、アダム・ドライバー、マイケル・ゼゲン、パトリック・ヒューシンガー原題:Frances Ha(「フランシス・ハ」) お薦め度「フランシス・ハ」★★★★(80%)
2021.01.21
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「2020 家で見た映画 BEST10」2020年テレビ・DVD・配信で自宅で見た映画で選出。こういうものは下位から表示していくようですので、まずは10位です。10位「ロスト・ボディ」死体が消えてなくなる…人の恨みは怖い。9位「新しい人生のはじめかた」人に愛情を感じる、ときめき!いつまでも恋を。8位「今夜、ロマンス劇場で」触れられない恋は、切ない。7位アニメ「君の膵臓を食べたい」重要な意味を持つキーフレーズ。携帯電話に残されたとき”言霊”となった。6位「シンプル・フェイバー」ユーチューバーの消えたママ友…。え、そんなことが!?5位「幸せなひとりぼっち」ひとりぼっちになったとき、死のうと思った。「生きる」ということは一生懸命に生きること。4位「92歳のパリジェンヌ」尊厳死、安楽死ではない尊厳死の話。挿入歌は「そして、今は」。3位「特捜部Q カルテ番号64」おぞましい思想と実践の人種差別的・・手術。60年の過去と現在につながる事件。2位「ワンダー 君は太陽」奇異な容貌の者が一般社会に入る試練。大感動、心のひだを描いて秀逸。1位「人生はシネマティック!」人生を投げ出してしまうほどの体験にどう生きるのか。映画って、本当にいいもんですね。おさらいです。1位「人生はシネマティック!」2位「ワンダー 君は太陽」3位「特捜部Q カルテ番号64」4位「92歳のパリジェンヌ」5位「幸せなひとりぼっち」6位「シンプル・フェイバー」7位「君の膵臓を食べたい」(アニメ)8位「今夜、ロマンス劇場で」9位「新しい人生のはじめかた」10位「ロスト・ボディ」
2021.01.20
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なんと!見ごたえのある作品だ。ミレニアムシリーズの製作陣が贈るというだけのことはある。「ヘッドハンター」という題名から文字通りヘッドハンターの物語かと思いきや、職業はヘッドハンターでありながら、裏の顔があるという。その主人公は168センチの男。長身美女を妻としているが、金をつぎ込んで虜にしていると自負している。その金の出どころは裏稼業。裏稼業をしているもののマージンを取られ稼ぎは大きくない。がっぽり稼がないとというときに大金となるターゲット登場。それを手に入れようとするが…。奇想天外、予測不能な展開にハラハラしてしまう。金と愛、どちらが真実!?クライマックスも結末も、そんなのあり???楽しめた作品となった。愛は勝つ!!AMAZONにて2012年/ノルウェー・ドイツ/100分 監督:モルテン・ティルドゥム原作:ジョー・ネスボ脚本:ウルフ・リューベリ、ラーシュ・ギュドメンスタッド出演:アクセル・ヘニー、ニコライ・コスター=ワルドゥ、ユリエ・R・オルゴー、シヌーブ・マコディ・ルンド、アイビン・サンデル原題:Hodejegerne(「ヘッドハンター」) お薦め度「ヘッドハンター」★★★★(85%)
2021.01.17
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「ROMA」だから、てっきりイタリアのローマの話だと思っていたが、違った。ウィキペディアで見ると”タイトルはメキシコシティのコロニア・ローマに基づいている”ということなので、メキシコの話だ。また、映画.comによると”政治的混乱に揺れる1970年代メキシコを舞台に、とある中産階級の家庭に訪れる激動の1年を、若い家政婦の視点から描いたNetflixオリジナルのヒューマンドラマ”とのこと。いつものように予備知識を入れないで見たものだから、どこの都市なのかわからないまま、中南米のどこかかなと思いながら、見た。中盤までさしたる展開もなく日常が過ぎていくだけ。雇い主の旦那は、冒頭でケベックに出張に出たきり、姿を現さない。家政婦は同僚に誘われたダブルデートでの男気のある男性と…。結果、男は身勝手な嘘つきばかり。表記の画像が、このシーンが家政婦の真意を吐露する。先日見た「私というパズル」といい、この「ROMA/ローマ」といい、現代の出産シーンのある作品は今までの映画で見たことのない展開というか、結果を迎える。ある意味衝撃である。身勝手な男が身勝手な行動=決着をつけるのは容易に想像がつくが、妊娠したことの負担がかかる女性の心情は想像がつかない。その気持ちを吐露させたこの作品の衝撃は大きかったのだろう。私もショックを受けた。4人の子持ちの男があんな行動に出るのか。武士道に傾倒する男があんな行動に出るのか。情けなく思うNetflixにて。 2018年/メキシコ・アメリカ/135分/R15+ 監督:アルフォンソ・キュアロン脚本:アルフォンソ・キュアロン出演:ヤリッツァ・アパリシオ、マリーナ・デ・タビラ、マルコ・グラフ、ダニエラ・デメサ、カルロス・ペラルタ、ナンシー・ガルシア、ディエゴ・コルティナ・アウトレイ、ホルヘ・アントニオ・ゲレーロ原題:Roma(「ローマ」) お薦め度「ROMA ローマ」★★★★☆(90%)
2021.01.17
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「2020 家で見た映画 BEST20+1」2020年テレビ・DVD・配信で自宅で見た映画で選出。11位から20位までの10本と次点の+1本をおすすめ。11位「ミス・エージェント」12位「イーストサイド寿司」13位「Viva!公務員」14位「ウィンド・リバー」15位「ブラック・クランズマン」16位「幸せの絵の具 愛を描く人 モード・ハリス」17位「アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング」18位「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」19位「コンティジョン」20位「劇場」+1「ビール・ストリートの恋人たち」11位「ミス・エージェント」マイリー・サイラス主演。女子大生として覆面捜査官で大学女子寮(社交クラブ)に潜入する痛快コメディ。楽しめる!12位「イーストサイド寿司」メキシコ人がアメリカで成功するために孤軍奮闘するサクセス(?)ストーリー。有色人種の扱われ方を如実に表現している。ハリウッドで活躍する竹内豊が出演する。13位「Viva!公務員」痛快、快快、愉快に楽しめるイタリア映画。公務員に固執する男が美女に出会ってかわる人生。14位「ウィンド・リバー」悲劇、惨劇。雪深い田舎町で起こった事件を解明していくと壮絶な結末に。15位「ブラック・クランズマン」この作品でブレイクしたジョン・デビッド・ワシントン。実話を映画化した厚みのある作品。16位「幸せの絵の具 愛を描く人 モード・ハリス」ハンデがありながら自立するために一人暮らし漁師と暮らし始め、絵を描くことで著名になった女性の実話。17位「アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング」美醜とは本人の思い込みしだい?なんて発想で展開する痛快コメデイ。18位「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」時空が相反する方向で交差する不可思議な恋物語。こんな設定は認めたくないけれど、号泣していた。19位「コンティジョン」ウィルス感染拡大とその対策映画。これを見ているとコロナ禍を予見していた内容。あ然、焦燥、茫然となってしまう。20位「劇場」こんな男と付き合ってはダメだ。かかわりあってはダメだ。見切りを早くつけなければ…。クライマックスは意表をつかれた。+1「ビール・ストリートの恋人たち」不当で不利な立場に置かれたアフリカ系アメリカ人の悲哀。この作品を見ると、話題となった「WAVES ウェイブス」が独りよがりで無軌道な若者を描き、巻き込まれた家族の悲哀は痛切でも作品としてはよろしくないと思えた。
2021.01.16
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クロエ・グレース・モレッツは芝居巧者でお気に入りの女優だ。それゆ、期待してみたが、なんだ!?と思った。サンダンス映画祭にてグランプリをとった作品らしいが、確かに見どころのあるシーンはあった。しかし、これから展開しようと、起承転となったところで終幕。終わってしまった。その直後のことは予想できるが、その後のことはわからない。彼女、彼らに何が起き、何が起こるのか。LGBTにおいて、このおうな描き方になった現代なのかもしれない。いま、気づいたが原作があるようだ。Netflixにて。2018年/アメリカ/91分監督:デジレー・アカバン原作:エミリー・M・ダンフォース脚本:デジレー・アカバン、セシリア・フジュエレ出演:クロエ・グレース・モレッツ、サッシャ・レイン、ジョン・ギャラガー・Jr、フォレスト・グッドラック、マリン・アイルランド、ジェニファー・イーリー原題:The Miseducation of Cameron Post(「キャメロン・ポストの誤った教育」)お薦め度「ミス・エデュケーション」★★★☆(70%)
2021.01.16
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2020年ベネチア国際映画祭コンペティション部門出展作品。主演のバネッサ・カービーはボルピ杯主演女優賞(最優秀主演女優賞)を受賞。注目された彼女は「ミッション・インポッシブル7」に出演するようだ。堅苦しいというか、内容のせいなのか閉塞感というか窮屈さを感じた。監督コーネル・ムンドルッツォの舞台から映画化したもののようだ。しわくちゃの老母がエレン・バースティンとは気づかなかったなぁ。主人公マーサは建設作業員の男性ショーンと暮らしているがまもなく出産を迎える。自宅出産を希望した彼女は破水するも頼みの助産師が他の出産立ち合いで来られない。急遽、別の助産師がやってくる。そして、出産を…。事件?事故?男女の仲にすれ違いが。出産シーンを丁寧に長く映したのは当事者として観客にもわかってほしかったからだろう。苦しみも悲しみも慟哭もときおり切れる人々。現代人らしいのかもしれない。Netflixにて。2020年/カナダ・ハンガリー・アメリカ/126分監督:コーネル・ムンドルッツォ脚本:カタ・ベーベル出演:バネッサ・カービー、シャイア・ラブーフ、エレン・バースティン、ジミー・フェイルズ、モリー・パーカー、サラ・スヌーク、イライザ・シュレンジャー、ベニー・サフディ原題:Pieces of a Woman(「ある女の断片」)お薦め度「私というパズル」★★★☆(70%)
2021.01.11
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今朝起きて、映画見なきゃとAmazonプライムビデオに接続し、何がいいかとクリックを繰り返し、<この作品をご覧になったお客様は次の作品もご覧になっています>で数珠繋ぎ…?→「顔たち、ところどころ」→「真実」→「夜の訪問者」→「湿地」→「High Crimes」→「ハンターキラー潜航せよ」→「Tigerland」→「激動の昭和史 沖縄決戦」となり、監督が岡本喜八だったので見ることにした。岡本喜八は「大誘拐 RAINBOW KIDS」を見たときに、面白く楽しめる腕のある監督だなと認識した。Amazonでは「1971年の沖縄返還協定調印という当時の時局を背景に製作された」とある。『東宝8・15シリーズ』の第5作目(シリーズ全6作)東宝の名プロデューサー藤本真澄の名があるし、脚本は新藤兼人だ。【休憩】が入る日本映画は初めて見たのかもしれない。この作品はガダルカナル攻略から始まる米軍の反撃、進軍、優勢から描いており、劣勢になった日本軍が沖縄に大兵力を結集するも、誤った情報により誤った戦略をとり、フィリピンに台湾から援軍を送り、台湾に沖縄から援軍を送り、沖縄の兵力が脆弱なものになったまま沖縄決戦に突入。その沖縄の第三十二軍司令部の待ち伏せ作戦が成しえず、兵力を失っていく。そして、南部へ撤退することになる。軍人・軍属が獅子奮迅の戦い、多くの負傷者・死者を出しながら…。大本営と第三十二軍司令部の対応の違い、軍隊(日本)を信じたゆえに巻き添えで亡くなった沖縄県民。仲代達矢演ずる八原高級参謀の戦略にゆだねられた決戦は悲惨極まる。見終わって、改めて沖縄戦の悲惨さ、壮絶さ、悲劇を感じた。また、官僚、特に沖縄県に関係する者にはこの作品を見ていただきたいと思った。もちろん、沖縄及び北方対策担当大臣には必ず見ていただきたいものである。1971年/日本/148分/監督:岡本喜八脚本:新藤兼人出演:小林桂樹、丹波哲郎、仲代達矢、森幹太、睦五郎、佐々木勝彦、大丸二郎、玉川伊佐男、川津祐介、橋本功、長谷川弘、阿知波信介、中山豊、青野平義、田中邦衛、中谷一郎、高橋悦史、大木正司、井川比佐志、平松慎吾、東野英治郎、北龍二、藤岡重慶、山内明、阿部希郎、新田昌玄、荒木保夫、北九州男、船戸順、石山健二郎、久野征四郎、草野大悟、木村豊幸、当銀長太郎、東野孝彦、池部良、鈴木瑞穂、寺田農、佐々木孝丸、浜村純、神山繁、南風洋子、鷲尾愛里、田代真由美、加山雄三、岸田森、亀谷雅彦、大空真弓、今福将雄、天本英世、滝田裕介、酒井和歌子、木村由貴子、地井武男、田中一、丘ゆり子、木浦すみ江、藤原釜足、辻伊万里、佐田豊、川瀬裕之、堺左千夫原題:Battle of Okinawaお薦め度「激動の昭和史 沖縄決戦」★★★☆(70%)
2021.01.11
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韓国においても、その存在を忘れられていたラスト・プリンセス、徳恵翁主。<Wikipediaより>2008年に本馬恭子『徳恵姫-李氏朝鮮最後の王女』(1998年)が韓国で翻訳出版されると注目され、2016年には韓国独立運動を支えた女性闘士として脚色をされて映画『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』が制作された。(原作はクォン・ビヨンの小説『朝鮮王朝最後の皇女 徳恵翁主』)そう、この作品の冒頭でも事実をもとにしたフィクションである。という注意書きが字幕で提示されるが、不明な点をフィクションしたものではなく、明白な事実そのものを書き換えている。それゆえ、この作品の内容が真実だととらえないよう注意していただきたい。事実は日本の対応も韓国の対応も映画ほど冷血ではなかったと思える。さて、この作品、一人の女性の人生としてとらえると、あまりに理不尽で非情で鬱屈したものであったと思える。銃撃戦の最中にも身を置き、とうてい皇女としての扱いを受けていなかったような描き方である。韓国語と日本語の作品であるが、流ちょうであってもやや韓国なまりの日本語なので、日本人キャストの戸田菜穂の話す日本語が美しく聞こえる。看護師役の秋葉里枝の日本語も美しく聞こえた。徳恵翁主(ソン・イェジン)とキム・ジャンハル(パク・ヘイル)の交流が親友のように恋人のように親愛深く感じられ、観客も徳恵翁主に思いを寄せることができたのだと思う。その主役を演じるソン・イェジンを見るのは映画「私の頭の中の消しゴム」以来なので、懐かしい。お芝居がとてもうまくかわいい女優だと記憶している。彼女を始めてみた「ラブストーリー」もとても良かった。日本映画「いま、会いにゆきます」や「白夜行」の韓国リメイク映画にも出演していて、活躍は続いているようだ。童顔ともいえる顔立ちのせいか本作で十代も演じているけれど、韓国帰国時の50歳も演じている。本作では60歳か70歳のおばあさんに見えるほどの老けメイクである。そして、その老婆の演技がうまい。精神を病んで痴ほうの芝居もうまい。ソン・イェジンであるからこそラスト・プリンセスをここまで具現化できたのではないだろうかと思える。相手役のパク・ヘイルもその人柄が現れるような容姿・雰囲気でうまいというかとても似合っていたと思う。事実と違う点に関しては苦言を呈したいが、フィクションとしての映画作品としてはとても素晴らしく、戦争に翻弄された皇女の生涯を描いて秀逸だと思う。韓国らしさが伝わる泣きのシーンや皇女の侍女のおばさんが甲斐甲斐しくて素敵だった。胸がとても熱くなり、感動した一本である。2016年/韓国/127分監督:ホ・ジノ原作:クォン・ビヨン脚本:ホ・ジノ、チェ・グノ、ソ・ユミン、イ・ハノル、キム・ヒョンジュン出演:ソン・イェジン、パク・ヘイル、ユン・ジェムン、ペク・ユンシク、パク・チュミ、ラ・ミラン、パク・スヨン、戸田菜穂、コ・ス、チョン・サンフン、アン・ネサン、キム・ジェウク、チョン・サンフン、キム・デミョン、秋葉里枝原題:The Last Princess(「最期の皇女」)お薦め度「ラスト・プリンセス 韓国帝国最後の皇女」★★★★☆(90%)
2021.01.10
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ドイツ映画「タイムトラベラーの系譜」三部作の三作目。前2作と違って出演者、主役二人が成長して大人よりの顔つきに変わっていて、同じ人かどうか一瞬わからなかった。そのせいか、少し興ざめ(笑)そして、三作目で決着をつけるのであるが、そのつけ方にも疑問が…というかすっきりこない。エンディングののろけ?も理解しずらい。とはいえ、面白くて楽しんだ「タイムトラベラーの系譜」の結末を見られたことは喜ばしいことだし、ドイツ映画にもエンタテイメント性優れた作品も作られると認識を新たにした。ハリウッド製でないエンタメ映画作品、もっと見たいものである。不死の命と歳を重ね老いることと、どちらが良いのだろう?MIHOシネマの「タイムトラベラーの系譜 エメラルド・グリーン」2016年/ドイツ/112分/監督:フェリックス・フックシュタイナー原作:ケルスティン・ギア脚本:カタリーナ・シェード出演:マリア・エーリック、ヤニス・ニーブナー、ペーター・ジモニシェック、ジョセフィーヌ・ブロイス、コスティア・ウルマン、ローラ・ベルリン、ヨハネス・フォン・マツシカ原題:Smaragdgrun(「エメラルドグリーン(青緑玉)」)お薦め度「タイムトラベラーの系譜 エメラルドグリーン」★★★☆(70%)「タイムトラベラーの系譜 ルビー・レッド」「タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルー」
2021.01.10
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Netflixを視聴しているので、見たかった「新聞記者」を見た。演技巧者でない松坂桃李が日本アカデミー賞最優秀男優賞をとるとは思えないが、作品の勢いだったのかも。韓国女優シム・ウギョンははまっているというか似合っているのかもしれない、新聞記者。タイトルロールだよね。さて、「新聞記者」という望月衣朔子のベストセラーを原作でなく原案としてのオリジナル・ストーリーとのこと。当時の総理の仕業と思える大学新設にからんだ案件の不具合・不都合な事柄を伏せたまま、秘密裏に進めていた内閣府の所業を記事にして公表するという内容。その案件を記事にするための努力、葛藤、決断が紆余曲折する。明解な結末を提示することなく、幕を閉じる。日本アカデミー賞最優秀作品賞をとるほどの作品に思えないが、ロードシー当時の社会情勢の中でこの作品を見たときには突き動かされるものを感じたのかもしれない。2019年/日本/113分/監督:藤井道人原案:望月衣朔子、河村光庸脚本:詩森ろば、高石明彦、藤井道人出演:シム・ウンギョン、松坂桃李、本田翼、岡山天音、郭智博、長田成哉、宮野陽名、高橋努、西田尚美、高橋和也、北村有起哉、田中哲司、望月衣朔子、前川喜平、マーティン・ファクラーお薦め度「新聞記者」★★★☆(70%)
2021.01.10
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これ2015年にBBCで放送されたスリラーテレビ映画だったんだね。もともとは1945年にソ連で初めて上演されたイギリスの劇作家プリースロリーの戯曲で1954年にイギリスで映画化されたらしい。テレビでは1948年にBBCで初放送、1961年にリメイクでBBC放送。1981年に再度リメイクされBBCで放送されたものは1982年と1984年に再放送されたとのこと。この作品は2015年に作られた新作。BBCのドラマはウエルメイドで感心できるものが多い。この作品も見どころと見ごたえがあった。シリアスな刑事ものであるかのような展開に入り込み関係者の告白を耳をそばだてて見た。警部が去り、物語は終わったと思ったら、新たな発見にて大団円と思いきやドラマは続く。被害者が映し出されると驚きのクライマックスにドラマはミステリーに。とても良く練られ、良く作られた作品であった。感服。Amazonにて。2015年/イギリス/86分監督:アイズリング・ウォルシュ脚本:アイズリング・ウォルシュ出演:デビッド・テューリス、ソフィー・ランドル、クロエ・ピリー、フィン・コール、ミランダ・リチャードソン、ケン・スコット、カイル・ソラー、ルーシー・チャペル、フローラ・ニコルソン、ゲイリー・デイビス、ワンダ・オパリンスカ原題:An Inspector Calls(「検査官の訪問」)お薦め度「夜の来訪者」★★★★☆(90%)
2021.01.10
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Netflixおすすめなので、見てみた。劇場公開はなくDVDもない?日本では配信のみ?とはいえ、評判が良いようで。映画が始まっての能書きに「これは恋愛映画ではない」なんてある。であるなら、青春映画?でもこれ、恋愛映画?いやしかし、友情物語?神を信じるのか?なんてことになってしまうとよろしくないので、そのへんは流して(笑)ド田舎の高校生の物語である。おたく的優秀な中国人女子がノート取りや代筆などしていた。美女のクラスメートに告白したいアメフト部だが補欠の味覚うるさい男子から恋文の代筆を頼まれることから始まる不思議な関係。他人のことがわからないながら他人のことは良く見ていて、さえない補欠と優秀オタク女子と才媛美女の取り合わせがユニーク。優秀オタク女子の父親が引きこもり(?)なのも、興味を惹く。テレビでずっと白黒映画を見ているが、最初に映った作品はたぶん「カサブランカ」だよね。次の作品は何かわからなかったけれど。情報を共有していると親近感がわくというか。お互いがお互いに良い感情を持つことで生まれた反目、そして仲たがい、そして和解。そこかしこにちりばめられた小粋な工夫ある作品。ラストの電車との並走には感動してしまった。とても素敵な作品です。おすすめ映画です。2020年/アメリカ/104分監督:アリス・ウー脚本:アリス・ウー出演:リア・ルイス、ダニエル・ディーマー、アレクシス・レミール、アンリケ・ムルシアーノ、ウォルガング・ノボグラッツ、キャサリン・カーティン、ベッキー・アン・ベイカー、コリン・チョウ原題:The Half of It(「より重要な部分」)お薦め度「ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから」★★★★(85%)
2021.01.09
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Netflix一押し(?)なので見てみた。実話をもとに描いているのだそうだ。実際の事件がそうっだたのだろうけれど、アジア人が主演を務めるなんて珍しい。ジェニファー・ロペスが出演しているが、プロデューサーにも入って、有色人種を起用することになったのかもしれない。見るからに小柄で東洋人らしいコンスタン・ウーが主演。彼女は台湾人2世のようだ。デスティニーという源氏名を語る東洋人女性がストリーッパーとしてデビュー。スターストリッパーと仲良くなり、ダンスの技術を磨き、稼ぎ始めるが、2008年のリーマン・ショックで客足が落ちて稼げなくなっていた。そこで、たんまり稼げる方法を思いつくが、違法で…。なかなか思いっきりの良い姉さん(ジェニファー・ロペス)と経営判断と運営ができる東洋人(コンスタナン・ウー)のコンビ炸裂。だました顧客に対する感情、応対の違いから二人の仲が…。こんな出来事があったんだと、見させていただきました。2019年/アメリカ/110分/PG12監督:ローリーン・スカファリア脚本:ジェシカ・プレスラー出演:コンスタン・ウー、ジェニファー・ロペス、ジュリア・スタイルズ、キキ・パーマー、リリ・ラインハート、リゾ、カーディ・B、メット・トーレイ、マデリーン・ブルーワー、トレイス・リセット、マーセデス・ルール原題:Hustlers(「詐欺師たち」)お薦め度「ハスラーズ」★★★☆(70%)
2021.01.09
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【速報】ってわけでもないけれど。私が2020年映画館で見た作品は22本。決して、多くはないけれど、ベスト10をピックアップ!!① TENET テネット② ジュディ 虹の彼方に③ キーパー ある兵士の奇跡④ フォードvsフェラーリ⑤ レイニーデイ・イン・ニューヨーク⑥ パブリック 図書館の奇跡⑦ 男はつらいよ お帰り 寅さん⑧ ようこそ映画音響の世界へ⑨ ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語⑩ ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密②③④は実話が元ネタなんだよね。
2021.01.09
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邦題はなぜ副題をつけて内容を説明したがるのだろう。「パラサイト 半地下の家族」の”半地下の家族”でもそうだが、内容を書く。それが、いいことなのかどうか。さて、この作品、昨年、話題となりヒットした。私も見に行こうと思いながら、見に行く開会を逃した。とても素敵な作品なんだろうと、とても良い作品なんだろうと。しかし、上品さはほぼなく下品で荒れてパーティにうつつを抜かす若者たちがいるだけ。名門大学に入るために勉学一筋に歩んできた生徒会長が勉強と遊びを両立した同級生たちの実態を知り、最後にパーティーにでなきゃと一心不乱になる。羽目を外すことが好きなアメリカ人的趣向のような気がする。生徒会長とつるんでいる無二の親友はレズであることも現代のアリなことなのかもしれない。女子高生の実態、生態。下ネタ満載で食傷した気がする。そのせいか、あまり感動を受けることもなく、何が良いのかわからなくなってしまった。こんな作品があって、こんな作品を評価する人たちがいた。ということだろう。2019年/アメリカ/102分/PG12監督:オリビア・ワイルド脚本:エミリー・ハルバーン、サラ・ハスキンズ、スザンナ・フォゲル、ケイティ・シルバーマン出演:ケイトリン・デバー、ビーニー・フェルドスタイン、ジェシカ・ウィリアムズ、リサ・クドロー、ウィル・フォーテ、ジェイソン・サダイキス、ビリー・ロード、ダイアナ・シルバーズ、スカイラー・ギソンド、モリー・ゴードン、ノア・ガルビン、オースティン・クルート、ビクトリア・ルエスガ、エドゥアルド・フランコ、ニコ・ヒラガ、メイソン・グッディング原題:Booksmart(「学識がある」)お薦め度「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」★★★(60%)
2021.01.03
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Netflixを見ていたら、感動ということで表示されていたので見てみた。言葉はなく、歌が流れる。感動というよりは辛苦なのではないだろうか。合掌。映画でもなく、テレビでもなく、配信というカテゴリを追加。2020年/アメリカ/12分監督:ウィル・マコーミック、マイケル・ゴビエ脚本:ウィル・マコーミック、マイケル・ゴビエ音楽:リンジー・マーカス原題:If Anything Happens I Love You(「もし何かあったら、愛してる」)お薦め度「愛してると言っておくね」★★★★(80%)
2021.01.03
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見たいと思っていたシアーシャ・ローナン主演の「レディ・バード」をNetflixで見た。ティモシー・シャラメも出演していたんだね。評判の「レディ・バード」は僕好みではないのか、理解できなかった、共感できなかった。十代の高校三年生の女の子の思考を受け止められなかった。アメリカの地方女子なら共感できることがあるのかもしれないけれど、あまりにも風変わりな彼女についていけない。たぶん映画でもそんな描き方かも。母と娘の自己主張と自己主張がぶつかり合って大変。他人におもねるでもなく、社会の偏見で振り回される兄や父も描きながら、閉塞感があるし、見ていてある種辛くもあった。僕には合わなかった作品としか言いようがない。シアーシャは「ブルックリン」がいい。2017年/アメリカ/94分/PG12監督:グレタ・バーウィグ脚本:グレタ・バーウィグ出演:シアーシャ・ローナン、ローリー・メトカーフ、トレイシー・レッツ、ルーカス・ヘッジス、ティモシー・シャラメ、ビーニー・フェルドスタイン、スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン、ロイス・スミス、オディア・ラッシュ、ジョーダン・ロドリゲス、マリエル・スコット、ジェイク・マクドーマン原題:Lady Bird(「鳥貴婦人(浮気な女)」)お薦め度「レディ・バード」★★★(60%)
2021.01.03
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Netflixオリジナル。独占配信ということで、評判の「ザ・プロム」を見た。賛否両論の作品「ザ・プロム」。ダメな作品というわけではなく、絶賛するほどの作品でないという人がいる。私も、そう思う。前半がなにやらかったるい。ミュージカル映画「キャッツ」は鳴り物入りでの公開であり、映画的演出も施され見どころもあったけれど、素晴らしくはなかった。この「ザ・プロム」も素晴らしくはない。もともとは現実としてこのようなことがあったようだ。そして、それがブロードウェイミュージカルとなり、映画化された。メリル・ストリープとニコール・キッドマンの2人が出ているだけでも相当な作品であるのに、まったくその存在を知らなかった。映画は先月、一部で12月に公開されたらしい。メリルもニコールも素晴らしい歌声を披露しているのだが、女子高校生役のジョー・エレン・ベルマンの美声が素晴らしい。他のキャストを含めても群を抜いて素晴らしい歌声だ。彼女が主役となって展開すればもっと若者らしい作品になったのかもしれないが、主役はメリル? そうだとすると大人の作品になってしまう。すったもんだで学生主催(?)であるべきプロムがそうでなくなってしまった点。そして、女子高生エマにはひどいしうちが待っていた点。あまりに無残であった。ただ、そこまでの経緯で誰に寄り添い、誰の視点でこの話を見れば良いのかわからないし、感情がついていけないというか、蚊帳の外に置かれているように、引き込まれない。それゆえ、クライマックスがきて、涙も湧くのだが、感動に打ち震えることはない。エマと同じ境遇に置かれている人やシンパであればより深く理解するのであろうが、そうでない者にとっては、なんだかな、という思いがぬぐい切れない。私にとって良くないことにエマの恋人の母親がケリー・ワシントンだったので、彼女主演の「アニタ ~世紀のセクハラ事件~」でのセクハラと戦う女性として見ていた。それゆえ、この母親役はしっくりこず、また終盤の娘との交流も腑に落ちないものと感じた。感動作というにはいまひとつ及ばなかった感じがする。最後に、アメリカの高校における”プロム”は日本における成人式のように一世一代、一生のうちに一度しかない晴れ舞台のような気がしている。2020年/アメリカ/132分/G監督:ライアン・マーフィ原作:チャド・ベゲリン、ボブ・マーティン、マシュー・スクラー脚本:チャド・ベゲリン、ボブ・マーティン出演:メリル・ストリープ、ジェームズ・コーデン、ニコール・キッドマン、キーガン=マイケル・キー、アンドリュー・ラネルズ、ジョー・エレン・ペルマン、アリアナ・デボース、トレイシー・ウルマン、ケビン・チャンバーリン、メアリー・ケイ・プレイス、ニコ・グリーサム、ローガン・ライリー、ナサニエル・J・ポトビン、ソフィア・デラー、ケリー・ワシントン原題:The Prom(「プロム」)お薦め度「ザ・プロム」★★★☆(70%)
2021.01.02
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本日、ようやくNetflix始めました。決して、絶対見ないと思っていた「パラサイト 半地下の家族」を最初の作品としてみた。なぜ、見なかったか。内容は違えど「万引き家族」のように底辺に生きる人たちを貧乏な人たちを題材としているから。もちろん、そのような人たちを取り上げていても素晴らしい作品は数々あるのだけれど、犯罪を肯定するかのような、負を肯定するかのようなものを感じて近寄りたくはなかった。なぜ、見たか。時がたって、見たくないという感情が薄らいでいたのと、Netflixを開始した時に他に見るべき作品を思いつかなかったから。見てみて、驚いた。百聞は一見に如かずだ。ストーリーはじめ作品に関する情報をほとんど知ることなく直感で見る作品を選んでいるので、やむえず耳に入る情報から想像したものを凌駕していた。前半というか、雇い主セレブが息子の誕生日祝いのキャンプに一家総出で出かけたところまでは、想像の域を出なかった。そのあとの展開、クライマックス、終盤とすごすぎるものだった。このすごすぎる後半があったからこそアカデミー賞作品賞を受賞したのかなと思えた。前半のままでだまして終わりでは何ら面白くないから。貧乏であり善良ではないが極悪人でない男が一瞬で鬼畜に変貌するクライマックスがみごとに描かれていると思う。臭いの問題が出たときに香水を振りかければいいのにと思ったのだが、それがこの作品の肝心な点だった。秀逸である。見てわかり、納得。しかし、この作品を作品賞に押すかと言われれば、押しはしないであろう。ノミネート作品はどれも今一つであるが、私ならば「フォードvs.フェラーリ」に1票を投じたかも。セレブの奥様、チョ・ヨジョンが奇麗だったなぁ。2019年/韓国/132分/PG12監督:ポン・ジュノ脚本:ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン出演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン、チョン・ジソ、チョン・ヒョンジュン、パク・ソジュン原題:기생충英語題名:Parasite(「寄生虫」)お薦め度「パラサイト 半地下の家族」★★★★(80%)
2021.01.02
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「セラヴィ!」(これが人生!)という題名に惹かれて見てみたが、古城で開かれる結婚式の舞台裏というか、表も裏もドタバタあたふたした模様を描いている。テッペン(夜12時)で終わるはずの披露宴が…翌朝5時まで!!!!!次から次へと起こるアクシデントと仕事に忠誠心のない従業員たちがやりたい放題。見ていて、そだよな、と思えるところもあるけれど、惨憺たる有様ながら披露宴は感動的な展開になり、ドタバタした従業員たちも…。ウエディングプランナーの社長が孤軍奮闘してまったくうまくいかないという見ていてもそれほど楽しくない?映画だった。2017年/フランス/117分/G脚本:エリック・トレダノ、オリビエ・ナカシュ監督:エリック・トレダノ、オリビエ・ナカシュ出演:ジャン=ピエール・バクリ、ジャン=ポール・ルーブ、ジル・ルルーシュ、バンサン・マケーニュ、アイ・アイダラ、スザンヌ・クレマン、アルバン・イワノフ、バジャマン・ラベルネ、ジュディット・シュムラ、エレヌ・バンサン原題:Le sens de la fete(「パーティーの意味」)お薦め度「セラヴィ!」★★★(60%)
2021.01.01
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