ブログでの「読書メモ」をずっと続けていますが、中には途中まで公開してその後とんと御無沙汰のものもあります。
今、過去のブログ記事を順にさかのぼって振り返っていますが、
そのなかできづいた「とちゅう」の記事を
つづけていきたいとおもいます。
どれくらい前のつづきかというと、
2009年07月29日
に「第3回」を書いて以来です
。
本の名前は
『 口コミ伝染病
』。
一言で言うと、「口コミを起こして、人気者になるための方法」が書いてある本です。
職場・学校・教室・インターネットなど、
大勢が集まる場での「場づくり」「集団づくり」にも
そのノウハウは生かせると思います。
『 口コミ伝染病
お客がお客を連れてくる実践プログラム』
( 神田昌典
、 フォレスト出版
、2001、1500円)
=============================『口コミ伝染病』読書メモ4 p132~
・ 「自転車のかごの法則」
駅前の自転車のかごに、紙くずをひとつ入れておく。
すると、間もなく、紙くずが2つとなり、3つとなる。
翌日には、ゴミでいっぱいになる。
★これを応用すると↓
(例)・透明の募金箱に、小銭やお札を少し入れておく
・行列のできる店には、さらにお客が並ぶ
→しかも、行列に並んだお客は、
苦労して得たその希少な体験を話したがる。
★ お客を絞り込む
・あなたが、付き合いたい客に 絞ってほしい。
・潔く 対象外のお客を手放したとき、お店の姿勢が見える ようになる。
・「 80対20の法則 」
(例) ・2割の商品が8割の紹介を獲得する要因になる。
→紹介において 8割の影響力を持つ
2割の商品もしくは商品カテゴリー
は、一体何だろうか?
・口コミにする
= 伝えやすい伝言メッセージを作る
・紹介しやすいしくみを作る
・「 お客様の声を集める 」
→ お客様の声はポケモンのように進化する。
(他の人のものを見たお客に対し、) 「ああ、こういうのを書いてもいいんだ」
という許しが与えられる。
★お客の情熱が、別のお客に、次から次へと飛び火する。
→・情熱的に語り出すファンが生まれ始める
★ 巧妙な演出
・初めの「お客様の声」が返ってきたときに、
演技をするぐらいに大げさに喜ぶ
・ 拍手 のあるなしは大違い
・騙されたと思って、 みんな笑顔で、手を叩いて
「素晴らしい」と大きな声で言ってみてほしい
。
・ニュースレターは、丁重ではなく、親しみが湧くように作る
・パーソナルな情報を入れる
→パーソナルな情報を出せば出すほど、
相手も身近に感じてしまう
という法則がある。
・お客のコミュニティを作る
→「 この会社には、私の場所がある 」と思ってもらう。
・新規客を紹介するお客を載せる
→新規客を紹介するのが当たり前という雰囲気を作る
→「みんながやっているのだから……」と
お客は協力しやすくなってくる。
・×「お友達を紹介してください!」
↓
○「あなたのまわりで、一番○○に困っている方にお渡しください」
・ お客の行動が、友達に役立つことを強調する 。
・できるだけ会話調の、短い文章を書こう。
・「ブランドを確立すること = 熱狂的なファンをつくること」
・嬉々として――学園祭のノリで――イベントを楽しみながら、しかも稼ぐ
★情熱は 伝染する
・前向きで がんばっている会社の情熱を伝えよう。
そうすれば、会社も大きく変わる。
=============================
ここに書いてあることは、
「会社の雰囲気づくり」
「学級経営」
「学級通信」
「ブログの書き方」
「ブログの人気を上げる方法」
に 応用可能だと思います。
学校での「集団指導」「集団づくり」でも、
ひとつのノウハウとして、
「あってほしい子どもの行動」があったときに
「大げさに喜ぶ」とか、
「みんなで拍手する」とかの方法は、有効です。
問題行動への対処法で、
カウンセリングの本などに
「よくない行動は無視し、よい行動に注目せよ」
などと書いてあることがありますが、
それとも関連すると思います。
まあ、「 まず自分が楽しむこと 」ですね。(^0^)
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