ずいぶん空いてしまいました。
ブログを再開したいと思います。
新年度も昨年度同様、「通級」担当となりました。各学校・各クラスのいろいろな子を支援していきます。
ブログなどのネット上でも、情報をお知らせいただいたり
ご意見をお聞きしたりできれば大変ありがたいです。
新年度もよろしくお願いします。
では、途中で止まっていた「読書メモ」の続きを書きます。
『ファシリテーション入門
』
(堀公俊、日経文庫、日本経済新聞社、2004、830円)
本日で実はもう6回目。
(第1回は こちら
。)
前回は「 場のデザインのスキル 」についてでした。
今回もその続きです。
=============================
『ファシリテーション入門』
6
(p67~:第3章「場のデザインのスキル」の
「2 基本プロセスを使いこなす」より。
・以降の 太字
部分は、本の内容。
顔マークのあとの緑文字は僕の個人的コメントです。)
・活動のプロセスのいくつかの「型」(パターン)
■「起承転結」型プロセス
1> 「起」(つかみ)
・アイスブレイク
・ チーム意識 を芽生えさせる
★テーマに対する興味や意欲を引き出す
・ときには、挑発したりかき回したりして、
チームをそそのかす
映画のオープニングに当たる部分ですね。
2>「承」
・ 探求 と 相互理解 を深めていく
3>「転」
・チーム全体または小グループに分かれて
創造的なものへとまとめていく
4>「結」
・ワークショップでは、
グループ発表と全体討議というやり方が多い
■「発散・収束」型プロセス
・できるだけたくさんのアイデアから
最良のものを選び出す
○ ブレーンストーミング
:
・質は問わずに 量を増やすことに専念
・4つのルールをきっちり守らなくてはならない。
「自由奔放」「質より量を」「批判厳禁」「付け足し歓迎」
「4つのルール」と言いつつ、
あまりルールっぽくないのがいいです。
↓
・発散させたアイデアを整理
・ファシリテーターが1人でやるのではなく、
必ず チームの共同作業
としておこなわなければならない。
■「問題解決」型プロセス
・1つひとつのステップをきっちり消化して、
合意を積み上げていく
■「体験学習」型プロセス
・ファシリテーターはことあるごとにフィードバックを求め、
気づきを学びにつなげていく
1> 体験する
・なにを感じてなにを思ったかを考えさせる
・ 気づきを促していく
2> 同定する = シェアリング (分かち合い)
3>解釈する
4>一般化する
5>応用する
6>実行する
(p76まで:第2章「場のデザインのスキル」の2 より)=============================
活動の流れをこうやって見ていくと、
「やっぱり、最初が大事だなあ」
と思います。
新年度のスタート、「最初が大事」という意識で、やっていきたいです。
つづきの「効果的なチームをつくる」については、また次回。
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