『ファシリテーション入門
』
(堀公俊、日経文庫、日本経済新聞社、2004、830円)
この本の読書メモを書いています。
本日で早くも第5回。(第1回は こちら
。)
今日は 前回 の4つのスキルのなかから、1番目の「 場のデザインのスキル 」を詳しく見ていきます。
僕が一番大事だと思っているスキルです。
油断なく周到に「 場のデザイン 」をやっていきたいものです。
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『ファシリテーション入門』
5
(p59~66:第3章「場のデザインのスキル」の
「1 チーム活動の場をデザインする」より。
・以降の 太字
部分は、本の内容。
顔マークのあとの 緑文字
は僕の個人的コメントです。)
・
質の高い場をつくりだし、
チームの力が最大限に発揮されるように
↓
★段取り
・空間のデザイン:
会場選び、椅子や机の配置、チームのムードづくりなど
○ 目標
:
・メンバーの頭のなかで
ゴールの姿や成果物のイメージが湧きやすいよう、
またその食い違いが生まれないよう、 具体的に表現
する。
・活動が終わった後で 振り返る際の判断基準
○ グランドルール
:
・コミュニケーションや情報の共有化を進める上でのルール
・議論の進行を妨げる人に対処する際のよりどころ
・チーム全員で意味を確認した上で、
よく見える位置に貼り出しておく。
・ワークショップならば、
「最後まであきらめない」
「楽しく議論する」など。
クラスづくりで言うと、学級経営のベースになるものですね。
○ プロセス
:
・目標に到達するための道筋(ロードマップ)
○ メンバー
:
・ できるだけ少ない人数で
最大の知恵を集める
・「20%の人で80%の仕事をカバーできる」(パレートの法則)
・メンバーは必ずしも固定化する必要はなく、
常にオープンにしておく
・メンバー同士の相性も考える
・活動のなかで緩やかな役割分担を決めたり、
キーパーソンを見つけて活用
(p66まで:第2章「応用が広がるファシリテーションの世界」の1 より)=============================
つづきは、また次回。
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