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昨夜、日露共同声明及び記者会見があった。安倍首相がロシアを訪問、首脳会談した上での共同声明だからこの声明を受けての記者会見ということになる。くどいようだが「声明を受けての記者質問」を受け付けているわけね。これまでも例えば麻生総理の同じような外国との共同声明を受けての記者会見で日本側の記者がウルトラトンチンカンに「解散はいつか」などという質問を平気でかまし、それをさも当然のように国内では報道していたがこれは国内動乱などの状況にあるのならともかくマスコミにも相応のプロトコルを要求される場ではまともな記者及び社はやらない。しかしそれを平気でやらかすのは決まって日本の記者でありマスコミ各社でもあった。今回もそのつもりで質問した記者がプーチン大統領にやり込められたお話。軽くまとまっているのは【悲報】#TBS の記者がつまらん質問をしてプーチン大統領がブチギレ呆れる 日露共同会見 #nhkTBSの記者がプーチンに恣意的な質問をするもあっさり返り討ちにwwwwwこうして振り返って文字になったものをみると「どっちもどっち」もしくは我々がマスコミの無礼さに慣れてしまったのか「マスコミは空気やプロトコル読む必要はない」かのように錯覚してしまうけれど、しかしそれは時とところを選ばなければならない。また2つ目のリンクタイトルにあるようにプーチン大統領の怒りは事前に用意されていたペーパーに言及していて、つまりそれは為にする質問であって共同声明を受けてのものじゃないから窘めた。こうした一見鋭いようでいて実は全く記者会見なり声明なりの内容に沿わずにとりあえずぶつけてみる系の質問が通用する場とそうでない場、声明の内容ってものがあり実は日本の政治家は極めて温厚誠実にこうした質問に答えているのがようやく判ったかということにもなる。これら一連のやり取りはTBSの記者がやらかしたが放送はNHKで生中継されていたから隠しようもなく流れた。マスコミのどうしようもなさに馴れきってしまっている我々にはプーチン大統領の怒り(の発露)が実はひどく真っ当なものでありながら新鮮に映ったともいう。実際は特に現内閣の就任会見や各省庁の記者会見をさらってみるとよく見つかるんですけれどね。ともあれマスコミに要求されているのは「俺や社の聞きたいこと言いたいこともしくは誰かに頼まれたこと」ではなく事実の報道が第一なのだともう一度言っておきたい。
2013.04.30
この部屋からは下の庭の半分ほど、道路に面した側が見える。私は春先から外に碌にいられないのとさほど庭いじりや植物に興味がなかったから庭の担当?は母で、家を建て替えた時から木を植え育ててきた。窓辺から見下ろせる範囲にはその母の自慢の庭木が植えてから20年30年経つから所狭しと植わっていて、何十回聞いても頭に入らないがそれでも10本ほど母の大事な大事な木がそこにあるくらいは何とか理解している。特に春先それらが一斉に花をつけ、いやつける前に花芽が膨らみ始めた時点で2階のここから眺めると色づいているのが楽しみでそして嬉しい。今年は雪が多くまたしばれもきつく、低温に弱い木の葉は例年と同じく冬支度してあっても少し焼けてしまっている上に雪が融けても中々暖かい日が続かず花芽の膨らみが遅かった。けれど昨日のあの雪嵐を経てもさっき下を眺めてみたらやはり色づいているから寒くとも季節は前に進んでいる。今朝はエゾムラサキツツジとヤシオツツジがほんの少しだけ紫とピンクの色がついている。この後に続くはずのエゾヤシオと黒船ツツジはまだだが、花芽があるのは雪掘りした時に見てもいるから遅ればせながら咲く。例年より1週間は遅れているけれど、やはり春は来た。真冬は雪に埋もれ、雪掘りと雪割りが始まるとおい大丈夫かと声をかけ、それが自分への慰めにもなっていたから共にあの過酷な冬を過ごした戦友のような気がするね。戦友といえば門を入って真正面、外階段の踊り場上にある2本の大きなドウダンツツジ、これは差し渡し150センチほどあるもので、人一人乗ってもそれぞれびくともしないんだが今年の雪で枝が折れて折れて30センチは切らねばならなくなっている。このドウダンも外階段の雪をどける時に「大丈夫か、重いか」と声をかけ続け、朝も昼も夜も私の雪かきを見守り、また屋根の雪下ろしにも耐えてきたと思っていたけれどやはり折れていた。他にも例年通りの冬囲いでは耐えられずばっきりと折れた木が今年は多い。折れながらも雪掘りしていたら健気に緑の葉を保っていたのが痛々しいけれど。母の庭仕事はもう少し天候が回復してからになるが、窓から見える花はもう少し。
2013.04.29
起きて迷わずストーブ点火するのは久しぶり。昨日からちょっと寒かったんですが今日は1ヶ月前に巻き戻ったかと思うほど寒い。隠居の私はともかく日頃せっせと働いておられる方々はせっかくのGWなのになんだかなあとお思いかと。小雨模様に風がついてるんですが、今にも雪になりそうな雰囲気すら醸し出していて風向き次第では風花が舞いそうですねえ。せっかく雪が融けたのに今年は中々暖かくならず、例年ならそろそろ色づくはずの花芽すらまだ膨らみきってもいない。あれだけ降ったんだから少しは春らしくなるのが早ければいいなと思っているのにね。いつもの年なら今時期組み立てる2階ベランダ床のすのこもまだ立てかけたまま。といっても街場の私達は日々の用事がちょっと滞る程度ではあるものの、農家の方々は困っておいでだと思いますわ。ここら辺りは野鳥も多いんですがいつもなら早朝から聞こえるはずの鳴き声がついさっきからようやく耳に入って来ました。
2013.04.28
隠居生活にも慣れたのと今年の雪ですっかり閉じ込められ身動きもままならなかったのにも馴染んだのか、店を止めた直後のように「人並みに休み気分だけでも味わいたい」という強い欲はようやくなくなったけれど。でも世間の方々が楽しく過ごしておられるのはちょっと垣間見たい。GW期間の天候が今ひとつな当地ですが、それでも連休ともなれば街の人出も違うかなと。見るだけ歩くだけでもなんとはなしに春の解放感を味わえそうな気もします。あまり暖かさを感じないこの頃ですが、それでも近場の山の様相が少し変わり木々の芽が出たのは遠くから感じるようになり、また庭の木の花芽も膨らんできました。GW期間後半、それも終わる頃合いになってから桜が咲くかなどうかなというところですが、鳥たちがいち早く春のさえずりを始めていまして朝昼は賑やかです。山が近いせいか見たこともない鳥が多いんですよね。
2013.04.27
知人のBlogを見てつい真似っ子なんですが、そういや私は日々何を飲んでいるのかといえば。アルコールはもうアレルギーが亢進し、飲み物じゃないですが奈良漬松前漬け、粕漬けもものによっては「当たり」を引くので当然酒は飲まない。朝起きて身支度の間お湯を沸かして一杯だけペーパーフィルターですがコーヒーを淹れそれを窓側の椅子、寒い時はストーブ脇の椅子でこくこくと飲む。淹れるコーヒーは大体これ一杯で終わりで、後はマグカップにインスタントコーヒーに砂糖と牛乳入れてこれでほぼ一日過ごす。冬はストーブの上でお湯が沸き、夏場はやかんで沸かしたお湯を湯ざましにしておく。雪かきがある時にはコーラも結構飲むが常時飲むというほどじゃなくこの部屋の冷蔵庫には置いていない。水、特に水道水もややNGなので水を買うということもなくまたウーロン茶もあまり好まないので集まりなどでオレンジジュースかウーロン茶かと究極の選択を迫られた時だけウーロン茶。出かけて自販機で何を買うとなると圧倒的にというかほぼ100%冷たい缶コーヒーで、それもメーカーごとに大体飲むものが決まっているけれどそこはあんまり拘らず真冬でも冷たい缶コーヒー。ジュース類を買うとか飲むということは殆どないと思う。精々コアップガラナかウイルキンソンジンジャーエールの辛口。我ながら飽きないのかとたまに可笑しくなるけれど私にとっては人様の水やウーロン茶に等しいのがこのキーボードの横にステンレスのカップ置きの上にいつもあるマグカップなのだろうと思ってもいる。牛乳を入れるので洗うのが忙しいからマグカップでも大きめが好みで、主に使っているのは3つ、一つは知人の陶芸展示会で一目惚れした私の拳固が楽々入るもの、それと母が要らないといって呉れたティファニーの黄色いの、もう一つがどこぞのIT関連の催しで貰ったもの。ただ最近は「ここのこのコーヒー」と定めて入る以外の店、ドトールとかでは冷たいラテ類で、今打ちながら思い出したがその手のセルフの店では温かいコーヒーは頼まないね。札幌では3軒そこに入ればマンデリンを頼む店があるけれど、一人でコーヒーを飲む為に入るから待ち合わせに使う事はほぼ稀で、唯一知人の趣味の展示会がある店でだけですかな。喫茶店が街角に必ず数軒あった時代を経てきているからもう一生分コーヒーは飲んだはずなんだけど隠居しても主にインスタントとはいえコーヒーなんですなあ。
2013.04.26
先週書いたMS更新プログラムの一つ、KB2823324に関する不具合だが、日本時間で昨日これに対する修正プログラムKB2840149が出た。マイクロソフト、不具合で配布を停止していた修正パッチの提供を再開先週の日記には私の環境でこれといった問題がないので修正プログラムが出るまでさてどうしようか迷っているとは書いたが、実は昨日の「新しい更新があります」のお知らせ時点でコンパネ→プログラム→左側の更新プログラムを表示をクリックしKB2823324は削除し、修正プログラムのインストールを行った。MSの更新を全部適用しているとずらずらと並ぶが、新しい更新は上の方にあるので割合と探しやすい。削除の時点では再起動は求められず、修正プログラムインストール後再起動。これでひとまずMSが求めているであろう環境にはなったが、今回の場合はユーザー側に判断を求められたわけで、実際のところ不具合が見受けられない人の中には判断を迷った人も多かろうとは思う。私も迷った。結局残したままにしておき修正プログラムの配布を待った形になったわけだが、これは起動しないまではゆかずとも再起動が遅いとか何か挙動がこれまでと違うということがなかったからで、この挙動の細かいところまで観察できたのはメインマシンならでは。これで以前のようにセカンド、サードマシンがありちょこちょこ触る程度だと起動しないのはともかく僅かな挙動の違いを自覚するのは難しいからいち早くMSの言うとおり先にアンインストールしてから修正プログラムの配布を待っただろう。GW前の更新に間に合ったともいえるので是非この更新とアンインストールは終えて連休を迎えて戴ければと思っている。
2013.04.25
昨日は起き抜けから暖かかった。ストーブを焚こうかどうしようか、我慢しようかいやいやと逡巡する瞬間がまるでなかったのは半年ぶりだろう。寒がりの母が庭仕事に出ているのでまた時間をかけて毛布を洗い、通常の洗濯も終えたのが昼。その前後にネット徘徊し、外干しなので監視がてら午後までは家にいることにした。天気が良すぎるのでその対応(色々塗りたくり)してまで出なくてもいいと思ったのと、午前中ほんの僅かな時間、5分ほど無防備で庭木の囲いのゴミ取りなどをしただけで指や顔の一部がもこもこと盛り上がって赤くなったせいもある。洗濯物を取り込むまではベッドに転がって本を読んだり座り直してネットを覗いたり陽射しがはっきりしたせいか目立つようになった埃を拭ったりで過ごした。そして取り込み終わった夕刻近く。ここでさて買い物どうしようと一瞬迷ったけれど、翌日(今日ね)爺を床屋さんに連れて行くつもりだと母に言われていたのでそれだと嫌でも塗りたくって出なきゃならない。じゃあ明日でいいやとそこは暇人でころっと宗旨替えし、また夕刻の読書などをして過ごした。何にも追われない久方ぶりの自分の思いつきで時間を過ごせる日でしたな。今日は昨日ほどの晴天ではないけれど、それでもまだ昨日と同じくらい暖かくまたいっそ曇だから塗っただけの効果もあるし少しゆっくり外歩きもできる。空き地までも融けてきたから埃も凄いけれど、この埃さえなんだか懐かしくまたちょっと嬉しいような気がするのは埋まるというかのしかかる雪と冬をどうやら抜けた実感だろう。
2013.04.24
ようやく5寒2温ほどになってまいりまして、昨日母とえっちら半分歩いて出かけていても冷えを我慢するということがなくなった。室内と室外の温度が同じくらいだと筋肉の緊張と弛緩の差が少なくて身体が楽なのねということをしみじみ理解した。いつもより少し多めに歩きそこから交通機関でいつもの場所で買い物。相変わらず用意していったリュック一杯の買い物で、母を先に返して一人でじっくり堪能の野望は崩れ去ったけれど。今のところ今日は休みっということでさて何をしようかなと寝る前に楽しみにもしている。ただ暖かいのはありがたいが例のアレルギーもあるので出るとなると塗りたくり、もしくは夕方近くなってからのそのそ這い出すかということから迷わねばならず、ここら辺の夕刻からの静まり具合からいってさてその時になって腰が上がるかが最大の問題かもしれない。いくら予定を立てても認知症の父の状態次第でいつもろくも崩れ去るか判らないから、あんまりあれこれ前もって計画せずに出られたら出るくらいにしておいたほうがいいですな。それにしても今日の空、青空の色もそうだったが雲がもこもこと厚みを増して夏雲に近くなっていた。陽射しも強く、帰ってきた午後に部屋にはいるとむっとするほどだった。足休めにちょっと横になって本を読み始めたらころりと寝たようで、何もかけずにそのまんま寝てしまうというのも半年ぶりだろう。緊張と労働と温暖差ですっかりこわばっているのに慣れた筋肉などがふっとため息をついたような日であった。
2013.04.23
というほど順調ではないがのろのろと季節の変わり目作業に入っている。先日庭の物干しをセットしたので大物の洗濯がやりやすくなったのもあるのだが、寝具を取り替え仕舞う前の準備というかなんというか。ただ、本当に仕舞い込めるのはGWの直前にここ2階のベランダの床すのこを敷いて布団などを干せるようになってからで、雪がちらつき庭の水分が立ち上ってくる今はまだ。昨日は第一弾として布団の上にかけていた毛布を午前中いっぱいかかって一枚洗い、ちょうどいい薄曇りだったから布団をひっくりかえしてベッドの頭の方と傍の椅子にかけて陰干しの代わりにした。ただ、ここまでは真冬もやっていたことで、違うのは布団の上にかけるものがウールのベッドカバーにしている生地に変わったくらいなものなんだけどまあ気は心。いつも毛布を洗う時に思うんだけど冬は特に窓も開けないのにどうしてこんなえらいことになるんだろうと思うくらい洗濯水がものすごい汚い。冬中洗っていないとかならまだ判るけどぎりぎりの枚数でもないからあっち洗って交換しこっち洗って取り替えてとローテーションしているのにその度びっくりする。それと真冬お世話になった亡祖母の縫った綿入れ丹前の中生地になっている浴衣状のものを剥がしてこっちは洗い、丹前本体の風通し。まだ窓を開けられる気候じゃあないので一枚一枚のろのろと洗い、仕舞い、干して交換しつつゆっくり2ヶ月くらいかけて夏仕様に代わっていくんだけどずぼらな私がこの春先の寝具周りだけは何だかんだ言いながら今時期から動き始める。今年はぼろぼろになった毛布一枚は交換したいかな、肌つきのいいタオルケットやシーツを育てるのに余分を買っておくかなと考えながら狭い部屋で寝具をひっくり返すものだからやれやれ終わったと思いきや綿埃にうんざりしつつ。昨日たまたま着ていた綿シャツがブラックウオッチだったのでそれはそれはすごいことになったのにも我ながら用意の悪さにがっかりしたけれどね。今日はいい天気で母と出かける用事があるけれどこの天候が昼間持つのなら昨日洗って下に干してある毛布を外に干し直して出かけたいが今時期はねえ、油断がならない。とまあようやく外周りの雪が終わった後も冬の始末は続いております。
2013.04.22
季節の変わり目、それも春に向かう歩みを三寒四温というものの4月の下旬に差し掛かってもまだ当地はお題の通り。楽な方はすぐ覚える身体の感覚はすでに春だから5度以下ともなればその体感気温は真冬と変わらない。ただ、寒い寒いといっても陽射しがあればそこはもう真冬と違うから晴れていてさえすれば特に午後夕方は少し身体が伸びる心持ちで本でも読もうかいという気持ちにもなる。昨日は晴れと横殴りの雪みぞれ雨がほんの数分の間に入れ替わる目まぐるしさだったけれど、合間に庭の物干し場の支柱を立て物干し竿を取り付けた。母が無類の洗濯好きで一応別にしてある私のものも大物除いてとっとと洗ってしまうから50も半ばになって親に洗濯してもらっている情けない状態が続いているのだが、天候によるとはいえこれで少しこれまでのような干し場所を気にしながらの洗濯は免れる。予報だと今日明日、それと明後日くらいは少し今時期らしい「つばなれ」(10度以上)しそうなので相変わらず天候によらず昼間は外は歩けないながらそれでも暖かさが楽しみでもある。まだ起きてすぐやかんいっぱいのお湯が沸くくらいまでストーブを焚き、夜も風呂にはいる頃塩梅にまたストーブを焚かねばすぐ風邪気になるような日々だが、それでももう少しもう少しで春の始まりを待っている。窓の外の晴れ空の青が少し色濃くなった。
2013.04.21
各紙見出しでは「ネット選挙」と誤解を招きかねない表現が多いけれど、今回の選挙法改正は「選挙運動の改正」。つまりこれまではこうしたネットの書き込みが文書図画に当たると解釈されて政治家(候補者)側の告知やお知らせができず、例えば選挙期間中に謂れのない文書やネットの書き込みがあっても即時訂正もできず、いやその前にサイトやTwitterなどの更新、新規書き込みもできなかった。これは有権者にとっても非常に不満が募り、実際どこの政党の候補者であろうと話くらいは聞きたいから街頭演説などに行きたいと思ってもよほどのコネや後援会に入るなどのハードルを超えられなければ事実上無理だった。本来公職選挙法の対象になる立候補者の話を有権者が聞きに行く機会が持てないというのは野次や団体での妨害が心配とはいっても根本的にどこかおかしい。7月の参院選からは立候補側が街頭演説の日時や主張をより広くネットにもリアルタイムで書き込めるようになるのでこの辺りは上手に活かして戴きたいと思っている。んで、もし私が何か「ネットではこうすりゃいいのでは」と案を出すとするのなら。SNSの中では「書き込むだけで公開情報になる」Twitterをまずお勧めしたい。FBが政治家に人気のようだがあれは基本的にはあくまでも承認者同士の情報流通であり、設定により公開にもできるけれど例えば地震などの時の速報性と即時性はTwitterにはかなわない。NHKよりもネットの地震速報よりも早く「揺れた」と入るのはある程度フォロアーさんがおられるのもあるけれど、RTされてくるから概ねどこの地域が実際に揺れたのか瞬時に判る。もう一つ、これは書きにくいけれど大災害や停電になるとその地域の方々がすっぽりとおいでにならなくなるのでそれはそれで一つの大きな情報にもなりうる。一書き込みに140文字という制限もあるので慣れない人がとにかく知らせたい情報だけ書き込むというのにも向いている。なんなら書き込むだけで返信一切なしというのも受け入れられやすい。正直言えばどのツール(TwitterもFBもサイトも)を使ってもツールをどう使うか、使い方で効果は変わるというのは間違いないのだが、敷居の低さと何なら一方通行でもいいというアバウトさ、交流が主目的じゃなくひたすら告知したいという場合に気分が楽というのは継続を必要とされる場合には必須だと思う。もう一つ「一切やらない」という選択肢も実はある。これをネットで書くのはおかしいようなものだが、しかしやらない選択肢は無論あってデメリットがメリットを上回ると予想されるのならそれはやらないほうがいい。但しもしこれまで選挙に中々足も気持ちも向かなかった層に「あ、そういうことか」と認知してもらい更には実際に出かけてもらうようにしたいのならどんな簡潔で愛想なしの告知でもそれはやったほうがいい。いずれにせよネットは社会であり、桃源郷でもなければ便所の落書きというだけではなくどんな意図があろうとまたはなかろうと誰かが「それ」を打ち込んでいるから世界で誰かが読めるわけで、もしこれまでと違う点があるとしたらそれは情報の集積性くらいじゃないかと思っていい。つまり何かまずいことを書く、しまったと思って削除して見た目はなくなっているようだが大抵の場合そうした書き込みに限ってちゃんと記録されているということですな。だから間違うというのはお互い様でよくある話だからそれを恐れるというよりは黙って削除して口を拭うことをせずきちんと訂正、場合によっては謝罪して書きなおす、できれば訂正部分を指定してというのがネットならではといえるかもしれない。実はここの日記もよく事実誤認や勘違い、誤字脱字はあるけれど単純削除してしれっと直す事は殆どない。単純なタイプミスは1日2日分なら見つけたら直すがそれ以外は「追記」として書き足し元の文章はそのままにして追記分として訂正加筆する。そうじゃないと自分が自分に勘違いするしまた一旦読んでくださった方に間違い勘違いが伝わらないと思うから。間違うとか勘違いが悪いのではなくその訂正のやり方が実はポイントなんだと私は思ってもいる。先程も書いたがネットもそしてネット上で何を使うかもツールであって、人がそれをどう使うか、スタンスはどこに置くのかを決めておかないと何を使っても同じにはなるとは思いますよ。
2013.04.20
婆、狂ったかとお思いでしょうけれど、今まさに窓の外は雪、屋根にも階段にも庭にも真っ白に積もっています。ご近所より1番遅れて雪割りを始めたうちですが、昨日でほぼ庭、車庫前、外階段など全部融け終わり、午後からの雨さえなければ路面が乾き次第掃除するだけになっていました。予報でも雪とは言われていたものの4月も下旬になって一旦路面が融け乾いてからこんなに積もるとはね。まだ降っていますがこれ、夏タイヤに交換しちゃった車は危ないでしょう。昼にもなればなんとかなりそうですが無理して夏タイヤで出るのはどうなんだろ。寝る前に予報は雪とはいえ午後夕方にもなれば家の前やご近所に飛んでしまったうちの植木の葉を掃除できるなと思っていた目論見が外れ唖然としております。埃が飛ばないので空気はすっきりしていますから悪いことばかりじゃないですが。山も真っ白になりなんだか1ヶ月前に戻ったような景色ですな。
2013.04.19
近所に週何日か営業の地元スーパーの出張所みたいな店がある。もう一箇所の小型スーパーよりも規模が小さく、昔のよろずやさん的なものだが地元の物が多く出てきたり鮮魚が中々いい。昨日そこにギョウジャニンニクが売っていた。市場でセリに出したダンボールそのままだったので気がついたのだがこれは天然物。丈がやや伸びて葉が開いたものと短くて小さいものが混ざっているのがいかにもそれらしかった。食べるとにんにくどころじゃない匂いがそれも数日残るから商売をやっていた時は母はともかく私は殆ど食べなかったものだが、地生えの季節ものではこれが春の第一弾になる。この山菜は札幌近郊にもなくはないが極めて危険な場所か羆の巣の近くのような場所じゃないと採れない。全道各地でも今時期山菜採りでヒグマに襲われたり川に落ちたり崖から足を滑らせるというのは大体これで、雪解けと同時くらいに出てくるものだからその危なさはよほど恵まれた場所を知っているのでなければ迂闊に採りにいけるものではなく、母がまだ元気に山に出かけている頃からこれだけは止めてもらっていた。売っているのを買うという感覚はあまりないものだったけれど、見た感じで買って正解だった。いつもならおひたしにするけれど昨夜は豚のばら肉と合わせて醤油味の蒸し焼きのような物を作ってみた。豚の脂にギョウジャニンニクの風味が混じり美味しかったが、これで明後日くらいまではマスクなしで外にはでられない決定。差し迫った用事も今のところなく、雪融けが終わった後楽しみにしていた春の買い物を来週に延ばせばいいやと開き直った。これで庭だけじゃなく口にも春がきたことになる。
2013.04.18
Microsoftの更新プログラムに不具合、アンインストールを勧告これは先週出た13年4月分の更新のうちのKB2823324 (MS13-036)で、私の環境では何のこともなく再起動→適用できたので気がつくのが遅くなった。特定の外部プログラム(Kaspersky)との相性なんじゃあないかという公式見解で、正直なところKaspersky使う人であれば何とかこの情報には辿りつくんじゃあないかとも思っている。で、私はどうしたものかと考えている最中で、アンインストールするような目立つ挙動があるわけでなし、といってMSが公式にアンインストール推奨してしまったのではてどうするかと。代替の更新プログラムが出てから入れ替えにしたいなというのが本音で、ただ公式にアンインストール前提にされるとそれはそれで次何かあった際面倒が増えるかと思ったり珍しく迷っている。ここの処の肉体労働のお陰ですっかり早寝早起きになり、爺婆が寝静まった頃合いに落ち着いてマシンそのものその他に向き合う時間が取れていないのも多少はあるのだが。明日もちょっと母が出かけるからその後、週末にかけて考えてみますか。
2013.04.17
去年から武雄市及び市長についての色々な動きに注目するようになった。しかし私は何の専門家でもないので識者の方々の意見を眺める事にしているのだが、やはり個人的に注目度が高いのは書籍、つまり図書館についてということになる。武雄市図書館は今月大々的にリニューアルオープンし、TSUTAYA図書館だかスターバックス図書館だかCCC図書館だかになったわけだが、その前後のネットでのやり取りを目にする度に自分にとって図書館は一体なんだったろうなと考えた。私にとっての最初の図書館は学校の図書室で、小学校や中学の図書室程度ならちょっと本好きであれば1年もあれば蔵書を読みきってしまう程度とはいってもそこはそれで「読んだ事がないジャンル」や「知らない人が書いた本」をいわば手当たり次第に読むきっかけにはなった。読むことが目的なんだが読みたいのかそこは曖昧だが、少なくとも私は罵倒と暴力しかなかった家から逃れられずにいた記憶とともに本もあるから、家では殆ど読めない本をひたすら読みたいがために図書室に通い読みふけり、中学生になると遠距離通学をいい事に当時通学路から比較的近かった札幌市の中央図書館にも通った。当時の札幌中央図書館は今と場所も勿論建物も違い、古くて暗くて(というのは下校後ぎりぎりの時間に駆け込んでいたせい)静まったところであった。但し図書室とは比べ物にならない蔵書があり、また何度か借りて少し慣れた頃には司書さんが「こういう本もあるよ」と勧めてくださるようにもなった。夏は汗を滲ませ冬には頭から湯気を出すようにして駆け込んでくる小さくて暗い顔をした子供を哀れに思ったのかと今なら判る。日本は経済成長期でもあったから普通の子供が読む本くらいは大抵の家で割合と喜んで買ってもらえたのではないかと思うし実際級友達は毎日違う本を家から持ってきて読んでいたが、私はいつも図書館の本であった。家では読むことを喜ばれないどころか叩かれ殴られ朝まで家から出される毎日だったからよすがは本でもあった。知り合いの前でも本を読むということが中々できず長年の遊び仲間でも私が本を読むとは思っていないのはそれはやはり読むことに必ずつきまとう嫌な記憶が未だに少し残っているせいかと思う。今でも母は交通機関を使って一緒に出かける時に私が何か読みだすと不機嫌になり、今でなくてもいいどうでもいいことを話しかけるから余程気に食わないのだろう。で、大人になって一人住まいし住居が変わる度に図書館には行った。住所が変わらずとも札幌市内の図書館と名がつくところには全部行った。東京にいた頃も図書館には行った。買いたくても買えない本や、買おうかどうしようか迷う本、全巻だと大部すぎて置き場所に絶対困る本を読みに行ったり探しに行ったりするわけだが、もう一つ図書館という場所の特に資料フロアは分野別になっているからそれまで知らなかった著者や著作を見つけることがある。閉架であっても分野検索もできるから手に取れずともなるほどこういう本もあるのかという記憶もできる。今ならプリントアウトもできるからどうしても現物を見たかったリ欲しかったら古書店に行くなり何なりするきっかけにはなる。今のここの住まいは残念ながら図書館どころか地域図書センターすら往復徒歩は厳しい上にちょっと覗いてみても読みたいものがあるわけではないから縁遠くなってしまっているが、これはもう私自身の読書傾向が狭い範囲に定まってしまっているからで向こうが悪いのではない。しかしながら私にとって未だに図書館というのは切羽詰まった状況でもそこに本があり読むものがあり誰にも妨げられずに本を手に取り読み、考えられる場所というのは今も変わっていず、言ってみれば素の私として存在できる場所でもあるのは変わっていない。
2013.04.16
但し家の塀2箇所、車庫前入れて3箇所のうちの融けやすい高い方の半分と門の前の僅かな合間だが。門の中は最後まで雪を取ると土がついていて汚らしいので上っ面だけ掬い一昨日から放置していた。短い間に石敷きと土があるのでここは日当たりの割に融けやすいが、昨日の雨はまさに恵みの雨だった。起きてすぐ外を見るのが真冬から癖になっているけれど、今朝は思わず笑みがこぼれた。これで後は正面側は車庫前、ここもシャッター前は昨日底までスコップが入るのを確認してあるから残りはほんの僅かな車庫横の雪山のみになった。正面側のように雪を広げられない庭はまだかかるが、とにもかくにもご近所や郵便やさんや新聞やさんがが通り掛かる度「いつまでも散らかしてすいません」と謝り続けてきた雪割りはもう少し。融ける頃合いになればなったであちこちに泥がついたり、泥が乾けば今度は掃除と忙しいけれどそれでようやく雪との戦いは終わる。ここまで来ればずっと用意して置いてあった雪かき道具も片づけられるし、なんなら手の届きかねておられるお宅の雪割りにも参加できるというもので、それよりなによりただひたすら嬉しい。今季は雪かきと雪割りばかりで書いている方もそして読まれている方もうんざりしていたけれど、しかしこれも日記というもので何せ雪かきの合間に生きていたようなものだから我ながら仕方がない。実は雪かきの最中、3度ほど嫌になった事もあった。今風に言えば心が折れたとでもいうのかとにかく積む場所ももうないのに降りしきる雪に訳もなく泣きそうになってみたり実際半べそかきながら徒労感だけが募っていた。朝も昼も夕方もそして夜中もずっとずっと雪かきし続けているというのは一見やることがあってよさそうなものだが、すっかり埋もれてしまいさてどうしようという日が続くと少し神経がおかしくなる。よくもまあ降ったなというのが今の心境だが、実際この区は札幌市内でも飛び抜けて降雪が多かったようで今季の累計は750センチを超えた。もっと降った町も地域もあろうけれど、一応190万都市の区でこんなに降られると建て込んでいる住宅街でもあるここら辺りはどこのお宅もそれなりに雪を予測した建て方つくりになっていても限界だった。除雪車が来ない、間に合わない時は家の雪かきでいっぱいいっぱいでもなんとはなしに道路や曲がり角に皆で道を付け、寄せ、広げて何とか過ごした豪雪だった。そしてこれを打っている窓の外ではまた雪がちらついている。どうせ融ける雪だから平らかな気持ちで眺められるのが我ながら不思議なようだがこれも一山越えた余裕というものだろう。今季の冬というか雪は融けない年はないと判っていてもそれを慰めに何とか過ごしたといっていい。
2013.04.15
今日の雪割りは午前中と午後ちょっとで終わった。本来は午後、夕方やった方が効率がいいのだが予報では午後から雨だったのと午前中から気温が上がり、昨日どけた雪がかなり融けているのを見て早くから始めた。気温が同じでも風向きで体感温度が全く違うのも今時期ならではで、北西風だと同じ7度8度でも冷えて感じるが今日のような南東風だとかなり強くても体感温度が違う。雪割りは重労働で、捗るから頑張れるようなところもあるから今日のような日は多少身体がだるくてもやる気が違う。案の定一箇所をどけ、次の場所をまた掘ってとぐるりと一巡りして元に戻ると目に見えて融けているから更に頑張る。しかし頑張るといっても続けてやれるのは精々1時間、休憩入れて中食摂って午後から始めてすぐ空気の感じが変わった。雨が近づいてきたと思う間に降ってきたけれど、融けるのが面白くてついつい続けてしまう。仕舞いに母が帽子を持ってきて「もう止めて入りなさい」と出てきたので諦めたけれど、ついさっきまでは風雨の中やろうかなと思っていたくらい融けている。昨日までは家の前、車庫前に1週間かかると思っていたがこのままいけば3日ほどで大体終わる。あとは庭の奥だが、こちらは雪の広げようも捨てようもなくほんの少しずつまさに割るだけなので来週いっぱいかかるかなと見ている。明日はちょっと出かけるのでいつもの半分ほどしか作業できないが、この雨は恵みの雨といっていい。今日は朝からストーブの要らない日で、夜もちょっと辛抱すれば要らないんじゃないかと思ってもいる。そして庭の掘り出した木々の芽が膨らんできてようやく春になったなと実感できている。
2013.04.14
表記の題名は福島県内における大規模な内部被ばく調査の結果から拝借した。これはこの東京大学サイトにあるようにInternal radiocesium contamination of adults and children in Fukushima 7 to 20 months after the Fukushima NPP accident as measured by extensive whole-body-counter surveysの概訳であり、また本文はPDF全文で公開されている。数日前に早野教授自らがTwitterで公開されておられたのだが、よちよちと論文を読んでいてここに書くのが遅れた。またこの検査は当初早野教授の私費、後に寄付を募りそのお金からなされていて所謂紐付きの検査研究ではない。と蛇足を書かねばならないほど放射脳の妄想は留まるところを知らないまま暴走し先鋭化し続けているのも現状だが、しかしこの論文によって「有意で過大な被曝」はほぼ認められなかったといっていいと思う。無論今後の継続的な検査は必要ではあるが、この論文の持つ意味は極めて大きくまた重く、その分福島県への風評被害や心ない中傷が軽減されることを心から願ってもいる。いい加減凝り固まった人間が騒ぐのに耳を傾けたりいたずらに怯えた挙句周囲にまで更なる災厄を持ち込む人間は置いていっていい時期だと思うのだ。
2013.04.13
何がそしてだという話ですが。昨日は雪割りをすっ飛ばすことにし、それなりに着て母と散歩に小一時間出かけたくらいで特段寒い思いもしていないし勿論疲れるほどの日常でもない。ここ数日に比べて寒いよねという愚痴を母と言い合い、夕飯は揚げ物なので私の担当だから時間通りに下りてトンカツとマガレイの唐揚げを作り食べ終えた。夕方頃父の様子がちょっと落ち着かなかったけれど夜まで響くこともなく、後はネット徘徊して翌日(今日ね)も雪割りはちょっと休むかなと怠け心を膨らませるごくごく普通の隠居の弛んだ夜でもあった。ところがストーブを焚きさて風呂にすっかという頃合いになって喉とその下になーんか違和を感じた。同時にちょっと寒気。大した事じゃないのは判ったが今の家の状況ではこれまでのように寝こむまで様子を見ているわけにもいかず、とっとと薬を飲んで横になることにした。寝ちゃうほどじゃあないがちょっと判断の必要なメールなどは保留にさせてもらった。但し座っていられないほどじゃなく風呂を諦めて早めに布団に潜った程度。結局いつもより早めに寝て、朝も二度寝して先ほど起きてみたら違和感はまだ残っているものの寒気はない。そして窓の外は激しい雪。風を伴って降りしきっている。こうなると母も出かけるのを諦めると期待して今日一日閉じこもって過ごせるかなとむしろ雪を喜んでもいる。
2013.04.12
昨日、午後からちらりほらりと降り、夜に差し掛かる頃には街なかでも雪という声が聞こえていたけれど。真冬と違い雪を案じて何度も外を見るということもなく割合と早めに寝て起きたら。外は真っ白。屋根も木も白くなっているから、5センチは積もっている。完全に融けていた場所は降り始めから積もらないんだから随分降った。幸い晴れているから昼間には融けるだろうけれど、どこの屋根もうちの屋根も真っ白で座り直して外をみると半月前に戻ったかの様相になっている。勿論?雪割りの気力を朝から削がれたので少なくとも今日いっぱいはこの雪と融け具合を眺めるだけで終わる。北海道だから4月の雪は珍しくもないがあれだけ降ってまだ降るかと笑い出しそうにもなっている。庭の掘り出された木々も「あれ」と驚いているだろうなあ。
2013.04.11
XPとOffice 2003のサポート終了まで1年 MSが企業ユーザーの移行支援を「強化」この見出しは数日前から眺めてはいて「そうだよねえ」くらいにしか思っていず、おまけに雪割り…だけじゃないな碌にTVも見ないのでマスコミがそれほど騒いでいると気づくのが遅かった。ここをお読みになっておられる方には必要がないと言い切っていいような話だが、しかしもし誰かに「どうすりゃいい」を問われた場合こういう意見もあったなという意味でのメモ日記。結論から言えば「今騒いでいるのはあまりに遅すぎ、特に企業だとしたら決済担当何やってたの」としか言いようがない。現場のシス管は判っているだろうし、そもそも2001年発売のXPのサポート期限は2009年頃までだったはずで例えば社内システムの都合でという言い訳があるにせよ2009年から準備を始めたとしてもいい加減移行準備終わるでしょというお話で、もしこの準備すら手を付けていない、稟議書に決済もされていないのならネットワーク使うの止めてしまえと乱暴な言い方もしたくなる。だが企業には企業の都合もあるのだと昨日も諭されたから判らない事情にあまり口を突っ込むのは止めて個人向けに。今、XP及びVistaを使っているとすればそれは用途もH/Wもそれで間に合っているから使っているという理由が大半だと思う。周辺機器の慣れた古いのを使いたいとか壊れないとかいろんな理由があるにせよとにもかくにも間に合っているから使っているんですよね。ですがXPが出てから早11年半、無論当初のXP搭載メーカーマシンは論外なスペックでしたが次のVista搭載マシンも似たり寄ったりでした。その時代のものを使い続けているとしたらそれはよほど我慢強いかもしくは他のやむを得ない事情があるのかなと仄聞しますが、しかしそれらもいつまで使えるかは判りませんですな。で、もし移行するのならどうすりゃいいか。店頭にあるのは殆どWin8マシンになりました。ですが長いことXPに慣れた方にはこのWin8、ここでも書いてきたようにネットワーク周りからして対応が遅れています。私の環境で言うと2010年11月に光ネクスト環境にしたんですが、この時NTTからレンタルになった光終端装置兼ルータでさえWin8対応ファームウェアはまだ出ていません。ググるとなんとかなるサイトも見つかりますが一番早いのはNTTに電話して「Win8対応ルータに交換してください」と申し出る他ない。なので個人的にはWin7にした方が慣れが早くまたスムーズに移行できると思っています。私がWin7にしたのは引っ越す直前だったはずで、確か2010年。この時は公私共にバタバタ忙しく、習熟する時間が取れなかったんですが手こずった記憶がない。当時ちょっと関わっていた小さな会社のシステム管理やH/W管理に際しても混在したネットワークを業務用中古の複合マシン入れて組みましたがそれも大きな苦労をしたわけではなかった。当時も現在も同じプリンタ、コンデジですから古いものを使い続けてもいますがこれの認識やドライバ探しに困惑した記憶もないのです。UI(ユーザーインターフェイス、見た目)も大きな違和感もなく馴染んだんですねこれが。探せばまだWin7搭載を選択できるメーカーやBTOは見つかりますし、パーツ抱き合わせのDSPを販売しているところもあります。知る限りではツクモが豊富ですな。ですが売り切れ御免なようでもしWin7でというおつもりなら早めに購入なさった方がいいと思います。ちょうど進学などの需要期が一段落しますから落ち着いて探せるでしょう。無論今後考えてWin8を選択するのもありとは思いますが、第一に慣れとかスムーズな環境移行を考えているのならWin7はなかなかいい選択でもあると思います。自分でOSを選択する、選択によってどういう影響があるかないか調べるというのも悪いもんじゃあないと思いますよ。まずは周辺機器、ネットワークのルータなどのドライバ探しの旅にお出かけになるといいと思います。
2013.04.10
本州以西では桜が散り、春が過ぎて行っているような感じが映像からも伝わってきますがこちらはまだ雪と格闘しております。といっても札幌市の中心街はもとより近所でも幹線道路はほぼ全部雪がなくなり、一本入った住宅街の道路も車道は全部路面が出て乾いています。雪が残っているのは歩道や庭。何度か書いているうちのちょっと特殊な事情のために雪割りや雪掘りの量が多く、またいくら目の前の道路の車、人の交通量が少ないとはいっても歩道は公共の道路ですからいつまでも雪のままというわけにはゆかず、庭の雪は敷地内の日当たりのいい側に積み、昨日辺りから本格的に歩道の雪撤去を始めました。しかしこれが進まない。雪が多い上にしばれがきつかったせいか、下地の氷がまだ分厚い。路面に面している氷は下から少し浮きますから浮いたところから叩いてというのが手順で、それからまた雪山から崩しを繰り返すのがやり方なのですがこの下地の氷の浮きが中々進まない。昨日母と散歩した際に巡ったご近所も似たようなもので、日当たりがわりといい場所でも下浮きが少ないなあと思いましたね。昨日は最初の予報が雨ということでいつも遠慮がちに出していた雪を多めにして(1車線分は残して)みたらこれが全く降らず、それどころか雪がちらつく有様で夕方になっても予定と予想より融けない。今朝も起きてすぐ下の雪出しを眺めましたが全く減っていない。ちょっとがっかりした上にこれだと作業が遅れますから今日やろうとしていた分がずれ込みます。冬の間あれだけせっせと積み上げ、また積まなくても勝手に積もった雪ですから容易ではないと思っていたもののいつ終わるかと思いつつ雪かきしていたのとは気持ちが違いやる気を珍しく出していたんですけれどね。雪とはいってもかなり重くなっていますから1時間続けるとへとへとになる作業なんですが、やればやっただけ融けるというのがこのやる気を支えているようなもので、しかし一日3回4回あちらこちらの雪を崩し運び氷を割っていても全体としてはさしてやった感が見えにくいほど雪があるという感じです。一番高い庭の道路に面した分の「母の大事な樹」は10本ほど掘り出し、そこは何とか庭らしくなっていますがそこの後ろからテラスにかけてはまだ1mほど積もりっぱなし、外階段も門の内部もまだ雪が積もり、車庫前に至っては手もつけていません。早くても2週間はかかりますなあ。一番雪融けが遅く雪割りしない裏側に至っては今月いっぱい雪が残るとみています。ほんとになんぼ降ったやら。
2013.04.09
あれなんか忘れていると思ったらここの日記であった。こんなことはほぼ初めてで、なるほど脳みそがどんどんところてんになっておるなと今さっき気づいて苦笑いしながらこれを打っている。昨夜そう遅くもない時間帯にネット越しながら猫の手を借りにおいでた方がいて、その設定を終える確認するのに約1時間、思いもかけない事に謝礼があると聞いて当初それは辞退するつおりであった。私のような最早世間にも社会にも国にも役に立たない人間の使い道を考えて私のスキルでもギリギリ無理がないような手順で済むもので猫の手になれるのならそれが私にとっての謝礼だからね。しかしそこから少しまた考えが変わったというより私の浅薄な個人的感情での悪遠慮というのは今後の為とか諸々考えると長い目で見てそれでいいのかと。だから紹介してくれた方はおそらくリストを見てうんざりされたことでもあろうが、3月4月の需要期を終え中々売れない時期に投入するショップへのほんの僅かな貢献にもなるしまたそれが妥当であると誰かが判断したものを無にするというのも、今後別の方に頼むことがあっても悪しき前例になりかねない。ということで提示された物いっぱいいっぱいにリストをメールに書き、送った。欲深い婆と思われるだろうなと思われるだろうなとずらずらと並べるのには罪悪感もあったけれど。そして今日はまた雪割りと雪掘りと氷割りの作業が続いた。これは非常に重くなった雪、ザラメ、氷を片付けるので疲労が半端ない。ものの1時間で息切れと足腰に来る。無理はせず、それくらいで一服し、融け具合や樹の出し方や掘り方検討しつつ同時に4箇所くらいを適当に塩梅しつつ進めているけれど、まだ多少雪山が凹んだくらいで家の前のとっ散らかり方は代わり映えもしない。けれど雪かきでひたすら積み、積んでも積んでも寄せる場所がなくなってもどうしかしなきゃならず泣きそうになって連日雪かきしていた頃よりは精神的なものが違う。やれば融ける、そう思って毎日数度雪山に立ち向かってもいる。雪割りを始めて軌道に乗り、脇割り仕様の生活に馴れた頃合いでの猫の手の申し出は中々面白かった。
2013.04.08
結局昨日はテラスの雪切りと雪割りをちょっと→買い物2箇所→また雪割りと雨の前ということで中々頑張った。予報では夕方から降るということで寸前にでももう一度、雨で融けるだろうから今度は車道に少し下ろさせて貰いたいなあと内心考えていたけれど、結局降るのが遅くてそのまま寝た。それでも雨を前提にして手がつきかねる雪山もなるべくスコップで刻みを入れつつ崩し、それを小刻みにてっぺんまでやってみたら夜だったのに雪山の嵩は減っている。ついでに凍ってどうにもならなかった外階段の踊り場下の2段目も綺麗に出ている。今日は近所のスーパーに米を買いに行く予定だから、その前にちょっと氷が剥き出た場所をぽんぽん叩けば大丈夫だろう。ここ数日酷かった埃が収まり、なんとはなしに空気もすうっとしている。あんまり降ると融雪期だから低地などが溢水しないか気にもなるが、表面の埃が流れるくらいには降って欲しい。この雨は今日は続くというが明日午後、そして明後日まで断続的になるから隙間を縫って今度は雪山から少し多めに車道に出させてもらい、何とか門内に着手したい。せっかくの休みに雨は鬱陶しい方もおいでとは思うけれど、雨も風もなければ雪も融けない。身体を休め明日からますます重くなる雪割りに備えますね。
2013.04.07
雪割りとは書いたが現実にやっているのは割るなどというものではなく雪掘り。近所のお宅、特にうちのごく近所の方々は玄関前や車庫前の雪割りをとっくに終え、早い方は庭の温室セットを組み上げたりしておられるけれど。うちはまだ門内外階段、そして車庫前の雪割りを放り出したまま先に始めたのが庭の雪割り。庭を高く上げているから当然土盛りと塀があるんだけど、今年のように雪が多いと庭からの雪が高いのと日当たりがいいから舌のように塀の雪の上にのしかかり、つまり塀の外側に重量がかかり危ない。例年ここまで酷いことはなかったが、今年は見るに見かねて上にのしかかっている庭からの雪の舌を切り、塀の隙間を埋めて外側上からの重量を軽減し、その後庭の雪を並んでいる雪山を削りながら出すことにした。せっかく融けた車道全部に放り出すのは気が引けるから雪の縁を叩きながら、雪山に刻みを入れ段をつけてそこに庭からの雪が留まるようにしつつあんまり車道に散らばらないようにしつつ。手間はかかるがなんぼ融けるといってもせっかく乾いた道路にうちの雪を一面散らばす気にはなれないからよほど埃が酷くなれば他の効果も期待して散らばすけれど。んでこれらの作業は今週に入って最初の手を付け始めた。最初は塀の隙間を埋めつつ庭への足場固めと車道の縁の氷がどこまで割れるか確認し、とりあえず上がれる場所を確保して庭と雪山に刻みを付け様子を見た。一昨日は出かけたから本当の意味で本格化したのが昨日。車道側からしか上がれない庭の雪を母の大事な樹を交わしつつ放り出すのは本当に大変で、何せ剣先スコップじゃあないと刺さらないから僅かずつしか持てないしおまけにちょっとでも樹や花芽、枝に触れるとすっぱり落ちてしまう。体をかわすのがいっぱいいっぱいの場所で足場も定かじゃないから同じ作業を同じ姿勢で続けるととんでもないことになるので別の作業を始めたりまた戻ったりで捗らないこと夥しい。しかし午前中から、そして一服してまた午後から、ついでに夕方にかけてと踏ん張り、なんとか庭へのアプローチ自体2箇所からできる程度にはした。ここからが本番のようなものだが雪融けは一旦始めると早いので、昨日作業を終えてから気がついたのだがテラスの向こう側に偏った雪をどけるというよりテラスの登り口で切らなきゃならない。などなど次から次へとやることが増えている。庭の雪割りに戻れば、一番高い場所は私の胸まであり、これを掘り進め雪を放り出し、放り出しただけじゃあどうにもならないからスノーダンプをまた引っ張りだしてそれでえいえいと運び日当たりのいい場所に出す作業もある。重いなんてもんじゃなく引っくり返すのがようやくで、これまたひっくり返した後もスコップで叩かないと融けにくいから捗らない原因の一つにもなっている。何度も何度も車道に出せればなあと思ってはいるが、それをやるとせっかく乾いた場所を濡らしきってしまうので雨の前日くらいにしかできない。今日は午後、夕方から天候が荒れるそうだが今はまだ穏やかなもので、雪割りというのはやや日が高くなってから、出来れば夕方くらいが一番効率がいいから見計らって始めようかと思ってもいる。昨日は終わった直後から筋肉痛で、明日大丈夫かなと内心危惧したが思いの外脚は大丈夫で、腰の塩梅さえうまく扱えば昨日くらいはできるだろう。車道に面したほんの数本分だけ庭らしくなりました。
2013.04.06
昨日の日記を書いてから出かけた。晴天で昼近いというのに風が冷たかった。だが乗り換えて電車で待ち合わせ場所に着く頃には辺りを見る余裕もできたけれど、驚いたのは札幌駅のほんの手前の家々の屋根にはまだ雪が残り、札幌駅ホームに滑り込もうとする寸前の線路脇にも雪が僅かだが残っていた。例年あんな街なかのそれも屋根や線路脇のような市内でも暖かい場所に今時雪が残っているのには驚いた。一体どれだけ降ったか、そして郊外の我が家にはまだ雪山が残るはずだと合点もした。カフェで待ち合わせしていたからそこでしばしゆっくり知人と話した。3日会わざれば刮目せよとは言うがほぼ半年ぶりで話したらびっくりするほど変わっていて「ああ、なるほど色んな経験は糧になるものだ」と心のなかで頷きつつ、これまではうまく伝わるようにやや翻訳し気味に口にしていた単語をストレートに出せる事にも嬉しさを感じてもいた。何を話したというのでもないが、中々興味深いテーマやデータを眺めつつ本当にゆっくり話の合う年の離れた知人同士としてしばらく時間を過ごし、私が前によく行っていたジャンクショップに当人の希望もあり一緒に行った。実はそのジャンクショップは見かけはガラクタショップに見えるかもしれないが店主がこれまた中々面白い。目に見えるジャンクパーツを見て帰るだけでは気づかないけれど知人とどこかで共通する面白さを紹介したかった。以前連れて行った時はそこまで行き着かないままになっていたのだが今回からはもう大丈夫と踏んだ。何か突出したスキルというのとはまた違う、面白い発想や「そういう風に扱うのか」または市井にはまだまだ人がいるのだというのを見てもらいたかったのが主な理由。あれができますこれができますと一言も言わず語らずネットでもリアルでも一切宣伝しないがどこにでも「人」はいるということをね。そんなこんなで帰り際にもう一度大急ぎでだが喉を潤し、駅で見送った。過酷な1年をこれから過ごすようだが見た限り大丈夫だなと確信し、嬉しかったせいか私も予定を早めて夕飯の支度に間に合う時間に帰った。今日からはまた雪割りの日々が続くけれど、遠い空の下から「またね」と。
2013.04.05
先月も東京への行き帰りで通過したけれど、冬の間はほぼ用件だけで往復したも同然な毎日を送っていたから純粋な自分のための時間として街に行くのは久しぶりになる。用事といえば用事だが首都圏から旅行に来た若い人とお茶を飲み、その後夕刻から一人でふらつく予定。親と変わらない年代の私と旅行の合間にお茶でもと仰ってくださるのはありがたいというか申し訳ないような心持ちだが、その方が中学高校の頃からネットで知り合いその内ご両親との旅行でも店においでになったりして交流は続けてきた。今はすっかり成人されて先年から一人で当地においでるようにもなっている。こちらは日永一日暇といえば暇だが、爺婆の様子を見ながらの毎日でもあるので思いの外時間が取れず昨夜はネットで「一人でゆくススキノダンジョン地帯入り口の夕食」を見守る羽目になった。起きてみたらいい陽気で本当は本格化した雪割り日和でもあるけれど、その分は昨日午前中と夕方2回やったのでまた明日から頑張るということになる。これからゆるゆると支度して待ち合わせ場所に向かうが、年々顔を見る度に大人びていく姿も楽しみでもある。同時に己の加齢をもまざまざと鏡のように感じるけれど、これはこれで世間並みの生活を知らない私にはとてもよい学習になってもいる。
2013.04.04
昨日はやや久しぶりに交通機関を使い母と買い物に行った。その辺りはうちから3キロほど街寄りだからさぞかし雪も融けているだろうと思いきや、確かに遅くに排雪が入ったと思しき場所、主に車道や幹線道路は雪がないが道路脇はさほどでもない。概ねうちの近所と大きな違いはなかった。昨日一昨日でうちの前の車道もアスファルトが出ていて、雪が厚かった曲がり角に多少残っている程度になっているから近辺で一番遅い雪割りの腰を上げようかというところなんですが、うちの場合庭を高くしているのでご近所の雪割り事情とは少し様相が違う。庭の雪が道路脇の雪に重みをつけてのしかかっているから、塀への負担や塀の上縁にある植木が重みに耐えかねて曲がる、折れるのを防ぐのに雪を割るのが最初。本来は門内車庫前などの雪を掻き出すものだが、うちの場合それは後回しでもいい。一旦融け出すと早いなあというのは例年感じることですが、今年は特に「これ本当に融けるのか」と首を傾げるほどの連日の雪でしたから待ち遠しい。ご近所では先週から本格化した雪割りがどこの小路でも家の前でも続けられていて、呑気にしていたうちの前だけ真っ白なんですがここからうちの雪割りも始まります。明日は午前中から来札している歳若い知人とお茶ですから腰を傷めない程度に気にかかる部分だけ取り除けて明後日以降徐々に雪を割り本当の春の準備が始まります。降っている最中も雪かき、降り終わっても雪割りと北海道の冬というのは過酷なんですが、その分5月になれば一斉に咲く花、緑が綺麗で待ち遠しい。冬の最後の作業は春とともに始まります。
2013.04.03
先日、自民党北海道連が参院選候補者を決定したという一報があった。実は先月17日の党大会までにある程度県連単位、比例全国区(全国区)の候補者はある程度決めて党大会でお披露目するとばかり思っていたら我が北海道は決まらず、党大会でもえらい恥ずかしかった。それはともかくこれまで野党の時はなんとかしてまずは政権奪還、それが成ればどんどん意見は言うと決めていたしまたそうあらねばこの歳になって特定政党に肩入れ公言した意味もない。んで。決まったと言われている候補者に何ら遺恨や経緯があるわけではないのは最初に言っておく。それどころかこれまで参加した選挙や集会においてもそれなりにお姿はお見かけしているし、また私は道連内部や力関係や何やらに全く無関係なので「誰だからダメ」とかいう事ではない。当たり前だが自民党内部の方々(地方議員さんやそうした関係の方々)と参院候補者について話をしたこともなくこれは私の独断とそして垣間見てきたものからのみで書いている。無論子供じゃないから何でもかんでも公開しろだのお金と手間がかかる党員投票やらを絶対にやれと強弁する気もないが、しかし横目で見ていて他にやりたい人間がいない、出る人間もいないというのならともかく世代が一つ若返る事に加えて充分経験も積んだ人達が出たいというのならやはりそこを重視するのがこれからの政権与党たる道ではないのか。当たらず障らずこれまでの路線を踏襲していけばひとまず収まるなどという考え方は最早政権与党の採る道ではないということに気が付かないと現在党と政府がやろうとしている「日本の立て直しと見直し」に追いつけなくなるのは必至だ。とてもいい方が多くまた懸命に夏の選挙も冬の選挙もやり遂げてきた方々にこのような批判をするのは心苦しいけれど、しかしこれは言わねばならないと思ってもいる。これでは先の選挙を黙って支え「これなら自民党に委ねられるかな、もう一度見てみよう」というライトな支持層を失いかねないんだよ。一体どこを見てどのベクトルとスタンスで今回の決定をしたのかと私は問いたい。
2013.04.02
先週相も変わらず「何食べようかねえ」が口癖の母とちょっと離れた場所に買い物に出かけた。その辺りでは2箇所、生鮮ものが得意な市場ともう一つ巨大スーパーに立ち寄るのがお約束で、それらは大した距離ではないが母にはそこそこ出かけた感があるのとやはりもう歳なので巨大スーパーとはいっても下の食料品売場をところどころ見て私が荷物を背負い帰ってくる。少なくとも週に一度はそこに行くのだが、私にすれば大きなスーパーの他の場所も見たいのに毎度お預け食らっている犬のようなもので、数回だが急ぎのものが軽い時にそれだけ持った母を先に返して大荷物担ぎながらゆっくりと見て歩いた事もある。先週に戻ると。生鮮、特に地場の魚で季節を知るというのは地植え野菜がまだハウスな北海道ではありがちで、その日はろうそくボッケと揶揄されるような細い小さい生ホッケとそして小さいが海明けの蟹が売っていた。海明けの蟹というのは流氷で閉ざされ冬の漁獲ができないオホーツク沿岸で氷が割れて最初に獲れる毛蟹を指す。冬の間海底でしこたま餌を食べしっかりした毛蟹は水温の低さも相まってものすごくおいしい。冷凍技術が発達した今でも「海明けの蟹」といえば浜ゆでをそのまま直送したものと思って差し支えない。雄武産の小さい蟹だが持ってみると重量感があり980円。安いしおいしいしで何とかして本州の知り合いに送りたいとは思うけれど、これを冷蔵で遠路空輸するのは鮮度の面で難しい上に冷凍しては台無し。こればかりは食べに来てもらうか帰る日にでも保冷パックに入れて真っ直ぐおうちに帰ってもらい着いたらすぐ食べてもらう他ない。1つにするか2つ買うかちょっと母と迷ったがまだ海明けの蟹は出始めだし味を確かめないとということで1つにして食べてみた。普段さほど蟹を食べたがらずこの時も食べたくて食べたくて仕方がないのなら2つ買って自分だけで1つ分専有するところだがそれほどでもなかったからね。蟹の脚を外して甲羅を外しハサミを入れるのは私の役目。海明けの蟹とはいえざっかけな市場で売っているものだから大きな期待はしていなかったが味はよかった。これならまた食べられるねとそこはそれで終わり、毛蟹を触った時特有の指先のざくざくやどこぞになにか刺さったのを2日後くらいにようやく引き抜いて一旦落着したけれど。最近何か目新しいものを食べると間隔おかずまた同じ物を食べたがる母がそれから3日か4日でまた海明けの蟹を買ってきた。正直私は1度食べればしばらく要らない方なのでびっくりしたが置いておけるものではないからまた蟹バラし。1週間に2回蟹、それも味の濃い海明けの蟹はちょっと多すぎるよ母ちゃん。この海明けの蟹、雄武産には黒い小さな菱型のマークがついています。おそらく他のオホーツク沿岸漁協も同じように海明け蟹として売っていると思います。知っている限り毛蟹はこの海明けのものが一番。小さめでも味が濃く、おおよそ6月頭くらいまでこの味を保っています。この蟹も春が来た実感の味でもあるんですよね。
2013.04.01
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