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ヴィジェーヴァノのドゥオモは、正式にはDuomo di S.Ambrogio、聖アンブロージョのドゥオモ、といいます。聖アンブロージョ、イタリア語読みすると「サンタンブロージョ」といいますが、アンブロジウスという名前のほうが一般的かもしれません。(イタリアマニア、ミラノ大好きな私の中では、どうしても『サンタンブロージョ』なんですけど)偉大な功績を残すミラノ司教で、現在ミラノの守護聖人でもあります。ミラノのドゥオモも、元はといえば、聖アンブロージョが建てた小さな教会だったところなのだそうです彼は今でもミラノの中心部、サンタンブロージョ教会に眠っていますが、ここヴィジェーヴァノにその名を拝したドゥオモがあるとは、最近まで知りませんでした(ガイドブックにはただ「Duomo」と書いてあるだけだったので。。。)そういえば、お城の名前も「スフォルツェスコ」、つまりヴィジェーヴァノはミラノを治めていたヴィスコンティ家とスフォルツァ家の支配下で発展してきた町、ということなんですネ。・・・じゃあヴィジェーヴァノは、ミラノ県に属するのか?というと、実はお隣のパヴィア県に属しているんだって。・・・ま、距離的に考えればそうか~(スミマセン、独り言です) ・・・と、いうわけで、ドゥオモのファサードの上にはラッパを吹く天使を従えた、聖アンブロージョ。外側はバロック様式で、広場の長方形をやんわりと受け止めるかのように緩やかに湾曲した入り口となっています。入り口のファサードは17世紀に再建されたものですが、もともとの建物は16世紀のもの。 内部は豪華な絵画で埋め尽くされたルネッサンス様式~ちなみに、聖アンブロージョはもともとはローマの高級官僚の息子さん。非常に優秀な人だったので、30代の若さでミラノの首席執政官に選出されたというエリートだったそうで、その後ミラノ司教が亡くなった際の後継者争いの調停をしたところ、さらに人望を集めて次代のミラノ司教にと求められたのだそうです・・・そのとき彼は、実はまだキリスト教徒ですらなかったそうですヨ!聖アンブロージョには、ミラノのサンタンブロージョ教会で会うことができます。サンタンブロージョ教会の訪問記は、スミマセン、再びCiao!でご覧ください。。。コチラから。
October 31, 2007
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ヴィジェーヴァノの中心、ドゥカーレ広場。広場のどこにいても目に付くのがブラマンテの塔。広場に隣接するスフォルツァ城の塔で、大きな時計が目印。この塔には上ることが出来て、かわいらしいヴィジェーヴァノの町並みと、芸術的な広場を俯瞰的に見下ろすことができます♪入り口で入場券(確か2ユーロくらいだったと思います)を買って、いざ塔へ! ・・・塔に登るときは、足元にご注意ください薄暗いのと、木製のギシギシ鳴る階段はずいぶん擦り減っているので要注意デス。夕方だったので、私のほかには誰もいなかったのですが、もしすれ違う、なんてときはちょっとコワイな、と思いました。暗くて狭い階段を上ること数分。。。 じゃ~~ん!塔の上から見下ろしたドゥカーレ広場です☆箱庭のような広場に、ダヴィンチのデザインによる敷石模様がはっきりと見えます♪暗い通路から開放的な外の空気を吸って大満足なのと、絵のような広場の景色にウットリしてしまいました。みなさんも、この景色を見ながらちょっと耳を済ませて、イメージしてくださいネ。・・・ちょっと冷たい夕方の空気、すこ~しずつ、オレンジが濃くなってゆく陽光、そして教会の鐘の音。夕方のお祈りを告げる鐘が、ドゥオモだけじゃなくて、四方から鳴り響いてくるのです。。。(動画もあります♪最後まで読んでネ☆) 高く、低く、あちこちの教会の鐘の音が重なり合って、体の芯にまでしみこむように響いてきます。・・・こんな景色を独り占めできるなんて・・・!と、ありがたい気持ちでいっぱいになりました♪・・・ヴィジェーヴァノへはぜひ、この夕方の景色を見に行ってくださいネ☆ホントにステキです おまけ。広場のダ・ヴィンチ模様。そういわれると、いかにもダ・ヴィンチ的に見えてきますネ☆☆☆このブログの前身、『Ciao!』に、上で紹介した広場の動画をアップしてみました♪画質がめちゃくちゃ悪いのですが(汗)、鐘の音がとってもキレイに聞こえますので、良かったら聞いてみてください♪ 音量アップして聞いてね~♪ Ciao!「ヴィジェーヴァノの鐘の音♪」←クリック!☆☆☆
October 30, 2007
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今日は、私のお気に入りの小さな町、ヴィジェーヴァノをご紹介♪ミラノから列車に乗って20分ほどで、都会の喧騒がウソみたいな、小さいながらも優美な街へ来ることができます。 ロンバルディア地方で、こんなにルネッサンス期の面影を色濃く残している町は、そう無いのではないでしょうか。しかも、ミラノ(ポルタ・ジェノヴァ駅)から電車で6駅。以前働いていた靴屋さんが、このヴィジェーヴァノのメーカーさんと取引していたこともあり、ずいぶん前から通っていますが、町の中心のこの広場は本当に、宝石箱のような愛らしさ。広場の東側はドゥオモ、そしてドゥオモを取り囲むようにつくられたポルティチ(柱廊)と、その裏手のお城が、ヴィジェーヴァノの見所。全部周っても、半日もあれば十分堪能できる小さい街。 ミラノで仕事して、夕方ちょっとお茶を飲みにこの広場まで来る、なんてこともできます♪ 広場は、丸石をモザイクのように敷き詰めてあり、お城の塔から見下ろすと、まるで絵画のように見えます。黒白の丸石で、幾何学模様を描いたのは、あのレオナルド・ダ・ヴィンチ。石畳と、周囲の建物のフレスコ画を見ているだけでも、タイムスリップした気分です。 広場の西側からみた、ドゥオモ。周りの建物と調和する、曲線が美しいファザードです。今日から数回に分けて、このかわいらしい町を写真で振り返ってみたいと思います♪ ☆つづく☆
October 29, 2007
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夕暮れの、ガッレリア前にて。・・・別に狙ったワケじゃないんだけど、BACIしてます 日本でも最近は、人前でイチャイチャ、平気になりましたが、やっぱりみょ~に大胆で、かえっていやらしく感じないのはイタリアだからでしょうか(笑)イタリア=アモーレの国。誰が言ったのか分かりませんが、なかなかの名文句だと思いません?アモーレ(AMORE)はモチロン、恋愛だけじゃアリマセン。ある日の朝、トラムに乗っていたら、近くの席に座っていた15-6歳くらいの少女が、突然席を立って、「アモーレ!」って、叫んだんです もう、ホントにキラキラの瞳で、満面の笑顔で。・・・で、彼女の視線の先には、同じ年代の女の子が。きっと一緒にトラムでチェントロに行ってお買い物とかする予定だったんでしょうね。「アモーレ!」と呼ばれた女の子は、「チャーオ!テゾーロ!」と、これまた大きな声で答えて、トラムの中でひしと抱き合う二人。テゾーロ(TESORO)は、「宝物」という意味。女友達同士、「いとしいひと!」「私の大切なひと!」なんて呼び合っているんですこういう呼びかけは、友人同士、家族同士、いつでもドコでもあるのがイタリア。だからこそ、アモーレの国なんです。モチロン、恋人同士がアツアツなのは、普段からこんな風に、愛情を素直に表現できるから、なんでしょうね♪駅で荷物が多くてよろよろしている人が居たら、絶対に手伝ってくれるし、道に迷っていたら、自分がわからなくても分かる人を探してくれる。 年配のご婦人が道路を渡るときには、そばに居る男性が手を差し伸べる。こんな、ちょっとした「アモーレ」が、イタリアの魅力なのかもしれません。ちょっと、「自分は自分、他人のことに首をつっこむなかれ」的な常識が定着しつつある中、こういう場所で、自分の中にどれくらいの「アモーレ」が眠っていたか、思い知るのもいいかもしれませんネ
October 28, 2007
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トリノの町の北側を流れるポー川。カステッロ広場からまっすぐ伸びる道から、橋を渡った丘の上から眺めるトリノの景色もまたすばらしいとのこと。写真の橋はヴィットリオ・エマヌエーレ橋。トラムも通るメインストリートです。 橋にはお花も飾られていて、地元の人はもちろん、観光客たちの心も和ませてくれます♪・・・朝来たときには青空が広がっていたのに、夕方が近づいて、なんだかどんよりしてきました。晴れていたら、お花も、空も、川も、キレイなんでしょうね~。 橋を渡ったところにある教会からの眺め。川と、トリノの町並み。映画博物館の塔は、やっぱりトリノの象徴ですネ! ポー川は、イタリア北部を西から東へ横断する、同国最長の川。源をアルプスに発し、ピエモンテの大地とロンバルディアの平原を潤しながら、エミリア=ロマーニァとヴェネトの豊潤な葡萄畑に風を送り、アドリア海に流れ込みます。その全長はおよそ652km。トリノを流れるポー川はおっとりと、都会的な雰囲気ですが、ロンバルディアやボローニャ近くの平原を通ると、またちがった野生的な表情を見せてくれたりもします。人の手によって作り出された文化もすばらしいですが、太古の昔から、変らぬ流れを見せる川や山など、自然の姿にはまた、ちがうロマンを感じますよね~~~。
October 27, 2007
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トリノのカステッロ広場で、ジェラート・カルド、なる食べ物を発見~ジェラート、っていうことはアイスクリーム?・・・でも、カルド(CALDO,英語に直すとHOT)って?なんて気になって見ていたら、ちょうどイタリア人の女の子2人がやってきて、「ジェラート・カルド?なにコレ?・・・食べてみる?」なんていいながら注文し始めました。お値段は2つのフレーバーを盛り合わせて2ユーロくらいだったかな、やっぱりフツウのジェラートと同じくらい。気になったので、思わず彼女たちに「・・・どう?おいしい?」って聞いてみちゃった(笑)彼女たちは「美味しいわよ!」と即答!何事も、試してみなくちゃネ、ということで、私も買ってみました♪ 私はマロングラッセと、サワーチェリーにしましたまぁ、最初の写真でもう気づいたと思いますが、これはホイップクリームなんですね~。ほわっほわのクリームにフルーツソースなどを混ぜていただくモノなんですけど、ごらんのように山盛り!・・・さすがに、ジェラートのさわやかさが無い分、コタエます(苦笑)イタリア人ギャル達は、私の目の前でペロリ!と平らげていましたが、さすがにマネ出来ませんでした・・・ジェラート・カルド。 見た目はゴージャスだけど、やっぱり日本人の繊細な(?)味覚にはキビシイな、と思った次第であります(笑)1回食べたら十分、と思いましたが、今こうして写真を見ていると、もう一回食べたくなるから不思議~
October 26, 2007
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いよいよ、大聖堂です!独特の形のクーポラは残念ながら工事中でしたが、ようやくたどり着きました♪王宮群や、数あるムーゼオ(博物館)に比べると、立地的にもちょっと奥まったところにあって外観も私が想像していたよりもずっとシンプルでした。イタリアの都市の殆どが、町の中心に大聖堂や教会があるのに、トリノの大聖堂は少し離れたところにあるのですね。・・・そんなトリノの大聖堂ですが、やはりトリノを訪れる人々にとっては「行きたい場所」のナンバーワンなんですね。今回私もそうだったのですが、なんといってもこの大聖堂にはあの、「聖骸布」が納められているからなのです。十字架にかけられたイエス・キリストの体を包んで埋葬したとされる布で、キリストの復活の際、後に残った埋葬布に死せる姿がくっきりと写しとられていた、というモノ。その真偽のほどは、聖骸布が発見された当初から問題になっていて、近年科学的な調査をしたところ、布が織られた年代がどうさかのぼっても13世紀以前にはならない、という衝撃的な結果も発表され、バチカンでさえ正式な聖遺物としては認めていないとか。・・・ただ、その後の再調査では前回調べた部分は中世に補修した際の「つぎはぎ」部分であり、そのほかの部分はやはり、1世紀前後のものだと立証されたとか、されないとか。。。聖骸布を題材にした小説なども出ていて、私などは実はこの小説を読んで興味をもったクチなんですけど、真偽がわからないまま、世界中の注目を集め、篤い信仰の対象となっている「聖骸布」、一目見てみたいと思っていたのです。そして、そんな聖遺物を納めている大聖堂ですから、どんなに立派なところだろう、とも想像していたのでした。実際のドゥオモは外観もそうですが、一歩中に入るとあまりのシンプルさに拍子抜けしたような気分でした(笑)。 白い壁が入り口から祭壇まで続き、連続したアーチの、高い天井まで真っ白な空間。 もちろん、左右にはカペッラ、と呼ばれる小さな礼拝堂があって、それぞれ絵画であったり、彫刻であったり、飾られているのですが、その中心をなす大聖堂の内部がこんなにもシンプルだったことにまず、驚いてしまったのでした。聖骸布は、入り口を入るとすぐ、左手にレプリカが展示されています。幅1.10メートル、長さは4.36メートルで、頭頂部で二つ折りにして、体全体を包んだとされています。なんといってもこの「聖骸布」に対面したかった私ですが、なぜかスグにソチラにいく気分にはなれずに、まずはまっすぐに進んで、この大聖堂の中をゆっくりと周ることにしました。入って左手に聖骸布があるので、私は右手のカペッラから順番に見ながら奥へすすんで行きました。 中央の祭壇まできて、ふと左手をみると、サヴォイア家の王族たちが座ったとされる席の下に、レプリカではない、本物の聖骸布が納められている場所がありました。実際に見ることができるのは4半世紀ごと。次回は2025年です。ガラス越しに真紅のビロードで飾られた祭壇があり、そこにはいばらの枝が置いてあり、その上に、聖骸布の、イエス様のお顔の部分の写真のネガがありました。聖骸布は、死せるキリストの上から覆った布ですから、実際に残っているお顔は写真のネガフィルムのように、突出している部分が黒く、くぼんだところが白っぽくなっているので、聖骸布を写真に撮ったときのネガの状態にすることによって、よりはっきりと、お顔や姿が浮かび上がってみえるのですね。いままでももちろん、インターネット上などで聖骸布について読んだり、写真を見たりしていた私ですが、この大聖堂の中で、実際に自分の目で見るのはやっぱり違いました。なにが、と説明できるなら簡単なんですが、今でもあの気持ちはうまく表現できません。偽者だ、本物だ、なんていうコトではなくって、なにかもっと厳かで、静かなのに暖かいモノが、そこから発せられているような感じがするのです。多分、何世紀にもわたってこの布に向けられた「信仰の心」が、見えない粒子のように、今度は私たちに向かって発せられているのかもしれない、と思いました。・・・その祭壇の前にはひざまずいてお祈りをささげる場所があり、よく見るとイタリア語だけじゃなくて、英語、ドイツ語、フランス語、そして韓国語表記がありました。・・・日本語は無かったので、私はイタリア語のお祈りを、声には出さずに唇を動かして読んでみました。つっかえつっかえ、読んでいるうちになんだか胸が熱くなってきて、思わず泣けてしまったのでした。 ・・・でもね、ふとみたら、私の周りにいた観光客の人たちも、みんな泣いてるの(笑)・・なんだか不思議な体験でした。その後、レプリカの聖骸布の全体像を、ガイドさんの説明を聞きながら見せてもらって、大聖堂の見学は終了~。私はというと、しばしボウ~~~っと、外の階段に座り込んでいたのでした(笑)こんな状態ですから、いつもの「カメラ小僧」な私はドコへやら、大聖堂の写真は上の、外観のみなのです。。。でもね、これでトリノに来た目的が達成できましたここに来るまでは、どうも落ち着かなかったのですが、さあ、いよいよ食べ歩きするぞ!って(・・・結局、食い気です・・・笑)明日からはまた、甘~いモノのお話です♪O PADREChe ci hai redenti con la passione dolorosae la risurrezione gloriosa del tuo Figlio, Gesu' Cristo,concedi a noi di meditare questi santi misteri alla luce della parolae con l'aiuto della Santa Sindone affinche',dopo aver venerato sulla terra l'immagine di Gesu sofferente,possiamo contemplare in ciero il suo volto risorto e sprendente di gloria.Egli e Dio e vive e regna con te, nell'unita dello Spirito Santoper tutti i secoli dei secoli.Amen.
October 25, 2007
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昨日のマダーマ宮の、目と鼻の先にあるのが、サヴォイア家代々の由緒ある王宮~さすがに規模も大きくて、門の両側の大きな騎馬像も貫禄がありますネ♪天気はさわやかな秋晴れ。 青空に、イタリア国旗が誇らしげにはためいています。建物向かって左手奥に、ドームというか、塔が見えていますが、アソコが正真正銘の、トリノの大聖堂~☆ これだけキラキラした門扉ですもん、誰がみても「王宮!」よね(笑)ここも、宮殿内までは無料で入れますし、敷地内にはレストランもあるので常に人がたくさんいました。最初は、マダーマ宮殿ではなくて、こっちの王宮を見学するつもりだったんですけど、ちょうどなにかのイベントでカンファレンスの準備をしていて、観光客の相手をする人がいなかったみたい。私を含め、5-6人、チケット売り場で待っていたのだけれど、なかなか出てこないので、ここはパスしてマダーマ宮殿へ行った、というわけなのです。まぁ、もともと日帰りだし、最初からすみずみまで観光しようなんて思ってませんから、いいんですけど~。。。 ・・・ここは、入り口の階段部分。ココから先は、撮影禁止、という場所です。やっぱりマダーマ宮殿よりも豪華ですよね☆次回のお楽しみ、デストリノは、博物館(MUSEO)と名のつくトコロが、市内だけでなんと27箇所もあります。コレも、地図をみて初めて知ったんですけど、やっぱり1日やそこらで見てまわるなんて、無茶でした(苦笑)。ツーリストインフォメーションでは、お得なパスも販売しているので、何日か滞在するかたは、うまく利用するといいかもしれないですネ。予定に合わせて2日券から7日間有効のパスまであって、トリノ市内の乗り物の乗り放題と、ピエモンテ州内の博物館や歴史的建造物などがフリーパスになるそうです。また、私が気に入ったのが、その名もカワイイ「チョコパス」 1日券が10ユーロ、2日券で15ユーロなんですが、市内の提携ショップで、チョコレートの試食やプレゼント、カフェではモチロンチョコドリンクが飲める、というチョコのフリーパスなんです♪ ポルタ・ヌォーヴァ駅構内のインフォメーションで購入することができるので、トリノに行ったらぜひ、使ってみてください♪ コレは絶対にお得です!!・・・え?私?実は、このフリーパスの広告ね、もらった地図の裏面に大きく載っていたんですヨ。が、気づいたのはずっと後になってからなので、実際のチョコパスは、ciamiさんに体験してきてもらいたいと思っております(笑)ciamiさん、よろしくお願いします~♪
October 24, 2007
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トリノの見所がぎゅっと集まっているのがサヴォイア家の王宮群、といわれるエリア。ドゥオモも王宮に隣接しているし、広場の真ん中にはお城を改造した有名なマダーナ宮殿。こうして、正面からみると、まさに「宮殿」ですが、 後ろにまわると雰囲気がガラリと変って堅固なお城という「顔」になります。歴史をさかのぼるとローマ時代の遺構のうえに、堀をめぐらせたお城をつくり、そこが後にサヴォイア家の公妃のための宮殿として増築されて今のようになったんだそうです。現在は博物館になっていて、地上3階、地下1階、そしてお城の塔からトリノの町を見下ろせるビューポイントになっています。 正面入り口内部は、豪華な宮殿そのもの。この入り口部分は無料で入ることができて、写真も撮ることが出来ます。博物館は、各階ごとに時代別に展示されていて見やすかったです。2階と3階部分が、宮殿として使われていた調度もそのままに展示されているので、サヴォイア家の暮らしぶり、そしてイタリア各地の王侯貴族たちが愛用した食器類が集められた部屋も興味深かったです。豪華な宮殿の窓の、ちょっとゆがんでみえる古風なガラスを通して現代のトリノの町を見るのも一興♪ ・・・で、吹き抜け部分では学生のグループが。よくよく観察していると、英語で話しているようで、もしかしたら修学旅行なのかな?服装もみんな同じだし、なんだか自分が学生の頃の修学旅行を思い出しました・・・ヨーロッパでも、修学旅行の学生は制服なのかなって(笑)でもね、みんなお行儀よく、静かに先生の話を聞いたり、写真撮ったりしてました。 ・・・なぜか、パンツを持ち上げているコもいましたけど。。。(笑)
October 23, 2007
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さて、舞台を再びトリノへ移しましょう♪ 今回はミラノからあちこちへ列車の旅をしたのですが、トリノへの旅は、往復ユーロスター(ES)を利用しました。ユーロスターは、ローマへ行ったとき以来、というわけで数年ぶりです。今回は近場だったので、フンパツしてプリマクラッセ、1等車に乗りましたヨ☆ ミラノ発、トリノ・ポルタヌォーヴァ行き、と書いてあります♪列車の旅も、たまにはグレードアップすると気分が盛り上がりますね~(笑)ちなみに、ミラノからトリノまで1等指定席利用でお値段は25ユーロ。2等に乗ると20ユーロです。・・・早速、車内に入りましょう♪ 1等と2等の違いは、まずは車内の広さ。1等は2人がけのシートの列と、一人用のシートの列で出来ているので1列あたり3人分のシートレンジになっているんです。だから通路も広々としているし、人数や目的に合わせて、よりプライヴェート感を高めることができます。・・・周りを見ると、ビジネスマンとかが多かったですミラノを定刻に発車した列車は、走り出してスグにアテンダントがサービスにやってきます。まずは飛行機で配るようなウエットシート(おしぼり?)をくれて、新聞や飲み物が配られます。さすがにアルコールは無いようですが(笑)、ジュースなどソフトドリンクとコーヒー、紅茶といった温かい飲み物があってうれしい限り。コーヒーを頼んだら、ちゃんとお菓子(このときはチョコレートとビスケットをくれました)も出してくれるんですヨ 1等のサービスは、まだまだあります♪ドリンクを頂いて、新聞に目をとおして、ちょうど1時間くらいたったころ、再びアテンダントが現れて、コーヒーのカップやごみの回収と、今度はキャンデーを配り始めて。かごにたっぷり入ったキャンデーを差し出されたので1個、頂いたら、お姉さんはクスッと笑ってから、ご覧の通り、色んな色のキャンデーを一通り出して、テーブルにおいてくれたのでした。 ミラノからはあっという間、約1時間半くらいで到着です!途中、アルプスの山並みをみたり、黄金色に波打つ田園風景をながめながらの旅はなかなかリフレッシュできました。5ユーロの差額でしたが、今はバールでカプチーノ飲んでも1ユーロじゃ足りないところが多いから、決して高くは無いな、と思ったプリマクラッセの旅でした♪・・・次回は再びトリノの町へ~~~!
October 22, 2007
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さて、ようやくカステッロ広場までやってきました。駅でもらった地図によれば、このお城の向こうに王宮があり、王宮に隣接する形で、お目当ての大聖堂(ドゥオモ)があるらしい。・・・フフフ、ここまでくればもう、迷うこともないでしょう、と私の目は早くも広場のカフェに(笑)なんといっても、トリノといえばチョコレート。今回トリノに来た目的は、1に大聖堂、そして2には「ホットチョコレートを飲む!」コトだったりするのです。トリノオリンピックで唯一、金メダルを獲得した荒川静香さんも、トリノのホットチョコレートに癒された、と言っていたではありませんか!・・・このカフェなら、カステッロと町の喧騒を眺めながら、ホットチョコをすするのにいいかも♪なんて(笑)でも、実際には駅からずんずん歩きっぱなしで、ちょうど時間もお昼ごろ。日差しが強くて実は暑いくらいだったので、どうもホットチョコをいただく気にはなれず。きっと、もっとステキな場所があるに違いない!と言い聞かせて、まずは王宮とカステッロ見学に行くことにしたのでした。 ・・・高いところには、登って見るべし(笑)カステッロの塔から、トリノの町を眺めてみました。・・・なかなかの景色です♪今回、まったく予備知識ナシの状態で(というか、そもそも「思いつき」で)トリノ入りした私。ココに上って、ようやくトリノらしい風景を見てゴキゲンです。・・・トリノの風景、私の中ではやっぱり、あの独特の形をした塔です。実は、実際に行くまで、この瞬間まで、トリノの大聖堂はあの塔なんだ、と思っていた私。実際には映画博物館、みたいな建物なんですってね~じゃあ、肝心の大聖堂はドコ??? 地図を見て、自分の立っている位置を確認して、展望塔のもう少し南西側へ移動。地図によると、王宮のムコウ側らしい。この写真で、王宮はちょうど右手にあるので、私はすっかり、写真の中央やや右よりに移っている、水色っぽいクーポラをそれと信じてしまいました。・・・ありがたや~!なんてちょっと感動しながら見つめていたのは、実はまったく別の教会でした(笑)が、そうと気づくのはまだまだ先のことなのです。。。
October 21, 2007
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トリノ、ポルタヌォーヴァ駅を降りて、中心部へ向かうと最初に出るのがこのサン・カルロ広場。午前中なので、まだ人通りはまばらです。広々とした広場は四方をエレガントな建物に囲まれていて、クルマの出入りもないので思わず背伸びをして深呼吸しちゃいました♪ ・・・むかしのお屋敷なんでしょうね~。クリーム色の装飾と、白いよろい戸。窓のむこうに中世貴族の幻が見えそうですこの広場からまっすぐ西へ向かうとカステッロ広場から王宮、そしてお目当ての大聖堂へと続くのですが、私は広場からちょっと脇の道に入り、古い教会やパラッツォと呼ばれるお屋敷、博物館が並ぶ通りを抜けていくことにしました。 風情ある建物を眺めながら、カリニアーノ広場に出ると、いかにも老舗、という店構えのレストランが。Ristorante Del Cambio、トリノ随一の高級リストランテです。創業は1757年。イタリア統一の立役者、カヴールもその昔ココで政治談議に花を咲かせたとか。・・・お店の前に止まっているメルセデスといい、入り口のスィニョーリといい、なんとなく敷居が高そうな雰囲気。創業1757年、ということは今年でちょうど250年ということになりますネ!それを記念して、レストラン前の広場にはお店のパネル展示が。・・・歴史を感じる店内の様子や歴史、とっておきのデザートレシピまで見ることができて、ちょっと得をした気分でした♪ トリノにゆっくりと滞在できたら、こういうお店にお洒落して出かけてみるというのもいいかもしれませんネ☆
October 20, 2007
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トリノ駅。ミラノのあるロンバルディア州のお隣で、スイスとフランスに国境を持つ、ピエモンテ州の州都です。オリンピックが開催されたのも記憶に新しいところですが、今回どうしても、トリノの大聖堂に行きたくて、ミラノから日帰りトリノツアーを強行まずは、駅についてツーリストインフォメーションで町の地図をもらい、そこからは徒歩で町を歩くことにしました。トリノの町は、イタリアの他の町と同様、凝縮されているので、見所もある程度固まっています。目標を大聖堂に定めて、途中、地図に載っている名所旧跡などに立ち寄りながらのぶらり旅。駅を出て、まず目に入ってきたのは。。。 道端で、うずくまるスィニョーラ。・・・どうしたのかな?って思ってよく見ると、 ノラ猫にゴハンをあげているのでしたスィニョーラの雰囲気から、どうも近所で仕事をしている人らしく、仕事の合間に、こうして猫にゴハンをあげているような感じでした。・・・こういう風景は、世界共通でしょうか、私もウチでお留守番をしているみくぽんを思い出してしまいました だってホラ、みくと同じ毛並みなんですもの。。。ちょっぴりホームシック(キャットシック?)になりながらも、トリノについてスグにこんな光景を見て、トリノの町に対する親近感(?)も急上昇♪でも、この「猫おばさん」、じつはココだけではなかったのでした。 ポー川のそばの丘の上からの眺めがすばらしい、と聞いて川に向かって歩いていると、ココにもまた、猫おばさんいかにもご近所の主婦らしく、ゴハンのあげ方も豪快!缶詰を数種類とドライフード、それにお水とミルクもたっぷりと注いで、猫たちに声をかけていました。思い切って声をかけると、ホント、初対面の外国人である私に、「ねぇ、コッチの子はね、何日か前まで元気だったのに、昨日から口の周りが腫れてしまって、食べてくれないノヨ!」といきなりべらべらと話し始めたので、かえってビックリ(笑)「まぁ、かわいそう!」と相槌を打ったら、「ホントにねぇ。。。何が食べられるかわからないから、全部持ってきたのヨ。肉と、魚と。。」と、持参してきた食べ物の説明が始まっちゃった。オバチャン早口なので、あんまり理解できなかったのですが(無念!)、どうもその場に来ていたキジトラと、白黒猫のうち、キジトラのほうが病気みたい。なんとかミルクは飲んでくれているので、しばらく様子をみてみる、というような話だったと思います。・・・早口の言葉を聞き取るのに必死で、言葉が出ない私。月並みではありますが、「スーペリアーモ。。」なんていうのが精一杯でした(苦笑)でも、こんなオバチャンたちに見守られているトリノの猫たちは、きっと幸せなんだろうな~、なんてまたしても「みく恋し」な私(笑) だって、ホラ、ここのコも、みくと同じ毛並み!・・・ミラノに帰ってからさっそく彼にこの写真をみせたら、いきなり笑い出して、「sicramente questi sono TORINESE!(確かに、この猫たちはトリノ猫だ!)」なんて言うのですよえ?なんで??どうして~~~~??・・・・・皆さん、どうしてだか、わかります??・・・ちなみにこの定義(?)によると、私の愛猫「みくちゃん」も、実はトリノ猫、ということになりますイタリアサッカーに詳しい人なら、ピン!ときたかしら(笑) ・・・そう、トリノといえば、ユベントスのホームユベントスといえば、「ビアンコ・ネーロ」で白黒のユニフォーム、というワケなんですネ(笑)・・・おあとがよろしい。。。かしら???
October 18, 2007
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今日は、夜のミラノをちょっと高い場所から見てみたいと思います☆ドゥオモ広場の南東、王宮の奥にあるマルティーニビルの屋上テラスからの眺めです・・・なかなかの景色でしょ?夜景は、大都会のほうが宝石箱のような輝きが見られるもの。香港やアメリカの大都市などはその筆頭ですし、日本の夜景だって捨てたものではありませんよね。ヨーロッパに行くと、パリやロンドンなどは別として、大抵は夜、飛行機から見たりするとオレンジ色に見えます。街灯がオレンジだったりするからなんですけど、そんなオレンジの夜景も、独特の暖かさをかんじて好きです。ミラノも、実は小さい街。・・・ドゥオモ広場より遠くに目を転じると、転々と、小さな町明りがともっていて、以外に静かな印象ですよね。 最初の写真からちょっと左手奥を見たところ。ガッレリアの左手、ダンテ通りから、まっすぐカステッロ(スフォルツァ城)まで、光の川のように見えています。ヴェネツィアやフィレンツェなどは、町中がオレンジ色に輝いて見えるから、このミラノの白っぽい夜景はなんとなく寂しい気もします。でもね、だからこそ。。。 こうして、マドンニーナがより美しく浮かび上がって見えるのですネラ・ノストラ・マドンニーナ(La nostra Madonnina、私達のマリア様)、ミラネーゼたちが誇りと愛を持ってその名を呼ぶマリア様・・・今日もこうして、暗いミラノの夜を照らしているのですネ
October 16, 2007
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イタリア、ミラノの見所といえば。「ドゥオモ広場」、「スフォルツァ城」と並んでこの教会、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。教会そのものもステキですが、やはりココの目玉はダ・ヴィンチの「最後の晩餐」。教会向かって左手にある修道院の食堂の壁画なんですが、鑑賞するためには予約が必要。もう10月いっぱい、ほとんど予約でいっぱいとのコトです。ミラノに通っているクセに、実はここに行ったのは今回が初めて・・・でも、予約をしていたわけではありませんので、教会内部と、ひっそりと静かな中庭で夕暮れのひとときを過ごしてきました。最後の晩餐に出会うことが出来るのは、もう少し先になりそうです。・・・いつでも行けると思うと、当分いけそうに無いのかもしれません(苦笑)。さて。この教会の最寄の駅はというと、ミラノの空の玄関、マルペンサ空港と市内を結ぶ「マルペンサ・エクスプレス」の発着駅、カドルナです。地下鉄も通っているので駅へのアクセスは便利ですが、駅を出てからちょっと歩かないといけません。今回は、駅からぶらぶら歩いて最近できた、おいしそうなジェラート屋サンで寄り道してきました♪ ココがそのお店。・・・店内はそんなに広くないのですが、ミラネーゼたちでにぎわっています。お店の名前は「Chocolat.」。・・・そう、実はチョコレート屋サンなんです。お店を入ると左手にチョコレートやケーキを売るスペースがあって、正面がジェラート売り場。右手と中二階にはテーブル席もあって、地元っ子たちがにぎやかにおしゃべりしながら甘~いおやつタイムを楽しんでいます。 実は寄り道する気なんて無かったんだけど、道路の反対側を歩いていたら、サラリーマン二人が、わざわざかばんを下に置いて、美味しそうに食べている姿をみちゃったから(笑)写真を撮っているとわかったら、おじさんたち、手招きして笑顔♪・・・で、ついつい、道路を渡ってしまったワケなのです モダンなつくりの店内でちょっと並んで、ようやくゲットしました、今日のジェラート♪もともとチョコレート屋サンだけに、チョコ味のバリエーションが豊富!チョコ好きにはたまらないと思います☆私が買ったのは、白いほうがクロッカンテ入りのパンナ、そしてチョコレートは「アランチーニ」をチョイス♪・・・写真ではわからないのですが、実はこの濃厚な、ちょっとダークなチョコの中には、砂糖漬けのオレンジピールがたっぷりと混ざっているのです~~~クロッカンテのカリッザクッっていう食感と、ちょっぴりダークテイストのチョコ、そして時々しっとりしたオレンジピールが歯に当たると、さわやかな香りが口いっぱいに広がって。。。。(ウットリ)次回ミラノにいったら、絶対にまたリピート間違いなしのジェラート屋サンです!これからミラノに行かれる方もぜひ、カドルナ駅で降りたら立ち寄ってみてください♪場所は、ボッカチオ通り、9番地~♪駅から徒歩3分以内ですから、スグにわかりますヨ☆ ・・・こういう風景が、イタリアの「おいしい顔」なのネ~
October 15, 2007
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ミラノのマンゾーニ通りで、とてもステキな看板に目がクギヅケになってしまいました。 写真の女性二人、二人とも決して若くないのに、とっても魅力的な笑顔♪そして、この看板のコピーがまた、ステキPerche la bellezza non ha eta'、「美しさに年齢は無い」という言葉なんですけど、思わず立ち止まって見とれてしまいました。・・・やっぱり、どうみても10代、20代のモデルにはかなわない、肌のハリ、そしてツヤ。でも、この女性たちをみると、ちゃんと年齢を重ねてきた自信が、内面から輝いてみえますよね。フッと、力の抜けた美しさが、やわらかな曲線を描くボディラインからなんともいえない色気として漂っていて、明らかに「オンナ」としての色香があるのに、その瞳と笑顔はまるで母親のような優しさとおおらかさに満ちている。。。同性の目を通してみてもウットリしてしまいますこのポスターは、シャンプーなどでおなじみのDove(ダヴ)がプロデュースしたキャンペーンで、実は今回ミラノの中心部、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りで、50代以上の女性たちの魅力的な写真展として公開されていましたので、同じ頃ミラノを訪れた方はごらんになったかもしれません。 パネル展示が並ぶムコウに、ドゥオモがうっすら、見えますネ♪この展示は、ミラネーゼたちにも大好評☆何日か後、エンツォ&マリルーたちとゴハンを食べに行ったときも、この話題で盛り上がったほど。単なるアンチエイジング、というよりも女性の美しさ、女性の魅力を再認識した、というコトで一致♪・・・カワイイ、だけじゃ太刀打ちできない、なにかスゴイ魅力があるんですよ(笑) パネルにはモデルとなった女性たちの名前と年齢、職業が明記されます。私もゆっくり見てまわったのですが、1番若くても50代以下はいないのです。この写真の女性たちも54歳と56歳。。。インクレディービレ!でしょう?もっとも、皮肉屋さんのミラネーゼに言わせると、「ぜ~~~ったいに何かしてる!エステはモチロンだけど、現代整形医術の展示みたいなモノよ!」という意見もあるんですけどね(笑)ただ、このまなざしと、笑顔。こういう表情はやっぱり、オトナにならないと、人生の半分ちかくを生きて、色んなことを見たり、体験しないと出来ないと思うんですよね。。そういう表情の「美しさ」を真正面からとらえること、実は自分自身に対しても、難しいのかもしれないな、なんて思ってしまうのです。美しさを磨くこと、それはまず、今の自分と真正面から向かい合うことができるか、そういうところから始まるのかな、なんて。。・・・その後、部屋に戻って自分の姿を鏡で見てみましたが、まだまだ人生にも、仕事にも、甘えん坊な私が、外見だけは確実にトシをとっている、そんな姿がありました~うん、反省!でも、まだまだ改善の余地はありますよね♪・・・美しさに年齢はないから。。。この言葉は、これからの人生の、励ましの言葉としてとっておきたいと思う、私なのでした
October 14, 2007
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秋のお楽しみ、焼き栗~♪旅行に限らず、ちょっとしたお出かけでも、屋台で売っているモノってなんとなくそそられますよね~。この季節はやっぱり、アツアツの焼き栗が気になります。9月下旬から10月の上旬、日中の気温はまだまだ高くても、朝晩は意外と冷え込むミラノ。夜のお出かけでこういう屋台をみると、なんだかうれしくなってしまいます 昼間はTシャツ一枚で歩いていても、夜はこんな上着がもう必要だったりするのです。私たちもちょっとダケ、買うことにしました。屋台のお兄さんが、ブリキの缶に栗を詰めて、袋に入れてくれます。缶の大きさで、3ユーロ、4ユーロ、5ユーロと、値段が変わるというワケなんですネ。栗を入れる袋は2枚の袋を底でつなげてあって、一方には焼き栗をいっぱいに入れ、もう片方は空の状態。・・・もちろん、食べながら、空いているほうの袋に殻を入れる、という仕組みなんですよね♪ このサイズで3ユーロ分。二人で食べ歩くにはこれでも結構おなかいっぱいになります。今年初めての焼き栗は、香ばしくってほのかな甘さと共に、秋の訪れを感じさせてくれました・・・そして、栗を買ったらやっぱり、飲み物も買わないとネ。お口の水分が全部奪われてしまい、会話がなくなってしまいますから(笑)←経験者デス。 ボディサポート運動も、食事制限も大事だけど、安心のサプリもおすすめデス♪
October 12, 2007
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モエのイベント、昨日の続きです☆ お城の門から会場まではシックなイメージでしたが、会場内は一転、熱気にあふれています。みなさんお洒落して、一夜のフェスタに酔いしれている感じ~♪会場中央には舞台がしつらえてあり、そこでは情熱的な激しいダンスやマジックなどが次々と演じられ、来場者を楽しませています。もちろん、モエのシャンパーニュ、飲み放題~☆ シャンパンタワー、というよりもシャンパーニュの木、というほうが似合いそうですね皆さんグラスを手に、会話を楽しんだり、ショウを見つめたり。みなさん、本当にお洒落なんです♪ お洒落って、それを思い切り楽しめる「場」がないと、やっぱりつまらないし、それぞれのセンスも光らないと思うのですヨ。そういう意味では、イタリアはじめヨーロッパでは、昼間には昼の、夜には夜のイベントが沢山あったりして、みんなお洒落を楽しんでるな、って思います。イタリアの都市ってそれぞれがこじんまりしていて、みんな仕事が終わってからちゃんと自宅に帰ってシャワーを浴びて、ドレスアップすることが出来る、というのもお洒落に敏感になれるひとつの要素なのかもしれないですよね ・・・それにしても、ミラネーゼは美脚、多し細すぎず、太すぎず、適当な筋肉質で、その上ひざ下が長~~~いの! 悔しいけど、いつも見とれちゃいます(・・・ため息!)この季節はバカンス後でしょ、だからオマケに見事なブロンズカラーなんですもの。。。 ・・・仕方ないので、飲むしかないでしょう(笑)お兄さ~ん、コッチ、こっちよ~~。この夜、振舞われたのはもちろん、モエ&シャンドン。白はもちろん、芳醇な香りのロゼもあり、普段飲めないハズの私でも、楽しい会話につられてグラスが進んでしまいました・・・お姉さん、笑ってるけどちょっとコワそうでした。。。 コチラの二人は、スカートの部分に、シャンパンを注いだグラスを差すようになっていて、まさにシャンパンのドレス姿で会場をまわってお客様に振舞う、という実にイタリア~な趣向だったんですけど、残念ながら、グラスをドレスにつけるそばからみんな持っていかれてしまい、はっきりいって企画倒れ状態でした(苦笑)普段ですとワインで2杯も頂くと足元が怪しくなる私ですが、この日は時間をかけて楽しんだからか、4杯くらい飲んだと思います(笑)・・・でも、上の2枚はすでにブレてきていますね。。手ブレ補正機能ついていたと思うんですけど~、LUMIX!(苦笑) 楽しいときはあっという間。21時ごろお城に入り、24時ごろ私たちは抜け出してきました。多分2時くらいまではやっていたのではないでしょうか。。私たちは明日も展示会なので、これでも早仕舞いです(笑)またしても、キャンドルに照らされたお城の中庭を抜けると。。。 誰もいない、ピアノのステージ。・・・スポットライトはそのままなので、シン、とした感じがまたとっても幻想的でした。私はすっかりイイ気分♪昼間忙しくしていても、こうして別世界に連れて行ってくれるミラノ、実は大好きです☆多分こういう場所で、精一杯お洒落を楽しめるコトって仕事とは別の活力が出るんだと思うんです。仕事が終わって、一度帰ってからもう一度別の楽しみのためにシャワーをして、メイクして、ドレスアップする時間があるっていうことはオンナにとってはとっても大切じゃあありませんこと(笑)? だからこそ、この時期ミラノに居るといつも、普段の半分くらいしか休んでいないのに、ぜんぜん元気なんだと思うのですヨ☆ なんてこと、思いつつブラブラ歩いていて、ふとみると、マッシモ君たちがいない。・・・アレ!って思ったら誰も居ないのをいいことに二人でピアノを演奏していました(笑)まったく、こういうところはいくつになってもコドモですナァ・・・当然、警備員が駆けつけてやめさせられてましたとさ。今日は大量アップになってしまいました。ながながとお付き合い、ありがとうございます♪
October 10, 2007
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今日は、今回とっても印象的だったパーティイベントを紹介します☆ 場所は、ミラノのもうひとつのシンボル、スフォルツァ城。夜のスフォルツァ城を貸し切っての一大イヴェントですミラノコレクションの時期は世界中から注目され、またセレブたちが集まるミラノ。それだけに夜毎のイベントには事欠きません昼間は展示会などで忙しく、そして夕方からはイベントスケジュールも目白押し、ということで楽しみがつきないのであります♪私たちも、夕方まで展示会会場に居て、夕方カステッロの裏手のセンピオーネ公園をデート気分で歩きながらお城の入り口までやってきました。・・・すると・・・ いつものようにライトアップされた城門に、『BE ☆ FABULOUS』というメッセージが投影されいます。そしてお城の中からはかすかに音楽も聞こえてきていました。BE FABULOUS・・・そう、この日はここであのMOET & CHANDONがパーティを開いていたのですもちろん、モエの招待客オンリーのクローズド・パーティだったのですが、たまたま私達の友人であるマッシモ君の紹介で、このステキな一夜に参加することが出来てしまいましたさすがイタリア、友達は大事にしたいものです(笑) マッシモ君の名前が堅固な城門をくぐり抜ける鍵となり、私たちもいざ、夢と魔法の王国へ~☆・・・城門から、広い中庭を通り抜けて行くアプローチはキャンドルで足元が照らされ、右手中央にはグランドピアノが。パーティ会場に入る途中から、ピアノの生演奏とキャンドルで雰囲気を盛り上げてくれるのです♪ キラキラと輝く舞台にはスポットライトが当てられ、これまたキラキラの衣装に身を包んだピアニストがエレガントに指を躍らせています。。う~ん、ステキ!ココまででもすっかり気分はシンデレラです(笑) ・・・私がイケメン(!)ピアニストに心を奪われている間、彼とマッシモ君はコチラのお嬢さんに目がクギヅケ~(笑) まったく、油断もスキもアリマセン(お互いに!)なんといっても、モエ主催ですから、もちろんシャンパーニュパーティですヨ!広大なセンピオーネ公園から歩いてきた私たち、のども渇いてきました。いよいよ、パーティ会場へ入ります♪ こちらが会場の入り口。いよいよ MOET & CHANDON の名前が見えてきました・・・って、イイところなんですが、今日はココまで~(笑)お楽しみは、明日へ続きます♪
October 9, 2007
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ある日の夕方、ドゥオモ広場にて。ドゥオモのお色直し工事も、正面に取り掛かってからはや4年目。少しずつですが着実に進んでいます。半年前に比べると、養生部分が大分少なくなってきていますネ♪ もともとピンク色がかった大理石で作られたドゥオモですが、昼間は日光で白く輝いてみえます。でも、夕暮れ時にはこんなキレイなピンク色に。いよいよお色直しも大詰めとなった感がありますが、養生部分に今までの工事の履歴やドゥオモの歴史などがパネル展示されていて、興味深く見ることができます。 コチラでは、今までの工事を年毎に色分けして説明。黄色が2004年、緑が2005年、紫が2006年で、ローズ色が今年の作業部分。・・・ってことは、残りのグレイの部分は来年、ってことなんでしょうかね~。ドゥオモ5ヵ年計画、っていうことなのかもしれませんね。 ばら色に染まるドゥオモは宵のひと時だけ。日が暮れて空が群青色になると、ライトアップされてハチミツ色に変わってゆくのです。夕暮れのドゥオモはいわば貴重な瞬間かもしれません♪お色直し工事が終わって、全体が夕日に染まるところもまた、楽しみの一つですネ☆半年前のドゥオモ、正面の写真はコチラから。
October 8, 2007
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皆様、たいへんご無沙汰いたしました☆9月19日からミラノのファッションウィークへ行ってきたワタクシであります。本日、F1の中国グランプリ決勝に間に合うように(?)今朝方帰国しました。(ヒャッホウ、フェッラーリ~)今回も約3週間近くの滞在でしたが、半分以上がミラノで展示会めぐりとなってしまいました。・・・とはいえ、時間のあるときに精力的にミラノを基点とした観光もしっかり(?)楽しんできましたので、また新しい発見もいくつかできたかと思っております。今日からはまた、毎日の更新を目標に頑張りますので、よろしくお願いします♪さて、帰国後まだ、写真の整理もまったくしていない状態ですが、取り急ぎ今回のミラノコレクションから、かわいらしいスフィラータの様子をご紹介します♪上の写真は、9月27日にモンテナポレオーネ通りのカフェを使って2008年の春夏コレクションの発表会をした、ミルコ・ジョヴァンニニのモデルたち。「モンテナポレオーネ通りのカフェ」、というともうピン!と来た方も多いと思いますが、場所はモンテナポレオーネとサンタンドレア通りの角にある老舗カフェ、Covaです。 以前にも華やかなウィンドウを紹介していますが、今回はこのカフェがファッション・ショウの舞台となったのです☆(前回は復活祭のお菓子でしたネ。前回の写真はコチラからドウゾ)コレクションの内容などはまた後日、改めてお伝えしたいと思いますが、こういうクラシックなカフェにピッタリの、アール・デコ調のすらりとしたファッションラインに思わずため息。 カシミアとシルクの糸を使って編み上げられた極上の素材は、アイボリーで統一されていて、ゴールドのアクセサリーを使ったエレガントなシルエットはまるでエルテのリトグラフのようです。。。いくつかスフィラータ(ファッション・ショウ)ものぞいてきたのですが、発表するラインと場所、そして老舗カフェならではのおもてなしが本当に印象的でした。モデルたちはみんなドイツのお嬢さんたち、ということでデザイナーもドイツ人だとばかり思ってしまったのですが、リミニ出身で、現在はローマに在住のデザイナーさんでした(笑)モデルたちはみんな愛らしくて、話しかけると気さくに答えてくれるんです。・・・う~ん、長くなりそうですので、この発表会についてはまたゆっくり紹介していきたいと思います。今回は、ファッションのほかにもいろんなイヴェントがあったり、電車やクルマでミラノ近郊の小さな町を訪ねたりしてきましたので、ぜひぜひ、楽しみにしていてください。・・・また、今回もモーダでいろんなデザイナーさんを訪問させていただいて、いろいろお土産も頂いてきました。。そのうちに紹介しますが、いくつかはいつも来ていただいている皆様へのお土産として差し上げたいと思っています♪・・・いつごろ、どんなお土産がでてくるかわかりませんので、そちらも楽しみにしていてくださいネ~(笑)←あまり期待されても困りますケド~(汗)では、今日はこのへんで。
October 7, 2007
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